JP3362220B2 - 加締めによる結合方法およびその結合構造 - Google Patents

加締めによる結合方法およびその結合構造

Info

Publication number
JP3362220B2
JP3362220B2 JP30991999A JP30991999A JP3362220B2 JP 3362220 B2 JP3362220 B2 JP 3362220B2 JP 30991999 A JP30991999 A JP 30991999A JP 30991999 A JP30991999 A JP 30991999A JP 3362220 B2 JP3362220 B2 JP 3362220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
end portion
cut
blade
raised
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30991999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001124019A (ja
Inventor
清 三井
弘 井阪
Original Assignee
三井工業株式会社
新晃空調工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三井工業株式会社, 新晃空調工業株式会社 filed Critical 三井工業株式会社
Priority to JP30991999A priority Critical patent/JP3362220B2/ja
Publication of JP2001124019A publication Critical patent/JP2001124019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3362220B2 publication Critical patent/JP3362220B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の部材の加締
め端部を他方の部材に貫通し、この貫通した加締め端部
を折曲して加締めるようにした加締めによる結合方法お
よびその結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に金属どうしの結合には溶接やボル
トが用いられるが、最も簡単な構造にしてかつ確実に固
定する方法として加締めが多く用いられる。この加締め
は結合しようとする両部材を係合した状態で、一方の部
材を塑性変形させて絡めることで両部材を一体化でき
る。たとえば、複数のブレードを備えたシロッコファン
では、1対の円形状のバックプレートの外周縁部間に複
数のブレードを挟むようにして等間隔に取付け、バック
プレートの回転に伴ってブレードに遠心軸流の風が発生
されるようになっている。
【0003】この場合、上記各ブレードおよび上記1対
のバックプレートは、それぞれ板材を切断するなどして
独立部品として形成しておき、それぞれを組み立てるこ
とで製品としてのシロッコファンを安価に製造すること
ができる。この組み立てにあたってブレードとバックプ
レートとの結合は加締めが用いられ、図8に示すように
バックプレート1に形成したスリット2に、図9に示す
ようにブレード3の加締め端部3aを貫通し、この貫通
した該加締め端部3aを折曲するようにして加締めるこ
とによりバックプレート1とブレード3とが結合され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の加締めによる結合方法では、バックプレート1に
形成されるスリット2は加締め端部3aを挿通し易くす
るため、スリット2の隙間δを加締め端部3aの肉厚t
より若干大きく形成し、このときの公差(δ−t)を
0.2〜0.3mm程度に設定してある。このため、加
締め端部3aを加締めてブレード3を固定した状態にあ
っても、該ブレード3には送風時の反力が常時作用する
ため、この反力によりブレード3の加締め部分にガタ付
きが発生する場合がある。このようにガタ付きが生ずる
とブレード3は送風時の反力を十分に受けることができ
なくなり、ブレード3の傾きが変化したり振動が発生す
るなどして、送風能力が低下してしまうという課題があ
った。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、スリットの隙間を加締め端部の肉厚
より小さくしておき、このスリットを一旦拡開して加締
め端部を貫通した後、該スリットを該加締め端部の加締
め力で閉じることにより、加締め端部の加締めとスリッ
トの閉じ力とによって加締め部分を隙間無くより強固に
結合することができる、加締めによる結合方法およびそ
の結合構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の加締めによる結合方法を添付図面の符号を
用いて述べると、一方の部材12の加締め端部18を他
方の部材14,16に貫通し、この貫通した加締め端部
