JP3359403B2 - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents
感光性平版印刷版の処理方法Info
- Publication number
- JP3359403B2 JP3359403B2 JP32311893A JP32311893A JP3359403B2 JP 3359403 B2 JP3359403 B2 JP 3359403B2 JP 32311893 A JP32311893 A JP 32311893A JP 32311893 A JP32311893 A JP 32311893A JP 3359403 B2 JP3359403 B2 JP 3359403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- acid
- solution
- photosensitive
- lithographic printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
方法に関するものであり、詳しくは、大量現像時の沈殿
物の発生がなく、耐刷力に優れたネガ型の感光性平版印
刷版の処理方法に関するものである。
とするネガ型感光性平版印刷版(以下PS版)の現像処
理には、ジアゾ樹脂がアルカリ可溶性を持たないため、
一般に有機溶剤、又は有機溶剤を含むアルカリ水溶液を
用いることにより現像液溶解性を付与してきた。
カルボキシル基等のアニオン基をその分子中に含有する
ジアゾ樹脂を用いて、実質上有機溶剤を含まない現像液
でも十分な現像性が得られるネガ型PS版が記載されて
いる。
着力が弱いため、実質上有機溶剤を含まない現像液で現
像した場合、支持体から画像部がはがれたり、印刷にお
ける耐刷力が不十分である場合のあることが判った。
め、支持体の陽極酸化皮膜を侵され、支持体のアルミニ
ウム表面の陽極酸化皮膜の一部がアルミン酸イオンとし
て現像液中に溶出することになる。大量に現像した場
合、この溶出したアルミン酸イオンが現像液に溶解しき
れなくなり、この溶解しきれなくなったアルミン酸が現
像浴底に沈殿してカスやヘドロの原因となる。このカス
やヘドロは、自動現像機のスプレーやポンプを詰らせる
等故障の原因となったり、あるいは、現像液中に浮遊す
ることにより非画像部に付着して汚れの原因となる。
塩酸電解粗面化処理した表面を8〜25A/dmの電流
密度の直流で硫酸浴中で陽極酸化したり(特開平4−2
84457号)、20〜48A/dmの電流密度の交流
で塩酸浴中で電解粗面化処理したり(特開平4−285
965号)することにより、前記沈殿物の発生を抑える
技術が知られているが、未だ不十分であり、実用上問題
がある。
スやヘドロ等の沈殿物の発生がなく、耐刷力に優れた感
光性平版印刷版の処理方法を提供することを第1の目的
とする。
達成される。
中で陽極酸化し、該陽極酸化皮膜量が1〜14mg/d
m2であるアルミニウム支持体上に、ジアゾ化合物及び
親油性高分子化合物を含有する感光層を有する感光性平
版印刷版を、画像露光後pH12以上の実質的に有機溶
剤を含まない水系アルカリ現像液で現像することを特徴
とする感光性平版印刷版の処理方法。
(Ra)0.2〜0.55μmとした表面を硫酸浴中で
陽極酸化したアルミニウム支持体上に、ジアゾ化合物及
び親油性高分子化合物を含有する感光層を有する感光性
平版印刷版を、画像露光後pH12以上の実質的に有機
溶剤を含まない水系アルカリ現像液で現像することを特
徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
学的粗面化処理により平均粗さ(Ra)0.2〜0.5
5μmとした表面を硫酸浴中で陽極酸化したアルミニウ
ム支持体上に、ジアゾ化合物及び親油性高分子化合物を
含有する感光層を有する感光性平版印刷版を、画像露光
後pH12以上の実質的に有機溶剤を含まない水系アル
カリ現像液で現像することを特徴とする感光性平版印刷
版の処理方法。
学的粗面化処理した表面を硫酸浴中で陽極酸化し、該陽
極酸化皮膜量が1〜19mg/dm2であるアルミニウ
ム支持体上に、ジアゾ化合物及び親油性高分子化合物を
含有する感光層を有する感光性平版印刷版を、画像露光
後pH12以上の実質的に有機溶剤を含まない水系アル
カリ現像液で現像することを特徴とする感光性平版印刷
版の処理方法。
する。本発明において用いられる支持体は、アルミニウ
ムであり、好ましくは1Sアルミニウムであり、より好
ましくは銅を0.015〜0.03重量%含むアルミニ
ウムである。該アルミニウム板は、感光層との密着性を
良好にし、且つ保水性を改善するために、アルカリ、例
えば1〜30%の水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム等の水溶液に、20〜
80℃で5〜250秒間浸漬し、次いで濃度10〜30
%の硝酸または硫酸等の酸性溶液に20〜70℃で5〜
250秒間浸漬し、アルカリエッチング後の中和及びス
マットの除去を行う等の表面清浄化処理を行うことが好
ましい。
理が施される。粗面化処理としては、機械的、化学的及
び電気化学的な方法が採られる。粗面化処理の方法とし
ては、本発明1及び2においては電解粗面化処理のみが
施され、本発明3及び4においては機械的粗面化処理を
行った後に引き続いて電気化学的粗面化処理が行って両
者の相乗効果を得る所謂マルチ粗面化処理が施される。
ラスト研磨法、バフ研磨法、軽石のような研磨剤の水分
散スラリーをナイロンブラシで擦りつけるブラシ研磨
法、ブラシグレイニング法[特公昭51−46003号
公報(又は米国特許第3,891,516号明細書)、
同50−40047号公報等参照]等がある。
4−31187号公報に記載されているような鉱酸のア
ルミニウム塩の飽和水溶液に浸漬する方法が好ましい。
に用いられる電解液としては、本発明1及び2において
は硝酸溶液が用いられる。硝酸溶液の濃度は、好ましく
は0.2〜5重量%、より好ましくは0.5〜3重量%
である。
塩化物、モノアミン類、ジアミン類、アルデヒド類、リ
ン酸、クロム酸、ホウ酸、シュウ酸、アンモニウム塩等
の腐食抑制剤(又は安定化剤)、砂目の均一化剤等を加
えることができる。更に電解液は、適当量(1〜10g
/l)のアルミニウムイオンを含んでいてもよい。
るのが一般的である。この際、必要に応じて使用される
交流電流は、正負の極性が交互に交換されたものであれ
ば、矩形波、台形波、正弦波いずれのものも用いること
ができ、通常の商用交流の単相及び三相交流電流を用い
ることができる。尚、電流密度は5〜100A/dm2
で5〜300秒間処理することが好ましい。
本発明1及び4においては平均粗さ(Ra)0.2〜
0.8μm、本発明2及び3においては平均粗さ(R
a)0.2〜0.55μm、とする。
板は、10〜50%の熱硫酸(40〜60℃)や希薄な
アルカリ(水酸化ナトリウム等)により表面に付着した
スマットが除去されるのが好ましい。アルカリで除去し
た場合は、引き続いて洗浄のため、酸(硝酸又は硫酸)
に浸漬して中和する。
硫酸浴中で、陽極酸化し、陽極酸化皮膜が設けられる。
硫酸法の場合は直流電流でも、交流を用いてもよい。硫
酸の濃度は5〜30%で使用され、20〜60℃の温度
範囲で5〜250秒間電解処理され、表面に酸化皮膜が
設けられる。酸化皮膜量は、本発明1においては1〜1
4mg/dm2、本発明4においては1〜19mg/d
m2である。電解液には、アルミニウムイオンが含まれ
ている方が好ましい。
脂)及び親油性高分子化合物を含有する感光性組成物か
らなる感光層を塗布することにより、本発明の処理方法
によって処理される感光性平版印刷版が得られる。
