JP3354456B2 - 固定具 - Google Patents

固定具

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JP3354456B2
JP3354456B2 JP26187997A JP26187997A JP3354456B2 JP 3354456 B2 JP3354456 B2 JP 3354456B2 JP 26187997 A JP26187997 A JP 26187997A JP 26187997 A JP26187997 A JP 26187997A JP 3354456 B2 JP3354456 B2 JP 3354456B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板材の取り付け孔に
挿通してワンタッチで取り付け可能な固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばシャーシとプリント配線基板、又
はプリント配線基板同士を相互に間隔をおいて積み重ね
状に固定するための離間固定具の一端又は両端側には、
板材の取り付け孔に挿通してワンタッチで固定可能とす
る固定具が備えられている。従来の固定具102は、図
13に示したように例えば離間固定具100の支柱部1
01の一端もしくは両端側に設けられていて、プリント
配線基板等の板材108もしくは109(又は109も
しくは110)に設けた取り付け孔111もしくは11
2(又は113もしくは114)に挿通したときに該板
材の一方の面に対して非弾力的にもしくは弾力的に当接
することによって該挿通を拘止する拘止片105と、該
拘止片105の軸部から延びて形成され上記取り付け孔
111もしくは112(又は113もしくは114)を
貫通する中柱106と、該中柱106の先側にほぼ逆V
字形をなしその逆V字形をなす先側が取り付け孔の径方
向に弾力的に撓み可能なとされて上記板材108もしく
は109(又は109もしくは110)の他方の面と非
弾力的にもしくは弾力的に当接する逆止片107とを備
える構造であった。かかる構造の固定具102を備える
従来の離間固定具100は、板材108もしくは109
(又は109もしくは110)の取り付け孔111もし
くは112(又は113もしくは114)に押圧挿通す
るだけで該板材に対してワンタッチで固定することがで
きしかも耐離脱力が大きいとい言う利点がある。
【0003】ところが従来の固定具102を備えた離間
固定具100では、図13に示しているように3枚以上
の板材108〜110を相互に間隔をおいてに積み重ね
状に固定する場合、中間の板材109には下側の板材1
08との固定のための取り付け孔112と、上側の板材
110との固定のための取り付け孔113との両方を設
けてそれぞれの取り付け孔に離間固定具100を取り付
ける必要があった。即ち中間の板材109には倍の数の
取り付け孔を設ける必要であった。しかしながら基板の
実装密度が向上したことによって、多くの離間固定具1
00の取り付け孔を基板に設ける余地は殆どなくなって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、2つ
の同じ固定具を板材に設けた1つの取り付け孔にそれぞ
れ該板材の相反対の面側から挿通してそれぞれワンタタ
ッチで該板材に固定することができる、そのような固定
具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の作用・効果】上
記課題を解決するための請求項1に記載の本発明の固定
具は、板材の取り付け孔に挿通することによりワンタッ
チで該板材に対して固定可能とした固定具において、上
記板材に保持させるべき被保持材が一体状に取り付けら
れる基盤と、上記基盤の周辺から延びて設けられ上記板
材の該基盤面と対向する側の表面と係合する拘止脚と、
上記基盤面の、上記板材の取り付け孔の内側に沿った相
互に間隔をおいた位置に対応する位置から立設されて該
取り付け孔を貫通しその貫通した先側に該取り付け孔の
半径方向に弾力的に撓み可能とされて該板材の反対側の
表面と係合する逆止用拡大部を備えた複数の逆止立片と
を備え、この固定具2つを上記板材の上記取り付け孔に
