JP3349352B2 - ガスバーナー燃焼装置 - Google Patents
ガスバーナー燃焼装置Info
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- JP3349352B2 JP3349352B2 JP19947896A JP19947896A JP3349352B2 JP 3349352 B2 JP3349352 B2 JP 3349352B2 JP 19947896 A JP19947896 A JP 19947896A JP 19947896 A JP19947896 A JP 19947896A JP 3349352 B2 JP3349352 B2 JP 3349352B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で暖を採
るガスＦＦ式暖房機等に用いられるガスバーナー燃焼装
置に関するものである。
るガスＦＦ式暖房機等に用いられるガスバーナー燃焼装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の一般的なガスバーナー燃焼装置
は、例えば図３に示すとおり、通常は吸音装置は取付け
られていないが、場合によっては燃焼筒と前記燃焼筒に
内接し、多数の穴を有する内接装板の間にロックウー
ル、セラミックパッキン等の断熱体を使用した消音装置
が一般に知られている。
は、例えば図３に示すとおり、通常は吸音装置は取付け
られていないが、場合によっては燃焼筒と前記燃焼筒に
内接し、多数の穴を有する内接装板の間にロックウー
ル、セラミックパッキン等の断熱体を使用した消音装置
が一般に知られている。
【０００３】（たとえば、特開昭５７−２６３０６号公
報・特開昭６０−２１３７０７号公報・実公昭５８−２
３０５０号公報・実公平１−２０４９２号公報参照のこ
と）
報・特開昭６０−２１３７０７号公報・実公昭５８−２
３０５０号公報・実公平１−２０４９２号公報参照のこ
と）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例の構成のガス燃焼装置は図３にみられるように、ガ
ス１はノズル２より噴出されバーナーボディ３の混合管
４部で一次空気５と混合し、バーナーヘッド６の炎孔部
７より噴出して、火炎８を形成する構成のものである。
来例の構成のガス燃焼装置は図３にみられるように、ガ
ス１はノズル２より噴出されバーナーボディ３の混合管
４部で一次空気５と混合し、バーナーヘッド６の炎孔部
７より噴出して、火炎８を形成する構成のものである。
【０００５】前記バーナーヘッド６の上部に火炎８を安
定燃焼させるための保炎リング９を設け、その保炎リン
グ９の上方に火炎８の有無を検出するフレームロッド１
０および点火プラグ１１を配備している。
定燃焼させるための保炎リング９を設け、その保炎リン
グ９の上方に火炎８の有無を検出するフレームロッド１
０および点火プラグ１１を配備している。
【０００６】円筒形の燃焼筒２０をガス混合室側１３と
燃焼排気室側１４とに分離するバーナーケース１２を設
け、そのバーナーケース１２に二次空気噴出孔１５を具
備している。
燃焼排気室側１４とに分離するバーナーケース１２を設
け、そのバーナーケース１２に二次空気噴出孔１５を具
備している。
【０００７】前記構成において、燃焼継続中の状態は、
前記保炎リング９に二次火炎１６を形成し、燃焼排気室
１４上方の適宜に設けた排気通路１７より燃焼排出物が
排出されるが、この時、二次火炎１６と燃焼筒天板１８
や遮熱板１９および燃焼排気室外筒２０のいずれかの固
有振動数が共振し、共鳴音を発生させる場合があった。
前記保炎リング９に二次火炎１６を形成し、燃焼排気室
１４上方の適宜に設けた排気通路１７より燃焼排出物が
排出されるが、この時、二次火炎１６と燃焼筒天板１８
や遮熱板１９および燃焼排気室外筒２０のいずれかの固
有振動数が共振し、共鳴音を発生させる場合があった。
【０００８】また、消音効果を出すために、遮熱板１９
に多数の孔体２１を形成するとともに、その遮熱板１９
と燃焼排気室外筒２０との間にセラミックパッキン等の
断熱体２２を設けた構成のものがあったが、それらの構
成においても、前述した消音効果が充分でなかった。
に多数の孔体２１を形成するとともに、その遮熱板１９
と燃焼排気室外筒２０との間にセラミックパッキン等の
断熱体２２を設けた構成のものがあったが、それらの構
成においても、前述した消音効果が充分でなかった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、同一形状の薄板金
属板を複数重ね合わせて炎孔群を形成してバーナーヘッ
ドを構成し、前記バーナーヘッドの上方には火炎を保持
する保炎リングを配備してなるブンゼンバーナー燃焼装
置を円筒型燃焼筒内で燃焼するガスバーナー燃焼装置に
おいて、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設けた燃焼筒蓋
の内面に、耐熱性の吸音材を円筒型燃焼筒のほぼ投影面
積の大きさに構成するものとした。
解決するためになされたものであり、同一形状の薄板金
属板を複数重ね合わせて炎孔群を形成してバーナーヘッ
ドを構成し、前記バーナーヘッドの上方には火炎を保持
する保炎リングを配備してなるブンゼンバーナー燃焼装
置を円筒型燃焼筒内で燃焼するガスバーナー燃焼装置に
おいて、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設けた燃焼筒蓋
の内面に、耐熱性の吸音材を円筒型燃焼筒のほぼ投影面
積の大きさに構成するものとした。
【００１０】また、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設け
た燃焼筒蓋の内面に空間を設け、耐熱性の吸音材を円筒
型燃焼筒のほぼ投影面積の大きさに構成するものとし
た。
た燃焼筒蓋の内面に空間を設け、耐熱性の吸音材を円筒
型燃焼筒のほぼ投影面積の大きさに構成するものとし
た。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明は、同一形状の薄板金属板
を複数重ね合わせて炎孔群を形成してバーナーヘッドを
構成し、前記バーナーヘッドの上方には火炎を保持する
保炎リングを配備してなるブンゼンバーナー燃焼装置を
円筒型燃焼筒内で燃焼するガスバーナー燃焼装置におい
て、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設けた燃焼筒蓋の内
面に、耐熱性の吸音材を円筒型燃焼筒のほぼ投影面積の
大きさに構成することにより、燃焼筒内の空気の振動お
よび燃焼筒本体の振動をおさえて共鳴音を除去する。
を複数重ね合わせて炎孔群を形成してバーナーヘッドを
構成し、前記バーナーヘッドの上方には火炎を保持する
保炎リングを配備してなるブンゼンバーナー燃焼装置を
円筒型燃焼筒内で燃焼するガスバーナー燃焼装置におい
て、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設けた燃焼筒蓋の内
面に、耐熱性の吸音材を円筒型燃焼筒のほぼ投影面積の
大きさに構成することにより、燃焼筒内の空気の振動お
よび燃焼筒本体の振動をおさえて共鳴音を除去する。
【００１２】また、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設け
た燃焼筒蓋の内面に空間を設け、耐熱性の吸音材を円筒
型燃焼筒のほぼ投影面積の大きさに構成することによ
り、燃焼筒内の空気の振動を吸音材で吸収するととも
に、燃焼筒蓋に跳ね返った振動を更に、再度吸音材で吸
収して共鳴音を除去する。
た燃焼筒蓋の内面に空間を設け、耐熱性の吸音材を円筒
型燃焼筒のほぼ投影面積の大きさに構成することによ
り、燃焼筒内の空気の振動を吸音材で吸収するととも
に、燃焼筒蓋に跳ね返った振動を更に、再度吸音材で吸
収して共鳴音を除去する。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。
説明する。
【００１４】図において、１はガスであり、ノズル２よ
り噴出されバーナーボディ３の混合管４部で一次空気５
と混合し、バーナーヘッド６の炎孔部７より噴出して、
火炎８を形成する構成のものである。
り噴出されバーナーボディ３の混合管４部で一次空気５
と混合し、バーナーヘッド６の炎孔部７より噴出して、
火炎８を形成する構成のものである。
【００１５】９は、火炎８を安定燃焼させるための保炎
リングであり、前記保炎リング９上方に火炎８の有無を
検出するフレームロッド１０および点火プラグ１１を配
備している。
リングであり、前記保炎リング９上方に火炎８の有無を
検出するフレームロッド１０および点火プラグ１１を配
備している。
【００１６】１２は、円筒形の燃焼筒２０をガス混合室
側１３と燃焼排気室側１４とに分離するバーナーケース
であり、そのバーナーケース１２に二次空気噴出孔１５
を具備している。
側１３と燃焼排気室側１４とに分離するバーナーケース
であり、そのバーナーケース１２に二次空気噴出孔１５
を具備している。
【００１７】図１において、円筒形燃焼筒２０の最上方
部に設けた燃焼筒蓋１８の内面に、耐熱性を有したセラ
ミックパッキン等からなる吸音材２５を円筒型燃焼筒２
０のほぼ投影面積の大きさに構成している。
部に設けた燃焼筒蓋１８の内面に、耐熱性を有したセラ
ミックパッキン等からなる吸音材２５を円筒型燃焼筒２
０のほぼ投影面積の大きさに構成している。
【００１８】また、図２において、円筒形燃焼筒２０の
最上方部に設けた燃焼筒蓋１８の内面に空間２６を設
け、耐熱性を有したガラスセンイ等からなる吸音材２５
を円筒形燃焼筒２０のほぼ投影面積の大きさに構成して
いる。
最上方部に設けた燃焼筒蓋１８の内面に空間２６を設
け、耐熱性を有したガラスセンイ等からなる吸音材２５
を円筒形燃焼筒２０のほぼ投影面積の大きさに構成して
いる。
【００１９】次に、前記構成における作用を説明する。
【００２０】同一形状の薄板金属板を複数重ね合わせて
炎孔７群を形成してバーナーヘッド６を構成し、前記バ
ーナーヘッド６の上方には火炎８を保持する保炎リング
９を配備してなるブンゼンバーナー燃焼装置とし、前記
円筒型燃焼筒２０の最上方部に設けた燃焼筒蓋１８の内
面に、耐熱性の吸音材２５を円筒型燃焼筒２０のほぼ投
影面積の大きさに構成することにより、燃焼筒２０内の
空気の振動および燃焼筒２０本体の振動をおさえて共鳴
音を除去する。
炎孔７群を形成してバーナーヘッド６を構成し、前記バ
ーナーヘッド６の上方には火炎８を保持する保炎リング
９を配備してなるブンゼンバーナー燃焼装置とし、前記
円筒型燃焼筒２０の最上方部に設けた燃焼筒蓋１８の内
面に、耐熱性の吸音材２５を円筒型燃焼筒２０のほぼ投
影面積の大きさに構成することにより、燃焼筒２０内の
空気の振動および燃焼筒２０本体の振動をおさえて共鳴
音を除去する。
【００２１】また、前記円筒型燃焼筒２０の最上方部に
設けた燃焼筒蓋１８の内面に空間２６を設け、耐熱性の
吸音材２５を円筒型燃焼筒２０のほぼ投影面積の大きさ
に構成することにより、燃焼筒２０内の空気の振動を吸
音材２５で吸収するとともに、燃焼筒蓋１８に跳ね返っ
た振動を更に、再度吸音材２５で吸収して共鳴音を除去
する。
設けた燃焼筒蓋１８の内面に空間２６を設け、耐熱性の
吸音材２５を円筒型燃焼筒２０のほぼ投影面積の大きさ
に構成することにより、燃焼筒２０内の空気の振動を吸
音材２５で吸収するとともに、燃焼筒蓋１８に跳ね返っ
た振動を更に、再度吸音材２５で吸収して共鳴音を除去
する。
【００２２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、同
一形状の薄板金属板を複数重ね合わせて炎孔群を形成
し、円形バーナーヘッドの上方には火炎を保持する保炎
リングを配備してなるブンゼンバーナー燃焼装置を円筒
型燃焼筒内で燃焼するガスバーナー燃焼装置において、
前記円筒型燃焼筒の最上方部に設けた燃焼筒蓋の内面
に、耐熱性の吸音材を円筒型燃焼筒のほぼ投影面積の大
きさに構成することにより、燃焼筒内の空気の振動およ
び燃焼筒本体の振動をおさえて共鳴音を除去する。
一形状の薄板金属板を複数重ね合わせて炎孔群を形成
し、円形バーナーヘッドの上方には火炎を保持する保炎
リングを配備してなるブンゼンバーナー燃焼装置を円筒
型燃焼筒内で燃焼するガスバーナー燃焼装置において、
前記円筒型燃焼筒の最上方部に設けた燃焼筒蓋の内面
に、耐熱性の吸音材を円筒型燃焼筒のほぼ投影面積の大
きさに構成することにより、燃焼筒内の空気の振動およ
び燃焼筒本体の振動をおさえて共鳴音を除去する。
【００２３】また、前記円筒型燃焼筒の最上方部に設け
た燃焼筒蓋の内面に適宜空間を設けて、耐熱性の吸音材
を円筒型燃焼筒のほぼ投影面積の大きさに構成すること
により、燃焼筒内の空気の振動を吸音材で吸収するとと
もに、燃焼筒蓋に跳ね返った振動を更に、再度吸音材で
吸収して共鳴音を除去する。
た燃焼筒蓋の内面に適宜空間を設けて、耐熱性の吸音材
を円筒型燃焼筒のほぼ投影面積の大きさに構成すること
により、燃焼筒内の空気の振動を吸音材で吸収するとと
もに、燃焼筒蓋に跳ね返った振動を更に、再度吸音材で
吸収して共鳴音を除去する。
【００２４】従って、燃焼時の共鳴音による騒音を低減
して、静音化を向上し、信頼性も極めて有利とする等有
益なガスバーナー燃焼装置を提供できるものとなった。
して、静音化を向上し、信頼性も極めて有利とする等有
益なガスバーナー燃焼装置を提供できるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すガスバーナー燃焼装置
の断面図である。
の断面図である。
【図２】本発明の他の一実施例を示すガスバーナー燃焼
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図３】従来の一実施例を示すガスバーナー燃焼装置の
断面図である。
断面図である。
６ バーナーヘッド ７ 炎孔 ８ 火炎 ９ 保炎リング １２ バーナーケース １３ ガス混合室側 １４ 燃焼排気室側 １８ 燃焼筒蓋 ２０ 燃焼筒 ２５ 吸音材 ２６ 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−44327（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−140927（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−143506（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−26030（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−49808（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−275215（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−241572（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−108396（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−233224（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−62446（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−27559（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F23D 14/02 - 14/18 F23C 11/00 304
Claims (2)
- 【請求項１】 同一形状の薄板金属板を複数重ね合わせ
て炎孔群（７）を形成してバーナーヘッド（６）を構成
し、前記バーナーヘッド（６）の上方には火炎（８）を
保持する保炎リング（９）を配備してなるブンゼンバー
ナー燃焼装置を円筒型燃焼筒（２０）内で燃焼するガス
バーナー燃焼装置において、前記円筒型燃焼筒（２０）
の最上方部に設けた燃焼筒蓋（１８）の内面に、耐熱性
の吸音材（２５）を円筒型燃焼筒（２０）のほぼ投影面
積の大きさに構成することを特徴とするガスバーナー燃
焼装置。 - 【請求項２】 前記円筒型燃焼筒（２０）の最上方部に
設けた燃焼筒蓋（１８）の内面に空間（２６）を設け、
耐熱性の吸音材（２５）を円筒型燃焼筒（２０）のほぼ
投影面積の大きさに構成することを特徴とする請求項１
記載のガスバーナー燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19947896A JP3349352B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | ガスバーナー燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19947896A JP3349352B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | ガスバーナー燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047612A JPH1047612A (ja) | 1998-02-20 |
| JP3349352B2 true JP3349352B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=16408479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19947896A Expired - Fee Related JP3349352B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | ガスバーナー燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3349352B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP19947896A patent/JP3349352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1047612A (ja) | 1998-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |