JPH0626514A - 平らな製品の支持・駆動ローラ - Google Patents

平らな製品の支持・駆動ローラ

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JPH0626514A
JPH0626514A JP4207093A JP20709392A JPH0626514A JP H0626514 A JPH0626514 A JP H0626514A JP 4207093 A JP4207093 A JP 4207093A JP 20709392 A JP20709392 A JP 20709392A JP H0626514 A JPH0626514 A JP H0626514A
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JP
Japan
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roller
cylindrical body
thermocouple
guide tube
wall
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JP4207093A
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English (en)
Inventor
Robert Burlion
ブュルリオン ロベール
Christian Deutsch
ドゥシェ クリスチャン
Jean-Paul Schmitt
シュミット ジャン−ポール
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Sollac SA
Original Assignee
Sollac SA
Lorraine de Laminage Continu SA SOLLAC
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Publication date
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    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D21/00Arrangements of monitoring devices; Arrangements of safety devices
    • F27D21/0014Devices for monitoring temperature
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
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    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/562Details
    • C21D9/563Rolls; Drums; Roll arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
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    • F27D3/02Skids or tracks for heavy objects
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外側面がシートと接触する中空な円筒形本体
と、この円筒形本体の内部に配置され且つ上記外側面の
近傍で円筒形本体の壁の中に配置されたホットジャンク
ション端部を有する少なくとも1つの熱電対とを有する
連続処理される平らなシートの支持および/または駆動
ローラ。 【構成】 熱電対が中空な円筒形本体12の内部に延びた
ガイドチューブ28の中に挿入・引出し自在に配置されて
おり、熱電対の先端のホットジャンクションは円筒形本
体の壁に形成された盲穴中に垂直に挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平らな製品またはシート
を支持・駆動するためのローラに関するものであり、特
に連続処理装置の支持・駆動ローラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】金属シートの製造時には、圧延作業後に
金属シートが連続アニール炉内で熱処理される。この連
続アニール炉の長さは 130m以上であり、金属シートは
この炉内を通過する間に加熱される。金属シートは炉内
に設けられた中空ローラによって駆動される。加熱が終
わった段階または加熱中に炉の熱量を制御するために、
連続アニール炉の出口の少し手前には金属シートの温度
を測定する装置が設けられている。公知のように、金属
シートの温度は炉内に配置された中空駆動ローラの内部
に設けられた熱電対によって測定される。実際には、ロ
ーラと同じ材料で作られたブロックに形成した盲穴の中
に熱電対のホットジャンクションを入れ、外面が金属シ
