JP3349386B2 - 管内面の液ジェットピーニング施工方法 - Google Patents
管内面の液ジェットピーニング施工方法Info
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Description
管等の中空管内面に対して、溶接等で生じた引っ張り残
留応力を改善する液ジェットピーニングの施工方法に関
する。
キャビテーションを伴う高速水噴流を金属材料表面に直
接衝突させてキャビテーション気泡を崩壊させ、その衝
撃圧で金属材料表面部の残留応力を解放するウォーター
ジェットピーニング法は公知であり、かかるウォーター
ジェットピーニング法は例えば図7に示すように水流を
加圧する高圧ポンプ101、加圧された高圧水をノズル
103に導く高圧ホース102、ウオータジェットを噴
出するホーン型ノズル103、水を充満したタンク10
4、ノズル103を機械部品等5の表面と平行に移動さ
せるノズル移動機構107、これらの制御を行う制御装
置108より構成されており(特開平4−240073
号参照)、水中に埋没させたノズル103をタンク10
4内で機械部品等5の表面と平行移動させながら、該機
械部品等5の表面にキャビテーションを伴った高速水噴
流6を直接噴射し、機械部品等5の表面でのせき止め効
果による高圧力で噴射流中のキャビテーション気泡を崩
壊させて、その気泡の崩壊による衝撃力で機械部品等5
を叩いて材料降伏点以上の歪を局部的に起こさせる事に
より表面圧縮残留応力を付与し、残留応力の改善を行な
う。
ージェットピーニング法は、前記したようにキャビテー
ションを伴った高速水噴流を機械部品等に直接噴射し
て、試料表面でのせき止め効果による高圧力でキャビテ
ーション気泡を押しつぶす方法であるが、エロージョン
を避けるためにノズルと試料表面との距離(スタンドオ
フ距離)を充分とる(特開平4−240073号ではノ
ズル口径の100倍以上)必要があり、スタンドオフ距
離を大きく取りにくい小口径管内面などには直接適用で
きないという課題がある。
ドオフ距離を大きく取りにくい小口径管内面などに容易
に適用可能な中空管内面の残留応力を除去する為の液ジ
ェットピーニング施工方法を提供する事を目的とする。
即ち本発明の第1の目的は、ノズルを機械部品表面に向
けようとしても、ノズルと機械部品表面との距離が充分
取れない小径配管その他の中空管内面の液ジェットピー
ニング施工方法を提供する事にある。本発明の他の目的
は簡単なノズル構成にて、キャビテーションを伴う高速
液噴流を管内周面に周方向に均一に噴射することの出来
る中空管内面の液ジェットピーニング施工方法を提供す
る事にある。
題を達成する為に、請求項1記載の発明では、ノズルを
前記中空管の管軸方向に向けてキャビテーションを伴う
高速液噴流(以下ジェットという)を噴出し、その下流
側に管内流路断面積を漸次縮小して圧力を上昇させる
(流路閉塞効果)とともに流路を管内壁面近傍に限定す
る円錐形抵抗体(第1の抵抗体)を配置し、この位置で
キャビテーション気泡を崩壊させる方法である。
た中空管内に配置したノズルから噴射するキャビテーシ
ョンを伴うジェットを管内面に直接衝突させてキャビテ
ーション気泡を崩壊させ、その衝撃圧で中空管内面の残
留応力除去を行う管内面の液ジェットピーニング施工方
法において、前記中空管管軸方向に向けたキャビテーシ
ョンを伴うジェットを噴出するノズルと、該ノズルの下
流側に、管内流路断面積を漸次縮小して圧力を上昇させ
るとともに流路を管内壁面近傍に限定する第1の抵抗体
とを配置し、前記第1の抵抗体配設位置近傍又は/及び
その下流側の管内壁面近傍でキャビテーション気泡を崩
壊させる事を特徴とするものである。
出されたキャビテーション気泡は、下流へ行くに従って
配管中心と頂部が一致した第1の抵抗体の流路閉塞効果
による周囲圧力の上昇と、第1の抵抗体(円錐部)で流
路が管内壁面近傍に限定される効果により、気泡が配管
内壁面近傍で崩壊して壁面に局所的な衝撃圧が作用し、
中空管内面の残留応力が円滑に除去される。
明の更に好ましい方法を示すもので、第1の抵抗体(円
錐部)の液流れ方向底面に管内壁と平行な周面を有する
第2の抵抗体(円柱部)を延設したことを特徴とし、こ
れにより管内壁と第2の抵抗体(円柱部)との間で流路
断面が狭いことによる増速効果(即ち圧力低減効果)と
前記第1の抵抗体(円錐部)と第2の抵抗体(円柱部)
との境界となる角部で流れが剥離する事による局所的な
低圧部の発生によって上流部で崩壊しきれなかった、ま
たは崩壊後に残留した微細なキャビテーション気泡を核
として、再びキャビテーションを生成(2次キャビテー
ション)させ、その下流側でキャビテーション気泡を崩
壊させることが出来るものである。
部(流れ方向下流端)を管内壁面と平行に延設した円柱
部等の第2の抵抗体を用いるもので、噴流は第1の抵抗
体(円錐部)での縮流後、管内壁と平行な第2の抵抗体
(円柱部)において流路断面が狭いために流れが速く、
第1の抵抗体(円錐部)と第2の抵抗体(円柱部)の境
界となる角部で流れが剥離する事による局所的な低圧部
が発生し、第1の抵抗体(円錐部)で崩壊しきれなかっ
た、または崩壊後に残った微細なキャビテーション気泡
が核となって、2次キャビテーションが生成し、このキ
ャビテーション気泡が流れの再付着点近傍で静圧上昇に
より崩壊して管内壁面に局所的な衝撃圧を生成する。こ
れらの2つまたはどちらか1つのメカニズムでキャビテ
ーション気泡を管内壁面近傍で崩壊させ、その局所的衝
撃圧の作用により、管内壁表面層に適度な弾、塑性変形
を発生せしめ、引っ張り残留応力を低減または解放す
る。
ほか断面方形、若しくは多角形状の管路内面を対象とす
る場合もあり、この場合は第1の抵抗体は円錐部のほか
三角錐、方形錐のものを用いる事になり、又第2の抵抗
体も円柱部に限定する事なく、三角柱、方形柱、多角形
柱のものを用いる。又本発明には噴流に水を用いるのが
一般的であるが、これのみに限定される事なく、油、エ
マルジョンその他の液体を用いてもよい。
ン生成手段として、ノズルとその下流側に設置した円錐
抵抗体(第1の抵抗体)により配管内の流路を縮小する
とともに流路を管内壁面近傍に限定して、壁近傍でキャ
ビテーション気泡を崩壊させ、衝撃圧を得るようになっ
ているが、かかる方式ではノズルと円錐抵抗体との相互
の軸心の一致及びこれらの部材と中空管との相互の軸線
の一致を図らなければ管内壁面に均一に衝撃圧を付与す
る事が出来ない。しかしながら小径管内に、ノズルと円
錐抵抗体との組立体をかなりの精度で軸心と一致するよ
うに中空管内に挿入する必要が有り、その段取作業が煩
雑化する。又、前記軸心精度のバラツキが生じていても
前記ノズルを外部動力を用いて周方向に回転運動を付加
するように構成する事により、管内周方向に均一に衝撃
圧を付与する事が可能になるが、かかる構成を取る事
は、ノズル周辺装置が複雑かつ重くなる。
に均一にウォータージェットピーニングを施工する為
に、ノズルの回転動力にジェット噴き出し時の反動力を
利用してノズルを周方向に回転させキャビテーションを
伴うジェットを周方向に均一に噴射するために、ノズル
噴出孔を管軸線に対し周方向に離隔し且つ該噴出孔より
の噴流噴出角度を周方向に傾けることにより、前記噴流
により周方向の反動力成分を生じさせ、該反動力により
前記ノズルを回動させながらジェットを噴出させるのが
よい。
好適に使用されるノズルとして、ノズル噴出孔を管軸線
に対し周方向に離隔し且つ該噴出孔よりの噴流噴出角度
を周方向に傾けて穿設したノズルヘッドと、前記噴出孔
より噴出される噴流の周方向の反動力成分により前記ノ
ズルヘッドを回動可能に支持するヘッド支持部とにより
構成したノズルを用いるのがよい。
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例
にすぎない。図1は、本発明の第1の実施形態である小
径管内面へのウォータージェットピーニング施工例の全
体構成を模式図で示したものである。図1において、高
圧ポンプ1は高圧ホ−ス2とノズル移動用駆動機構7及
び剛性のノズル取付配管10を通してノズル部3に接続
され、水没または内部に水を満たした、施工対象となる
小径中空管8の中にノズル孔3aと中空管8の管軸線を
一致させながら挿入される。4はタンクである。
ホ−ス2とノズル移動用駆動機構7を経てノズル部3に
供給され、ノズル部3より該高圧水を管軸線方向に噴出
しながらノズル部3から噴射するキャビテーションを伴
うジェット6を管内面に直接衝突させてキャビテーショ
ン気泡を崩壊させ、その衝撃圧で中空管8内面の残留応
力除去を行う。また、ノズル移動用駆動機構7により、
ノズル部3を管軸方向に走査および円周方向に回転する
事により小径中空管8の管内周面に均一にジェットを衝
突させて残留応力除去、即ちウォータージェットピーニ
ングを施工する事ができる。
構成を示したもので、請求項1に対応する実施形態を示
す。ノズル部3は円柱形状をなし、中心軸線上にノズル
孔3aを穿設するとともに、その出口側をテーパ状に開
口3bさせる。ノズル部3の噴流噴き出し側には、円錐
形状の抵抗体11が円錐頂部をノズル孔3a出口側に対
面させて、一対のステー9により両者が一体的に取り付
けられている。ステー9は管軸線と平行に延設され、ノ
ズル部3外周面と円錐形状の抵抗体11基部に夫々固設
して抵抗体11の円錐頂部をノズル部3のノズル孔3a
軸線と一致させている。
ビテーションを伴う高速水噴流6(ジェット)を噴出す
ると円錐抵抗体11と中空管8内面の間隔が小さくなる
円錐抵抗体11の配設位置近傍の施工位置12では、円
錐抵抗体11の流路閉塞効果による圧力上昇で円錐抵抗
体11近傍でキャビテーション気泡が崩壊するが、その
キャビテーション気泡の崩壊は、管内面に近い距離で崩
壊するため、中空管8内壁面に効果的に衝撃圧が得ら
れ、その衝撃力で管内面5を叩いて材料降伏点以上の歪
を局部的に起こさせる事により表面圧縮残留応力を付与
し、残留応力の改善を行ない得る。
施形態を示したものである。ノズル部3の噴流噴き出し
側には、円錐部13Aの底面に円柱部13Bが一体的に
固設された抵抗体13が円錐頂部をノズル部3のノズル
孔3a出口側に対面させて、一対のステー9により取り
付けられている。ステー9は前記実施例と同様に、ノズ
ル部3外周面と抵抗体13周面に夫々固設して抵抗体1
3の円錐頂部をノズル部3のノズル孔3a軸線と一致さ
せるものであるが、図面上手前側のステー9は省略させ
ている。
施形態では、図2で説明した円錐部13Aでのキャビテ
ーション気泡崩壊に加えて、中空管8内壁と円柱部13
Bとの間で流路断面が狭いことによる増速効果(即ち圧
力低減効果)と前記円錐部13Aと円柱部13Bとの境
界となる角部13Cで流れが剥離する事による局所的な
低圧部14の発生によって上流部(円錐部13A)で崩
壊しきれなかった、または崩壊後に残留した微細なキャ
ビテーション気泡を核として、再びキャビテーションを
生成(2次キャビテーション)させ、このキャビテーシ
ョン気泡がその下流側での圧力回復で周囲圧が上昇する
事により気泡を崩壊させ管内壁面に局所的な衝撃圧を生
成する。
くは2次キャビテーションの崩壊メカニズムでキャビテ
ーション気泡を円錐部13Aと円柱部13Bが位置する
管内壁面近傍で崩壊させ、その局所的衝撃圧の作用によ
り、管内壁表面層に適度な弾、塑性変形を発生せしめ、
引っ張り残留応力を低減または解放させるものである。
装置構成を示し、ホーン型ノズル3は、内径14.3m
mのステンレス鋼管に対してノズル外径φ8mm、ノズ
ル穴径1mmの寸法を有する円柱形状をなし、ノズル孔
3a出口側をテーパ状に開口3bさせる。ステー9は2
mm角のものを3本用い、周方向に120°間隔で、管
軸線と平行に延設され、ノズル部3外周面と円錐部13
Aの底面に円柱部13Bが一体的に固設された抵抗体1
3の外周面に夫々半田付け若しくはTIG溶接にて固設
して抵抗体13の円錐頂部をノズル部3のノズル孔3a
軸線と一致させている。抵抗体13の円錐頂部はその角
度を60°に設定し8φmmの外径を以て形成され、ノ
ズル部3との距離が100mmになるようにステー9長
さを設定し、請求項2及び図3に対応する実施形態を採
用している。
0kgf/cm2、噴射時間10分で内径14.3mm
のステンレス鋼管に対してウォータージェットピーニン
グを施した場合の表面残留応力をX線応力計測装置によ
り計測した結果である。尚、供試管(ステンレス鋼管)
は熱処理により初期状態では残留応力が殆ど除去され、
材料表面で僅かに引っ張り側(プラス側)に40〜11
0MPa程度となっている。図4により、表面近傍
(0.05mm)において最大残留応力が圧縮側(マイ
ナス側)に−440MPa(約4500kgf/c
m2)に達しており、充分な衝撃圧が得られている事が
わかる。
ジェットピーニングノズルの一例を示したものである。
図6においてノズル部20は、噴出孔22を有するノズ
ルヘッド21とノズル軸26の先端に設け、前記ノズル
ヘッド21を回転自在に支持するヘッド支持部31とよ
りなる。ノズルヘッド21は偏平円錐台状に形成した頂
面の左右テーパ面に穿孔した一又は複数のノズル噴出孔
22を有するヘッド本体23と、該ヘッド本体23の基
側に螺着され、ヘッド支持部31と回転自在に係合させ
るノズルチップ部24からなる。そして前記ノズル噴出
孔22は、管軸線に対し周方向に離隔し且つ該噴出孔2
2よりの噴流噴出角度を周方向に傾けることにより、前
記噴流により周方向の反動力成分を生じさせるように穿
設している。
中心軸線(C−C線)を中心として左右テーパ面に同心
円上に周方向に等間隔に配置し、該ノズル噴出孔22の
軸心を、ノズル中心軸に対し管内壁面方向に向けて8°
好ましくは12〜20°傾け、さらにノズル噴出孔22
は周方向に4〜10°程度の角度を有し、この角度によ
りノズル噴出孔22より噴出されるジェットの反動力成
分が分力として周方向に振り分けられ、これによりノズ
ルヘッド21が回転しながらジェットを管内壁方向に放
出し、管内面周方向に均一にウォータージェットピーニ
ングを施工できる。ノズルチップ部24は螺子部により
螺着された外側ノズルチップ241と内側ノズルチップ
242とにより外輪側にリング状鈎型突起243を形成
する。
に設けたフランジ面261に螺着され、内輪側に前記リ
ング状鈎型突起243と係合するリング状鈎型凹部31
3を形成する中間ノズルチップ32から構成される。
尚、前記ノズル部の材料はノズル軸26を除き全て高速
度鋼又はB4Cセラミックスとの組合せにより形成され
る。より具体的にはノズルヘッド本体23は、噴出孔2
2よりジェットが噴出されるために、摩耗を避けるため
にB4Cセラミックスを用いるのがよく、他の部位は加
工性の面より高速度鋼を用いるのがよい。
20内に導入されるとその圧力によりノズルヘッド21
が前方に移動し、その一壁面がヘッド支持部31側の主
回転摺動面33と当接し、リング状鈎型突起243とリ
ング状鈎型凹部313が係合した状態で、ノズル噴出孔
22よりのジェットによりノズルヘッド21に周方向の
反動力成分を生じさせ、該反動力により前記ノズルヘッ
ド21を回動させながら管内面に向けジェットを噴出さ
れ、そして管内面近傍でキャビテーション気泡が崩壊す
るため、中空管8内壁面に効果的に衝撃圧が得られ、そ
の衝撃力で管内面5を叩いて材料降伏点以上の歪を局部
的に起こさせる事により表面圧縮残留応力を付与し、残
留応力の改善を行ない得る。
ドオフ距離を大きく取りにくい小口径管内面などに容易
に適用出来、該小径管内へのウォータージェットピーニ
ングの施工が可能となった。特に本発明によれば、ノズ
ルを機械部品表面に向けようとしても、ノズルと機械部
品表面との距離が充分取れない小径配管その他の中空管
内面の液ジェットピーニング施工方法を効果的に提供出
来る。
全体構成を示した模式図である。
図、(B)は正面図である。
ノズル部を説明する模式図である。
る。
具体化した模式図である。
と右側面図(B)である。
した模式図である。
2の抵抗体)13Bを有する抵抗体 14 剥離キャビテーション 20 ノズル部 22 噴出孔 21 ノズルヘッド 23 ヘッド本体 24 ノズルチップ部 26 ノズル軸 241 外側ノズルチップ 242 内側ノズルチップ 243 リング状鈎型突起 31 ヘッド支持部 313 リング状鈎型凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 液が充満した中空管内に配置したノズル
から噴射するキャビテーションを伴う高速液噴流を管内
面に直接衝突させてキャビテーション気泡を崩壊させ、
その衝撃圧で中空管内面の残留応力除去を行う管内面の
液ジェットピーニング施工方法において、 前記中空管管軸方向に向けたキャビテーションを伴う高
速液噴流を噴出するノズルと、該ノズルの下流側に、管
内流路断面積を漸次縮小して圧力を上昇させるとともに
流路を管内壁面近傍に限定する第1の抵抗体とを配置
し、前記第1の抵抗体配設位置近傍又は/及びその下流
側の管内壁面近傍でキャビテーション気泡を崩壊させる
事を特徴とする管内面の液ジェットピーニング施工方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の液ジェットピーニング施
工方法において、 前記第1の抵抗体の液流れ方向底面に管内壁と平行な外
周面を有する第2の抵抗体を延設したことを特徴とする
管内面の液ジェットピーニング施工方法。
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