JP3351934B2 - 太陽電池 - Google Patents

太陽電池

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治 川▲崎▼
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、太陽電
池モジュールに影が生じた場合に発生する逆バイアス電
圧から太陽電池セルを保護するバイパスダイオードの機
能を付加したバイパス機能付き太陽電池セルの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の太陽電池セルを、直列,並列に組
合せて所定の出力電圧および出力電流を得る太陽電池モ
ジュールは、その一部のセルに影が生じた場合、他のセ
ルが発生する電圧が逆方向に印加される。この逆方向に
印加された逆バイアス電圧により、影を生じたセルの逆
耐電圧を超えると、当該セルにブレークダウンを生じ、
多量の電流が流れるので、当該セルの短絡破壊に至る可
能性がある。この結果太陽電池モジュール全体の出力特
性が低下する。
【0003】宇宙用太陽電池モジュールの場合では、衛
星の姿勢制御中に、衛星本体の一部あるいはアンテナ等
構造物の影が、太陽電池モジュール上に生ずることがあ
り得る。地上用の場合では、たとえば、隣接した建築物
の影が生じたり、飛来した鳥類が糞を付着させ、影を生
じることがある。
【0004】その一例として、太陽電池セルの一連の並
列接続からなる太陽電池モジュールの一部のサブモジュ
ールの上に影が生じた場合について考える。
【0005】図9(a)において太陽電池モジュールM
の両端がほぼ短絡状態となるシャントモードでは、影に
なったサブモジュール11には、影の生じていない他の
グループのサブモジュール群12が発生した電圧V12
逆バイアス電圧として印加される。サブモジュール11
の電圧をV11とすると、V11=−V12となる。
【0006】また、図9(b)に示されるように、太陽
電池モジュールMに電圧VB の外部電源Bが図のように
接続されている場合では、V11=VB −V12となる。
【0007】すなわち、影になったサブモジュール11
のN電極には、正の電圧が印加され、その逆バイアス電
圧がサブモジュール11を構成する太陽電池セルの逆耐
電圧以上であると、その太陽電池セルはブレークダウン
を生じ、その結果短絡破壊に至る可能性があり、影の生
じたサブモジュール11、さらに全体の太陽電池モジュ
ールMの出力特性が劣化する。
【0008】この逆バイアス電圧による事故を防止する
ために、個々の太陽電池セルごとや特定のモジュール単
位ごとに、バイパスダイオードを外付けにより取付けた
り、あるいは太陽電池セルにバイパスダイオードを集積
した、いわゆるダイオードインテグレイティッド太陽電
池セルが使用されている。
【0009】その他に後述のバイパスダイオードの機能
を付加した太陽電池セルがある。次に、従来のバイパス
ダイオードの機能を付加した太陽電池セルの構成例を図
面を参照して説明する。図6は、バイパスダイオードの
機能を付加した太陽電池セルの一例の構造を示す平面
図、図7は図6のB−B′断面図である。
【0010】図6に示されるように、たとえばシリコン
のP型基板1の表面の受光面は、透明な反射防止膜8に
よって覆われ、その下面には、バー電極であるN電極接
続部5から分岐された櫛の歯状のN電極7がP型基板1
の表面のN型領域2の上に配置されている。N型領域2
には複数の島状のP+ 型領域4が埋込まれている。
【0011】図6のB−B′断面は、図7に示されるよ
うに、P型基板1と、その受光面に形成したN型領域2
と、P型基板1の下面に形成したBSF効果のためのP
+ 型領域3と、基板1の受光面の一部に設けられた島状
のP+ 型領域4と、N型領域2の表面に設けたN電極7
(図示されていない)と、N電極接続部5を除いたN型
領域2のほぼ全面を覆う反射防止膜8と、P+ 型領域3
の下面ほぼ全面を覆うP電極6等によって構成されてい
る。この島状のP+ 型領域4はN型領域2に接してお
り、この間のP+ N接合がバイパスダイオードとして動
作する。
【0012】島状のP+ 型領域4,4,…は、P型基板
1よりは不純物濃度を高くして、島状のP+ 型領域4と
N型領域2との間で形成されるPN接合によって、ツェ
ナー効果によるブレークダウンが発生するような構造と
なっている。P+ 型領域4の不純物濃度は、アバランシ
ェもしくはツェナー効果を発生するためには、1×10
18cm-3以上とすればよい。
【0013】島状のP+ 型領域4,4,…の合計面積が
大きくなると、太陽電池セルの出力は低下するので、ア
バランシェ(ツェナー)ブレークダウンが発生し、しか
も太陽電池セルが破壊しない範囲内で、P+ 型領域4,
