JP3352732B2 - 温間加工用ダイス装置 - Google Patents

温間加工用ダイス装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被加工材を温間加工する
時に用いるダイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属からなる被加工線材などの被加工材
をダイスに通して引き伸ばす伸線加工などの加工の場合
に用いるダイスは、被加工材を通して引き抜く時に大き
な力が加わるために、ダイスの外径に比較して大型のダ
イスホルダによって強固に支持されている。
【0003】WやMoなどの難加工性を有する金属から
なる被加工材をダイスに通して伸線加工する場合には、
加工性を高めるために線材を加熱する温間加工が採用さ
れており、この温間加工では線材に合わせてダイスも所
定温度に加熱されている。
【0004】一般に温間加工においてダイスを加熱する
ためには、ダイスホルダを電気ヒータやガスバーナで加
熱し、このダイスホルダの熱をダイスに伝達してダイス
の温度を上昇させる方法が採用されている。
【0005】温間加工においてはダイス温度が線材温度
とともに重要な加工条件の一つである。近年は、被加工
材の仕上り線径の許容公差の幅や欠陥の有無などの点で
線材の品質向上を図るための要求が高まりつつあり、被
加工材の温度だけでなくダイスの温度の安定性が求めら
れている。
【0006】そこで、従来からダイスの温度を制御する
ことが行われている。従来は、熱電対などの温度センサ
を用いてダイスホルダの温度を測定し、この温度に応じ
て電気ヒータやガスバーナがダイスホルダを加熱する程
度を調節して、ダイスホルダの温度を制御することによ
り、結果としてダイスの温度を制御する方法が採用され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】被加工材の直径が太い
(直径1〜3mm) 場合や被加工材の移動速度が速い場合
には、被加工材がダイスを通過する時の変形抵抗や摩擦
熱による発熱が大きい。この被加工材の熱はダイスに伝
達してダイスの温度を上昇させている。そして、被加工
材の熱は、ダイスの温度を制御する上で制御が困難な外
乱要因となっている。
【0008】また、ダイスホルダの温度は温度センサに
より測定され一定に保たれており、これによりダイスの
温度もダイスホルダの温度の応じた値にある。そこへ被
加工材からの熱が伝達されるためにダイスの温度は容易
に上昇する。
【0009】ところが、従来は前述のようにダイスホル
ダの温度のみを測定しているので、ダイスホルダの温度
を一定に保つことは可能であるが、被加工材の熱による
ダイスの温度上昇を測定することは困難である。この結
果、ダイスの温度を一定に保持することが難しく、品質
の良い被加工材を得る伸線加工を行うことが困難であっ
た。
【0010】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、ダイスホルダの温度制御はもとより、被加工材から
ダイスへの熱の伝達に対処してダイスの温度を一定に保
持することができる温間加工用ダイス装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段と作用】本願発明の発明者
は温間加工用ダイス装置におけるダイスおよびダイスホ
ルダの温度制御について種々研究を重ねてきた。
【0012】発明者は、まず被加工材からダイスへの熱
の伝達に対処してダイスの温度を制御するためには、ダ
イスの温度を直接測定する必要があるという観点から、
ダイスの表面に熱電対などの温度センサを直接取付ける
ことを試みた。
【0013】しかし、熱電対は棒状をなしているために
ダイスの表面に安定して取付けることが困難である。ま
た、平面的な温度センサは熱電対に比較してダイスの表
面に取付けることが容易であるが、伸線加工時にダイス
に加わる力による面圧に耐えることが困難である。しか
も、ダイスは消耗工具であるから、消耗したダイスを廃
棄する度に温度センサ一緒に廃棄されてしまうことに
なるので大変不経済である。
【0014】そして、ダイスに取り付けた温度センサは
ダイスの温度を測定することはできるが、ダイスホルダ
の温度を測定することができない。ダイスホルダの温度
を測定できないとなると、ダイスホルダの温度を一定に
保持することが困難となる。そうするとダイスの温度を
制御することが困難になる。
【0015】そこで、発明者はダイスとダイスホルダと
の中間部、すなわちダイスとダイスホルダの境界部に温
度センサを設けることに着目した。このようにすると温
度センサはダイスまたはダイスホルダの両方の温度を測
定することができる。
【0016】そして、具体的には、ダイスとダイスホル
ダとの間に両者に部材を配置する、あるいはダイスホル
ダにおいてダイスに面接触する部分に温度センサを設け
るという構成が挙げられることを見出した。本願発明は
前記知見に基づいてなされたものである。
【0017】第1の発明の温間加工用ダイス装置は、被
加工材を加工するダイスと、このダイスを保持するダイ
スホルダと、このダイスホルダを加熱する加熱装置と、
前記ダイスと前記ダイスホルダとの間に配置された中間
部材と、この中間部材に設けられた温度センサとを具備
することを特徴とする。
【0018】第2の発明の温間加工用ダイス装置は、被
加工材を加工するダイスと、このダイスを保持するダイ
スホルダと、このダイスホルダを加熱する加熱装置と、
前記ダイスホルダにおける前記ダイスに接触する部分に
設けられた温度センサとを具備することを特徴とする。
【0019】すなわち、第1の発明の場合には中間部材
の温度が、第2の発明の場合にはダイスに接触するダイ
スホルダの部分の温度が、ダイス温度とダイスホルダの
温度の中間的な温度になる。温度センサはこの温度を測
定する。
【0020】そして、第1の発明の場合には、温度セン
サの測定結果に基づいて中間部材の温度が一定になるよ
うに加熱装置によるダイスホルダに対する加熱を調整す
ると、ダイスおよびダイスホルダの温度を一定に調整す
る。
【0021】第2の発明の場合には、温度センサの測定
結果に基づいてダイスに接触するダイスホルダの部分の
温度が一定になるように加熱装置によるダイスホルダに
対する加熱を調整すると、ダイスおよびダイスホルダの
温度を一定に調整する。
【0022】
【実施例】第1の発明の一実施例について説明する。図
1および図2はこの実施例のダイス装置を示している。
図中1はダイス、2はダイスホルダ、3は中間部材であ
る。ダイス1は超硬合金などの耐摩耗材で形成されてお
り、中央部にダイス孔4が形成されている。
【0023】ダイスホルダ2はステンレス鋼などで形成
されている。ダイスホルダ2はダイス1を載せる水平部
2aと、中間部材3を介してダイス1を受ける垂直部2
bとを有するL字形のブロックをなしている。そして、
ダイスホルダ2は図示しない架台により強固に保持固定
される。
【0024】ダイスホルダ2の水平部2aには複数のヒ
ータ保持孔5が被加工材移動方向に沿って形成されてお
り、各保持孔5にはカートリッジ形の電気ヒータ6が挿
通されている。また、ダイスホルダ2の垂直部2bに
は、ダイス1のダイス孔4のベアリング部より大きな直
径の被加工材通し孔7が水平に形成されている。
【0025】ダイス1はダイスホルダ2の水平部2aに
おいて垂直部2bと所定間隔(中間部材3が介在される
間隔)を存してこれと平行に配置されている。この場
合、ダイス1のダイス孔4と垂直部2bの被加工材通し
孔7とが対向し、且つダイス孔4の被加工材導出部が垂
直部2b側となるようにダイス1の向きが設定されてい
る。
【0026】中間部材3は例えば熱伝達性に優れた金
属、例えば銅系高強度合金などで形成され、例えばダイ
ス1およびダイスホルダ2における被加工材移動方向と
は直角な方向の長さと同じ長さと、所定の厚さとを持っ
た板状をなしている。中間部材3にはダイス1のダイス
孔4およびダイスホルダ2の被加工材通し孔7とに対応
した位置に被加工材通し孔8が形成されている。
【0027】中間部材3にはその長さ方向に貫通して熱
電対保持孔9が形成され、この保持孔9には温度センサ
の一例である熱電対10が挿通保持されている。この熱
電対10は金属シースの内部に絶縁粉末を介して一対の
熱電対素子を埋設した構成をなしている。
【0028】そして、ダイス1の長さ方向に沿う側面
と、この側面に対面するダイスホルダ2の長さ方向に沿
う側面との間に中間部材3は配置され、これらダイス1
とダイスホルダ2にボルトなどの部材によって固定され
ている。中間部材3の一方の側面はダイス1の側面に当
接され、他方の側面はダイスホルダ2の側面に当接され
ている。
【0029】このようにして中間部材3はダイス1とダ
イスホルダ2とに夫々面接触して、ダイス1の熱とダイ
スホルダ2の熱が夫々良好に伝達できる状態にある。熱
電対10は中間部材3の温度を測定する。
【0030】熱電対10は温度制御回路11に接続され
ている。この温度制御回路11は、あらかじめ中間部材
3の保持すべき温度を入力するとともに、熱電対10の
測定温度情報を受けて、両者を比較して温度制御信号を
ヒータ制御回路12に出力する機能をもったものであ
る。ヒータ制御回路12は電気ヒータ6に対してオンー
オフ制御またはPID制御(比例+積分+微分動作)を
行う機能を有するものである。このように構成されたダ
