JP3351062B2 - 文書システム - Google Patents

文書システム

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JP3351062B2
JP3351062B2 JP29025393A JP29025393A JP3351062B2 JP 3351062 B2 JP3351062 B2 JP 3351062B2 JP 29025393 A JP29025393 A JP 29025393A JP 29025393 A JP29025393 A JP 29025393A JP 3351062 B2 JP3351062 B2 JP 3351062B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は様式や書式が相違する文
書の自動読取り、登録・蓄積、タイトル等の読取り項目
の修正、検索を行なう文書システムに係わる。
【0002】
【従来の技術】文書の様式では、記載項目及び記載項目
の順番を規定するが、その絶対的な位置座標、寸法を規
定していない。文書の書式は、記載項目及び項目の順番
を規定するだけでなく、その絶対的な位置座標、寸法を
規定している。様式が定められた文書を準定型フォーマ
ット文書と言い、書式が定められた文書を定型フォーマ
ット文書と言う。
【0003】従来の光学的文字認識装置では、文書の書
式をフォーマットデータとして予め設定することによ
り、定型フォーマット文書を読取ることができるが、様
式のみが規定されている文書、例えば、法令文書などの
準定型フォーマット文書は読取ることができなかった。
【0004】なお、この種に関連する文書システムは、
特開昭56−11573号公報に述べられているよう
に、文書に予め入力すべき読取り項目を指示するマーク
記入領域を設け、当該領域に記入されたマークを読み取
ることによって、文書上の所定領域を読み取る方式が提
案されている。
【0005】また、特開平4−15775号公報に述べ
られているように、表構造検出するための方法としてヒ
ストグラフによる所定の長さで探索領域の番号を付けて
行なう方式がある。
【0006】また、従来の読取り結果の修正は、情報処
理学会第44回全国大会「手書き文字認識システムにお
ける誤認識修正インターフェースに関する考察」に、文
字認識のため機械が勝手に切り出した画像と認識結果を
表示するものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、マー
ク記入領域を付加するため当該記入領域の紙面上の占め
る面積が多くなり、読取り項目を増やすことができない
という問題があった。また、マーク記入領域を新たに用
意する必要があるため、既存の各種文書をそのまま読み
取ることができないという問題もあった。さらに、様式
が法令等で決められている文書では、従来のようにマー
ク記入領域を設けることは法令上様式が規定されている
ために認められず、マーク記入領域のない当該様式文書
を読み取ることはできないという問題があった。
【0008】また、表構造検出するための方法としてヒ
ストグラフによる所定の長さで探索領域の番号を付けて
行なうと、罫線のノイズ、かすれや、画像の伸縮より影
響を受け易いので、番号が変わって誤認識をおこすと言
う問題があった。
【0009】文字認識のため機械が勝手に切り出した画
像と認識結果を表示するため、文書としてのレイアウト
がなくなりユーザに使い勝手の良い物でなかった。
【0010】本発明の第1の目的は、罫線の位置情報や
罫線の符号化によりシート識別を行なうことで準定型フ
ォーマット文書に対応することのできる文書システムを
提供することにある。
【0011】本発明の第2の目的は、レイアウトがわか
る入力文書画像と認識結果を一体表示することでユーザ
にとって使い勝手の良い表示を行なうことのできる文書
システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明による文書システムは文書画像から縦
横の罫線を抽出し、その罫線の位置情報や長さの情報
と、識別辞書にある様式毎の識別情報によりシート識別
を行ない、識別辞書にある各様式毎の相対的読取り項目
領域の情報を基に読取りを行なうようにした。また文書
画像から縦横の罫線を抽出し、その罫線の位置関係で罫
線に符号を付けた情報と、識別辞書にある様式毎の識別
情報によりシート識別を行ない、識別辞書にある各様式
毎の罫線符号表された読取り項目領域の情報を基に読み
取り項目領域内部の文字を読取りを行なうようにした。
【0013】前記第2の目的を達成するために、本発明
による文書システム読取りでの認識エラーのある入力文
書を判定し、認識した読取り項目の場所やフォントサイ
ズや認識文字などの修正情報を覚えて置き、入力された
文書で認識エラーとされた入力文書画像を一次的に登録
して置く、そして認識エラーと判定された文書を修正す
る際、入力文書画像と修正情報により修正表示レイアウ
トを生成し修正を行なうようにした。
【0014】
【作用】以下、本発明の原理と動作を説明する。
【0015】図1は文書画像を入力してシート識別を行
ない読取り項目の登録又は読取り項目と画像データを登
録する様子を示す。まず文書1の画像入力2を行ない、
横罫線及び縦罫線を抽出3する。次にシート識別4は抽
出した罫線と識別辞書6とマッチング5を行ない読取り
項目領域の抽出7を行い読取り項目領域座標求め、文書
画像より読取り項目領域座標範囲の文字抽出し文字認識
8を行ない読取り項目登録9を行なう。または読取り項
目登録9と画像登録10の動作を行なう。
