JP3352295B2 - レンズ鏡筒及びそれを備えたカメラ - Google Patents
レンズ鏡筒及びそれを備えたカメラInfo
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- JP3352295B2 JP3352295B2 JP24369295A JP24369295A JP3352295B2 JP 3352295 B2 JP3352295 B2 JP 3352295B2 JP 24369295 A JP24369295 A JP 24369295A JP 24369295 A JP24369295 A JP 24369295A JP 3352295 B2 JP3352295 B2 JP 3352295B2
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- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens barrel
- camera
- barrel
- actuator
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- Lens Barrels (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ鏡筒及びそれ
を備えたカメラに関し、特に対物レンズを組み込んだカ
メラやビデオカメラ等を小型化する際に好適なものであ
る。
を備えたカメラに関し、特に対物レンズを組み込んだカ
メラやビデオカメラ等を小型化する際に好適なものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、レンズ組込み式のカメラやビデオ
カメラは、その携帯性を良くする為に軽量化及びコンパ
クト化が追求されている。
カメラは、その携帯性を良くする為に軽量化及びコンパ
クト化が追求されている。
【０００３】これらのカメラにレンズを組み込むときに
は、予めレンズをユニット状のレンズ鏡筒として組み立
て、これをカメラユニットに組み付けるやり方が一般的
である。
は、予めレンズをユニット状のレンズ鏡筒として組み立
て、これをカメラユニットに組み付けるやり方が一般的
である。
【０００４】又、この種のレンズは一般的にズームレン
ズが使われている。そしてこれらのレンズ鏡筒にはレン
ズの機能を制御する色々なアクチュエーター、例えばレ
ンズ全体或はその一部を移動して焦点合わせを行うフォ
ーカスアクチュエーター、同じくレンズの中の一部を移
動してレンズの焦点距離を変えるズームアクチュエータ
ー、レンズの絞り径を変えるアイリスアクチュエーター
が備わっている。
ズが使われている。そしてこれらのレンズ鏡筒にはレン
ズの機能を制御する色々なアクチュエーター、例えばレ
ンズ全体或はその一部を移動して焦点合わせを行うフォ
ーカスアクチュエーター、同じくレンズの中の一部を移
動してレンズの焦点距離を変えるズームアクチュエータ
ー、レンズの絞り径を変えるアイリスアクチュエーター
が備わっている。
【０００５】従来、このレンズ鏡筒ユニットとしては、
その光軸方向から見て円形、縦一文字形、横一文字形、
四角形、Ｄ字形のシルエットになるものが使われてい
た。
その光軸方向から見て円形、縦一文字形、横一文字形、
四角形、Ｄ字形のシルエットになるものが使われてい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来のレンズ鏡筒では
カメラ本体を小型化して、そのコーナー部にコンパクト
にレンズ鏡筒を収納しようとした場合、一部のアクチュ
エーターが該カメラの側面のコーナー部を構成する２つ
の面の方向に突出していたため対物レンズを該コーナー
に近接して配置するのに不利であった。
カメラ本体を小型化して、そのコーナー部にコンパクト
にレンズ鏡筒を収納しようとした場合、一部のアクチュ
エーターが該カメラの側面のコーナー部を構成する２つ
の面の方向に突出していたため対物レンズを該コーナー
に近接して配置するのに不利であった。
【０００７】本発明は、カメラ側面のコーナー部に組み
付けるレンズ鏡筒において、複数のアクチュエーター
を、対物レンズの光軸方向から見て該カメラのコーナー
を形成する側面の２つの面の方向に対物レンズの前玉枠
（レンズマウント部分の最外径）の略接線までを限度と
してＬ字状に片寄せて配置することにより、カメラのコ
ーナー部に適切にフィットしカメラの小型化とカメラデ
ザインの自由度を増すのに効果的なレンズ鏡筒及びそれ
を備えたカメラの提供を目的とする。
付けるレンズ鏡筒において、複数のアクチュエーター
を、対物レンズの光軸方向から見て該カメラのコーナー
を形成する側面の２つの面の方向に対物レンズの前玉枠
