JP3348532B2 - エンジン制御用のデータ通信装置 - Google Patents

エンジン制御用のデータ通信装置

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の車両内に
設定されるエンジン制御システムを構成するLANシス
テムに係るものであり、特に車両制御用の電子制御ユニ
ットからエンジンの各気筒に設定される点火手段に制御
指令を伝送するエンジン制御用のデータ通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両には、電子的に制御される多数の機
器やセンサ類が搭載され、センサ類からの検出情報をマ
イクロコンピュータ等で構成される電子制御ユニットに
入力する。この電子制御ユニットにおいては、センサ類
からの検出信号に基づいて、各種制御対象に対する制御
情報を演算しているもので、センサ類からの検出情報や
電子制御ユニットからの制御情報は、車両内に設定され
るネットワークを利用した多重通信で交換される。すな
わち、多重通信によって電子制御ユニットからなる親局
と、制御対象やセンサ類に対応する複数の子局との間
で、データ類の交換が行われるようにしている。
【0003】例えば、この車両に搭載されているエンジ
ンを多重通信を用いて電子的に制御しようとする場合、
車両内にエンジン制御用のLAN(Local Area Network)
システムを構成し、このLANシステムを用いてエンジ
ンの点火制御並びに燃料噴射制御を行う。
【0004】この様に多重通信を用いてエンジンの点火
制御を実行しようとする場合を考えると、この様な点火
制御は点火時期と点火コイルへの通電時間制御をするも
のであり、この様な点火時期と点火コイルへの通電時間
を制御するために、電子制御ユニットにおいて演算した
点火時期データと通電時間データの2つのデータを、電
子制御ユニットからなる親局から各気筒に対応する子局
に送信し、その各子局で伝送された2つのデータを処理
して、点火制御が行われるようにしている。
【0005】図5は従来のLANシステムを使用したエ
ンジンの制御装置の例を示しているもので、エンジン制
御用の電子制御ユニット(ECU)11からの点火制御用
と燃料噴射量に相当するインジェクタに対する噴射時間
制御用の信号は、親局通信装置12を介してLANシステ
ムを構成する伝送路13に送出される。また、エンジンの
各気筒(#1〜#4)それぞれに対応して、点火装置14
1 〜144 と燃料噴射装置151 〜154 がそれぞれ設定され
るもので、点火装置141 〜144 それぞれには子局側通信
装置161 〜162 からの制御指令が与えられ、燃料噴射装
置151 〜154 それぞれには子局通信装置171 〜174 から
の制御指令が与えられている。
【0006】そして、これらの子局通信装置161 〜164
および171 〜174 それぞれには、伝送路13を介して親局
通信装置12からの点火制御用および燃料噴射制御用の制
御データが伝達される。この場合、親局通信装置12から
伝送路13に送り出される信号は、点火制御用と燃料噴射
制御用にそれぞれ設定され、その通信フレームも点火制
御用と燃料噴射制御用に各々対応して設定される。
【0007】この様なエンジンの制御装置において、子
局通信装置161 〜164 それぞれに対しては、親局通信装
置12から各対応気筒に対する点火制御データが送信さ
れ、通信装置161 〜164 それぞれにおいては受信した点
火制御データを処理して、各気筒の点火装置141 〜144
をそれぞれ直接点火制御する。この様な点火制御を行う
に際して、特に点火時期制御は時間的に誤差が少なく且
つ誤動作のない高精度の制御が要求される。このため、
通信フォーマットが必然的に複雑となり、通信フレーム
長が長くなる。また、この様な複雑なフォーマットを処
理するために、通信装置12、141 〜144 内の通信制御回
路も複雑とされ、回路規模が必然的に大きくなる。
【0008】また、点火制御と燃料噴射制御をそれぞれ
別個の通信フレームを用いて行うようにすると、伝送路
上の通信量が増大するようになって、より高速の通信速
度が要求される。さらに点火制御と燃料噴射制御のそれ
ぞれに対応して通信装置が設けられるようになっている
ものであるため、搭載上に制約を受ける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、特に精度の高い点火時期制
