JP3348544B2 - 電動車両のバッテリー充電装置 - Google Patents

電動車両のバッテリー充電装置

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JP3348544B2 JP24984694A JP24984694A JP3348544B2 JP 3348544 B2 JP3348544 B2 JP 3348544B2 JP 24984694 A JP24984694 A JP 24984694A JP 24984694 A JP24984694 A JP 24984694A JP 3348544 B2 JP3348544 B2 JP 3348544B2
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  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動車両、例えば乗員
が簡単操作で快適に運転できる電動三輪車のバッテリー
充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗員や荷物を移動させるために
電動車両が種々用いられている。当該電動車両は充電可
能なバッテリーを電源として搭載しており、前記バッテ
リーは充電器で充電される。
【0003】従来の充電器はバッテリー温度もしくは周
囲温度に応じて充電電圧の上限値を補正せずに常に一定
の値で充電するものや、あるいは、前記バッテリー温度
等に応じて充電電圧の上限値を補正するものがある。た
だ、この充電電圧の上限値を補正するものの場合、バッ
テリー種類に応じた専用充電器を利用することになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電動車用の
充電器においては次にような問題点がある。バッテリー
温度または周囲温度に応じて充電電圧を補正しないと、
これら温度が高温の場合は過充電になり、一方、低温の
場合は充電不足になる。前記過充電を繰り返すとバッテ
リーの液減りを促進し、バッテリーの寿命を著しく低下
させてしまう。また、前記充電不足になると、車両の走
行距離が低下し、十分な性能が得られなくなる。さら
に、低温時には、バッテリーの充電容量そのものが低下
するため、余計に走行距離は短くなる。
【0005】また、前記バッテリー温度あるいは周囲温
度に応じて充電電圧を補正しているとしても、従来は、
バッテリーを交換する際にバッテリーの種類を変える、
例えば解放型(液式バッテリー)から密封型(シールド
式バッテリー)へ変えるときは、充電器を交換するかま
たは充電電圧設定値を変更しなくてはならない。したが
って、バッテリー変更作業が繁雑である。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであって、電動車両に搭載するバッテ
リーの温度に応じて適切に充電電圧を補正しかつ当該バ
ッテリーを種類が異なるものに変えても即時に対応して
最適な充電電圧を印加可能にする電動車両のバッテリー
充電装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体後部の上
側部に設けられた座席下方のカバーに覆われてバッテリ
ーと共に充電器を搭載した電動車両のバッテリー充電
置において、前記バッテリーの種類に対応したスイッチ
または抵抗からなる識別用素子および当該バッテリーの
温度を検出するセンサが一体にされると共に、バッテリ
ーに取り付けてバッテリー交換の際に必然的に交換され
るように形成したセンサ体と、前記充電器の外部から供
給される電源を前記バッテリー充電用の電源に変換し、
前記識別用素子に制御系電源電圧を印加し、前記識別素
子から入力ポートへの入力電圧信号によりバッテリーを
識別し、かつバッテリーが正常か否かを判断してバッテ
リーが正常状態であると判断したときにバッテリーの種
類およびその正常状態に対応した電圧で、かつ、前記温
度検出センサのバッテリー温度信号によって充電電圧の
上限値制御する充電電源制御部を有する充電器を備え
て、搭載するバッテリーを異なる種類に変えても最適な
充電電圧を印加可能にすることを特徴とする電動車両の
