JP3348385B2 - 基準平面設定装置 - Google Patents

基準平面設定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測量等に用いられる基
準平面設定装置に関し、更に詳細には、筺体に、発光手
段と、前記発光手段の発光する光を一の直線と直交する
平面に平行な照射光として照射する照射手段と、前記一
の直線を回転軸線として該回転軸線の回りに前記照射光
を回転させる回転手段とを保持させて成る基準平面設定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、基準平面設定装置又はレーザ
ープレーナと呼ばれる装置は、レーザービームを照射し
ながら回転させ一定の平面を定める測量装置である。例
えば、回転軸線が鉛直となる様に整準しておけば、レー
ザービームの照射方向が回転軸線と直交する平面に平行
となるので、回転手段の作動によりレーザービームは一
の水平面内で回転することとなり、該一の水平面を水平
基準平面として用いることができる。この様な一の水平
基準平面を見いだしたいときは、以前は、水準儀を用い
ていたが、その場合にはポールを持って測定点間を移動
する作業者と、水準儀からポールを視準する測定者の2
人の測量作業従事者を必要としていた。
【0003】それに対し、レーザープレーナを使用する
場合には、1人の測定者で測量を行うことができる。具
体的に説明すると、先ず測定範囲内の基準となる場所に
レーザプレーナ本体を置き、次いで作業者が墨付け作業
を行いたい壁や柱等の近くに立ち、又は、測定者が受光
器やポール等の測標を測定点に配置する。そして、作業
者は壁やポール等に可視レーザービームが入射してでき
る輝点を観察して基準平面設定作業を行ったり、測定者
は非可視レーザービームを測標に備えた受光器で受光し
て測定値を読み取る等の測量作業を行う。
【0004】この様に、1人の測定者で基準平面設定作
業を行うことができるので水準儀に比して便利であり、
又人件費の面からもコスト的に有利である。
【0005】建築構造物内等で壁、柱等に平面的に水平
基準平面を設定したり、床、天井、柱等に垂直基準平面
を設定したりすることに用いられるが、一人の測定者で
簡易迅速に作業を行うことができるため、その他の基準
平面設定作業にも広く用いられている。
【0006】しかしながら、従来のレーザープレーナは
現場で作業を行う際、水平基準平面と垂直基準平面とを
連続して設定しずらい等種々の問題点を有しており、そ
の改善が望まれていた。特に、近年は大型構造物の建
築、内装作業にもレーザープレーナを使用したいという
要求が強くなったが、その場合には水平基準平面設定作
業と垂直基準平面設定作業を連続して能率よく行う必要
があり、従来のレーザープレーナ装置はその形状に起因
する制約からも、現場での取扱い上、次の様な不便があ
った。
【0007】即ち、水平基準平面を設定した後、垂直基
準平面を設定する場合には、レーザープレーナを倒して
横置きとしなければならないが、レーザープレーナは原
理上回転軸を有するため、従来のレーザープレーナ装置
の外形は円筒型が多く、そのまま横置きとしても安定さ
せることができなかった。この様な従来形のレーザプレ
ーナを用いて垂直基準平面の設定作業を行うためには、
レーザプレーナ本体をねじ等で取付器具に取り付けて安
定させ、取付器具と一緒に支持器具に固定しなければな
らなかった。従って、垂直基準平面設定作業に際して
は、必ず取付器具と支持器具とを必要とし、不便であっ
た。しかも、水平基準平面を設定する際に整準しても、
支持器具に取り付けて横置きとした場合には、再度整準
しなければならず、2度の整準作業を必要として作業能
率が低かった。又、取付器具を取り付けるためには支持
器具の形状が大きくなり、そのため全体の形状が大きく
なって取扱いが不便であった。この様な支持器具は、特
にレーザプレーナを梁等に取付けたい場合等、高所でレ
ーザプレーナを使用したいときに必要となる。図10に
示す支持器具は、その様な場合に用いられる従来のもの
の一例である。bは取付器具であるL字ブラケットであ
り、I字ブラケットdに、長手方向に平行に滑動自在に
取り付けられている。該L字ブラケットbはI字ブラケ
ットd中の所望の位置において、ブラケット間締結ねじ
fで固定できる。I字ブラケットdはクランプねじgで
梁等に固定してL字ブラケットを一定姿勢に保持する。
【0008】aは従来のレーザープレーナであり、L字
ブラケットbに本体取付ねじcで固定して、該L字ブラ
ケットbをI字ブラケットdの適当な位置に固定して、
回転ヘッドhの回転軸線が鉛直となる様に整準する。整
準後はブラケット間締結ねじfを一旦ゆるめ、所望の高
さに水平基準平面が設定できる様に微調整を行って再度
ブラケット間締結ねじfを締めて水平基準平面設定作業
