JP3350737B2 - ワイヤピーニングガンおよびワイヤピーニング装置 - Google Patents

ワイヤピーニングガンおよびワイヤピーニング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般の金属材料表面
よび原子炉炉内機器の表面層に存在する引っ張り残留応
を改善する技術に係り、特に、水中でワイヤ束を材料
表面に衝突させ、表面層に圧縮残留応力を形成して表面
応力を改善するに好適なワイヤピーニングガンおよび
イヤピーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーステナイト系ステンレス鋼SUS3
04鋼製の原子炉の炉内構造機器や一次系機器は、使用
中に、その溶接部近傍において粒界割れ型の応力腐食割
れ(IGSCC)が発生する場合があることが、知られ
ている。IGSCCは、溶接部の鋭敏化引っ張り応
腐食環境の因子が重畳した条件下でのみ生ずる。
【0003】材料の鋭敏化は、溶接熱によって起こる。
溶接熱によって、結晶粒界にCr炭化物が析出するため
に、粒界のごく近傍にCr欠乏部が形成され、このCr
欠乏部が、腐食し易くなる現象である。引っ張り応力
は、外力により発生し、これに溶接や加工によって発生
する引っ張り残留応力が重畳して、高い引っ張り応力状
態となる。通常、応力因子に占める引っ張り残留応力の
寄与は、極めて大きい。腐食環境は、原子炉水そのもの
であり、溶存酸素を含むと、腐食環境は、より一層厳し
くなる。
【0004】IGSCCは、これらの3因子からどれか
1つを取り除けば防止できる。引っ張り残留応力を圧縮
応力に改善することは、IGSCC防止のための有効な
予防保全策となる。
【0005】原子力機器の残留応力改善手段としてのピ
ーニング(peening)は、例えば、特開昭62−6361
4号公報に記載されている。この技術は、残留応力改善
対象物である熱交換器等の管の内部に高圧液体ジェット
を噴出する回転ノズル部を有する高圧水ジェット装置を
挿入し、ジェットの衝突動圧エネルギーすなわちジェッ
ト噴流の軸方向動圧エネルギーで、前記管内面層に引っ
張り塑性変形を与え、前記管に元々存在していた引っ張
り残留応力を軽減するものである。上記従来技術は、熱
交換器等の管内面の残留応力を改善する方法として有効
な方法である。
【0006】しかし、この方法は、大気中でノズルから
噴出する液体ジェットを金属部材の表面に当て、この衝
突エネルギーで前記金属部材をピーニングするものであ
る。すなわち、大気中でウォータージェットの衝突動圧
利用する技術であり、ウォータージェットの噴出圧力
のみに頼った方法である。水没している原子炉の炉内機
器にこの技術を適用しようとすると、次のような問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】水中でこの技術を利用
する場合、周囲水の抵抗のためにウォータージェットの
流速が低下するので、ウォータージェットの金属表面で
の衝突動圧が低くなり、ピーニング効果を有効に得るこ
とは難しくなる。そのため、大気中噴流と同等の動圧を
得るには、超高圧でのウォータージェット噴射が要求さ
れ、超高圧ポンプ・配管が必要となり、コストアップに
つがなる。
【0008】産業界で古くから使われているもう一つの
公知技術として、ハンマーピーニングがある。ハンマー
ピーニングによれば、残留応力を改善できる。
【0009】しかし、対象機器がSUS304ステンレ
ス鋼の場合を考慮すると、原子炉の炉内機器には適用で
きない。SUS304ステンレス鋼においては、ハンマ
ーピーニングのような過度に強い冷間加工を加えると、
加工誘起マルテンサイト変態を生じて、耐食性低下を招
くことになるからである。
【0010】本発明の目的は、すでに運転を開始し、水
没状態にある原子炉の炉内機器や一般の金属材料の部材
表面の引っ張り残留応力を圧縮残留応力に改善するに好
適なワイヤピーニングガンおよびワイヤピーニング装置
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の細線ワイヤを植立状態で保持する
ワイヤヘッドと当該ワイヤヘッドをワイヤの植立方向に
振動させる振動手段とを備えたワイヤピーニングガンに
おいて、細線ワイヤ側を開放する状態で振動手段および
ワイヤヘッドを囲む吸引パイプを設け、吸引パイプを吸
引ホースに接続したワイヤピーニングガンを提案する。
【0012】本発明は、また、軸方向に移動可能なマス
トと、マストの下端部に取り付けられ傘状に開閉する屈
曲アームと、当該屈曲アーム先端に取り付けられた上記
ワイヤピーニングガンとを備えたワイヤピーニング装置
を提案する。
【0013】本発明は、さらに、上記ワイヤピーニング
装置において、原子炉圧力容器のフランジ面上に載置さ