4,…の合計面積は、できるだけ小さくなるように設計
する必要がある。
【0014】このような太陽電池は、たとえば、図8
(a)〜(e)の工程順断面図に示すような工程によっ
て製造される。
【0015】まず、図8(a)に示されるように、P型
基板1の上面に、熱酸化等の方法により、酸化膜9を形
成する。
【0016】次いで、図8(b)に示すように、裏面の
酸化膜9を除去し、正面の酸化膜9に開口14,14,
…をフォトリソグラフィー等により設ける。これらの開
口14,14,…は、後で形成される島状のP+ 型領域
4,4,…に対応するものである。このウェーハにたと
えば、不純物濃度が1×1020cm-3程度のP+ 型不純
物を拡散する。
【0017】その後、表面および側面の酸化膜9を除去
すると、図8(c)に示すようなウェーハが得られる。
このウェーハは、その表面には複数個の島状のP+ 型領
域4,4,…が形成され、裏面には全面にわたりP+
領域3が形成されている。
【0018】次に、図8(d)に示すように、表面およ
び側面にN型領域2を熱拡散等により形成する。島状の
+ 型領域4 ,4,…は表面に残っているボロンガラ
スにより保護されるので、N型領域2の中にも島を形成
する。
【0019】次いで、図8(e)に示すように、表面に
櫛の歯状のN電極7(この図では図示されていない)
と、N電極接続部5とを形成し、さらにその上に反射防
止膜8および、裏面にP電極6を真空蒸着等により形成
し、破線で示した位置を切断すると、図6および図7に
示されるような太陽電池セルが得られる。
【0020】このような太陽電池を、図9(a)に示す
ように直列および並列に多数接続し、所望の電圧および
電流となるようにしたものを、通常太陽電池モジュール
Mとして使用する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、太陽電
池セルを逆バイアス電圧から保護するために、バイパス
ダイオードを外付けする方法は、バイパスダイオードや
その取付個数分だけ製造コストが高くなり、また基板上
の太陽電池セルの実装密度が低くなる等の問題点があっ
た。
【0022】また、従来のダイオードインテグレイティ
ッド太陽電池セルは、バイパスダイオードと太陽電池セ
ルとをシリコン基板に集積して作り込まなければならな
いので、工程が複雑になり、製造コストが高いという問
題点があった。
【0023】さらに、図6および図7について説明した
従来のバイパス機能付き太陽電池セルは、受光面の一部
をバイパスダイオードが占有することとなり、太陽電池
セルの有効面積が減少し、その変換効率が低下するとい
う問題点があった。
【0024】以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、従
来のバイパス機能付き太陽電池セルに比べ太陽電池セル
の有効面積を同じくした場合、変換効率を低下させずに
逆方向電流を増加させること、言い換えれば、従来のバ
イパス機能付き太陽電池セルと同等の逆方向特性を持ち
ながら、変換効率の高いバイパス機能が得られる、バイ
パス機能付き太陽電池を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願の発明者は、前述の
島状のP+ 型領域とN電極の距離が、バイパス特性に大
きく影響することを発見した。
【0026】本発明の太陽電池は、P型またはN型から
選ばれた第1の導電型の基板と、該基板の受光面側に形
成された第2の導電型の領域と、前記基板の不純物濃度
より高い不純物濃度を有し、かつ、前記基板および前記
第2の導電型の領域の双方に接して、前記基板の受光面
側の一部に形成された島状の第1の導電型の領域と、第
2導電型の領域の表面に形成された電極接続部から分岐
された櫛の歯状の電極を有し、その島状の第1の導電型
の領域は櫛の歯状の電極の間に形成され、かつ島状の第
1の導電型の領域はそれを挟む一方の電極との距離がそ
れを挟む他方の電極に至る距離より小さくされているこ
とを特徴としている。
【0027】また、本発明においては、上記の受光面が
無反射表面形状であってもよい。さらに、本発明におい
ては、上記の受光面の形状にかかわらず、前記受光面側
の一部に形成された島状の第1の導電型の領域が複数個
備えられることができる。
【0028】上記構成の本発明に係る太陽電池セルに逆
バイアス電圧が印加されると、受光面側の第2の導電型
(たとえばN型)の領域と、この第2の導電型の領域に
接して形成された高濃度の第1の導電型(たとえばP+
型)の領域とによるP+ N接合部が逆バイアスされる。
この部分は、第1の導電型の基板部と第2の導電型の拡
散層から形成されるPN接合より、アバランシェもしく
はツェナー効果によってブレークダウンが発生しやす
い。
【0029】比較的小さな逆バイアス電圧印加の状態に
おいて、この領域で逆方向電流を生じさせ、さらに逆バ
イアス電圧が高くなるとアバランシェ(ツェナー)降伏
に至らしめることによって、太陽電池本体に逆バイアス
電圧が印加されることを防止することができる。
【0030】島状の高濃度の第1の導電型の領域と電極
との距離を短くすることにより、図3および図4につい
て後述されるように、逆方向電流が大きくなり、バイパ
ス効果が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るバイパス機能
付き太陽電池セルの一実施の形態の態様を示す平面図で
ある。以下の実施の形態において、図6および図7に示
される従来例と同一の部分は、同一符号で表示されてい
る。
【0032】図1は、たとえばシリコンのP型基板1の
受光面側に設けられたN電極7近傍に複数の島状のP+
型領域4を形成した例である。この実施の形態による太
陽電池が従来と異なるところは、受光面側に設けられた
島状のP+ 型領域4がこれを挟む一方のN電極7の近傍
に存在することである。換言すると一方の電極に至る距
離が他方の電極に至る距離よりも小さいことである。
【0033】図2は図1のA−A′断面図である。図2
は、表面のP+ 型領域4の配置が変わっただけであるた
め、従来例の断面図である図7と同じである。
【0034】本発明においては、前記NP+ ダイオード
を形成するP+ 型領域4がN電極7近傍に設けられてお
り、バイパス効果が向上されるので従来のバイパス機能
付き太陽電池セルと同等の逆方向特性を持たせるため
の、上記P+ 型領域が小さくて済むため、従来のバイパ
ス機能付き太陽電池セルと比べ有効受光面積の減少が小
さくて済む。
【0035】以上を等価回路で説明すると、図5に示す
ように、NP接合からなる太陽電池SBにNP+ ダイオ
ードDが並列に接続された構造になる。逆バイアスが印
加されると、逆方向の漏れ電流が大きいNP+ ダイオー
ドに電流が流れるので、NP太陽電池はブレークダウン
から保護される。
【0036】さらに、本発明においては、前記NP+
イオードを構成するP+ 型領域がN電極近傍に設けられ
ており、逆バイアス電圧が印加されるN電極とP+ 型領
域との距離を短く設定することができるので、等価直列
抵抗が小さくなり、保護効果がより一層高まる。
【0037】図3および図4は、P+ 型領域がN電極の
近くに設けられたほど、逆バイアス電圧による逆方向電
流が大きくなることを示した実験データである。図3
は、直径2cm×2cmの太陽電池セルの表面を無反射
形状としない場合であり、図4は同様の太陽電池セルの
表面を無反射形状とした場合である。それぞれ、黒四角
の曲線は直径100μmの島状のP+ 型領域を、たとえ
ば532μm離れて平行に設けられたN電極7,7の中
間、たとえば、両側のN電極から216μmの位置に設
けた場合であり、□の曲線は直径100μmの島状のP
+ 型領域を一方のN電極7から66μm、他方のN電極
7から366μm離れて設けた場合である。すなわち、
一方の距離は他方の約5分の1以下とされている。
【0038】いずれの場合も、P+ 型領域の個数は1個
で、10Vまでの逆バイアス電圧が印加された場合の逆
方向電流を示す。
【0039】図3および図4からわかるように、逆方向
電流は太陽電池の表面状態にかかわらず、島状のP+
領域の面積が同じでも、位置によって流れやすさが変わ
り、いずれの場合も島状のP+ 型領域を櫛形のグリッド
電極の中間に形成したものに比べ一方の電極の近くに形
成したものでは、約1.4倍の逆方向電流が流れること
がわかる。
【0040】下記の表1および表2は、表面のP+ 型領
域の位置の違いによる順方向特性の平均値である。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】これらの表からわかるように、順方向特性
は、太陽電池の表面状態にかかわらず、P+ 型領域の位
置を変えても有効受光面積は変わらないため、ほとんど
変わらない。
【0044】以上の結果より、太陽電池表面に形成する
島状のP+ 型領域は、同じ面積でも電極に近いほど逆方
向電流が大きい、すなわちバイパス性能が優れ、従来の
バイパス機能付き太陽電池セルと同程度のバイパス性能
を持たせた場合、本発明の太陽電池では、電極近くに形
成されたP+ 型領域の総面積は、従来のバイパス機能付
き太陽電池セルよりも少ない領域で済むため、同程度の
バイパス性能を持ちながら、順方向特性の優れたバイパ
ス機能付き太陽電池セルを提供することができる。
【0045】また、製造方法は従来の製造方法と同一の
ため製造コストは増加しない。前述の実施の形態におい
て裏面がBSF型であるか、BSFR型であるかについ
ては、特に述べなかったが、これらは裏面P電極のメタ
ル組成が異なるだけであるから、本発明の趣旨に差異が
