JP3353001B2 - 境界までの最短距離算出方法および距離自動表示システム - Google Patents

境界までの最短距離算出方法および距離自動表示システム

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JP3353001B2 JP2000265920A JP2000265920A JP3353001B2 JP 3353001 B2 JP3353001 B2 JP 3353001B2 JP 2000265920 A JP2000265920 A JP 2000265920A JP 2000265920 A JP2000265920 A JP 2000265920A JP 3353001 B2 JP3353001 B2 JP 3353001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築設計前の建物
シュミレーション技術に属し、建築物等の外壁等から境
界までの距離表示を支援するシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、外部騒音が室内へ及ぼす影響、あ
るいは、室内騒音が隣地境界にどの程度漏れるか、ある
いは隣地近接のため、窓に目隠しが必要か等を評価する
際、該評価の基礎となる数値を得るのに、評価対象とな
る室から道路境界あるいは隣地境界までの距離を図面か
ら手計算で読み取っていた。また、外部騒音が室内へ及
ぼす影響、あるいは、室内騒音が隣地境界にどの程度漏
れるかという評価が、すべての住宅建築に対して行われ
ているわけではないため、開口部あるいは外壁から敷地
境界までの距離を計算する場面も、隣家との距離が非常
に接近している場合など、必要に応じて行われているの
が現状である。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】前述の通り、従来、家
屋の建築設計時に、家1件毎につき騒音レベルをチェッ
クするといった住環境を評価するシステムが広く浸透し
ていなかったことから、本発明のように、外壁等から敷
地境界までの距離を計測する方法、および距離表示を支
援するシステム自体が見られなかった。したがって、顧
客の要望に応じて、また、隣地境界との距離を考慮せざ
るを得ない場合に限って、図面から手計算で読み取るほ
かなく、その結果を利用して、外壁や窓の仕様を選定し
ていた。しかし、本来、騒音レベルの評価は、すべての
住宅建築についてなされることが好ましく、本発明は、
それを容易に可能とするために有効な手段を提供するも
のである。また、前述の手計算の場合で、評価対象室に
複数の開口部がある場合や対象室が複数に亘る場合に
は、同様の手計算処理を繰り返し行う必要がある。そし
て、外壁等から隣地境界までが平行となっていない場合
には、計測方法も複雑となるだけでなく、プラン変更等
の発生によっても、同様の作業が繰り返し強いられるこ
ととなっている。このような煩雑さが顧客に対しての建
築プラン提示の遅延化につながっており、これらを解決
する手段の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の境界までの最短距離算出方法および距離
自動表示システムは、コンピュータを用いて境界までの
最短距離を算出する方法であって、隣地境界を主データ
の座標情報として蓄積するステップと、建物の外壁ライ
ンを主データの座標情報として蓄積するステップと、居
室を形成する間仕切りラインを主データの座標情報とし
て蓄積するステップと、建物外壁に存在する開口部の端
部を主データの座標情報として蓄積するステップを経た
後、居室選定入力情報を受け、上記主データの内から該
居室を形成する外壁ライン座標情報、間仕切りライン座
標情報、開口部座標情報を認識して副データとして蓄積
するステップと、該副データ内に開口部の有無を判定す
るステップを実行し、開口部有りの時は、開口部端部と
境界との最短距離を算出するステップと、その際、複数
の開口部を有する時は、それら開口部についての最短距
離の中での最短を判別するステップをも実行し、開口部
無しの時は、外壁端部と境界との最短距離を算出するス
テップと、その際、複数の外壁を有する時は、それら外
壁についての最短距離の中での最短を判別するステップ
をも実行することにより、前記選定入力された居室につ
き隣地境界までの最短距離を表示するステップとからな
ることを要旨とし、また、隣地境界を主データの座標情
報として蓄積する手段と、建物の外壁ラインを主データ
の座標情報として蓄積する手段と、居室を形成する間仕
切りラインを主データの座標情報として蓄積する手段
と、建物外壁に存在する開口部の端部を主データの座標
情報として蓄積する手段とを有し、また、居室選定入力
情報により、上記主データの内から該居室を形成する外
壁ライン座標情報、間仕切りライン座標情報、開口部座
標情報を認識して副データとして蓄積する手段と、該副
データ内に開口部の有無を判定する判定手段と、開口部
有りの時は、開口部端部と境界との最短距離を計測する
計測手段と、その際、複数の開口部を有する時は、それ
ら開口部についての最短距離の中での最短を判別する手
段と、開口部無しの時は、外壁端部と境界との最短距離
を計測する計測手段と、その際、複数の外壁を有する時
は、それら外壁についての最短距離の中での最短を判別
する手段と、そして最短距離を表示する表示手段とを有
することを要旨とし、また、最短距離以外の計測数値を
保存し、必要に応じて呼出し表示可能とすることを要旨
とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の境界までの最短距離算出
方法および距離自動表示システムの実施の形態を説明す
る。この距離自動表示システムは、システム全体を統括
的に制御する、プログラムされた主制御部に記憶装置が
接続され、主制御部には、また、キーボードやマウス等
のポインティングデバイスから成る入力装置、入力デー
タのモニタに用いる表示装置と算出結果等を出力する出
力装置が接続されている。主制御部は、OS(Operatin
g system)等の制御プログラム、本発明による処理手順
を規定したプログラム、および所要データを格納するた
めの内部メモリを有し、これらプログラム等により、前
述の座標情報の認識、データの作成および格納、また、
選択室の認識と開口部あるいは外壁から隣地境界までの
距離計算を実現している。また、本発明のシステムをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムおよびデータ
は、サーバからネットワークを介してダウンロードして
利用したり、サーバ上で利用し、ネットワークを介し
て、入力・出力を端末から操作したり、あるいは、CD
−ROM等の媒体に記録して利用する方法がある。
【0006】システム内の具体的処理手順としては、隣
地境界上の角の点座標情報を蓄積してなる隣地境界デー
タに、建物の外壁ライン上の角の点座標情報として蓄積
してなる建物外壁ラインデータと、居室を形成する間仕
切りライン情報を蓄積した間仕切りラインデータと、建
物外壁に存在する開口部の端部を座標情報として蓄積し
た開口部端部データとを付加して記憶装置に主データと
して格納し、計測の対象となる室(以下、選択室)情報
が入力装置により指示決定されたとき、該室を形成する
外壁ラインデータ、間仕切りラインデータ、開口部端部
データとが認識され、主データに派生する副データとし
て主制御部内の内部メモリに格納される。
【0007】副データが作成されると、選択室について
開口部の有無が認識され、開口部がある場合には、副デ
ータ内の2つある開口部端部の両方の座標データと主デ
ータ内の隣地境界データから、各端部の境界までの最短
距離が算出され、両結果を比べて最短の方を採用する。
複数の開口部がある場合には、開口部の数だけ同処理が
行われ、最小値が選択され、表示装置の画面上に表示さ
れたり、又、出力装置により計算結果等の印刷が行われ
る。ここで、各開口部において最短とされた値は、複数
開口部間においては境界方向別に比較して最小値を計算
し、保存しする。以下の外壁についても同様である。
【0008】一方、開口部が無い選択室の場合には、副
データ内の該選択室を形成する2つある外壁端部データ
と主データの隣地境界データを基に、最短距離が算出さ
れる。複数の壁がある場合には、壁の数だけ同処理が行
われ、最小値が選択される。
【0009】[実施例1]発明の第一の実施例を、図
1、図2、図3、図4、図5を参照しながら説明する。
図1は本発明のハードウエア構成図、図2は隣地境界ラ
イン、建物外壁ライン、間仕切りライン、開口部がそれ
ぞれ入力され、表示装置に表示された画面を示す図、図
3は本システムの処理手順を示すフロー図、図4(a)
は最短距離算出式、図4(b)は最短距離算出式補助説
明図、図5は最短距離計算結果の表示画面参考図であ
る。
【0010】図1中、(A)は主制御部、(B)は記憶
装置、(C)は入力装置、(D)は表示装置、(E)は
出力装置を示す。また、図2中、(1)は家屋を形成す
る外壁ライン、一点鎖線(2)は間仕切りライン、
(3)(4)は開口部、(5)、(6)、(7)は居
室、(8)、(9)、(10)は隣地境界線、(Q)は
開口部(3)の一端部を示す点、(R)は開口部(4)
の一端部を示す点、(d1)は、開口部(3)の一端部
(Q)から隣地境界線(8)までの最短距離、(d2)
は、開口部(4)の一端部(R)から隣地境界線(9)
までの最短距離、(11)(12)は隣地境界線上の角
(かど)を示す点、(甲)(乙)(丙)は居室(5)を
形成する外壁、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は、外壁甲、
乙、丙の端部を示す点である。
【0011】また、図3中、(i)は計算回数を示すカ
ウンタを意味し、(i=0)は一度も計算が行われてい
ないことを表わし、(i++)はカウンタ数値を1つ加
算することを表わす。また、図3、図4中、(d)は隣
地境界または道路境界から開口部端部または外壁端部ま
での最短距離を示す。
【0012】ここで、居室(7)を選択室とする情報が
入力装置(C)により指示されると、主データに蓄積さ
れた情報から、居室(7)についての副データが形成さ
れる。そして該データに基づき、居室(7)の開口部の
有無が認識される(S101)。居室(7)は開口部
(3)および(4)を有する(S102)が、まず、開
口部(3)の場合、開口部(3)を形成する開口部端部
の座標データと外壁ラインデータより、図4(a)の算
出式に基づき、開口部(3)両端部のそれぞれから隣地
境界までの最短距離が複数回計算される。一例として挙
げると、点Qの座標を(X,Y)、点(12)の座標を
(Sx,Sy)、点(11)の座標を(Ex,Ey)と
し、各座標値を図4(a)の算出式に代入して(d1)
を求めることとなり、同様に点Qから他の隣地境界3辺
までの距離も算出され、開口部(3)の点Qでないもう
一方の端部についても、同様に算出される。尚、計算の
結果、小数点以下の端数が出た場合には、小数第一位を
四捨五入する。
【0013】そしてこれら複数の計算結果の中での最小
値が、開口部(3)について、本実施例の場合、仮に
(d1)が最小であったとすると、隣地境界までの最短
距離が(d1)であるとして、一時的に主制御部Aの内
部メモリ(図示せず)内に保存される(S103)。
【0014】次に、本システムでは、図3に示すループ
処理(S104)により、開口部の数だけ同上の処理が
行われるので、仮に開口部(4)については、(R)か
ら隣地境界線(9)までの最短距離が最小であったとす
ると、開口部(4)については隣地境界までの最短距離
が(d2)であると認識される。(S103)の処理の
後、カウンタ数値が1つ加算されるので、(i)値<開
口部数という条件を満たさなくなると、開口部の数だけ
存在する最短距離(d1)(d2)の内、最小値を居室
(7)から隣地境界までの最短距離(d)として認識し
(S105)、図5に示すように画面上で表示される。
【0015】次に、開口部の無い居室(5)を選択室と
して指示する情報を入力した場合、まず、外壁(甲)を
決定する外壁端部(イ)(ロ)の座標データと外壁ライ
ンデータより、図4(a)の算出式に基づき、(イ)
(ロ)各外壁端部のそれぞれから隣地境界までの最短距
離が、開口部の場合と同様に複数回計算され、それら複
数の計算結果の中での最小値が、外壁(甲)から隣地境
界までの最短距離情報として一時的に主制御部1の内部
メモリ(図示せず)内に保存される(S106)。次
に、前述と同様のループ処理(S107)により、外壁
の数だけ同上の処理が行われ、外壁(乙)(丙)につい
ても隣地境界までの最短距離情報が認識、保存される。
(S106)の処理の後、カウンタ数値が1つ加算され
るので、(i)値<外壁数という条件を満たさなくなる
と、外壁の数だけ存在する最短距離の内、最小値を居室
(5)から隣地境界までの最短距離(d)として認識し
(S105)、図5に示すように画面上で表示される。
【0016】以上のように、本実施例によれば、評価対
象となる選択室の開口部、および外壁の端部の蓄積され
た座標情報を利用して、隣地境界あるいは道路境界まで
の距離を計算するため、設計変更があった場合であって
も、座標データとして自動的に再認識することにより、
従来のような図面から手計算で読み取る場合に比べ、迅
速な処理が可能になった。
【0017】[実施例2]本発明の第二の実施例を説明
する。尚、(d3)は開口部(3)の一端部(Q)から
隣地境界(10)までの距離を示す。また、本実施例で
は、図2の画面上方を北と入力設定している。本実施例
では、実施例1で計算された結果を最短距離のみなら
ず、最短でなかった他の計算結果を、方角と共に表示可
能とした。
【0018】例えば、計算の結果、(d1)が2m、
(d3)が3mであった場合、実施例1では、(d1)
のみが表示されるが、本実施例においては、方位(東)
/2mという表示のみならず、方位(北)/3mという
計算結果も参照することができ、その他の方位の計算結
果も任意に呼び出せることとした。このようにすると、
北隣の住人がお年寄りで、ピアノ等の騒音に対し危惧さ
れる場合に、その距離が即座に把握でき、騒音レベル等
の把握に役立つ。さらに、最初の建築プラン入力時に方
位を細かく入力設定すれば、東西南北だけでなく、南
東、北西といった細かな方位表示も可能となり、好まし
い。さらに、本システムを発展させ、外壁ライン上の、
また、隣地境界線上の任意の点をマウス等の入力装置に
よる選択で、座標認識可能とし、計算可能なシステムと
すれば、近隣の状況を細かく、建築プランに生かすこと
もできる。
【0019】このように、本実施例によれば、敷地を取
り巻く特殊な状況が存在する場合であっても、設計段階
においてそれらを細かく把握するすることで、複雑な工
程を経ずに、建築設計に反映させることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上、これまで説明してきたように、本
発明の境界までの最短距離算出方法および距離自動表示
システムを利用すれば、顧客の要望に応じて、また、隣
地境界との距離を考慮せざるを得ない場合にも、図面か
ら手計算で読み取る必要はなく、その結果を容易に利用
して、騒音レベルを考慮したり、法律や条例による隣地
との規制に基いた外壁や窓の仕様等の選定、あるいは隣
接の建物を考慮した部屋ごとの採光評価にも応用が可能
となる。従来、設計段階では行われていなかった、これ
ら種々の評価を容易に行うことことで、より良い住環境
を顧客に提供するシステムを広く浸透させることが可能
となる。さらに、室ごとの最短の境界までの距離だけで
なく、特定方向の境界への最短距離が把握可能なこと
で、必要な特定方向への距離を即座に知ることができ、
