JP3359614B2 - 小口を封緘した印刷物並びにその製造方法及びその製造装置 - Google Patents
小口を封緘した印刷物並びにその製造方法及びその製造装置Info
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Description
て印刷物の小口及び印刷物本体の上下端の一部を封緘し
た印刷物並びにその製造方法及びその製造装置に関する
ものである。さらに詳しくは、冊子状や機械折りにより
少なくとも二つ折りされたカタログやパンフレット等の
印刷物本体の小口を封緘した印刷物であって、例えば封
筒に封入せずに送付することの可能な送付印刷物や本の
立ち読み防止等のために用いることが可能なものに関す
る。
ける封筒への封入の労力軽減や資源節約の見地から、カ
タログ等を直接的に封緘して、そのまま送付することの
可能な印刷物が提唱されている。かかる印刷物として
は、例えば、特開平10−35154号に記載の如く、
カタログ本体の小口部分を封緘テープで封緘し、さらに
カタログ本体の上端及び下端をも封緘したものが知られ
ている。
封緘するために、上下端にそれぞれ張り出させた封緘テ
ープの一部を対向面で貼り合わせたり、別体の封緘テー
プにより上下端を別途封緘する構成が例示されている。
本体の上下端から封緘テープが突出し外観又は実用性の
点で問題があり、また、後者の構成にあっては別体の封
緘テープを準備してこれを貼り付けるので工程が複雑と
なる。
みて、本発明の目的は、実用的で封緘テープの貼付が容
易な小口及び印刷物本体の上下端の一部を封緘した印刷
物を提供し、さらにはその製造方法及びその製造装置を
提供することにある。
め、本発明にかかる小口を封緘した印刷物の特徴は、冊
子状又は少なくとも二つ折りの印刷物本体と、この印刷
物本体の小口を封緘するための封緘テープとを備え、前
記封緘テープは、前記小口に沿って前記印刷物本体の一
対の表紙のうち表表紙の外側面から裏表紙の外側面に跨
ることにより前記小口を封緘すると共に前記一対の表紙
に剥離可能に接着するための接着材を有しており、前記
印刷物本体の上端において、前記封緘テープは一方の表
紙に対向する一方の部分から張り出す張出部を有し、こ
の張出部は折り曲げられて他方の表紙に貼り付けられる
ことにより前記上端を封緘するものであり、前記印刷物
本体の下端において、前記封緘テープは前記他方の表紙
に対向する他方の部分から張り出す他の張出部をさらに
有し、この他の張出部は折り曲げられて前記一方の表紙
に貼り付けられることにより前記下端を封緘するもので
あることにある。例えば、上張出部を表表紙対向部側か
ら張り出させ、下張出部を裏表紙対向部側から張り出さ
せればよい。かかる構成により、封緘テープを無駄なく
活用して両張出部を切り出し形成することができる。
物の他の特徴は、冊子状又は少なくとも二つ折りの印刷
物本体と、この印刷物本体の小口を封緘するための封緘
テープとを備え、前記封緘テープは、前記小口に沿って
前記印刷物本体の一対の表紙のうち表表紙の外側面から
裏表紙の外側面に跨ることにより前記小口を封緘すると
共に前記一対の表紙に剥離可能に接着するための接着材
を有しており、前記印刷物本体の上下端双方において、
前記封緘テープは一方の表紙に対向する一方の部分から
張り出す張出部をそれぞれ有し、これら張出部は折り曲
げられて他方の表紙に貼り付けられることにより前記上
下端をそれぞれ封緘するものであることにある。
部は印刷物本体の上下端の一部を封緘することで、表紙
間に挟持したチラシ等の挟持物の脱落を防ぐ。
な粘着材とし、前記封緘テープのうち前記一方の表紙に
対向する部分が前記他方の表紙に対向する部分よりも幅
広に形成し、この幅広対向部に送付のための情報を記載
するようにしてもよい。
刷物の製造方法の第一の特徴は、連続した前記封緘テー
プの一部を前記一方の表紙に貼り付けた後に、前記連続
した封緘テープに貼り付いた隣り合う前記印刷物本体間
でこの封緘テープを切断して前記張出部を形成すること
にある。
刷物本体に貼り付いた状態でこの連続した封緘テープを
切断するので、封緘テープが切断時にしわになり難く取
扱が容易である。同時に、封緘テープから張出部を切り
出す際にも印刷物本体と張出部との位置関係が正確とな
る。
は、前記張出部の形成後に前記封緘テープの前記他方の
表紙に未だ接着していない未接着テープ部分を前記小口
と対向するように起立させ、前記小口側から前記印刷物
本体の背側に向かって押圧用の第一曲面を移動させて未
接着テープ部分を前記他方の表紙に接着することにあ
る。
徴は、前記未接着テープ部分を前記他方の表紙への接着
後に前記各張出部を前記印刷物本体の上端又は下端と対
向するように起立させ、前記印刷物本体の上端又は下端