【0016】図2は罫線の始点座標と長さでシート識別
を行なう様子を示す。文書1が画像入力2を行ない、入
力した文書から罫線を抽出し、抽出した罫線を縦罫線、
横罫線に分解した後、それぞれの罫線の始点21と長さ
22からなる罫線始点長さデータ23を求める。そして
予め色々な様式毎のシートの識別データを登録した識別
辞書28の、罫線の始点24と長さ25からなる識別フ
ォーマットデータ26とのマッチング27を行ない、様
式番号と読取り項目領域データよりなる識別結果29を
識別辞書28より抽出する動作を行なう。
【0017】図3は図2のシート識別のマッチング27
と図1の読取り項目領域抽出7の方法を説明する。
【0018】まず入力された罫線始点長さデータ23と
識別辞書28の識別フォーマットデータ26を比べて識
別辞書登録数誤差抽出31を行う。識別辞書登録数誤差
抽出31は罫線始点長さデータ23の長さと識別辞書2
8にある識別フォーマットデータ26の長さのそれぞれ
の合計を求めその値を比較する長さ誤差抽出32、罫線
始点長さデータ23の始点座標と識別辞書28にある識
別フォーマットデータ26の始点座標のそれぞれのX座
標を比較する始点座標誤差1抽出33、罫線始点長さデ
ータ23の始点座標と識別辞書28にある識別フォーマ
ットデータ26の始点座標のそれぞれのY座標を比較す
る始点座標誤差2抽出34、罫線始点長さデータ23と
識別辞書28にある識別フォーマットデータ26の各デ
ータ内で隣合う罫線の始点座標のX座標差の値を求め罫
線始点長さデータ23の差と識別フォーマットデータ2
6差の値を比較する始点座標誤差3抽出35、罫線始点
長さデータ23と識別辞書28にある識別フォーマット
データ26の各データ内で隣合う罫線の始点座標のY座
標差の値を求め罫線始点長さデータ23の差と識別フォ
ーマットデータ26差の値を比較する始点座標誤差4抽
出36が行なわれる。
【0019】その結果、罫線始点長さデータ23に対し
て最小誤差の識別フォーマットデータを求め識別辞書2
8を参照し、様式番号、読取り位置データ抽出37する
動作を行なう。
【0020】図4は罫線の符号化してシート識別を行な
うための罫線始点終点データより罫線を符号化し罫線関
係データを求める様子を示す。入力された罫線41の始
点終点座標からなる罫線データ42を基に階層符号化4
3を行ない、符号化された罫線44のように各罫線毎に
符号を割り振った罫線符号データ45を求める。その結
果各罫線に対しての符号は次の様になる。まず縦罫線に
ついて、ID番号1はy1、ID番号2はy1ー1、I
D番号3はy1ー1+1、ID番号4はy1ー2とな
る。また横罫線ついて、ID番号1はx1、ID番号2
はx2、ID番号3はx2+1になる。そして罫線デー
タ42と罫線符号データ45より縦横の罫線に対して各
縦罫線上に対して横罫線の始点座標や終点座標の接続関
係と、各横罫線上に対して縦罫線の始点座標や終点座標
の接続関係を求め、その結果縦罫線の始点関係はy1に
対しx1、x2、x2+1になり、終点関係はy1ー1
に対しx1と、y1ー2に対しx2、x2+1の関係式
が抽出され、また横罫線の始点関係はx1に対しy1、
y1ー1、y1ー1+1と、x2に対しy1ー2にな
り、終点関係はx2に対しy1ー1、y1ー1+1と、
x2+1に対しy1、y1ー2の関係式を抽出する罫線
関係データ46作成する動作を行なう。
【0021】図5は図4の符号化43の方法を説明す
る。罫線の始点終点座標を基に、まずオーバーラップし
てない第1階層の罫線毎に番号付け51を行なう。次に
第2階層以下の罫線は上位階層の罫線を探し、その罫線
より長さが長い場合その上位階層の罫線を探し、同じ場
合+符号を付けて番号付けし、短い場合ー符号を付けて
番号付け52を行なう。このオーバーラップ確認と階層
付けは、罫線41を縦横の罫線に分けて説明する。縦罫
線は矢印53の方向(X方向)に見てオーバーラップ確
認と階層付けする。横罫線は矢印54の方向(Y方向)
に見てオーバーラップ確認と階層付けする。これにより
第1階層は縦罫線55、横罫線56になり、第2階層以
下の階層は縦罫線57、横罫線58になる動作を行な
う。
【0022】図6は図4で求めた罫線関係データ46を
識別辞書とのマッチングを行なう様子を示す。罫線関係
データ46と枠の構造番号、Don’tCareデー
タ、罫線関係データ、読取り枠符号より構成した辞書構
造61からなる識別辞書62の辞書A63と辞書B64
を誤差算出方法65によりマッチングを行なう。具体的
に誤差算出方法65は関係数と関係式の誤差は10、関
係式イコール部分は誤差1を与える。その結果、辞書A
63に対しては誤差=0、辞書B64に対しては誤差=
51の誤差値が抽出される。その結果誤差の一番小さい
辞書A63の構造番号1と読取り項目符号データ66が
出力され、読取り項目符号データ66は対象罫線抽出6
7、直線式による読取り項目領域抽出68の動作を行な
う。
【0023】図7はDon’tCareをデータを利用
してマッチングを行なう様子を示す。図4の罫線始点終
点データ41にかすれ1本の場合71は罫線関係データ
は72になり、ノイズ1本の場合73は罫線関係データ
74になる。そして辞書A63のD=y1ー1*よりy
1ー1とy1ー1以下の物はDon’tCareとして
マッチングを行なうと、罫線関係データ72、74のア
ンダーライン部分は無視されてマッチングを行ない、そ
の結果誤差はどちらの場合でも0になる動作を行なう。
【0024】図8は入力された文書の読取り項目を自動
認識して、認識エラーがある場合の修正を行なう様子を
示す。文書1が入力され、自動認識81より読取り項目
