JP3358541B2 - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

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JP3358541B2
JP3358541B2 JP17332698A JP17332698A JP3358541B2 JP 3358541 B2 JP3358541 B2 JP 3358541B2 JP 17332698 A JP17332698 A JP 17332698A JP 17332698 A JP17332698 A JP 17332698A JP 3358541 B2 JP3358541 B2 JP 3358541B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機の変速
制御装置、特に無段変速機の変速制御に際して用いる変
速時定数の、足戻し時における好適な決定技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】無段変速機においては、車速やエンジン
スロットル開度などの車両運転状態に応じ求めた到達変
速比へ一気に変速させると、変速ショックが大きくなる
など変速フィーリンを生ずることから、当該変速フィー
リングの悪化を生じない程度の速度で変速が進行するよ
う、到達変速比から所定の変速時定数を基に過渡的な時
々刻々の目標変速比を求め、無段変速機をこの目標変速
比となるよう変速制御するのが常套である。
【0003】ところで当該変速時定数を決定するに際し
ては通常、到達変速比と目標変速比との間における変速
比偏差の大きさにより、若しくは、特開平8−7495
8号公報に記載のごとく当該変速比偏差およびスロット
ル開度変化により変速モードを選択し、変速モードに応
じて変速時定数を決定するのが常套である。特開平8−
74958号公報に記載された技術につき付言するに、
この技術は、変速比偏差が小さく、且つ、スロットル開
度変化も小さい時におけるアップシフトを、アクセルペ
ダル操作に起因するのでなく車速の上昇に伴うオートア
ップシフトであると判定し、変速比偏差が大きいか、若
しくは、スロットル開度変化が大きい時におけるアップ
シフトを、アクセルペダル操作に起因する足放しアップ
シフトであると判定し、当該判定結果に応じて、前者の
オートアップシフト判定時は回転の吹け上がり感を回避
するために変速速度が速くなるよう変速時定数を決定
し、後者の足放しアップシフト判定時は飛び出し感を回
避するために変速速度が遅くなるよう変速時定数を決定
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、かように変
速比偏差の他にスロットル開度変化をモニタしてアクセ
ルペダル操作に起因する変速か否かを判定し、アクセル
ペダル操作に起因する変速時は変速時定数を変速速度が
遅くなるよう切り換えるという従来の技術では以下に説
明するような問題があることを確かめた。
【0005】つまり、同じ足戻しでも図10(a),
(b)に示すようにアクセルペダルを踏み込み状態から
釈放してスロットル開度TVOを4/8から一気に0/
8にする足放しの場合につき説明すると、上記従来技術
ではスロットル開度変化をモニタするもスロットル開度
TVOを全閉する足放しを検出していないことから、図
10(b)に示すように変速速度を終始遅くすることに
なる。しかし足放し時に変速速度を遅くすると、当該足
放しによりエンジン出力トルクが負になるエンジンブレ
ーキ発生時に未だ、変速比iを最小(最高速側)変速比
min に向かわせる変速が開始されておらず、変速開始
前の大きな低速側の変速比のままであることから、変速
機出力トルクのαで示すごとき大きな引き込みを生じて
不快な減速感を乗員に与えるのを禁じ得ない。
【0006】因みに図10(a)に示すごとく、同じ足
放し時でも変速速度を速くした場合は、足放しによりエ
ンジン出力トルクが負になるエンジンブレーキ発生時に
既に、変速比iを最小(最高速側)変速比imin に向か
わせる変速が開始されていて、変速比iが変速開始前の
大きな低速側の変速比よりも小さな高速側の変速比にな
っていることから、変速機出力トルクの経時変化から明
らかなように大きな引き込みを生ずることがない。従っ
て、足放し時は変速速度が速くなるような変速時定数の
設定が好ましいことを確かめた。
【0007】かといって、足放しを含む全ての足戻し時
に変速速度が速くなるよう変速時定数を設定したので
は、図11(a),(b)に示すようにアクセルペダル