18を折曲する加締め方法において、他方の部材14,
16に、上記加締め端部18の肉厚tより小さい隙間δ
となるスリット20を形成した後、該スリット20の片
側を該加締め端部18の貫通方向に切り起こして該スリ
ット20を拡開し、この拡開部20aに貫通した該加締
め端部18を切り起こし側に折曲しつつ、該折曲部24
で切り起こし部22を閉じ方向に加圧して加締めること
を特徴とする。
【0007】また、加締めによる結合構造を同様に添付
図面の符号を用いて述べると、一方の部材12に形成さ
れる加締め端部18と、他方の部材14,16に形成さ
れ該加締め端部18の肉厚より小さい隙間δのスリット
20と、該スリット20の片側を加締め端部18の貫通
方向に変形して該スリット20を拡開する切り起こし部
22と、スリット20の拡開部20aに貫通した上記加
締め端部18を該切り起こし部22側に折曲しつつ該切
り起こし部22を閉じ方向に加圧する折曲部24と、を
設けることにより構成される。
【0008】このように加締めによる結合方法およびそ
の結合構造では、他方の部材14,16に形成したスリ
ット20の隙間δは、一方の部材の加締め端部18の肉
厚より小さくなっているが、該スリット20の片側を切
り起こすことにより、該スリット20は拡開されて上記
加締め端部18の挿通が許容される。そして、このスリ
ット20の拡開部20aに加締め端部18を貫通して上
記切り起こし側に折曲することにより、この折曲部24
は切り起こし部22を閉じ方向に加圧しつつ加締められ
る。従って、切り起こし部22は加締め力によりスリッ
ト20の拡開量が少なくなる方向に押さえ込まれるた
め、拡開部20aに挿通した加締め端部18の基部が切
り起こし部22の先端によって強く挟み込まれる。
【0009】更に、上記スリット20は、上記加締め端
部18の幅方向両側に対応する位置から切り起こし方向
に連続する切り込み20bを設け、該スリット20を全
体としてほぼコ字状に形成することが望ましい。
【0010】この場合、スリット20は両側の切り込み
20bによってほぼコ字状となるため、切り起こし部2
2は該切り込み20b部分から容易に立ち上がるため、
その切り起こしを小さな変形力によって簡単に行うこと
ができる。
【0011】更にまた、上記一方の部材はシロッコファ
ン10のブレード12であり、かつ上記他方の部材は該
ブレード12の端部を固定するバックプレート14,1
6とするこができる。
【0012】この場合、シロッコファン10のブレード
12をバックプレート14,16に隙間なく強固に結合
できるため、ブレード12に送風反力が作用した場合に
もこれのガタ付きが無くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1から図7は本発明
の加締めによる結合方法およびその結合構造の一実施形
態を示し、図1はシロッコファンの要部を示す斜視図、
図2および図3はそれぞれバックプレートを(a)に平
面図および(b)に正面図として示す説明図、図4は図
1中A−A線からの要部拡大断面図、図5はブレードを
(a)に正面図および(b)に平面図として示す説明
図、図6はスリットの拡大平面図、図7は加締め途中を
示す要部拡大断面図である。
【0014】本発明の加締めによる締結方法の基本とす
るところは、一方の部材12の加締め端部18を他方の
部材14,16に貫通し、この貫通した加締め端部18
を折曲するようになっており、他方の部材14,16
に、上記加締め端部18の肉厚tより小さい隙間δとな
るスリット20を形成した後、該スリット20の片側を
該加締め端部18の貫通方向に切り起こして該スリット
20を拡開し、この拡開部20aに貫通した該加締め端
部18を切り起こし側に折曲しつつ、該折曲部24で切
り起こし部22を閉じ方向に加圧して加締めることにあ
る。
【0015】即ち、本実施形態は図1に示すシロッコフ
ァン10の一方の部材としてのブレード12と、他方の
部材としてのバックプレート14,16との取付け部分
に例をとってその結合方法を説明する。同図に示すよう
に複数のブレード12は対向する第1,第2バックプレ
ート14,16間に固定される。第1バックプレート1
4は、図2に示すように中心部に空気取入口14aが設
けられてリング状に形成されるとともに、第2バックプ
レート16は、図3に示すように中心部に図外の回転駆
動軸への位置決め穴16aを設け、その周縁部に複数の
取付けボルトの挿通穴16bが環状に配列された円盤状
に形成される。そして、所定間隔をもって対向配置され
る上記第1,第2バックプレート14,16の周縁部間
に、上記複数のブレード12は等間隔をもって環状に配
列され、該ブレード12の両端部は第1,第2バックプ
レート14,16に加締めにより結合される。
【0016】この加締め構造は図4の断面図に示すよう
に、ブレード12の端部(本実施形態では両端部)に形
成される加締め端部18(図5参照)と、第1,第2バ
ックプレート14,16のブレード12に形成され、該
加締め端部18の肉厚tより小さい隙間δをもって形成
されるスリット20(図6参照)と、該スリット20の
片側を加締め端部18の貫通方向に変形して該スリット
