JP3361830B2 - 抗菌性組成物及びそれを有効成分とする薬剤 - Google Patents
抗菌性組成物及びそれを有効成分とする薬剤Info
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Description
ペプチドまたはその誘導体もしくはその薬学的に許容さ
れる塩とセファロスポリン系抗生物質、ペニシリン系抗
生物質およびクロラムフェニコール系抗生物質から選択
される抗生物質とを含有することを特徴とする抗菌性組
成物に関する。さらに本発明は、前記組成物を有効成分
とする抗菌剤、特に日和見感染症防御剤に関する。
lococcus aureus)(以下、MRSAという) は、メチシリン
はじめ多くのセフェム系抗生物質などの抗菌剤に対して
耐性を示す黄色ブドウ球菌であり、近年、日和見感染症
などの院内感染の起炎菌として注目され、それに対する
対策が医療上の課題となっている。また、MRSAのなかに
は、セフェム系抗生物質だけでなく、クロラムフェニコ
ール系抗生物質に対しても耐性を示す菌株も多く見られ
る。一方、カブトガニ血球細胞から単離された抗菌性ポ
リペプチドが、グラム陽性菌、グラム陰性菌、真菌など
に抗菌性を示すことは知られているが(特公表平2-5001
94、特開平2-53799 、特開平2-152987、特開平2-270897
号) 、これらのポリペプチド単独では十分な抗菌性を示
さず〔例えば、黄色ブドウ球菌に対する最小阻止濃度
(MIC)は 3.1〜6.2 μg/ml〕、また十分な抗菌活性を得
るために多量に使用すると毒性が強く、さらに天然物由
来のポリペプチドであるため、高価で入手が必ずしも容
易ではなく、抗菌剤として使用しにくいものであった。
て、少量の使用で抗菌作用を示し、しかも毒性の低い抗
菌剤を開発すべく種々検討を重ねたところ、前記カブト
ガニ血球細胞から単離された抗菌性ペプチドとβ−ラク
タム系抗生物質またはクロラムフェニコール系抗生物質
とを有効成分とする組成物がMRSAに対して有効に作用
し、少量の使用でMRSAを含むグラム陽性菌、グラム陰性
菌等の発育を有効に阻止することを見出し、本発明を完
成するに至った。
の阻止が困難とされていたMRSAを少量の使用量で発育阻
止し、MRSAばかりではなくその他のグラム陽性菌、グラ
ム陰性菌等の発育をも阻止する毒性の低い抗菌性組成物
および医療用抗菌剤を提供することにある。さらに本発
明の課題は、上記の作用により日和見感染症防御剤を提
供することにある。
題を解決するためになされたものであって、その発明
は、カブトガニ由来の抗菌性ペプチドまたはその誘導体
もしくはその薬学的に許容される塩と、セファロスポリ
ン系抗生物質、ペニシリン系抗生物質およびクロラムフ
ェニコール系抗生物質から選択される抗菌性組成物に関
する。さらに本発明は、このような組成物を有効成分と
する抗菌剤、特に日和見感染症防御剤に関する。
プチドには、タキプレシン(Tachyplesin) I,タキプレ
シンII,タキプレシンIII,ポリフェムシン(Polyphemusi
n)I,ポリフェムシンIIあるいはギガシン(Gigasin)II
(特公表平2-500194、特開平2-53799 、特開平2-15298
7、特開平2-270897号)などがある。これらは、カブト
ガニ血球細胞から見出された17〜18個のアミノ酸からな
る塩基性ペプチドで分子内に4個のシステインを含み、
これが分子内で2個の分子内S−S結合をつくり全体と
して環状構造を示している。またグラム陽性菌、グラム
陰性菌に対して抗菌活性を有してはいるが、最小阻止濃
度が高く、毒性を示す濃度と近接しているので実用に供
することは非常に困難であった。本発明は、このような
カブトガニ由来の天然の抗菌性ペプチドばかりではな
く、その誘導体、すなわちアミノ酸を1個乃至数個置
換、削除あるいは延伸し、前記抗菌性ペプチドと同様の
抗菌作用を示すペプチドをも使用することができる(以
下、これらを誘導体という)。上記抗菌性ポリペプチド
は、リムルス・ポリフェムス(Limulus polyphemus、ア
メリカ産)、タキプレウス・トリデンタツス (Tachyple
us tridentatus 、日本、中国産)、タキプレウス・ギ
ガス(Tachypleus gigas 、タイ国、マレーシア半島
産)、カルシノスコルピウス・ロツンディカウダ(Carci
noscorpius rotundicauda、タイ国、マレーシア半島
産)等のカブトガニの血球細胞から公知の方法で抽出さ
れたものであってもよく、また、固相合成法、液相合成
法等、公知のペプチド合成法に従って合成されたもの、
該ポリペプチドをコードする遺伝子DNA を含むベクター
によってトランスフォームまたはトランスフェクトされ
た微生物、動物細胞等によって遺伝子工学的に合成され
