JP3353877B2 - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JP3353877B2
JP3353877B2 JP05074697A JP5074697A JP3353877B2 JP 3353877 B2 JP3353877 B2 JP 3353877B2 JP 05074697 A JP05074697 A JP 05074697A JP 5074697 A JP5074697 A JP 5074697A JP 3353877 B2 JP3353877 B2 JP 3353877B2
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稔 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル信号処理の分野の拡大
に伴いDSP(ディジタル信号プロセッサ)と呼ばれる
LSIが様々な機器に搭載されている。DSPはディジ
タル信号に対する数値演算を高効率で実行するため、1
マシンサイクルで複数ワード(多くは2ワード)のデー
タをメモリから読み出す機構を有するのが一般的であ
る。一方、CPU(中央演算処理装置)はDSPととも
に機器に搭載され、DSPを含む各種周辺回路の制御を
行う。CPUは各種条件判断、論理演算を行うのが主で
あるためメモリからのデータ読み出しは1マシンサイク
ルで1ワードのものが一般的である。
【0003】以下、図7を参照して、DSPがメモリか
らデータを読み出す動作を説明する。
【0004】制御部301には命令(不図示)が入力さ
れる。制御部301に入力された命令が2つのメモリ3
10、320からデータを読み出すことを指示するもの
である場合には、制御部301はアドレス生成部315
に2系統のアドレス317、327をメモリ310、3
20に出力することを指示する。アドレス317は、メ
モリ310において読み出されるべきデータの位置を規
定する。アドレス327は、メモリ320において読み
出されるべきデータの位置を規定する。
【0005】アドレス生成部315は、アドレス317
をメモリ310に出力し、アドレス327をメモリ32
0に出力する。アドレス317は、例えば、値0002
hを有する。アドレス327は、例えば、値0003h
を有する。ここで、「h」はアドレスの値が16進数で
表記されていることを表す。
【0006】アドレス生成部315によって出力される
アドレス317、327の値は、0000h番地からメ
モリ310、320の記憶容量に依存して定まる最大の
番地までの範囲内である。例えば、メモリ310の記憶
容量が1K語である場合には、アドレス生成部315
は、0000h番地から03FFh番地までの範囲内の
アドレス317をメモリ310に出力する。
【0007】制御部301は、メモリ310のリード信
号311をアクティブにし、かつ、メモリ320のリー
ド信号321をアクティブにする。
【0008】リード信号311がアクティブである場合
には、メモリ310は、アドレス317によって指定さ
れる位置(例えば、0002h番地)に格納されている
データ318を演算部330に出力する。同様にして、
リード信号321がアクティブである場合には、メモリ
320は、アドレス327によって指定される位置(例
えば、0003h番地)に格納されているデータ328
を演算部330に出力する。
【0009】演算部330は、データ318およびデー
タ328に対して演算を実行する。このようなDSPに
よるメモリアクセスは、例えば、「MN1920シリー
ズLSI説明書」5−24〜5−29頁、松下電子工業
刊に記載されている。
【0010】一方、CPUによるメモリアクセスは、上
述したように、1マシンサイクルで1ワードのものが一
般的である。CPUによるメモリの番地の指定方法は、
DSPによるメモリの番地の指定方法と異なっている。
すなわち、CPUは、1系統のアドレスを用いてアクセ
スすべきメモリの番地を指定する。このようなCPUに
よるメモリアクセスは、例えば、「MN10200シリ
ーズLSI説明書」57頁、松下電子工業刊に記載され
ている。
【0011】また、LSI微細加工技術の進歩は著しく
上記のようにメモリの番地指定の方法の異なるCPUと
DSPとを1チップ上に集積することが可能となってい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにメモリの番地指定の方法が異なるDSPとCPU
とを1チップに集積し、DSPとCPUの双方がメモリ
310、320にアクセスすることを考えた場合、DS
Pがアクセス可能な2つのメモリ310、320のうち
いずれか一方はCPUからアクセスできないという問題
点があった。メモリ310、320には、いずれも00