20を拡開する切り起こし部22と、スリット20の拡
開部20aに貫通した上記加締め端部18を該切り起こ
し部22側に折曲しつつ該切り起こし部22を閉じ方向
に加圧する折曲部24と、が設けられる。尚、図4はブ
レード12と第1バックプレート14との加締め部分を
示し、第2バックプレート16との加締め部分は同図が
上下逆となって表される以外は同一構造となる関係上、
該第2バックプレート16の加締め部分は同図にその符
号を記して図示省略するものとする。
【0017】上記ブレード12は、図5に示すように一
定厚tの板材から短尺状に打ち抜き成形され、更に、そ
の幅方向に一定の曲率Rをもって湾曲されて翼形状を成
すとともに、該ブレード12の両側部には長さ方向に走
る凹条12aが形成され、これによってブレード12は
座屈方向に補強される。該ブレード12の両端部に形成
される上記加締め端部18はブレード12の中心線上に
位置し、該ブレード12の本体部分との間に肩部18a
が形成されるように縮幅して突設される。また、該加締
め端部18の先端は上記スリット20への挿入を容易に
するため円弧状となっている。
【0018】上記スリット20は、図2,図3に示した
ように第1,第2バックプレート14,16の半径方向
に対して所定の傾きをもって形成され、該スリット20
に取付けられたブレード12が遠心風を効果的に発生で
きるようになっている。該スリット20の詳細を図6に
示すが、このスリット20は上記加締め端部18の幅W
(図5(a)参照)と略等しい長さの中央部20aと、
該中央部18aの両側から略直角に一側方に延びる切り
込み20bとによって、全体として略コ字状に形成され
る。そして、上記中央部20aと切り込み20bとで囲
まれる部分を上記切り起こし部22としてある。また、
上記中央部20aは、ブレード12の曲率Rと等しい半
径をもって湾曲されている。
【0019】そして、上記ブレード12を上記バックプ
レート14,16に組み付ける際、図7に示すようにバ
ックプレート14,16に形成されたスリット20の片
側(図中右側)の切り起こし部22を、ブレード12の
加締め端部18を貫通する方向(本実施形態では対向す
るそれぞれのバックプレート14,16の外側方とな
る。)に立ち上げる。すると、上記スリット20は大き
く拡開され、この拡開部20aに加締め端部18を差し
込む。このとき、加締め端部18はブレード12の肩部
18aがバックプレート14,16の内側に当接するま
で差し込まれる。この状態で加締め端部18はスリット
20を貫通し、その先端部は切り起こし部22から更に
外方に突出される。そして、該加締め端部18の突出端
部を切り起こし部22方向に折曲して加締めることによ
り、図4に示したように折曲部24が切り起こし部22
の外側面に圧着して、ブレード12とバックプレート1
4,16とが相互に一体に結合される。
【0020】以上説明したように本実施形態の加締めに
よる結合方法では、バックプレート14,16に形成し
た加締め端部18の肉厚tより小さい隙間δとなるスリ
ット20は、切り起こし部22によって大きく拡開さ
れ、この拡開部20aに加締め端部18を差し込むこと
ができる。そして、この拡開部20aに貫通した加締め
端部18の折曲部24は、切り起こし部22を閉じ方向
に加圧しつつ加締められるため、該切り起こし部22は
スリット20の拡開量が少なくなる方向に押さえ込まれ
る。このため、該加締め端部18の基部は切り起こし部
22の先端とスリット20の対向辺との間に強く挟み込
まれる。
【0021】従って、上記加締め端部18は折曲部24
による加締めと、上記切り起こし部22による挟み込み
とによって、ブレード12はボルトやリベットなどの他
の締結部材を用いることなくバックプレート14,16
に強固に一体化される。このとき、加締め端部18は切
り起こし部22の先端とスリット20の対向辺との間に
強く挟み込まれるため、該加締め端部18とバックプレ
ート14,16との間に隙間が設けられることはない。
【0022】また、上記スリット20は、中央部20a
とこれの両側部に形成された切り込み20bとによって
略コ字状を成すため、これら中央部20aと切り込み2
0bとで囲まれた部分に形成される切り起こし部22
は、両側の切り込み20bによって容易に立ち上がるた
め、その切り起こしを小さな変形力によって簡単に行う
ことができる。このため、切り起こしを行うための作業
機械の駆動力が少なくて済み、その作業機械の小型化お
よび省エネルギーを達成することができる。勿論、上記
スリット20の形状はコ字状に限ることはなく、切り起
こし時の変形力を考慮しない限りにおいて直線状や波形
状あるいはその他の形状として形成することができる。
【0023】従って、本実施形態に示すシロッコファン
10は、ブレード12がバックプレート14,16に隙
間無く強固に加締められるため、その稼働時にブレード
12に送風反力が作用した場合にも、該ブレード12が
バックプレート14,16に対してガタ付くこと無く、
本来の送風能力を十分に確保することができる。
【0024】ところで、本実施形態では本発明の加締め
による結合方法および結合構造を、シロッコファン10
のブレード12とバックプレート14,16との取付け
部分に適用した場合を開示したが、勿論、これに限るこ
となく一方の部材を他方の部材に貫通して加締めるよう
にした一般構造部分に適用できることはいうまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す加締めによる結合方法および請求項4に示す加締め
による結合構造は、他方の部材に形成したスリットの隙
間を加締め端部の肉厚より小さくし、該スリットを切り
起こし部によって拡開して加締め端部を貫通した後、こ
の貫通部を上記切り起こし部側に折曲しつつ加締めるよ
うにしたので、この折曲部は切り起こし部を閉じ方向に
加圧しつつ加締めることになる。このため、該切り起こ
し部は加締め力によりスリットの拡開量が少なくなる方
向に押さえ込まれて、加締め端部の基部を強く挟み込む
ことができ、上記折曲部による加締めと相俟って一方の
部材と他方の部材とを隙間なく強固に結合することがで
きる。
【0026】また、本発明の請求項2に示す加締めによ
る結合方法は、上記スリットを、上記加締め端部の幅方
向両側に対応する位置から切り起こし方向に連続する切
り込みを設けて、全体としてほぼコ字状に形成したの
で、切り起こし部を切り込み部分から容易に立ち上げる
ことができる。このため、その切り起こしを小さな変形
力によって簡単に行うことができるようになり、切り起
こしを行うための作業機械の駆動力が少なくて済み、そ
の作業機械の小型化および省エネルギーを達成すること
ができる。
【0027】更に、本発明の請求項3に示す加締めによ
る結合方法およびその結合構造は、上記一方の部材をシ
ロッコファンのブレードとし、かつ上記他方の部材を該
ブレードの端部を固定するバックプレートとしたので、
ブレードをバックプレートに隙間なく強固に結合できる
ようになり、シロッコファンの稼働に伴ってブレードに
送風反力が作用した場合にも、該ブレードのガタ付きを
無くしてシロッコファンとしての本来の送風能力を十分
に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシロッコファンの要
部斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の第1バックプレートを
(a)に平面図および(b)に正面図として示す説明図
である。
【図3】本発明の一実施形態の第2バックプレートを
(a)に平面図および(b)に正面図として示す説明図
である。
【図4】本発明の一実施形態を示す図1中A−A線から
の要部拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施形態のブレードを(a)に正面
図および(b)に平面図として示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態のスリットの拡大平面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態の加締め途中を示す要部拡
大断面図である。
【図8】従来の加締め部分のスリットを示す平面図であ
る。
【図9】従来の加締めによる結合構造の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10 シロッコファン 12 ブレード(一方の部材) 14,16 バックプレート(他方の部材) 18 加締め端部 20 スリット 20a 拡開部 22 切り起こし部 24 折曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 4/00 - 5/12 F04D 29/28 B21D 39/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の部材12の加締め端部18を他方
    の部材14,16に貫通し、この貫通した加締め端部1
    8を折曲する加締め方法において、 他方の部材14,16に、上記加締め端部18の肉厚t
    より小さい隙間δとなるスリット20を形成した後、該
    スリット20の片側を該加締め端部18の貫通方向に切
    り起こして該スリット20を拡開し、この拡開部20a
    に貫通した該加締め端部18を切り起こし側に折曲しつ
    つ、該折曲部24で切り起こし部22を閉じ方向に加圧
    して加締めることを特徴とする加締めによる結合方法。
  2. 【請求項2】 上記スリット20は、上記加締め端部1
    8の幅方向両側に対応する位置から切り起こし方向に連
    続する切り込み20bを設け、該スリット20を全体と
    してほぼコ字状に形成することを特徴とする請求項1に
    記載の加締めによる結合方法。
  3. 【請求項3】 上記一方の部材はシロッコファン10の
    ブレード12であり、かつ上記他方の部材は該ブレード
    12の端部を固定するバックプレート14,16である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の加締めによ
    る結合方法。
  4. 【請求項4】 一方の部材12に形成される加締め端部
    18と、他方の部材14,16に形成され該加締め端部
    18の肉厚tより小さい隙間δのスリット20と、該ス
    リット20の片側を加締め端部18の貫通方向に変形し
    て該スリット20を拡開する切り起こし部22と、スリ
    ット20の拡開部20aに貫通した上記加締め端部18
    を該切り起こし部22側に折曲しつつ該切り起こし部2
    2を閉じ方向に加圧する折曲部24と、を設けたことを
    特徴とする加締めによる結合構造。
JP30991999A 1999-10-29 1999-10-29 加締めによる結合方法およびその結合構造 Expired - Fee Related JP3362220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30991999A JP3362220B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 加締めによる結合方法およびその結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30991999A JP3362220B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 加締めによる結合方法およびその結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001124019A JP2001124019A (ja) 2001-05-08
JP3362220B2 true JP3362220B2 (ja) 2003-01-07

Family

ID=17998930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30991999A Expired - Fee Related JP3362220B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 加締めによる結合方法およびその結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3362220B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5457621B2 (ja) * 2006-10-12 2014-04-02 株式会社日立産機システム 多翼形羽根車
WO2024038573A1 (ja) * 2022-08-19 2024-02-22 三菱電機株式会社 送風機用ファン、多翼遠心送風機、及び、空調室内機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001124019A (ja) 2001-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050246871A1 (en) Low insertion effort fastener with offset for wing
JPWO2006132171A1 (ja) 回転電機のアーマチュアおよびその製造方法
JPS6134003B2 (ja)
TW201217660A (en) Clinch bolt
JP3362220B2 (ja) 加締めによる結合方法およびその結合構造
JP4054682B2 (ja) ワーク
JP3074863B2 (ja) 渦流ブロアの羽根車の製造方法
JP2714752B2 (ja) 直交板材のカシメ方法及びこれを用いたファンケーシングの組立て方法
JP3174772B2 (ja) ワイパアーム
JP4540696B2 (ja) トルクコンバータのブレード構造及びトルクコンバータのブレード構造の製造方法
JP3484086B2 (ja) 締結具
JP2000257591A (ja) シロッコファン
JPH0658290A (ja) 横断流送風機
JPH11239834A (ja) 板状金属材の接合構造
JPH09234528A (ja) かしめ方法
JP4694011B2 (ja) 金属薄板の結合装置
JP2001027303A (ja) トルクコンバータのブレード取着構造
JPH1155894A (ja) モータ
JPH08322210A (ja) 小型モータのブラシ装置
JPH0413428Y2 (ja)
JPH0842495A (ja) シロッコファン
JP2004301208A (ja) 歯車およびその製造方法
JPH07251236A (ja) かしめ構造
EP1154164A2 (en) Method of assembly of first and second component
US20040011769A1 (en) Peripheral connecting region of two sheets and peripheral connection method

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees