JP3353106B2 - 座席用保温マット - Google Patents

座席用保温マット

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JP3353106B2
JP3353106B2 JP06789098A JP6789098A JP3353106B2 JP 3353106 B2 JP3353106 B2 JP 3353106B2 JP 06789098 A JP06789098 A JP 06789098A JP 6789098 A JP6789098 A JP 6789098A JP 3353106 B2 JP3353106 B2 JP 3353106B2
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弌 塩島
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを止めた
状態の車の中で待機するときに主に用いる座席用保温マ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、寒い時に都合により車中で待機
せざるを得ない場合が比較的多い。そして、この場合に
はヒータをいれたままでアイドリングを続けた状態の運
転を通常は行っている。しかし乍ら、このような運転状
態を続けた場合には燃料費もかかり続けて経済的に好ま
しくないのみならず車中の換気の悪化も進行し稀ではあ
るが一酸化炭素中毒死等の大事故を惹起するに至ること
もあり、またアイドリングによる騒音が原因の苦情を受
けることもある等の問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するために極めて好都合な新規の座席用保温マ
ットを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る座席用保温マットは、蓄熱溶液を封入し
た扁平ケースの下面の広範囲に凹溝を設けてこれに同蓄
熱溶液を加熱するための加温ヒータを陥入させることで
これ等扁平ケース、加温ヒータを重ねの状態に一体化し
た蓄熱体と、当該蓄熱体を埋め込んだ座部と、同様の蓄
熱体を埋め込んだ臑被い部とで構成され、これ等座部、
臑被い部が連結/分離可能な折曲自在部を介して連設さ
れて成るものである。
【0005】
【実施例】図に示す実施例は、固い下側芯材1の上に2
枚重ねの柔い上側芯材2を重ねてこれに開閉用スライド
ファスナー3付きカバー4を交換可能に被着することに
より構成した座部5と同様に構成した臑被い主部6とを
接続片部7を介して折曲自在に連結し、この接続片部7
の中間には連結状態としたり分離状態としたりするため
のオープンタイプのスライドファスナー8を取付けると
共に臑被い主部6の左右両側縁に薄手の中線10入りと
して構成した左右の臑被い補助部11、12を連設し、
これ等左右の臑被い補助部11、12の先端縁に着用者
が臑部分13に巻いたときに相互に噛合させて同巻き状
態に保持するための雌雄の面ファスナー14、15を取
付け、更に上記の座部5および臑被い主部6における下
側芯材1の上面に熱反射板としてアルミフィルム16を
貼設すると共に上側芯材2の下面に埋込み置き用空間1
7を形成してこれに下記の蓄熱体18を装入し、よって
上記座部5および臑被い主部6を暖房入りとしたもので
ある。
【0006】蓄熱体18は、硬質プラスチックを以て扁
平で中空のケース21を構成し、このケース21の下面
全壁22に選定した1本の蛇行線上個所を内方に凹ませ
て同下面全壁22の断面を矩形波形状とし、この凹ませ
た蛇行凹溝23内にコード型ヒータ24を同溝23に沿
って陥入すると共にコード型ヒータ24の両端にリード
線25、26を介して接続用プラグ27を接続し、この
接続用プラグ27のピン28、29の間の位置に磁性金
属板30を固定し、またこれとは別個に先端に上記接続
用プラグ27と組の接続用ソケット31をまた基端に自
動車等車両に設けられている電源コンセント(図示せ
ず)へ挿し込む受電用プラグ32を取付けた電源コード
33を構成し、この電源コード33の接続用ソケット3
1における挿込孔34、35の間の位置にヨーク36、
37付きマグネット38を埋設し、挿込孔34、35に
対して上記接続用プラグ27のピン28、29が挿込ま
れたときにマグネット38のヨーク36、37の外端が
磁性金属板30に吸着するようにすると共に上記ケース
21の中に栓部40から蓄熱溶液41を封入したもので
あって、一つの電源コード23から受電する形式として
装入したものである。
【0007】尚、図中符号43はサーモスタットを示
し、44は温度ヒューズを示し、これ等は上記ヒータ回
路に接続され且つケース21の壁面に形成された凹み部
に嵌着されている。また、45は両足の臑の間に挟んで
楽な姿勢の確保および空間を生めて放熱の防止等を果す
芯材46入りスペーサであり、47は毛布製ヒザ掛であ
る。
【0008】因に、上記実施例の場合約45分の通電で
約9時間以上使用できた。
【0009】本発明は、次のようにすることができる。 上記実施例は、自動車に装備されているシガレット
ライタ用の電源コンセントから受電するようにしてある
が、一般家庭用商用電源コンセントから受電する構成と
する。尚、この場合には家庭において蓄熱体を蓄熱状態
としてから車中に持ち込んだり、そのまま家庭において
テレビを観る等の際に利用できる。 蓄熱体を座の部分だけまたは臑の部分だけに設け
る。 臑被い補助部に蓄熱型保温具を入れる。 本体と電源コードとの接続部に継続操作を容易にす
るためにマグネットを利用しているが、直に接続してコ
ードの紛失防止および低コスト化する。 熱が下方に逃げないようにアルミフィルムを設けて
熱効率のアップを行っているが、低コスト化のために設
けない。 切換スイッチを設けて座部の蓄熱体と臑被い部の蓄
熱体を片方ずつ若しくは両方一緒に受電するようにす
る。 接続片部7に設けた分割のためのスライドファスナ
ーを設けない。 座部5の後片に蓄熱体入り背凭部もしくは蓄熱体無
し背凭部を連設する。 面ファスナーの代りにホック、ボタン等の係止具を
使用する。
【0010】上記実施例に係る座席用保温マットの使用
に際しては、待機時間帯を見込んでその前に自動車等車
両に設けられたシガレットライタ用電源コンセントに受
電用プラグ32を接続してヒータ24に受電することに
よってケース21内の蓄熱溶液41を温めて蓄熱状態と
してから受電用プラグ32を外し、そして待機するとき
には、エンジンを停止した状態で、座部5に座り且つ臑
部分13の後面に臑被い主部6を当てるようにして臑被
い補助部11、12を巻き止め、よって暖をとる等の用
法で供する。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る座席用保温マットは、上記
のような構成で上記のような用法に供するものであるの
で、暖かい状態での車中待機に極めて好都合で利便なも
のであり、特に上記したように車中待機の際にはエンジ
ンを停止した状態とすることが可能となって、上記の経
済問題、安全上の問題そして騒音の問題も一挙に解決で
き、また使用中には通電されないので、たとえば電気毛
布のように電磁波が出ることがなく健康のためにも好ま
しい等の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を斜め上から見た状態で示す斜
視図である。
【図2】同じく斜め下から見た状態で示す斜視図であ
る。
【図3】同じく使用の状態を示す側面図である。
【図4】図3A−A線に沿う断面図である。
【図5】要部を示す一部切截斜視図である。
【図6】図5B−B線に沿う断面図である。
【図7】図5C−C線に沿う断面図である。
【図8】図5D−D線に沿う断面図である。
【図9】図5E−E線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 芯材 2 芯材 3 スライドファスナー 4 カバー 5 座部 6 臑被い主部 7 接続片部 8 スライドファスナー 10 中綿 11、12 臑被い補助部 13 臑部分 14、15 面ファスナー 16 アルミフィルム 17 空間 18 蓄熱体 21 ケース 22 下面前壁 23 凹溝 24 ヒータ 25、26 リード線 27 接続用プラグ 28、29 ピン 30 磁性金属板 31 接続用ソケット 32 受電用プラグ 33 電源コード 34、35 挿込孔 36、37 ヨーク 38 マグネット 40 栓部 41 蓄熱溶液 43 サーモスタット 44 ヒューズ 45 スペーサ 46 芯材 47 ヒザ掛

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱溶液を封入した扁平ケースの下面の
    広範囲に凹溝を設けてこれに同蓄熱溶液を加熱するため
    加温ヒータを陥入させることでこれ等扁平ケース、加
    温ヒータを重ねの状態に一体化した蓄熱体と、当該蓄熱
    を埋め込んだ座部と、同様の蓄熱体を埋め込んだ臑被
    い部とで構成され、これ等座部、臑被い部が連結/分離
    可能な折曲自在部を介して連設されて成ることを特徴と
    する座席用保温マット。
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