イス装置においてダイス1およびダイスホルダ2の温度
制御について説明する。原則的に、伸線を行っている時
には電気ヒータ6による加熱を行い、伸線を行っていな
い時には電気ヒータ6による加熱を停止する場合につい
て説明する。
【0031】伸線を行っていない時にダイスホルダ2お
よびダイス1を加熱して温度を上昇させるのは、伸線を
行う時に直に温間加工に対処できるよう待機するためで
ある。
【0032】このようなダイスホルダ2およびダイス1
に対する加熱制御は、被加工材Wの直径が1mm〜3mmと
いう大きい値あり、または被加工材Wの移動速度が速
く、被加工材Wがダイス2を通過する時の変形抵抗や摩
擦熱により発生する熱がダイス2に作用する度合が高い
場合に特に有効である。まず、被加工材Wの伸線を行っ
ていない場合について説明する。
【0033】ヒータ制御回路12からの指令により電気
ヒータ6に通電され、電気ヒータ6が発熱する。電気ヒ
ータ6の発熱によりダイスホルダ2が加熱されて温度上
昇し、ダイスホルダ6の熱はダイス1に伝達されてダイ
ス1が温度上昇する。
【0034】中間部材3はダイスホルダ2とダイス1の
熱が伝達されて温度が上昇する。ただし、ダイスホルダ
2は電気ヒータ6に直接加熱されているので、ダイス1
に比較して温度が高い。このため、中間部材3はダイス
ホルダ2の温度とダイス1の温度との中間的な温度にな
る。
【0035】熱電対10は中間部材3の温度を測定し
て、その測定情報を温度制御回路11に出力する。温度
制御回路11では予め中間部材3が維持すべき設定温度
の情報が入力されている。なお、中間部材3が維持すべ
き設定温度は、ダイスの適性温度、線径、伸線温度、伸
線速度などの条件によって決定される。熱電対10から
の測定温度情報と設定温度情報とが比較され、その差に
基づいて温度制御回路11からヒータ制御回路12に向
けて制御信号が出力される。
【0036】すなわち、中間部材3の測定温度が設定温
度より高くなった場合には、温度制御回路11からヒー
タ制御回路12に向けて電気ヒータ6の通電を停止する
旨の信号が出力される。電気ヒータ6は通電が停止され
ダイスホルダ2に対する加熱が停止する。このため、ダ
イスホルダ2は自然冷却して温度低下する。
【0037】中間部材3の測定温度が設定温度より低く
なった場合には、温度制御回路11からヒータ制御回路
12に向けて電気ヒータ6を通電する旨の信号が出力さ
れる。電気ヒータ6は通電が行われダイスホルダ2を加
熱する。
【0038】このようにして熱電対10の中間部材3の
温度を検出し、この温度情報に基づいて電気ヒータ6に
よるダイスホルダ2への加熱を制御することにより、ダ
イスホルダ2の温度を一定に維持することができる。こ
の結果、ダイス1の温度を一定に維持することができ
る。従って、ダイス1は一定温度保持されて被加工
材Wの伸線加工を待機できる。次に被加工材Wの伸線加
工を行う場合について述べる。
【0039】被加工材Wは図示しない装置に引かれてダ
イス1のダイス孔4を通して引き抜かれる。ここで、被
加工材Wの直径が太い(直径1〜3mm)場合や被加工
材の移動速度が速い場合には、被加工材Wがダイス1を
通過する時の変形抵抗や摩擦熱による発熱が大きい。こ
の被加工材Wの熱はダイス1に伝達されてダイス1の温
度が上昇する。これによりダイス1の温度がダイスホル
ダ2の温度より高くなることがある。このため、中間部
材3はダイス1およびダイスホルダ2からの熱を受ける
が、ダイス1の温度上昇に伴い維持すべき温度より中間
部材3の温度が上昇する。
【0040】熱電対10は中間部材3の温度を測定して
温度制御回路11に出力する。温度制御回路11では、
熱電対10の測定温度が設定温度より高いために、ヒー
タ制御回路12に電気ヒータ6の通電を停止する旨の信
号が出力される。ヒータ制御回路12からの指令により
電気ヒータ6への通電が停止され、ダイスホルダ2への
加熱が停止される。
【0041】このため、ダイスホルダ2は自然冷却によ
り温度が低下する。ここで、中間部材3は一方で熱がダ
イスホルダ2に伝達されて冷却され、他方でダイス1側
から熱が伝達されて加熱される。
【0042】この結果、中間部材3はダイス1の温度と
ダイスホルダ2の温度との中間的な温度に落ち着くこと
になる。そして、熱電対10は中間部材3の温度を測定
した信号を温度制御回路11に出力する。それ以降は前
述した動作によって、中間部材3が予め設定した温度に
維持される。これによりダイスホルダ2およびダイス1
は予め設定した温度に維持される。
【0043】このようにしてダイス1とダイスホルダ2
との間に、これらに面接触して配置される中間部材3に
設けられた温度センサにより、ダイス1とダイスホルダ
2との間の中間的な温度を測定することにより、伸線加