を踏み込み状態からスロットル開度TVOが例えば4/
8から全閉ではなく途中の2/8に低下するよう徐々に
戻す足戻しの場合、図11(a)につき以下に説明する
ような問題を生ずる。この時に変速速度を速くすると、
アクセルペダル操作に対応した変速比iの変化に伴うエ
ンジン回転変化量により決まる回転イナーシャを変速過
程で十分に吸収することができず、吸収仕切れなかった
回転イナーシャが変速機出力トルクのβで示すごとき大
きな突き上げを生じて変速ショックが発生するのを免れ
ないのが実情である。
【0008】因みに図11(b)に示すごとく、同じ足
戻し時でも変速速度を遅くした場合は、アクセルペダル
操作に対応した変速比iの変化に伴う回転イナーシャを
変速過程で十分に吸収することができ、当該回転イナー
シャが変速機出力トルクの大きな突き上げを生ずること
がない。従って、足戻し時は変速速度が遅くなるような
変速時定数の設定が好ましいことを確かめた。
【0009】請求項1に記載の第1発明は上述の要求に
鑑み、足戻し時と、この足戻しによりエンジンスロット
ル開度が全閉となる足放し時とで変速時定数を切り換
え、前者の足戻し時は変速速度を遅くし、後者の足放し
時は変速速度を速くして、足戻し時と足放し時との双方
でそれぞれの前記した変速速度に関する要求を共に満足
させ得るようにすることを目的とする。
【0010】ところで、第1発明のように足戻し時は変
速速度を遅くし、その後の足放し時は変速速度を速くす
るのでは、図12に示すように例えばスロットル開度T
VOを4/8から0/8まで徐々に低下させるようなア
クセルペダル操作を行った時、足戻し開始瞬時t1
ら、アクセルペダルを釈放したと判定する足放し判定瞬
時t3 までの間、変速比iの実線で示す経時変化より明
らかなようにゆっくり最低変速比(最高速側変速比)i
min に向けての変速が進行され、変速が終了する直前に
おける足放し判定瞬時t3 以後、急な変速により変速比
iが同じく実線で示すごとく一気に最低変速比imin
向かうことから、変速終了直前の瞬時t3 に実線で示す
ように変速機出力トルクの大きな突き上げδが発生し、
変速ショックの悪化を伴う懸念がある。
【0011】請求項2に記載の第2発明は、この問題が
特に足戻しをゆっくり行った場合に生ずるとの事実認識
に基づき、足戻しの開始から足放しが検出されるまでの
間における時間が長い時は第1発明による足放し時の変
速時定数切り換え制御を行わないようにして、第1発明
における上記の懸念を払拭することを目的とする。
【0012】請求項3に記載の第3発明は、第2発明の
足放し時における変速時定数切り換え制御の禁止を簡便
に行い得るようにすることを目的とする。
【0013】請求項4に記載の第4発明は、第2発明の
足放し時における変速時定数切り換え制御の禁止を別の
方式により行い得るようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的のため、先
ず第1発明による無段変速機の変速制御装置は、車両運
転状態に応じ求めた到達変速比から変速時定数を基に過
渡的な目標変速比を求め、この目標変速比に向けて変速
制御するようにした無段変速機において、アクセルペダ
ルを踏み込み位置から戻す時の足戻し変速モードでは前
記変速時定数を、他の変速モードよりも変速速度が遅く
なるよう決定し、該足戻しによりエンジンスロットル開
度が全閉となる足放し時に、前記変速時定数を変速速度
が速くなるよう切り換える構成にしたことを特徴とする
ものである。
【0015】第2発明による無段変速機の変速制御装置
は、上記第1発明において、前記足戻しから設定時間以
上が経過した後に前記足放しとなった場合は、変速時定
数を変速速度が速くなるよう切り換える前記変速時定数
切り換え制御を禁止するよう構成したことを特徴とする
ものである。
【0016】第3発明による無段変速機の変速制御装置
は、上記第2発明において、前記足戻しから設定時間以
上が経過した後は前記足放しの検出を行わないことによ
り前記変速時定数切り換え制御の禁止を行うよう構成し
たことを特徴とするものである。
【0017】第4発明による無段変速機の変速制御装置
は、上記第2発明において、前記足戻しから設定時間以
上が経過した後は、該設定時間経過瞬時の変速時定数を
維持することにより前記変速時定数切り換え制御の禁止
を行うよう構成したことを特徴とするものである
【0018】
【発明の効果】変速制御装置は、車両運転状態に応じ求
めた到達変速比から変速時定数を基に過渡的な時々刻々
の目標変速比を求め、この目標変速比に向けて無段変速
機を逐一変速させる。ところで第1発明においては上記
の変速時定数を決定するに際し、アクセルペダルを踏み
込み位置から戻す時の足戻し変速モードでは変速時定数
を、他の変速モードよりも変速速度が遅くなるよう決定
し、当該足戻しによりエンジンスロットル開度が全閉と
なる足放し時に、前記変速時定数を変速速度が速くなる
よう切り換えることから、以下の作用効果が得られる。
【0019】つまり上記の足戻し変速モードにおいて変
速速度が速いと、図11(a)につき前述したトルクの
突き上げβで変速ショックが生じ易いところながら、こ
の時は変速速度が遅くなるよう変速時定数を決定するこ
とから当該トルクの突き上げが生ずることがなく、足戻
しに伴う変速時に変速ショックが発生するのを確実に防
止することができる。他方で、足戻しに引き続く足放し
時に変速速度が遅いままだと、図10(b)につき前述
したトルクの引き込みαで減速感を乗員に与えるところ
ながら、この時は変速速度が速くなるよう変速時定数を
切り換えることから当該トルクの引き込みを生ずること
がなく、足放しに伴う変速時に減速感が発生するのを防
止することができる。
【0020】しかして、上記第1発明のように足戻し時
は変速速度を遅くし、その後の足放し時は変速速度を速
くするのでは、図12につき前述したようにアクセルペ
ダルをスロットル開度全閉まで徐々に戻すような操作を
行った時、変速終了直前に足放し判定がなされて、ここ
からの急な変速で変速機出力トルクの大きな突き上げδ
が発生し、変速ショックの悪化を伴う懸念がある。
【0021】ところで第2発明においては、足戻しから
設定時間以上が経過した後に前記足放しとなった場合
は、第1発明のように変速時定数を変速速度が速くなる
よう切り換える変速時定数切り換え制御を禁止するか
ら、上記の懸念を生ずるようなアクセルペダル操作時は
足放し後も遅い変速速度が継続的に採用されることとな
り、当該アクセルペダル操作に伴う変速の終了直前に急
な変速で変速ショックが悪化するという懸念を払拭する
ことができる。
【0022】第3発明においては、上記第2発明におけ
る変速時定数切り換え制御の禁止を、足戻しから設定時
間以上が経過した後は足放しの検出を行わないことによ
り実行するため、当該禁止を簡便に実現することができ
る。
【0023】なお第2発明における変速時定数切り換え
制御の禁止を実現する場合、第4発明のように足戻しか
ら設定時間以上が経過した後は、該設定時間経過瞬時の
変速時定数を維持することによって当該禁止を実現する
こともできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になる無段変速機の変速制御装置を具えた車両のパワ
ートレーンと、その制御系を示し、該パワートレーンを
エンジン1と無段変速機2とで構成する。エンジン1
は、運転者によるアクセルペダル操作で開度を決定され
るスロットルバルブ3を具え、これを経由した吸入空気
と噴射燃料とで運転される周知のものとする。
【0025】無段変速機2は周知のVベルト式無段変速
機とし、トルクコンバータ6を介してエンジン1の出力
軸に駆動結合されたプライマリプーリ7と、これに整列
配置したセカンダリプーリ8と、これら両プーリ間に掛
け渡したVベルト9とを具える。そして、セカンダリプ
ーリ8にファイナルドライブギヤ組10を介してディフ
ァレンシャルギヤ装置11を駆動結合し、これらにより
図示せざる車輪を回転駆動するものとする。
【0026】無段変速機2の変速のために、プライマリ
プーリ7およびセカンダリプーリ8のそれぞれのV溝を
形成するフランジのうち、一方の可動フランジを他方の
固定フランジに対して相対的に接近してV溝幅を狭めた
り、離反してV溝幅を広め得るようにし、両可動フラン
ジを、目標変速比(RTO)指令に応動する油圧アクチ
ュエータ12からのプライマリプーリ圧Ppri およびセ
カンダリプーリ圧Psec に応じた位置に変位させること
で、無段変速機2を実変速比が目標変速比RTOに一致
するよう無段変速させ得るものとする。
【0027】目標変速比RTOは、コントローラ13に
より演算して求めることとする。これがためコントロー
ラ13には、スロットル開度TVOを検出するスロット
ル開度センサ16からの信号と、セカンダリプーリ8の
回転数である変速機出力回転数No を検出する変速機出
力回転センサ18からの信号と、車速VSPを検出する
車速センサ19からの信号と、アクセルペダルを釈放し
たアイドル運転中にONにされるアイドルスイッチ20
からの信号とをそれぞれ入力する。
【0028】コントローラ13はこれら入力情報を基
に、図2に示すメインルーチンにより目標変速比RTO
の算出を以下のごとくに行って、本発明が狙いとする無
段変速機2の変速制御を実行するものとする。先ずステ
ップ21において、車速VSPおよびスロットル開度T
VOから、図8に例示する予定の変速マップを基に、現
在の運転状態で最終的に目標とすべき定常的な到達入力
(プライマリプーリ)回転数Ni * を検索により求め
る。
【0029】次のステップ22においては、上記の到達
入力回転数Ni * を変速機出力回転数NO で除算するこ
とにより、到達入力回転数Ni * を実現するための到達
変速比i* を演算し、更にステップ23において、詳し
くは図3〜図5に基づき後述するようにして変速時定数
を決定する。
【0030】次いでステップ24において、当該変速時
定数で上記の到達変速比i* を実現するための時々刻々
の過渡的な目標変速比RTOを求め、これをステップ2
5で図1の油圧アクチュエータ12へ出力して指令す
る。これにより油圧アクチュエータ12は、無段変速機
2を実変速比が目標変速比RTOに一致するよう無段変
速させることができる。
【0031】図3〜図5の変速時定数決定プログラムを
説明する。図3は変速モードの設定ルーチンで、先ずス
テップ31において到達変速比i * と目標変速比RTO
との間における変速比偏差Eip=i* −RTOの絶対
値ABSEip=|i* −RTO|を算出し、次いでス
テップ32において、変速比偏差Eipの正負から踏み
込みに伴うダウンシフトか、足戻しに伴うアップシフト
かを判定する。
【0032】踏み込みに伴うダウンシフトである場合、
ステップステップ33において、変速比偏差の絶対値A
BSEipを踏み込み時(ダウンシフト時)の変速時定
数切り換え判断用変速比偏差設定値RDRSP,SDR
SP1と比較し、図9に示すように、ABSEip<R
DRSPならステップ34で変速モードをクリアしてノ
ーマル変速モードをセットし、ABSEip≧SDRS
P1ならステップ35で踏み込み変速モードをセット
し、SDRSP1>ABSEip≧RDRSPならステ
ップ36で前回の変速モードを保持する。
【0033】ステップ32において、足戻しに伴うアッ
プシフトであると判定する場合、ステップ37におい
て、変速比偏差の絶対値ABSEipを足戻し時(アッ
プシフト時)の変速時定数切り換え判断用変速比偏差設
定値RDRSM,SDRSM1と比較し、図9に示すよ
うに、ABSEip<RDRSMならステップ34で変
速モードをクリアしてノーマル変速モードをセットし、
ABSEip≧SDRSM1ならステップ38で足戻し
変速モードをセットし、SDRSM1<ABSEip≧
RDRSMならステップ36で前回の変速モードを保持
する。
【0034】ステップ39では、上記のごとくにして判
定した変速モードからこれに対応するアイドル運転用の
基本時定数算出テーブルおよびスロットル開用の基本時
定数算出テーブルを選択する。
【0035】図4は、図12にt1 で示す足戻し瞬時か
らの経過時間をタイマTMにより計測するルーチンで、
定時割り込みにより実行され、先ずステップ42におい
て足戻し変速モードであるか否かを判定する。この判定
に際しては、図3のステップ38で足戻し変速モードが
セットされたか否かにより判定することができる。足戻
し変速モード以外である間はステップ42でタイマTM
を0にリセットし続け、足戻し変速モード以外から足戻
し変速モードへの移行があったと判定した時よりステッ
プ43で、タイマTMをインクリメント(歩進)させる
ことにより足戻し瞬時(図12t1 )からの経過時間計
測する但しタイマTMには上限値TMmax を設定し、ス
テップ44でTM≧TMmaxになったら、ステップ45
においてTM=TMmax にする。
【0036】図5は変速時定数の算出ルーチンで、先ず
ステップ51において、図3で設定した現在の変速モー
ドが足戻し変速モードか、足戻し変速モード以外かをチ
ェックする。足戻し変速モード以外なら、ステップ53
でアイドルスイッチ20がONのアイドル運転中である
と判定する時は、ステップ54において、図3のステッ
プ39で選択したアイドル運転用の基本時定数算出テー
ブルを基に一次、二次の基本時定数を検索し、ステップ
53でアイドルスイッチ20がONのアイドル運転中で
ないと判定する時は、ステップ55において、図3のス
テップ39で選択したスロットル開用の基本時定数算出
テーブルを基にスロットル開度TVOから一次、二次の
基本時定数を検索し、最後にステップ56で、上記一
次、二次の基本時定数から所定の演算式を用いて変速時
定数を算出し、これを図2での目標変速比RTOの算出
に資する。
【0037】ステップ51において現在の変速モードが
足戻し変速モードであると判定する時は、ステップ52
において、図4により当該足戻し変速モードへの移行時
(図12の瞬時t 1)からの経過時間を計測するタイマ
TMが、図12に例示する設定時間TMS 以上を示して
いるか否かを判定する。タイマTMが設定時間TMS
満である場合、つまり図12における瞬時t2に至って
いなければ、ステップ53でのアイドル判定結果に応
じ、アイドル運転中ならステップ54において、アイド
ル運転用の基本時定数算出テーブルを基に一次、二次の
基本時定数を検索し、アイドル運転中でなければステッ
プ55において、スロットル開用の基本時定数算出テー
ブルを基にスロットル開度TVOから一次、二次の基本
時定数を検索し、ステップ56での変速時定数の算出に
資する。
【0038】ところで当該足戻し変速モードにおいて
は、アイドル運転用の一次、二次の基本時定数をスロッ
トル開用のスロットル開度毎の一次、二次の基本時定数
よりも変速速度が速くなるよう決定しておき、また、当
該足戻し変速モードにおけるスロットル開用の一次、二
次の基本時定数を足戻し変速モード以外におけるよりも
変速速度が遅くなるよう決定しておく。これがため本実
施の形態においては、アクセルペダルを踏み込み位置か
ら戻す時の足戻し変速モードでは変速時定数を、足戻し
変速モード以外の変速モードよりも変速速度が遅くなる
よう決定し、当該足戻しによりエンジンスロットル開度
が全閉となる足放し時には、変速時定数を足戻し変速モ
ードにおけるよりも変速速度が速くなるよう切り換える
こととなる。
【0039】ここで、足戻し変速モードにおいて変速速
度が速いと、図11(a)につき前述したトルクの突き
上げβで変速ショックが生じ易いところながら、この時
は本実施の形態の場合、変速速度が遅くなるよう変速時
定数を決定することから当該トルクの突き上げが生ずる
ことがなく、足戻しに伴う変速時に変速ショックが発生
するのを確実に防止することができる。他方で、上記の
足戻しに引き続く足放し時に変速速度が遅いままだと、
図10(b)につき前述したトルクの引き込みαで減速
感を乗員に与えるところながら、この時は本実施の形態
の場合、変速速度が速くなるよう変速時定数を切り換え
ることから当該トルクの引き込みを生ずることがなく、
足放しに伴う変速時に減速感が発生するのを防止するこ
とができる。
【0040】但しかかる作用効果は、図12において足
戻し開始瞬時t1 から設定時間TM S が経過する瞬時t
2 までの間に足放しが完了する、比較的速いアクセルペ
ダルの戻し操作を行う場合に有効であり、図12に実線
で示すごとく瞬時t2 以後において足放しが完了するよ
うな、比較的遅いアクセルペダルの戻し操作を行う場合
(瞬時t3 に足放し完了)にも上記のごとく、足戻し時
は変速速度を遅くし、その後の足放し時は変速速度を速
くするというのでは、前記した通り変速終了直前の足放
し判定瞬時t3 からの急な変速で変速機出力トルクの大
きな突き上げδが発生して、変速ショックの悪化を伴う
懸念がある。
【0041】しかして本実施の形態においては、図5の
ステップ52で、図12の足戻し開始瞬時t1 から設定
時間TMS が経過した瞬時t2 以後であると判定する場
合、ステップ57においてステップ53のアイドル判定
をスキップすることによりこれを無視し、更にステップ
55において、たとえアイドル運転に至っても、スロッ
トル開用の基本時定数算出テーブルを基にスロットル開
度TVOから一次、二次の基本時定数を検索し、これら
をステップ56での変速時定数の算出に資する。
【0042】これがため、図12に実線図示のごとく足
戻し開始瞬時t1 から設定時間TM S が経過した瞬時t
2 以後の瞬時t3 に足放しが完了するような比較的遅い
アクセルペダルの戻し操作が行われた場合につき説明す
ると、足放し判定瞬時t3 に変速時定数がアイドル用の
ものに切り換えられて変速速度が速くなるようなことが
なく、足放し後も引き続き変速比iが図12に破線で示
すようにゆっくり最低変速比imin に向かうような変速
態様とすることができる。従って、足放し判定瞬時t3
に変速速度が速くなるよう切り換える時に生ずる変速機
出力トルクの大きな突き上げδを、破線で示すトルク波
形から明らかなように回避することができ、変速ショッ
クが悪化する懸念を払拭し得る。
【0043】図6は本発明の他の実施の形態を示す変速
時定数算出ルーチンで、ステップ60において、現在の
変速モードが足戻し変速モードか、足戻し変速モード以