原子炉圧力容器の周方向に移動自在な旋回台と、当該
旋回台上に載置され原子炉圧力容器の径方向に移動可能
でマストの基端部を支持する三次元駆動装置とを備えた
ワイヤピーニング装置を提案する。
【0014】
【作用】本発明によれば、直径2mm以下望ましくは
1mm以下の金属ブラシ状に植え込まれた細線ワイヤの
束で処理対象をピーニングするので、細線であることか
ら、ピーニングの衝撃が、強過ぎず、弱過ぎず、最適強
度のピーニングが可能となる。また、ワイヤ束であるこ
とから、広い面積に対して、加工マルテンサイトを生成
させずに、圧縮残留応力だけを生成できる。
【0015】細線ワイヤ束を備えた複数のピーニングロ
ッドをピーニングガンに設けることにより、曲面形状部
に対するピーニング効果を高めることができる。
【0016】振動手段であるバイブレータの長手方向と
直交する方向に出されたピーニングロッドは、ピーニン
グロッドの往復動の方向の必要空間距離を狭くできる。
そのため、狭隘部のピーニングが可能となる。
【0017】本発明のワイヤピーニング装置によれば、
遠隔三次元駆動部の三次元的移動作用とその先端の屈曲
アームの屈曲作用ピーニングガンの首振り作用によ
り、原子炉の上蓋蒸気乾燥器気水分離器燃料チャ
ンネルを取り外しただけの状態で、シュラウド上部格
子板等のピーニング対象機器は取り外さず、水没状態で
ピーニングできる。
【0018】また、異物吸引回収器により、ピーニング
処理実施中に不可避的に発生する施工表面から離脱した
表面滞積物やスケールなどの異物を炉水とともに吸引
し、炉外に異物を回収でき、異物と炉水とを分離し、
離した炉水を浄化再利用する機能を有する。
【0019】
【実施例】図1は、本発明によるワイヤピーニング装置
の一実施例の構成を示す断面図である。すなわち、原子
炉炉内構造物の残留応力を改善するための本発明による
ワイヤピーニング装置の全体構成および炉心シュラウド
への適用状況を示す図である。
【0020】ピーニングガン1a1bは、屈曲アーム
2a2bに取り付けられ、屈曲アーム2a2bは、
マスト3に取り付けられている。マスト3は、旋回台5
に載置された三次元駆動装置4により支持されている。
【0021】屈曲アーム2は、関節機構により傘のよう
開閉機能を備えており、開閉角は0度から360度で
ある。
【0022】マスト3は、圧力容器6の軸方向に昇降可
能で、しかも、マスト3自身の回転が可能なように三次
元駆動装置4により支持されている。
【0023】三次元駆動装置4は、圧力容器6の半径方
向に走行可能に旋回台5上に載置されている。三次元駆
動装置4は、旋回台5の上で半径方向に走行し、マスト
3に昇降と回転を与え、遠隔四次元駆動ができるように
なっている。
【0024】旋回台5は、旋回運動できるように、フラ
ンジベース7上に載置されている。フランジベース7
は、圧力容器6のフランジ6−1上に載置されている。
【0025】ピーニングガン1には、空気チューブ8を
介して、コンプレッサ9から、作動用空気が送られる。
ピーニングガン1には、炉水と混合した異物を吸引する
ための吸引ホース11がつながれ、吸引ポンプ12に連
結されている。
【0026】吸引ポンプ12で吸い上げられた異物混入
炉水は、分離浄化装置13に導かれる。分離浄化装置1
3は、フィルタとイオン交換樹脂とからなり、異物と炉
水とを分離する。炉水は、さらに浄化され、圧力容器6
内に戻される。
【0027】図1に示した原子炉炉内構造物のワイヤピ
ーニング装置においては、原子炉圧力容器の上蓋蒸気
乾燥器気水分離器燃料チャンネル制御棒を順に取
り外す。次に、圧力容器6のフランジ6−1面上にフラ
ンジベース7旋回台5三次元駆動装置4を順に取り
付ける。屈曲アーム2を閉じた状態で、マスト3を上部
格子板14の桝目14−1を通して、炉心部15に下降
させ、この位置で、屈曲アーム2a2bを開き、ピー
ニングガン1a1bをシュラウド16の壁面に垂直に
押し当てて、ワイヤピーニングをする。
【0028】この状態で、マスト3を昇降させると、
ュラウド16の内周面軸方向の移動ピーニングができ、
マスト3を回転させると、シュラウド16の内周面円周
方向の移動ピーニングができる。
【0029】屈曲アーム2a2bの開き角度を鈍角に
すれば、上部格子板14とシュラウド16との境界の隅
角部のピーニングが可能となり、屈曲アーム2a2b
の開き角度を鋭角にすれば、シュラウド16と炉心支持
板17との境界の隅角部のピーニングが可能となる。屈
曲アーム2a2bは、開閉角度に応じて、アーム長さ
を自在に調節できるようにしてある。
【0030】図2は、本発明によるワイヤピーニング装
置の他の実施例の構成を示す断面図である。すなわち、
原子炉炉内構造物の残留応力を改善するための本発明に
よる反力受け付きワイヤピーニング装置の全体構成およ
び炉心シュラウドへの適用状況を示す図である。
【0031】本実施例においては、ピーニングガン1