側の一方側から他方側に向かって押圧用の第二曲面を移
動させて前記各張出部を前記表紙に接着することにあ
る。
て、未接着テープ部分や両封緘部は少なくとも一部がす
でに印刷物本体の表紙に貼り付けられているので起立時
の姿勢が安定して取扱が容易である。そして、未接着テ
ープ部分や両封緘部を起立させてから曲面の移動により
これらを表紙に貼り付けるので、無理なくその貼付を行
うことができる。
置の特徴は、連続した前記封緘テープの一部を前記一方
の表紙に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープに貼
り付いた隣り合う前記印刷物本体間でこの封緘テープを
切断して前記張出部を形成するカッターを設け、このカ
ッターは、前記連続した封緘テープのうち前記一方の表
紙に主として対向するべきこの封緘テープの長手方向に
沿った第一表紙対向領域を前記印刷物本体の上下端の一
方の近傍で切断する第一横切断部と、前記連続した封緘
テープのうち前記他方の表紙に主として対向するべきこ
の封緘テープの長手方向に沿った第二表紙対向領域を前
記印刷物本体の上下端の他方の近傍で切断する第二横切
断部と、前記連続した封緘テープのうち前記小口に対向
するべきこの封緘テープの長手方向に沿った小口対向領
域内又はその近傍においてこの長手方向にほぼ沿いこの
封緘テープを切断する縦切断部とを有している小口を封
緘したことにある。
という簡素な構成で封緘テープを切断して無駄なく張出
部を形成することができる。
第二の特徴は、連続した前記封緘テープの一部を前記一
方の表紙に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープに
貼り付いた隣り合う前記印刷物本体間でこの封緘テープ
を切断して前記張出部を形成するカッターを設け、前記
封緘テープの前記他方の表紙に未だ接着していない未接
着テープ部分を斜面に沿わせた状態で前記印刷物本体を
前記連続した封緘テープの長手方向に沿って搬送させる
ことにより前記未接着テープ部分を前記小口と対向する
ように起立させる治具と、テープ長手方向に直交する幅
方向に移動すると共に、起立させた前記未接着テープ部
分を前記他方の表紙に接着させる第一押さえローラーを
設けたことにある。
必然的な挙動を合理的に利用して、斜面を設けるという
簡易な構成で確実に未接着テープ部分を起立させるとい
うことが可能となった。
の第三の特徴は、連続した前記封緘テープの一部を前記
一方の表紙に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープ
に貼り付いた隣り合う前記印刷物本体間でこの封緘テー
プを切断して前記張出部を形成するカッターを設けると
共に、前記上端を封緘を封緘するための上端封緘装置及
び前記下端を封緘するための下端封緘装置をそれぞれ設
け、これら上端封緘装置及び下側封緘装置にはそれぞ
れ、前記印刷物本体を挟む第二押さえローラー及びバッ
クアップローラーと、このバックアップローラーの自転
軸となる枢軸と、前記第二押さえローラーを前記枢軸に
対して遠近移動可能に支持するスライダ機構とカムとを
備え、前記第二押さえローラーは、前記印刷物本体の上
下端それぞれの近傍で前記枢軸を公転軸として公転する
ことにより前記各張出部に接当してこれらを起立させる
ものであり、前記カムは前記第二押さえローラーをさら
なる公転に伴って前記上端又は下端側の一方側から他方
側に向かって移動させて前記張出部を前記表紙に貼り付
けるように動作させるものである。
を同一の第二押さえローラーで行うことができ、しか
も、印刷物本体を搬送する方向を変更する必要もないの
で、搬送のための装置構成が簡素となり、張り付け処理
も非常に迅速に行うことができる。
した印刷物の上記各特徴によれば、両張出部が屈曲状態
で他方の表紙側に貼り付けられるので、印刷物本体の上
下端側に張出部が大幅にはみ出すことはなく外観が優れ
ており且つ上下端の封緘強度も十分である。また、張出
部を連続する封緘テープの切り出しで形成することがで
きるので、封緘テープの貼付工程が簡素且つ合理的とな
り、非常に実用的な小口を封緘した印刷物を提供できる
ようになった。
第三の特徴によれば、封緘テープを合理的な工程でに切
断し且つ表紙等に仕上がりよく貼り付けることが可能と
なった。
第三の特徴によれば、封緘テープを簡易な構成の装置で
仕上がりよく且つ迅速に表紙等に貼り付けることが可能
となった。
明の実施形態についてさらに詳細に説明する。図1〜3
に示す本発明の第一実施形態は、封筒なしで送付可能な
小口を封緘した送付印刷物1を例示している。この送付
印刷物1は、印刷物本体の一例であるカタログ本体2
と、封緘テープ10とを備えている。カタログ本体2
