JP3348670B2 - マンドレルミル圧延方法 - Google Patents
マンドレルミル圧延方法Info
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Description
延方法に関し、さらに詳しくは、熱間での継目無管の圧
延に際し優れた摩擦特性および長期間の製管寿命を発揮
し、圧延される製品の内面品質を向上させるマンドレル
バーを用いた圧延方法に関する。
製管方法として、マンドレルミル圧延による方法が多用
されている。
トを穿孔機で穿孔して中空素管として、この中空素管の
内面に圧延工具であるマンドレルバーを挿入した後、対
向孔型ロールで構成されたスタンドを複数個設けたマン
ドレルミルに通し、中空素管を所定寸法の継目無管に圧
延する。圧延後、挿入されたマンドレルバーは継目無管
から引き抜かれる。
空素管とマンドレルバーとの焼き付きやマンドレルバー
の摩耗を防止するために、圧延の前に、マンドレルバー
表面に固体潤滑剤を主成分とした水溶性潤滑剤を塗布・
乾燥させて固体潤滑皮膜を予め形成し、さらに潤滑性を
向上させる必要がある場合にはさらに中空素管内面に固
体潤滑剤を供給して中空素管の熱によりその固体潤滑剤
を溶融させて液状潤滑皮膜を予め形成する。これによ
り、圧延時およびマンドレルバーの引き抜き時に発生す
る中空素管内面とマンドレルバー表面との間に発生する
摩擦力が減少し焼き付きやマンドレルバーの摩耗が防止
される。
ルバーとしては、従来からSKD6やSKD61等の熱
間加工用工具鋼からなる丸棒素材が採用され、靭性や耐
き裂性を確保するため、その表面を滑らかに研磨した
後、マンドレルバー本体の焼入れ、焼戻し処理によっ
て、表面硬度をHV350〜450程度に調整し、かつ
表面にスケール被膜を形成するのが一般的である。しか
し、熱間圧延中においてはマンドレルバー表面と素管内
面との接触面では厳しいすべり摩擦状態になるため、常
に完全な潤滑状態を保つのは容易ではなく、繰り返し使
用をおこなっているうちに摩耗、焼き付き、肌荒れ、ク
ラック等の疵がマンドレルバーの表面に生じて、その製
管寿命が低下する。
止し、寿命の延長を図るために、従来から種々のマンド
レルバー表面の処理方法が提案されている。
は、マンドレルバー表面に最大深さ50μmの凹みを長
さ1mm当たり2ヶ以上設けることによって、マンドレ
ルミル圧延時の摩擦係数を小さくするとともに、スケー
ルの密着性を高める処理方法が提案されている。また、
特開平2−207904号公報にも、マンドレルバー本
体の円周方向に連続して深さが10〜30μmの螺旋状
またはリング状の溝を設けることによって、マンドレル
バー表面の固体潤滑剤を保持し、被圧延材との潤滑状態
を改善する処理方法が開示されている。
13Cr鋼等からなる長尺の高合金鋼管の需要が高ま
り、これらを効率的に製造するため、マンドレルミル圧
延での製造が増加している。しかし、13Cr鋼等の高
合金鋼の変形抵抗は炭素鋼に比べて高いため、高合金鋼
管を圧延する場合にマンドレルバー表面の温度は炭素鋼
を圧延する場合のそれに比べて極めて高くなる。そのた
め、従来から炭素鋼管または低合金鋼管用として汎用さ
れているマンドレルバーを高合金鋼管の圧延に用いる場
合には、マンドレルバー表面が軟化して摩耗し、その表
面に形成された潤滑被膜も部分的に消滅し、素管内面と
マンドレルバー表面との間で焼き付きが生じやすくな
る。
と、素管内面およびマンドレルバー表面に軸方向の筋状
疵が発生し、管内面の手入れに多大の工数を要するとと
もに、マンドレルバーを交換せねばならず、甚だしい場
合には数十本の圧延ごとに交換する必要が生じて、製管
作業の効率を著しく低下させる。
63−20105号公報および特開平2−207904
号公報で提案のもの)は炭素鋼管の圧延時に適用するた
めに開発されたものであるが、炭素鋼管を圧延する場合
であっても必ずしも効果が一定しないのが実情であり、
13Cr鋼等の高合金鋼管を圧延する場合には、圧延中
にマンドレルバー表面が軟化して表面の凹みや溝が消滅
してしまい、表面に生じる摩耗等を防止して寿命の延長
を図ることができないという問題があった。
管のみならず、13Cr鋼等の高合金鋼管の圧延時のマ
ンドレルバーの表面疵を防止して製管寿命を延長し、鋼
管の内面品質を向上させるための手段として、特開平8
−71618号公報で軸方向の中心線平均粗さが1.0
〜4.0μmであるCrめっき被膜を施したマンドレル
バーを提示した。
対しては従来より内面品質の一層の向上が要求されてお
り、圧延時におけるマンドレルバー表面と中空素管内面
との間の潤滑状態を良好にするため、前述したようにマ
ンドレルバー表面と中空素管内面の双方に予め潤滑皮膜
を形成しておこなう方法が指向されている。
号公報に提示された手段でも、13Cr−7Ni鋼など
の高合金鋼管の圧延の場合に焼き付きの防止効果が不十
分であり、マンドレルバーの製管寿命が不十分であった
り内質不良が問題となることがある。本発明の課題は、
マンドレルバー表面と中空素管内面の双方に潤滑皮膜を
予め形成しておこなう圧延に際し、焼き付き等の疵の発
生を抑制し優れた製管寿命を発揮するとともに圧延され
る継目無管の内面品質を大幅に向上させることができる
マンドレルミルの圧延方法を提供することにある。
ルバー表面と中空素管の内面に潤滑皮膜を予め形成して
おこなう圧延を前提として、13Cr鋼等の高合金鋼を
圧延する際のマンドレルバー寿命ならびに製品内面品質
を向上させるため種々の検討をおこない、以下の(a)
〜(f) の知見を得た。
向上させるため、マンドレルバー素材の表面硬度をHV
350〜450程度に調整しているが、13Cr等の高
合金鋼管を圧延する場合にはマンドレルバー表面の温度
上昇が激しく、軟化してしまうのでこの程度の表面硬度
では不十分である。
レルバーの表面硬度は、HV800〜1000程度に高
めておく必要がある。
に高めるには、マンドレルバー表面にCrめっき皮膜を
施すのが有効である。
面の潤滑皮膜が不十分であるか、または一旦それが欠如
すると、表面にCrめっき皮膜を施したマンドレルバー
は、Crめっき皮膜を施していないものに比べて焼き付
き等の疵を発生しやすい。
表面に施すCrめっき皮膜の粗さを特定範囲に規定する
ことによって軽減することができる。すなわち、マンド
レルバー表面と中空素管内面にそれぞれ固体潤滑皮膜お
よび液状潤滑皮膜を予め形成して圧延する場合、特に1
3Cr−7Ni鋼などの高合金鋼管の圧延の場合に、上
記Crめっき皮膜の粗さを軸方向の中心線平均粗さ(R
a)で0.1μm〜1.0μmとすることにより、摩擦
係数が大幅に低下し焼き付きなどの疵が著しく低減す
る。
由によるものと考えられる。すなわち、潤滑皮膜が工具
と被圧延材との界面に存在し潤滑効果を発揮する場合、
摩擦力は潤滑皮膜のせん断抵抗によって生じる。固体潤
滑皮膜に比べ液状潤滑皮膜のせん断抵抗は小さい。した
がって、マンドレル表面に固体潤滑皮膜を形成するとと
もに中空素管内面に液状潤滑皮膜を形成することによ
り、界面は液状潤滑の状態となり摩擦係数を低下させる
ことができる。但し、液状潤滑皮膜は流動性が高く、マ
ンドレルバーの表面に施すCrめっき皮膜の粗さが粗い
場合には界面に導入された液状潤滑皮膜はCrめっき皮
膜の凹部に入り十分な潤滑効果を発揮しない。マンドレ
ルバーの表面に施すCrめっき皮膜の厚さを上記範囲と
することにより液状潤滑皮膜による摩擦係数の大幅な低
下が得られる。
で、その要旨は以下のとおりである。 (1) 表面に固体潤滑皮膜を形成させたマンドレルバーを
内面に液状潤滑皮膜を形成させた中空素管に挿入してお
こなう圧延方法であって、上記マンドレルバーとして本
体表面に軸方向の中心線平均粗さ(Ra)が0.1μm
以上、1.0μm未満のCrめっき皮膜を有するマンド
レルバーを用いることを特徴とするマンドレルミル圧延
方法。
3Cr鋼からなる中空素管に、表面に軸方向の中心線平
均粗さ(Ra)が0.1μm以上、1.0μm未満のC
rめっき皮膜を有するマンドレルバーを、その表面に固
体潤滑皮膜を形成させ、挿入して行うことを特徴とする
マンドレルミル圧延方法。
レルバー表面と素管内面との間を完全な潤滑状態に保つ
のは容易ではなく、特に、被加工材が13Cr等の高合
金鋼管の場合には、前述のように、マンドレルバー表面
が軟化して潤滑不良になり易い。これを防ぐには、表面
硬度を高めるためにマンドレルバーの表面にCrめっき
皮膜を形成するのが有効である。Crめっきを施すこと
によって、表面硬度をHV800〜1000と高めるこ
とができ、マンドレルバー表面の軟化を防ぐことができ
るからである。
き皮膜を施す場合、耐摩耗性および美観を確保する観点
から、Crめっき後の表面はラッピングなどの後加工に
よって平滑化される(例えば、塑性加工学会、昭和61