ートと接触する区域のローラ壁に形成された孔の中にこ
のブロックを圧力嵌め、ロー付けまたは溶接によって固
定している。すなわち、熱電対のホットジャンクション
はローラ外面の近傍でローラ壁の中に埋め込まれたブロ
ックの中に固定されている。ワイヤで構成される熱電対
の残りの部分はローラの内部に引きまわされている。熱
電対のホットジャンクションと金属シートとを分離する
材料の厚さを薄くすることによって、熱電対によって測
定された温度を金属シートの温度に近付けることができ
る。しかし、組み立てたローラを炉内の所定位置に取付
けた後は、操作者がロール内部に接近することはできな
いため、熱電対が破損した時には、ローラを取外さない
と、ローラの内部に固定されている熱電対を交換するこ
とができない。また、熱電対のホットジャンクションを
収容したブロックをローラ壁に形成した孔の中に固定す
る構造であるため、ローラ壁に応力が生じてローラ外面
にクラックや欠陥が生じる危険がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ロー
ラを取り外さないで熱電対の移動・交換ができるように
した熱電対を駆動ローラの内部に配置して、連続処理で
製造されるシートの温度を正確に測定することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、外側面がシー
トと接触する中空な円筒形本体と、この円筒形本体の内
部に配置され且つ上記外側面の近傍で円筒形本体の壁の
中に配置されたホットジャンクション端部を有する少な
くとも1つの熱電対とを有する連続処理される平らなシ
ートの支持および/または駆動ローラにおいて、熱電対
が中空な円筒形本体の内部に延びたガイドチューブの中
に挿入・引出し自在に配置されており、この熱電対の先
端はホットジャンクションの収容凹部となる円筒形本体
の壁に形成された盲穴中に挿入されていることを特徴と
するローラを提供する。
【0005】本発明の他の特徴は以下の点にある:ホッ
トジャンクションが貫通するガイドチューブの端部がコ
ネクタによって円筒形本体の内側表面に固定されてお
り、このコネクタが円筒形本体の内側表面にロー付けま
たは溶接された第1端部と、ガイドチューブにロー付け
または溶接された第2端部とを有する。コネクタの材料
の膨張特性が円筒形本体の材料の膨張特性と実質的に同
じである。ホットジャンクションが貫通するガイドチュ
ーブの端部と、ホットジャンクションを収容するための
凹部を形成する盲穴とは、円筒形本体の壁に対してほぼ
直角である。ガイドチューブが、ローラに結合された支
持部材およびステープルの内部で、ローラに対して間隙
を介して取付けられている。ロールに接合された熱電対
からの信号を変換する変換手段と熱電対とが連結されて
いる。上記変換手段は、各熱電対からの電圧信号を安定
した電流に変換する変換器である。熱電対と上記変換手
段との間にはコネクタが配置されている。変換手段の出
力信号は、集電リングと集電器とで構成されるローラに
対して固定された電気回路に送られる。変換手段の出力
信号は、ローラに組み込まれた記録装置に送られ、記録
データはローラの停止時に読み出すこともできる。変換
手段を空気冷却する手段をローラが有している。変換手
段がケース内に配置されており、空気冷却手段がケース
の壁に形成された冷却空気の入口ポートと、変換手段が
固定されている軸線近傍に配置された環状のフレームお
よび支持部材によって区画されるケース内の空気の循環
路とによって構成されている。中空な円筒形本体の内部
ガスから変換手段を遮断するシール手段を有する。
【0006】本発明は、さらに、本発明によるローラを
少なくとも1つ用いた平らな製品またはシートを連続処
理するアニール炉を提供する。以下、添付図面を参照し
て本発明の実施態様を説明する。
【0007】図1は連続処理装置のアニール炉に使用さ
れるシート駆動ローラ10を示している。このローラ10は
直線シリンダー14を含む中空な円筒形本体12を有し、こ
の本体12の両端部はネックを構成する2つのプラグ16に
よって閉じられている。このローラ10は左右対称である
ので、図1には1方のプラグ16、すなわちシリンダー14
の右側端部のプラグのみが示してある。図示した実施態
様では、シリンダー14は長さが 1,800mm、直径が 600m
m、壁の厚さが20mmである。シリンダー壁の外面はシー
トと接触する。各プラグ16はシリンダー14の最大直径区
域でシリンダー14の各端部に溶接されている。シャフト
18は各プラグ16の最小直径区域で各プラグ16の端部に取
付けられている。プラグ16は炉の外壁を形成する壁20を
貫通して延びている。シャフト18を軸支する軸受と、ロ
ーラを駆動・制御する手段 (図示せず) は炉の外側に配
置されている。ローラ10の内部と炉内との熱ガスを均質
化するために中空シリンダー12の内部と炉の雰囲気とを
連通させる孔22は、各プラグの壁にほぼ垂直な方向に延
びている。
【0008】図1に示したシャフト18は、直径がシャフ
ト18の自由端へ向かって次第に小さくなる円筒部分によ
って構成された段付きシャフトになっている。このシャ
フト18の自由端に形成された軸線方向の段付きボア24の
中には図9に示した電気機械装置 (後で説明する) が挿
入されている。シャフト18の軸線上をシャフト18を貫通
して延びた通路26の一部にはガイドチューブ28が挿入さ
れている。温度センサすなわち熱電対がこのガイドチュ
ーブ28の内部を通っている。ガイドチューブ28はシャフ
ト18の段付きボア24から円筒形本体12の壁まで延び、図
1で一点鎖線で示したローラのほぼ中間横断面30の区域
で壁に固定されている。図示した実施例では、ガイドチ
ューブ28はステンレス鋼で作られており、その直径は6
mm、その壁厚は1mmである。円筒形本体12の内部にガイ
ドチューブ28を位置決めする手段は以下で詳細に説明す
る。
【0009】図2はガイドチューブ28の端部をコネクタ
32を用いて円筒形本体12の壁に垂直に固定する方法を示
している。このコネクタ32は一般に円筒形で、2つの円
筒形部分34、36で構成されており、基部とよばれる直径
は大きい方の円筒形部分34は円筒形本体12の内側表面に
溶接され、差込み口(spigot)とよばれる直径は小さい方
の円筒形部分36はガイドチューブ28に溶接されている。
コネクタ32は、円筒形本体12へのコネクタ32の固定強度
を最適化し且つ膨張差に起因する応力がこの壁に生じる
のを防ぐために、円筒形本体12の壁と同じ膨張係数を有
する材料で作られているのが好ましい。ガイドチューブ
28の端部はコネクタ32を貫通して延びて、円筒形本体12
の壁部に形成さられた盲穴38の内部で、壁に対して垂直
な位置で開口している。図示した実施態様では、盲穴38
の内側端部は円筒形本体12の外側表面から3mmの位置に
ある。しかし、この距離は、盲穴の機械加工の厚さを正
確に測定することはのできる装置を用いることによって
1mmまで小さくすることができる。図2に示したよう
に、盲穴38の上端部の内径はガイドチューブ28の端部を
収容するのに適した大きさになっており、盲穴38の下端
部の内径はガイドチューブ28の直径より小さくなってい
て、ホットジャンクションを構成する熱電対39の端部を
収容するのに適した大きさになっている。これら内径が
互いに異なる盲穴38の2つの部分の間の境界を区画する
肩部40は丸みのある形状になっていて、熱電対の端部が
盲穴38の内側端部の定位置に容易に配置でき且つ破損の
原因とならないようにしてある。
【0010】図3〜図8はローラ10の内側でのガイドチ
ューブ28の取付け方法の詳細図である。図3はプレート
形状の第1支持部材42によってガイドチューブ28を円筒
形本体12の内部で位置決めする方法を示している。この
第1支持部材42は円筒形本体12の縦方向面内に配置さ
れ、縦方向エッジを介して中空な円筒形本体12の内側表
面に固定されている。第1支持部材42の自由端部には溝
44が形成されている。溝44の断面は図4に示してある。
この溝44は間隙を介してガイドチューブ28を収容できる
ような幅と深さになっている。溝44が形成された第1支
持部材42の端縁部の輪郭形状は、ガイドチューブ28が所
定の向きに湾曲するような形状になっている。すなわ
ち、図3に示すように、第1支持部材42の左側ではガイ
ドチューブ28の端部が円筒形本体12の壁に対してほぼ直
角な方向へ溝44から出て、第1支持部材42の右側では、
ガイドチューブ28が円筒形本体12の壁部にほぼ平行な方
向へ溝44から出るようになっている。
【0011】図5に示す上記と同様なプレート状のガイ
ドチューブ28の第2支持部材46も円筒形本体12の縦方向
面内にある。この第2支持部材46の片側は円筒形本体12
のプラグ16の内側表面に固定されている。第1支持部材
44の場合と同様に、この第2支持部材46の自由端には溝
48が形成されている。この溝48の断面は図6に示してあ
る。第2支持部材46の自由端はガイドチューブ28が所定
の向きに間隙無しに収容されるように、湾曲した輪郭形
状をしている。図5にはガイドチューブ28は図示してい
ないが、ガイドチューブ28は第2支持部材46の左側で溝
48から出て円筒形本体12の壁に対してほぼ平行に延びて
おり、第2支持部材46の右側では溝48から出たガイドチ
ューブ28がシャフト18の通路26のほぼ軸線上にくるよう
になっている。図1に示したように、2つの支持部材4
2、46の間では、ガイドチューブ28が円筒形本体12の壁
部に沿って延びている。図7は短枝ステープルと呼ばれ
るステープル50の1つを示している。このステープル50
は2つの支持部材42、46の間でガイドチューブ28を円筒
形本体12の壁部上に支持している。ステープル50は円筒
形本体12の壁の内側表面に溶接されており、ガイドチュ
ーブ28はステープル50と円筒形本体12の壁の内側表面と
の間で密着して支持されている。
【0012】図8は長枝ステープルと呼ばれるステープ
ル52の1つを示している。このステープル52は第1支持
部材42の溝44を横切って取付けられている。図8に示す
長枝ステープル52は第2支持部材46にも取付けられてい
る。図7に図示した短枝ステープル50と違って、これら