ないことはいうまでもない。
【0046】また、説明の都合上実施の形態はP型シリ
コン基板を用いた太陽電池について述べたが、N型シリ
コン基板もしくはGaAs等シリコン単結晶以外の基板
を用いた太陽電池に対しても応用可能である。
【0047】また、本発明は宇宙用太陽電池にも地上用
太陽電池にも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
逆バイアス電圧によって短絡破壊が起こりにくい太陽電
池を低コストで製造できる。特に保守の困難な、たとえ
ば、宇宙用の太陽電池アレイのような場合、逆バイアス
電圧に対する保護に著しい効果を発揮し、ひいては、ア
レイ全体の信頼性を向上する。また、外付けバイパスダ
イオードを必要としないため、太陽電池の製造コストを
低下させることができる。
【0049】また、本発明によれば、受光面側の電極近
傍にバイパスダイオード機能を付加するための島状の導
電型領域を設けることにより、従来の電極中間に島状の
導電型領域を設けたバイパス機能付き太陽電池セルに比
べ、逆方向電流が大きくなるから、受光面の有効面積の
減少を少なくしてバイパスダイオードの機能を付加する
ことが可能となり、光電変換効率の低下を防ぐという効
果がある。さらに、本発明によれば、受光面側の電極近
傍にバイパスダイオード機能を付加するための領域を設
けることにより、等価直列抵抗を減少させることがで
き、逆バイアス電圧印加時の保護機能がより一層高まる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の平面図である。
【図2】図1のA−A′断面図である。
【図3】試作により得られた無反射表面形状を有しない
太陽電池セルに10Vまでの逆バイアス電圧が印加され
た場合の逆方向電流を示すグラフである。
【図4】試作により得られた無反射表面形状を有する太
陽電池セルに10Vまでの逆バイアス電圧が印加された
場合の逆方向電流を示すグラフである。
【図5】バイパス機能付き太陽電池セルの等価回路図で
ある。
【図6】従来例の太陽電池セルの平面図である。
【図7】図6のB−B′断面図である。
【図8】(a)〜(e)は従来例の製造工程の略断面図
である。
【図9】(a)は太陽電池モジュールがシャントモード
の場合の、(b)は太陽電池モジュールに外部電源が接
続されている場合の逆バイアス電圧説明図である。
【符号の説明】
1 P型基板 2 N型領域 3 P+ 型領域 4 P+ 型領域 5 N電極接続部 6 P電極 7 N電極 8 反射防止膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久松 正 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 鷲尾 英俊 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 福田 敏幸 東京都港区浜松町2丁目4番1号 宇宙 開発事業団内 (72)発明者 松田 純夫 東京都港区浜松町2丁目4番1号 宇宙 開発事業団内 (72)発明者 山本 康成 東京都港区浜松町2丁目4番1号 宇宙 開発事業団内 (72)発明者 川▲崎▼ 治 東京都港区浜松町2丁目4番1号 宇宙 開発事業団内 (56)参考文献 特開 平5−110121(JP,A) 実開 平3−102749(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/04 - 31/078

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の基板と、 基板の受光面側に形成された第2の導電型の領域と、 前記基板の不純物濃度より高い不純物濃度を有し、か
    つ、前記基板および前記第2の導電型の領域の双方に接
    して、前記基板の受光面側の一部に形成された島状の第
    1の導電型の領域と、 第2の導電型の領域の表面に形成された電極接続部から
    分岐された櫛の歯状の電極とを有した太陽電池であっ
    て、 前記島状の第1の導電型の領域は前記櫛の歯状の電極の
    間に形成され、 かつ前記島状の第1の導電型の領域は、それを挟む一方
    の電極との距離が、それを挟む他方の電極に至る距離よ
    り小さくされていることを特徴とする太陽電池。
  2. 【請求項2】 受光面の表面が無反射形状であることを
    特徴とする請求項1記載の太陽電池。
  3. 【請求項3】 受光面側の一部に形成された島状の第1
    の導電型の領域が電極近傍に複数個備えられたことを特
    徴とする請求項1または2記載の太陽電池。
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