00h番地からアドレスが割り付けられているため、C
PUが番地指定できるメモリはメモリ310、320の
うちいずれか一方に限られるからである。
【0013】さらに、CPUが2つのデータをメモリ
(例えば、メモリ310)に書き込んだ後、DSPがそ
のメモリに書き込まれた2つのデータを演算処理する場
合には、DSPはその2つのデータのうちの一方を他の
メモリ(例えば、メモリ320)に転送する必要があ
る。このような演算処理と無関係な処理を実行すること
により、DSPの性能が損なわれるおそれがあるという
問題点があった。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、CPUが1系統のアドレスを生成し、かつ、
DSPが2系統のアドレスを生成する場合において、C
PUとDSPの双方から効率のよいメモリアクセスを実
現するメモリ装置を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明の他の目的は、プロセッサが
1系統のアドレスと2系統のアドレスを生成する場合に
おいて、効率のよいメモリアクセスを実現するメモリ装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ装置は、
第1メモリと、第2メモリと、該第1メモリにおけるア
クセス位置を規定する第1アドレスと、該第2メモリに
おけるアクセス位置を規定する第2アドレスとを同じマ
シンサイクルで生成する第1プロセッサと、第3アドレ
スを生成する第2プロセッサと、該第1メモリに対する
アクセスを制御し、該第2メモリに対するアクセスを制
御するメモリ制御部であって、該第1アドレスまたは該
第2アドレスのいずれか一方を表すように該第3アドレ
スを変換するアドレス変換部を含んでいるメモリ制御部
とを備えており、これにより上記目的が達成される。
【0017】前記アドレス変換部は、前記第3アドレス
の値から所定の値を減算することによって、前記第1ア
ドレスまたは前記第2アドレスのいずれか一方を表すよ
うに該第3アドレスを変換してもよい。
【0018】前記アドレス変換部は、前記第3アドレス
の所定のビットを「1」にセットまたは「0」にリセッ
トすることによって、前記第1アドレスまたは前記第2
アドレスのいずれか一方を表すように該第3アドレスを
変換してもよい。
【0019】前記第1プロセッサと前記第2プロセッサ
と前記制御部とは、単一の半導体チップ上に形成されて
もよい。
【0020】前記第1メモリおよび前記第2メモリのそ
れぞれは、シングルポートメモリであってもよい。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のメモリ装置1の構成を示す。メモリ装置1は、
メモリ150とメモリ160とを有している。メモリ1
50とメモリ160のそれぞれはシングルポートメモリ
である。
【0027】メモリ装置1は、CPU110とDSP1
20とメモリ制御部140とをさらに有している。
【0028】CPU110は、データバス105を介し
てメモリ150とメモリ160とに接続されている。
【0029】CPU110は、演算部112と、アドレ
ス生成部116と、制御部118とを有している。
【0030】演算部112は、データバス105を介し
て入力されるデータを処理する。
【0031】アドレス生成部116は、アドレス114
を生成する。アドレス114は、メモリ150において
アクセスすべき位置またはメモリ160においてアクセ
スすべき位置を規定する。アドレス114は、例えば、
16ビットによって表される。
【0032】制御部118は、読み出しまたは書き込み
を指示する制御信号117をメモリ制御部140に出力
する。また、制御部118は、演算部112とアドレス
生成部116とを制御する。
【0033】DSP120は、データバス105を介し
てメモリ150に接続されており、データバス106を
介してメモリ160に接続されている。
【0034】DSP120は、演算部122と、アドレ
ス生成部126と、制御部128とを有している。
【0035】演算部122は、データバス105、10
6を介して入力されるデータを処理する。
【0036】アドレス生成部126は、2系統の独立し
たアドレス124、125を生成する。アドレス124
は、メモリ150においてアクセスすべき位置を規定す
る。アドレス125は、メモリ160においてアクセス
すべき位置を規定する。アドレス124、125のそれ
ぞれは、例えば、16ビットによって表される。
【0037】制御部128は、読み出しまたは書き込み
を指示する2系統の独立した制御信号134、135を
メモリ制御部140に出力する。また、制御部128
は、演算部122とアドレス生成部126とを制御す
る。
【0038】メモリ制御部140は、メモリ150に対