外かをチェックする。いずれの変速モードであっても、
ステップ61,62においてアイドルスイッチ20がO
Nのアイドル運転中であるか否かを判定する。
【0044】ステップ60,61において、足戻し変速
モード以外で、アイドル運転中と判定する時は、ステッ
プ65において時定数算出用アイドルフラグFLAGを
ONにし、次いでステップ66において、図3のステッ
プ39で選択したアイドル運転用の基本時定数算出テー
ブルを基に一次、二次の基本時定数を検索し、更にステ
ップ67で、上記一次、二次の基本時定数から所定の演
算式を用いて変速時定数を算出し、これを図2での目標
変速比RTOの算出に資する。
【0045】ステップ60,61において、足戻し変速
モード以外で、アイドル運転でないと判定する時は、ス
テップ68で時定数算出用アイドルフラグFLAGをO
FFにし、次いでステップ69において、図3のステッ
プ39で選択したスロットル開用の基本時定数算出テー
ブルを基にスロットル開度TVOから一次、二次の基本
時定数を検索し、更にステップ67で、上記一次、二次
の基本時定数から所定の演算式を用いて変速時定数を算
出し、これを図2での目標変速比RTOの算出に資す
る。
【0046】ステップ60,62において、足戻し変速
モードで、アイドル運転中でないと判定する時は、ステ
ップ68で時定数算出用アイドルフラグFLAGをOF
Fにし、ステップ69,67において、足戻し変速モー
ドに対応したスロットル開用の基本時定数算出テーブル
を基にスロットル開度TVOごとの時定数を算出する。
【0047】ステップ60,62において、足戻し変速
モードで、アイドル運転中と判定する時は、ステップ6
3において時定数算出用アイドルフラグFLAGのO
N,OFFをチェックし、前回の時定数算出時にアイド
ル状態であったか否かを判定する。FLAG=OFF
で、前回の時定数算出時にアイドル状態でなかったと判
定する場合に、つまり、今回アイドル状態に切り換わっ
たと判定する場合に、ステップ64において、図4によ
り足戻し変速モードへの移行時(図12の瞬時t 1)か
らの経過時間を計測するタイマTMが、図12に例示す
る設定時間TMS 以上を示しているか否かを判定する。
【0048】タイマTMが設定時間TMS 未満である場
合、つまり図12における瞬時t2に至っていなけれ
ば、ステップ65において時定数算出用アイドルフラグ
FLAGをONにし、ステップ66,67において足戻
し変速モードに対応したアイドル運転用の時定数を算出
する。よって、当該足戻し変速モードにおいて足戻しか
ら設定時間TMS が経過する前に足放しとなるような速
いアクセルペダル操作時は、足放しまでの間において変
速速度が遅くなる変速時定数を選択し、足放し時に変速
時定数を変速速度が速くなるものに切り換えることとな
り、前記実施の形態におけると同様の作用効果を達成す
ることができる。
【0049】ところで、ステップ63においてアイドル
状態に切り換わったと判定する時にステップ64でチェ
ックされるタイマTMが設定時間TMS 以上を示してい
る場合は、つまり当該足戻し変速モードにおいて足戻し
から設定時間TMS が経過した後に足放しとなるような
遅いアクセルペダル操作時は、ステップ68,69,6
7が選択されることから、アイドル状態に切り換わって
も変速時定数は変速速度の遅いままであり、変速速度を
速くする変速時定数への切り換えがなされないために、
この点でも前記実施の形態におけると同様の作用効果を
達成することができる。
【0050】但し、本実施の形態においてはステップ6
4でタイマTMが設定時間TMS 未満であると判定した
場合、ステップ65で時定数算出用アイドル判別フラグ
FLAGをONにして、以後はステップ63がステップ
64をスキップするようになす。このため、ステップ6
4でのタイマTMのチェックをアイドル状態に切り換わ
った時に1回だけ行うこととなり、従って当該タイマチ
ェックの結果ステップ66,67で決定した変速時定数
をアイドル状態が続く限り継続して使用することがで
き、アイドル状態が継続しているにもかかわらず、タイ
マTMが設定時間TMS 以上を示すに至った時に、ステ
ップ69,67を含むループ移行して当該ステップにお
ける変速時定数に切り換わる違和感を回避することがで
きる。
【0051】なお上記実施の形態においてはいずれの場
合も、足戻し変速モードで足放し時に変速時定数を変速
速度の遅いスロットル開用のものから、変速速度の速い
アイドル用のものに切り換える制御を、ゆっくりしたア
クセルペダル操作時に禁止するに際し、スロットル開用