るものである。本発明において使用できるジアゾ樹脂
は、任意である。
ボキシル基又は水酸基のいずれか少なくとも一方の基を
1個以上有する芳香族化合物と、芳香族ジアゾニウム化
合物とを構成単位として含む共縮合ジアゾ樹脂を好まし
く用いることができる。
ドロキシル基を有する芳香族化合物は、少なくとも1つ
のカルボキシル基で置換された芳香族環及び/または少
なくとも1つのヒドロキシル基で置換した芳香族環を分
子中に含むものであって、この場合、上記カルボキシル
基とヒドロキシル基とは同一の芳香族環に置換されてい
てもよく、或いは別の芳香族環に置換されていてもよ
い。このカルボキシル基或いはヒドロキシル基は芳香族
環に直接結合してもよく、結合基を介して結合している
のでもよい。上記の芳香族としては、好ましくはアリー
ル基例えばフェニル基、ナフチル基を挙げることができ
る。
アゾ樹脂において、1つの芳香族環に結合するカルボキ
シル基の数は1または2が好ましく、また1つの芳香族
環に結合するヒドロキシル基の数は1乃至3が好まし
い。カルボキシル基または水酸基が結合基を介して芳香
族環に結合する場合には、該結合基としては、例えば炭
素数1乃至4のアルキレン基を挙げることができる。
ルボキシル基及び/またはヒドロキシル基を含有する芳
香族化合物の具体例としては、安息香酸、o−クロロ安
息香酸、m−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、フ
タル酸、テレフタル酸、ジフェニル酢酸、フェノキシ酢
酸、p−メトキシフェニル酢酸、p−メトキシ安息香
酸、2,4−ジメトキシ安息香酸、2,4−ジメチル安
息香酸、p−フェノキシ安息香酸、4−アニリノ安息香
酸、4−(m−メトキシアニリノ)安息香酸、4−(p
−メチルベンゾイル)安息香酸、4−(p−メチルアニ
リノ)安息香酸、4−フェニルスルホニル安息香酸、フ
ェノール、(o,m,p)−クレゾール、キシレノー
ル、レゾルシン、2−メチルレゾルシン、(o,m,
p)−メトキシフェノール、m−エトキシフェノール、
カテコール、フロログリシン、p−ヒドロキシエチルフ
ェノール、ナフトール、ピロガロール、ヒドロキノン、
p−ヒドロキシベンジルアルコール、4−クロロレゾル
シン、ビフェニル−4,4´−ジオール、1,2,4−
ベンゼントリオール、ビスフェノールA、2,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、2,3,4−トリヒドロキシ
ベンゾフェノン、p−ヒドロキシアセトフェノン、4,
4−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4´−ジヒ
ドロキシジフェニルアミン、4,4´−ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、クミルフェノール、(o,m,
p)−クロロフェノール、(o,m,p)−ブロモフェ
ノール、サリチル酸、4−メチルサリチル酸、6−メチ
ルサリチル酸、4−エチルサリチル酸、6−プロピルサ
リチル酸、6−ラウリルサリチル酸、6−ステアリルサ
リチル酸、4,6−ジメチルサリチル酸、p−ヒドロキ
シ安息香酸、2−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、6
−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、2,6−ジメチル
−4−ヒドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息
香酸、2,4−ジヒドロキシ−6−メチル安息香酸、
2,6−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ
−4−安息香酸、4−クロロ−2,6−ジヒドロキシ安
息香酸、4−メトキシ−2,6−ジオキシ安息香酸、没
食子酸、フロログルシンカルボン酸、2,4,5−トリ
ヒドロキシ安息香酸、m−ガロイル没食子酸、タンニン
酸、m−ベンゾイル没食子酸、m−(p−トルイル)没
食子酸、プロトカテオクオイル−没食子酸、4,6−ジ
ヒドロキシフタル酸、(2,4−ジヒロキシフェニル)
酢酸、(2,6−ジヒドロキシフェニル)酢酸、(3,
4,5−トリヒドロキシフェニル)酢酸、p−ヒドロキ
シメチル安息香酸、p−ヒドロキシエチル安息香酸、4
−(p−ヒドロキシフェニル)メチル安息香酸、4−
(o−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、4−(2,4
−ジヒドロキシベンゾイル)安息香酸、4−(p−ヒド
ロキシフェノキシ)安息香酸、4−(p−ヒドロキシア
ニリノ)安息香酸、ビス(3−カルボキシ−4−ヒドロ
キシフェニル)アミン、4−(p−ヒドロキシフェニル
スルホニル)安息香酸、4−(p−ヒドロキシフェニル
チオ)安息香酸等を挙げることができる。このうち特に
好ましいものは、サリチル酸、p−ヒドロキシ安息香
酸、p−メトキシ安息香酸、メタクロロ安息香酸であ
る。
香族ジアゾニウム化合物には、例えば特公昭49−48
001号に挙げられるようなジアゾニウム塩を用いるこ
とができるが、特に、ジフェニルアミン−4−ジアゾニ
ウム塩類が好ましい。ジフェニルアミン−4−ジアゾニ
ウム塩類は、4−アミノ−ジフェニルアミン類から誘導
されるが、このような4−アミノ−ジフェニルアミン類
としては、4−アミノ−ジフェニルアミン、4−アミノ
−3−メトキシ−ジフェニルアミン、4−アミノ−2−
メトキシ−ジフェニルアミン、4´−アミノ−2−メト
キシ−ジフェニルアミン、4´−アミノ−4−メトキシ
ジフェニルアミン、4−アミノ−3−メチルジフェニル
アミン、4−アミノ−3−エトキシ−ジフェニルアミ
ン、4−アミノ−3−β−ヒドロキシ−エトキシジフェ
ニルアミン、4−アミノ−ジフェニルアミン−2−スル
ホン酸、4−アミノ−ジフェニルアミン−2−カルボン
酸、4−アミノ−ジフェニルアミン−2´−カルボン酸
等を挙げることができる。特に好ましくは3−メトキシ
−4−アミノ−ジフェニルアミン、4−アミノ−ジフェ
ニルアミンである。
としては、下記一般式(1)で表される共重合ジアゾ樹
脂が好ましい。
くとも一方を有する芳香族化合物から導かれる基であ
り、このような芳香族化合物としては、前記例示したも
のを挙げることができる。
子、アルキル基またはフェニル基を示し、Rは水素原
子、アルキル基またはフェニル基を示す、Xは対アニオ
ンを示す。nは好ましくは1〜200の数を示す。
場合には、芳香族ジアゾニウム化合物を縮合させてなる
縮合ジアゾ樹脂と併用すると更に好ましい。
は、ジアゾ化合物中に5重量%以上、縮合ジアゾ樹脂
は、ジアゾ化合物中に95重量%以下の量として併用さ
れることが好ましい。更にこの場合、共縮合ジアゾ樹
脂:縮合ジアゾ樹脂の重量%比は、感度及び現像性を共
に優れたものとするという点で特に望ましいのは、30
〜70:70〜30である。
て、またはジアゾ化合物として独立して使用される縮合
ジアゾ樹脂は、公知の方法、例えば、フォトグラフィッ
ク・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Phot
o.Sci.Eng.)第17巻、第33頁(1973
年)、米国特許第2,063,631号、同第2,67
9,498号各明細書に記載の方法に従い、硫酸やリン
酸或いは塩酸中でジアゾニウム塩、カルボキシル基及び
ヒドロキシル基を有する芳香族化合物及びアルデヒド
類、例えばパラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、
ベンズアルデヒドあるいはケトン類、例えばアセトン、
アセトフェノンとを重縮合させることによって得られ
る。
/またはヒドロキシル基を有する芳香族化合物、芳香族
ジアゾ化合物及びアルデヒド類またはケトン類は相互に
組み合わせ自由であり、更に各々2種以上を混ぜて共縮
合することも可能である。
なくとも一方を有する芳香族化合物と芳香族ジアゾニウ
ム化合物の仕込みモル比は、好ましくは1:0.1〜
0.1:1、より好ましくは1:0.5〜0.2:1、
更に好ましくは1:1〜0.2:1である。またこの場
合、カルボキシル基及びヒドロキシル基の内少なくとも
一方を有する芳香族化合物及び芳香族ジアゾニウム化合
物の合計とアルデヒド類またはケトン類とをモル比で通
常好ましくは1:0.6〜1.2、より好ましくは1:
0.7〜1.5で仕込み、低温で短時間、例えば3時間
程度反応させることにより、共縮合ジアゾ樹脂が得られ
る。
樹脂と安定に塩を形成し、且つ該樹脂を有機溶媒に可溶
となすアニオンを含む。このようなアニオンを形成する
ものとしては、デカン酸及び安息香酸及び安息香酸等の
有機カルボン酸、フェニルリン酸等の有機リン酸及びス
ルホン酸を含み、典型的な例としては、メタンスルホン
酸、クロロエタンスルホン差、ドデカンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、メシチレンス
ルホン酸、及びアントラキノンスルホン酸、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、
ヒドロキシスルホン酸、4−アセチルベンゼンスルホン
酸、ジメチル−5−スルホイソフタレート等の脂肪族並
びに芳香族スルホン酸、2,2´,4,4´−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン、1,2,3−トリヒドロキシ
ベンゾフェノン、2,2´,4−トリヒドロキシベンゾ
フェノン等の水酸基含有芳香族化合物、ヘキサフルオロ
リン酸、テトラフルオロホウ酸等のハロゲン化ルイス
酸、ClO4、IO4 等の過ハロゲン酸等を挙げるこ
とができる。但しこれに限られるものではない。これら
の中で特に好ましいのは、ヘキサフルオロリン酸、2−
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホ
ン酸である。
ル比及び縮合条件を種々変えることにより、その分子量
は任意の値として得ることができる。本発明において一
般に、好ましくは、分子量が約400乃至10,000
のものが有効に使用でき、より好ましくは、約800乃
至5.000のものが適当である。
アゾ樹脂以外で、ジアゾ樹脂として好ましく使用できる
ものに、例えば、前掲のフォトグラフィック・サイエン
ス・アンド・エンジニアリング(Photo.Sci.
Eng.)第17巻、第33頁(1973年)や、米国
特許第2,063,631号、同第2,679,498
号、同3,050,502号各明細書、特開昭59−7
8340号公報等にその製造方法が記載されているジア
ゾ化合物と活性カルボニル化合物、例えばホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド或いはベンズアルデヒド等を硫
酸、リン酸、塩酸等の酸性媒体中で縮合させて得られた
樹脂、特公昭49−4001号公報にその製造方法が記
載されているジアゾ化合物とジフェニル樹脂等を挙げる
ことができる。
ができるジアゾ樹脂は、下記一般式(2)で示され、し
かも、各式におけるnが5以上である樹脂を20モル%
以上、更に好ましくは20〜60モル%含むものであ
る。式中、R11〜R13、R、X、nは、前記一般式
(1)におけるものと同義である。一般式(2)におい
て、R11、R12及びR13のアルキル基及びアルコ
キシ基としては、例えば炭素数1〜5のアルキル基及び
炭素数1〜5のアルコキシ基が挙げられ、また、Rのア
ルキル基としては、炭素数1〜5のアルキル基が挙げら
れる。
例えば、前記したフォトグラフィック・サイエンス・ア
ンド・エンジニアリングその他上記で引用の各米国特許
明細書等に記載の方法に従って製造することができる。
類を重縮合させるに当たって、両者をモル比で通常1:
0.6〜1:2、好ましくは1:0.7〜1:1.5で
仕込み、低温で短時間、例えば10℃以下3時間程度反
応させることにより高感度ジアゾ樹脂が得られる。
ニオンとしては、前記共縮合ジアゾ樹脂について対アニ
オンとして挙げたものを挙げることができる。
る感光性平版印刷版は、感脂化剤として機能する高分子
化合物の少なくとも1種と、上記ジアゾ樹脂と共に、感
光性層中にバインダーとしての高分子化合物を含有させ
ることが好ましい。
び4−ジアゾフェニルアミン硫酸塩7.1g(0.02
5モル)を水冷下で90gの濃硫酸に溶解した。この反
応液に2.7gのパラホルムアルデヒド(0.09モ
ル)を少しずつ添加した。この際、反応温度が10℃を
超えないように添加した。その後、氷冷下2時間撹拌を
続けた。この反応混合物を氷冷下、1リットルのエタノ
ールに注入し、生じた沈殿を濾過した。エタノールで洗
浄後、この沈殿物を200mlの純水に溶解し、この液
に10.5gの塩化亜鉛を溶解した冷濃厚水溶液を加え
た。生じた沈殿を濾過した後エタノールで洗浄し、これ
を300mlの純水に溶解した。この液にジブチルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム28.7gを溶解した冷濃
厚水溶液を加えた。生じた沈殿を濾別し水洗した後、3
0℃、一昼夜乾燥してジアゾ樹脂を得た。このジアゾ樹
脂をGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー)により分子量を測定したところ、重量平均分子量で
約1600であった。
酸をベンゼンスルホン酸ナトリウム4.5gに代えた以
外は合成例1と同様にして合成例2によるジアゾ樹脂を
得た。GPCにより分子量を測定したところ、重量平均
分子量で1650であった。
3を得た。GPCにより分子量を測定したところ、重量
平均分子量で1800であった。
4を得た。GPCにより分子量を測定したところ、重量
平均分子量で1600であった。
しては、水不溶アルカリ可溶性(又は膨潤性)重合体が
好ましい。
(1)〜(14)に示すモノマーをその構造単位とする
通常1〜20万の分子量を持つ共重合体が挙げられる。
ド類、メタクリルアミド類、アクリル酸エステル及びメ
タクリル酸エステル類、例えばN−(ヒドロキシフェニ
ル)アルキルアミド又はN=(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタクリルアミド、o−、m−、p−ヒドロキシス
チレン、o−、m−、p−ヒドロキシフェニル−アクリ
レート又はメタクリレート、
ステル類、及びメタクリル酸エステル類、例えば2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート又は2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、
レイン酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸、
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸アミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸−2−クロロエチル、グリシジルアクリレー
ト、N−ジメチルアミノエチルアクリレート等の(置
換)アルキルアクリレート類、
クリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート、アミルメタクリレート、シクロヘキシルメタク
リレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、グリ
シジルメタクリレート、N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート等の(置換)アルキルメタクリレート類、
ド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−ヘキ
シルメタクリルアミド、N−シクロヘキシルアクリルア
ミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−フェ
ノルアクリルアミド、N−ニトロフェニルアクリルアミ
ド、N−エチル−N−フェノルアクリルアミド等のアク
リルアミド類若しくはメタクリルアミド類、
エチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテ
ル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、
オクチルビニルエーテル、フェニルビニルエーテル等の
ビニルエーテル類、
セテート、ビニルブチレート、安息香酸ビニル等のビニ
ルエステル類、
チルスチレン、クロロメチルスチレン等のスチレン類、
ルケトン、プロピルビニルケトン、フェニルビニルケト
ン等のビニルケトン類、
レン、ブタジエン、イソプレン等のオレフィン類、
ルカルバゾール、4−ビニルピリジン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等、
クリルアミド、N−アセチルメタクリルアミド、N−プ
ロピオニルメタクリルアミド、N−(p−クロロベンゾ
イル)メタクリルアミド等の不飽和イミド、
ニル)メタクリルアミド、N−(m−アミノスルホニル
フェニル)メタクリルアミド、N−(p−アミノ)スル
ホニルフェニルメタクリルアミド、N−(1−(3−ア
ミノスルホニル)ナフチル)メタクリルアミド、N−
(2−アミノスルホニルエチル)メタクリルアミド等の
メタクリル酸アミド類、及び上記と同様の置換基を有す
るアクリルアミド類、又、o−アミノスルホニルフェニ
ルメタクリレート、m−アミノスルホニルフェニルメタ
クリレート、p−アミノスルホニルフェニルメタクリレ
ート、1−(3−アミノスルホニルナフチル)メタクリ
レート等のメタクリル酸エステル類、及び上記と同様の
置換基を有するアクリル酸エステル類等の不飽和スルホ
ンアミド。
を共重合させてもよい。又、上記モノマーの共重合によ
って得られる共重合体を、例えば、グリシジルメタクリ
レート、グリシジルアクリレート等によって修飾したも
のも含まれるがこれらに限られるものではない。
(14)に挙げたモノマー等を含有する水酸基又はスル
ホンアミド基を有する共重合体が好ましく、更には芳香
族水酸基又はスルホンアミド基を有する共重合体が好ま
しい。
酸を含有することが特に好ましく、上記共重合体の好ま
しい分子量は1〜15万である。
ニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹
脂、エポキシ樹脂、ノボラック樹脂、天然樹脂を添加し
てもよい。この種のアルカリ可溶性重合体は、感光性組
成物の固形分中に通常40〜99重量%、好ましくは5
0〜95重量%含有させる。又このアルカリ可溶性重合
体として特に好ましいのは、メチルアクリレートを構造
単位として有する重合体である。この場合、更に好まし
いのは、下記の共重合体である。
水酸基を有する構造単位及び/又はフェノール性水酸基
を有する構造単位を10〜50モル%、(b)下記一般
式I、
される構造単位を5〜40モル%、(c)下記一般式I
I、
し、R3は炭素原子数2〜12のアルキル基又はアルキ
ル置換アリール基を表す。)で表される構造単位を25
〜70モル%、及び(d)カルボキシル基を有する構造
単位を2〜30モル%、含有し、且つその重量平均分子
量が5〜20万である共重合体である。
を形成するモノマーの具体例としては、特公昭52−7
364号公報に記載されるような下記一般式IIIに示
した化合物の如く(メタ)アクリル酸エステル類や、ア
クリルアミド類が挙げられる。
子、メチル基、エチル基またはクロロメチル基、そして
nは1〜10の整数を示す。)
は、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシペンチル(メタ)アクリレート等が、又、アクリル
アミド類の例としては、N−メチロール(メタ)アクリ
ルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミ
ド等が挙げられる。好ましくは2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートである。
位を形成するモノマーとしては、例えば、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−(メタ)アクリルアミド、N−
(2−ヒドロキシフェニル)−(メタ)アクリルアミ
ド、N−(4−ヒドロキシナフチル)−(メタ)アクリ
ルアミド等の(メタ)アクリルアミド類のモノマー:o
−、m−またはp−ヒドロキシフェニル(メタ)アクリ
レートモノマー:o−、m−またはp−ヒドロキシスチ
レンモノマー等が挙げられる。好ましくは、o−、m−
またはp−ヒドロキシフェニル(メタ)アクリレートモ
ノマー、N−(4−ヒドロキシフェニル)−(メタ)ア
クリルアミドモノマーであり、更に好ましくはN−(4
−ヒドロキシフェニル)−(メタ)アクリルアミドモノ
マーである。
及び/又はフェノール性水酸基を有する構造単位は、高
分子化合物中、1〜50モル%、好ましくは5〜30モ
ル%の範囲から選ばれる。
る側鎖にシアノ基を有するモノマーとしては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、2−ペンテンニトリ
ル、2−メチル−3−ブテンニトリル、2−シアノエチ
ルアクリレート、o−、m−、p−シアノスチレン等が
挙げられる。好ましくはアクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルである。該側鎖にシアノ基を有する構造単位の
高分子化合物の分子中に含有される割合は5〜40モル
%、好ましくは15〜35モル%の範囲から選ばれる。
する側鎖にカルボキシエステル基を有するモノマーとし
ては、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エ
チルアクリレート、エチルメタクリレート、プロピルア
クリレート、ブチルアクリレート、アミルアクリレー
ト、アミルメタクリレート、ヘキシルアクリレート、オ
クチルアクリレート、2−クロロエチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、グリシジルアクリ
レート等が挙げられる。該モノマーから形成される単位
は、高分子化合物中、25〜70モル%、好ましくは3
5〜70モル%の範囲から選ばれる。
成するモノマーとしては、メタクリル酸、アクリル酸、
無水マレイン酸、マレイン酸等が挙げられる。該モノマ
ーは、高分子化合物中、2〜30モル%、好ましくは5
〜15モル%の範囲から選ばれる。
たモノマーから形成された単位に限定されるものではな
い。
リ可溶性重合体を合成する方法としては、一般に公知の
ラジカル重合法等によって、例えば、アゾビスイソブチ
ロニトリル、ベンゾイルバーオキシド等の開始剤(0.