御が確実な信頼性の下に行われるようにするものであ
り、また燃料噴射制御を含む通信フレームが充分に単純
化して構成されて伝送路上の通信効率が向上され、さら
に通信装置の制御回路の単純化が可能とされるようにし
た、特に車両に搭載して有利とされるエンジン制御用の
データ通信装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジン
制御用のデータ通信装置は、車両内に設定されるLAN
システムにおいて、車両に搭載されるエンジンの各気筒
に対応して点火手段および燃料噴射手段が設定され、且
つ前記エンジンの気筒それぞれに対応して通信手段が設
定されるもので、前記エンジンの点火制御データと共に
燃料噴射データは、前記各気筒の通信手段それぞれとL
ANシステムを構成する伝送路を介して接続される電子
制御ユニットで演算出力される。そして、この電子制御
ユニットから、前記各気筒にそれぞれ対応する通信手段
それぞれに対して、当該気筒の点火時期に対応するタイ
ミングで、当該気筒の点火制御データ並びに燃料噴射デ
ータからなる通信フレームが送信されるようにしてい
る。
【0011】ここで、前記電子制御ユニットからは、前
記各気筒それぞれに対応する通信手段それぞれに対し
て、該当する気筒に対応する点火制御データ並びに燃料
噴射データを送信するもので、その受信完了時点に点火
時期が設定されるタイミングとされるように前記通信フ
レームが送信されるようにしている。
【0012】
【作用】この様に構成されるエンジン制御用のデータ通
信装置にあっては、電子制御ユニットから各気筒の通信
手段に送られる点火制御データには、点火時期制御用の
データが含まれていない。そして、各気筒の通信手段に
おいては、電子制御ユニットから送られてくる点火制御
データを含む通信フレームの受信完了時を、該当気筒の
点火時期と判断するもので、点火制御データの受信完了
タイミングで各気筒の点火時期が設定制御される。した
がって、伝送されるデータに対して点火時期データが含
まれていないものであり、したがってこのための通信フ
レーム長は充分に短くされて、且つ簡単なものとされ
る。すなわち、点火時期の制御は電子制御ユニットにお
いて直接的に行われ、容易にその精度が保たれるもの
で、エンジンの電子的な制御の信頼性が確保される。こ
の場合、送信される通信フレームの単純化と共にLAN
システムの簡易化が達せられて、車両に対する搭載性も
効果的に改善される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はエンジン制御装置を構成するネットワ
ークを示しているもので、エンジン21は第1ないし第4
の気筒(#1〜#4)を備えて構成され、その各気筒そ
れぞれに対応して、それぞれイグナイタ、点火コイル、
点火プラグ等からなる点火装置221 〜224 が設定され、
さらに燃料噴射装置231 〜234 が設定されている。そし
て、これらの各気筒それぞれに対応して子局とされる通
信装置241 〜244 が設定され、例えば通信装置241 の受
信した点火制御データおよび燃料噴射データに基づい
て、その気筒の点火装置221 および燃料噴射装置231 が
制御されるようにする。
【0014】この様なエンジン21に対して、エンジン制
御用の電子制御ユニット(ECU)25が設定される。こ
のエンジン制御用ユニット25には、図では省略したがエ
ンジン21の作動状態を検出する吸気量信号、回転数信
号、排気ガスからの酸素濃度検出信号、さらにアクセル
ペダルの踏み込み量に対応するスロットルバルブ開度信
号等の検出信号が供給され、この電子制御ユニット25に
おいてエンジン21の運転状況に適合した点火時期や燃料
噴射量等の制御データが算出される。
【0015】そして、このエンジン制御用ECU25で演
算された点火並びに燃料噴射制御データは、親局通信装
置26を介して所定の通信データフレームの形態で、非衝
突型のLANシステムを構成する伝送路27に送出され
る。この伝送路27は、エンジン21の各気筒それぞれに対
応して設定される子局通信装置241 〜244 に接続されて
いる。
【0016】図2は1つの点火装置22を取り出して示し
ているもので、点火コイル31の1次巻線311 はスイッチ
ングトランジスタで構成されるイグナイタ32を介して接
地され、入力される点火信号によってこのトランジスタ
が導通されて、点火コイル31の1次巻線311 に電流が流
される。点火コイル31の2次巻線312 は、点火プラグ33