の文字を文字認識し、認識エラー判定82より認識エラ
ーが有る場合、認識エラー画像データ、読取り項目の認
識文字やフォントサイズや読取り項目領域座標からなる
認識エラー情報を認識エラー画像データ・認識エラー情
報一時蓄積83の動作を行なう。そして、読取りエラー
の文書を修正する場合に、読取り項目修正表示レイアウ
ト作成84で修正画面作成し、画像・読取り項目一体表
示修正85により修正作業を行ない、画像データ・読取
り項目情報登録86を行なう。また認識エラー判定82
より認識エラーが無い場合は蓄積装置86に画像データ
・読取り項目情報登録86の動作を行なう。
【0025】図9は図8の修正時の表示方法の様子を示
す。文書画像91上に認識結果ウィンドウ92を読取り
位置の周辺に一体表示する。具体的に説明すると、読取
り項目1の文書画像部分96の下に読取り項目1の認識
結果ウインドウ97が表示され、読取り項目2の文書画
像部分98の下に読取り項目2の認識結果ウインドウ9
9が表示された一体表示a93は、ユーザ等の指示によ
り次の様に変化する。項目2の認識エラーの場合、読取
り項目2の文書画像部分98の下に読取り項目2の認識
結果ウインドウ99のみ表示した一体表示b94。また
は読取り項目2の文書画像部分98を見やすくするた
め、読取り項目1の文書画像部分96の上に読取り項目
1の認識結果ウインドウ97が表示され、読取り項目2
の文書画像部分98の下に読取り項目2の認識結果ウイ
ンドウ99が表示された一体表示c95に変化する動作
を行なう。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。図
10は、本発明による文書システムの構成を示す図であ
る。本システムは、文書79を画像データとして入力す
る画像入力装置100、入力された文書の読取り項目を
認識する自動認識装置600、文書の画像データおよび
読取り項目を登録する記憶装置200、画像データおよ
びキャラクタウインドウを表示する表示装置300、ユ
ーザからの指示を入力する外部指示入力装置400、登
録された文書を検索する検索装置700、これらの各装
置を制御する制御装置500より構成される。
【0027】図11は、罫線の始点長さを利用した自動
認識システムのブロック図である。構成は、罫線情報抽
出手段である文書画像の黒ドットの連続すなわちランデ
ータを抽出するランデータ抽出装置601と、比較的長
いランデータから罫線データすなわち罫線の始点および
終点座標を抽出する罫線データ抽出装置602と、抽出
した罫線データを、識別辞書との照合を行なうための前
処理として補正する罫線データ正規化装置603と、正
規化された罫線データより罫線始点長さデータ抽出する
罫線始点長さデータ抽出装置604、入力された文書の
罫線始点長さデータと識別辞書装置606にある識別辞
書を基にシート識別を行なうシート識別装置605、識
別された結果より識別辞書装置606の読取り項目領域
データを基に読取り項目領域座標を抽出する読取り項目
領域抽出装置607、読取り項目領域座標を基にその領
域を文字認識する文字認識装置608より成る。
【0028】次に、図12、および図1、2、3、1
0、11を用いて罫線の始点長さを利用した自動認識処
理フローを説明する。まず、図12の画像入力A1で
は、図10に示す画像入力装置100より文書79を入
力し、制御装置500で入力された文書画像を自動認識
装置600に転送する。ランデータ抽出A2では、文書
画像から連結した黒ドットの始点と終点座標を求めてラ
ンデータを作成し、ランの長さがあらかじめ設定された
値より長いランデータの抽出を行なう。
【0029】これは、図11のラン抽出装置601で実
行される。罫線データ抽出A3は、ランデータをもとに
ランの接続を探索して連結されたランを一罫線(図1の
罫線抽出3に概要を示す)として、罫線の始点と終点の
座標、これらの座標値を用いた罫線の傾きを求め、始点
終点座標と傾きからなる罫線データ(詳細を図2の罫線
データ23に示す)を抽出する。これは、図11の罫線
データ抽出装置602装置で処理する。罫線データ正規
化A4は、図2の罫線始点長さデータ23を用いて文書
様式を識別するための前処理として、すなわち図11の
識別辞書装置604との整合性をとるために、図2の識
別辞書28にある正規化データをもとに、傾き、伸縮、
平行移動の補正を行なう。これは図11の罫線データ正
規化装置602で行なう。具体的には、罫線データの傾
き補正は、罫線データ抽出A3で求めた傾きを用いて各
罫線データの始点および終点座標を補正することにより
行なう。
【0030】また、伸縮、平行移動の補正は、罫線デー
タの中から正規化データに登録された罫線と同じ罫線の
基準線を抽出し、罫線データ基準線と正規化データ基準
線を比較して、伸縮率と平行移動量を計算し補正する。
図12の罫線始点長さデータ抽出A5では、正規化され
た罫線データの始点および終点座標より罫線の始点座標
と長さを求める。これは、図11の罫線始点長さデータ
抽出装置604で行なう。
【0031】シート識別A6では、正規化された罫線デ
ータと、識別辞書装置606(図11)中の識別辞書2
8(図2)との間でシート識別のマッチング27を行な
う(図2)。この処理は、図11に示したシート識別装
置605で実行する。
【0032】このマッチング方法の詳細を図3を用いて
説明する。まず、識別辞書28に登録されている識別フ
ォーマットデータ26の中から始点座標が近い罫線デー
タを選択し、長さ誤差抽出32で、罫線始点長さデータ
23と識別フォーマットデータ26の長さのそれぞれの
合計を求めその値を比較する。
【0033】次に、始点座標誤差1抽出33で、罫線始
点長さデータ23の始点座標と、識別辞書28にある識
別フォーマットデータ26の始点座標のそれぞれの横方
向座標(X座標という)を比較する。始点座標誤差2抽
出34で、罫線始点長さデータ23の始点座標と識別辞
書28にある識別フォーマットデータ26の始点座標の
それぞれの縦方向座標(Y座標という)を比較する。始
点座標誤差3抽出35で、罫線始点長さデータ23と識
別辞書28にある識別フォーマットデータ26のそれぞ
れについて、隣合う罫線の始点座標のX座標に関する差
を求め、罫線始点長さデータ23での差と、識別フォー
マットデータ26での差を比較する。
【0034】次に、始点座標誤差4抽出36では、罫線
始点長さデータ23と識別辞書28にある識別フォーマ
ットデータ26のそれぞれについて、隣合う罫線の始点
座標のY座標に関する差を求め、罫線始点長さデータ2
3での差と、識別フォーマットデータ26での差を比較
する。
【0035】以上の結果、図12の読取り位置抽出A7
では、罫線始点長さデータ23に対して最小誤差となる
識別フォーマットデータを求めることができ、識別辞書
28を参照することによって、様式番号・読取り項目領
域データ29の様式番号F1、読取り項目領域の始点X
座標RX1、始点Y座標RX2、始点座標からの長さR
L、始点座標からの幅RWを求め、文書画像上の読取り
項目領域座標を抽出する。これらの読取り位置抽出処理
(図1の7)は、図11の読取り項目領域抽出装置60
7で実行される。
【0036】次に、図12の読取り項目文字認識A8で
は、上記A7により求めた読取り項目領域座標の文字を
文書画像より切り出して認識する。これは、図11の文
字認識装置608で行なわれる。図12の登録A9で
は、読取り項目の文字情報、または画像データと読取り
項目を記憶装置200(図10)に登録する。
【0037】次に、図13を用いて、本発明の別な実施
例を説明する。
【0038】図13は罫線符号化を利用した自動認識シ
ステムのブロック図である。構成は、文書画像の黒ドッ
ト連続した始点終点座標ランデータを抽出するランデー
タ抽出装置611、長いランデータより始点終点座標か
らなる罫線データを抽出する罫線データ抽出装置61
2、ランデータより枠の最小最大座標エリアからなる枠
ブロックデータを抽出する枠ブロック抽出装置613、
罫線符号化のため枠ブロック毎に罫線データを選択する
枠ブロック毎罫線データ抽出装置614、抽出した罫線
データの傾き補正を行ない補正を行なう罫線データ傾き
補正装置615、抽出した罫線データを識別辞書とのマ
ッチングを行なうための前処理として罫線の位置関係を
基に罫線を符号データを抽出する罫線符号化装置61
6、罫線データと罫線符号データを基に罫線関係データ
を抽出する罫線関係抽出装置617入力された文書の罫
線関係データを基に罫線符号データと識別辞書装置61
9にある識別辞書を基のシート識別を行なうシート識別
装置618、識別された結果より識別辞書装置619の
読取り項目符号データを基に読取り項目領域座標を抽出
する読取り項目領域抽出装置620、読取り項目領域座
標を基にその領域を文字認識する文字認識装置621よ
り成る。
【0039】図14を基に、図1、4、5、6、7、1
0、および図13を用いての罫線符号化を利用した自動
認識処理フローを説明する。
【0040】まず図14の画像入力B1は図10の文書
79が画像入力装置100より入力し、制御装置500
は入力された文書画像を自動認識600に転送する。
【0041】次に図14のランデータ抽出B2は、文書
画像より連結した黒ドットの始点と終点座標を調べてラ
ンデータを作成し、ランの長さを見てあらかじめ設定さ
れた長さより長いランデータの抽出を図13のランデー
タ抽出装置611で行なう。
【0042】図14の罫線データ抽出B3は図1の罫線
抽出3として、長いランデータを基にランの接続を探索
して連結されたランを一罫線として、罫線の始点終点座
標と座標値より罫線の傾き値求め、始点終点座標と傾き
値からなる罫線データを抽出を、図13の罫線データ抽
出装置612により行ない、罫線データを求める。
【0043】図14の枠ブロック抽出B4は入力された
ランデータを基に、ランの接続関係により黒ドットの輪
郭データを抽出し、この輪郭データより枠の輪郭データ
を選択し、枠の最小座標と最大座標のブロックエリアデ
ータよりなる枠ブロックデータ抽出を図13の枠ブロッ
ク抽出装置613により行なう。
【0044】次に図14の枠ブロック毎罫線データ抽出
B5は、罫線データと枠ブロックデータを基に、罫線符
号化のため枠ブロック毎の罫線データを抽出を、図13
の枠ブロック毎罫線データ抽出装置614で行なう。
【0045】次に図14の罫線データ傾き補正B6は、
図13の枠ブロック毎罫線データ抽出614で求めた罫
線データに対して、罫線データ抽出装置612で求めた
傾き値により罫線データの始点終点座標を傾き補正を罫
線データ傾き補正装置615にて行ない図4の罫線デー
タ42を求める。
【0046】図14の罫線符号化B7は罫線データ42
をシート識別するための前処理として図13の罫線符号
化装置616により図4の階層符号化43を図5の方法
で以下のように行なう。罫線の始点終点座標を基に、ま
ずオーバーラップしてない第1階層の罫線毎に番号付け
51を行なう。次に第2階層以下の罫線は上位階層の罫
線を探し、その罫線より長さが長い場合その上位階層の
罫線を探し、同じ場合+符号を付けて番号付けし、短い
場合ー符号を付けて番号付け52を行なう。このオーバ
ーラップ確認と階層付けは、罫線41を縦横の罫線に分
けて説明する。縦罫線は矢印53の方向(X方向)に見
てオーバーラップ確認と階層付けする。横罫線は矢印5
4の方向(Y方向)に見てオーバーラップ確認と階層付
けする。これにより第1階層は縦罫線55、横罫線56
になり、第2階層以下の階層は縦罫線57、横罫線58
になる動作を行ない、その結果各罫線に対しての符号
は、縦罫線はID番号1はy1、ID番号2はy1ー
1、ID番号3はy1ー1+1、ID番号4はy1ー2
となり、横件線はID番号1はx1、ID番号2はx
2、ID番号3はx2+1になる。罫線符号データ45
を求める。
【0047】図14の罫線関係データ作成B8は識別辞
書装置619マッチングを行なうため図13の罫線関係
抽出装置616により、罫線データ42と罫線符号デー
タ45より縦横の罫線に対して各縦罫線上に対して横罫
線の始点座標や終点座標の接続関係と、各横罫線上に対
して縦罫線の始点座標や終点座標の接続関係を求め、そ
の結果縦罫線の始点関係はy1に対しx1、x2、x2
+1になり、終点関係はy1ー1に対しx1と、y1ー
2に対しx2、x2+1の関係式が抽出され、また横罫
線の始点関係はx1に対しy1、y1ー1、y1ー1+
1と、x2に対しy1ー2になり、終点関係はx2に対
しy1ー1、y1ー1+1と、x2+1に対しy1、y
1ー2の関係式を抽出する罫線関係データ46を抽出す
る。
【0048】次に図14のシート識別B9は、この抽出
された罫線符号データ、罫線関係データと識別辞書装置
619を基にシート識別装置618で図1のシート識別
のマッチングを第6、7図の方法で以下のように行な
う。罫線関係データ46と枠の構造番号、Don’tC
areデータ、罫線関係データ、読取り枠符号より構成
した辞書構造61からなる識別辞書62の辞書A63と
辞書B64を誤差算出方法65によりマッチングを行な
う。具体的に誤差算出方法65は関係数と関係式の誤差
は10、関係式イコール部分は誤差1を与える。その結
果、辞書A63対しては誤差=0、辞書B64対しては
誤差=51の誤差値が抽出される。またDon’tCa
reマッチングは、図4の罫線始点終点データ41にか
すれ1本の場合71は罫線関係データは72になり、ノ
イズ1本の場合73は罫線関係データ74になる。そし
て辞書A63のD=y1ー1*よりy1ー1とy1ー1
以下の物はDon’tCareとしてマッチングを行な
うと、罫線関係データ72、74のアンダーライン部分
は無視されてマッチングを行ない、その結果誤差はどち
らの場合でも0になる動作し、最小誤差の辞書A63マ
ッチングする。
【0049】その結果、図14の読取り項目領域抽出B
10を図13の読取り項目領域抽出装置620より図1
の読取り位置抽出7として図6の識別辞書62にある最
小誤差の辞書A63構造番号と読取り項目符号データ6
6より対象罫線抽出67で読取り項目に当たる罫線デー
タを抽出し、直線式による文書画像上の読取り項目領域
座標を抽出する。
【0050】図14の読取り項目文字認識B11は出力
された読取り項目領域座標の文字を文書画像より切り出
し図11の文字認識装置621で認識し、図14の登録
B12の読取り項目の文字情報又は画像データと文字情
報を記憶装置200に登録する。
【0051】図15は自動認識を行ない、読取り項目に
認識エラーのある文書を修正するシステムのブロック図
である。構成は、文書79の画像データを入力する画像
入力装置800、入力された文書の読取り項目を認識す
る自動認識装置807、自動認識の結果認識エラーを判
定する判定装置808、読取り項目の認識でエラーの有
った文書の画像データ一時的に記憶する一時記憶装置8
02、読取り項目の認識でエラーの有った文書の読取り
項目の認識文字、フォントサイズ、読取り項目領域座標
から成る認識エラー情報を一時的に記憶する認識情報記
憶装置809、認識エラーの文書を修正する場合修正表
示のレイアウトを作成する修正表示レイアウト作成装置
803、画像データやキャラクタウインドウを表示する
表示装置804、ユーザからの指示を入力する外部指示
入力装置805、登録された文書を検索する検索装置8
10、これらの各装置を制御する制御装置806より構
成される。
【0052】次に第8、9、15図を用いて入力された
文書の読取り項目を自動認識して、認識エラーがある場
合の修正方法を説明する。
【0053】まず図15の文書79が画像入力装置80
0より入力され、文書の読取り項目の文字を自動的に抽
出・認識を図8の自動認識81が図15の自動認識装置
807で行なわれる。この認識結果を図8の認識エラー
判定を図15の判定装置808で行ない、図8の認識エ
ラー文書の画像データや認識エラー情報一時蓄積83を
図15の一時蓄積装置802、認識情報記憶装置809
に蓄積する。次に図8の読取り項目修正表示レイアウト
作成85を、ユーザが図15の外部指示入力装置805
より修正指示を入力し、制御装置806が修正表示レイ
アウト作成装置803に指示を与え、修正表示レイアウ
ト作成装置803は修正を行ない文書の画像データを一
時記憶装置802より、認識エラー情報を認識情報記憶
装置809より入力し、修正表示レイアウト作成装置8
03は修正画面のレイアウトを作成する。この作成され
た修正画面を図8の画像・読取り項目一体表示修正86
を図9の表示方法により、文書画像91上に認識結果ウ
ィンドウ92を読取り位置の周辺に一体表示する。また
読取り項目1の文書画像部分94の下に読取り項目1の
認識結果ウインドウ95が表示され、読取り項目2の文
書画像部分96の下に読取り項目2の認識結果ウインド
ウ97が表示された一体表示a93は、ユーザ等の指示
