JP3353660B2 - 画像表示処理システム - Google Patents

画像表示処理システム

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JP3353660B2 JP20593197A JP20593197A JP3353660B2 JP 3353660 B2 JP3353660 B2 JP 3353660B2 JP 20593197 A JP20593197 A JP 20593197A JP 20593197 A JP20593197 A JP 20593197A JP 3353660 B2 JP3353660 B2 JP 3353660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示処理システ
ムに係り、特にインタレース方式の映像信号をノンイン
タレース方式の映像信号や高画質インタレース方式の映
像信号として表示するための画像表示処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】インタレース方式の映像信号は、奇数フ
ィールドの走査線と偶数フィールドの走査線からなる1
フレームの走査線(例えばNTSC方式では525本の
走査線)により、奇数フィールドと偶数フィールドで交
互に飛び越し走査することで一画面分の画像情報が表示
され、これにより動画の動きが滑らかとなり、見易い画
像が得られるようになされている。しかし、静止画を表
示する場合、奇数/偶数フィールドの画像が交互に画面
上異なる走査線で表示される結果、絵柄によってはフリ
ッカが発生し、見苦しい画像になることがある。
【0003】このため、周知のように、従来より上記の
飛び越し走査を行わずに、1フレームの走査線により表
示されるノンインタレース方式の映像信号を生成する画
像表示処理システムが実用化され、画像の品質向上を実
現している。このノンインタレース(倍速スキャン)方
式画像表示処理システムの中には、インタレース方式で
入力された映像信号の画像の動きを検出し、動画である
と検出した場合、一方のフィールドの映像信号情報のみ
を通常の場合の2倍の速度(ノンインタレース方式)で
画面上をスキャンし、また、静止画である場合は、奇数
及び偶数の両フィールドの映像信号情報をそれぞれ通常
の場合の2倍の速度(ノンインタレース方式)でスキャ
ンし、画像表示するシステムがある。
【0004】しかし、上記の画像表示処理システムで
は、受像機側において画像の動きを検出させるようにし
ているため、静止画であったとしても、例えば垂直周波
数に525cPh(cPcは1フレーム当りの水平走査
線数)に近い高周波数成分がある場合、これが動きとし
て検出されることがあった。その結果、静止画であって
も、一方のフィールドの画像のみが出力表示されるた
め、垂直解像度がインタレース方式のそれの1/2かそ
れに近い値となってしまう。
【0005】そこで、従来より、インタレース方式の静
止画の解像度を劣化させることなく、フリッカを抑制す
るようにした画像表示処理システムが種々提案されてい
る(例えば、特開平6−38160号公報)。図4はこ
の従来の画像表示処理システムの一例のブロック図を示
す。同図において、カメラ一体型VTR70内の撮像部
71によりシャッタ72を通して撮像して得られたイン
タレース方式映像信号は、加算器75に入力される。一
方、静止画撮像指令部73は、静止画を撮像するときに
のみ操作されて識別信号発生回路74を駆動し、これよ
り静止画を示す識別信号を発生させる。なお、シャッタ
72は静止画撮像指令部73が非動作のとき、すなわち
動画撮像時に動作する。
【0006】上記の撮像部71より出力されたインタレ
ース方式映像信号は、加算器75により静止画像信号で
あるときにのみ、その垂直ブランキング期間に識別信号
が多重され、動画像信号であるときは加算器75をスル
ーして記録再生器76に供給されて磁気テープに記録さ
れる。磁気テープに記録されたインタレース方式映像信
号は、記録再生器76により再生され、伝送路79を経
て受信機80内の同期分離回路81、識別信号検出回路
83及び分配制御回路84に入力される。
【0007】同期分離回路81により分離された複合同
期信号は、奇偶判別回路82に入力されて奇数フィール
ドか偶数フィールドであるかを判別される。また、分配
制御回路84は入力インタレース方式映像信号を、奇偶
判別回路82からのフィールド判別信号に基づき、奇数
フィールドのときはメモリ85に分配供給して蓄積さ