工時において被加工材W側に熱によるダイス1の温度上
昇を回避してダイス1を必要とする温度に保持すること
ができる。
【0044】従って、ダイス1およびダイスホルダ2の
温度を夫々確実に行い、品質に良い被加工材Wを作製す
る伸線加工を行うことができる。また、中間部材3も無
理することなく確実にダイス1およびダイスホルダ2に
取り付けることができる。
【0045】なお、被加工材Wがダイス1のダイス孔4
を通過する時に、ダイス1は被加工材Wによってダイス
ホルダ2に向けて押し付けられるので、中間部材3はダ
イス1およびダイスホルダ2に充分接触することができ
る。
【0046】例えば直径2.5〜3mmの被加工材を温間
加工した場合、従来ではダイスの温度上昇が約200℃
であったが、本発明を採用した場合にはダイスの温度上
昇が約120℃と減少した。
【0047】また、直径1mmの被加工材を温間加工した
場合、従来ではダイスの温度変動幅(伸線加工時と加熱
のみの伸線休止時の温度差)が約100℃であったが、
本発明を採用した場合にはダイスの温度変動幅が約30
℃と縮小した。第2の発明の一実施例について説明す
る。図3はこの実施例のダイス装置を示している。図1
と同じ部分は同じ符号を付して説明する。
【0048】ダイスホルダ21は水平部21aと垂直部
21bとを有するL字形をなしており、水平部21aに
はダイス1が垂直部21bに直接当接して配置されてい
る。水平部21aには電気ヒータ6を保持する保持孔2
2が形成され、垂直部には被加工材Wを挿通する挿通孔
23が形成されている。また、垂直部21bにおいてダ
イス1に面接触する部分には熱電対10を挿通する保持
孔24が形成されている
【0049】ダイスホルダ21の垂直部21bにおける
ダイス1に面接触する部分は、ダイス1とダイスホルダ
21の温度変化に応じてダイス1の温度とダイスホルダ
21の温度の中間的の温度になる。熱電対10はこの部
分の温度を測定する。
【0050】熱電対10の測定結果に基づいてダイス1
に接触するダイスホルダ21の部分の温度が一定になる
ように、電気ヒータ6による加熱をダイスホルダ21に
対する制御する。これによりダイス1およびダイスホル
ダ21の温度を一定に制御する。なお、本発明は前述し
た実施例に限定されずに、種々変形して実施することが
できる。
【0051】例えば温度センサは熱電対に限定されず
に、測温抵抗体など使用することもできる。また、ダイ
スホルダ2を加熱する手段は、電気ヒータに限定されず
に例えばガスバーナを用いてガス炎でダイスホルダ2を
加熱することもできる。
【発明の効果】
【0052】以上説明したように第1の発明の温間加工
用ダイス装置は、ダイスとダイスホルダとの間に温度セ
ンサを備えた中間部材を配置したものである。また、第
2の発明によれば、ダイスホルダにおけるダイスに接触
する部分に温度センサを設けたものである。
【0053】従って、第1の発明および第2の発明の温
間加工用ダイス装置は、ダイスホルダの温度制御はもと
より、被加工材からダイスへの熱の伝達に対処してダイ
スの温度を一定に保持することができ、高い品質の被加
工材を得る温間加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例におけるダイス装置を示
す断面図。
【図2】同実施例におけるダイス装置を示す正面図。
【図3】第2の発明の一実施例におけるダイス装置を示
す断面図。
【符号の説明】
1…ダイス、2…ダイスホルダ、3…中間部材、6…電
気ヒータ、10…熱電対、10…熱電対。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工材を加工するダイスと、このダイ
    スを保持するダイスホルダと、このダイスホルダを加熱
    する加熱装置と、前記ダイスと前記ダイスホルダとの間
    に配置された中間部材と、この中間部材に設けられた
    間部材の温度を測定する温度センサとを具備することを
    特徴とする温間加工用ダイス装置。
  2. 【請求項2】 被加工材を加工するダイスと、このダイ
    スを保持するダイスホルダと、このダイスホルダを加熱
    する加熱装置と、前記ダイスホルダにおける前記ダイス
    に接触する部分に設けられた前記ダイスホルダの温度を
    測定する温度センサとを具備することを特徴とする温間
    加工用ダイス装置。
JP28760092A 1992-10-26 1992-10-26 温間加工用ダイス装置 Expired - Lifetime JP3352732B2 (ja)

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