は、B6版及びA4版等の規格印刷物ではあるがいわゆ
る非定形郵便物として構成されており、表表紙(おもて
ひょうし)3a及び裏表紙3bの間に複数ページの本文
4を有し、背6の側において冊子状に中綴じされてい
る。なお、表紙3及び本文4を構成する紙は、背6の側
において少なくとも二つ折りにされている。
6の反対側である小口5側において表表紙3aから裏表
紙3bに跨り接着してこのカタログ本体2における小口
5を封緘するものであり、全体が帯状を呈する。本実施
形態では、封緘テープ10は、カタログ本体2における
上端側7aから下端側7bのほぼ全幅にわたって小口5
を封緘している。
としては、いわゆる、OPPやCPP、ポリエチレン、
紙または布を用いることが可能である。封緘テープ10
の裏面側には接着材を全面に塗布してある。この接着材
は、剥離後に再び接着することの可能な粘着材であり、
酢酸エチルやノルマルヘキサンを用いた剥離性の良いい
わゆる弱粘着材を用いることが望ましい。
に張り付ける表表紙対向部11は、裏表紙3b側に張り
付ける裏表紙対向部12よりも小口の長手方向に直交す
る幅方向に対して幅広に形成されており、その表面には
送付種別情報8a及び送付先情報8bが設けられてい
る。ここに、送付種別情報8aは「POSTAGE P
AID」等の文字情報をあらかじめ印刷したものであ
る。送付種別情報8aの内容は送付手段によって変更さ
れ、郵便以外の宅配業者の流通経路を利用する場合に
は、上記文字情報に換えて「このカタログは宅配便にて
お届けしております。」等の送付手段に応じた文字情報
が記載されることとなる。なお、裏表紙対向部12側に
差出人の名称等を印刷しても構わない。
の文字情報やバーコードよりなる。また、符号8cで示
す領域には差出人情報が記載されている。カタログ本体
2に対する封緘テープ10の張り付け前後において、こ
れらの送付先情報8b、差しだ新情報8cをインクジェ
ットプリンター等によりライン上又は別工程で記入する
ようにすることができる。なお、差出人情報8cは裏表
紙対向部12に設けても良い。
端7a,7bにおいて一方の表紙3a,3bから張り出
し他方の表紙3b,3a側に貼り付けられる張出部1
4,15をそれぞれ有している。本実施形態では、一対
の張出部14,15のうち一方の上張出部14はカタロ
グ本体2の上端7aにおいて表表紙対向部11から張り
出し、他方の下張出部15はカタログ本体2の下端7b
において裏表紙対向部12から張り出している。そし
て、両張出部14,15は後述するように屈曲させら
れ、上張出部14は裏表紙対向部12側へ、下張出部1
5は表表紙対向部11側へそれぞれ接着する。上張出部
14は裏表紙対向部12よりも幅広であるから、裏表紙
対向部12のみならず裏表紙3bにも貼り付くこととな
る。なお、上張出部14,下張出部15は、その全てで
はなくその一部が各対向部11,12から張り出してい
てもよい。
7a,7bを上下張出部14,15により閉じること
で、本文4の間に折込チラシ等17を脱落しない状態で
挟み込むことができる。また、表紙3が柔軟な場合で
も、上下張出部14,15で上下端7a,7bを閉じる
ことにより、カタログ本体2の変形を防ぐことが可能と
なる。
3又は各対向部11,12に充分接着する。但し、さら
に強固な接着を望む場合には、ヒートシーラーで加熱し
て各張出部14,15と各対向部11,12とを融着し
てもよい。
明にかかる小口を封緘した印刷物の製造装置である封緘
テープ貼付機20の構造及びその動作について説明す
る。ここで、封緘テープ貼付機20は、カタログ本体2
を矢印Fで示す方向に搬送するための搬送装置30と、
連続した長尺の封緘テープ10を切断するためのテープ
裁断ユニット40と、小口5を封緘テープ10により封
緘するための小口封緘ユニット50と、上下端7a,7
bを上下張出部14,15により封緘するための上下端
封緘ユニット60とを有している。さらに、図示省略す
るが、搬送装置30の下手と上手とには、カタログ本体
2の供給装置とカタログ本体2の受取装置とを各々設置
してある。
に、上ベルトコンベア31,下ベルトコンベア32,背
側ガイド33及び小口側ガイド34を有している。背側
ガイド33は背6を接当させて位置決めをするためのフ
ランジを有しているが、小口5側には封緘テープ10を
下方に向けた表表紙3a側から貼り付ける必要があるた
め、このフランジを省略してある。また、封緘テープ1
0との干渉を防ぐために、上下ベルトコンベア31,3
2は封緘テープ10を幅方向の中央において挟み込み、
小口5の長手方向を搬送方向Fに沿わせてカタログ本体
2を搬送する。
緘テープ10は表表紙3a側から粘着材Xの面を上方に
向けて供給され、入口下ローラー41a,入口上ローラ
ー41b間でカタログ本体2と共に挟まれてカタログ本