の長枝ステープル52は間隙を介して溝44、48の中にガイ
ドチューブ28を保持している。すなわち、ガイドチュー
ブ28は溝44、48の壁とステープル52との間に隙間を介し
て保持されていて、熱膨張による小さな移動ができるよ
うになっている。
【0013】熱電対は、ローラが炉内の定位置に設置さ
れた後にガイドチューブ28を通ってローラ10の中に入れ
られる。なお、熱電対のホットジャンクションを収容す
る盲穴38の機械加工と、ガイドチューブ28の円筒形本体
12の内壁への固定とはローラ10の各構成部品、特に、直
線状のシリンダー14、端部プラグ16およびシャフト18を
固定する前に行う必要がある。図ではローラ10内に単一
のガイドチューブ28がある場合しか示していないが、他
の熱電対用の他のガイドチューブ28をローラ10内に同様
に配置できるということは明らかである。3つの熱電対
をローラ10内に配置し、その各々を3 つのガイドチュー
ブ28の中に配置するのが好ましい。そうすることによっ
て、回転駆動されるローラ10の動的バランスを保つこと
ができる。熱電対のホットジャンクションは、例えばロ
ーラ10の中間横断面内に配置されるが、ローラ壁の任意
の位置に配置することができる。ローラ10が炉内の定位
置に設置された後に、シャフト18の段付きボア24の所で
開口したガイドチューブ28の端部から熱電対を挿入す
る。熱電対の本体を押し込んで、熱電対のホットジャン
クションがガイドチューブ28の他端部の所にあるローラ
10の壁の盲穴38の内側端部の定位置にくるようにする。
【0014】図9は熱電対に連結された電気機械装置54
が固定されたシャフト18の端部を示している。この電気
機械装置54は、シャフト18を軸支する固定軸受 (図示せ
ず)に結合されたカバー60にネジ58によって固定された
ケース56の内側に配置されている。シャフト18の端部は
カバー60の軸線方向開口部62の区域でこのカバー60を貫
通して延びている。カバー60の開口部62の区域のシャフ
ト18の端部には磨耗リング64が取付けられている。この
磨耗リング64とカバー60との間はリップシール要素65で
シールされている。図9には、段付きボア24の通路26か
ら外に出た単一のガイドチューブ28と、このガイドチュ
ーブ28の内部に配置された単一の熱電対39とが示されて
いる。熱電対39は例えばクロメル アルメル(Chromel A
lumel)型にすることができる。既に述べたように、3本
の熱電対、従って3本のガイドチューブ28をローラ10内
に取付けるのが好ましい。これらは上記と同様な方法で
組み込むことができる。
【0015】図1に示したように、通路26は中空な円筒
形本体12の内部を段付きボア24と連通させている。従っ
て、円筒形本体12の内部の熱ガスは通路26を介して段付
きボア24から出ることができる。電気機械装置54はシー
ル手段67によって炉およびローラ10内の熱ガスから遮断
される。このシール手段67は段付ボア孔24内に配置され
たリング状スペーサ部品68と、段付きボア24の内側端部
とスペーサ部品68の第1端部との間に配置されたO形リ
ングシール70と、スペーサ部品68の第2端部と段付きボ
ア24に螺合された締付けネジ74との間に配置されたシー
ル円板72とで構成されている。熱電対39はシール円板72
を貫通して延びた調節可能なコネクタ76を貫通して延び
ている。この熱電対39はコネクタ76内で固定されて、ガ
イドチューブ28の内部を延びた熱電対を定位置に維持し
ている。
【0016】以下、電気機械装置54について説明する。
この電気機械装置54はネジによってシャフト18に固定さ
れ且つ互いに並んで配置された環状支持部材78、79、80
の組立体によって構成されている。シャフト18に近い方
の環状支持部材78、79はミニコネクタ85、例えばサーモ
エレクトリック (Thermo Electric)社から商品名CNN
−21 200. KX.で市販されている形式のミニコネクタ
の互いに対を成す要素82、84によって構成されている。
コネクタ要素82は熱電対39に接続され、コネクタ要素84
は熱電対からの信号を変換する手段、すなわち変換器86
に接続されている。変換器86の機能は後で説明する。図
9から分かるように、電気機械装置54は2つの他の熱電
対用に同じ形式の別の変換器86と、電気接続ワイヤと、
対応するコネクタ (図示せず) とを有している。3つの
変換器86はネジによって環状支持部材79に固定された環
状フレーム87、88、89に取付けられている。
【0017】変換器86の出力は、公知の形式の集電リン
グ91と集電器すなわちブラシ92とで構成された集電装置
90に接続されている。集電リング91はシャフト18に固定
された環状支持部材80に固定されている。図9では集電
器92が1つしか示していないが、玉軸受96によって軸支
されている支持部材94には複数の集電器92が固定されて
いる。玉軸受96は支持部材94と他の環状支持部材80との
間に設けられている。集電器の支持部材94は、集電器に
ネジ止めされた固定ネジ98によって回転しないようにな
っている。この固定ネジ98は長孔 100を貫通してケース
98内へ延びている。この長孔 100はローラ10が膨張した
時に固定ネジ98がローラ10の軸線と平行な方向へ移動で
きるようにしている。
【0018】熱電対から出力された電圧信号(0〜18m
V)はリングと集電装置90とを介して送られる前に変換
器86によって安定な電流に変換される。この電流の強度
は電圧強度にのみ依存し、従って、変換器の出力回路の
抵抗 (線抵抗または接触抵抗) の変化には無関係であ
る。本実施態様では、変換器の出力は0〜1,000 ℃の温
度に直線的に対応する4〜20mAの電流をリニアーに出
力する。このように、変換器の出力電流はリングと集電
装置との間の接触によって生じる電気的な汚染には影響
されない。従って、複雑な高価な集電装置を使用する必
要はなく、通常の構造のリング−集電装置で、精密な温
度測定ができる。しかも、変換器の4〜20mAの出力は規
格化されているので、熱電対から出力されたデータを標
準的な炉の調節用の数値データの受信・処理装置へ送る
ことができる。
【0019】本発明では各熱電対39に接続されたコネク
タ85を用いるので、変換器86とリング・集電装置90とで
構成される組立体は、ローラ10に対して熱電対39を移動
せずに容易に取り外すことができる。リング・集電装置
90を無くして、センサ39からの出力信号をローラと組み
合わせた記録装置(図示せず)で受けることもできる。
この場合には、ローラが停止している間に記録されたデ
ータを記録装置から読み出す。
【0020】以下、電気機械装置54、特に、作動に適し
た温度が必要な変換器86を冷却する手段について説明す
る。冷却空気は、シャフト18の端部近傍でケース56に形
成されたポート 102から入る。この冷却空気は公知の供
給装置 (図示せず) によってポート 102に供給される。
支持部材78とケース56との間に環状シール部品 104が配
置されているので、ケース56内では冷却空気がコネクタ
支持部材78に形成された放射状通路 106へ導かれる。支
持部材78、79、80および変換器フレーム87、88、89は環
状をしているので、ケース56内では、冷却空気はほぼ軸
線方向に流れる。変換器86の冷却は変換器に形成された
軸線方向通路108 によって最適化される。
【0021】熱電対を交換する場合には、ケース56と電
気機械装置54とを取外した後にコネクタ76の所で熱電対
を引張って引き出すだけでよい。新しい熱電対は、コネ
クタ76とこのコネクタ76の近傍に一端が結合されたガイ
ドチューブ28とを通して挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シート駆動ローラの縦方向断面の概念図。
【図2】 図1で一点鎖線で囲んだ参照番号2を付した
部分の詳細断面図。
【図3】 ガイドチューブの第1支持部材を示す図1の
詳細図。
【図4】 図3の線4−4による断面図。
【図5】 ガイドチューブの第2支持部材を示す図1の
詳細図。
【図6】 図5の線6−6による断面図。
【図7】 ステープル内に配置されたガイドチューブの
横断面図。
【図8】 支持部材とステープルとの内部に配置された
ガイドチューブの横断面図。
【図9】 ローラの一端部に配置された電気機械装置の
縦方向部分断面図。
【符号の説明】
10 ローラ 12 円筒形本体 14 シリンダー 16 プラグ 18 シャフト 22、24 ボア 26 通路 28 ガイドチューブ 32 コネクタ 38 盲穴 39 熱電対 41、42、46 支持部材 44、48 溝 50、52 ステープル 54 電気機械装置 60 カバー 64 磨耗リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン ドゥシェ フランス国 57000 メッツ リュ セル プノワーズ 55 (72)発明者 ジャン−ポール シュミット フランス国 57300 アゴンデンジュ リ ュ ジョッフル 6

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側面がシートと接触する中空な円筒形
    本体と、この円筒形本体の内部に配置され且つ上記外側
    面の近傍で円筒形本体の壁の中に配置されたホットジャ
    ンクション端部を有する少なくとも1つの熱電対とを有
    する連続処理される平らなシートの支持および/または
    駆動ローラにおいて、 熱電対が中空な円筒形本体の内部に延びたガイドチュー
    ブの中に挿入・引出し自在に配置されており、この熱電
    対の先端はホットジャンクションを収容するための凹部
    となる円筒形本体の壁に形成された盲穴中に挿入されて
    いることを特徴とするローラ。
  2. 【請求項2】 ホットジャンクションが貫通するガイド
    チューブの端部がコネクタによって円筒形本体の内側表
    面に固定されており、このコネクタが円筒形本体の内側
    表面にロー付けまたは溶接された第1端部と、ガイドチ
    ューブにロー付けまたは溶接された第2端部とを有する
    請求項1に記載のローラ。
  3. 【請求項3】 コネクタの材料の膨張特性が円筒形本体
    の材料の膨張特性と実質的に同じである請求項1または
    2に記載のローラ。
  4. 【請求項4】 ホットジャンクションが貫通するガイド
    チューブの端部と、ホットジャンクションを収容するた
    めの凹部を形成する盲穴とが、円筒形本体の壁に対して
    ほぼ直角である請求項1〜3のいずれか一項に記載のロ
    ーラ。
  5. 【請求項5】 ガイドチューブが、ローラに結合された
    支持部材およびステープルの内部で、ローラに対して間
    隙を介して取付けられている請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のローラ。
  6. 【請求項6】 ロールに接合された熱電対からの信号を
    変換する変換手段と熱電対とが連結されている請求項1
    〜5のいずれか1項に記載のローラ。
  7. 【請求項7】 上記変換手段が、各熱電対からの電圧信
    号を安定した電流に変換する変換器である請求項6に記
    載のローラ。
  8. 【請求項8】 熱電対と上記変換手段との間にはコネク
    タが配置されている請求項6または7に記載のローラ。
  9. 【請求項9】 変換手段の出力信号が、集電リングと集
    電器とで構成されるローラ貫通手段に対して固定された
    電気回路に送られる請求項6〜8のいずれか一項に記載
    のローラ。
  10. 【請求項10】 変換手段の出力信号が、ローラに組み
    込まれた記録装置に送られ、記録データはローラの停止
    時に読み出すようになっている請求項6〜8のいずれか
    一項に記載のローラ。
  11. 【請求項11】 変換手段を空気冷却する手段をローラ
    が有する請求項6〜10のいずれか一項に記載のローラ。
  12. 【請求項12】 変換手段がケース内に配置されてお
    り、空気冷却手段がケースの壁に形成された冷却空気の
    入口ポートと、変換手段が固定されている軸線近傍に配
    置された環状のフレームおよび支持部材によって区画さ
    れるケース内の空気の循環路とによって構成される請求
    項11に記載のローラ。
  13. 【請求項13】 中空な円筒形本体の内部のガスから変
    換手段を遮断するシール手段を有する請求項1〜12のい
    ずれか一項に記載のローラ。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか一項に記載の
    ローラを少なくとも1つ有することを特徴とする平らな
    製品を連続処理するためのアニール炉。
JP4207093A 1991-07-10 1992-07-10 平らな製品の支持・駆動ローラ Withdrawn JPH0626514A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9108699A FR2678852B1 (fr) 1991-07-10 1991-07-10 Rouleau de support ou d'entrainement de produits plats notamment pour installation de traitement en continu.
FR9108699 1991-07-10

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JPH0626514A true JPH0626514A (ja) 1994-02-01

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ID=9414951

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JP4207093A Withdrawn JPH0626514A (ja) 1991-07-10 1992-07-10 平らな製品の支持・駆動ローラ

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US (1) US5279534A (ja)
EP (1) EP0527068A1 (ja)
JP (1) JPH0626514A (ja)
KR (1) KR930002521A (ja)
CA (1) CA2073210A1 (ja)
FR (1) FR2678852B1 (ja)

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Publication number Publication date
KR930002521A (ko) 1993-02-23
FR2678852B1 (fr) 1995-09-01
EP0527068A1 (fr) 1993-02-10
US5279534A (en) 1994-01-18
FR2678852A1 (fr) 1993-01-15
CA2073210A1 (fr) 1993-01-11

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