するアクセスを制御し、メモリ160に対するアクセス
を制御する。メモリ制御部140は、アドレス114と
制御信号117とをCPU110から受け取り、アドレ
ス124、125と制御信号134、135とをDSP
120から受け取り、アドレス152と制御信号154
とをメモリ150に出力し、アドレス162と制御信号
164とをメモリ160に出力する。
【0039】CPU110が読み出しまたは書き込みを
指示する場合には、CPU110の制御部118が制御
信号117をアクティブにする。
【0040】制御信号117がアクティブである場合に
は、メモリ制御部140は、アドレス114を所定の変
換形式に従ってアドレス152またはアドレス162に
変換する。
【0041】図2は、所定の変換形式の一例を示す。こ
の例では、メモリ150は1K語の記憶容量を有してお
り、メモリ160は2K語の記憶容量を有していると仮
定している。メモリ150とメモリ160のそれぞれに
は、アドレスが0番地から順次割り当てられている。
【0042】図2に示されるように、アドレス114の
値が0000h〜03FFhの範囲内である場合には、
メモリ制御部140は、制御信号154をアクティブに
し、かつ、アドレス114をアドレス152としてメモ
リ150に出力する。ここで、アドレスの末尾の「h」
はそのアドレスが16進数で表記されていることを示
す。
【0043】一方、アドレス114の値が0400h以
降の値である場合には、メモリ制御部140は、制御信
号164をアクティブにし、かつ、アドレス114の値
から所定の値0400hを減算することによって得られ
る値をアドレス162としてメモリ160に出力する。
【0044】DSP120が読み出しまたは書き込みを
指示する場合には、DSP120の制御部128が制御
信号134または制御信号135をアクティブにする。
【0045】制御信号134がアクティブである場合に
は、メモリ制御部140は、制御信号154をアクティ
ブにし、かつ、アドレス124をアドレス152として
メモリ150に出力する。
【0046】制御信号135がアクティブである場合に
は、メモリ制御部140は、制御信号164をアクティ
ブにし、かつ、アドレス125をアドレス162として
メモリ160に出力する。
【0047】図3は、メモリ制御部140の構成を示
す。図3に示されるメモリ制御部140は、DSP12
0からのアクセス要求よりもCPU110からのアクセ
ス要求を優先的に受け付ける機能を有している。
【0048】メモリ制御部140は、アドレス変換回路
600と、選択回路610〜640とを含んでいる。
【0049】制御信号117は、アドレス変換回路60
0と、選択回路610〜640とに入力される。
【0050】制御信号117がアクティブである場合に
は、アドレス変換回路600は、アドレス114の値を
調べる。その結果、アドレス114の値が0000h〜
03FFhの範囲内である場合には、アドレス変換回路
600は、制御信号601をアクティブにし、かつ、ア
ドレス114をアドレス603として選択回路610と
選択回路620とに出力する。アドレス114の値が0
400h以降の値である場合には、アドレス変換回路6
00は、制御信号602をアクティブにし、かつ、アド
レス114の値から所定の値0400hを減算すること
によって得られる値をアドレス603として選択回路6
10と選択回路620とに出力する。
【0051】選択回路610は、制御信号117がアク
ティブである場合にはアドレス603を選択的に出力
し、そうでない場合にはアドレス124を選択的に出力
する。選択回路610の出力は、アドレス152として
メモリ150に出力される。
【0052】選択回路620は、制御信号117がアク
ティブである場合にはアドレス603を選択的に出力
し、そうでない場合にはアドレス125を選択的に出力
する。選択回路620の出力は、アドレス162として
メモリ160に出力される。
【0053】選択回路630は、制御信号117がアク
ティブである場合には制御信号601を選択的に出力
し、そうでない場合には制御信号134を選択的に出力
する。選択回路630の出力は、制御信号154として
メモリ150に出力される。
【0054】選択回路640は、制御信号117がアク
ティブである場合には制御信号602を選択的に出力
し、そうでない場合には制御信号135を選択的に出力
する。選択回路640の出力は、制御信号164として
メモリ160に出力される。
【0055】図4は、メモリ制御部140aの構成を示
す。メモリ制御部140aは、図3に示されるメモリ制
御部140に置換され得る。また、CPU110からの
アクセス要求とDSP120からのアクセス要求とを調
停する調停回路700が設けられている。
【0056】調停回路700は、制御信号117、13