体2の表表紙3aにその表表紙対向部11部分で貼り付
けられ、裏表紙対向部12及び小口封緘部13は未接着
のままである。カタログ本体2は搬送装置30により間
欠的に供給され、一定の間隔をもって上端7a及び下端
7bが隣り合うように連続した封緘テープ10に対して
貼り付けられる。
取られており、一定間隔毎に図示しない光電管マークを
印刷してある。そして、この光電管マークを図示しない
光電管により検知し、一定量を繰り出してカタログ本体
2の供給との同期をとっている。
カッター44の搬送方向Fに対する前後には封緘テープ
10及びカタログ本体2を支持するための第一下ローラ
ー42a,第二下ローラー43aと封緘テープ10を粘
着材Xの側から押さえて第一下ローラー42a,第二下
ローラー43aとの間に挟みつけるための第一押さえロ
ーラー42b,第二押さえローラー43bとを設けてあ
る。第一押さえローラー42b,第二押さえローラー4
3bは、粘着材Xに対する接着抵抗を最小限とするため
に、円筒の外面にこの円周に沿った複数本の溝を形成す
ると共に各溝に環状のゴム輪を嵌合させてある。すなわ
ち、第一押さえローラー42b,第二押さえローラー4
3bは、円周方向に環状の突起を複数有するローラであ
ればよく、さらに環状の突起は弾性及び適度なフリクシ
ョンを有していることがさらに望ましい。
2b,第二押さえローラー43b間のカタログ本体2と
封緘テープ10との拡大平面図である。連続した封緘テ
ープ10のうち表表紙3aに主として対向するべき搬送
方向Fに沿った領域を第一表紙対向領域A1と称し、裏
表紙3bに主として対向するべき搬送方向Fに沿った領
域を第二表紙対向領域A2と称し、小口5に対向するべ
き搬送方向Fに沿った領域を小口対向領域A3と称す
る。上述の構成により、カタログ本体2に貼り付いてい
る第一表紙対向領域A1はカタログ本体2が先の上下ベ
ルトコンベア31,32間に挟まれて支持されており、
第二表紙対向領域A2は先の第一,第二押さえローラー
42b,43bにより支持されているので、カッター4
4による封緘テープ10の切断は封緘テープ10がたる
むこと無く円滑に行われる。
(a)に示すように、先端に鋸状の刃を有する押し切り
用のカッターである。このカッター44は、上記第一表
紙対向領域A1を印刷物本体2の下端7bの近傍で切断
する第一横切断部44aと、第二表紙対向領域A2を上
端7aの近傍で切断する第二横切断部44bと、小口対
向領域A3内において搬送方向Fにほぼ沿いこの封緘テ
ープ10を切断する縦切断部44cとを有している。図
12(a)では、第一横切断部44aでの切断線を第一
切断線10a、第二横切断部44bでの切断線を第二切
断線10b、縦切断部44cでの切断線を第三切断線1
0cとしてそれぞれ表示している。
記第一表紙対向領域A1を印刷物本体2の上端7aの近
傍で切断し、第二表紙対向領域A2を下端7bの近傍で
切断してもよい。但し、この場合は、第二表紙対向領域
A2の上端側に張出部が位置することとなり、後述する
起立治具51での裏表紙対向部12,小口封緘部13の
起立時にこの第二表紙対向領域A2から張り出す張出部
が障害となりやすいので、前者の構成が優れている。
テープ部分である裏表紙対向部12,小口封緘部13を
起立させるための起立治具51と裏表紙対向部12を裏
表紙3bに貼り付けるための第一押圧装置54とを備え
ている。ここに、起立治具51は図4〜図6に示すよう
に、互いに連続する3つの面平坦面51a,斜面51
b,縦面51cを有している。まず平坦面51aで水平
状態の封緘テープ10を受け入れ、搬送方向Fへのカタ
ログ本体2の搬送に伴ってねじれ面である斜面51bで
漸次封緘テープ10を起立させ、最後は小口5に平行に
対向する縦面51cにより裏表紙対向部12,小口封緘
部13を表紙3とほぼ直交する姿勢に起立させる。裏表
紙対向部12,小口封緘部13の起立に伴ってカタログ
本体2が上方へ折れ曲がろうとするので、これを防ぐた
めに裏表紙3bを小口5側で印刷物押さえ具52により
押さえつけている。さらなる搬送方向Fへのカタログ本
体2の搬送に伴い、裏表紙対向部12,小口封緘部13
を起立させた姿勢でカタログ本体2は第一押さえローラ
ー55の側方まで移動する。
に示すように、スライダクランク機構により押圧用第一
曲面たる第一押さえローラー55を間欠的に移動させて
裏表紙対向部12を裏表紙3bに貼り付ける。ローラー
軸55a周りで回転する第一押さえローラー55はロー
ラー支持具55bによりアングル55cに支持されてい
る。第一押さえローラー55の移動軌跡を決定するスラ
イダ機構56は、小口側ガイド34の下に固定されたガ
イド56bに摺動自在に貫通するロッド56aをロッド
支持56cによりアングル55cの下端に固定してな