たもの等であってもよい。また、該ポリペプチドは C末
端のアミノ酸のカルボキシル基がアミド化されたもので
あってもよい。
は、分子内にアルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸を
多く含むので塩基性を呈し、酸と塩を形成する。本発明
ではこのような薬学的に許容される塩を用いることがで
きる。このような薬学的に許容される塩として、塩酸
塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、乳酸
塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、コハク
酸塩、トリフルオロ酢酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、
メタンスルホン酸塩等を例示することができる。
スポリン系抗生物質、ペニシリン系抗生物質およびクロ
ラムフェニコール系抗生物質から選択される抗生物質が
用いられる。これらは、従来知られているいずれの抗生
物質であっても使用することができる。セファロスポリ
ン系抗生物質としては、セファゾリン、セファレキシ
ン、セファマンドール、セフォキシチン、セフメタゾー
ル、セフォタキシム、セフォテタン等を、またペニシリ
ン系抗生物質としてはアンピシリン、ヘタシリン、タラ
ンピシリン、バカンピシリン、カルベニシリン等をそれ
ぞれ例示することができる。クロラムフェニコール系抗
生物質としてはクロラムフェニコール等を例示すること
ができる。
ド、その誘導体あるいはその薬学的に許容される塩と、
セファロスポリン系抗生物質、ペニシリン系抗生物質お
よびクロラムフェニコール系抗生物質から選択される抗
生物質とよりなる抗菌性組成物はMRSAを含むグラム陽性
菌、グラム陰性菌等に対し、低濃度で高い抗菌活性を示
す。従って、医療用の抗菌剤として呼吸器感染症、創傷
感染症、泌尿器科感染症、敗血症、耳鼻科感染症、眼科
感染症等の治療および予防に有用である。また、口内
炎、歯周組織炎、歯牙う蝕等の口腔細菌による疾病の治
療および予防に使用してもよい。特に、MRSA に対して
低濃度で効力を有するのでMRSA深部感染症等の重症患
者、あるいは抗癌剤や免疫抑制剤の投与によって免疫機
能が低下した患者で MRSAによって惹起される日和見感
染症に罹患した患者の治療及び予防に有用である。ま
た、上記抗菌性組成物を、MRSA等の感染症患者や保菌者
から他の入院患者や医療従事者への院内感染を予防する
ために使用するうがい薬、消毒薬等としても使用するこ
とができる。
体、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤等を用い
て慣用の方法で製剤にすることができる。投与は錠剤、
カプセル剤、顆粒剤、散剤、トローチ剤等の固形製剤、
シロップ剤、エリキシル剤等の液状製剤等として経口投
与してもよいし、また、静注、筋注等の注射剤、エアゾ
ール剤等の気体製剤として非経口投与してもよい。ま
た、坐剤、軟骨剤、パップ剤等の外用の形で投与しても
よい。カブトガニ由来の抗菌性ペプチド、その誘導体あ
るいはその薬学的に許容される塩と、セファロスポリン
系抗生物質、ペニシリン系抗生物質およびクロラムフェ
ニコール系抗生物質から選択される抗生物質との比率
(重量比)は抗生物質の種類によって異なるが、前者:後
者 1:0.5〜1:50程度に配合し、これを症状、年令等
によって相違するが組成物として一日 0.1〜100mg/kg
程度1日数回に分けて投与することが望ましい。このよ
うにするとカブトガニ由来の抗菌性ペプチド単独のMRSA
に対する最小阻止濃度の1/2以下の濃度で抗菌作用を発
揮せしめることができ、その毒性を緩和することができ
る。
実験例を示して説明する。 (1) MRSAの分離 名古屋大学付属病院の入院患者の尿、痰、膿などの検体
を血液寒天培地に塗沫し、出現したコロニーより黄色ブ
ドウ球菌を分離同定した。この球菌の感受性について検
討し、オキサシリン(oxacillin)1μg を含むBBL(BBL Mi
crobiology system 社)の−濃度ディスクを用い、阻止
円10mm以下を示す黄色ブドウ球菌をMRSAとした。このよ
うにして、MRSAの臨床分離株としてNo.170株、No.199
株、No. 3-50株、No.3-53 株等MRSA全55株を得た。さら
にメチシリン(万有製薬(株))を100 μg 、50μg 、
25μg 、12.5μg 、 6.3μg 、 3.2μg 、 1.6μg、
0.8μg/mlの各濃度で含むBBL(BBL Microbiology system
社)のミューラーヒントン寒天培地を用い、寒天平板
希釈法に基づいて各MRSA株の感受性を確認した。
ン、 0.5%イーストエクストラクト、 0.5%食塩、pH7.