それぞれ該板材の相反対の側から挿通するとき、一方の
該固定具の上記複数の逆止立片を他方の該固定具の該複
数の逆止立片間の間隔を占めて挿通させることによっ
て、該板材に対してそれぞれ固定可能としたことを特徴
とする。
【0006】この請求項1に記載の発明の固定具は、板
材の取り付け孔に挿通することによりワンタッチで該板
材に対して固定可能とした固定具において、上記拘止脚
を設けた上記基盤の面から複数の上記逆止立片を該基盤
の面上の、上記取り付け孔の断面形状の内側に沿った相
互に間隔を置いた複数位置にほぼ対応する複数位置から
それぞれ該基盤面にほぼ垂直な方向に延びて立設するよ
うにし、しかしてこの固定具2箇を上記板材に設けた一
つの取り付け孔に対してそれぞれ該板材の相反対の側か
ら挿通するとき、一方の該固定具の複数の逆止立片を他
方の該固定具の複数の逆止立片間の間隔を占めて挿通さ
せることによって、該板材にそれぞれ固定可能とするよ
うにした。従って板材に保持させるべき任意の被保持材
を上記固定具を介してワンタッチで保持させる場合に、
該板材の一つの取り付け孔を利用して該板材の両方の面
側からそれぞれ各1つの上記被保持材を保持させること
ができるので、該板材の取り付け面のスペースを有効に
利用することが可能になるとともに該板材に対する孔あ
け加工も簡単となる。なお、板材の1つの取り付け孔に
対して本発明の固定具を、1箇だけ取り付ける場合でも
2個取り付ける場合でも、該取り付け孔に対してガタが
生じることなくしっかりと取り付けるようにすることが
できるとともに耐離脱力も従来のものと遜色ないように
することができる。
【0007】この発明の固定具を取り付けるために板材
に設ける取り付け孔の貫通方向から見た形状は円形に限
られず、四角形や多角形とすることもできる。取り付け
孔の上記形状が円形である場合の上記逆止立片は、上記
基盤面上の、上記板材の取り付け孔の貫通方向から見た
形状、即ち円の内側に沿った相互に間隔をおいた2カ所
以上の複数位置に対応する位置に立設する(図3、図4
参照)。取り付け孔の上記形状が四角形である場合の上
記逆止立片は、上記基盤面上の、上記板材の取り付け孔
の貫通方向から見た形状、即ち四角形の対角線上にある
2つの角部に対応する2つの位置に立設する(図5参
照)。取り付け孔の上記形状が多角形である場合の上記
逆止立片は、上記基盤面上の、上記板材の取り付け孔の
貫通方向から見た形状、即ち多角形の一つ置きの角部に
対応する相互に間隔をおいた複数位置に立設する。
【0008】又この発明の固定具は、これを支柱部の一
端又は両端側に、該固定具の基盤を介して一体状に設け
て電気機器内でプリント配線基板を積み重ね状にかつ相
互に間隔を置いて固定するための離間固定具として用い
たり、図11に示したように電線の束をシャーシ上のと
ころどころで把持固定するための電線把持固定具の固定
具として用いたり、図12に示したようにシャーシ上に
プリント配線基盤等の基板を垂直に立てて固定するため
の基板支持具の固定具として用いたり、或は又板状部材
と板状部材の間に防振ゴム等の防振装置を介装したりす
るとき等の固定具として広く用いることができる。
【0009】この固定具の材質は必要とする範囲での弾
性と強度とを備える材料であれば何でもよいが合成樹脂
材料を用いることは、加工性と製造コストの面と更には
時として要求される電気絶縁性の面からも多くの場合に
好ましい。請求項2に記載の本発明の固定具は、請求項
1に記載の固定具において、該固定具を上記板材の取り
付け孔に挿通して固定したとき、上記拘止脚が挿通方向
に弾力的に撓むことによって該拘止脚と上記逆止立片の
逆止用拡大部とがそれぞれ該板材の相反対側の面と弾力
的に当接することを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明の固定具は、上
記板材に対する固定がより確実に行われる。請求項3に
記載の本発明の固定具は、請求項1又は2に記載の固定
具において、該固定具を上記板材の取り付け孔に挿通し
て固定したとき、上記複数の逆止立片の側方を向く面と
該板材の取り付け孔の内側面との係合によって該板材の
表面方向の位置決めが行われることを特徴とする。