1bのピーニング反力を受けるために、屈曲アーム
2a2bのそれぞれの先端を分岐し、分岐の一方にピ
ーニングガン1a1bを設置し、分岐の他方に反力受
け18a18bを設置してある。反力受け18aと1
8bが、転がり圧子19a19bを介して、シュラウ
ド16を押せば、マスト3の半径方向の振動に対して
定し、ピーニング作業の信頼性が確保される。
【0032】また、CCDカメラ20a20bがピー
ニング施工部に向けてマスト3に取り付けられており、
炉外上部に設置した監視モニタ10により、ピーニング
施工状況を監視できる。本実施例では、CCDカメラ2
0a,20bをマスト3に取り付けてあるが、屈曲アー
ム2a2bに取り付けてもよい。
【0033】図3は、本発明による吸引パイプ付きピー
ニングガンの構造を示す図であり、図4は、図3の吸引
パイプを外したピーニングガンの構造を示す図である。
【0034】ピーニングガン1は、バイブレータ21,
ピーニングロッド22,吸引パイプ23,首振り機構2
4,カプラ25で構成され、カプラ25で屈曲アーム2
結合されている。
【0035】ピーニングロッド22は、ピーニングガン
1の長手方向と同一方向に振動するので、ピーニングロ
ッド22先端に連結された細線ワイヤヘッド26が、図
または図2のシュラウド16の内周表面をピーニング
する。
【0036】ピーニングに伴い、表面のスケールや滞積
物等が剥離し、炉水を汚すので、混濁水となる。この混
濁水を吸引パイプ23で吸引し、吸引ホース11により
圧力容器6外に設置された分離浄化装置13に導き、
物を分離する。炉水は、浄化して圧力容器6戻し、炉
水として再利用する。その結果、廃棄物は固形物のみと
なり、排水を生じない。
【0037】ピーニングロッド22の先端に着脱自在に
結合されたワイヤヘッド26には、図4に拡大して示し
たように、直径1mmの細線ワイヤ27が、金属ブラシ
状に植え込まれている。
【0038】図5は、本発明による複数のピーニングロ
ッドを備えたピーニングガンの構造を示す図である。本
実施例では、複数のピーニングロッド22−122−
22−3…がバイブレータ21に結合され、各々
のピーニングロッド22の先端には、細線ワイヤ27−
27−227−3…が、直接金属ブラシ状に植
え込まれている。
【0039】実施例によれば、複数のピーニングロッ
ド22−122−222−3…が、お互いに独立
してピーニングするので、曲面形状の施工面に対して、
均一かつ確実にピーニングできる。
【0040】図5の実施例の変形例として、ピーニング
ロッド22−122−222−3…の本数を10
〜100本と増やし、そのかわり、ピーニングロッドの
直径をもっと細くし針金状にした細線ワイヤをバイブレ
ータ21に直接結合したピーニングガンを構成すること
もできる。
【0041】実施例によれば、細線ワイヤがそれぞれ
独立して動作するので、複雑な曲面形状の施工面に対し
て、叩き残しなく、均一かつ確実にピーニングできる。
【0042】図6は、本発明による反力ロッドを備えた
ピーニングガンの構造を示す図である。本実施例では、
複数の細線ワイヤ27−127−2……が金属ブラ
シ状に植え込まれたワイヤヘッド26−126−2…
…がピーニングロッド22−122−2……に設けら
れ、さらに、このピーニングロッド22−122−2
……が、首振り機構24および間隔調節するスペーサで
ある間隔ピース28を介してバイブレータ21の長手方
向と直交するように、バイブレータ21に結合されて
る。
【0043】これと対向する方向には、ピーニングの反
力を受ける反力ロッド29設けてある。反力ロッド2
9は、先端に回転自在な回転子29−1を備え、間隔調
節用の間隔ピース29−2を介して、バイブレータ21
結合されている。
【0044】実施例によれば、回転子29−1と細線
ワイヤ27との距離を短くできるので、シュラウド16
と圧力容器6との間のような狭隘部内のピーニングがで
きる。隙間に応じて、間隔ピース28と29−2とを調
節しておけばよい。
【0045】図7は、本発明によるピーニングロッドを
左右対称に形成したピーニングガンの構造を示す図であ
る。本実施例においては、図6の反力ロッド29に替え
て、もう一本のピーニングロッドを設け、左右対称形と
している。
【0046】本実施例によれば、ピーニングの反力は自
己平衡し、さらに対向部位を同時にピーニングでき、高
効率である。すなわち、シュラウド16と圧力容器6と
の間のような狭隘部内の双方の表面のピーニングに好適
である。
【0047】上記実施例は、いずれも、シュラウドに適
用する場合であるが、上部格子板の任意の格子孔マス
ト3挿入すると、格子板下面部炉心支持板にも施工
でき、また、格子孔からマスト3を引き抜いて実施すれ
ば、格子板上面部にも施工できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、既設の原子炉圧力容器