る。また、第一押さえローラー55を間欠的に駆動させ
るクランク機構57は、ステップモーターにより間欠的
に回転する駆動円盤57aの円周にクランク57bの一
端を枢支し、クランク57bの他端をアングル55cの
下から張り出すクランク支持部57cに枢支してある。
す位置に停止しており、この間に裏表紙対向部12を起
立治具51に起立させた状態で第一押さえローラー55
の全長に対向する位置までカタログ本体2が搬送装置3
0により搬送される。そして、駆動円盤57aを回転さ
せることで第一押さえローラー55を小口5側から背6
側へ移動させ、第一押さえローラー55により裏表紙対
向部12を押さえつけて裏表紙3bに貼り付ける。さら
に駆動円盤57aが回転することで第一押さえローラー
55は原位置に復帰し、カタログ本体2は次の上下端封
緘ユニット60による加工位置まで搬送される。
に示すように、カタログ本体2を固定する印刷物固定装
置61と、上張出部14を封緘する上端封緘装置62
と、下張出部15を封緘する下端封緘装置63とを備え
ている。ここに、印刷物固定装置61は、先の小口側ガ
イド34の如きカタログ本体2の下面を支持する台61
aと、間欠的に上下移動して台61aと共にカタログ本
体2を挟み込んで固定するための押下具61bとを有し
ている。また、上端封緘装置62と下端封緘装置63と
はカタログ本体2の小口側からの側面視での中心につい
て互いに点対称に構成されている。図9における下端封
緘装置63は図10におけるA−A線断面図として表示
されている。
た支持部64bに枢支される公転軸たる枢軸64aを中
心に、スライダ機構65を介して押圧用第二曲面たる第
二押さえローラー66を公転させる構造として構成され
ている。スライダ機構65は平面視でコ字状のフレーム
65aに支持した一対のスライド軸65b,65bに対
して摺動自在にスライダ65cを外嵌させてなる。スラ
イダ65cには枢軸64aとほぼ平行な関係でローラー
軸66aを支持してあり、さらにこのローラー軸66a
により第二押さえローラー66とカムフォロア68bと
をスライダ65c上に枢支している。スライダ65cは
図示しない付勢手段により枢軸64aからの離隔側に付
勢され、長孔65dの範囲で摺動する。カムフォロア6
8bはカム機構68のカム面68aによりガイドされ、
これによって枢軸64a周りでの第二押さえローラー6
6の公転に伴って第二押さえローラー66の挙動が決定
される。周囲に支持面67aと切欠67bとを有するバ
ックアップローラー67は枢軸64a周りでフレーム6
5aと共に図示しないステップモーターにより回転す
る。
63の挙動を上端封緘装置62を例にとって説明する。
通常、第二押さえローラー66は鎖線で示す符号66’
の位置にあり、バックアップローラー67もまた鎖線に
示す如き姿勢で表表紙3aに切欠67bが対向して支持
面67aが接当しない状態となっている。この状態で搬
送装置30によりカタログ本体2が図の如く搬送され、
枢軸64aを中心に図11の半時計周りで第二押さえロ
ーラー66が公転すると共にバックアップローラー67
が自転し、双方実線のような位置関係となる。第二押さ
えローラー66はこの公転に伴ってまず上張出部14に
接当し、上張出部14を起立させる。支持面67aは表
表紙3a側に接当し始め、カタログ本体2を表表紙3a
側から支持することが可能な姿勢となる。さらに公転が
進行すると、カムフォロア68bはカム面68aに接当
してローラー軸66aと枢軸64aとの距離を近接させ
る。そして、支持面67aに支持された状態で第二押さ
えローラー66を例えば符号66’’に示すように裏表
紙3bとほぼ平行に下端7b側に移動させて、上張出部
14をその裏面の粘着材Xにより裏表紙3b側に貼り付
ける。その後、第二押さえローラー66及びバックアッ
プローラー67は元の位置に復帰し、上下が上下張出部
14,15により封緘された状態で搬送方向Fへ排出さ
れ、カタログ本体2の封緘工程が完了する。なお、先の
チラシ17等の挟持物を挟み込む場合は、封緘テープ1
0との貼り合わせ前に挟み込み工程を行うことが望まし
い。
性について列挙する。なお、各実施形態において、上記
実施形態と同様の部材には同様の符号を付してある。も
ちろん、上記各実施形態及び以下の他の実施形態を相互
に組み合わせて実施することは可能である。
的薄手で小口5に対する小口封緘部13の幅が小さいの
で、小口対向領域A3の適当なところに第三切断線10
cを位置させてカッター44により封緘テープ10を切
断すればよかった。しかし、カタログ本体2が厚手とな
り、小口対向領域A3の幅が大きくなると、搬送方向F
に沿って第三切断線10cを位置させて封緘テープ10
を切断したのでは、上下張出部14,15に小口5側へ