【0011】この請求項3に記載の発明の固定具は、上
記板材の取り付け孔に挿通して固定したとき、上記複数
の逆止立片の側方を向く面と該板材の取り付け孔の内側
面との係合によって該板材の表面方向の位置決めが行わ
れるようにする。具体的には例えば上記取り付け孔が丸
孔である場合、各逆止立片の、該取り付け孔の半径方向
外方を向く面が該取り付け孔の内側面に一致した曲面形
状とすることによって、上記逆止立片の数が合計2本だ
けであっても上記板材の面方向の位置決めが可能とな
り、従って固定具の上記板材に対する固定がより確実に
行われる。なお、取り付け孔の形状は丸孔に限られず四
角形や多角形である場合も同様である。なお又、上記複
数の逆止立片の側方を向く面と該板材の取り付け孔の内
側面とが弾力的に当接して係合させる場合はなお一層上
記板材に対する固定が確実となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1か
ら図3までに基づいて説明する。なお、図1は本発明の
第1実施形態の固定具1の斜視図であり、図2は2つの
同一構造の固定具1、1’を板材2に設けた1つの取付
孔3に該板材2の相反対の面側から挿通してそれぞれが
該板材2に固定した状態の側面図であり、図3は板材2
の、図面上に表わされた面と反対側の面から取り付け孔
3に挿通して固定した固定具1の平面図である。なお、
図中同一符号にダッシュ符号(’)を付して示した部分
は、一つの固定具を取り付けた側と反対の側から他の同
じ固定具を同じ取り付け孔に挿通して固定した場合の、
上記一つの固定具の同一符号を付した部分と同じ上記他
の固定具の部分を示す。
【0013】この第1実施形態の固定具1は合成樹脂の
一体成形品であり、板材2に保持されるべき被保持材8
が一体状に取り付けられるべきここでは四角形の板の形
状をなした基盤4を備える。又上記基盤4の相対する端
縁部分から一旦該基盤の、固定具1の先側を向く面4a
に沿って延びた後、該基盤の上記面4aに垂直な方向に
折れ曲がって、該面4aから所定高さ(後記する逆止用
拡大部6b、7bの高さより僅かに大きい高さ)にまで
延びて設けられ、その延びた先側の端面5a,5aが板
材2の上記基盤面4aと対向する側の表面と係合するよ
うにされる拘止脚5、5を備える。なお、上記基盤4が
固定された状態で上記拘止脚5、5の先側の端面5a、
5aを該基盤面4aに垂直な方向に押圧したとき弾力的
撓み可能とされている。この固定具1が上記板材2の取
り付け孔(ここでは丸孔)3に取り付けられたとき、該
取り付け孔3の貫通方向から見た形状の内側に沿った相
互に間隔を置いた位置、ここでは180度のピッチでと
った相対向する位置であってかつ又拘止脚5、5の対向
する方向に対して45度をなす方向に相対向する位置、
に対応する上記基盤面4a上の位置から、2つの逆止立
片6、7がほぼ該基盤面4aに垂直な方向に延びて立設
されている。上記逆止立片6、7の元側茎部6a,7a
の先側には上記取り付け孔3の外方に向けて拡大するこ
とによって段面部6c、7c(逆止面)を供するように
する逆止用拡大部6b、7bが一体状に形成されてい
る。上記逆止用拡大部6b、7bは、取り付け孔3内に
挿通されるとき、ここでは上記茎部6a,7a自体が弾
力的に撓むことによって、該取り付け孔3の内側に向け
て弾力的に変位し全体として縮径して該挿通を可能とす
る。そして更に挿通が進んで上記拘止脚5、5が上記板
材2の一方側の面と当接しつつ更にここでは挿通方向に
弾力的に撓んだ後、上記逆止用拡大部6b、7bが該取
り付け孔3を抜け出て弾力的に該取り付け孔3の半径方
向外側に向けて戻る。その結果、上記拘止脚5、5が上
記板材2の一方側の面と弾力的に当接係合するとともに
上記段面部6c,7cが該板材2の他方側の面と弾力的
に当接係合することとなり、該板材2を緊密に把持する
ようになる。なおこの場合、逆止立片6、7の元側茎部
6a,7aの上記取り付け孔3の半径方向外方を向く側
面6d,7dは、上記取り付け孔3の内面にほぼ一致し
た曲面とされるとともに、該取り付け孔3の内面と僅か
ながらも弾力的に当接して係合するようにされおり、該
板材2の面方向の位置決めがより確実に行われるように
している。
【0014】この第1実施形態の2つの固定具1、1’