バッテリー充電装置の構成を有する。
【0008】なお、請求項1において、識別素子とセン
サとを一体のブロック構造のものにすれば、異なる種類
のバッテリーに交換する時にバッテリーと共に容易に取
り替えることができる。また、識別素子またはセンサの
少なくとも一方をコネクターで充電電源制御部に着脱自
在に接続することができる。
【0009】また、異なる種類のバッテリーは、充電電
圧の異なるものであって、開放型(液式)のもので31
(v)とし、密封式のもので29.4(v)とすること
ができる。また、前記識別素子には、液式のもので液面
センサ(例えばフロートスイッチ)とし、密封式のもの
で所定抵抗とすることができる。また、前記識別素子あ
るいはセンサが接続されていない場合に、ブザーやLE
D(光電素子)で未接続の警報を出す手段を追加するこ
とができる。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、車両に搭載するバッ
テリーの種類に対応して、当該バッテリーの種類を識別
するための識別用素子を設け、当該バッテリーの温度を
検出するセンサを設ける。そして、充電電源制御部で車
両に搭載されたバッテリーの種類を前記識別用素子から
の入力信号により識別し、かつ、識別されたバッテリー
の種類および前記センサからの検出温度信号に基づき前
記充電用電源を制御するので、バッテリーを異なる種類
に代えても作業者が充電器の制御設定を変える必要な
く、自動的に充電用電源を制御する。また、バッテリー
の温度に対応して前記充電用電源を制御するので過充
電、および、不足充電が生じることがない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図11は実施例に係る電動車両のバ
ッテリー充電装置の説明図であって、図1、図2は前記
電動車両の外観説明図、図3は電力および信号伝送系の
入出力ブロック図、図4は充電器の説明図((a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は側面図)、図5は充電
器の全体的なブロック回路図、図6は解放型バッテリー
用センサ体の外観図、図7は図6のセンサ体および充電
器の主要箇所の接続回路図、図8は密封型バッテリー用
センサ体の外観図、図9は前記密封型バッテリーセンサ
体の取り付け例の説明図、図10は前記密封型バッテリ
ーセンサ体および充電器の主要箇所の接続回路図、図1
1は前記充電装置の制御手順例のフローチャートをそれ
ぞれ示す。
【0012】実施例の充電装置は、開放型(液式)のバ
ッテリー24と密閉型(シールド式)のバッテリー24
とを自由に選択して電動車両に搭載を可能にしかつその
種類を充電器20側で判断して当該種類に対応した適切
な充電電圧で充電可能にするものであって、フロートス
イッチSW1および抵抗体R3(識別用素子に相当)
を、温度センサ47、ならびにマイクロコンピュータ
(充電電源制御部に相当)46を有する。なお、前記バ
ッテリー24の充電電圧は例えばバッテリー周辺の温度
20°の状態下で開放型が31(v)、密閉型が29.
4(v)と異なるものにする。
【0013】実施例では、識別用素子が、バッテリー2
4の種類を識別するために、バッテリー24の種類に対
応して設けられるものであって、前記開放型バッテリー
では開放型バッテリー用センサ体48のフロートスイッ
チSW1であり、密閉型バッテリーでは密閉型バッテリ
ー用センサ体49の抵抗体R3である。
【0014】また、前記温度センサ47は、前記バッテ
リー24の温度を検出するものであって、例えばサーミ
スタTH1からなるものである。また、前記マイクロコ
ンピュータ46は充電器のケース内に格納されるもので
あって、前記フロートスイッチSW1あるいは抵抗体R
3および前記温度センサ47に接続されて、車両に搭載
されたバッテリー24の種類を前記フロートスイッチS
W1および抵抗体R3からの入力信号により識別し、か
つ、識別されたバッテリー24の種類および前記温度セ
ンサ47からの検出温度信号に基づき前記充電用電源を
制御するものである。
【0015】さらに実施例の電動車両との関連から前記
充電装置を詳細に説明する。図1および図2に示すよう
に、前記電動車両は操舵用の一つの前輪10aと駆動用