4および135に応じて、制御信号717を出力する。
CPU110からのアクセス要求を優先する場合には、
調停回路700は制御信号717をアクティブにする。
DSP120からのアクセス要求を優先する場合には、
調停回路700は制御信号717をアクティブにしな
い。
【0057】メモリ制御部140aの構成は、制御信号
117の代わりに制御信号717が選択回路610〜6
40に入力される点を除いて、メモリ制御部140の構
成と同一である。従って、同一の構成要素には同一の参
照番号を付し、その説明を省略する。
【0058】以下、メモリ装置1の動作を説明する。
【0059】(1)DSP120がメモリ150の00
02h番地に格納されたデータとメモリ160の000
3h番地に格納されたデータとを読み出す動作は、以下
に示すとおりである。
【0060】ステップ1:制御部128は、読み出しを
指示するアクティブな制御信号134、135をメモリ
制御部140に出力する。アドレス生成部126は、値
0002hを有するアドレス124をメモリ制御部14
0に出力し、値0003hを有するアドレス125をメ
モリ制御部140に出力する。
【0061】ステップ2:メモリ制御部140は、制御
信号134、135がいずれもアクティブであるので、
アドレス124をアドレス152としてメモリ150に
出力し、アドレス125をアドレス162としてメモリ
160に出力する。また、メモリ制御部140は、読み
出しを指示するアクティブな制御信号154をメモリ1
50に出力し、読み出しを指示するアクティブな制御信
号164をメモリ160に出力する。その結果、メモリ
150の0002h番地からデータが読み出され、メモ
リ160の0003h番地からデータが読み出される。
メモリ150の0002h番地から読み出されたデータ
は、データバス105を介して演算部122に入力され
る。メモリ160の0003h番地から読み出されたデ
ータは、データバス106を介して演算部122に入力
される。
【0062】(2)CPU110がメモリ150の00
02h番地に格納されたデータを読み出す動作は、以下
に示すとおりである。
【0063】ステップ1:制御部118は、読み出しを
指示するアクティブな制御信号117をメモリ制御部1
40に出力する。アドレス生成部116は、値0002
hを有するアドレス114をメモリ制御部140に出力
する。
【0064】ステップ2:メモリ制御部140は、制御
信号117がアクティブであり、かつ、アドレス114
が0000h〜03FFFhの範囲内であるので、アド
レス114をアドレス152としてメモリ150に出力
し、読み出しを指示するアクティブな制御信号154を
メモリ150に出力する。その結果、メモリ150の0
002h番地からデータが読み出される。メモリ150
の0002h番地から読み出されたデータは、データバ
ス105を介して演算部112に入力される。
【0065】(3)CPU110がメモリ160の00
03h番地に格納されたデータを読み出す動作は、以下
に示すとおりである。
【0066】ステップ1:制御部118は、読み出しを
指示するアクティブな制御信号117をメモリ制御部1
40に出力する。アドレス生成部116は、値0403
hを有するアドレス114をメモリ制御部140に出力
する。
【0067】ステップ2:メモリ制御部140は、制御
信号117がアクティブであり、かつ、アドレス114
が0400h以降の値であるので、アドレス114の値
0403hから所定の値0400hを減算することによ
って得られる値0003hをアドレス162としてメモ
リ160に出力し、読み出しを指示するアクティブな制
御信号164をメモリ160に出力する。その結果、メ
モリ160の0003h番地からデータが読み出され
る。メモリ160の0003h番地から読み出されたデ
ータは、データバス105を介して演算部112に入力
される。
【0068】このように、CPU110のアドレス生成
部116によって生成されるアドレス114の値が特定
の範囲内にあるか否かに応じて、メモリ制御部140
は、アドレス114をアドレス152またはアドレス1
62に変換し、制御信号154、164の一方をアクテ
ィブにする。これにより、1系統のアドレス114を用
いて2系統のメモリ150、160をアクセスすること
が可能となる。
【0069】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2のメモリ装置2の構成を示す。メモリ装置2は、
メモリ550とメモリ560とを有している。メモリ5
50とメモリ560のそれぞれはデュアルポートメモリ
である。
【0070】メモリ装置2は、CPU110とDSP1
20とメモリ制御部140bとをさらに有している。
【0071】CPU110とDSP120の構成は、図