を、板材2の取り付け孔3にそれぞれ該板材の相反対の
面側から挿通したときは、図2に示したように一方の上
記固定具1の複数の逆止立片6、7が他方の上記固定具
1’の複数の逆止立片6’、7’間の間隔部分を占めて
挿通されることによって相互に干渉されることなくそれ
ぞれ該板材2に固定される。なお、図3で6’、7’を
付した位置は、板材2の図面に表わされた面の側から同
じ取付孔3に挿通される上記固定具1’の2つの逆止立
片6’、7’の占めるべき位置を表す。
【0015】この第1実施形態の固定具1は、180度
回転させて用いても全く同じ状態となる。即ち一平面上
で上下又は左右の区別なしに使用できる。又板材2に対
し表面向けの使用か又は裏面向けの使用かにも関係なく
拘止脚5、5の対向方向を同じ方向に保持して使用でき
る。従ってこの1つの種類の固定具で自由な使用が可能
であり使い勝手がよい。なお、上記第1実施形態の固定
具1の逆止立片6、7を更に2分した計4個の逆止立片
を等間隔で配設しても同様に使い勝手のよいものとする
ことができる。
【0016】なお、上記第1実施形態の固定具では、上
記逆止立片6、7の逆止面としての上記段面部6c、7
cを供する上記先側の逆止用拡大部6b、7bが上記取
り付け孔3の外方から内方に向かう方向及びその逆の戻
り方向に弾力的に撓み可能とするために、その元側の茎
部6a,7aが曲げ方向に弾力的に撓み得るようにした
場合を示したが、これを上記元側茎部6a,7aは殆ど
撓まない支柱として設けその先側に、外観形状は上記先
側の逆止用拡大部の外観形状とほぼ同じになるようにし
て該先側から斜め下方向きに折れ曲がって一体状に延び
る比較的薄肉の片として形成し、該片が取り付け孔3の
外方から内方に向けて及びその戻り方向に弾力的撓みが
可能となるように形成して該斜め下方に向いた比較的薄
肉の片の先端面を段面部(逆止面)とすることもでき
る。
【0017】次に本発明の第2実施形態を図4に基づい
て説明する。この実施形態は上記第1実施形態の固定具
でその基盤4の底面4a上から立設する逆止立片の数を
2箇から3個に増やした場合を示す。なお図4は、板材
2の図面に表された面と反対側の面から取り付け孔3に
挿通して固定した固定具10の平面図である。又図4
で、図1から図3までと同じ符号を付した部分は、同じ
機能部分であるので説明は省略する。
【0018】この第2実施形態の固定具10の3箇の逆
止立片11、12、13は、基盤4の底面4a上の、取
り付け孔3の貫通方向から見た形状、即ち円の内側に沿
ったの120度ピッチでとった3つの位置に対応する位
置から立設されている。なお、そのうちの1つの、ここ
では符号11を付した逆止立片は拘止脚5、5が対向す
る方向に対して直角をなす方向に設けている。なお、図
4中で、11’、12’、13’で示した位置は、板材
2の図面に表された面側からから同じ取付孔3内に挿通
される同じ第2実施形態の固定具の逆止立片11’、1
2’、13’が占めるべき位置を表す。
【0019】この第2実施形態の固定具10は、180
度回転させたときは(即ち、上下又は左右に位置を変え
たときは)逆止立片の配置が異なってくるので、それに
合わせて反対側から挿通させる固定具も180度回転さ
せる必要がある。しかしながら同一の固定具2箇を用い
てそれぞれ同一取り付け孔に表と裏の側から挿通して、
上記板材2に対して拘止脚5、5の対向方向を同じ方向
に保持しつつ固定することが可能である。この第2実施
形態の固定具10は逆止立片を120度ピッチで3箇設
けているので取り付け孔に対する面方向の固定がより確
実に行われる。
【0020】次に本発明の第3実施形態を図5に基づい
て説明する。この実施形態は取り付け孔の貫通方向の形
状を四角形とするとともに基盤4の面4a上に逆止立片
を2箇立設した場合を示す。なお、図5は、板材2の図
面に表された面と反対側の面から取り付け孔3に挿通し
て固定した固定具20の平面図である。又図4で、図1
から図3までと同じ符号を付した部分は、同じ機能部分
であるので説明は省略する。
【0021】この第3実施形態の固定具20の2箇の逆
止立片21、22は、基盤4の底面4a上の、取り付け
孔23の貫通方向から見た形状、即ち四角形の対角線上