に接続されるもので、点火信号に対応して1次巻線311
に流れる電流に基づき2次巻線312 に誘起される高電圧
によって、点火プラグ13が動作される。
【0017】ここで、エンジン21の#1の気筒に点火す
る場合を例にして説明すると、各センサ類からの信号に
基づいて、エンジン制御ユニット25はこの気筒に対する
点火時期や点火装置221 に対する通電時間ΔTA(デー
タA)を演算する。そして、このエンジン制御用ユニッ
ト25は、通信装置26に対してこの演算したデータAを#
1気筒の点火時期に合わせて送信するように指令信号を
出力する。この送信指令を受けた通信装置(親局)26
は、図3で示すように#1のIDを持っている通信フレ
ームに対してデータAを付けて伝送路27上に送出する。
【0018】この様に所定の通信フレームが伝送路27に
送出されると、#1の気筒の通信装置241 はこの通信フ
レームのIDを識別してこの通信フレームを受信する。
そして、その受信完了の時点において点火装置241 に対
する点火信号をオンの状態とし、この点火信号はデータ
Aの通電時間(ΔTA)の経過後にオフされ、この点火
信号に基づいて#1気筒の点火装置241 の点火プラグが
点火される。
【0019】この様な点火制御に際して、通信装置26か
ら信号を送信した後の点火プラグが点火するまでの時間
(ΔTD)は、非破壊型LANによって伝送されるもの
であるために一定であり、エンジン制御ユニット25はこ
の時間ΔTD分を考慮して早めに信号を送信する。
【0020】次にこの#1気筒において燃料を噴射する
場合、エンジン制御ユニット25において点火時期と共に
燃料の噴射時期や噴射時間(噴射量)を演算する。ここ
で、演算された燃料の噴射時期と点火時間との時間差を
ΔTB(データB)とすると共に、噴射時間をΔTC
(データC)とする。そして、このデータBおよびCは
データAの点火制御データと共に、点火時期に合わせて
親局通信装置26から伝送路27に送出され、#1気筒の子
局である通信装置241 が、この#1気筒を示すIDを持
つフレームのデータA、B、Cを受信する。そして、こ
の通信装置241 は点火装置221 および燃料噴射装置231
に制御信号を送る。
【0021】子局通信装置241 にあっては、親局通信装
置26からのデータA〜Cを含む通信フレームの受信を完
了した後、図3で示されるように燃料の噴射時期と点火
時期との時間差ΔTB分経過して後に噴射信号をオンす
る。そして、データCで設定された噴射時間ΔTCの時
間の経過後に噴射信号をオフする。この様にして、エン
ジン21の#1の気筒においては、#1のIDを持ってい
る1つの通信フレームによって、点火と燃料噴射を共に
制御するようになる。
【0022】エンジン制御ユニット25においては、この
様に#1の気筒の制御を行ったならば、次に#3の気筒
の通信装置243 に気筒#3用の点火制御や燃料噴射制御
用データ(データA、B、C)を送信して、この気筒の
点火並びに燃料噴射制御を実行する。それ以降は、#4
の気筒および#2の気筒の制御が順次行われ、エンジン
21の制御が継続される。
【0023】このエンジン制御用のデータ通信装置にあ
っては、点火時期の制御をエンジン制御ユニット25が、
直接に点火時期に合わせて所定の通信フレームを送信す
ることにより実行される。したがって、送信される通信
フレームのフォーマットに点火時期制御のためのデータ
を組み込む必要がない。このため、通信フォーマット自
身の構成が簡素化され、通信フレーム長も短くすること
ができる。
【0024】したがって、通信制御回路を含む通信装置
241 〜244 、26においては、複雑な点火時期制御のデー
タを処理する必要がなく、したがって回路規模の小型化
が可能とされるものであり、通信装置の小型化を容易に
する。そして、1つの通信フォーマットによって、点火
制御と共に燃料噴射制御が実行できるので、伝送路27上
の通信量が効果的に減少され、LANシステムの通信速
度を低くすることが可能とされる。さらに、1つの通信
装置によって点火制御と共に燃料噴射制御が可能である
ので、車両に搭載する通信装置の数の減少が可能であ
る。
【0025】ここで、点火制御と燃料噴射制御がそれぞ
れ別個の通信系統によって構成されると、もし通信系統
に故障が生じたような場合にあって、点火せずに燃料の
み噴射する可能性があり、エンジンに支障が生ずる虞が
ある。しかし、実施例で示した装置にあっては、点火制
御と燃料噴射制御とは常に同時に機能される。したがっ
て、点火制御機能が停止されるような状況にあっては、
燃料噴射制御機能も同時に停止される。よって、フェイ
ルセーフ機能をも満たすようになる。
【0026】なお、ΔTA、ΔTB、ΔTCをそれぞれ
示すデータA、B、Cについては、それぞれ各気筒に対
応する子局に予め基準値を設定しておき、その補正値の
みを伝送路27を介して送信することができ、また親局お
よび各子局が共通コードを持ってコード化することがで
きるようにすれば、通信フレームの簡素化がさらに行わ
れて、データフレーム長の短縮も効果的に図れる。
【0027】上記実施例にあっては、電子制御ユニット
25に対して1つの通信装置26を設定し、エンジン21の各
気筒(#1〜#4)の通信装置241 〜244 に1本の伝送
路27によって、電子制御ユニット25からの出力データを
送信するようにしている。しかし、図4で示すように#
1〜#4の気筒を例えば2グループに分け、その各グル
ープに対応して親局側の通信装置261 および262 を設定
する。そして、通信装置261 から第1のグループの通信
装置241 および242 に、第1の伝送路271 を介して通信
を行い、通信装置262 から第2のグループの通信装置24
3 および244 に第2の伝送路272 を介して通信を行わせ
るように構成することもできる。
【0028】この様に構成すれば、LANシステムを構
成する伝送路の1つの故障が生じたような場合、その他
の正常な伝送路を介して、この伝送路に対応する気筒の
点火制御並びに燃料噴射制御が実行できるものであるた
め、エンジンストールを効果的に避けることができて、
フェイルセーフ機能が設定される。
【0029】エンジン21の各気筒の通信装置241 〜244
それぞれから、該当する気筒の点火装置221 〜224 およ
び燃料噴射装置231 〜234 それぞれに対する接続構造
は、図1で示した実施例では#1の気筒の通信装置241
から、#1気筒の点火装置221および燃料噴射装置231
に接続されるようにしているが、これを1つの気筒に対
して1つの点火コイルを独立して備えるようにしたもの
ではなく、エンジンのサイクル位相が、クランクアング
ルで360°異なる2つの気筒毎にイグナイタ付きの点
火コイルを備え、それらの2気筒の通信装置の点火信号
線を点火コイルに接続するだけで、点火制御することも
できる。
【0030】また4気筒エンジンの場合、1つの気筒に
1つの燃料噴射装置を独立して設定する独立噴射ではな
く、例えば#1と#3の2つの気筒で1つの燃料噴射装
置を設定し、気筒#1と#3の通信装置241 および243
での燃料噴射の信号線を、この燃料噴射装置に接続して
燃料噴射制御し、同様に#2および#4の気筒において
共通に設定される燃料噴射装置に、これら気筒の通信装
置242 および244 からの信号線を接続するようにした、
2グループ噴射を実行させることもできる。さらに、1
つのエンジンに1つの燃料噴射装置を設定し、全ての気
筒に対応する通信装置241 〜244 の燃料噴射制御の信号
線をこの1つの燃料噴射装置に接続することにより、毎
回転毎の噴射を行わせることもできるものであり、これ
らを適宜組み合わせ構成することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係るエンジン制
御用のデータ通信装置によれば、エンジン制御用の電子
制御ユニットにおいて、演算データの送信タイミングを
点火時期に合わせて設定することにより、通信フォーマ
ットの構成を簡略化することができ、そのフレーム長を
短くできる。特に点火時期制御のデータ処理をなくする
ことができるものであるため、通信装置の規模の小型化
並びに簡素化が可能とされ、伝送路上での通信量も減少
される。そして、特に車両に搭載する通信装置を減少で
きるものであり、エンジン制御において特に重要な点火
時期の制御が高精度に充分な信頼性の下に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るエンジン制御用のデ
ータ通信装置を説明する構成図。
【図2】上記実施例に使用される点火装置を説明する
図。
【図3】上記実施例の制御動作を説明する信号波形図。
【図4】この発明の他の実施例を説明する構成図。
【図5】従来の装置を説明する構成図。
【符号の説明】
21…エンジン、221 〜224 …点火装置、231 〜234 …燃
料噴射装置、 241 〜244 、26通信装置、25…エンジン
制御ユニット、27、271 、272 …伝送路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 380 F02D 45/00 380 F02P 3/05 F02P 3/05 Z 5/15 H04L 12/40 Z H04L 12/40 F02P 5/15 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 B60R 16/02 F02D 41/36 F02D 45/00 F02P 3/05 F02P 5/15 H04L 12/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に設定されるLANシステムにお
    いて、 前記車両に搭載されるエンジンの各気筒に対応して設定
    される点火手段および燃料噴射手段と、 前記点火手段並びに燃料噴射手段に制御指令を与える、
    前記エンジンの気筒それぞれに対応して設定される子局
    通信手段と、 前記エンジンの点火時期を含む点火制御データと共に燃
    料噴射データを算出し、前記各気筒の通信手段それぞれ
    と前記LANシステムを構成する伝送路を介して接続さ
    れる親局通信手段を含む電子制御ユニットとを具備し、 この電子制御ユニットの親局通信手段から、前記各気筒
    にそれぞれ対応する子局通信手段それぞれに対して、当
    該気筒の点火時期に対応するタイミングで、当該気筒の
    点火制御データ並びに燃料噴射データで構成される通信
    フレームが送信されるようにしたことを特徴とするエン
    ジン制御用のデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記電子制御ユニットからは、前記各気
    筒それぞれに対応する子局通信手段それぞれに対して、
    該当する気筒に対応する点火制御データおよび燃料噴射
    データを含む通信フレームを送信するもので、この通信
    フレームの受信完了時点が点火時期に対応するタイミン
    グとされるように前記通信フレームが送信されるように
    した請求項1記載のエンジン制御用のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記点火制御データは点火コイルに対す
    る通電時間を含み構成されると共に、前記燃料噴射デー
    タは燃料噴射時期並びに燃料噴射量に対応した燃料噴射
    時間データによって構成される請求項1記載のエンジン
    制御用のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 車両内に設定されるLANシステムにお
    いて、 前記車両に搭載されるエンジンの各気筒にそれぞれ対応
    する点火時期、さらに点火制御のため通電時間を含む点
    火制御データと、燃料噴射量を算出する電子制御ユニッ
    トと、 この電子制御ユニットからの出力データが供給され、前
    記点火制御データと共に、燃料噴射時期および燃料噴射
    量を含む燃料噴射データとで構成した1つの通信フレー
    ムを、前記LANシステムを構成する伝送路に送出する
    親局通信手段と、 前記エンジンの各気筒それぞれに対応して設定される点
    火手段および燃料噴射手段と、 この点火手段および燃料噴射手段に対応して前記各気筒
    毎に設定され、前記伝送路を介して前記親局から送信さ
    れる通信フレームを受信する、複数の子局をそれぞれ構
    成する、親局通信手段と同一構成の子局通信手段とを具
    備し、 この各子局は、それぞれ該当する気筒に対する通信フレ
    ームの受信完了した時点で、前記該当する気筒の点火手
    段に点火指令を送り、続いて前記燃料噴射手段で、燃料
    噴射データに基づく時間範囲で燃料が噴射制御されるよ
    うにしたエンジン制御用のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記エンジンの各気筒それぞれに対応し
    て設定される通信手段は複数組みに分割設定され、その
    各分割域にそれぞれ対応してそれぞれ電子制御ユニット
    からの伝送路が設定されるようにした請求項1もしくは
    4のいずれかのエンジン制御用のデータ通信装置。
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