はみ出す部分が大幅に生じる。そのような場合には、図
12(b)に示すように、第二切断線10bと第三切断
線10cとの交点を第二表紙対向領域A2と小口対向領
域A3との境界線上又はその近傍に位置させ、第一切断
線10aと第三切断線10cとの交点を第一表紙対向領
域A1と小口対向領域A3との境界線上又はその近傍に
位置させるとよい。上下張出部14,15のより先端側
における小口5側へのはみ出しが減少し、不測の剥離を
防止することが可能だからである。また、図13(a)
に示すように第三切断線10cを小口対向領域A3と第
一表紙対向領域A1又は第二表紙対向領域A2との境界
上又はその近傍に位置させて、抜きカス相当部10dを
くり抜くようにしてもよい。但し、抜きカスが生じない
点では前者の方が優れている。
紙対向領域A1に設け、下張出部15を第二表紙対向領
域A2に設けた。しかし、図13(b)に示すように、
上下張出部14,15の双方を第一表紙対向領域A1に
設けるようにしてもよい。この場合、第一切断線10a
を第一表紙対向領域A1における上下端7a,7bの中
間に位置させ、第二切断線10b1,10b2をそれぞ
れ上下端7a,7bの延長近傍に位置させ、さらに、第
一表紙対向領域A1及び小口対向領域A3の境界上また
はその近傍に第三切断線10cを位置させる。但し、上
下張出部14,15が短くなる点及び抜きカス10eが
生じる点から、上記実施形態の方が優れている。なお、
本実施形態では、上下端封緘装置62,63を構成する
に際し、上記実施形態の如く点対称的ではなく、線対称
的に設ければよい。
表紙対向部12よりも幅広の封緘テープのみを例示し
た。しかし、表表紙対向部11と裏表紙対向部12とは
同幅でもよいし、裏表紙対向部12が表表紙対向部11
よりも幅広であってもよい。但し、送付種別等を印刷し
た対向部側から表紙に封緘テープを貼り付けるのが送付
種別等の部分を印刷物本体の厚みに拘わらず一定位置に
正確に貼り付けることができ且つ封緘テープの姿勢を安
定させることができるので、望ましい。
上述の上下端封緘ユニット60の如き機構を設けてもよ
い。但し、構成が複雑になるので、起立治具51と搬送
装置30とを連携させた構成が合理的で故障も少ない。
張出部14,15を起立させるに当たり、先の小口封緘
ユニット50における起立治具51と近似する治具を設
け、カタログ本体2を搬送方向Fと直交する向きへ搬送
する搬送手段を別途設けても良い。但し、この場合も搬
送装置30が別途必要であることと、搬送方向が変換さ
れることで処理効率が低下するため、先の上下端封緘ユ
ニット60の如き構成が合理的で望ましい。
れた冊子状のカタログ本体2を印刷物として封緘する手
段について説明した。本発明に用いられる印刷物として
は、これに限らず、ステープラー等により閉じられたも
のでもよく、また、二つ折り、四つ折り、八つ折りのチ
ラシや巻き折り、観音折りにしたカタログやパンフレッ
ト等も本発明の印刷物に含まれるものとする。これら四
つ折り等の場合における小口とは、最後に折り畳む際の
折り目に当たる部分が背6に相当し、背6に対向する反
対側部分で最後に互いに合わせられる部分が小口5に相
当するものと定義する。
緘テープ10上に直接的又は間接的に設けたが、この送
付先情報8bはカタログ本体2の表紙に直接設けても構
わない。但し、上述の如く封緘片を除去可能に構成する
場合において送付先情報8bを封緘片上に設けておけ
ば、封緘片の除去に伴って送付先情報8bを除去できる
利点がある。
紙3に接着するに当たり、粘着性の弱いいわゆる弱粘着
の粘着材を用いたが、封緘テープ10と表紙3との接当
部を共に樹脂で構成し、これら接当部を熱圧着により離
脱可能に接着してもよい。この場合、封緘テープ10の
剥離前後に接着材の粘着性が失われていてもよいが、剥
離後の再接着、小口に対向する封緘テープ10の部分に
対するゴミ等の付着防止、小口への粘着材の転写による
汚れ防止、張り付けの容易さという作用・効果は奏され
ない。また、これらの接着は上述の如く一様に行うほ
か、散点状に行っても構わない。
送付以外の印刷物の封緘用としても実施可能である。特
に、本の立ち読み防止等や折り込み付録の添付等の用途
にも適している。
a,3b間に挟持する挟持物17として、チラシ等を例
示した。しかし、この挟持物17としては厚紙に固定し
たCD−ROMや薄板状の付録等、上下張出部14,1
5により封緘された上下端7a,7bの解放部から脱落
しない程度の高さと幅を有するものを採用することがで
きる。
は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものに
すぎず、この記入により本発明は添付図面の構成に限定
されるものではない。
す斜視図である。