で対向する2つの角部の内側に対応する位置に立設され
ている。但し、拘止脚5、5の対向する方向は、上記取
り付け孔23の上記四角形の一辺の向く方向に一致させ
ている。
【0022】この第3実施形態の固定具20は、第1実
施形態の固定具1の場合と同様に1つの種類の固定具で
自由な使用が可能であり使い勝手がよいものとなってい
る。又、板材2に設けた取り付け孔23の貫通方向の形
状を四角形としたので該板材2の面方向の位置決めをよ
り確実に行うことができる。
【0023】本発明の第4実施形態から第6実施形態ま
での実施形態を図6から図10までに基づいて纏めて説
明する。これらの実施形態はいずれも本発明の固定具を
備えた離間固定具の発明の実施形態である。なお図6は
第4実施形態から第6実施形態までの離間固定具を用い
て3つの板材(シャーシ、プリント配線基盤等)を相互
に所定の間隔を置いて積み重ね状に固定した場合の側面
図であり、図7は第4実施形態の離間固定具を示す図で
あり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は上面
図、(ニ)は下面図であり、図8は上記第4実施形態の
矢視Cの図であり、(ロ)はB−B断面矢視図であり、
(ハ)はA−A断面矢視図であり、(ニ)は取り付け孔
の上面図であり、図9は第5実施形態の離間固定具を示
す図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)
は上面図、(ニ)は下面図であり、図10は、第6実施
形態の離間固定具を示す図であり、(イ)は正面図、
(ロ)は側面図、(ハ)は上面図、(ニ)は下面図であ
る。なお又図6から図10までにおいて、図1から図3
までに用いた符号と同一符号を付した部分は同一機能部
分を示すので説明を省略する。
【0024】図6においてシャーシ24に対してかつ該
シャーシ24からは間隔を置いて積み重ね状に第1の基
板25を、第4実施形態の離間固定具30と第5実施形
態の離間固定具40とを用いて固定している。そして上
記第1の基板25に対してかつ該基板25からは間隔を
置いて積み重ね状に第2の基板26を、第6実施形態の
離間固定具50と上記第5実施形態の離間固定具40と
を用いて固定している。
【0025】図7で上記第4実施形態の離間固定具30
は合成樹脂の一体成形品とされ、支柱部31の一端側
(第1の基板25を固定する側)に本発明の固定具1
(第1実施形態の固定具)がその基盤4を介して一体状
に形成されている。又上記支柱部31の他端側(シャー
シ24を固定する側)には上記拘止脚5、5の対向する
方向と平行に両端部32a,32aを張り出すとともに
上記一端側を向いて反った概ね弓形状をなす拘止翼片3
2が一体状に形成されている。弓形状の上記拘止翼片3
2はその中央部が固定されたとき上記両端部32a,3
2aは弾力的に挿通方向に撓み可能とされている。該拘
止翼片32の中央部からは更に取り付け用ステム部33
が一体状に延び、更にその先側には上記拘止翼片32の
張り出し方向と直交する方向を向く掛止部34が一体状
に形成されている。上記取り付け用ステム部33から掛
止部34を見た形状(A−A断面矢視の形状)は図8の
(ハ)に示したように、シャーシ24に設けられた取り
付け孔28の形状(図8の(ニ))にほぼ類似して形成
されていて該取り付け孔28を挿通可能としている。そ
の際、上記取り付け用ステム部33の外径寸法は、上記
取り付け孔28の中央丸孔部分の内径寸法より僅かに小
さくされたいてシャーシ24の面方向に対する位置決め
が行われる。この第4実施形態の離間固定具30を上記
シャーシ24の取り付け孔28に挿通して取り付けるに
は、上記離間固定具30を上記掛止部34側から取り付
け孔28に挿通後押圧して上記拘止翼片32の両端部3
2a、32aをシャーシ24の一方の面と弾力的に当接
させながら該離間固定具30を90度回転し、その後該
押圧を緩めることにより、上記拘止翼片32の両端部3
2a、32aと上記掛止部34の面34aとが上記シャ
ーシ24の両面に弾力的に当接して軸方向の位置決めが
行われ、又取り付け用ステム部33の外面と取り付け孔
28の中央丸孔部の内面とが係合して面方向にも位置決
めが行われて固定される。一方離間固定具30の固定具