年8月発行、「最新塑性加工要覧」68頁、参照)。し
かしながら、マンドレルミル圧延のように、マンドレル
バー表面と中空素管内面とが潤滑皮膜を介して接触する
場合においては、マンドレルバー表面のCrめっき皮膜
に適度の表面粗さを付加することによって、マンドレル
バー表面の摩擦係数を著しく低減するすることができ、
マンドレルバーの焼き付きなどの疵発生を防止すること
ができる。
ー表面に固体潤滑剤を主成分とする水溶性潤滑剤を塗布
・乾燥させて固体潤滑皮膜を形成するとともに中空素管
内面に固体潤滑剤を供給し中空素管の熱で溶融させて液
状潤滑皮膜を形成させて圧延する場合、焼き付きなどの
疵を防止するには、マンドレルバーの表面に施されるC
rめっき皮膜の表面粗さは、マンドレルバーの軸方向に
測定した中心線平均粗さ(Ra)で0.1μm以上、
1.0μm未満の範囲でなければならない。表面粗さの
指標として他に最大深さ(Rmax )もあるが、これによ
って規定されるものではない。
レルバーの表面粗さの断面曲線の深さとそのピッチに影
響される。すなわち、表面粗さの断面曲線のうち谷底が
所定の深さを有し、かつ谷底が発生するピッチが比較的
小さければ、潤滑剤は保持性に優れ耐焼き付き性を高め
ることができる。これに対し、断面曲線の谷底が深くて
も、その谷底が発生するピッチが大きくなれば、潤滑剤
の保持性が低下し焼き付きなどの疵を生じやすくなる。
このような潤滑剤の保持性と表面粗さの特性を考慮し
て、表面粗さの断面曲線の谷底の深さとピッチとを総合
的に評価するため、Crめっき皮膜の表面粗さは中心線
平均粗さ(Ra)で規定することとした。また、表面粗
さの測定方向をマンドレルバーの軸方向としたのは、潤
滑剤の保持性におよぼす影響は軸方向の表面粗さが支配
的であって、円周方向の表面粗さは補助的な役割を果た
すにすぎないからである。
固体潤滑皮膜を表面に形成したマンドレルを挿入して圧
延する場合、マンドレルバー表面のCrめっき皮膜面の
中心線平均粗さが0.1μm未満になっても、1.0μ
m以上であっても、マンドレルバー表面での潤滑剤の保
持性が不足して摩擦係数が高くなり、焼き付きなどの疵
が生じ易くなる。したがって、マンドレルバーの表面に
施されるCrめっき皮膜の表面粗さは、マンドレルバー
の軸方向に測定した中心線平均粗さ(Ra)で0.1μ
m以上、1.0μm未満の範囲とする。好ましくは、
0.3μm以上0.8μm未満である。
膜の表面粗さは、めっき前のマンドレルバーの表面粗さ
を調整することによって調整することができる。通常、
Crめっきを施すことによって、表面粗さは下地の粗さ
よりやや低下する傾向にあるから、これを考慮して、C
rめっき処理前のマンドレルバーの表面粗さを予め調整
しておく必要がある。この場合のマンドレルバーの加工
方法は、切削、研削、ブラスト処理等、いずれの方法を
用いても良い。Crめっきの処理方法やその条件は特に
限定されるものではないが、マンドレルバー素地への密
着性等を考慮すれば、一般の機械部品などを処理する場
合と同様の処理条件の下で、電気めっき法により処理す
るのが好ましい。
が十分でなく、一方、厚すぎると剥離しやすくなるの
で、20〜100μm程度にするのが好ましい。
特に限定するものでなく常用の固体潤滑剤でよく、例え
ば、黒鉛、二硫化モリブデン、マイカ(雲母)、窒化ホ
ウ素などを1種または2種以上を混合したものを用いる
ことができる。
に限定するものでなく高温で液状となる潤滑剤でよい
が、中空素管内面の酸化スケールを溶融する作用があれ
ば好ましく、例えば、硼砂、無水硼砂、硼酸、珪酸ナト
リウム、リン酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどの1種
または2種以上を混合したものを用いることができる。
鋼でも良いが、圧延中にマンドレルバー自体に加わる張
力に耐え得ることが必要であるから、JIS SKD
6、JIS SKD61等の熱間加工用工具鋼とするの
が望ましい。
ンドレルバーの軸方向に測定した中心線平均粗さ(R
a)が0.1μm以上、1.0μm未満であるCrめっ
き皮膜を施すことによって、炭素鋼管のみならず13C
r鋼等の高合金鋼管をマンドレルミル圧延する場合であ
っても、潤滑性能が向上して優れた摩擦特性が得られ
る。
よび実機の熱間圧延(実施例2)で確認した。
た熱間圧延試験機(一対の孔型ロールで構成)によっ
て、各種の表面粗さ(軸方向の中心線平均粗さRaが
0.05〜4.0μmの範囲)を有するCrめっき皮膜
を施したマンドレルバーを「Crめっき材」として、圧
延中の摩擦係数を調査した。比較のため、Crめっき皮
膜を施さないままのマンドレルバーを「従来材」とし
て、同様に調査した。なお、圧延に先立ちマンドレルバ
ーの本体表面には固体潤滑剤として黒鉛を主成分とする
水溶性潤滑剤を塗布し乾燥させて固体潤滑皮膜を予め形
成した。
粉末を投入した中空素管を1000℃に加熱した後、本
体表面に固体潤滑皮膜を形成したマンドレルバーを中空
素管に挿入するとともに上下一対の孔型ロールの軸心に
噛み込ませて圧延し、そのときの摩擦係数を測定した。
試験条件(圧延寸法、ロール速度、固体潤滑剤等)は表
1に示す。
さRaと測定した摩擦係数との関係を示すグラフであ
る。図1から明らかなように、従来材では、軸方向の中
心線平均粗さRaがどのような値であっても、圧延中の
摩擦係数は0.10〜0.12と高くなった。
心線平均粗さが0.1μm以上、1.0μm未満となる
Crめっき材では、圧延中の摩擦係数は0.02〜0.
04と著しく低下し、特に中心線粗さが0.3〜0.8
μmのCrめっき材では摩擦係数は0.02程度と極め
て低くなった。なお、本発明で規定する中心線平均粗さ
の範囲を外れると、同じCrめっき材であっても摩擦係
数は高い値を示した。
観察をおこなったところ、軸方向の中心線平均粗さを
0.1μm以上、1.0μm未満としたCrめっき材で
は焼き付きは発生していなかったのに対し、それ以外の
Crめっき材ではミクロ的な焼き付きが、また、従来材
では目視で観察できる程度の焼き付きがそれぞれ発生し
ていた。
外径134mm、長さ22mであるマンドレルバーの表
面をベルト研磨した後、軸方向の中心線平均粗さが0.
6μmのCrめっきを施した本発明例(表面硬度:HV
900)と、軸方向の中心線平均粗さが2μmのCrめ
っきを施した比較例(表面硬度:HV900)と、Cr
めっき皮膜を施さない従来例(マンドレルバー本体の軸
方向の中心線平均粗さ:3.1μm、表面硬度:HV4
00)とを用いて、下記の被圧延材を対象にそれぞれ1
00本のマンドレルミル圧延をおこなった。なお、本発
明例、比較例および従来例による圧延において、マンド
レルバー表面に塗布した固体潤滑剤ならびに中空素管内
面に投入した固体潤滑剤は表1と同様とした。
によりマンドレルバー表面に焼き付きが発生して使用不
能になり、比較例では約80本の圧延でミクロ的な焼き
付きが発生したのに対し、本発明例では、100本圧延
後もマンドレルバー表面には焼き付きは発生しておら
ず、更に継続使用が可能であった。また、圧延された管
の内面性状は、従来例では筋疵が確認され、また比較例
では100本中の20本で軽度の筋疵が認められたのに
対し、本発明例ではこのような疵の発生もなく、極めて
良好であった。
素鋼管や低合金鋼管の圧延のみならず、13Cr−7N
i鋼等の高合金鋼管の圧延においても優れた摩耗特性と
製管寿命を発揮する。したがって、本発明によれば、マ
ンドレルミル圧延された継目無管の内面品質が向上す
る。
定した摩擦係数との関係を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に固体潤滑皮膜を形成させたマンド
レルバーを内面に液状潤滑皮膜を形成させた中空素管に
挿入しておこなう圧延方法であって、上記マンドレルバ
ーとして本体表面に軸方向の中心線平均粗さ(Ra)が
0.1μm以上、1.0μm未満のCrめっき皮膜を有
するマンドレルバーを用いることを特徴とするマンドレ
ルミル圧延方法。 - 【請求項2】 その内面に液状潤滑皮膜を形成した13
Cr鋼からなる中空素管に、表面に軸方向の中心線平均
粗さ(Ra)が0.1μm以上、1.0μm未満のCr
めっき皮膜を有するマンドレルバーを、その表面に固体
潤滑皮膜を形成させ、挿入して行うことを特徴とするマ
ンドレルミル圧延方法。
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1999
- 1999-02-24 JP JP04655699A patent/JP3348670B2/ja not_active Expired - Fee Related
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