JP3356254B2 - 符号化装置及び復号装置 - Google Patents

符号化装置及び復号装置

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JP3356254B2 JP03159596A JP3159596A JP3356254B2 JP 3356254 B2 JP3356254 B2 JP 3356254B2 JP 03159596 A JP03159596 A JP 03159596A JP 3159596 A JP3159596 A JP 3159596A JP 3356254 B2 JP3356254 B2 JP 3356254B2
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
の伝送等に使用する2進数データの符号化装置及び復号
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータの伝送には、シリアル
信号を使用した場合のRS422規格などがある。この
規格では、パリティ検査等の手法を用いて2進数データ
の伝送を確実なものにしているが、ビットあるいは1バ
イトの範囲内程度の2進数データの伝送を保証するに止
まり、数バイト単位でのデータエラーに対しては何ら保
証はされていない。そのため、実際のディジタルデータ
の送受信装置では、受信したデータに対して受信データ
のチェックサムを発振側に送り返す認証応答方式等をと
っている。しかし、認証応答自体が通信経路の途中で消
失する場合を考慮して発信データに対して有効時限を設
けたり、発信番号を設定する等の対策が必要となり、複
雑な装置構成となることがさけられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、簡単な構成で信頼性の高いデータ
伝送を可能にする技術を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】2進数データの上位等に
位置情報を付加し、同2進数データとその補数データを
交互に両データ全体で奇数個伝送し、受信側では、前記
位置情報でデータの同期をとり、奇数個のデータから多
数決でエラー訂正を行うように構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】2進数データに少なくとも1ビッ
トの位置情報を付加して位置付2進数データとする位置
情報付加手段と、同位置付2進数データの記憶手段と、
同位置付2進数データの1の補数を求める補数化手段
と、前記各データの送出手段を備え、前記位置付2進数
データ及びその補数データを交互に全体で奇数回送出す
る。
【0006】位置情報は、2進数データの上位若しくは
下位に付加した1ビットとする。
【0007】位置付2進数データ及びその補数データを
全体で3回送出する。
【0008】位置付2進数データ及びその補数データの
取り込み手段と、その複数の位置付2進数データの記憶
手段と、同位置情報の検出手段を設け、位置付2進数デ
ータの組を特定するとともに、同位置情報から位置付2
進数データの位置ズレを検出して補正をする。
【0009】補数データの再生手段と、位置付2進数デ
ータと再生した補数データとの多数決手段を設け、前記
位置付2進数データ及び再生した補数データから多数決
により1つの2進数データを復号する。
【0010】多数決手段は、前記2進数データの各桁毎
に過半数の最小数ビットデータを選んだ全ての組合せ毎
に論理積を求める論理積回路と、同論理積回路の全ての
出力の論理和を求める論理和回路から構成する。
【0011】
【実施例】以下、本発明による符号化装置及び復号装置
について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明
による符号化装置の1実施例のブロック図、図2は同概
要フローチャートである。MPU3は伝送制御部5の手
順に従ってステップS21で記憶装置などから伝送デー
タ1例えば7ビットデータを取り込む。ステップS22
で位置情報としてビット8を論理0とし、ステップS2
3で伝送インターフェイス4を介して伝送ラインL1上
に同データを伝送する。ステップS24で同データを記
憶部2に一時記憶待避し、ステップS25で同データの
1の補数を取り、ステップS26で同補数データを前回
と同様にして伝送ラインL1に伝送する。続いて、ステ
ップS27で記憶部2に待避してある原データを取り込
みステップS28でラインL1に伝送する。この場合、
1組の伝送データとして、ビット8に0の位置情報を付
加したデータと、その1の補数データと、さらに前記原
データの3バイトからなる。従ってその位置情報のみを
見ると0、1、0の順に繰り返すデータとなる。ステッ
プS29で伝送すべきデータを全て伝送したか否かを判
定して、未了の場合は、ステップS21にループして上
記伝送を繰り返し、伝送データを全部伝送後終了する。
【0012】図3は、本発明による復号装置の1実施例
のブロック図、図4は同概要フローチャート、図5は受
信データの1例である。ステップS42でMPU33は
受信制御部35aの手順に従って、伝送ラインL1から
上記のように伝送される伝送データを受信インターフェ
イス31を介して1組のデータ3バイトを受信し記憶部
32に記憶する。ステップS44で上記の位置情報を解
析する。この位置情報が0、1、0の場合は正常である
が、例えば1、0、0のときは左側を時系列の先とする
と1バイト進んだ状態となっている。このときのデータ
の並びの1例は図5の進みデータ52a、52b、52
cとなる。同様に、位置情報が0、0、1のときは1バ
イト遅れている状態となっており、このときのデータの
並びの1例は図5の遅れデータ55a、55b、55c
となる。なお、図5は伝送データとして16進数表示で
23h、45h、7Fhを想定してある。1バイト進み
データのときには、ステップS46でデータシフト制御
部35bの手順により前回第3バイトと現第1、第2バ
イト、すなわち図5の例で、51c、52a、52bを
1組の伝送データとして取り扱う。また、1バイト遅れ
データの場合には、ステップS47でデータシフト制御
部35bの手順により伝送ラインからさらに次の1バイ
トを取り込んで現第2、第3バイトと次の1バイト、す
なわち図5の例で、55b、55c、56aを1組の伝
送データして取り扱う。
【0013】なお、位置情報が1、1、1の場合は訂正
不能のエラーとして処理する(図示せず)。また、1、
0、1の場合は前後のデータを考慮して上記と同様な処
理を行う。位置情報が上記以外のエラーの場合は、次記
の多数決でエラー訂正を行う。ステップS49では、補
数処理部35cの手順により前記1組のデータの中の補
数データをさらに1の補数を取り原データを再生する。
ステップS50で、多数決処理部35dの手順に従って
1組3バイトのデータの多数決を取ることでエラーを訂
正して正規の受信データとして受信データ記憶部34等
に格納する。ステップS51で、データ終了コード等を
解析し、次データが存在する場合は、ステップS41に
ループする。ステップS41では、前回データが1バイ
ト進みであったか否かをフラグ等から判定し、1バイト
進みのときは、例えば進みデータ52cのように前回す
でに1バイト余分にデータを取り込んでいるので、ステ
ップS43で2バイトのみデータを取り込み、ステップ
S44に移る。
【0014】多数決処理は、上記のようにしてMPUに
より行うこともできるが、ICにより行うとより高速に
実行できる。図6は、3バイト1組のデータの中の1ビ
ットの多数決を取る多数決回路の構成例である。3バイ
トの中のあるビットB61、B62、B63の過半数の
最小数すなわちの2ビットの組合せを全て取り出し、そ
の各々を論理積回路65a、65b、65cに入力す
る。論理積回路65a、65b、65cの各出力の全て
を論理和回路66に入力して入力B61、B62、B6
3の多数決B64が得られる。
【0015】以上では、伝送データは3バイトで1組と
したが、本発明はこれに限らず、奇数バイトを1組とし
て実施することもできる。また、データの単位はバイト
に限らず、任意の長さに拡張できる。また、位置情報は
1ビットに限らず数ビットとして、位置情報も多数決で
エラー訂正を可能とすることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下のような効果を奏する。
【0017】2進数データに少なくとも1ビットの位置
情報を付加して位置付2進数データとする位置情報付加
手段と、同位置付2進数データの記憶手段と、同位置付
2進数データの1の補数を求める補数化手段と、前記各
データの送出手段を備え、前記位置付2進数データ及び
その補数データを交互に全体で奇数回送出することで、
データの位置合わせと、多数決によるデータ修正が可能
となる。
【0018】位置情報は、2進数データの上位若しくは
下位に付加した1ビットとすることで、簡易な位置情報
が設定できる。
【0019】位置付2進数データ及びその補数データを
全体で3回送出することで、最小の長さで多数決エラー
訂正ができる。
【0020】位置付2進数データ及びその補数データの
取り込み手段と、その複数の位置付2進数データの記憶
手段と、同位置情報の検出手段を設け、位置付2進数デ
ータの組を特定するとともに、同位置情報から位置付2
進数データの位置ズレを検出して補正をすることで、容
易にデータの抜けやノイズの混入に対処できる。
【0021】補数データの再生手段と、位置付2進数デ
ータと再生した補数データとの多数決手段を設け、前記
位置付2進数データ及び再生した補数データから多数決
により1つの2進数データを復号することで、所期のデ
ータ再生が可能となる。
【0022】多数決手段は、前記2進数データの各桁毎
に過半数の最小数ビットデータを選んだ全ての組合せ毎
に論理積を求める論理積回路と、同論理積回路の全ての
出力の論理和を求める論理和回路から構成することで、
高速なデータ処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化装置の1実施例のブロック
図である。
【図2】同概要フローチャートである。
【図3】本発明による復号装置の1実施例のブロック図
である。
【図4】同概要フローチャートである。
【図5】同受信データの1例である。
【図6】3バイト1組のデータの中の1ビットの多数決
をとる多数決回路の構成例である。
【符号の説明】
1 伝送データ 2 記憶部 3 MPU 4 伝送インターフェイス 5 伝送制御部 L1 伝送ライン S21からS29 ステップ 31 受信インターフェイス 32 記憶部 33 MPU 34 受信データ 35a 受信制御部 35b データシフト制御部 35c 補数処理部 35d 多数決処理部 S41からS51 ステップ 51a、51b、51c 伝送データ 52a、52b、52c 進みデータ 54a、54b、54c 伝送データ 55a、55b、55c 遅れデータ 65a、65b、65c 論理積回路 66 論理和回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/08 G06F 11/08 310

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2進数データに少なくとも1ビットの位
    置情報を付加して位置付2進数データとする位置情報付
    加手段と、同位置付2進数データの記憶手段と、同位置
    付2進数データの1の補数を求める補数化手段と、前記
    各データの送出手段とを備えた符号化装置から前記位置
    付2進数データ及びその補数データが交互に全体で3以
    上の奇数回送出され、前記の送出されたデータを取り込
    む取り込み手段と、その複数の位置付2進数データの記
    憶手段と、同位置情報の検出手段を設け、位置付2進数
    データ及びその補正データから成る組を特定するととも
    に、同位置情報から位置付2進数データの位置ズレを検
    出して補正をすることを特徴とした復号装置。
  2. 【請求項2】 前記位置情報は、2進数データの上位若
    しくは下位に付加した1ビットとすることを特徴とした
    請求1記載の復号装置。
  3. 【請求項3】 補数データの再生手段と、位置付2進数
    データと再生した補数データとの多数決手段を設け、前
    記位置付2進数データ及び再生した補数データから多数
    決により1つの2進数データを復号することを特徴とし
    た請求項記載の復号装置。
  4. 【請求項4】 多数決手段は、前記2進数データの各桁
    毎に過半数の最小数ビットデータを選んだ全ての組合せ
    毎に論理積を求める論理積回路と、同論理積回路の全て
    の出力の論理和を求める論理和回路から構成することを
    特徴とした請求項記載の復号装置。
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
垂井忠明、田丸啓吉,電子回路講座10 ディジタル計算回路,(株)朝倉書店,1977年 3月20日,第7版,第65頁第2.25図

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