設計に生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハードウエア構成図
【図2】 隣地境界ライン、建物外壁ライン、間仕切
りライン、開口部がそれぞれ入力され、表示装置に表示
された画面を示す図
【図3】 本システムの処理手順を示すフロー図
【図4】−a最短距離算出式−b最短距離算出式補助図
【図5】 最短距離計算結果の表示画面参考図
【符号の説明】
1 家屋を形成する外壁ライン 2 間仕切りライン 3 開口部 4 開口部 5 居室 6 居室 7 居室 8 隣地境界線 9 隣地境界線 10 隣地境界線 11 隣地境界線上の角(かど)を示す点 12 隣地境界線上の角(かど)を示す点 A 主制御部 B 記憶装置 C 入力装置 D 表示装置 E 出力装置 Q 開口部(3)の一端部を示す点 R 開口部(4)の一端部を示す点 甲 居室(5)を形成する外壁 乙 居室(5)を形成する外壁 丙 居室(5)を形成する外壁 イ 外壁甲の端部を示す点 ロ 外壁甲または乙の端部を示す点 ハ 外壁乙または丙の端部を示す点 ニ 外壁丙の端部を示す点である。 d 隣地境界または道路境界から開口部端部または外
壁端部までの最短距離 d1 開口部(3)の一端部(Q)から隣地境界線
(8)までの最短距離 d2 開口部(4)の一端部(R)から隣地境界線
(9)までの最短距離 d3 開口部(3)の一端部(Q)から隣地境界(1
0)までの距離 i 計算回数を示すカウンタ i=0 計算回数ゼロ i++ カウンタ数値を一加算
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 慎一 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 上田 和巳 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 後藤 浩一 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 近田 智也 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−4512(JP,A) 特開 平7−85108(JP,A) 特開 平11−224273(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを用いて境界までの最短距離
    を算出する方法であって、 隣地境界を主データの座標情報として蓄積するステップ
    と、 建物の外壁ラインを主データの座標情報として蓄積する
    ステップと、 居室を形成する間仕切りラインを主データの座標情報と
    して蓄積するステップと、 建物外壁に存在する開口部の端部を主データの座標情報
    として蓄積するステップを経た後、 居室選定入力情報を受け、上記主データの内から該居室
    を形成する外壁ライン座標情報、間仕切りライン座標情
    報、開口部座標情報を認識して副データとして蓄積する
    ステップと、 該副データ内に開口部の有無を判定するステップを実行
    し、 開口部有りの時は、開口部端部と境界との最短距離を算
    出するステップと、 その際、複数の開口部を有する時は、それら開口部につ
    いての最短距離の中での最短を判別するステップをも実
    行し、 開口部無しの時は、外壁端部と境界との最短距離を算出
    するステップと、 その際、複数の外壁を有する時は、それら外壁について
    の最短距離の中での最短を判別するステップをも実行す
    ることにより、 前記選定入力された居室につき隣地境界までの最短距離
    を表示するステップとからなる境界までの最短距離算出
    方法。
  2. 【請求項2】隣地境界を主データの座標情報として蓄積
    する手段と、 建物の外壁ラインを主データの座標情報として蓄積する
    手段と、 居室を形成する間仕切りラインを主データの座標情報と
    して蓄積する手段と、 建物外壁に存在する開口部の端部を主データの座標情報
    として蓄積する手段とを有し、 また、居室選定入力情報により、上記主データの内から
    該居室を形成する外壁ライン座標情報、間仕切りライン
    座標情報、開口部座標情報を認識して副データとして蓄
    積する手段と、 該副データ内に開口部の有無を判定する判定手段と、 開口部有りの時は、開口部端部と境界との最短距離を計
    測する計測手段と、 その際、複数の開口部を有する時は、それら開口部につ
    いての最短距離の中での最短を判別する手段と、 開口部無しの時は、外壁端部と境界との最短距離を計測
    する計測手段と、 その際、複数の外壁を有する時は、それら外壁について
    の最短距離の中での最短を判別する手段と、 そして最短距離を表示する表示手段とを有する距離自動
    表示システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の距離自動表示システムにお
    いて計測された最短距離以外の計測数値を保存し、必要
    に応じて呼出し表示可能とする距離自動表示システム。
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