JP3356854B2 - 圧力変動発生装置 - Google Patents

圧力変動発生装置

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JP3356854B2 JP34747493A JP34747493A JP3356854B2 JP 3356854 B2 JP3356854 B2 JP 3356854B2 JP 34747493 A JP34747493 A JP 34747493A JP 34747493 A JP34747493 A JP 34747493A JP 3356854 B2 JP3356854 B2 JP 3356854B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス圧力の変動に対す
るガスメータの性能の試験等を行うために、ガス等の気
体の圧力の変動を発生させる圧力変動発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスメータを通過するガスの圧力は、近
隣のガスメータや、ガスガバナや、使用ガス器具等の状
態により、微妙に変化している。このようなガス圧力の
変動に対するガスメータあるいはガス器具の性能の試験
が従来より行われている。この試験を行うため、従来
は、試験ラインの途中に電磁弁を設けて、この電磁弁の
開閉によりガス圧力の変動を発生させていた。
【0003】図3はガス圧力の変動を発生させる従来の
方法を示す説明図である。この図に示すように、ガス器
具51にガスを供給する配管52には、ガス供給源側よ
り順に、ガスガバナ53、ガスメータ54および流量調
整弁55が介装されている。ガス圧力の変動を発生させ
る従来の方法では、ガスガバナ53とガスメータ54の
間において、配管52の途中に電磁弁56を設け、電磁
弁駆動回路57によって電磁弁56を開閉させてガス圧
力の変動を発生させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の方法では、ガス圧力の変動が、ガス供給源
からガスメータ54に至る一つのガス通路上に設けられ
た電磁弁56の開閉によるため、微妙な圧力変動を発生
することができないという問題点がある。更に、圧力変
動の周波数や圧力変動幅の調整が難しいという問題点が
ある。例えば、圧力変動の周波数を変えると圧力変動幅
も変化してしまう場合がある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、微妙な気体の圧力変動をも発生する
ことができると共に、圧力変動の周波数や圧力変動幅の
調整の容易な圧力変動発生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の圧力変動
発生装置は、気体の圧力の変動を与える機器に接続され
た第1の配管と、回転数に応じた周波数で脈動する気体
の流れを発生させるポンプと、このポンプの回転数を制
御するポンプ制御手段と、ポンプの出口と入口とを連結
する第2の配管と、この第2の配管の途中と第1の配管
の途中とを連結する第3の配管と、この第3の配管の途
中に設けられた圧力変動幅調整用弁とを備えたものであ
る。
【0007】この圧力変動発生装置では、ポンプによっ
て発生された脈動する気体の流れによって、第1の配管
における気体の圧力が変動される。圧力変動の周波数
は、ポンプ制御手段によりポンプの回転数を制御するこ
とによって設定される。また、圧力変動幅は、圧力変動
幅調整用弁を調整することによって設定される。
【0008】請求項2記載の圧力変動発生装置は、請求
項1記載の圧力変動発生装置において、更に、第1の配
管と第3の配管との接続点の下流側における第1の配管
の途中に設けられたバッファタンクを備えたものであ
る。
【0009】この圧力変動発生装置では、バッファタン
クによって、第1の配管における気体の圧力の変動の波
形が滑らかにされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例の圧力変動
発生装置の構成を示す説明図である。この図に示すよう
に、本実施例の圧力変動発生装置は、ガス供給源とガス
器具10とを接続する第1の配管11を備えている。こ
の第1の配管11には、ガス供給源側より順に、ガスガ
バナ12、バッファタンク13、ガスメータ14および
流量調整弁15が介装されている。
【0011】本実施例の圧力変動発生装置は、更に、回
転数に応じた周波数で脈動するガスの流れを発生させる
ポンプ17と、このポンプ17の回転数を制御するポン
プ制御回路18と、ポンプ17の出口19と入口20と
を連結する第2の配管22と、この第2の配管22の途
中と、ガスガバナ12とバッファタンク13との間にお
ける第1の配管11の途中とを連結する第3の配管23
と、この第3の配管23の途中に設けられた圧力変動幅
調整用弁24とを備えている。
【0012】圧力変動幅調整用弁24には、例えば手動
により開度を調整可能な絞り弁が用いられる。バッファ
タンク13は、第1の配管11におけるガス圧力の変動
の波形を滑らかにするためのものである。
【0013】次に、本実施例の圧力変動発生装置の動作
について説明する。第1の配管11には、ガスガバナ1
2による調整により、所定の圧力のガス(試験時には空
気でも良い。)を供給する。ここで、ポンプ17を回転
させると、第2の配管22に、脈動するガスの流れが発
生する。そして、この脈動するガスの流れによって、第
3の配管23を介して第2の配管22に接続された第1
の配管11におけるガス圧力が変動する。この圧力変動
の周波数は、ポンプ制御回路18によりポンプ19の回
転数を制御することによって設定される。また、圧力変
動幅は、圧力変動幅調整用弁24を調整することによっ
て設定される。
【0014】また、第1の配管11におけるガス圧力の
変動の波形は、バッファタンク13によって滑らかにさ
れる。図2は、バッファタンク13通過後のガスの圧力
変動を示す特性図であり、図中、Hは圧力変動幅を表し
ている。
【0015】このようにして発生させた圧力変動を用い
て、ガス圧力の変動に対するガスメータ14やガス器具
10の性能の試験が行われる。また、圧力変動を用い
て、ガス器具の種類の判別も可能となる。すなわち、ガ
ス圧力を変動させたとき、ガスガバナが装備されたガス
器具ではガス圧力の変動をガスガバナが吸収するためガ
ス流量にその影響は現れないが、ガスガバナが装備され
ていないガス器具ではガス圧力の変動によってガス流量
が変動することを利用して、ガス圧力の変動の前後にお
けるガス圧力とガス流量とを検出し、両者の関係からガ
スガバナ装備の有無を判別することができる。
【0016】以上説明したように、本実施例によれば、
圧力変動幅調整用弁24を調整することによって、微妙
な圧力変動をも発生することができる。また、圧力変動
の周波数はポンプ19の回転数の調整によって、圧力変
動幅は圧力変動幅調整用弁24の調整によって、それぞ
れ容易に且つ独立に調整することができる。本実施例で
は、圧力変動の周波数は例えば5〜30Hzの範囲で、
圧力変動幅は例えば2〜15mmH2 Oの範囲で調整可
能である。
【0017】また、本実施例では、ポンプ19の回転数
の調整によって圧力変動の周波数を調整するため、従来
のような電磁弁の開閉による場合に比べて高い周波数の
圧力変動も発生可能となる。また、本実施例では、バッ
ファタンク13を設けたことにより、波形の滑らかな圧
力変動を発生させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の圧力
変動発生装置によれば、ポンプによって発生された脈動
する気体の流れによって第1の配管における気体の圧力
を変動させ、圧力変動の周波数はポンプの回転数を制御
することによって設定し、圧力変動幅は圧力変動幅調整
用弁を調整することによって設定するようにしたので、
微妙な気体の圧力変動をも発生することができると共
に、圧力変動の周波数や圧力変動幅の調整が容易になる
という効果がある。
【0019】また、請求項2記載の圧力変動発生装置に
よれば、バッファタンクを設けたので、上記効果に加
え、波形の滑らかな圧力変動を発生させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧力変動発生装置の構成を
示す説明図である。
【図2】図1におけるバッファタンク通過後のガスの圧
力変動を示す特性図である。
【図3】ガス圧力の変動を発生させる従来の方法を示す
説明図である。
【符号の説明】
11 第1の配管 12 ガスガバナ 13 バッファタンク 14 ガスメータ 17 ポンプ 18 ポンプ制御回路 22 第2の配管 23 第3の配管 24 圧力変動幅調整用弁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−171569(JP,A) 特許3148056(JP,B2) 特許3137511(JP,B2) 特許3159846(JP,B2) 特許3224659(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 25/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体の圧力の変動を与える機器に接続さ
    れた第1の配管と、 回転数に応じた周波数で脈動する気体の流れを発生させ
    るポンプと、 このポンプの回転数を制御するポンプ制御手段と、 前記ポンプの出口と入口とを連結する第2の配管と、 この第2の配管の途中と前記第1の配管の途中とを連結
    する第3の配管と、 この第3の配管の途中に設けられた圧力変動幅調整用弁
    とを具備することを特徴とする圧力変動発生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の配管と前記第3の配管との接
    続点の下流側における前記第1の配管の途中に設けられ
    たバッファタンクを更に具備することを特徴とする請求
    項1記載の圧力変動発生装置。
JP34747493A 1993-12-24 1993-12-24 圧力変動発生装置 Expired - Fee Related JP3356854B2 (ja)

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