により次の様に変化する。項目2の認識エラーの場合、
読取り項目2の文書画像部分96の下に読取り項目2の
認識結果ウインドウ97のみ表示した一体表示b94ま
たは読取り項目2の文書画像部分96を見やすくするた
め、読取り項目1の文書画像部分94の上に読取り項目
1の認識結果ウインドウ95が表示され、読取り項目2
の文書画像部分96の下に読取り項目2の認識結果ウイ
ンドウ97が表示された一体表示c95に変化する表示
し修正を行なう。修正された文書の図8の画像データ・
読取り項目情報登録86を図15の記憶装置801に制
御装置806が登録する。図8の認識エラー82のエラ
ー無しの場合は、図8の画像データ・読取り項目情報登
録86を図15の記憶装置801に制御装置806が登
録する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
自動認識における読取り項目を見つけるためのシート識
別を罫線の始点座標や長さ、または罫線に符号付けする
ことにより、準定型フォーマットの文書に対応でき、読
取り項目の修正時に画像と読取り項目の認識結果ウィン
ドウを一体表示することでユーザにとって使いやすい修
正が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書画像を入力してシート識別を行な
い読取り項目の登録又は読取り項目と画像データを登録
する様子を示す図、
【図2】本発明の罫線の始点座標と長さでシート識別を
行なう様子を示す図、
【図3】本発明の図2のシート識別のマッチングと読取
り項目領域抽出の方法を示す図、
【図4】本発明の罫線の符号化してシート識別を行なう
方式の罫線始点終点データより罫線を符号化し罫線関係
データを求める様子を示す図、
【図5】本発明の図4の符号化の方法を示す図、
【図6】本発明の図4で求めた罫線関係データを識別辞
書とのマッチングを行なう様子を示す図、
【図7】本発明のDon’tCareをデータを利用し
てマッチングを行なう様子を示す図、
【図8】本発明の入力された文書の読取り項目を自動認
識して、認識エラーがある場合の修正を行なう様子を示
す図、
【図9】本発明の図8の修正時の表示方法の様子を示す
図、
【図10】本発明の一実施例の自動認識を説明するため
の文書システムの構成を示す図、
【図11】本発明の一実施例の罫線の始点長さを利用し
た自動認識システムの構成を示す図、
【図12】本発明の一実施例の罫線の始点長さを利用し
た自動認識のフローを示す図、
【図13】本発明の一実施例の罫線の符号化を利用した
自動認識システムの構成を示す図、
【図14】本発明の一実施例の罫線の符号化を利用した
自動認識のフローを示す図、
【図15】本発明の一実施例の自動認識を行ない認識エ
ラーの有る文書を修正するシステムの構成を示す図。
【符号の説明】
1:文書、2:画像入力、3:罫線抽出、4:シート識
別、5:マッチング、6:識別辞書、7:読取り項目領
域抽出、8:文字認識、9:読取り項目登録、10:画
像登録、21:始点座標、22:長さ、23:罫線始点
長さデータ、24:始点座標、25:長さ、26:識別
フォーマットデータ、27:マッチング、28:識別辞
書、29:様式番号・読取り項目領域データ、31:識
別辞書登録数誤差抽出、32:長さ誤差抽出、33:始
点座標誤差1抽出、34:始点座標誤差2抽出、35:
始点座標誤差3抽出、36:始点座標誤差4抽出、3
7:様式番号・読取り項目領域データ抽出、41:罫
線、42:罫線データ、43:階層符号化、44:罫
線、45:罫線符号データ、46:罫線関係データ、5
1:第1階層番号付け、52:第2階層以下番号付け、
53:矢印、54:矢印、55:第1階層縦罫線、5
6:第1階層横罫線、57:第2階層以下縦罫線、5
8:第2階層以下横罫線、61:辞書構造、62:識別
辞書、63:辞書A、64:辞書B、65:誤差算出方
法、66:読取り項目符号データ、67:対象罫線抽
出、68:直線式による読む取り項目位置抽出、71:
かすれ1本の場合、72:罫線関係データ、73:ノイ
ズ1本の場合、74:罫線関係データ、81:自動認
識、82:認識エラー判定、83:認識エラー画像デー
タ・認識エラー情報一時蓄積、84:読取り項目修正表
示レイアウト作成、85:画像・読取り項目一体表示修
正、86:画像データ・読取り項目情報登録、91:文
書画像、92:認識結果ウインドウ、93:一体表示
a、94:一体表示b、95:一体表示c、96:読取
り項目1の文書画像、97:読取り項目1の認識結果ウ
インドウ、98:読取り項目2の文書画像、99:読取
り項目2の認識結果ウインドウ、79:文書、100:
画像入力装置、200:記憶装置、300:表示装置、
400:外部指示入力装置、500:制御装置、60
0:自動認識装置、700:検索装置、601:ランデ
ータ抽出装置、602:罫線データ抽出装置、603:
罫線データ正規化装置、604:罫線始点長さデータ抽
出装置、605:シート識別装置、606:識別辞書装
置、607:読取り項目領域抽出装置、608:文字認
識装置、A1:画像入力、A2:ランデータ抽出、A
3:罫線データ抽出、A4:罫線データ正規化、A5:
罫線始点長さデータ抽出、A6:シート識別、A7:読
取り項目領域抽出、A8:読取り項目文字認識、A9:
登録、611:ランデータ抽出、612:罫線データ抽
出装置、613枠ブロック抽出装置、614:枠ブロッ
ク毎罫線データ抽出装置、615罫線データ傾き補正装
置、616:罫線符号化装置、617:罫線関係データ
抽出装置、618:シート識別装置、619:識別辞
書、620:読取り項目領域抽出装置、621:文字認
識装置、B1:画像入力、B2:ランデータ抽出、B
3:罫線データ抽出、B4:枠ブロック抽出、B5:枠
ブロック毎罫線データ抽出、B6:罫線データ傾き補
正、B7:罫線符号化、B8:罫線関係データ作成、B
9:シート識別、B10:読取り項目領域抽出、B1
1:読取り項目文字認識、B12:登録、800:画像
入力装置、801:記憶装置、802:一時記憶装置、
803:修正表示レイアウト作成装置、804:表示装
置、805:外部指示入力装置、806:制御装置、8
07:自動認識装置、808:判定装置、809:認識
情報記憶装置、810検索装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 昌史 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 栗野 清道 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部 内 (72)発明者 杉本 建行 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部 内 (56)参考文献 特開 平4−268685(JP,A) 特開 平1−147786(JP,A) 特開 平5−108792(JP,A) 特開 平4−211883(JP,A) 特開 平6−290251(JP,A) 特開 昭63−155386(JP,A) 特開 昭61−131082(JP,A) 特開 昭61−54575(JP,A) 特開 昭62−38984(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/00 - 9/82

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書画像を入力する画像入力装置と、前記
    画像入力装置により入力された文書画像の様式を識別
    し、所定の読取り枠領域を抽出し、前記読取り枠領域の
    文書画像から項目情報を文字コードとして認識する認識
    装置とを有する文書システムにおいて、 前記認識装置は、 入力される文書画像の文書の様式毎の罫線の始点につい
    ての始点座標データ、終点についての終点座標データ、
    前記始点座標データと前記終点座標データとの接続関係
    データ、及び、相互にオーバーラップしていない第1階
    層の罫線毎に付された番号と、第2階層以下の罫線に対
    して、オーバーラップしている上位階層の罫線より長さ
    が長い場合、前記オーバーラップしている上位階層の罫
    線と長さが同じ場合、または前記オーバーラップしてい
    る上位階層の罫線より長さが短い場合のそれぞれに決め
    られた規則に従って付された番号と、によって読取り枠
    を表す読取り枠符号データ、を有する複数の辞書を格納
    する識別辞書と、 前記画像入力装置により入力された文書画像の縦罫線お
    よび横罫線についての罫線データを抽出する罫線データ
    抽出装置と、 前記罫線データ抽出装置によって抽出された罫線データ
    に対して、相互にオーバーラップしていない第1階層の
    罫線毎に番号付けを行い、第2階層以下の罫線について
    は、オーバーラップしている上位階層の罫線を探し、前
    記オーバーラップしている上位階層の罫線より長さが長
    い場合、前記オーバーラップしている上位階層の罫線と
    長さが同じ場合、または前記オーバーラップしている上
    位階層の罫線より長さが短い場合のそれぞれに決められ
    た規則に従って番号付けを行う罫線符号化装置と、 前記罫線符号化装置によって前記第1階層の罫線に付け
    られた番号および前記第2階層以下の罫線に付けられた
    番号を用いて、前記罫線データ抽出装置によって抽出さ
    れた罫線データについての始点座標および終点座標の接
    続関係を抽出する罫線関係抽出装置と、 前記罫線関係抽出装置によって抽出された接続関係と、
    前記識別辞書に格納された複数の辞書が有する前記始点
    座標データと前記終点座標データとの接続関係データ
    と、を照合して、前記罫線関係抽出装置によって抽出さ
    れた接続関係との誤差のより少ない接続関係データを有
    する辞書を識別するものであり、さらに、前記罫線デー
    タ抽出装置によって抽出された罫線データにかすれまた
    はノイズがあった場合であっても、前記かすれまたはノ
    イズによって影響を生じさせる部分を無視して、前記識
    別辞書に格納された複数の辞書のうちの1つの辞書を識
    別するシート識別装置と、 前記シート識別装置によって識別された辞書に含まれた
    読取り枠符号データを抽出し、前記抽出された読取り枠
    符号データを基にして読取り枠領域座標を抽出する読取
    り枠領域抽出装置と、 前記読取り枠領域抽出装置によって抽出された読取り枠
    領域座標の文字コードを、前記画像入力装置により入力
    された文書画像から認識する文字認識装置とを有するこ
    とを特徴とする文書システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書システムにおいて、 前記罫線符号化装置は、前記罫線データ抽出装置によっ
    て抽出された罫線データに対して、縦罫線は横方向座標
    順に、横罫線は縦方向座標順に番号を付するものである
    ことを特徴とする文書システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の文書システムにおいて、 前記罫線符号化装置は、前記罫線データ抽出装置によっ
    て抽出された罫線データに対して、縦罫線は横方向座標
    順でかつ横罫線との接触関係で、横罫線は縦方向座標順
    でかつ縦罫線との接触関係で番号を付するものであるこ
    とを特徴とする文書システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の文書システムにおいて、 前記罫線符号化装置は、前記罫線データ抽出装置によっ
    て抽出された罫線データに基づいて、縦罫線は縦方向座
    標でオーバーラップしていない罫線を抽出し、該抽出さ
    れた罫線に対して縦方向座標順に番号を付し、横罫線は
    横方向座標でオーバーラップしていない罫線を抽出し、
    該抽出された罫線に対して横方向座標順に番号を付すも
    のであることを特徴とする文書システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の文書システムにおいて、 前記罫線符号化装置は、前記罫線データ抽出装置によっ
    て抽出された罫線データに対して、縦罫線は横方向順
    で、横罫線は縦方向順で、罫線の位置と長さを含んだ番
    号を付するものであることを特徴とする文書システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載の文書システムにお
    いて、 前記画像入力装置により入力された文書画像のデータか
    ら走査線毎の黒画素連結の始点と終点の座標を求めて、
    ランデータを作成するランデータ抽出装置とを有するこ
    とを特徴とする文書システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5に記載の文書システムにお
    いて、 前記画像入力装置により入力された文書画像のデータか
    ら走査線毎の黒画素連結の始点と終点の座標を求めて、
    ランデータを抽出し、前記ランデータから所定の閾以下
    の短いランを除去した後、残ったランデータを抽出する
    ランデータ抽出装置とを有し、 前記罫線データ抽出装置は、前記残ったランデータの連
    結を行ない、罫線データとして抽出するものであること
    を特徴とする文書システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7に記載の文書システムにお
    いて、 前記認識装置での文字認識誤りなどの認識エラーを判定
    する判定装置と、 前記認識装置によって認識された文字コードの位置およ
    びフォントサイズを記憶する認識情報記憶装置と、 前記判定装置で認識エラーと判定された文書画像を一次
    的に記憶する一次記憶装置と、 認識エラーと判定された文書画像の認識情報を修正する
    ための表示装置と、 該修正表示のために前記認識情報装置に記憶した情報を
    もとに表示レイアウトを生成する修正表示レイアウト作
    成装置と、 認識エラー無しと判定された文書画像と文字コード、お
    よび修正された文書画像と認識情報を記憶する記憶装置
    とを有し、 前記判定装置が認識エラーと判定した文書画像とその認
    識情報を記憶し、認識エラーと判定された文書画像の認
    識情報の修正時に、認識情報をもとに修正表示レイアウ
    トを作成し、文書画像と認識結果別ウインドウを一体表
    示することを特徴とする文書システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載した文書システムにおい
    て、表示装置に文書画像と認識結果別ウインドウを一体
    表示して修正を行なう際、認識結果別ウインドウの表示
    位置、表示サイズを変更する指示信号を入力する入力装
    置を有することを特徴とする文書システム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載した文書システムにおい
    て、前記修正表示レイアウト作成装置は、前記文字認識
    装置によって認識された文字コードが複数個ある場合、
    判定装置で認識エラーと判定された部分についてのみ認
    識結果別ウインドウと文書画像を一体表示するを有する
    ことを特徴とする文書システム。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載した文書システムにおい
    て、前記修正表示レイアウト作成装置は、前記文字認識
    装置によって認識された文字コードが複数個ある場合、
    判定装置で認識エラーと判定された部分の認識結果別ウ
    インドウと、認識エラー無し判定された部分の認識結果
    別ウインドウとをそれぞれ背景の色を変えて文書画像と
    一体表示することを特徴とする文書システム。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載した文書システムにおい
    て、前記修正表示レイアウト作成装置は、前記文字認識
    装置によって認識された文字コードが複数個ある場合、
    判定装置で認識エラーと判定された部分の認識結果別ウ
    インドウを反転表示して文書画像と一体表示することを
    特徴とする文書システム。
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