1〜4.0モル%)を使用して溶液重合法によって容易
に合成される。
例を挙げる。
g、アクリロニトリル16g、メタクリル酸メチル30
g、エチルアクリレート8g、メタクリル酸2g及びア
ゾビスイソブチロニトリル3.3gをアセトン−エタノ
ール1:1混合溶液220mlに溶解し、窒素置換した
後60℃で8時間加熱した。
下注ぎ、生じた白色沈殿を濾取乾燥して合成例aによる
親油性高分子化合物90gを得た。これをGPCにより
分子量の測定をしたところ、重量平均分子量は29,0
00であった。
ド4.57g(0.0192モル)、アクリロニトリル
2.55g(0.0480モル)、メタクリル酸1.6
6g(0.0192モル)、ベンジルアクリレート1
8.40g(0.1136モル)、α,α′−アゾビス
イソブチロニトリル0.41g及びN,N−ジメチルホ
ルムアミド25gを、撹拌機、冷却管を備えた100m
l三ツ口フラスコに入れ、64℃に加温しながら5時間
撹拌した。この反応混合物を水2リットルに撹拌下投入
し、30分間撹拌後、濾過、乾燥することにより、合成
例bによる親油性高分子化合物19gを得た。GPCに
より重量平均分子量(ポリスチレン標準)を測定したと
ころ、18,000であった。
得た。GPCにより分子量を測定したところ、重量平均
分子量で33,000であった。
得た。GPCにより分子量を測定したところ、重量平均
分子量で22,000であった。
形成させるプリントアウト材料を添加することができ
る。プリントアウト材料は露光により酸もしくは遊離基
を生成する化合物と相互作用することによってその色調
を変える有機染料よりなるもので、露光により酸もしく
は遊離基を生成する化合物としては、例えば特開昭50
−36209号公報に記載のo−ナフトキノンジアジド
−4−スルホン酸ハロゲニド、特開昭53−36223
号公報に記載されているo−ナフトキノンジアジド−4
−スルホン酸クロライドと電子吸引性置換基を有するフ
ェノール類、またはアニリン酸とのエステル化合物また
はアミド化合物、特開昭55−77742号公報、特開
昭57−148784号公報等に記載のハロメチルビニ
ルオキサジアゾール化合物及びジアゾニウム塩等が挙げ
られる。
ピュアーブルーBOH(保土谷化学社製)、パテントピ
ュアーブルー(住友三国化学社製)、オイルブルー#6
03(オリエント化学工業社製)、スーダンブルーII
(BASF社製)、クリスタルバイオレット、マラカイ
トグリーン、フクシン、メチルバイオレット、エチルバ
イオレット、メチルオレンジ、ブリリアントグリーン、
コンゴーレッド、エオシン、ローダミン66等を挙げる
ことができる。
を加えることができる。例えば、塗布性を改良するため
のアルキルエーテル類(例えば、エチルセルロース、メ
チルセルロース)、フッ素系界面活性剤や、ノニオン系
界面活性剤(特にフッ素系界面活性剤が好ましい)、塗
膜の柔軟性、耐摩耗性を付与するための可塑剤(例え
ば、ブチルフタリル、ポリエチレングリコール、クエン
酸トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、
フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、リン酸トリ
クレジル、リン酸トリブチル、リン酸トリオクチル、オ
レイン酸テトラヒドロフルフリル、アクリル酸又はメタ
クリル酸のオリゴマー及びポリマー、この内、特にリン
酸トリクレジルが好ましい)、画像部の感脂性を向上さ
せるための感脂化剤(例えば、特開昭55−527号公
報記載のスチレン−無水マレイン酸共重合体のアルコー
ルによるハーフエステル化物、p−t−ブチルフェノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂等のノボラック樹脂、p−ヒ
ドロキシスチレンの50%脂肪酸エステル等)、安定剤
[例えば、リン酸、亜リン酸、有機酸(クエン酸、シュ
ウ酸、ジピコリン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレン
スルホン酸、スルホサリチル酸、4−メトキシ−2−ヒ
ドロキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、酒石酸
等)]、現像促進剤(例えば、高給アルコール、酸無水
物等)等が好ましく用いられる。これらの添加剤の添加
量は、その使用対象、目的によって異なるが、一般に全
固形分に対して、0.01〜30重量%である。
溶媒に溶解させ、支持体表面に塗布乾燥させることによ
り、感光層を設けて、感光性平版印刷版を製造すること
ができる。
に使用し得る溶媒としては、メチルセロソルブ、メチル
セロソルブアセテート、エチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピ
ルエーテル、プロピレングリコール、プロピレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコ
ールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジプロピレングリコールジカルボン酸
メチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエチル
エーテル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ
酸アミル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢
酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、
酪酸メチル、酪酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ジオキサン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノ
ン、ジアセトンアルコール、アセチルアセトン、γ−ブ
チロラクトン等が挙げられる。これらの溶媒は、単独あ
るいは2種以上混合して使用することができる。
塗布する際に用いる塗布方法としては、従来公知の方
法、例えば、回転塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗
布、エアーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布及び
カーテン塗布等が用いられる。この際塗布量は用途によ
り異なるが、例えば固形分として0.05〜5.0g/
m2の塗布量が好ましい。
に際しては、従来から常用されている方法を適用するこ
とができ、例えば線画像、網点画像などを有する透明原
画を感光面に密着して露光し、次いでこれを適当な現像
液を用いて非画像部の感光性層を除去することによりレ
リーフ像が得られる。露光に好適な光源としては、水銀
灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ケミカル
ランプ、カーボンアーク灯などが使用され、そして現像
に使用される現像液としては、以下のものがある。
有機溶剤を含まない水系アルカリ現像液について説明す
る。
は、水を主たる溶媒とするアルカリ性の現像液である。
は、衛生上、安全性上等における効果を損なうほどは含
有しない、の意であり、一般的に現像液組成物中1重量
%以下であれば問題はない。本発明において好ましい有
機溶剤含有量は、0.5重量%以下、より好ましくは全
く含有しない態様である。
して好ましくはケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、ケイ
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチルム、第三リン酸ナトリウム、第二リン酸ナト
リウム、第三リン酸カリウム、第二リン酸カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。これらの
中でもケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、ケイ酸ナトリ
ウム等のケイ酸アルカリを含有する現像液は現像階調性
が良好なため最も好ましく、ケイ酸アルカリの組成がモ
ル比で[SiO2]/[M]=0.25〜1.5(ここ
に[SiO2]、[M]はそれぞれSiO2のモル濃度
とアルカリ金属のモル濃度を示す。)であり、且つSi
Oを0.5〜8重量%含有する現像液が好ましく用いら
れる。このケイ酸アルカリ組成の内、特にモル比で[S
iO2]/[M]=0.25〜0.75であり、且つS
iO2が0.5〜4重量%の現像液は、低濃度のため現
像廃液の中和が容易なことから好ましく用いられ、一
方、0.35を超え、1.3までのモル比であり、且つ
SiO2が2〜8重量%の現像液は緩衝力が高く、処理
能力が高いことから好適に用いられる。本発明に係る現
像液のpH(25℃)は12以上であり、好ましくは1
2.5〜14である。又、現像液中には、例えば、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫
酸マグネシウム等の水溶性亜硫酸塩を添加することがで
きる。亜硫酸塩の現像液組成物中における好ましい含有
量は、0.05〜10重量%で、より好ましくは0.5
〜4重量%である。
4号公報に記載されてような、アニオン性界面活性剤、
及び両性界面活性剤、特開昭59−75255号公報、
同60−111246号公報に記載されているような非
イオン性界面活性剤の内少なくとも一つ含有させること
により、又は特開昭55−95946号公報、同56−
142528号公報に記載されているように高分子電解
質を含有させることにより、感光性組成物への濡れ性を
高めたり、階調性を更に高めることができ、好ましく用
いることができる。係る界面活性剤の添加量は、特に制
限はないが、0.003〜3重量%が好ましく、特に
0.006〜1重量%の濃度が好ましい。更に該ケイ酸
アルカリのアルカリ金属として全アルカリ金属中、カリ
ウムを20モル%以上含むことが、現像液中での不溶物
発生が少ないため好ましく、より好ましくはカリウムを
90モル%以上含むことであり、最も好ましくはカリウ
ムが100モル%の場合である。
剤を含有させることができる。好適な消泡剤には有機シ
ラン化合物が挙げられる。
は、例えば、浸漬法、シャワーパイプやノズルを使って
液を版面に噴射、噴霧又は滴下する方法、或いは版面に
接触または非接触の位置に置いた現像液供給部材から現
像液を版面に塗布するような形で供給する方法等があ
る。
をPS版上に供給する方法には、例えばスポンジあるい
は布などのような吸水性の部材でPS版を擦ることによ
り供給する方法あるいはゴムなどのような非吸水性の部
材、前記スポンジあるいは布などのような吸水性の部材
にかかわらず、これらの部材をローラー状にし、搬送さ
れる感光性平版印刷版とローラーの回転を同調させなが
ら供給する方法、例えばフィルムベースのような可撓性
のある板材を用い、2枚の上記板材により形成されたス
リットの先端をPS版に接触させ、該スリットの間隙か
らPS版上に現像液を供給する方法などが挙げられる。
像液をPS版上に供給する方法には、例えば細い間隙に
現像液をためておき、その中を印刷版を通過させること
により供給する方法あるいは、現像液供給部材に表面張