1側は、上記第1の基板25に設けた取付孔27に挿通
して押圧するだけでワンタッチで、既に記載した通りに
上記第1の基板25に対して固定することができる。そ
の際、上記シャーシ24の上記掛止部34の面34aと
接する側の面と、上記第1の基板25の上記固定具1の
逆止立片6、7の段面部6c、7cと接する側の面との
間の距離が規定され、従ってシャーシ24と第1の基板
25との間隔が保持される。
【0026】図9の第5実施形態の離間固定具40も合
成樹脂の一体成型品であり、その支柱部41の一端側
(第1の基板25を固定する側)に本発明に従う固定具
1(第1実施形態の固定具)がその基盤4を介して一体
状に形成されている。上記支柱部41の他端側(シャー
シ24に接する側)には上記シャーシ24の上記一方の
面に当接する当接座面42aを有する当接部42が一体
状に形成されている。この第5実施形態の離間固定具4
0の固定具1が形成された側は、上記第1の基板25に
設けた取り付け孔に挿通して押圧するだけで既に記載し
た通りにワンタッチで固定することができる。この第4
実施形態の離間固定具40は、比較的剛性の大きい上記
シャーシ24の、上記当接部42の上記当接座面42a
と接する側の面から、上記第1の基板25の上記固定具
1の逆止立片6、7の段面部6c、7cと接する側の面
までの距離を規定し、従ってシャーシ24と第1の基板
25との間隔の保持に役立つ。
【0027】図10の第6実施形態の離間固定具50も
合成樹脂の一体成型品であり、その支柱部51の両端の
側に、本発明の固定具1(第1実施形態の固定具)がそ
れぞれ基盤4を介して一体状に形成されている。この第
6実施形態の離間固定部50の上記固定具1は上記第1
の基板25に設けた、既に離間固定具30の固定具が反
対側から取り付けられた上記取り付け孔27と第2の基
板26に設けた取り付け孔とに挿通してワンタッチで既
に記載した通りにして固定することができる。その際、
第1の基板25の上記逆止立片6、7の段面部6c,7
cと当接する側の面と、第2の基板26の上記逆止立片
6、7の段面部6c,7cと当接する面までの距離が規
定され、従って第1の基板25と第2の基板26との間
の間隔の保持が行われる。
【0028】この第6実施形態の離間固定具50の、挿
通方向から透して見た該一方の側の逆止立片6、7の配
置と他方の側の逆止立片6、7の配置との関係は、上記
離間固定具50が裏返しにひっくり返すように180度
回転させても、或いは又中心軸の周りに180度回転さ
せても(即ち前後又は左右を変えても)変化しないの
で、この1種類の離間固定具を用いて上下、前後又は左
右の向きに関係なく同じ拘止脚の対向方向のもとで共通
して使用でき、従って使い勝手がよいものとなる。
【0029】上記第4実施形態から第5実施形態までの
離間固定具を用いて基板等の板材を図6に示したように
相互に間隔を置いて積み重ね状に固定するときは、積み
重ねた基板等の板材の実装スペースを最大限に確保して
行うことができる。なお、図6に示したように第4実施
形態の離間固定具30と第6実施形態の離間固定具50
とを用いて板材24、25、26を相互に間隔を置いて
積み重ね状に固定するに際し、最下位の板材であるシャ
シー24を残して他の板材25、26を離間固定具を用
いて仮組み付けしておき、最後にこの仮組み付け体を最
下位の板材(シャーシ)24に取り付けて組み付けを完
了するようにする場合、離間固定具30の掛止部34側
を上記板材(シャーシ)24の孔28に挿通後押圧した
状態で、最上位の板材26を固定する離間固定具50
の、該板材26から露出した逆止立片の逆止用拡大部6
b、7bに例えばドライバーを掛けて該離間固定具50
を約90゜回転させることにより同一軸心上の取り付け
孔内に挿通された各離間固定具を同時に一体状に回転さ
せ、上記離間固定具30と最下位の板材(シャーシ)2
4との組み付け固定を簡便に完了させることができる。
又、最上位の板材の取り付け孔の形状を最下位の板材
(シャーシ)24の孔28の形状と同じにしておいて、
該最上位の板材も最下位の板材(シャーシ)24と同様
に第4実施形態の離間固定具30を用いて固定すること
ができる。その場合には、中間の板材について予め仮組