を貼り付ける前の図1と同様の角度からみた送付印刷物
の斜視図である。
置、テープ裁断ユニット及び小口封緘ユニットの一部を
示す平面図である。
ある。
本体との関係を示す斜視図である。
の関係を示す搬送方向に直交する平面での縦断面図であ
る。
本体との関係を示す側面図である。
図である。
である。
との関係を示す平面図であって、(a)は第一実施形
態、(b)は第二実施形態をそれぞれ示す図である。
実施形態、(b)は第四実施形態をそれぞれ示す図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 冊子状又は少なくとも二つ折りの印刷物
本体(2)と、この印刷物本体(2)の小口(5)を封
緘するための封緘テープ(10)とを備え、前記封緘テ
ープ(10)は、前記小口(5)に沿って前記印刷物本
体(2)の一対の表紙(3a、3b)のうち表表紙(3
a)の外側面から裏表紙(3b)の外側面に跨ることに
より前記小口(5)を封緘すると共に前記一対の表紙
(3a、3b)に剥離可能に接着するための接着材
(X)を有しており、前記印刷物本体(2)の上端(7
a)において、前記封緘テープ(10)は一方の表紙
(3a)に対向する一方の部分(11)から張り出す張
出部(14)を有し、この張出部(14)は折り曲げら
れて他方の表紙(3b)に貼り付けられることにより前
記上端(7a)を封緘するものであり、前記印刷物本体
(2)の下端(7b)において、前記封緘テープ(1
0)は前記他方の表紙(3b)に対向する他方の部分
(12)から張り出す他の張出部(15)をさらに有
し、この他の張出部(15)は折り曲げられて前記一方
の表紙(3a)に貼り付けられることにより前記下端
(7b)を封緘するものである小口を封緘した印刷物。 - 【請求項2】 冊子状又は少なくとも二つ折りの印刷物
本体(2)と、この印刷物本体(2)の小口(5)を封
緘するための封緘テープ(10)とを備え、前記封緘テ
ープ(10)は、前記小口(5)に沿って前記印刷物本
体(2)の一対の表紙(3a、3b)のうち表表紙(3
a)の外側面から裏表紙(3b)の外側面に跨ることに
より前記小口(5)を封緘すると共に前記一対の表紙
(3a、3b)に剥離可能に接着するための接着材
(X)を有しており、前記印刷物本体(2)の上下端
(7a、7b)双方において、前記封緘テープ(10)
は一方の表紙(3a)に対向する一方の部分(11)か
ら張り出す張出部(14、15)をそれぞれ有し、これ
ら張出部(14、15)は折り曲げられて他方の表紙
(3b)に貼り付けられることにより前記上下端(7
a、7b)をそれぞれ封緘するものである小口を封緘し
た印刷物。 - 【請求項3】 前記表紙(3a,3b)間にチラシ等の
挟持物(17)を挟持してある請求項1又は2のいずれ
かに記載の小口を封緘した印刷物。 - 【請求項4】 前記接着材(X)が剥離及び再接着の可
能な粘着材であり、前記封緘テープ(10)のうち前記
一方の表紙(3a)に対向する部分(11)が前記他方
の表紙(3b)に対向する部分(12)よりも幅広に形
成されており、この幅広対向部(11)に送付のための
情報(8a,8b)を記載してあることを特徴とする請
求項1又は2のいずれかに記載の小口を封緘した印刷
物。 - 【請求項5】 請求項1又は2のいずれかに記載の小口
を封緘した印刷物の製造方法であって、連続した前記封
緘テープ(10)の一部(11)を前記一方の表紙(3
a)に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープ(1
0)に貼り付いた隣り合う前記印刷物本体(2,2)間
でこの封緘テープ(10)を切断して前記張出部(1
4,15)を形成することを特徴とする小口を封緘した
印刷物の製造方法。 - 【請求項6】 前記張出部(14,15)の形成後に前
記封緘テープ(10)の前記他方の表紙(3b)に未だ
接着していない未接着テープ部分(12,13)を前記
小口(5)と対向するように起立させ、前記小口(5)
側から前記印刷物本体(2)の背(6)側に向かって押
圧用の第一曲面(55)を移動させて未接着テープ部分
(12,13)を前記他方の表紙(3b)に接着するこ
とを特徴とする請求項5に記載の小口を封緘した印刷物
の製造方法。 - 【請求項7】 前記未接着テープ部分(12,13)を
前記他方の表紙(3b)への接着後に前記各張出部(1
4,15)を前記印刷物本体(2)の上端(7a)又は
下端(7b)と対向するように起立させ、前記印刷物本
体(2)の上端(7a)又は下端側(7b)の一方側か
ら他方側に向かって押圧用の第二曲面(60)を移動さ
せて前記各張出部(14,15)を前記表紙(3a,3
b)に接着することを特徴とする請求項6に記載の小口