せ、偶数フィールドのときはメモリ86に分配供給して
蓄積させる。メモリ85及び86のそれぞれに蓄積され
た映像信号は、読み出し制御回路87により読み出され
て倍速スキャン方式のディスプレイ90に供給されて表
示される。
【0008】ここで、読み出し制御回路87は、識別信
号検出回路83から識別信号検出信号が入力されないと
き(すなわち、動画像信号入力時)は、メモリ85及び
86の一方のフィールドの映像信号のみを各ライン2回
ずつ1ラインずらしながら倍速で読み出してディスプレ
イ90に供給する。一方、読み出し制御回路87は、識
別信号検出信号が入力されるとき(すなわち、静止画像
信号入力時)は、メモリ85及び86に記憶されている
それぞれのフィールドの映像信号を倍速でライン交互に
読み出してディスプレイ90に表示させる。このよう
に、この画像表示処理システムでは、静止画であるか動
画であるかを識別信号の有無により判別して、画像内容
に応じた倍速処理を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の画像表示処理システムでは、静止画であるか動画であ
るかを識別させるための識別信号を、撮像部71の出力
インタレース方式映像信号に多重するようにしているた
め、識別信号発生回路74及び加算器75や識別信号検
出回路83が必要で、構成が複雑であり、またアナログ
画像信号伝送であるので、識別信号を正確に垂直ブラン
キング期間の特定位置に精度良く挿入する必要がある。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
MPEG方式によるディジタル画像データを伝送すると
共に動画像は動きを滑らかに表示できると共に、静止画
は高品質に表示し得る画像表示処理システムを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、インタレース方式の入力映像信号をMPE
G方式に従って圧縮符号化データに変換するエンコーダ
と、入力映像信号が静止画か動画かを示す第1の情報
と、動画の場合は複数の動きレベルのどの動きレベルに
相当するかを示す第2の情報とからなる画像の動きの情
報を示す識別信号を発生する識別信号発生手段と、エン
コーダの出力圧縮符号化データに識別信号をヘッダデー
タとして合成した合成データを伝送路へ出力する合成手
段と、伝送路を経た合成データを圧縮符号化データと識
別信号とに分離し、分離した圧縮符号化データをMPE
G方式に従って復号するデコーダと、デコーダの出力信
号から復号した映像信号が奇数フィールドか偶数フィー
ルドかを判別する判別手段と、デコーダから出力された
識別信号の第1及び第2の情報を検出する検出手段と、
判別手段からの判別結果に応じてデコーダの出力映像信
号を奇数フィールドと偶数フィールドに分けて出力する
分配制御回路と、分配制御回路から出力される奇数フィ
ールド及び偶数フィールドの映像信号のうち、一方のフ
ィールドの映像信号を蓄積するフィールドメモリと、分
配制御回路から出力される奇数フィールド及び偶数フィ
ールドの映像信号のうち、他方のフィールドの映像信号
を1ラインずつ蓄積するラインメモリと、検出手段によ
る識別信号検出結果が静止画であるときは、フィールド
メモリから一方のフィールドの映像信号の1ラインを読
み出した後、続けてラインメモリから他方のフィールド
の1ラインを読み出すことをライン順に交互に繰り返し
て通常のインタレース表示の倍速映像信号として出力
し、検出手段による識別信号検出結果が動画であるとき
は、フィールドメモリから一方のフィールドの映像信号
の各ラインを2回ずつ1ラインずらしながらライン順に
倍速で読み出すと共に、ラインメモリから他方のフィー
ルドの映像信号の各ラインをリアルタイムで読み出して
フィールドメモリから読み出された一方のフィールドの
映像信号の1ラインの映像信号との間で、検出手段によ
る第2の情報の検出結果に応じたラインデータの補間処
理を行ったノンインタレース方式映像信号を出力する
み出し制御手段とを有する構成としたものである。
【0012】 本発明では、入力映像信号が静止画か動
画かを示す第1の情報と、動画の場合は複数の動きレベ
ルのどの動きレベルに相当するかを示す第2の情報とか
らなる画像の動きの情報を示す識別信号を圧縮符号化デ
ータに合成して伝送し、伝送路を経た合成データをデコ
ーダを通して識別信号を検出することで、映像信号の静
止画/動画の判別を正確に判定できる。また、メモリと
してフィールドメモリとラインメモリを用い、ラインメ
モリからはデコーダで復号された映像信号をリアルタイ
ムで蓄積及び読み出しを行い、フィールドメモリから読
み出した一方のフィールドの映像信号の各ラインのデー
タとの間で、識別信号の検出結果が静止画か動画である
かに応じた最適な読み出し制御を行うと共に、動画の場
合は更に第2の情報に基づく補間処理ができる。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる画像表示処
理システムの一実施の形態のブロック図を示す。同図に
おいて、画像表示処理装置部30は伝送路20を介して
符号化圧縮データ出力装置部10に接続されている。符
号化圧縮データ出力装置部10は、動画像及びこれに関
連する音声の情報圧縮の国際標準規格であるMPEG
(Moving Picture Experts Group)方式に準拠した圧縮
方式で符号化圧縮データを生成出力する装置で、MPE
Gエンコーダ11、動き情報データ発生回路12及び静
止画/動画判別部13から構成されている。
【0015】静止画/動画判別部13は、静止画情報又
は動画の動き情報が操作され、所定の信号を動き情報デ
ータ発生回路12に出力する。動き情報データ発生回路
12は、静止画/動画判別部13より制御信号が入力さ
れた時、MPEGエンコーダ11に動き情報データ(以
下、識別信号ともいう)を出力して上記符号化圧縮デー
タに合成して合成データを生成させる。
【0016】符号化圧縮データ出力装置部10から伝送
路20を介して出力される上記の合成データを入力とし
て受ける画像表示処理装置部30は、MPEGデコード
回路31、同期分離回路33、奇数/偶数判別回路3
4、分配制御回路35、フィールドメモリ36、ライン
メモリ37及び読み出し制御回路38から構成されてい
る。MPEGデコード回路31は入力された合成データ
を圧縮符号化データと識別信号を含む情報信号に分け、
識別信号を含む情報信号は識別信号検出回路32に供給
し、圧縮符号化データは復号して同期分離回路33及び
分配制御回路35に供給する。
【0017】識別信号検出回路32は、入力信号から識
別信号を検出し、検出信号を読み出し制御回路36に供
給する。分配制御回路35は、入力信号から奇数フィー
ルドの映像信号と偶数フィールドの映像信号を分離し、
それぞれフィールドメモリ36とラインメモリ37に供
給する。フィールドメモリ36とラインメモリ37にそ
れぞれ書き込まれた映像信号は、読み出し制御回路36
により倍速スキャン(ノンインタレース)方式のディス
プレイ40に出力表示されるように読み出し制御され
る。
【0018】また、同期分離回路33は入力映像信号か
ら同期信号を分離し、奇数/偶数判別回路34に出力す
る。奇数/偶数判別回路34は、入力された同期信号か
ら奇数/偶数フィールドを判別し、その判別結果を読み
出し制御回路38に出力する。
【0019】次に、この実施の形態の動作について説明
する。インタレース方式のビデオ映像信号(音声信号を
有していてもよい)は、符号化圧縮データ出力装置部1
0内のMPEGエンコーダ11に供給されて、公知のM
PEG方式に準拠して符号化圧縮データ(MPEGデー
タ)に変換される一方、静止画/動画判別部13に供給
される。ここで、静止画/動画判別部13は、入力され
たインタレース方式のビデオ映像信号が動画であるか否
かを公知の方法で判別し、動きの速い/遅いを示す判別
情報を動き情報データ発生回路12に出力する。
【0020】動き情報データ発生回路12は、上記の動
き判別情報に基づいて、所定値以上の動きのある場合は
動画レベルを示す値の識別信号を出力し、所定値未満の
動き、すなわち完全に静止しているかほぼ静止している
動きレベルのときは静止画レベルを示す値の識別信号を
出力する。
【0021】MPEGエンコーダ11は入力されたビデ
オ映像信号を、MPEG方式に基づき圧縮符号化した可
変長データである符号化圧縮データ(MPEGデータ)
を生成すると共に、ヘッダも公知の方法により生成し、
かつ、動き情報データ発生回路12よりの動き情報デー
タ(識別信号)をヘッダに含む、符号化圧縮データ(M
PEGデータ)とヘッダからなる合成データを生成して
伝送路20へ出力する。
【0022】次に、この伝送信号のフォーマットについ
て図2及び図3と共に説明する。図2(A)はMPEG
エンコーダ11から出力される信号のフォーマットを示
し、ヘッダデータ51、パケットデータ52、映像デー
タ53などからなる。パケットデータ52はMPEG方
式のシステムヘッダである。映像データ53は符号化圧
縮された映像データ及び音声データであり、MPEG方
式のPES(パケット化・エレメンタリ・ストリーム)
パケットである。
【0023】また、ヘッダデータ51はMPEG方式の
パックヘッダに相当し、例えば図2(B)に示すよう
に、8ビット(1バイト)のアスペクト比データ61
と、8ビット(1バイト)の自動制御データ62と、8
ビット(1バイト)の動き情報63の、少なくとも24
ビットからなる構成である。このうち、動き情報63は
動き情報データ発生回路12により発生された動き情報
データ(識別信号)である(すなわち、識別信号はヘッ
ダデータ51中に入る)。
【0024】上記のヘッダデータ51の情報は、図3に
示すように、最初の1バイトのアスペクト比データ61
が16:9であるか4:3かの映像アスペクト比を示
し、次の1バイトの自動制御データ62が画像表示処理
装置30の自動制御を主目的とする、その他の基本パラ
メータである。最後の1バイトの動き情報63は、静止
画/動画の動き情報であり、動画の場合は8ビットで動
きレベルを示す。また、MPEGデータの場合は、図示
しないが、プライベートパケットに情報を挿入すること
もできる。
【0025】次に、画像表示処理装置部30の動作につ
いて説明する。伝送路20を介して入力された合成デー
タは、MPEGデコード回路31に供給され、圧縮符号
化データと識別信号を含む情報信号とに分けられ、圧縮
符号化データは公知のMPEG方式により復号されてビ
デオ映像信号とされた後同期分離回路33に供給されて
同期信号が分離されると共に分配制御回路35に供給さ
れ、一方、識別信号を含む情報信号が識別信号検出回路
32に供給されて動き情報に関するデータ(最後の8ビ
ットの静止画/動画の動き情報に関するデータ)の識別
信号が検出される。
【0026】分配制御回路35は入力されたビデオ映像
信号のうち、奇数/偶数フィールドの映像信号をフィー
ルドメモリ36に供給し、その走査時に相当するライン
(1H)の映像信号をラインメモリ37に供給する。同
期分離回路33により分離された同期信号は、奇数/偶
数判別回路34に供給されて現在のフィールドが奇数フ
ィールドか偶数フィールドかを判別する判別信号とされ
て、分配制御回路35及び読み出し制御回路38に供給
される。
【0027】 読み出し制御回路38は、識別信号検出
回路32からの動き情報に関するデータと、奇数/偶数
判別回路34よりの判別信号を動き補正データとして用
いて、フィールド順次走査でライン補間を行う。すなわ
ち、読み出し制御回路38は、識別信号検出回路32か
らの動き情報に関するデータに基づき、動きのある動画
映像が入力されたと判断した時は、奇数/偶数フィール
ドの各1ラインずつをライン補間できるように、奇数フ
ィールド映像データの各ラインをフィールドメモリ36
から、2回ずつ1ラインずらしながらライン順に倍速で
読み出すと共に、ラインメモリ37から偶数フィールド
映像データの各ラインデータをリアルタイムで読み出し
て、フィールドメモリ36から読み出された奇数フィー
ルド映像データの同じラインのラインデータとの間で、
動き情報63の動画レベルに応じたラインデータの補間
処理(係数掛ける乗算と、ライン加算・減算)を行い、
ノンインタレース方式映像信号として出力しディスプレ
イ40に表示させる。
【0028】 また、読み出し制御回路38は、識別信
号検出回路32からの動き情報に関するデータに基づ
き、静止画又はそれに近い映像の場合は、奇数フィール
ド映像データの最初の1ラインをフィールドメモリ36
から読み出した後、続けて、偶数フィールド映像データ
をリアルタイムに記憶するラインメモリ37から最初の
1ラインを読み出し、以後、同様にして順次に奇数と偶
数フィールドのラインデータをフィールドメモリ36と
ラインメモリ37からライン順に交互に出力させて、通
常のインタレース表示の倍速映像信号(ノンインタレー
ス方式映像信号)として出力し、ディスプレイ40に表
示させる。
【0029】このように、表示を行うことで、静止画に
おいてはフリッカがなく、かつ、解像度を損なうことな
く、動画においては、ライン補間を強め、フレーム画像
の動きの滑らか表示が可能になる。また、この実施の形
態では、画像の動きの情報をMPEGデータ中のヘッダ
に挿入して伝送するようにしているため、MPEGデコ
ード回路31で本来有するヘッダ解析処理部を利用して
画像の動き情報を得ることができ、特別な回路を必要と
せず、汎用的な識別信号の再生ができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MPEG方式の符号化圧縮データの伝送に際して、識別
信号に基づいて伝送入力された符号化圧縮データが動画
映像か静止画映像かを正確に判別し、動画映像の場合は
倍速フレームで表示してもフレーム毎で動きの情報デー
タを出力できるため、視覚上滑らかな動きの動画像を表
示させることができ、また、静止画映像の場合は、奇数
/偶数フィールドの情報をすべて倍速フレーム情報デー
タとして表示できるので、鮮明でも字のつぶれやライン
抜けのない静止画像を表示させることができ、上記の識
別信号はMPEG方式のエンコーダ出力に多重してヘッ
ダ中に挿入して伝送できると共にMPEG方式のデコー
ダのヘッダを解析する処理部も利用できるので、汎用性
のある伝送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の要部の信号フォーマットを説明する図
である。
【図3】本発明の一実施の形態の識別信号の信号内容を
説明する図である。
【図4】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
10 符号化圧縮(MPEG)データ出力装置部 11 MPEGエンコーダ 12 動き情報データ発生回路 13 静止画/動画判別部 20 伝送路 30 画像表示処理装置部 31 MPEGデコード回路 32 識別信号検出回路 33 同期分離回路 34 奇数/偶数判別回路 35 分離制御回路 36 フィールドメモリ 37 ラインメモリ 38 読み出し制御回路 40 ディスプレイ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタレース方式の入力映像信号をMP
    EG方式に従って圧縮符号化データに変換するエンコー
    ダと、 前記入力映像信号が静止画か動画かを示す第1の情報
    と、動画の場合は複数の動きレベルのどの動きレベルに
    相当するかを示す第2の情報とからなる画像の動きの情
    報を示す識別信号を発生する識別信号発生手段と、 前記エンコーダの出力圧縮符号化データに前記識別信号
    ヘッダデータとして合成した合成データを伝送路へ出
    力する合成手段と、 前記伝送路を経た前記合成データを前記圧縮符号化デー
    タと前記識別信号とに分離し、分離した該圧縮符号化デ
    ータをMPEG方式に従って復号するデコーダと、 前記デコーダの出力信号から復号した映像信号が奇数フ
    ィールドか偶数フィールドかを判別する判別手段と、 前記デコーダから出力された前記識別信号の前記第1及
    び第2の情報を検出する検出手段と、 前記判別手段からの判別結果に応じて前記デコーダの出
    力映像信号を奇数フィールドと偶数フィールドに分けて
    出力する分配制御回路と、前記分配制御回路から出力される奇数フィールド及び偶
    数フィールドの映像信号のうち、一方のフィールドの映
    像信号を蓄積するフィールドメモリと、 前記分配制御回路から出力される奇数フィールド及び偶
    数フィールドの映像信号のうち、他方のフィールドの映
    像信号を1ラインずつ蓄積するラインメモリと、 前記検出手段による識別信号検出結果が静止画であると
    きは、前記フィールドメモリから前記一方のフィールド
    の映像信号の1ラインを読み出した後、続けて前記ライ
    ンメモリから前記他方のフィールドの1ラインを読み出
    すことをライン順に交互に繰り返して通常のインタレー
    ス表示の倍速映像信号として出力し、前記検出手段によ
    る識別信号検出結果が動画であるときは、前記フィール
    ドメモリから前記一方のフィールドの映像信号の各ライ
    ンを2回ずつ1ラインずらしながらライン順に倍速で読
    み出すと共に、前記ラインメモリから前記他方のフィー
    ドの映像信号の各ラインをリアルタイムで読み出して
    前記フィールドメモリから読み出された一方のフィール
    ドの映像信号の1ラインの映像信号との間で、前記検出
    手段による前記第2の情報の検出結果に応じたラインデ
    ータの補間処理を行ったノンインタレース方式映像信号
    を出力する 読み出し制御手段とを有することを特徴とす
    る画像表示処理システム。
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