（レンズマウント部分の最外径）の略接線までを限度と
してＬ字状に片寄せて配置することにより、カメラのコ
ーナー部に適切にフィットしカメラの小型化とカメラデ
ザインの自由度を増すのに効果的なレンズ鏡筒及びそれ
を備えたカメラの提供を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明のレンズ
鏡筒を備えたカメラは、鏡筒内に設けられ、フォーカス
用のレンズ群とズーム用のレンズ群及び絞りとを有して
被写体の像を撮像手段の上に形成する対物レンズと、前
記鏡筒の外側に設けられ、該フォーカス用のレンズ群を
移動させるフォーカスアクチュエーターと、前記鏡筒の
外側に設けられ、該ズーム用のレンズ群を移動させるズ
ームアクチュエーターと、前記鏡筒の外側に設けられ、
該絞りを駆動させるアイリスアクチュエーターとを備
え、前記鏡筒に沿う円筒面の一部よりなるコーナー部
と、前記コーナー部を形成する２つの面を有するカメラ
に組み付けるレンズ鏡筒において、前記鏡筒を前記カメ
ラの前記コーナー部に沿わせて配置するとき、前記各ア
クチュエーターは、前記鏡筒の前記対物レンズの光軸に
直交する水平方向および垂直方向の２方向の対向しない
２側面であって、前記カメラの前記コーナー部を形成す
る２つの面に沿う方向に振り分けて配置されるようにし
ていることを特徴としている。
鏡筒を備えたカメラは、鏡筒内に設けられ、フォーカス
用のレンズ群とズーム用のレンズ群及び絞りとを有して
被写体の像を撮像手段の上に形成する対物レンズと、前
記鏡筒の外側に設けられ、該フォーカス用のレンズ群を
移動させるフォーカスアクチュエーターと、前記鏡筒の
外側に設けられ、該ズーム用のレンズ群を移動させるズ
ームアクチュエーターと、前記鏡筒の外側に設けられ、
該絞りを駆動させるアイリスアクチュエーターとを備
え、前記鏡筒に沿う円筒面の一部よりなるコーナー部
と、前記コーナー部を形成する２つの面を有するカメラ
に組み付けるレンズ鏡筒において、前記鏡筒を前記カメ
ラの前記コーナー部に沿わせて配置するとき、前記各ア
クチュエーターは、前記鏡筒の前記対物レンズの光軸に
直交する水平方向および垂直方向の２方向の対向しない
２側面であって、前記カメラの前記コーナー部を形成す
る２つの面に沿う方向に振り分けて配置されるようにし
ていることを特徴としている。
【０００９】請求項２の発明のレンズ鏡筒を備えたカメ
ラは、鏡筒内に設けられ、フォーカス用のレンズ群とズ
ーム用のレンズ群及び絞りとを有して被写体の像を撮像
手段の上に形成する対物レンズと、前記鏡筒の外側に設
けられ、該フォーカス用のレンズ群を移動させるフォー
カスアクチュエーターと、前記鏡筒の外側に設けられ、
該ズーム用のレンズ群を移動させるズームアクチュエー
ターと、前記鏡筒の外側に設けられ、該絞りを駆動させ
るアイリスアクチュエーターとを有するレンズ鏡筒を備
えたカメラにおいて、前記カメラは、前記鏡筒に沿う円
筒面の一部よりなるコーナー部と、前記コーナー部を形
成する２つの面を有しており、前記鏡筒を前記カメラの
前記コーナー部に沿わせて配置するとき、前記各アクチ
ュエーターは、前記鏡筒の前記対物レンズの光軸に直交
する水平方向および垂直方向の２方向の対向しない２側
面であって、前記カメラの前記コーナー部を形成する２
つの面に沿う方向に振り分けて配置されるようにしてい
ることを特徴としている。
ラは、鏡筒内に設けられ、フォーカス用のレンズ群とズ
ーム用のレンズ群及び絞りとを有して被写体の像を撮像
手段の上に形成する対物レンズと、前記鏡筒の外側に設
けられ、該フォーカス用のレンズ群を移動させるフォー
カスアクチュエーターと、前記鏡筒の外側に設けられ、
該ズーム用のレンズ群を移動させるズームアクチュエー
ターと、前記鏡筒の外側に設けられ、該絞りを駆動させ
るアイリスアクチュエーターとを有するレンズ鏡筒を備
えたカメラにおいて、前記カメラは、前記鏡筒に沿う円
筒面の一部よりなるコーナー部と、前記コーナー部を形
成する２つの面を有しており、前記鏡筒を前記カメラの
前記コーナー部に沿わせて配置するとき、前記各アクチ
ュエーターは、前記鏡筒の前記対物レンズの光軸に直交
する水平方向および垂直方向の２方向の対向しない２側
面であって、前記カメラの前記コーナー部を形成する２
つの面に沿う方向に振り分けて配置されるようにしてい
ることを特徴としている。
【００１０】
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態１を対物
レンズの物体側から見た正面図である。又、図２は実施
形態１の背面図である。又、図３は実施形態１の側面図
である。又、図４は実施形態１の断面を像側より見た断
面図であり、図５は実施形態１をカメラに組み付けた説
明図である。本実施形態は対物レンズ、対物レンズを制