を行う。
【0009】水平基準平面設定作業終了後はレーザープ
レーナaをL字ブラケットbから取り外して横倒しにし
て側面に設けられた図示していないねじ穴で再度本体取
付ねじcを用いてL字ブラケットに固定し、回転ヘッド
hの回転軸線が水準面と平行になる様に回転ヘッドの整
準をし、垂直基準平面設定作業を行って基準平面設定作
業を終了する。
【0010】この様に、従来のレーザープレーナで支持
器具を用いて基準平面設定作業を行うためには、取付器
具であるL字ブラケットが必要であり、そのため支持器
具全体の形状が大きくなり、又重量も増して取扱い上不
便であった。又、整準作業を2度行わなければならない
等、作業能率も低かった。
【0011】更に、従来のレーザープレーナは回転ヘッ
ドや整準ねじに防塵防水装置が設けられておらず、又、
支持器具に取り付けるためのねじ穴が筺体内部に貫通し
ている場合もある等、塵埃が浮遊していたり、雨露に曝
されることもある建築工事現場の作業に用いる場合に
は、慎重に取り扱わないと筺体内部の装置が故障する
等、不利不便も多く、改善が望まれていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不利不便に鑑みて創作されたもので、その目的は簡易
迅速に水平基準平面と垂直基準平面を設定することので
きる基準平面設定装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は筺体を備え、該筺体に、発光手段と、前記発光
手段の発光する光を一の直線と直交する平面に平行な照
射光として照射する照射手段と、前記一の直線を回転軸
線として該回転軸線の回りに前記照射光を回転させる回
転手段と、前記回転軸線の鉛直方向からの傾き又は水平
方向からの傾きのいずれか一方又は両方を検出して表示
する検出手段と、前記傾きを調節する調節手段とを保持
させて成る基準平面設定装置において、前記筺体は互い
に交差しその交角が直角になる様に形成されている2つ
の取付基準面を備えていることを特徴とする。
【0014】
【作用】筺体に2つの取付基準面が設けられており、い
ずれの基準面も床等に直置きすることができるので、取
付器具を必要としないで、水平基準平面及び垂直基準平
面設定作業を行うことができる。
【0015】更に、筺体に設けられた2つの取付基準面
を互いに直角になる様に形成すれば、一方の取付基準面
を支持体に着座させ、検出手段と調節手段を用いて整準
して鉛直又は水平のうちの一方の基準平面の設定作業を
行うことで、他方の基準平面の設定作業を行う際には他
方の取付基準面を支持体に着座させれば再度整準作業を
行わないでも、他方の基準平面の設定作業が行える。
【0016】
【実施例】図1及び図2を参照して、1は基準平面設定
装置の本体を構成する筺体であり、該筺体1の上面に回
転ヘッド2を配置し、該回転ヘッド2に固定した回転軸
3を、筺体1内に収納した保持ユニット4に軸支させ、
該保持ユニット4の外側部にステー5を介して取付けた
モータ6を回転軸3に設けたプーリ7にベルト8を介し
て連結し、該モータ6により回転ヘッド2を回転駆動し
得る様にした。
【0017】保持ユニット4の下端には発光手段91
設けられており、該発光手段91からの光を、回転軸3
に形成した導光路10と、回転ヘッド2内の後記詳述す
る光学系と、回転ヘッド2の外周面に設けた照射孔12
1とから成る照射手段により、回転ヘッド2の回転軸線
11に直交する面に平行な照射光として外部に照射させ
ると共に、モータ6及び回転ヘッド2から成る回転手段
により照射光を回転軸線11回りに回転させる様にし
た。
【0018】前記保持ユニット4は、その上端部で玉継
手13を介して筺体1に首振自在に支持されており、図
3(a)に示す如く、筺体1の隣り合う2側面に、回転軸
線11の傾きを調節する調節手段であるX軸方向の整準
ねじ14xとY軸方向の整準ねじ14yとを夫々螺挿
し、保持ユニットを筺体1内に設けたスプリング15の
付勢力により両整準ねじに当接させ、両整準ねじにより
保持ユニット4の姿勢を制御して回転軸線11のX軸方
向とY軸方向の傾きを調節し得る様にした。保持ユニッ
ト4には回転軸線11の傾きを検出して表示する検出表
示手段である気泡管が、X軸方向とY軸方向及びZ軸方
向に取付けられており、筺体1に形成した各窓61x、
61y、61zを通して各気泡管を観察し得る様にし
た。水平基準平面の設定に際しては、X軸方向の気泡管
59xとY軸方向の気泡管59yを見ながらX軸方向の
整準ねじ14xとY軸方向の整準ねじ14yとを調整
し、回転軸線11が鉛直になる様に整準作業を行う。
【0019】尚、図3(a)に示す実施例では、各整準ね
じ14x、14yを保持ユニット4に直接当接させる様
にしたが、図3(b)に示す如く、各整準ねじを保持ユニ