2)で一夜培養し、これをリン酸緩衝生理食塩水 (PBS)で
40倍に希釈した。一方、96ウェルのマイクロプレート
に、タキプレシンIをM9培地 (合成培地+1%カザミノ
酸)又は Tブロス(0.5%バクトトリプトン、 0.5%食
塩) で倍数希釈し、 200〜 0.4μg/mlとし、各ウェルに
100μl ずつ注入した。前記40倍に希釈した菌液をさら
にM9培地又は Tブロスで10倍に希釈し、各ウェルに 100
μl ずつ注入した。従って、タキプレシンIの最終濃度
は、 100〜0.2μg/mlとなった。また、菌量は約106cfu
/ウエル(cfuはコロニー形成単位を表す)となった。菌
液と薬液を上記のとおり混合後、37℃で一夜 (18時間)
培養して菌の増殖の有無を濁度で判定し、菌の増殖を阻
止する最低濃度を最小阻止濃度;MIC (minimum inhibit
ory concentration)とした。その結果を、図1に示す。
図1にみられるように、タキプレシンIは、MRSA全55株
のうち7株(全菌数の13%) のMIC が 3.2μg/ml、47株
(85%) が 6.3μg/ml、1株(2%)が12.5μg/mlであ
った。
臨床分離株55株に対するMIC を上記と同様に測定したと
ころ、次の表に示すように、ほとんどの抗菌性ペプチド
においてMIC は 3.2μg/mlであった。 なお、タキプレシンI等の抗菌性ペプチドのMRSAに対す
る抗菌作用のメカニズムは、大腸菌、サルモネラ菌に対
する作用メカニズムと基本的に同一と考えられる。すな
わち、細菌の細胞質膜には、酸化的リン酸化によるエネ
ルギー産生機構があり、膜電位と共役している。大腸菌
に対する作用メカニズムを、大腸菌の内膜を用いて人工
小胞(vesicle) を作り、in vitroでタキプレシンIの作
用を調べたところ、タキプレシンIは、この細胞質膜に
生じた膜電位を脱分極することが明らかになった。これ
によって高エネルギーリン酸結合の産生を阻害し、細胞
に殺菌的に作用すると考えられる。このことは、タキプ
レシンIがMRSAのように外膜を持たないグラム陽性菌に
対して抗菌力が強いことと一致する。
るMRSAの抗菌相乗効果 上記MRSA臨床分離株についてタキプレシンIとセファロ
スポリン系抗生物質、ペニシリン系抗生物質およびクロ
ラムフェニコール系抗生物質から選択される抗生物質と
の併用による抗菌相乗効果を調べた。このうちMRSA N
o.3-50株によって得られた結果を表に示す。 (i)タキプレシンI(TAC-I)とセファゾリン(CEZ)との併用
MRSA No.3-50株
用 MRSA No.3-50株
P)との併用 MRSA No.3-50株
セファゾリン、アンピシリンあるいはクロラムフェニコ
ールとを併用した場合は、タキプレシンI 1.6μg/mlの
濃度で顕著な抗菌作用を示し、タキプレシン単独のMIC
3.2μg/mlを大幅に低下することができる。また、ポリ
フェムシンIIについても上記抗生物質との併用効果を同
様に検討したところ、ポリフェムシンII単独の場合、MI
C が 6.3μg/mlであったが、併用の場合は 1.6μg/mlで
あった。従って、タキプレシンとこれらの抗生物質との
間には顕著な相乗効果が認められた。
ンプンを均一に混合し、水を用いて練り合わせ、造粒機
によって顆粒とした。温風乾燥後、ステアリン酸マグネ
シウムを加えて混合し、錠剤プレスで打錠して、錠剤を
得た。
用い、実施例1と同様にして錠剤を得た。
mgとを生理食塩水に溶解し、これを無菌濾過し、さらに
これをアンプルに充填して静注液を得た。
実施例3と同様にして静注液を得た。
セル剤を得た。
実施例5と同様にしてカプセル剤を得た。
抗菌活性を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】タキプレシンIまたはポリフェムシンII
と、セファゾリン、アンピシリンおよびクロラムフェニ
コールから選択される抗生物質とからなる、メチシリン
耐性黄色ブドウ球菌に基づく日和見感染の防止剤。 - 【請求項2】タキプレシンIまたはポリフェムシンII
と、セファゾリン、アンピシリンおよびクロラムフェニ
コールから選択される抗生物質とからなる、メチシリン
耐性黄色ブドウ球菌に基づく日和見感染症の治療剤。 - 【請求項3】タキプレシンIまたはポリフェムシンII
と、セファゾリン、アンピシリンおよびクロラムフェニ
コールから選択される抗生物質とからなる、メチシリン
耐性黄色ブドウ球菌に対する抗菌剤。
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