御する各種アクチュエーター及び物体の像を取り込む撮
像素子のホルダーを所定の配置で組み付けているレンズ
鏡筒である。
レンズの物体側から見た正面図である。又、図２は実施
形態１の背面図である。又、図３は実施形態１の側面図
である。又、図４は実施形態１の断面を像側より見た断
面図であり、図５は実施形態１をカメラに組み付けた説
明図である。本実施形態は対物レンズ、対物レンズを制
御する各種アクチュエーター及び物体の像を取り込む撮
像素子のホルダーを所定の配置で組み付けているレンズ
鏡筒である。
【００１２】図中、１は対物レンズであり、物体の像を
不図示の撮像素子の撮像面上に結像する。２はアイリス
アクチュエーターであり、外からの信号により対物レン
ズ１の中にある絞り羽根を動かして所定の絞り径に制御
する。３はズームアクチュエーターであり、外からの信
号により、対物レンズ１を構成する複数のレンズ群（ズ
ーム用のレンズ群）を移動して対物レンズ１の焦点距離
を変化する。４はフォーカスアクチュエーターであり、
外からの信号により、対物レンズ１を構成する１つのレ
ンズ群（フォーカス用のレンズ群）を移動して物体に焦
点合わせをする。５は後群鏡筒であり、撮像素子（CCD
）ホルダーも備えている。６はズーム用のレンズ群枠
８の位置検出センサー基板である。７はフォーカス用の
レンズ群枠１０の位置検出センサー基板である。なお、
各アクチュエーターはハッチングを施している部分であ
る。
不図示の撮像素子の撮像面上に結像する。２はアイリス
アクチュエーターであり、外からの信号により対物レン
ズ１の中にある絞り羽根を動かして所定の絞り径に制御
する。３はズームアクチュエーターであり、外からの信
号により、対物レンズ１を構成する複数のレンズ群（ズ
ーム用のレンズ群）を移動して対物レンズ１の焦点距離
を変化する。４はフォーカスアクチュエーターであり、
外からの信号により、対物レンズ１を構成する１つのレ
ンズ群（フォーカス用のレンズ群）を移動して物体に焦
点合わせをする。５は後群鏡筒であり、撮像素子（CCD
）ホルダーも備えている。６はズーム用のレンズ群枠
８の位置検出センサー基板である。７はフォーカス用の
レンズ群枠１０の位置検出センサー基板である。なお、
各アクチュエーターはハッチングを施している部分であ
る。
【００１３】本実施形態では前記の３つのアクチュエー
ターを、対物レンズ１の光軸Ｌa に直交する２方向の対
向しない２側面に振り分けて配置している。
ターを、対物レンズ１の光軸Ｌa に直交する２方向の対
向しない２側面に振り分けて配置している。
【００１４】図４中、８はズーム用のレンズ群枠、９は
直進ガイド用のバーＡ、１０はフォーカス用のレンズ群
枠、１１はフォーカス用のレンズ群枠１０の直進ガイド
用のバーＢ、１２はズーム用レンズ群枠８とフォーカス
用レンズ群枠１０の振れ止め用のバーＣ、１３はフォー
カスアクチュエーター４からの力をフォーカス用のレン
ズ群枠１０に伝達するためのラック、１４は前、中、後
に３分割されている鏡筒をドッキングして固定する為の
ビスであり、ズーム用のレンズ群枠８、フォーカス用の
レンズ群枠１０に対し、バー９、バー１１、バー１２の
３本のバーにて対応している。
直進ガイド用のバーＡ、１０はフォーカス用のレンズ群
枠、１１はフォーカス用のレンズ群枠１０の直進ガイド
用のバーＢ、１２はズーム用レンズ群枠８とフォーカス
用レンズ群枠１０の振れ止め用のバーＣ、１３はフォー
カスアクチュエーター４からの力をフォーカス用のレン
ズ群枠１０に伝達するためのラック、１４は前、中、後
に３分割されている鏡筒をドッキングして固定する為の
ビスであり、ズーム用のレンズ群枠８、フォーカス用の
レンズ群枠１０に対し、バー９、バー１１、バー１２の
３本のバーにて対応している。
【００１５】説明の便宜上、座標系を設定する。原点を
光軸Ｌa と物体側の前玉第１面との交点におく。対物レ
ンズ１の光軸をＺ軸とし、その方向は光線の進む方向、
即ち撮像素子へ向かって正とする。組み付けるカメラの
コーナー部を形成する２つの概略の平面部分をＨ1 ，Ｈ
2 とする。原点を通って組み付けたとして考えるカメラ
の平面部分Ｈ1 に垂直な直線をＸ軸とし、その方向は原
点から該平面部分へ向かう方向を正とする。Ｘ軸、Ｚ軸
に対して夫々直交する直線をＹ軸とし、その方向は原点
よりカメラの平面部分Ｈ2 へ向かう方向を正とする。な
お、カメラによってはコーナー部分が曲面をなし、第２
の平面部分Ｈ2 が判然としない場合があるが、その場合
のＹ軸の方向はコーナーを構成する曲面へ向かう方向を
正とする。
光軸Ｌa と物体側の前玉第１面との交点におく。対物レ
ンズ１の光軸をＺ軸とし、その方向は光線の進む方向、
即ち撮像素子へ向かって正とする。組み付けるカメラの
コーナー部を形成する２つの概略の平面部分をＨ1 ，Ｈ