み付けをしておき、最後に最下位と最上位との板材のそ
れぞれの孔に各離間固定部の掛止部34側を挿通後押圧
した状態で最上位の板材から露出する離間固定具30の
掛止部34側を例えばペンチを用いてつかんで約90゜
回転させることによって簡便に全組み付けを完了させる
ようにすることができる。なお、相互に間隔を置いて積
み重ね状に固定する板材の枚数は4枚以上であってもよ
い。
【0030】又本発明に従う離間固定具、例えば上記第
6実施形態の離間固定具の支柱部に代えて防振ゴムから
なる防振装置を置き、この防振装置に本発明の固定具を
一体状に取り付けて防振スぺーサとして用いることもで
き、その場合も板材のスペースの有効利用が図れる。
【0031】次に本発明の第7実施形態としての電線把
持固定具を図11に基づいて説明する。なお、図11
(イ)は電線把持固定具の正面図であり、(ロ)は固定
具の部分の下面図、(ハ)は電線の束を把持した状態を
示す要部正面図である。又図11で、図1から図3まで
と同じ符号を付した部分は、同じ機能部分であるので説
明は省略する。、図11の電線把持固定具60はここで
は好ましく合成樹脂の一体成形品であり、電線等をくわ
え込むための開口部62を有するが全体としては環形状
をなす弾力性把持用帯片61と、上記開口と反対側の位
置において上記弾力性把持用帯片61と一体状に形成さ
れた本発明に従う固定具1(第1実施形態の固定具)と
からなっている。なお、上記弾力性把持用帯片61の両
端側即ち上記開口部62を形成するべき部分には、相互
の結合・離脱を自在とするフック部63が形成されてい
て、電線の束64、64、64等をくわえる込んだ後、
開口部を閉じて用いる。この電線把持固定具60は、例
えば複数の基板を相互に間隔を置いて積み重ね状にして
固定するために用いた上記離間固定具(例えば第5実施
形態の離間固定具50)が取り付けられた孔を利用して
取り付けるか、或いはシャーシ等の板材に設けた1つの
取り付け孔に対して該板材の表裏両面から2つの電線把
持固定具60を取り付けることによって、電線又は電線
の束をシャーシや基板等の板材上のところどころで纏め
て支持固定するとともに該板材の実装スペースを最大限
に活用するようにすることができる。
【0032】次に本発明の第8実施形態としての基板支
持具を図12に基づいて説明する。なお、図12の
(イ)は基板支持具の斜視図であり、(ロ)は基板を支
持した状態の側面図である。又図12で、図1から図3
までと同じ符号を付した部分は、同じ機能部分であるの
で説明は省略する。
【0033】図12の基板支持具70はここでは合成樹
脂の一体成形品であり、2本の平行なガイドレール7
1、71を、長い底板72上に固定することによって、
例えば電子部品を実装したプリント配線基盤を挟んで支
持するための長い間隙部73を形成している。上記底板
72の下面側の、長手方向に所定の間隔を隔てた位置に
は本発明に従う固定具1(第1実施形態の固定具)が、
その基盤4と拘止脚5、5とを上記底板72の一部とし
て形成して一体状に設けられている。この基板支持具7
0は電気機器内の、例えば上記第6実施形態の離間固定
具50によって固定された最上段をなす水平な、電子部
品が実装された基板上の該離間固定具が取り付けられた
孔を利用して取り付け、しかしてこれに電子部品を実装
した別の基板74を上記間隙部73に差し込んで立てて
用いることによって、狭くかつ不自由な電子機器内のス
ペースの有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の固定具の斜視図であ
る。
【図2】2つの上記固定具を板材に設けた1つの取付孔
に該板材の相反対の側から挿通してそれぞれを固定した
状態の側面図である。
【図3】上記固定具を板材の図面に表された面と反対側
の面から取り付け孔に挿通して固定した状態の平面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態の固定具を板材の図面に
表された面と反対側の面から取り付け孔に挿通して固定
した状態の平面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の固定具を板材の図面に
表された面と反対側の面から取り付け孔に挿通して固定
した状態の平面図である。
【図6】本発明の第4実施形態から第6実施形態までの
離間固定具を用いて3つの板材を相互に所定の間隔を置
いて積み重ね状に固定した状態の側面図である。
【図7】本発明の第4実施形態の離間固定具を示す図で
あり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は上面
図、(ニ)は下面図である。
【図8】(イ)は上記第4実施形態の離間固定具の矢視
C図、(ロ)はBーB断面矢視図、(ハ)はA−A断面
矢視図、(ニ)は取り付け孔の平面図である。
【図9】本発明の第5実施形態の離間固定具を示す図で
あり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は上面
図、(ニ)は下面図である。
【図10】本発明の第6実施形態の離間固定具を示す図
であり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は上
面図、(ニ)は下面図である。
【図11】本発明の第7実施形態の電線把持固定具を示
す図であり、(イ)は正面図、(ロ)はその固定具の部
分の下面図、(ハ)は電線の束を把持した状態を示す要
部正面図である。
【図12】本発明の第8実施形態の基板支持具を示す図
であり、(イ)は斜視図、(ロ)は基板を支持した状態
を示す側面図である。
【図13】従来の離間固定具に備えられた固定具を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1、1’、10、20…固定具 4…固定具の基盤 4a…基盤の面 5、5…固定具の拘止脚 6、7、11、12、13、21、22、6’、7’、
11’、12’、13’、21’、22’…固定具の逆
止立片 6b,7b、11b、12b,13b、21b、22b
…逆止立片の逆止用拡大部 6c,7c、11c、12c,13c…逆止用拡大部の
段面部(逆止面) 6d,7d…逆止立片の側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 19/00 F16B 21/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材の取り付け孔に挿通することにより
    ワンタッチで該板材に対して固定可能とした固定具にお
    いて、 上記板材に保持させるべき被保持材が一体状に取り付け
    られる基盤と、上記基盤の周辺から延びて設けられ上記
    板材の該基盤面と対向する側の表面と係合する拘止脚
    と、上記基盤面の、上記板材の取り付け孔の内側に沿っ
    た相互に間隔をおいた位置に対応する位置から立設され
    て該取り付け孔を貫通しその貫通した先側に該取り付け
    孔の半径方向に弾力的に撓み可能とされて該板材の反対
    側の表面と係合する逆止用拡大部を備えた複数の逆止立
    片とを備え、 この固定具2つを上記板材の上記取り付け孔にそれぞれ
    該板材の相反対の側から挿通するとき、一方の該固定具
    の上記複数の逆止立片を他方の該固定具の該複数の逆止
    立片間の間隔を占めて挿通させることによって、該板材
    に対してそれぞれ固定可能としたことを特徴とする固定
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固定具において、該固
    定具を上記板材の取り付け孔に挿通して固定したとき、
    上記拘止脚が挿通方向に弾力的に撓むことによって該拘
    止脚と上記逆止立片の逆止用拡大部とがそれぞれ該板材
    の相反対側の面と弾力的に当接することを特徴とする固
    定具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の固定具におい
    て、該固定具を上記板材の取り付け孔に挿通して固定し
    たとき、上記複数の逆止立片の側方を向く面と該板材の
    取り付け孔の内側面との係合によって該板材の表面方向
    の位置決めが行われることを特徴とする固定具。
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