1に示されるそれらの構成と同一である。CPU110
は、データバス505を介してメモリ550とメモリ5
60とに接続されている。DSP120は、データバス
105を介してメモリ550に接続されており、データ
バス106を介してメモリ560に接続されている。
【0072】CPU110が読み出しまたは書き込みを
指示する場合には、CPU110の制御部118が制御
信号117をアクティブにする。
【0073】制御信号117がアクティブである場合に
は、メモリ制御部140bは、アドレス114を所定の
変換形式に従ってアドレス552またはアドレス562
に変換する。その所定の変換形式は、例えば、図2に示
される。
【0074】アドレス114の値が0000h〜03F
Fhの範囲内である場合には、メモリ制御部140b
は、制御信号554をアクティブにし、かつ、アドレス
114をアドレス552としてメモリ550に出力す
る。
【0075】制御信号554がアクティブである場合に
は、メモリ550は、アドレス552によって指定され
る位置に対してデータバス505を介してデータを入出
力する。
【0076】一方、アドレス114の値が0400h以
降の値である場合には、メモリ制御部140bは、制御
信号564をアクティブにし、かつ、アドレス114の
値から所定の値0400hを減算することによって得ら
れる値をアドレス562としてメモリ560に出力す
る。
【0077】制御信号564がアクティブである場合に
は、メモリ560は、アドレス562によって指定され
る位置に対してデータバス505を介してデータを入出
力する。
【0078】制御信号117がアクティブでない場合に
は、メモリ制御部140bは、制御信号554をアクテ
ィブにせず、かつ、制御信号564をアクティブにしな
い。
【0079】DSP120が読み出しまたは書き込みを
指示する場合には、DSP120の制御部128が制御
信号134または制御信号135をアクティブにする。
【0080】制御信号134がアクティブである場合に
は、メモリ550は、アドレス124によって指定され
る位置に対してデータバス105を介してデータを入出
力する。
【0081】制御信号135がアクティブである場合に
は、メモリ560は、アドレス125によって指定され
る位置に対してデータバス106を介してデータを入出
力する。
【0082】このように、CPU110のアドレス生成
部116によって生成されるアドレス114の値が特定
の範囲内にあるか否かに応じて、メモリ制御部140b
は、アドレス114をアドレス552またはアドレス5
62に変換し、制御信号554、564の一方をアクテ
ィブにする。これにより、1系統のアドレス114を用
いて2系統のメモリ550、560をアクセスすること
が可能となる。
【0083】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3のメモリ装置3の構成を示す。メモリ装置3は、
メモリ150とメモリ160とを有している。メモリ1
50とメモリ160のそれぞれはシングルポートメモリ
である。
【0084】メモリ装置3は、プロセッサ820とメモ
リ制御部840とをさらに有している。プロセッサ82
0は、データバス805を介してメモリ150とメモリ
160とに接続されている。また、プロセッサ820
は、データバス105を介してメモリ150に接続され
ており、データバス106を介してメモリ160に接続
されている。
【0085】プロセッサ820は、演算部822と、ア
ドレス生成部826と、制御部828とを有している。
【0086】演算部822は、データバス105、10
6を介して入力されるデータを処理する。
【0087】アドレス生成部826は、アドレス814
を生成する。アドレス814は、メモリ150において
アクセスすべき位置またはメモリ160においてアクセ
スすべき位置を規定する。また、アドレス生成部826
は、アドレス124、125を生成する。アドレス12
4は、メモリ150においてアクセスすべき位置を規定
する。アドレス125は、メモリ160においてアクセ
スすべき位置を規定する。
【0088】制御部828は、制御信号817、13
4、135をメモリ制御部840に出力する。また、制
御部828は、演算部822とアドレス生成部826と
を制御する。
【0089】メモリ制御部840の構成は、制御信号1
17の代わりに制御信号817が入力され、アドレス1
14の代わりにアドレス814が入力される点を除い
て、図1に示されるメモリ制御部140の構成と同一で
ある。
【0090】メモリ150、160から読み出されたデ
ータをデータバス805を介して制御部828に入力す
る場合には、制御部828は、制御信号817をアクテ
ィブにし、かつ、アドレス生成部826がアドレス81