2 とする。原点を通って組み付けたとして考えるカメラ
の平面部分Ｈ1 に垂直な直線をＸ軸とし、その方向は原
点から該平面部分へ向かう方向を正とする。Ｘ軸、Ｚ軸
に対して夫々直交する直線をＹ軸とし、その方向は原点
よりカメラの平面部分Ｈ2 へ向かう方向を正とする。な
お、カメラによってはコーナー部分が曲面をなし、第２
の平面部分Ｈ2 が判然としない場合があるが、その場合
のＹ軸の方向はコーナーを構成する曲面へ向かう方向を
正とする。
【００１６】本実施形態のレンズ鏡筒は図５に示すよう
に物体側から見てカメラの右上のコーナーに組み付け
る。本実施形態では前玉枠の外径をφ、対物レンズのレ
ンズ全長（図３で示すように光軸上で第１面から最終面
までの距離）をＡとする時、ズームアクチュエーターは
上記座標系において 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｙ≧-0.2φ、-1.5
φ≦Ｘ＜0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。
又、アイリスアクチュエーター及びフォーカスアクチュ
エーターは 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｘ≧-0.2φ、-1.5φ≦Ｙ＜
0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。なお、各ア
クチュエーターをビスで取りつける部分のはみ出しは除
外している。
に物体側から見てカメラの右上のコーナーに組み付け
る。本実施形態では前玉枠の外径をφ、対物レンズのレ
ンズ全長（図３で示すように光軸上で第１面から最終面
までの距離）をＡとする時、ズームアクチュエーターは
上記座標系において 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｙ≧-0.2φ、-1.5
φ≦Ｘ＜0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。
又、アイリスアクチュエーター及びフォーカスアクチュ
エーターは 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｘ≧-0.2φ、-1.5φ≦Ｙ＜
0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。なお、各ア
クチュエーターをビスで取りつける部分のはみ出しは除
外している。
【００１７】図６は図１の実施形態１を光軸を軸として
180 °回転した概略図、図７は図６のレンズ鏡筒を別の
カメラの左下のコーナーに組み付けた説明図である。
180 °回転した概略図、図７は図６のレンズ鏡筒を別の
カメラの左下のコーナーに組み付けた説明図である。
【００１８】本実施形態は以上の配置を取ったのでカメ
ラに組み付ける際にカメラのコーナー部にフィットして
収納できる。しかも、カメラのコーナーを対物レンズの
形に添って円筒面の一部で構成することができる。以上
によってカメラ全体をコンパクトに構成することができ
る。
ラに組み付ける際にカメラのコーナー部にフィットして
収納できる。しかも、カメラのコーナーを対物レンズの
形に添って円筒面の一部で構成することができる。以上
によってカメラ全体をコンパクトに構成することができ
る。
【００１９】なお、３つのアクチュエーターを２つの範
囲に配置したのは、レンズ全長Ａを小さくしようとすれ
ば３つのアクチュエータを２つの範囲に配置するとレン
ズ全体を無理なく小さく出来るからである。
囲に配置したのは、レンズ全長Ａを小さくしようとすれ
ば３つのアクチュエータを２つの範囲に配置するとレン
ズ全体を無理なく小さく出来るからである。
【００２０】図８は本発明の実施形態２の要部概略図で
ある。図８(A) は実施形態２の正面図であり、図８(B)
は実施形態２の側面図である。又、図９は実施形態２を
カメラに組み付けた説明図である。本実施形態のレンズ
鏡筒は図９に示すように物体側から見てカメラの左上の
コーナーに組み付ける。本実施形態が実施形態１と異な
る点は対物レンズ１の物体側から見てズームアクチュエ
ーター３が対物レンズの右側に付いている点のみであ
り、その他の構成は同じである。
ある。図８(A) は実施形態２の正面図であり、図８(B)
は実施形態２の側面図である。又、図９は実施形態２を
カメラに組み付けた説明図である。本実施形態のレンズ
鏡筒は図９に示すように物体側から見てカメラの左上の
コーナーに組み付ける。本実施形態が実施形態１と異な
る点は対物レンズ１の物体側から見てズームアクチュエ
ーター３が対物レンズの右側に付いている点のみであ
り、その他の構成は同じである。
【００２１】実施形態１と同じ方法でＸＹＺ座標系を設
定する。本実施形態では前玉枠の外径をφ、対物レンズ
のレンズ全長をＡとする時、ズームアクチュエーターは
上記座標系において 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｙ≧-0.2φ、-1.5
φ≦Ｘ＜0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。
又、アイリスアクチュエーター及びフォーカスアクチュ
エーターは 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｘ≧-0.2φ、-1.5φ≦Ｙ＜
0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。なお、各ア
クチュエーターをビスで取りつける部分のはみ出しは除
外している。
定する。本実施形態では前玉枠の外径をφ、対物レンズ
のレンズ全長をＡとする時、ズームアクチュエーターは
上記座標系において 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｙ≧-0.2φ、-1.5
φ≦Ｘ＜0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。
又、アイリスアクチュエーター及びフォーカスアクチュ
エーターは 0.5φ＋ 0.1φ≧Ｘ≧-0.2φ、-1.5φ≦Ｙ＜
0 、0 ≦Ｚ≦ 1.3Ａの範囲に配置している。なお、各ア
クチュエーターをビスで取りつける部分のはみ出しは除
外している。
【００２２】図１０は図８の実施形態２を光軸を軸とし
て180 °回転した概略図、図１１は図１０のレンズ鏡筒
を別のカメラの右下のコーナーにに組み付けた説明図で
ある。
て180 °回転した概略図、図１１は図１０のレンズ鏡筒
を別のカメラの右下のコーナーにに組み付けた説明図で
ある。
【００２３】本実施形態は以上の配置を取ったのでカメ
ラに組み付ける際にカメラのコーナー部にフィットして
収納できる。しかも、カメラのコーナーを対物レンズの
形に添って円筒面で構成することができる。以上によっ
てカメラ全体をコンパクトに構成することができる。
ラに組み付ける際にカメラのコーナー部にフィットして
収納できる。しかも、カメラのコーナーを対物レンズの
形に添って円筒面で構成することができる。以上によっ
てカメラ全体をコンパクトに構成することができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明は以上の構成により、カメラ側面
のコーナー部に組み付けるレンズ鏡筒において、複数の
アクチュエーターを、対物レンズの光軸方向から見て該
カメラのコーナーを形成する側面の２つの面の方向に対
物レンズの前玉枠（レンズマウント部分の最外径）の略
接線までを限度としてＬ字状に片寄せて配置することに
より、カメラのコーナー部に適切にフィットしカメラの
小型化とカメラデザインの自由度を増すのに効果的なレ
ンズ鏡筒及びそれを備えたカメラを達成する。
のコーナー部に組み付けるレンズ鏡筒において、複数の
アクチュエーターを、対物レンズの光軸方向から見て該
カメラのコーナーを形成する側面の２つの面の方向に対
物レンズの前玉枠（レンズマウント部分の最外径）の略
接線までを限度としてＬ字状に片寄せて配置することに
より、カメラのコーナー部に適切にフィットしカメラの
小型化とカメラデザインの自由度を増すのに効果的なレ
ンズ鏡筒及びそれを備えたカメラを達成する。
【図１】 本発明の実施形態１を対物レンズの物体側か
ら見た正面図
ら見た正面図
【図２】 本発明の実施形態１の背面図
【図３】 本発明の実施形態１の側面図
【図４】 実施形態１の断面を像側より見た断面図
【図５】 実施形態１をカメラに組み付けた説明図
【図６】 実施形態１を光軸を軸として180 °回転した
概略図
概略図
【図７】 図６のレンズ鏡筒を別のカメラに組み付けた
説明図
説明図
【図８】 本発明の実施形態２の要部概略図
【図９】 実施形態２をカメラに組み付けた説明図
【図１０】 実施形態２を光軸を軸として180 °回転し
た概略図
た概略図
【図１１】 図１０のレンズ鏡筒を別のカメラに組み付
けた説明図
けた説明図
１ 対物レンズ ２ アイリスアクチュエーター ３ ズームアクチュエーター ４ フォーカスアクチュエーター ５ 後群鏡筒 ６ ズーム用の位置検出センサー基板 ７ フォーカス用の位置検出センサー基板 ８ ズーム用のレンズ群枠 ９ バーＡ １０ フォーカスの用レンズ群枠 １１ バーＢ １２ バーＣ １３ ラック １４ ビス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 7/02 - 7/105 G03B 17/02