力により雫状に垂れ下がる現像液にPS版を接触させ供
給する方法、あるいは筒状の物に現像液を貯めておき、
該筒状の物の側面に細い間隙を作り、その間隙にPS版
を通過させることにより、供給する方法などが挙げられ
る。
現像液は液状のみならず泡状としてPS版上に供給する
ことができる。さらに現像を噴射方式により供給する方
法では、現像液を霧状で供給することもできる。その他
の現像液供給方法としてはフィルムベースなどに現像液
を付着させそれをPS版上にラミネートすることにより
供給する方法や、ワックス状の現像液を印刷版と接触さ
せて供給する方法などが挙げられる。前記現像液の供給
方法は、1つの方法のみを用いても良いし、2つ以上の
方法を組み合わせて用いても良い。
好ましく、より好ましくは10℃乃至45℃、最も好ま
しくは25℃乃至35℃の範囲である。
を促進する何らかの操作を付加することが好ましい。現
像促進操作には、現像促進する物理的、化学的、電気
的、機械的などのすべての手段を利用することができ
る。機械的促進手段としては、版面を擦る方法、例えば
回転するローラ状の擦り部材を用いて擦る方法、平板状
の擦り部材を回転することにより擦る方法、平板状の擦
り部材を前後および/または左右に移動させることによ
り擦り方法、またはローラー状の擦り部材あるいは平板
状の擦り部材を回転しながら前後および/または左右に
移動させることにより擦る方法などが挙げられる。尚こ
れらの擦り部材は複数個組み合わせて使用しても良い、
これらの擦り部材は例えばブラシ、スポンジ、或いは布
等を用いて作成することができる。
を吹きつける方法、超音波を照射する方法、PS版に振
動を与える方法、特開昭58−42042号公報に記載
されているような電気化学的に現像する方法、あるいは
マイクロウェーブの照射により瞬時にPS版上の現像液
を加熱する方法、あるいは研磨剤粉末を含む処理液でホ
ーニングする方法などが挙げられる。本発明において現
像ゾーンをPS版が通過する時間は10秒〜60秒であ
ることが好ましい。
工程の他に必要ならば、現像処理工程後、現像停止処理
工程(停止処理液は使い捨て方式や循環使用の方式を含
む)、不感脂化処理工程の各々個々の処理工程、現像停
止処理工程とそれに引続く不感脂化処理工程、現像処理
工程と不感脂化処理と組合せた処理工程、或いは現像停
止処理工程と不感脂化処理工程とを組合せた例えば特開
昭54−8002号公報記載の処理工程等を含んでいて
もよい。また、現像処理工程および他の工程は各々複数
あっても良く、例えば現像処理工程を第1の現像処理工
程および第2の現像処理工程に分けても良い。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%塩
酸浴中で25℃で、電解エッチングし、水洗後、30
℃、15%硫酸浴中で、陽極酸化皮膜量が15mg/d
m2となるように陽極酸化処理した。次に1%メタケイ
酸ナトリウム水溶液で85℃、30秒間封孔処理し、水
洗、乾燥して、平版印刷用アルミニウム板(支持体)1
を得た。
1を乾燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布
した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料1−1を得た。現像液
は下記組成の現像液1を用いた。
1と同様にして試料1−2を得た。
組成の現像液2に代えた以外は試料1−1と同様にして
試料1−3を得た。
2となるように陽極酸化処理したアルミニウム板に代え
た以外は試料1−1と同様にして試料1−4を得た。
となるように陽極酸化処理したアルミニウム板に代え、
現像液1を現像液2に代えた以外は試料1−1と同様に
して試料1−5を得た。
2となるように陽極酸化処理したアルミニウム板に代え
た以外は試料1−2と同様にして試料1−6を得た。
6を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表1に示す。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%塩
酸浴中で25℃で、電解エッチングし、水洗後、電流密
度が10A/dm2の直流電流によって、30℃、15
%硫酸浴中で、陽極酸化皮膜量が7mg/dm2となる
ように陽極酸化処理した。次に1%メタケイ酸ナトリウ
ム水溶液で85℃、30秒間封孔処理し、水洗、乾燥し
て、平版印刷用アルミニウム板(支持体)2を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料2−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料2−2を得た。
2に代えた以外は試料2−1と同様にして試料2−3を
得た。
直流電流によって陽極酸化し、陽極酸化皮膜量が7mg
/dm2となるように陽極酸化処理した以外はアルミニ
ウム板2と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用
いた以外は試料2−1と同様にして試料2−4を得た。
の直流電流によって陽極酸化し、陽極酸化皮膜量が7m
g/dm2となるように陽極酸化処理した以外はアルミ
ニウム板2と同様の方法にて作成したアルミニウム板を
用いた以外は試料2−1と同様にして試料2−5を得
た。
の直流電流によって陽極酸化した以外はアルミニウム板
2と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、現
像液1を前記現像液2に代えた以外は試料2−1と同様
にして試料2−6を得た。
の直流電流によって陽極酸化し、陽極酸化皮膜量が40
mg/dm2となるように陽極酸化処理した以外はアル
ミニウム板2と同様の方法にて作成したアルミニウム板
を用いた以外は試料2−2と同様にして試料2−7を得
た。
7を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表2に示す。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%硝
酸浴中で25℃で、電解エッチングし、水洗後、電流密
度が8A/dm2の直流電流によって、50℃、10%
硫酸浴中で陽極酸化処理した。次に3%メタケイ酸ナト
リウム水溶液で70℃、60秒間封孔処理し、水洗、乾
燥して、平版印刷用アルミニウム板(支持体)3を得
た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料3−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料3−2を得た。
2に代えた以外は試料3−1と同様にして試料3−3を
得た。
の直流電流によって陽極酸化した以外はアルミニウム板
3と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、そ
の他の条件は試料3−1と同様にして試料3−4を得
た。
の直流電流によって陽極酸化した以外はアルミニウム板
3と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、そ
の他の条件は試料3−1と同様にして試料3−5を得
た。
5を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表3に示す。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%硝
酸浴中で25℃で、電解エッチングし、水洗後、50
℃、10%硫酸浴中で陽極酸化皮膜量が10mg/dm
2となるように陽極酸化処理した。次に3%メタケイ酸
ナトリウム水溶液で70℃、60秒間封孔処理し、水
洗、乾燥して、平版印刷用アルミニウム板(支持体)4
を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料4−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料4−2を得た。
2に代えた以外は試料4−1と同様にして試料4−3を
得た。
/dm2となるように陽極酸化処理した以外はアルミニ
ウム板4と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用
い、その他の条件は試料4−3と同様にして試料4−4
を得た。
4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表4に示す。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%硝
酸浴中で25℃で、平均粗さ(Ra)0.45μmにな
るように電解エッチングし、水洗後、50℃、10%硫
酸浴中で陽極酸化処理した。次に3%メタケイ酸ナトリ
ウム水溶液で70℃、60秒間封孔処理し、水洗、乾燥
して、平版印刷用アルミニウム板(支持体)5を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料5−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料5−2を得た。
2に代えた以外は試料5−1と同様にして試料5−3を
得た。
mになるように電解エッチングした以外はアルミニウム
板5と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、
その他の条件は試料5−1と同様にして試料5−4を得
た。
μmになるように電解エッチングした以外はアルミニウ
ム板5と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用
い、その他の条件は試料5−1と同様にして試料5−5
を得た。
5を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表5に示す。
ナイロンブラシと400メッシュのバミストンの水性懸
濁液を用いてその表面を粗面化した後、よく水で洗浄し
た。引き続きこれを10%水酸化ナトリウム水溶液に7
0℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗
後、20%硝酸で中和洗浄後、1%硝酸浴中で平均粗さ
(Ra)0.50μmになるように電解エッチングし
た。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し、55℃で
2分間デスマットした後、7%硫酸浴中で陽極酸化処理
した。次に3%メタケイ酸ナトリウム水溶液で70℃、
60秒間封孔処理し、水洗、乾燥して、平版印刷用アル
ミニウム板(支持体)6を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料6−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料6−2を得た。
2に代えた以外は試料6−1と同様にして試料6−3を
得た。
μmになるように電解エッチングした以外はアルミニウ
ム板6と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用
い、その他の条件は試料6−1と同様にして試料6−4
を得た。
処理+電気化学的粗面化処理)であった粗面化処理方法
を電気化学的粗面化処理に代えて平均粗さ(Ra)0.