4を生成するようにアドレス生成部826を制御する。
【0091】制御信号817がアクティブである場合に
は、メモリ制御部840は、アドレス814を所定の変
換形式に従ってアドレス152またはアドレス162に
変換する。その所定の変換形式は、例えば、図2に示さ
れる。
【0092】アドレス814の値が0000h〜03F
Fhの範囲内である場合には、メモリ制御部840は、
制御信号154をアクティブにし、かつ、アドレス81
4をアドレス152としてメモリ150に出力する。一
方、アドレス814の値が0400h以降の値である場
合には、メモリ制御部840は、制御信号164をアク
ティブにし、かつ、アドレス814の値から所定の値0
400hを減算することによって得られる値をアドレス
162としてメモリ160に出力する。
【0093】制御部828は、メモリ150、160か
ら読み出されたデータを命令として解読する。
【0094】メモリ150、160から読み出されたデ
ータをデータバス105、106を介して演算部822
に入力する場合、または、演算部822から出力された
データをデータバス105、106を介してメモリ15
0、160に書き込む場合には、制御部828は、制御
信号134または制御信号135をアクティブにし、か
つ、アドレス生成部826がアドレス124またはアド
レス125を生成するようにアドレス生成部826を制
御する。
【0095】制御信号134がアクティブである場合に
は、メモリ制御部840は、制御信号154をアクティ
ブにし、かつ、アドレス124をアドレス152として
メモリ150に出力する。
【0096】制御信号135がアクティブである場合に
は、メモリ制御部840は、制御信号164をアクティ
ブにし、かつ、アドレス125をアドレス162として
メモリ160に出力する。
【0097】このように、アドレス生成部826によっ
て生成されるアドレス814の値が特定の範囲内にある
か否かに応じて、メモリ制御部840は、アドレス81
4をアドレス152またはアドレス162に変換し、制
御信号154、164の一方をアクティブにする。これ
により、1系統のアドレス814を用いて2系統のメモ
リ150、160をアクセスすることが可能となる。
【0098】なお、上述した実施の形態1〜3では、ア
ドレス変換は、アドレス114(またはアドレス81
4)の値から所定の値0400hを減算することによっ
て行われる。しかし、この所定の値は0400hに限定
されない。この所定の値は、メモリ150(またはメモ
リ550)またはメモリ160(またはメモリ560)
の記憶容量以上である限り、任意の値をとり得る。
【0099】また、アドレス変換は、アドレス114
(またはアドレス814)の値から所定の値を減算する
という演算以外の演算によっても達成され得る。例え
ば、アドレス114(またはアドレス814)の値が予
め決められた範囲内にある場合には、アドレス114
(またはアドレス814)の特定のビットを「1」にセ
ットあるいは「0」にリセットするようにしてもよい。
例えば、アドレス114(またはアドレス814)が値
0403hを有する場合には、アドレス114(または
アドレス814)のビット10をリセットすることによ
り、アドレス114(またはアドレス814)の値を0
003hに変換することができる。
【0100】また、アドレス114(またはアドレス8
14)、アドレス124、アドレス125、アドレス1
52(またはアドレス552)、アドレス162(また
はアドレス562)のビット幅は、上述した実施の形態
に限定されるものではないことは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】本発明のメモリ装置によれば、第1プロ
セッサによって第1メモリにおけるアクセス位置を規定
する第1アドレスと、第2メモリにアクセス位置を規定
する第2アドレスとが生成される。第1アドレスに基づ
いて第1メモリがアクセスされ、第2アドレスに基づい
て第2メモリがアクセスされる。また、第2プロセッサ
によって第3アドレスが生成される。第3アドレスはア
ドレス変換部によって変換される。変換された第3アド
レスに基づいて、第1メモリまたは第2メモリがアクセ
スされる。
【0102】このように、2系統のアドレス(第1アド
レスおよび第2アドレス)に基づいて第1メモリまたは
第2メモリをアクセスし、かつ、1系統のアドレス(第
3アドレス)に基づいて第1メモリまたは第2メモリを
アクセスすることが可能となる。これにより、第1プロ
セッサおよび第2プロセッサの双方から効率のよいメモ
リアクセスを行うことが可能となる。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のメモリ装置1の構成を
示す図である。
【図2】アドレス114を変換するために使用される所