Claims (2)
- 【請求項１】 鏡筒内に設けられ、フォーカス用のレン
ズ群とズーム用のレンズ群及び絞りとを有して被写体の
像を撮像手段の上に形成する対物レンズと、 前記鏡筒の外側に設けられ、該フォーカス用のレンズ群
を移動させるフォーカスアクチュエーターと、 前記鏡筒の外側に設けられ、該ズーム用のレンズ群を移
動させるズームアクチュエーターと、 前記鏡筒の外側に設けられ、該絞りを駆動させるアイリ
スアクチュエーターとを備え、 前記鏡筒に沿う円筒面の一部よりなるコーナー部と、 前記コーナー部を形成する２つの面を有するカメラに組
み付けるレンズ鏡筒において、 前記鏡筒を前記カメラの前記コーナー部に沿わせて配置
するとき、 前記各アクチュエーターは、前記鏡筒の前記対物レンズ
の光軸に直交する水平方向および垂直方向の２方向の対
向しない２側面であって、前記カメラの前記コーナー部
を形成する２つの面に沿う方向に振り分けて配置される
ようにしている ことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項２】 鏡筒内に設けられ、フォーカス用のレン
ズ群とズーム用のレンズ群及び絞りとを有して被写体の
像を撮像手段の上に形成する対物レンズと、 前記鏡筒の外側に設けられ、該フォーカス用のレンズ群
を移動させるフォーカスアクチュエーターと、 前記鏡筒の外側に設けられ、該ズーム用のレンズ群を移
動させるズームアクチュエーターと、 前記鏡筒の外側に設けられ、該絞りを駆動させるアイリ
スアクチュエーターとを有するレンズ鏡筒を備えたカメ
ラにおいて、 前記カメラは、前記鏡筒に沿う円筒面の一部よりなるコ
ーナー部と、 前記コーナー部を形成する２つの面を有しており、 前記鏡筒を前記カメラの前記コーナー部に沿わせて配置
するとき、 前記各アクチュエーターは、前記鏡筒の前記対物レンズ
の光軸に直交する水平 方向および垂直方向の２方向の対
向しない２側面であって、前記カメラの前記コーナー部
を形成する２つの面に沿う方向に振り分けて配置される
ようにしていることを特徴とするレンズ鏡筒を備えたカ
メラ 。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24369295A JP3352295B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | レンズ鏡筒及びそれを備えたカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24369295A JP3352295B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | レンズ鏡筒及びそれを備えたカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961694A JPH0961694A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3352295B2 true JP3352295B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=17107575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24369295A Expired - Fee Related JP3352295B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | レンズ鏡筒及びそれを備えたカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3352295B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3767936A4 (en) * | 2018-04-17 | 2021-01-20 | Ningbo Sunny Opotech Co., Ltd. | PHOTOGRAPHING MODULE WITH BEVEL, LIGHT DETECTION ARRANGEMENT, MANUFACTURING PROCESS AND ELECTRONIC DEVICE |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP24369295A patent/JP3352295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0961694A (ja) | 1997-03-07 |
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