の時定数マップを基にスロットル開度から逐一求めた変
速時定数を使用する構成としたが、この代わりに図7に
示すように、変速時定数の切り換えを禁止すべきと判定
した時の固定の変速時定数を使用するようにしても良
い。
【0052】図7の変速時定数算出ルーチンでは、先ず
ステップ71において、図3で設定した現在の変速モー
ドが足戻し変速モードか、足戻し変速モード以外かをチ
ェックする。足戻し変速モード以外なら、ステップ78
で、詳しくは後述するように行う基本時定数の保持を解
除し、次のステップ73でアイドルスイッチ20がON
のアイドル運転中であるか否かを判定する。
【0053】ステップ73でアイドル運転中であると判
定する時は、ステップ74において、図3のステップ3
9で選択したアイドル運転用の基本時定数算出テーブル
を基に一次、二次の基本時定数を検索し、ステップ73
でアイドル運転中でないと判定する時は、ステップ75
において、図3のステップ39で選択したスロットル開
用の基本時定数算出テーブルを基にスロットル開度TV
Oから一次、二次の基本時定数を検索し、最後にステッ
プ76で、上記一次、二次の基本時定数から所定の演算
式を用いて変速時定数を算出し、これを図2での目標変
速比RTOの算出に資する。
【0054】ステップ71において現在の変速モードが
足戻し変速モードであると判定する時は、ステップ72
において、図4により当該足戻し変速モードへの移行時
(図12の瞬時t 1)からの経過時間を計測するタイマ
TMが、図12に例示する設定時間TMS 以上を示して
いるか否かを判定する。タイマTMが設定時間TMS
満である場合、つまり図12における瞬時t2に至って
いなければ、ステップ73でのアイドル判定結果に応
じ、アイドル運転中ならステップ74において、アイド
ル運転用の基本時定数算出テーブルを基に一次、二次の
基本時定数を検索し、アイドル運転中でなければステッ
プ75において、スロットル開用の基本時定数算出テー
ブルを基にスロットル開度TVOから一次、二次の基本
時定数を検索し、ステップ76での変速時定数の算出に
資する。
【0055】従って本実施の形態においても、足戻しか
ら図12に例示する設定時間TMSが経過する前に足放
しが完了する速いアクセルペダル操作時は、足放しまで
の間における変速時定数を、足戻し変速モード以外の変
速モードよりも変速速度が遅くなるよう決定し、当該足
戻し後の足放し時に、変速時定数を足戻し変速モードに
おけるよりも変速速度が速くなるよう切り換えることと
なり、前記各実施の形態におけると同様に、足戻しに伴
う変速時に変速ショックが発生するのを防止し得ると共
に、足戻しに引き続く足放し時にトルクの引き込みで減
速感が発生するのを防止することができる。
【0056】ところで図12に実線で示すごとく瞬時t
2 以後において足放しが完了するような、比較的遅いア
クセルペダルの戻し操作を行う場合(瞬時t3 に足放し
完了)にも上記のごとくに変速時定数を切り換えて、足
戻し時は変速速度を遅くし、その後の足放し時は変速速
度を速くすると、変速終了直前の足放し判定瞬時t3
らの急な変速で変速機出力トルクの大きな突き上げδが
発生して、変速ショックの悪化を伴う懸念がある。
【0057】そこで本実施の形態においては、図7のス
テップ72で、図12の足戻し開始瞬時t1 から設定時
間TMS が経過した瞬時t2 以後であると判定する場
合、たとえアイドル運転に至っても、ステップ77にお
いて当該瞬時の基本時定数を保持し、これをステップ7
6での変速時定数の算出に資する。そして当該基本時定
数の保持は、ステップ71において足戻し変速モード以
外であると判定し、ステップ78で基本時定数の保持を
解除するまで継続する。
【0058】これがため、図12に実線図示のごとく足
戻し開始瞬時t1 から設定時間TM S が経過した瞬時t
2 以後の瞬時t3 に足放しが完了するような比較的遅い
アクセルペダルの戻し操作が行われた場合につき説明す
ると、足放し判定瞬時t3 に変速時定数が当該瞬時の値
に保持される結果、変速時定数がアイドル用のものに切
り換えられて変速速度が速くなるようなことがなく、変
速機出力トルクの大きな突き上げδを生じなくして変速
ショックが悪化する懸念を払拭し得る。なお、上記実施
の形態においてはVベルト式無段変速機に対して本発明
を適用したが、これに限らずトロイダル型無段変速機な
ど他の無段変速機に対しても本発明は適用可能であるこ
と、勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態になる変速制御装置を具
