JP3355240B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3355240B2 JP32613893A JP32613893A JP3355240B2 JP 3355240 B2 JP3355240 B2 JP 3355240B2 JP 32613893 A JP32613893 A JP 32613893A JP 32613893 A JP32613893 A JP 32613893A JP 3355240 B2 JP3355240 B2 JP 3355240B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマCVD装置等の
半導体製造装置、特に2重槽式成膜処理室を具備する
葉式半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6により従来の2重槽式成膜処理室に
ついて説明する。
【0003】図中1は外槽、2は外槽内部に形成された
内槽を示し、該内槽2の内部はプラズマが発生され、基
板3の成膜室4を画成する。
【0004】前記内槽2は上部、下部に分割可能な構成
であり、該上部は外槽の一部を構成し、前記外槽1の天
井5の前記成膜室4に臨接する位置には上部電極6が絶
縁材7を介して埋設されている。又、前記天井5に固着
された内槽側壁8が固着されている。
【0005】前記成膜室4は前記内槽側壁8及び該内槽
側壁8に離反可能に当接する下部電極9により囲繞され
形成されており、該下部電極9は前記基板3の載置台を
兼ねている。
【0006】内槽2下部は、前記下部電極9が基台10
に固着され、該基台10は昇降基板11にポスト12を
介して取付けられ、前記基台10と昇降基板11との間
には輻射熱反射板13が多層に設けられた構成となって
いる。
【0007】前記昇降基板11は昇降シャフト14の上
端に固着され、該昇降シャフト14は前記外槽1の底板
15を気密に且摺動自在に貫通し、該昇降シャフト14
の下端には下部棚板16が固着され、該下部棚板16は
前記底板15の下端に固着された2本の昇降シリンダ1
7のロッド18に連結されている。
【0008】前記昇降シャフト14には上部棚板19が
摺動自在に嵌合し、該上部棚板19と前記下部棚板16
とは基板昇降シリンダ20により連結されている。又、
該上部棚板19には基板支承ロッド21が立設され、該
基板支承ロッド21は前記底板15を気密且摺動自在に
貫通し、更に前記昇降基板11、輻射熱反射板13、基
台10、下部電極9を遊貫し、先端に設けられた基板支
承ピン22が前記下部電極9の上面より突出可能で、該
基板支承ピン22の上端に前記基板3を支承可能となっ
ている。
【0009】又前記上部電極6の上面側には反応ガス溜
め23が形成され、該反応ガス溜め23に導かれた反応
ガスは前記上部電極6に穿設されたガス導孔24より前
記成膜室4内に導入される様になっており、反応後のガ
スは前記下部電極9の側部に形成された側溝25を介し
て外槽1の内部に流出し、更に外槽1内部のガスは底板
15に穿設された排気口26を通って排気装置27によ
り装置外部に排気される様になっている。
【0010】尚、前記外槽1の側壁28には基板搬入搬
出口29が穿設され、該基板搬入搬出口29より基板搬
送装置の搬送アーム30が出入りし、前記基板搬入搬出
口29は図示しないゲート弁により閉塞される様になっ
ている。
【0011】上記した従来の2重槽式成膜処理室に於い
て、処理される基板3は前記昇降シリンダ17により昇
降シャフト14を介して前記基台10、下部電極9、内
槽側壁8が一体に降下し、且前記基板昇降シリンダ20
により前記基板支承ロッド21を介して前記基板支承ピ
ン22が突出した状態で行われ、前記搬送アーム30と
前記基板昇降シリンダ20との協働で基板3が前記基板
支承ピン22に移載され、更に前記下部電極9上に載置
される。前記昇降シリンダ17を縮短し、前記下部棚板
16、昇降シャフト14を介して前記昇降基板11、基
台10、上部棚板19を上昇させ、該上部棚板19を前
記内槽側壁8に密着させる。
【0012】前記成膜室4の反応ガスを導入した状態で
前記上部電極6、下部電極9間に高周波電力を印加して
成膜室4にプラズマを発生させ、基板3上に所要の薄膜
を生成する。
【0013】成膜完了後は前記基板3の搬入手順の逆に
より前記基板搬入搬出口29より基板3を搬出する。
【0014】前記成膜室4に臨接する面が低温であると
反応生成物が付着堆積し易く、生成膜の品質に大きく影
響する。従って、前記上部電極6、下部電極9にはヒー
タ(図示せず)を埋設し、該ヒータにより上部電極6、
下部電極9を加熱し、又前記内槽側壁8は前記上部電極
6、下部電極9からの伝熱により加熱し、成膜室4の臨
接面を成膜温度以上となる様にしている。ここで外槽1
内に形成された内槽2は基板3を収納する最小限の空間
にプラズマを封込め、プラズマ密度を高くしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の2重槽式成
膜処理室では内槽側壁8と下部電極9とが当接離反して
成膜室4を解放する構造である。ところが、前記下部電
極9は基台10と共に前記ポスト12を介して可動体で
ある前記昇降基板11に複数点で固着されている。この
為、前記下部電極9と内槽側壁8の下端面との平行度を
厳密に一致させるのは至難の術であり、前記下部電極9
と内槽側壁8が全面に亘り均一に密着せず、接触圧が不
均一になると共に一部に隙間を生じる。この為、内槽側
壁8の均一加熱が難しくなると共に一部に隙間を生じる
と該隙間より反応ガスが漏出することになり、該隙間に
臨接する下部電極9の当接面の一部、内槽側壁8下端面
の一部に反応生成物が付着堆積する。該堆積物は前記下
部電極9の昇降の度に剥離し、パーティクルを発生し、
基板3を汚染し、或は内槽側壁8と下部電極9間の伝熱
抵抗となり、下部電極9の適正な加熱を妨害し、更に内
槽側壁8の内壁への反応生成物の付着を誘発することと
なる。
【0016】又、前記下部電極9は2本の昇降シリンダ
17により昇降される為、該2本の昇降シリンダの動作
を同期させ、更に動作速度を均一にする調整作業は難作
業となっていた。
【0017】本発明は斯かる実情に鑑み、内槽の昇降下
部と固定上部との当接面の密着性を向上し、パーティク
ル発生を防止し、組立て調整作業も容易にしようとする
ものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、外槽内に成膜
室を画成する内槽を有し、該内槽が上部、下部に分割可
能な半導体製造装置に於いて、前記外槽を気密且摺動自
在に貫通する昇降シャフトを設け、該昇降シャフトを球
面を介し前記内槽下部に傾動可能に連結した半導体製造
装置に係り、又外槽内に基板処理室を画成する内槽を有
する半導体製造装置に於いて、外槽底面に外槽内の雰囲
気を排気する為の排気外孔を設けると共に該排気外孔に
排気外管を接続し、前記内槽に接続した排気内管の先端
部を少なくとも前記排気外孔に遊貫させ、前記内槽内を
前記排気内管により排気する際に、前記排気外管により
外槽内が排気される半導体製造装置に係るものである。
【0019】
【作用】内槽上部と内槽下部が当接する際に、内槽下部
が傾動し、内槽下部の当接面が内槽上部の当接面に倣い
密着し、隙間の発生を防ぎ、又内槽側壁が上下に分割さ
れそれぞれが内槽上部、内槽下部からの伝熱により加熱
されるので適正なホットウォールが形成され、更に又成
膜処理室からの反応後ガスを最短距離で排気するので反
応後ガス排気路途中への反応生成物の堆積を著しく抑制
する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0021】尚、図1〜図5に於いて図6で示したもの
と同様のものには同符号を付してある。
【0022】先ず内槽2について説明する。本実施例に
於いても内槽は上部と下部に分割可能な構成である。
【0023】内槽2の内槽側壁は上部内槽側壁31と下
部内槽側壁32で構成され、前記上部内槽側壁31は上
部電極6及び該上部電極6の下部に位置し反応ガスを分
散して成膜室4内に導入するガスシャワー板33を絶縁
材7を介して収納している。又、前記下部内槽側壁32
は昇降可能な下部電極9に固着され、該下部内槽側壁3
2の上端面は前記上部内槽側壁31の下端面に密着可能
となっている。
【0024】次に、前記下部電極9の昇降機構について
説明する。
【0025】外槽1の底板15の中央に底開口34を穿
設し、該底開口34を閉塞する様に、断面凹状の底蓋3
5を気密に設け、外槽1の底部に凹部42を形成する。
【0026】前記底蓋35の外底面に鉛直方向の軸心を
有する気密軸受37を設け、該気密軸受37に昇降シャ
フト36を摺動自在に設ける。該昇降シャフト36は前
記底蓋35を貫通し、上端部が前記外槽1内に突出して
いる。前記昇降シャフト36の下端部に昇降棚板38を
固着し、該搬送アーム30と前記底蓋35間に1本の昇
降シリンダ17を設け、該昇降シリンダ17の伸縮によ
り前記昇降棚板38を昇降可能とする。
【0027】前記昇降シャフト36は昇降基板46(後
述)の中心に連結されているので、前記昇降シャフト3
6、気密軸受37間に昇降基板46、下部電極9、下部
内槽側壁32等の自重による偏心荷重が作用するここと
もなく、前記昇降シャフト36の摺動は円滑であり、該
昇降シャフト36の駆動は前記した1本の昇降シリンダ
17で充分である。
【0028】前記昇降棚板38には下方に延びる支持柱
39を設け、該支持柱39を介しシリンダ台板40を前
記昇降棚板38に固着する。前記昇降シャフト36の中
心を貫通させ、基板上下シャフト41を摺動自在に設
け、該基板上下シャフト41の下端を前記シリンダ台板
40に固着した基板昇降シリンダ20に連結する。
【0029】図3にも見られる様に、前記昇降シャフト
36の上部は両側部に断面半月状の串部43を残す様に
股部44を形成し、前記昇降シャフト36(前記串部4
3)の上端には球面フランジ45を固着する。該球面フ
ランジ45は上面が球面に形成されており、昇降基板4
6の中心に当接する。
【0030】該昇降基板46の中心にはガイド孔47が
穿設されており、該ガイド孔47には前記球面フランジ
45の中心に立設したガイドピン48を遊貫させてい
る。前記球面フランジ45の上面の同一円周上に等間隔
で4箇所連結ピン49を立設し、該連結ピン49は前記
昇降基板46を遊貫する。前記昇降基板46の上面、前
記昇降シャフト36と同心に円板状の連結バネ50を配
設し、該連結バネ50を前記連結ピン49に固着し、更
に該連結ピン49と同心上の等間隔位置で螺子により、
前記昇降基板46に固定する。又、前記連結バネ50と
前記昇降基板46との間には前記連結ピン49固着部が
垂直方向に変位し得る様、間隙51を形成する。
【0031】而して、前記昇降基板46は前記昇降シャ
フト36に対して前記連結バネ50の変形分だけ傾動可
能となっている。
【0032】前記昇降基板46にポスト12を介して下
部電極9を固着し、該下部電極9の上面は基板置き台5
3を載設し、前記下部電極9と前記昇降基板46との間
には輻射熱反射板13を挾設する。該下部電極9には図
示しないヒータが埋設されており、該ヒータのリード線
54は前記串部43を挿通して外部に導かれる様になっ
ている。
【0033】前記基板上下シャフト41の上端にはH形
状の基板上下ベース55の中心が固着する。該基板上下
ベース55の4片のアーム部は昇降シャフト36の外方
に延出し、該基板上下ベース55は前記股部44の内部
を自在に昇降可能である。前記基板上下ベース55の4
片のアーム部先端位置に基板支承ピン22が立設され、
該基板支承ピン22は前記昇降基板46、輻射熱反射板
13、下部電極9、基板置き台53を遊貫し、該基板置
き台53の上面より突出可能となっている。
【0034】前記基板上下シャフト41と前記基板上下
ベース55間の連結に於いても前記した様に、前記基板
上下シャフト41は前記基板上下ベース55の中心を支
持しているので、前記基板上下シャフト41に偏心荷重
が作用することなく、基板上下シャフト41の動きは円
滑である。
【0035】前記底板15の周辺部4箇所に排気外孔5
6を穿設し、該排気外孔56に排気外管57を接続す
る。前記下部電極9の前記排気外孔56にそれぞれ対向
する位置に排気内管58を垂設する。該排気内管58の
外径は前記排気外管57の内径よりも充分小さく、前記
下部電極9の上昇位置でも先端部が前記排気外管57又
は前記排気外孔56に遊嵌可能な長さとしておく。該排
気外管57は図示しない排気装置に連通されており、該
排気装置で吸入すると前記排気内管58から成膜室4内
のガスを直接吸引排気すると共に前記排気外管57と前
記排気内管58との間から外槽1内のガスを吸引排気す
る。
【0036】前記外槽1の側壁には基板搬入搬出口29
が穿設してあり、該基板搬入搬出口29より搬送アーム
30が出入りする。
【0037】以下、作動を説明する。
【0038】基板3を搬入する場合は、前記昇降シリン
ダ17を伸長し、前記昇降棚板38、昇降シャフト3
6、昇降基板46、下部電極9、下部内槽側壁32を一
体に下降させ、内槽2を開放する。図示しないゲート弁
を開放し、基板3を乗置した搬送アーム30を前記基板
搬入搬出口29より挿入する。
【0039】前記基板昇降シリンダ20により前記基板
上下シャフト41を上昇させ、前記基板上下ベース55
を介して前記基板支承ピン22を前記基板置き台53よ
り突出させ、前記基板3を前記搬送アーム30より持上
げる。前記搬送アーム30を後退させ、図示しないゲー
ト弁により前記基板搬入搬出口29を閉塞する。前記基
板昇降シリンダ20により基板支承ピン22を下降さ
せ、前記基板3を前記基板置き台53に乗置する。
【0040】前記昇降シリンダ17を縮短させ、昇降シ
ャフト36を介して前記下部電極9、下部内槽側壁32
を上昇させ、該下部内槽側壁32と前記上部内槽側壁3
1とを当接させる。前記した様に昇降基板46は前記昇
降シャフト36に対して傾動可能であるので、前記上部
内槽側壁31下端面と前記下部内槽側壁32の上端面と
の平行度が厳密に合致していなくても前記昇降基板46
の傾動により前記下部内槽側壁32の端面も前記上部内
槽側壁31の端面に倣い傾動し、下部内槽側壁32の端
面と上部内槽側壁31の端面とは完全に一致する。
【0041】前記上部電極6は図示しないヒータにより
加熱されており、前記上部内槽側壁31は前記上部電極
6を介して加熱される。更に、該上部内槽側壁31は上
部電極6側に固着された構造であるので、該上部電極6
と上部内槽側壁31間の伝熱は極めて良好に維持され
る。又、前記下部内槽側壁32は前記下部電極9に固着
されており、前記上部内槽側壁31と同様下部電極9を
介して加熱され、上部内槽側壁31と下部電極9間の伝
熱も極めて良好に維持される。而して、適正なホットウ
ォールが形成される。
【0042】次に、前記成膜室4に反応ガスを導入し、
前記排気外管57より排気しつつ、前記上部電極6と前
記下部電極9間に高周波電力を印加し、成膜室4内にプ
ラズマを発生させ、前記基板3の表面に薄膜を生成させ
る。
【0043】前記した様に下部内槽側壁32の端面と上
部内槽側壁31の端面とは全面に亘り完全に密着するの
で一部の隙間から反応ガスが漏出することがなく、側壁
の端面に反応生成物が堆積することがない。更に、前記
成膜室4内の反応後のガスは排気内管58を介し排気外
管57から直接排気されるので反応生成物を含むガスは
最短距離で排気されることになり、内槽2、外槽1に付
着堆積する反応生成物は最小限に抑制される。
【0044】成膜完了後は、上記した基板3搬入手順と
逆動作で基板3を搬出する。基板の処理毎に前記内槽2
は開閉が繰返されるが、前記上部内槽側壁31、輻射熱
反射板13に端面には反応生成物が堆積することなく、
更に上部内槽側壁は適正なホットウォールに保持される
ので成膜室4に臨接する壁面への反応生成物の堆積もな
く、パーティクルの発生は著しく抑制される。
【0045】尚、上記実施例に於いて昇降基板46が昇
降シャフト36に対して傾動可能な連結となればよく、
図6で示した従来例の昇降シャフト14と昇降基板11
間との連結に板バネを介在させてもよく、或は本実施例
では内槽側壁を上下に分割したが内層側壁端面の密着性
が向上するので分割しなくてもよい。更に、内槽側壁を
上下に分割した場合は、側壁の加熱性が向上するので図
6に示す従来例に内槽側壁の上下分割を実施することも
可能である。
【0046】更に又、前記基板上下ベース55は軽量で
あり、該基板上下ベース55を偏心した位置で支持して
も昇降動作には実用上影響はなく、前記基板上下シャフ
ト41を昇降シャフト36とは切離して設け、前記底蓋
35の他の箇所を気密に且摺動自在に貫通させ、前記昇
降棚板38に設けた基板昇降シリンダ20で駆動しても
よい。更に前記基板上下ベース55はH字状の4アーム
部を有する形状としたがY字状のアーム部を有する形状
としてもよい。又、前記昇降基板46の傾動をより円滑
にする為、前記連結バネ50に放射状にスリットを設
け、連結バネ50と昇降基板46との固着部、連結バネ
50と連結ピン49との固着部とが個別に変位し得る様
にしてもよい。
【0047】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変更を加え得ることは言う迄もない。
【0048】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、下記の
優れた効果を発揮する。
【0049】 内槽下部が傾動する構成であるので内
槽上部と内槽下部との当接面が完全に一致し、当接面か
らの反応ガスの漏出を抑止し得、当接面への反応生成物
の付着を防止することができパーティクルの発生を防止
し得、内槽側壁への伝熱性を高効率に保持でき適正なホ
ットウォールを維持することができる
【0050】 内槽側壁が上部下部に分かれ、それぞ
れが伝熱により加熱されるので伝熱による側壁の加熱が
効果的に行われ、適正なホットウォールを形成すること
ができる。
【0051】 成膜室内の反応後ガスを最短経路で排
気することができるので、排気経路途中での反応生成物
の付着堆積を防止し得、パーティクルの発生を低減で
き、清浄雰囲気を保持し得ると共に清掃の為のメインテ
ナンスを容易にできる。
【0052】 成膜室内の昇降各部分を一本のシャフ
トで中心を支持する構成としたので、シャフトに偏心荷
重が発生することなく昇降部分は円滑に昇降でき、昇降
駆動の為のシリンダは各シャフトに1つでよく、シリン
ダの同期制御等複雑な制御を必要とせず、構造が簡単と
なる共に制御システムも簡潔になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】図3のC−C矢視図である。
【図5】図1のD−D矢視図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 外槽 2 内槽 3 基板 4 成膜室 6 上部電極 9 下部電極 17 昇降シリンダ 20 基板昇降シリンダ 22 基板支承ピン 31 上部内槽側壁 32 下部内槽側壁 36 昇降シャフト 41 基板上下シャフト 45 球面フランジ 50 連結バネ 55 基板上下ベース 56 排気外孔 57 排気外管 58 排気内管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−160035(JP,A) 実開 平2−132940(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205,21/3065

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽内に成膜室を画成する内槽を有し、
    該内槽が上部、下部に分割可能な半導体製造装置に於い
    て、前記外槽を気密且摺動自在に貫通する昇降シャフト
    を設け、該昇降シャフトを球面を介し前記内槽下部に傾
    動可能に連結したことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 外槽内に基板処理室を画成する内槽を有
    する半導体製造装置に於いて、外槽底面に外槽内の雰囲
    気を排気する為の排気外孔を設けると共に該排気外孔に
    排気外管を接続し、前記内槽に接続した排気内管の先端
    部を少なくとも前記排気外孔に遊貫させ、前記内槽内を
    前記排気内管により排気する際に、前記排気外管により
    外槽内が排気されることを特徴とする半導体製造装置。
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