60μmになるように電解エッチングした以外はアルミ
ニウム板6と同様の方法にて作成したアルミニウム板を
用い、その他の条件は試料6−1と同様にして試料6−
5を得た。
5を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表6に示す。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%硝
酸浴中で25℃で、平均粗さ(Ra)0.70μmにな
るように電解エッチングし、水洗後、50℃、10%硫
酸浴中で陽極酸化処理した。次に3%メタケイ酸ナトリ
ウム水溶液で70℃、60秒間封孔処理し、水洗、乾燥
して、平版印刷用アルミニウム板(支持体)7を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料7−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料7−2を得た。
2に代えた以外は試料7−1と同様にして試料7−3を
得た。
μmになるように電解エッチングした以外はアルミニウ
ム板7と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用
い、その他の条件は試料7−1と同様にして試料7−4
を得た。
4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表7に示す。
ナイロンブラシと400メッシュのバミストンの水性懸
濁液を用いてその表面を粗面化した後、よく水で洗浄し
た。引き続きこれを10%水酸化ナトリウム水溶液に7
0℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗
後、20%硝酸で中和洗浄後、1%硝酸浴中で平均粗さ
(Ra)0.70μmになるように電解エッチングし
た。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し、55℃で
2分間デスマットした後、7%硫酸浴中で陽極酸化処理
した。次に3%メタケイ酸ナトリウム水溶液で70℃、
60秒間封孔処理し、水洗、乾燥して、平版印刷用アル
ミニウム板(支持体)8を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料8−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料8−2を得た。
2に代えた以外は試料8−1と同様にして試料8−3を
得た。
処理+電気化学的粗面化処理)であった粗面化処理方法
を電気化学的粗面化処理に代えて平均粗さ(Ra)0.
60μmになるように電解エッチングした以外はアルミ
ニウム板8と同様の方法にて作成したアルミニウム板を
用い、その他の条件は試料8−1と同様にして試料8−
4を得た。
4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表8に示す。
ナイロンブラシと400メッシュのバミストンの水性懸
濁液を用いてその表面を粗面化した後、よく水で洗浄し
た。引き続きこれを10%水酸化ナトリウム水溶液に7
0℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗
後、20%硝酸で中和洗浄後、1%硝酸浴中で電解エッ
チングした。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し、
55℃で2分間デスマットした後、電流密度が8A/d
m2の直流電流によって7%硫酸浴中で陽極酸化処理し
た。次に3%メタケイ酸ナトリウム水溶液で70℃、6
0秒間封孔処理し、水洗、乾燥して、平版印刷用アルミ
ニウム板(支持体)9を得た。
燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布した。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料9−1を得た。現像液
は前記現像液1を用いた。
様にして試料9−2を得た。
2に代えた以外は試料9−1と同様にして試料9−3を
得た。
直流電流によって陽極酸化した以外はアルミニウム板9
と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、その
他の条件は試料9−1と同様にして試料9−4を得た。
の直流電流によって陽極酸化した以外はアルミニウム板
9と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、そ
の他の条件は試料9−1と同様にして試料9−5を得
た。
処理+電気化学的粗面化処理)であった粗面化処理方法
を電気化学的粗面化処理に代えて電解エッチングを行
い、さらに電流密度が1.5A/dm2の直流電流によ
って陽極酸化した以外はアルミニウム板9と同様の方法
にて作成したアルミニウム板を用い、その他の条件は試
料9−1と同様にして試料9−6を得た。
6を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販のイ
ンキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。また、現
像液1リットル当り50m2相当になるまで大量の現像
処理を行った後、放置して現像液中の沈殿について目視
評価した。結果を表9に示す。
ナイロンブラシと400メッシュのバミストンの水性懸
濁液を用いてその表面を粗面化した後、よく水で洗浄し
た。引き続きこれを10%水酸化ナトリウム水溶液に7
0℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗
後、20%硝酸で中和洗浄後、1%硝酸浴中で電解エッ
チングした。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し、
55℃で2分間デスマットした後、7%硫酸浴中で陽極
酸化皮膜量が10mg/dm2となるように陽極酸化処
理した。次に3%メタケイ酸ナトリウム水溶液で70
℃、60秒間封孔処理し、水洗、乾燥して、平版印刷用
アルミニウム板(支持体)10を得た。
乾燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布し
た。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料10−1を得た。現像
液は前記現像液1を用いた。
同様にして試料10−2を得た。
2に代えた以外は試料10−1と同様にして試料10−
3を得た。
化処理+電気化学的粗面化処理)であった粗面化処理方
法を電気化学的粗面化処理に代えて電解エッチングを行
い、さらに陽極酸化皮膜量が30mg/dm2となるよ
うに陽極酸化した以外はアルミニウム板10と同様の方
法にて作成したアルミニウム板を用い、その他の条件は
試料10−1と同様にして試料10−4を得た。
0−4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販
のインキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。ま
た、現像液1リットル当り50m2相当になるまで大量
の現像処理を行った後、放置して現像液中の沈殿につい
て目視評価した。結果を表10に示す。
ナイロンブラシと400メッシュのバミストンの水性懸
濁液を用いてその表面を粗面化した後、流水で水洗後、
20%硫酸で中和洗浄後、7%硫酸浴中で陽極酸化処理
した。次に3%メタケイ酸ナトリウム水溶液で70℃、
60秒間封孔処理し、水洗、乾燥して、平版印刷用アル
ミニウム板(支持体)11を得た。
乾燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布し
た。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料11−1を得た。現像
液は前記現像液1を用いた。
同様にして試料11−2を得た。
2に代えた以外は試料11−1と同様にして試料11−
3を得た。
化処理方法を電気化学的粗面化処理に代えて電解エッチ
ングを行った以外はアルミニウム板11と同様の方法に
て作成したアルミニウム板を用い、その他の条件は試料
11−1と同様にして試料11−4を得た。
1−4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販
のインキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。ま
た、現像液1リットル当り50m2相当になるまで大量
の現像処理を行った後、放置して現像液中の沈殿につい
て目視評価した。結果を表11に示す。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%硝
酸浴中で25℃で、電解エッチングし、水洗後、40
℃、20%リン酸浴中で陽極酸化処理した。次に1%メ
タケイ酸ナトリウム水溶液で85℃、30秒間封孔処理
し、水洗、乾燥して、平版印刷用アルミニウム板(支持
体)12を得た。
乾燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布し
た。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料12−1を得た。現像
液は前記現像液1を用いた。
同様にして試料12−2を得た。
2に代えた以外は試料12−1と同様にして試料12−
3を得た。
化処理を、電流密度が30A/dm2の直流電流によっ
て50℃、10%硫酸浴中での陽極酸化処理に代え、さ
らに封孔処理を3%メタケイ酸ナトリウム水溶液70
℃、60秒間封孔処理に代えた以外はアルミニウム板1
2と同様の方法にて作成したアルミニウム板を用い、そ
の他の条件は試料12−1と同様にして試料12−4を
得た。
2−4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販
のインキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。ま
た、現像液1リットル当り50m2相当になるまで大量
の現像処理を行った後、放置して現像液中の沈殿につい
て目視評価した。結果を表12に示す。
ナイロンブラシと400メッシュのバミストンの水性懸
濁液を用いてその表面を粗面化した後、よく水で洗浄し
た。引き続きこれを10%水酸化ナトリウム水溶液に7
0℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗
後、20%硝酸で中和洗浄後、1%硝酸浴中で平均粗さ
(Ra)0.50μmになるように電解エッチングし
た。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し、55℃で
2分間デスマットした後、7%硫酸浴中で陽極酸化処理
した。次に3%メタケイ酸ナトリウム水溶液で70℃、
60秒間封孔処理し、水洗、乾燥して、平版印刷用アル
ミニウム板(支持体)13を得た。
乾燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布し
た。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料13−1を得た。現像
液は前記現像液1を用いた。
同様にして試料13−2を得た。
2に代えた以外は試料13−1と同様にして試料13−
3を得た。
化処理+電気化学的粗面化処理)であった粗面化処理方
法を電気化学的粗面化処理に代えて電解エッチングした
以外はアルミニウム板13と同様の方法にて作成したア
ルミニウム板を用い、感光液は前記感光液1を塗布して
試料13−4を得た。その他の条件は試料13−1と同
様である。
3−4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販
のインキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。ま
た、現像液1リットル当り50m2相当になるまで大量
の現像処理を行った後、放置して現像液中の沈殿につい
て目視評価した。結果を表13に示す。
1.3倍に希釈した現像液1で、また試料13−3を
1.3倍に希釈した現像液2で、夫々現像して印刷した
ところ、試料13−1、13−2、13−3では全く問
題はなかったが、試料13−4では地汚れが発生して現
像性に問題のあることが判った。
3%水酸化ナトリウム水溶液にて脱脂し、これを2%硝
酸浴中で25℃で、電解エッチングし、水洗後、50
℃、10%硫酸浴中で陽極酸化処理した。次に1重量%
の亜硝酸ナトリウム水溶液、次いで1重量%の珪酸ソー
ダ水溶液で何れも90℃で10秒間処理した。その後、
更にカルボキシメチルセルロースの0.01重量%水溶
液で90℃、10秒間処理した。その後、水洗、乾燥し
て、平版印刷用アルミニウム板(支持体)14を得た。
乾燥後の膜重量が1.7g/m2となるように塗布し
た。
及びステップウェッジ(光学濃度が0.15ずつ段階増
加)を密着させて、5KWのメタルハライドランプで1
mの距離から30秒間露光した。
0)を用いて現像処理を行い試料14−1を得た。現像
液は前記現像液1を用いた。
同様にして試料14−2を得た。
2に代えた以外は試料14−1と同様にして試料14−
3を得た。
ルボキシメチルセルロースの順に行っていたのを、3%
メタケイ酸ナトリウム水溶液70℃、60秒間での処理
のみに代えた以外はアルミニウム板14と同様の方法に
て作成したアルミニウム板を用い、その他の条件は試料
14−1と同様にして試料14−4を得た。
4−4を用いてハイデルベルグ社製SOR印刷機で市販
のインキにて上質紙に印刷し、耐刷力を評価した。ま
た、現像液1リットル当り50m2相当になるまで大量
の現像処理を行った後、放置して現像液中の沈殿につい
て目視評価した。結果を表14に示す。
ロ等の沈殿物の発生がなく、耐刷力に優れた感光性平版
印刷版の処理方法を提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】硝酸電解粗面化処理した表面を硫酸浴中で
陽極酸化し、該陽極酸化皮膜量が1〜14mg/dm2
であるアルミニウム支持体上に、ジアゾ化合物及び親油
性高分子化合物を含有する感光層を有する感光性平版印
刷版を、画像露光後pH12以上の実質的に有機溶剤を
含まない水系アルカリ現像液で現像することを特徴とす
る感光性平版印刷版の処理方法。 - 【請求項2】硝酸電解粗面化処理により平均粗さ(R
a)0.2〜0.55μmとした表面を硫酸浴中で陽極
酸化したアルミニウム支持体上に、ジアゾ化合物及び親
油性高分子化合物を含有する感光層を有する感光性平版
印刷版を、画像露光後pH12以上の実質的に有機溶剤
を含まない水系アルカリ現像液で現像することを特徴と
する感光性平版印刷版の処理方法。 - 【請求項3】機械的粗面化処理及び引き続き電気化学的
粗面化処理により平均粗さ(Ra)0.2〜0.55μ
mとした表面を硫酸浴中で陽極酸化したアルミニウム支
持体上に、ジアゾ化合物及び親油性高分子化合物を含有
する感光層を有する感光性平版印刷版を、画像露光後p
H12以上の実質的に有機溶剤を含まない水系アルカリ
現像液で現像することを特徴とする感光性平版印刷版の
処理方法。 - 【請求項4】機械的粗面化処理及び引き続き電気化学的
粗面化処理した表面を硫酸浴中で陽極酸化し、該陽極酸
化皮膜量が1〜19mg/dm2であるアルミニウム支
持体上に、ジアゾ化合物及び親油性高分子化合物を含有
する感光層を有する感光性平版印刷版を、画像露光後p
H12以上の実質的に有機溶剤を含まない水系アルカリ
現像液で現像することを特徴とする感光性平版印刷版の
処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32311893A JP3359403B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 感光性平版印刷版の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32311893A JP3359403B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 感光性平版印刷版の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175208A JPH07175208A (ja) | 1995-07-14 |
JP3359403B2 true JP3359403B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18151288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32311893A Expired - Fee Related JP3359403B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 感光性平版印刷版の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3359403B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP32311893A patent/JP3359403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07175208A (ja) | 1995-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2709535B2 (ja) | 感光性平版印刷版 | |
JP3327496B2 (ja) | ポジ型感光性平版印刷版 | |
JPH0572723A (ja) | 感光性組成物 | |
JP3359403B2 (ja) | 感光性平版印刷版の処理方法 | |
JPH0624166A (ja) | 平版印刷版用支持体、その製造方法及び支持体を用いた感光性平版印刷版の製造方法 | |
JP2001109138A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
JP2687018B2 (ja) | 感光性組成物 | |
JPH02220062A (ja) | ジアゾ樹脂含有感光材料の現像方法 | |
JPH08220775A (ja) | 感光性平版印刷版用現像液 | |
EP0373510A2 (en) | Process for preparing a light-sensitive lithographic printing plate | |
JP2684249B2 (ja) | 平版印刷版の製造方法 | |
JPH0627646A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
JPH04217256A (ja) | ジアゾ樹脂含有感光材料の現像方法 | |
JP2684253B2 (ja) | 平版印刷版の製版方法 | |
JP2001051408A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
JPH02217860A (ja) | ジアゾ樹脂含有感光材料の現像方法 | |
JPH07230172A (ja) | 感光性平版印刷版の処理方法 | |
JP2684251B2 (ja) | 平版印刷版の製造方法 | |
JPH08234447A (ja) | 感光性平版印刷版用現像液 | |
JPH04244896A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
JPH05221177A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
JPH052265A (ja) | 平版印刷版の製造方法 | |
JPH07128863A (ja) | 感光性平版印刷版の処理方法 | |
JPH02219060A (ja) | ジアゾ樹脂含有感光材料の現像方法 | |
JP2001051407A (ja) | 感光性平版印刷版 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |