JP3353022B2 - 給湯機 - Google Patents

給湯機

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JP3353022B2
JP3353022B2 JP22365195A JP22365195A JP3353022B2 JP 3353022 B2 JP3353022 B2 JP 3353022B2 JP 22365195 A JP22365195 A JP 22365195A JP 22365195 A JP22365195 A JP 22365195A JP 3353022 B2 JP3353022 B2 JP 3353022B2
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hot water
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繁文 安永
素次 矢野
茂明 上畑
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東陶機器株式会社
日本ユプロ株式会社
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器および熱
源を含む加熱手段と、前記熱交換器を通る湯経路と、こ
の熱交換器の上流側の第1の分岐部で分岐し、下流側の
第1の合流部で合流する水経路と、この水経路の前記第
1の分岐部よりも下流側の第2の分岐部と前記第1の合
流部より上流側の第2の合流部との間で前記熱交換器を
経て環流させるポンプを含む環流経路とを具える給湯機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述したように、保温中に環流経路中の
ポンプを作動させて湯を熱交換器を経て循環させて所定
の温度に保温しておき、出湯を開始したときに、直ちに
所定の温度の湯を使用することができるようにした給湯
機は既知である。
【0003】このような給湯機は、例えば特開平2−2
59363号公報に記載されている。図1はこの公報の
第1図に示された給湯機を示すものである。バーナ12
によって加熱される熱交換器1を通る湯経路2が設けら
れている。この湯経路2には温度センサ14,15、流
量センサ16、流量調節弁17が設けられている。さら
に、上述した湯経路2の上流側は逆止弁を介して給水部
10に連結されており、下流側は保温貯湯容器5を介し
て出湯部9に連結されている。この出湯部9には蛇口が
設けられ、使用者はこの蛇口を操作することによって出
湯を調整することができるようになっている。
【0004】また、給水部9と出湯部10との間には水
経路3が設けられ、この水経路中には電磁弁4が設けら
れている。さらに、上述した水経路と並列に環流経路8
が設けられ、この環流経路にはポンプ6および逆止弁7
が設けられている。出湯部9の近くには流水スイッチ1
1が設けられている。温度センサ14または流水スイッ
チ11からの信号を制御手段13へ供給し、この制御手
段はこれらの信号に基づいて電磁弁4を制御するように
している。
【0005】この従来の給湯機の動作は次の通りであ
る。先ず、通常の給湯状態では電磁弁4は閉じられ、ポ
ンプ6も停止している。この状態では熱交換器1で所定
の温度に加熱された湯が保温貯湯容器5を経て出湯部9
から出湯される。蛇口が閉じられた保温中は、ポンプ6
が動作し、熱交換器1および環流経路8を経て湯が循環
され、保温貯湯容器5には通常の使用温度よりも高い60
〜80°Cに加熱された湯が貯蔵されている。このような
状態で、蛇口が開かれるのを流水スイッチ11が検知す
ると、電磁弁4が開かれ、保温貯湯容器5に貯蔵されて
いる高温の湯と水経路3を通して供給される水とが混合
され、通常の使用温度に湯が出湯されることになる。電
磁弁は所定の時間または熱交換器1で加熱された湯が所
定の温度になると閉じられ、通常の給湯状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の給湯機
においては、環流経路8を設け、保温中は熱交換器1を
経て湯を循環させているので、保温貯湯容器5には高温
に加熱された湯が貯蔵されているので、再び給湯を開始
するときに直ちに所定の温度またはそれに近い温度の湯
を出湯することができる。しかし、このものでは、出湯
初期から通常給湯状態に移行する際に、電磁弁4を閉じ
ることにより、熱交換器1に流入する水の圧力変動が引
き起こされ、一時的に湯温が変動する問題があるため、
通常給湯動作中も熱交換器を通って加熱された湯と水経
路を通って供給される水とを混合して設定温度の湯を出
湯するようにした型式の給湯機が提案されている。しか
しながら、このような型式の給湯機に適用する場合、保
温中にポンプを動作させて湯を循環させると、加熱され
た湯が水経路にも流れるようになり、給湯を再開したと
きに、この水経路内の高温の湯が熱交換器を通って加熱
された湯とが混合して蛇口から出湯されることになり、
使用者が火傷する危険がある。また、火傷までには至ら
ない場合でも、使用者がびっくりして急に手を引っ込め
るときに傍にある物を倒したり、持っている物を取り落
としたりして破損する恐れもある。
【0007】本発明の目的は上述した欠点を解消し、保
温状態から給湯を再び開始する際に、高温の湯が出湯す
ることがないようにした安全な給湯機を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱交換器およ
び熱源を含む加熱手段と、前記熱交換器を通る湯経路
と、この熱交換器の上流側の第1の分岐部で分岐し、下
流側の第1の合流部で合流する水経路と、この水経路の
前記第1の分岐部よりも下流側の第2の分岐部と前記第
1の合流部より上流側の第2の合流部との間で前記熱交
換器を経て環流させるポンプを含む環流経路とを具える
とともに、定常給湯中に、湯経路の湯と水経路の水を混
合出湯する給湯機において、前記環流経路内のポンプを
動作させたときに湯が前記水経路に流れ込むのを阻止す
る阻止手段を設けたことを特徴とするものである。本発
明による給湯機の好適な実施例においては、前記阻止手
段を、前記第1の分岐部と第2の分岐部との間または前
記第1の合流部と第2の合流部との間に挿入した逆止弁
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は本発明による給湯機の第1
の実施例の構成を示す図である。湯経路21には熱交換器
22およびこの熱交換器によって加熱された湯の温度を検
知する第1のサーミスタ23を設ける。熱交換器22の近傍
には加熱用のバーナ24を配置する。湯経路21の上流側
は、給水される上水の温度を検知する第2のサーミスタ
25および給水量を検知する第1の水量センサ26を介して
給水源に連結される。また、湯経路21の下流側は、出湯
される湯の温度を検知する第3のサーミスタ27およびバ
ルブ付きの蛇口28に連結し、蛇口から所定の温度の湯を
出湯できるように構成する。
【0010】湯経路21内の熱交換器22の上流側に第1の
分岐部29と熱交換器の下流側の第1の合流部30との間に
水経路31を配管し、水流センサ26を経て供給される上水
を第1の分岐部29で分岐し、その一方を湯経路21に供給
し、他方を水経路31に供給する。この水経路31を介して
第1の合流部30に供給される水は熱交換器22によって加
熱された湯と混合され、所望の温度になった湯を蛇口28
から出湯する。
【0011】湯経路21の、第1の分岐部29よりも熱交換
器22に近い位置に設けた第2の分岐32と、第1の合流部
30よりも熱交換器に近い位置に設けた第2おん合流部33
との間に、ポンプ34、第2の水量センサ35および逆止弁
36を含む環流経路37を設け、保温中にポンプ34を動作さ
せ、湯を環流経路37および熱交換器22を経て循環させて
所定の温度に維持するようにする。この保温中に加熱さ
れた湯が水経路31に流れ込むのを防止するために、本例
においては第1の分岐部29と第2の分岐部32との間に逆
止弁38を設け、第1の傍流部から第2の合流部へは水が
流れるが、その反対に第2の合流部から第1の合流部へ
は流れないようにする。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。通常の
給湯使用中に蛇口28のバブルが開かれると、第2のサー
ミスタ25および第1の水量センサ26を経て給水される上
水は第1の分岐部29において二分され、湯経路21および
水経路31へ供給される。湯経路21に供給された水は逆止
弁38を経て熱交換器22を通り、バーナ24によって加熱さ
れ、第1のサーミスタ23を経て第1の合流部30で水経路
31を経て供給される上水と混合されて所望の温度の湯と
なり、第3のサーミスタ27および蛇口28を経て出湯され
る。この際、環流経路37内のポンプ34は動作されない。
【0013】給湯が止められると、環流経路37内のポン
プ34が駆動され、環流経路および湯経路21の、第2の分
岐部32と第2の合流部33との間の部分を経て湯が循環さ
れる。この湯の循環を第2の水量センサ35で検知し、そ
の出力に基づいてバーナ24を着火させ、湯を所定の温度
に加熱する。本実施例においては、逆止弁38を第1およ
び第2の分岐部29および32の間に配置しているので、ポ
ンプ34が駆動されても湯が水経路31に流れ込むことはな
い。保温中に蛇口28が開かれると、これを第1の水量セ
ンサ26が検知し、ポンプ34の動作を停止し、環流経路37
に湯が流れないようにする。この場合には、熱交換器22
で加熱された湯と水経路31を経て供給される水とが第1
の合流部30で混合され、蛇口28を経て出湯される。この
出湯される湯の温度は第3のサーミスタ27で検知され、
その出力でバーナ24が制御され、所望の温度の湯が出湯
されるようにする。この再給湯の場合に、水経路31には
湯が流れ込んでいないので、最初に所望の温度よりも熱
い湯が出湯されるようなことはない。
【0014】図3は本発明による給湯機の第2の実施例
の構成を示すものであり、前例と同様の部分には同じ符
号を付けて示す。本例では、保温中に環流経路37を循環
する湯が水経路31に流れ込むのを防止するために、逆止
弁38を第1の合流部30と第2の合流部33との間に配置し
た点が上述した第1の実施例と相違するだけであり、他
の点は第1の実施例と同様である。本例でも保温中にポ
ンプ34が動作しても湯は環流経路37および湯経路21の、
第2の分岐部32と第2の合流部33との間の部分を循環し
て流れるだけであり、水経路31に流れ込むのを有効に防
止することができる。
【0015】図4は本発明による給湯機の第3の実施例
を示すものであり、本例においても前例と同じ部分には
同じ符号を付けて示した。本例では第2の合流部にミキ
シングバルブ41を設けたものである。すなわち、湯経路
21で加熱された湯と水経路31を介して供給される水とを
ミキシングバルブ41において所望の割合で混合し、所望
の温度を湯を出湯するように構成されており、その他の
構成は第1の実施例と同様である。すなわち、保温中に
ポンプ34が駆動されても湯が水経路31に流れ込むのを防
止するために逆止弁38を第1の分岐部29と第2の分岐部
32との間に配置し、再給湯の際に、熱い湯が出湯される
のを防止するようにしている。
【0016】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例えば
上述した実施例では、保温中に加熱された湯が水経路に
流れ込むのを防止するために湯経路内に逆止弁を設けた
が、図2および図3において仮想線で示すように、水経
路内に電磁弁42を設け、ポンプ34が駆動されているとき
にこれを閉じるように構成して保温中に湯が水経路に流
れ込まないようにしてもよい。ただし、この場合には、
電磁弁を制御する機構が必要となり、構造が複雑とな
り、高価となるとともに再給湯の際に蛇口28が開かれて
から電磁弁が開放されるまでの時間遅れがあるため、湯
経路21内の高温の湯のみが供給される恐れがある。した
がって、上述した実施例のように湯経路中に逆止弁を設
けるのが好適である。
【0017】
【発明の効果】上述したように本発明による給湯機にお
いては、保温中に環流経路に設けたポンプを駆動したと
きに高温に加熱された湯が水経路に流れ込むことがない
ように構成したので、再給湯の際に高温の湯が出湯され
ることがなくなり、使用者が火傷を負うような事態を回
避することができる。この場合、湯経路内に逆止弁を配
置した実施例では特別な制御機構を必要とせず、構成は
簡単で動作は確実となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の給湯機の構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明による給湯機の第1の実施例の
構成を示す図である。
【図3】図3は、本発明による給湯機の第2の実施例の
構成を示す図である。
【図4】図4は、本発明による給湯機の第3の実施例の
構成を示す図である。
【符号の説明】
21 湯経路 22 熱交換器 23 第1のサーミスタ 24 バーナ 25 第2のサーミスタ 26 第1の水量センサ 27 第3のサーミスタ 28 蛇口 29 第1の分岐部 30 第1の合流部 31 水経路 32 第2の分岐部 33 第2の合流部 34 ポンプ 35 第2の水量センサ 36 逆止弁 37 環流経路 38 逆止弁 41 ミキシングバルブ 42 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上畑 茂明 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日本ユプロ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−151450(JP,A) 特開 平3−204555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/10 302

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器および熱源を含む加熱手段と、
    前記熱交換器を通る湯経路と、この熱交換器の上流側の
    第1の分岐部で分岐し、下流側の第1の合流部で合流す
    る水経路と、この水経路の前記第1の分岐部よりも下流
    側の第2の分岐部と前記第1の合流部より上流側の第2
    の合流部との間で前記熱交換器を経て環流させるポンプ
    を含む環流経路とを具えるとともに、定常給湯中に、湯
    経路の湯と水経路の水を混合出湯する給湯機において、
    前記環流経路内のポンプを動作させたときに湯が前記水
    経路に流れ込むのを阻止する阻止手段を設けたことを特
    徴とする給湯機。
  2. 【請求項2】 前記阻止手段を、前記第1の分岐部と第
    2の分岐部との間に挿入した逆止弁としたことを特徴と
    する請求項1に記載の給湯機。
  3. 【請求項3】 前記阻止手段を、前記第1の合流部と第
    2の合流部との間に挿入した逆止弁としたことを特徴と
    する請求項1に記載の給湯機。
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