内部構造物の残留応力を引っ張り応力から圧縮応力に容
易に改善でき、原子炉圧力容器内部構造物の応力腐食割
れを未然に防止できる。また、三次元的にピーニングガ
ンを移動させることにより炉水を満たしたまま、遠隔操
作で施工できるので、ピーニング施工時の作業員の被爆
線量を低減できる。施工表面のスケールを剥離できる
で、炉水が浄化される。本発明は、スペース空間の大き
い筒状機器狭隘部隅角部凸曲面凹曲面のいずれに
も適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤピーニング装置の一実施例
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明によるワイヤピーニング装置の他の実施
例の構成を示す断面図である。
【図3】本発明による吸引パイプ付きピーニングガンの
構造を示す図である。
【図4】図3の吸引パイプを外したピーニングガンの構
造を示す図である。
【図5】本発明による複数のピーニングロッドを備えた
ピーニングガンの構造を示す図である。
【図6】本発明による反力ロッドを備えたピーニングガ
ンの構造を示す図である。
【図7】本発明によるピーニングロッドを左右対称に形
成したピーニングガンの構造を示す図である。
【符号の説明】
1 ピーニングガン 2 屈曲アーム 3 マスト 4 三次元駆動装置 5 旋回台 6 圧力容器7 フランジベース 8 空気チューブ 9 コンプレッサ 10 監視モニタ 11 吸引ホース 12 吸引ポンプ 13 分離浄化装置14 上部格子板 15 炉心部 16 シュラウド 17 炉心支持板 18 反力受け19 転がり圧子 20 監視カメラ(CCDカメラ) 21 振動手段(バイブレータ) 22 ピーニングロッド 23 吸引パイプ 24 首振り機構25 カプラ 26 ワイヤヘッド 27 細線ワイヤ28 間隔ピース 29 反力ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 孝一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 望月 正人 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 大高 正廣 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 坂田 信二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 林 眞琴 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 林 英策 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 吉久保 富士夫 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立 ニュークリアエンジニアリング株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭60−127928(JP,A) 特開 昭54−142688(JP,A) 特公 昭38−1445(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 9/04 C21D 7/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の細線ワイヤを植立状態で保持する
    ワイヤヘッドと当該ワイヤヘッドを前記ワイヤの植立方
    向に振動させる振動手段とを備えたワイヤピーニングガ
    ンにおいて、前記 細線ワイヤ側を開放する状態で前記振動手段および
    ワイヤヘッドを囲む吸引パイプを設け、 前記吸引パイプを吸引ホースに接続した ことを特徴とす
    るワイヤピーニングガン。
  2. 【請求項2】 軸方向に移動可能なマストと、前記マス
    トの下端部に取り付けられ傘状に開閉する屈曲アーム
    と、当該屈曲アーム先端に取り付けられた請求項1に記
    載のワイヤピーニングガンとを備えたワイヤピーニング
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のワイヤピーニング装置
    において、原子炉 圧力容器のフランジ面上に載置され前記原子炉
    力容器の周方向に移動自在な旋回台と、当該旋回台上に
    載置され前記原子炉圧力容器の径方向に移動可能で前記
    マストの基端部を支持する三次元駆動装置とを備えたこ
    とを特徴とするワイヤピーニング装置。
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