定の変換形式の一例を示す図である。
【図3】メモリ制御部140の構成を示す図である。
【図4】メモリ制御部140aの構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2のメモリ装置2の構成を
示す図である。
【図6】本発明の実施の形態3のメモリ装置3の構成を
示す図である。
【図7】従来のDSPの構成を示す図である。
【符号の説明】
105、106 データバス 110 CPU 120 DSP 112、122 演算部 116、126 アドレス生成部 118、128 制御部 114、124、125、152、154、552、5
62 アドレス 117、134、135、162、164、554、5
64 制御信号 140、140a、140b、840 メモリ制御部 150、160、550、560 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−297594(JP,A) 特開 平2−122343(JP,A) 特開 平1−277954(JP,A) J.Thomas,SHARED M EMORY ADDRESSING S YSTEM,IBM Technica l Disclosure Bulle tin,米国,1964年10月,Vol. 7,No.5,p.352−353 和島正章,20ビット浮動小数点DSP HD81820(DSP−E)と画像処理 用DSP HD81831(DSP−I)の 概要,別冊インターフェース DSPを 使いこなす,日本,CQ出版社,1989年 8月 1日,p.205−218 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/30 - 9/36 G06F 12/00 - 12/06 G06F 13/16 - 13/18 G06F 15/16 - 15/177 G06F 15/78 G06F 17/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1メモリと、 第2メモリと、 該第1メモリにおけるアクセス位置を規定する第1アド
    レスと、該第2メモリにおけるアクセス位置を規定する
    第2アドレスとを同じマシンサイクルで生成する第1プ
    ロセッサと、 第3アドレスを生成する第2プロセッサと、 該第1メモリに対するアクセスを制御し、該第2メモリ
    に対するアクセスを制御するメモリ制御部であって、該
    第1アドレスまたは該第2アドレスのいずれか一方を表
    すように該第3アドレスを変換するアドレス変換部を含
    んでいるメモリ制御部とを備えたメモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス変換部は、前記第3アドレ
    スの値から所定の値を減算することによって、前記第1
    アドレスまたは前記第2アドレスのいずれか一方を表す
    ように該第3アドレスを変換する、請求項1に記載のメ
    モリ装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス変換部は、前記第3アドレ
    スの所定のビットを「1」にセットまたは「0」にリセ
    ットすることによって、前記第1アドレスまたは前記第
    2アドレスのいずれか一方を表すように該第3アドレス
    を変換する、請求項1に記載のメモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1プロセッサと前記第2プロセッ
    サと前記制御部とは、単一の半導体チップ上に形成され
    る、請求項1に記載のメモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1メモリおよび前記第2メモリの
    それぞれは、シングルポートメモリである、請求項1に
    記載のメモリ装置。
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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J.Thomas,SHARED MEMORY ADDRESSING SYSTEM,IBM Technical Disclosure Bulletin,米国,1964年10月,Vol.7,No.5,p.352−353
和島正章,20ビット浮動小数点DSP HD81820(DSP−E)と画像処理用DSP HD81831(DSP−I)の概要,別冊インターフェース DSPを使いこなす,日本,CQ出版社,1989年 8月 1日,p.205−218

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