を封緘した印刷物の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1又は2のいずれかに記載の小口
を封緘した印刷物の製造装置であって、連続した前記封
緘テープ(10)の一部(11)を前記一方の表紙(3
a)に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープ(1
0)に貼り付いた隣り合う前記印刷物本体(2,2)間
でこの封緘テープ(10)を切断して前記張出部(1
4,15)を形成するカッター(44)を設け、このカ
ッター(44)は、前記連続した封緘テープ(10)の
うち前記一方の表紙(3a)に主として対向するべきこ
の封緘テープ(10)の長手方向(F)に沿った第一表
紙対向領域(A1)を前記印刷物本体(2)の上下端
(7a,7b)の一方の近傍(10a)で切断する第一
横切断部(44a)と、前記連続した封緘テープ(1
0)のうち前記他方の表紙(3b)に主として対向する
べきこの封緘テープの長手方向(F)に沿った第二表紙
対向領域(A2)を前記印刷物本体(2)の上下端(7
a,7b)の他方の近傍で切断する第二横切断部(44
b)と、前記連続した封緘テープ(10)のうち前記小
口(5)に対向するべきこの封緘テープの長手方向に沿
った小口対向領域(A3)内又はその近傍においてこの
長手方向(F)にほぼ沿いこの封緘テープ(10)を切
断する縦切断部(44c)とを有している小口を封緘し
た印刷物の製造装置。 - 【請求項9】 請求項1又は2のいずれかに記載の小口
を封緘した印刷物の製造装置であって、連続した前記封
緘テープ(10)の一部(11)を前記一方の表紙(3
a)に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープ(1
0)に貼り付いた隣り合う前記印刷物本体(2,2)間
でこの封緘テープ(10)を切断して前記張出部(1
4,15)を形成するカッター(44)を設け、前記封
緘テープ(10)の前記他方の表紙(3b)に未だ接着
していない未接着テープ部分(12,13)を斜面(5
1b)に沿わせた状態で前記印刷物本体(2)を前記連
続した封緘テープの長手方向(F)に沿って搬送させる
ことにより前記未接着テープ部分(12,13)を前記
小口(5)と対向するように起立させる治具(51)
と、テープ長手方向に直交する幅方向に移動すると共
に、起立させた前記未接着テープ部分(12,13)を
前記他方の表紙(3b)に接着させる第一押さえローラ
ー(55)を設けたことを特徴とする小口を封緘した印
刷物の製造装置。 - 【請求項10】 請求項1又は2のいずれかに記載の小
口を封緘した印刷物の製造装置であって、連続した前記
封緘テープ(10)の一部(11)を前記一方の表紙
(3a)に貼り付けた後に、前記連続した封緘テープ
(10)に貼り付いた隣り合う前記印刷物本体(2,
2)間でこの封緘テープ(10)を切断して前記張出部
(14,15)を形成するカッター(44)を設けると
共に、前記上端(7a)を封緘を封緘するための上端封
緘装置(62)及び前記下端(7b)を封緘するための
下端封緘装置(63)をそれぞれ設け、これら上端封緘
装置(62)及び下側封緘装置(63)にはそれぞれ、
前記印刷物本体(2,2)を挟む第二押さえローラー
(66)及びバックアップローラー(67)と、このバ
ックアップローラー(67)の自転軸となる枢軸(64
a)と、前記第二押さえローラー(66)を前記枢軸
(64a)に対して遠近移動可能に支持するスライダ機
構(65)とカム(68a)とを備え、前記第二押さえ
ローラー(66)は、前記印刷物本体(2)の上下端
(7a,7b)それぞれの近傍で前記枢軸(64a)を
公転軸として公転することにより前記各張出部(14,
15)に接当してこれらを起立させるものであり、前記
カムは前記第二押さえローラー(66)をさらなる公転
に伴って前記上端(7a)又は下端側(7b)の一方側
から他方側に向かって移動させて前記張出部(14,1
5)を前記表紙(3a,3b)に貼り付けるように動作
させるものであることを特徴とする小口を封緘した印刷
物の製造装置。
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JP2000108322A JP3359614B2 (ja) | 1999-04-09 | 2000-04-10 | 小口を封緘した印刷物並びにその製造方法及びその製造装置 |
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JP10325799 | 1999-04-09 | ||
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