えた無段変速機搭載車のパワートレーンを、その制御シ
ステムと共に示す概略説明図である。
【図2】同実施の形態においてコントローラが実行する
変速制御のメインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図3】同実施の形態においてコントローラが変速時定
数を決定するに際して行うべき、変速モードの設定要領
に係わるサブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】同実施の形態においてコントローラが変速時定
数を決定するに際して行うべき、足戻しからの経過時間
を計測する処理に係わるサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図5】同実施の形態においてコントローラが実行する
変速時定数算出処理に係わるサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す、図5と同様な
変速時定数算出処理のフローチャートである。
【図7】本発明の更に他の実施の形態を示す、図5と同
様な変速時定数算出処理のフローチャートである。
【図8】無段変速機の変速パターンを例示する線図であ
る。
【図9】変速時定数切り換え判断用変速比偏差設定値か
ら判断する変速モードの領域線図である。
【図10】スロットル開度を全閉にする足放し時におけ
る変速動作タイムチャートを示し、(a)は、変速速度
を速くした場合の変速動作タイムチャート、(b)は、
変速速度を遅くした場合の変速動作タイムチャートであ
る。
【図11】スロットル開度を途中開度にする足戻し時に
おける変速動作タイムチャートを示し、(a)は、変速
速度を速くした場合の変速動作タイムチャート、(b)
は、変速速度を遅くした場合の変速動作タイムチャート
である。
【図12】足戻しに引き続いて足放しを行うアクセルペ
ダル操作時における本発明の変速動作タイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 エンジン 2 無段変速機 3 スロットルバルブ 6 トルクコンバータ 7 プライマリプーリ 8 セカンダリプーリ 9 Vベルト 10 ファイナルドライブギヤ組 11 ディファレンシャルギヤ装置 12 油圧アクチュエータ 13 コントローラ 16 スロットル開度センサ 18 変速機出力回転センサ 19 車速センサ 20 アイドルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−51170(JP,A) 特開 平10−47447(JP,A) 特開 平3−249465(JP,A) 特開 昭62−166119(JP,A) 特開 平8−74958(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両運転状態に応じ求めた到達変速比か
    ら変速時定数を基に過渡的な目標変速比を求め、この目
    標変速比に向けて変速制御するようにした無段変速機に
    おいて、 アクセルペダルを踏み込み位置から戻す時の足戻し変速
    モードでは前記変速時定数を、他の変速モードよりも変
    速速度が遅くなるよう決定し、 該足戻しによりエンジンスロットル開度が全閉となる足
    放し時に、前記変速時定数を変速速度が速くなるよう切
    り換える構成にしたことを特徴とする無段変速機の変速
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記足戻しから設定
    時間以上が経過した後に前記足放しとなった場合は、変
    速時定数を変速速度が速くなるよう切り換える前記変速
    時定数切り換え制御を禁止するよう構成したことを特徴
    とする無段変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記足戻しから設定
    時間以上が経過した後は前記足放しの検出を行わないこ
    とにより前記変速時定数切り換え制御の禁止を行うよう
    構成したことを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記足戻しから設定
    時間以上が経過した後は、該設定時間経過瞬時の変速時
    定数を維持することにより前記変速時定数切り換え制御
    の禁止を行うよう構成したことを特徴とする無段変速機
    の変速制御装置。
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