の二つの後輪10b、10bを有し、車体後部の上側部
には座席12が、車体前部の上側部には操舵用のハンド
ル14および各種スイッチ類16aを有するスイッチボ
ックス16がそれぞれ設けられている。この場合、前記
電動車両の乗員が前記座席12に座った状態で前記ハン
ドル14やスイッチ類16aを動かせるように、当該ハ
ンドル14の近傍にスイッチボックス16が設けられ
る。
【0016】前記後輪10b、10bを駆動する駆動源
のモーター18は、後輪10b軸のやや前方に取り付け
られており、後輪10b、10b軸の上方に充電器20
およびメインコントーラ22が、また、前記モーター1
8のさらに前方にバッテリー24が配設される。これら
モーター18、充電器20、メインコントローラ22、
バッテリー24は、前記座席12の下方にカバー26に
覆われて配設されている。なお、前記車両には、前部の
前記ハンドル14の下側に籠(バスケット)27aおよ
びヘッドランプ27bが設けられ、後部の前記座席12
の下側であって、前記カバー26の側部には、ウィンカ
ーランプ27cが設けられる。
【0017】前記スイッチボックス16のスイッチ類1
6aは、車両の速度指示信号の出力、バッテリーの残量
表示、ホーン、ウィンカースイッチ、および、車両異常
時の警告機能を有するものである。また、前記スイッチ
ボックス16に一体あるいは近傍位置に前記電動車両の
制御および駆動用の電源をON−OFFする電源スイッ
チ28が設けられる。
【0018】図3に示すように、前記メインコントロー
ラー22には、充電時以外は前記電源スイッチ28を介
して前記バッテリー24から直流の電源が供給されるよ
うになっており、前記モーター18は、前記供給された
直流電源を電源として前記メインコントローラ22のド
ライブ回路によって駆動される。また、モーター18
は、回転方向、回転数が検出されてその検出信号がメン
コントローラ22に出力される。この場合、メンコント
ローラ22はスイッチボックス16(運転・速度指令信
号等)、モーター18(負荷信号等)からの信号によっ
てモーター18を制御する。
【0019】なお、前記充電器20は前記車両の電源ス
イッチがOFFの時に、バッテリー24の+(プラス)
端子と+(プラス)充電出力20spが接続されてバッ
テリー24の充電回路が形成されるようになっている。
また、AC(交流)出力コンセント(一般家庭用の電灯
線コンセント等)へACプラグ30を挿入−抜き出しす
ることによって充電出力をON−OFFするようになっ
ている。もちろんこれは一例であり、前記スイッチボッ
クス16等に充電のON−OFFスイッチを設けること
ができる。
【0020】図4は、前記充電器20の外観図、図5は
前記充電器20の内部入出力ブロック図を示す。図4に
おいて、符号31はコードリール型入力コード、32は
内部冷却用の電動ファン、33は制御基板、34は入力
側ヒューズ、35は出力側ヒューズである。また、36
は充電表示LEDであって、点灯・点滅によって充電中
・充電終了の表示をする。また、37は異常表示LED
で前記制御基板33上に設置されたブザーと共に充電中
の異常を警告する(アラーム出力をする)。
【0021】図5に示すように、前記充電器20は、電
源プラグ30および電源コード31を介してAC電源
(例えばAC100(V))が印加され、AC電源はフ
ィルター回路39を通過して整流ブリッジ40により直
流電源に変換される。変換直流電源は、スイッチングレ
ギュレータ制御回路41の指令によりスイッチングレギ
ュレータ駆動回路42が所定電圧に変換して充電出力2
0spおよび20smに供給される。前記駆動回路42
からの直流出力は、また、前記電動ファン32、出力電
圧制御回路43、制御系電源44、アラーム45に供給
される。また、充電器20には、ワンチップからなるマ
イクロコンピュータ46が設けられ、当該マイクロコン
ピュータ46には、サーミスタTH1からなる温度セン
サ47からのバッテリー温度信号、および、バッテリー
用センサ48体のフロートスイッチSW1からのバッテ
リー液面信号、あるいは、バッテリー用センサ49体の
抵抗体R3からのバッテリー識別信号がフィルター回路
50を介して入力される。なお、図5において、符号3
9aはフィルター回路、39bはウォッチドッグタイマ
ー、39cはアラーム駆動回路である。前記マイクロコ
ンピュータ46から前記スイッチングレギュレータ制御
回路41へは、トリクル・充電停止信号が出力され、ま
た、出力電圧制御回路43へは、解放型・密閉型対応出
力制御信号、充電電圧制御信号が出力され、充電電圧信
号が入力される。また、各LED37,38と表示出力
アラーム駆動回路39とに出力をする。実施例のマイク
ロコンピュータ46は、開放型/密閉型のバッテリー2
4の種類に応じた充電出力電圧に制御する信号を出力電
圧制御回路43に出力する。充電出力電圧の制御の詳細
は後述する。
【0022】図5において、充電器20の充電出力20
spおよび20smのうち、+(プラス)の充電出力2
0spは車両の前記電源スイッチ28(図3に示す)が
OFFの時だけバッテリー24の+(プラス)端子と接
続される。また、前記充電器20の−(マイナス)充電
出力20smは常時に前記バッテリー24の−(マイナ
ス)端子に接続されている。ここで、前記充電器20は
AC100vが電源プラグ30からACコードを介して
印加されると、各制御回路(出力電圧制御回路43、マ
イクロコンピュータ46等)が動作し、前記充電出力2
0spおよび20smからバッテリー24に電源を供給
する。
【0023】また、充電器20(例えばマイクロコンピ
ュータ46および出力電圧制御回路43)からは前記メ
インコントローラ22にインターロック出力をする。当
該インターロックは、充電器20が動作中であることを
前記メインコントーラ22に伝える信号である。当該イ
ンターロック信号により充電器20が動作中であると、
車両は走行不可能状態となるもので、前記電源コンセン
トに電源プラグ30が差し込まれた状態のままで走行し
てしまうことを防止するものである。
【0024】図6に示すように、前記開放型バッテリー
用センサ体48は、フロートスイッチSW1および温度
センサ47が一体になっている。また、図8に示すよう
に、前記密閉型バッテリー用センサ体49には抵抗体R
3および温度センサ47が一体になっている。これら各
センサ体48および49は、充電器20にコネクター4
8aおよび49aで挿脱自在に接続される。前記温度セ
ンサ47は、バッテリー温度(バッテリー周囲の温度も
含む)を検出し、前記フィルター回路50を介して前記
マイクロコンピュータ46に当該温度信号を入力するも
のであり、前記マイクロコンピュータ46は当該温度信
号に応じて充電電圧を制御する。
【0025】前記バッテリー用センサ体48のフロート
スイッチSW1からのバッテリー液面信号は、前記解放
型のバッテリー24の使用時の、収納されたバッテリー
液の液面が所定位置以上にあるか否かのON−OFF信
号であり、この信号により、液面低下の警告を行うと共
に、バッテリー識別信号として充電器20に入力され
る。また、密封型のバッテリー24使用時に前記バッテ
リー用センサ体49の抵抗体R3からの信号がバッテリ
ー識別信号として充電器20に入力される。
【0026】図6に前記開放型バッテリー用センサ体4
8の外観構成例を、図7に当該センサ体48を取り付け
た状態の回路例を示す。なお、図7の回路では充電器2
0側で本発明を実施するのに必要な部分のみを示してお
り、マイクロコンピュータ46の入力端子AD1、AD
2と大地(GND)との間に抵抗体R1、R2が接続さ
れている。
【0027】(解放型バッテリーの接続)前記解放型の
バッテリー24の使用時には、バッテリー液注入口に当
該センサ体48が取り付けられる。実施例ではバッテリ
ー液の液面センサにフロート式センサを用いている。フ
ロート式センサはバッテリー液面の上下でフロートが上
下し、当該フロートの上下により図7におけるフロート
スイッチSW1がON−OFFして、充電器制御用のマ
イクロコンピュータ46のAD入出力ポート(AD1)
には、VDD(制御系電源電圧)かあるいは0(V)かが
入力される。例えば、前記フロートが下がりフロートス
イッチSW1がOFFし、AD1に0(v)が入力され
た場合、充電器20内またはスイッチボックス16内の
ブザーやLEDにてバッテリー液面低下の警告信号を行
う。
【0028】また、バッテリー温度信号としては、制御
系電源電圧VDDが温度センサ47のサーミスタTH1と
抵抗体R2とで分圧された値が前記マイクロコンピュー
タ46のAD入力ポート(AD2)に入力される。この
入力電圧によって、マイクロコンピュータ46から出力
電圧制御回路43に信号を出力し、出力電圧の上限値を
制御する。
【0029】ここで、前記センサ体48のコネクターが
未接続の場合、または、バッテリー温度信号ラインが断
線した場合は、AD入力ポートAD2に0(v)が入力
されることになる。この場合は、温度センサ未接続とし
て、ブザーやLEDにて警告を行う。また、その際の充
電は、使用温度範囲内の最高温時の充電電圧、(使用温
度範囲内での最低充電電圧)にて充電を行う。これによ
り、センサ未接続時の際にも、バッテリーに悪影響を及
ぼさない範囲で充電することができる。
【0030】(密封型バッテリーの接続)密封型のバッ
テリー24を使用する場合、図8に示す回路図のよう
に、バッテリー用センサ体49を取り付ける。前記セン
サ体49の取り付けは図9に示すように、バッテリー2
4を車体フレーム52にバンド54で固定するバンドフ
ック53と共締めにし、当該バンドフック53の側面
と、車体フレーム52で挟み込むようになる。この場
合、前記センサ体49内部のサーミスタTH1はよりバ
ッテリー24に近い側に位置し、また、前記センサ体4
9表面は熱伝導性の高い硬化剤等で覆う。これにより、
メインコントローラ22、モーター18、充電器20に
よる熱の影響を受けにくく、バッテリー24の温度を正
確に検出することができる。
【0031】図10の回路例によると、解放型バッテリ
ーの際に前記フロートスイッチSW1を接続している箇
所に、抵抗体R3を直列に入れることにより、マイコン
のAD入力ポートAD1には、制御系電源の電圧VDD
抵抗R1と抵抗R3で分圧された値が入力される。
【0032】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
においては、図11のフローチャートに示すように、前
記マイクロコンピュータ46は、前記各センサ体48お
よび49を使用した場合に、AD入力ポートAD1への
入力電圧VINにより充電電圧を制御する。すなわち、V
IN<VDD/4か否かを判断する(s1)。判断結果が正
でVIN<VDD/4のときは開放型のバッテリー24のバ
ッテリー液面低下状態であると判断して、当該液面低下
状態に対応した充電を行う(s2)。つまり、前記フロ
ートスイッチSW1がOFFしていて出力電圧はゼロに
なり、マイクロコンピュータ46のAD1には電圧のほ
とんど加わらない状態だからである。
【0033】一方、前記s1の判断結果が否のときは、
IN>3VDD/4か否かを判断する(s3)。判断結果
が正でVIN>3VDD/4のときは開放型のバッテリー2
4の正常状態であると判断して、当該正常状態に対応し
た電圧で充電を行う(s4)。つまり、前記フロートス
イッチSW1がONしていて出力電圧はVDDになり、マ
イクロコンピュータ46のAD1には前記電圧VDDがそ
のまま印加されるからである。
【0034】さらに、前記s3の判断結果が否のとき
は、VDD/4≦VIN≦3VDD/4か否かを判断する(s
5)。判断結果が正でVDD/4≦VIN≦3VDD/4のと
きは、密閉型のバッテリー24の正常状態と判断して当
該密閉型バッテリー24に対応した電圧で充電を行う
(s6)。バッテリー用センサ49の抵抗体R3がほぼ
抵抗体R1と抵抗値が同じであり、各抵抗体R1とR3
で分圧されたほぼVDD/2の値の電圧が前記マイクロコ
ンピュータ46のAD1に印加されるからである。
【0035】以上のようにして、本実施例によれば、バ
ッテリー24を種類の異なるものに変えるときに、前記
充電器20本体側の切り替えや調整の作業が不要とな
り、設定を間違えることもない。また、多種類のバッテ
リーに対して、最適の充電電圧に設定される。バッテリ
ー変更の際に生じる必然的な部品交換によって充電電圧
の設定がなされる。したがって、交換の際に作業者が設
定を間違えることがない。
【0036】また、充電器本体における切り替えおよび
電圧設定を必要としないため、切り替えスイッチ、電圧
調整用装置等の機構部品を省き、省スペース化と低コス
ト化することができる。センサ未接続の場合も、バッテ
リーに悪影響を及ぼさない範囲で充電される。また、未
接続に対する警告表示もする。また、電動車両には、バ
ッテリーと共に充電器を搭載しているため、電動車両の
移動先でも自由に充電を行うことができ非常に利便性が
高い。
【0037】なお、前記実施例では、バッテリーの種類
について、解放型および密閉型の2種類を説明したが、
充電電源制御部の設定を変える等して、充電電圧値の異
なる多数種類のバッテリーに対応可能にすることができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
電動車両に搭載するバッテリーの温度に応じて適切に充
電電圧を補正しかつ当該バッテリーを種類が異なるもの
に変えても即時に対応して最適な充電電圧を印加可能に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電動車両の外観説明斜視
図である。
【図2】実施例に係る電動車両の一部切り欠いた説明図
である。
【図3】実施例の充電装置の電力および信号伝送系の入
出力ブロック図である。
【図4】図3の充電装置に設けられる充電器の外観説明
図であって(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は
側面図である。
【図5】図4の充電器の全体的なブロック回路図であ
る。
【図6】解放型バッテリー用センサ体の外観図である。
【図7】図6のセンサ体および充電器の主要箇所の接続
回路図である。
【図8】密封型バッテリー用センサ体の外観図である。
【図9】密封型バッテリーセンサ体の取り付け例の説明
図であって、(a)は要部側面図、(b)は部分拡大図
である。
【図10】図9のセンサ体および充電器の主要箇所の接
続回路図である。
【図11】図3の充電装置の制御手順例のフローチャー
トである。
【符号の説明】
20 充電器 22 メインコントローラ 24 バッテリー 46 マイクロコンピュータ 47 温度センサ 48 開放型バッテリー用のセンサ体 49 密閉型バッテリー用のセンサ体 SW1 フロートスイッチ R3 抵抗体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02J 7/04 H02J 7/04 L (56)参考文献 特開 平6−245325(JP,A) 特開 平6−245326(JP,A) 特開 平5−227669(JP,A) 特開 平6−343203(JP,A) 特開 平7−123519(JP,A) 特開 平7−303334(JP,A) 特開 平6−133412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 11/18 B60L 3/00 H01M 10/44 101 H02J 7/00 - 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部の上側部に設けられた座席下方
    のカバーに覆われてバッテリーと共に充電器を搭載した
    電動車両のバッテリー充電装置において、 前記バッテリーの種類に対応したスイッチまたは抵抗か
    らなる識別用素子および当該バッテリーの温度を検出す
    るセンサが一体にされると共に、バッテリーに取り付け
    てバッテリー交換の際に必然的に交換されるように形成
    したセンサ体と、 前記充電器の外部から供給される電源を前記バッテリー
    充電用の電源に変換し、前記識別用素子に制御系電源電
    圧を印加し、前記識別素子から入力ポートへの入力電圧
    信号によりバッテリーを識別し、かつバッテリーが正常
    か否かを判断してバッテリーが正常状態であると判断し
    たときにバッテリーの種類およびその正常状態に対応し
    た電圧で、かつ、前記温度検出センサのバッテリー温度
    信号によって充電電圧の上限値制御する充電電源制御
    部を有する充電器を備えて、 搭載するバッテリーを異なる種類に変えても最適な充電
    電圧を印加可能にすることを特徴とする電動車両のバッ
    テリー充電装置。
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