ット4に形成した各突起21x、21yに各クランクレ
バー22x、22yを介して当接させる様にしても良
く、これによれば各クランクレバーの支点23x、23
yに対する各突起と各整準ねじとの距離の比を小さく設
定して、より精密な調整を行うことができる。
【0020】回転ヘッド2内には図4及び図5に示す様
な光学系が設けられている。該光学系は、発光手段91
から回転軸3内の導光路10を介して回転ヘッド2に導
入されるレーザービーム等の光線31が入射する第1ビ
ームスプリッタ41とその側部に設けられた2つの三角
プリズムから成る第2ビームスプリッタ42とを備えて
いる。第1ビームスプリッタ41で、入射光線31の一
部を垂直ビーム32として透過させ、残りの部分を反射
して第2ビームスプリッタ42に入射させる。第2ビー
ムスプリッタ42は、入射光の一部を透過させて回転ヘ
ッド2の周囲一側に形成した第1照射孔121から第1
照射光341として外部に照射し、又、残りの部分を反
射させて回転ヘッド2の周囲他側に形成した第2照射孔
122から第2照射光342として外部に照射する。ここ
で、第1と第2の両ビームスプリッタは第1と第2の両
照射光341、342が回転軸線に直交する同一平面に含
まれる様に配置されているため、回転軸線11が上記の
如く鉛直になる様に整準されれば、両照射光は同一水平
基準平面に沿って照射されることとなる。
【0021】そして、回転ヘッド2の回転で両照射光3
1、342も同一平面上で回転するため、照射光が1つ
である従来技術に比し、同一測定点に入射する照射光の
単位時間当りの光量が増すので、測定距離が長くなって
も受光器で照射光を感度良く検出でき、又、両照射光を
可視光とした場合の輝点の視認性も向上する。
【0022】尚、上記実施例では2つの照射光を照射す
る様にしたが、図6に示す様に第3ビームスプリッタ4
3を設けて、回転ヘッド2に設けられた3個の照射孔1
1、122、123から3つの照射光341、342、3
3を照射する様にしてもよい。又、ビームスプリッタ
の個数を更に増して照射光の数を4以上にすることも勿
論可能である。
【0023】又、図7に示す如く、回転ヘッド2に複数
の発光手段91、92、93を設け、これら複数の発光手
段からの複数の照射光341、342、343を照射する
ことも可能であり、この場合、複数の照射光のうちの一
部の照射光を可視光とすれば、受光器で照射光を検出す
る際に可視光が作る輝点を観察しながら受光器の位置調
整を行い得るので、現場作業において特に有利である。
【0024】本実施例では、前記した筺体1は略立方体
又は略直方体に形成されており、該筺体1の底面である
基準下面51と、筺体1の4つの側面のうちの整準ねじ
14x、14yを設けていない1つの側面である基準側
面52とに、図2に示す如く筺体側固定手段である固定
用のねじ穴541、542を形成し、基準下面51と基準
側面52とを図8に示す支持体55に固定される取付基
準面とする。この場合、前記基準下面51と前記基準側
面52とは、該両面の成す交角θが直角となる様に精密
に加工される。この様な前記筺体1を保持、固定するの
に最適な支持器具を図8に示す。図8を参照して、71
は支持器具70の本体となる固定板であって、保持手段
72によって梁等に取り付けられ、一定姿勢に保持され
る。固定板側面73は平滑に加工されており、本体取付
ねじ74と長穴75とから成る支持器具側固定手段を備
えている。
【0025】前記固定板側面73に、筺体1を、基準下
面51又は基準側面52を向けて着座させ、固定板側面
73の反対側から挿入され長穴76から突出した本体固
定ねじ74でねじ止めして固定する。
【0026】又、固定板側面73の幅が筺体1の基準下
面51と基準側面52の幅と等しくなる様に固定板側面
73の長手方向の二辺に沿って凸部77を設けておけ
ば、筺体1を固定板側面73に沿って平行移動させ易
い。以上の様に、本支持器具を用いれば、図10で示す
支持器具と異なり、取付器具であるL字ブラケットを用
いる必要はなく、又、1本の本体取付ネジを用いるだけ
で簡便に作業ができる。
【0027】なお、支持器具側固定手段は、本体取付ね
じ74と長穴75とから成るものに限らず、例えば、筺
体1の基準下面51及び基準側面52と、固定板側面7
3の、いずれか一方が磁性を帯びたものであり、他方が
これに吸着されるものであってもよい。
【0028】この様な支持器具70を使用した基準平面
設定作業の方法を図面を用いて具体的に説明する。図9
(a)では、支持器具70の固定板側面73と鉛直面58
とは角度φをなしている。前記固定板側面73に基準側
面52を着座させて筺体1を固定し、回転軸線11が鉛
直となる様に整準ねじ14x、14yを用いて整準し、
水平基準平面設定作業を行う。整準後は回転軸線11と
固定板平面73とはφの角度を成し、又、回転軸線11
は鉛直面58と平行になることとなる。
【0029】支持器具70をそのままにして、図9(b)
に示す如く、固定板平面73に基準下面51を向けて着
座させ筺体1を固定すれば、鉛直であった回転軸線11
が90度傾けられるので、該回転軸線11はφの大きさ
とは無関係に、鉛直面58と直交する。従って、照射光
341、342等により定められていた水平基準平面は、
φの大きさに関係なく90度傾けられて鉛直基準平面と
なるので、再度整準をする必要がなく、直ちに垂直基準
平面設定作業を行うことができる。
【0030】なお、図1で示す如く、x軸、y軸、z軸
の傾きを検出できる様に、気泡管を59x、59y、5
9zの3つ設ければ、基準下面51と基準側面52の、
いずれの面を固定板平面73に着座させた場合にも整準
作業が行うことができる。従って、上記した手順とは逆
に、図9(b)の状態で整準した後に図9(a)の状態にす
る等、水平と鉛直との、基準平面の設定順序にかかわら
ず一の整準作業によって2つの基準平面の設定作業が行
えるので、能率的に作業を進めることができる。
【0031】更に本実施例では、筺体1は防塵防水構造
としてある。これを詳述するに、筺体1には筺体側固定
手段であるねじ穴541、542が設けられており、図8
に示す支持器具やエレベーターブラケットや三脚等の他
の支持器具にねじ止めして固定することができるが、該
ねじ孔は筺体内部に貫通しない様に袋孔になっている。
又、回転軸3と筺体1との間にはダストシール等の軸受
けシールド601が設けられており、整準ねじ14x、
14yと筺体1との間では整準ねじシールド602が設
けられている。この様な整準ねじシールド602の一例
としては、整準ねじのねじ部とつまみとの間にねじを切
らないストレート部を設け、Oリングを介して該ストレ
ート部と、筺体に取り付けられたOリング保持部とが摺
動自在に取り付けられているものが挙げられる。更に、
図1で示される窓61x、61y、61zにはガラス等
がはめ込まれ、防塵妨水構造となっている。
【0032】この様に、筺体1の内部が外部から遮断さ
れているので、塵埃、水滴等は筺体内部に侵入しないの
で故障が少なくなり、塵埃等の浮遊する作業現場で本発
明を手軽に取り扱うことができるので、作業能率が向上
する。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、支持器具
がなくても床等に直置きして水平基準平面と垂直基準平
面の設定作業が行える。
【0034】請求項2、請求項3の発明によれば、一の
整準作業により、水平基準平面と垂直基準平面の設定を
行うことができるので、能率的に作業を進めることがで
きる。
【0035】又、請求項4の発明によれば、筺体1は外
部から遮断されているので、塵埃、水滴等は筺体内部に
侵入せず、故障が少なくなる。又、塵埃等の浮遊する作
業現場でも本発明を手軽に取り扱うことができるので、
作業能率が向上する。
【0036】更に、請求項5の発明によれば、支持器具
の構造が簡単になり、且つ、取付作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例
【図2】 その断面図
【図3】 (a)その平面図 (b)他の実施例の平面図
【図4】 照射光が2つの場合の光学系の配置例を示す
側面図
【図5】 その平面図
【図6】 照射光が3つの場合の光学系の配置例を示す
平面図
【図7】 光学系の他の配置例を示す平面図
【図8】 支持器具の斜視図
【図9】 (a)(b) 支持器具の傾きと回転軸線の傾き
を示す図
【図10】 従来の支持器具の斜視図
【符号の説明】
1 筺体 2 回転ヘッド 3 回転軸
4 保持ユニット 6 モーター 91、92、93 発光手段 11 回転軸線 14x、14y 整準ねじ
15 スプリング 341 第1照射光 342 第2照射光 34
3 第3照射光 41 第1ビームスプリッタ 42 第2ビームス
プリッタ 43 第3ビームスプリッタ 51 基準下面 52 基準側面 541、542 ねじ穴 55 支持器具 59x、59y、59z 気泡管 601 軸受けシールド 602 整準ねじシールド 61x、61y、61z 窓 70 支持器具 71 固定板 72 保
持手段 73 固定板側面 74 本体取付ねじ 76
長穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−118615(JP,U) 実用新案登録2582433(JP,Y2) 特表 平5−503783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 15/00 103 G01C 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体を備え、該筺体に、発光手段と、前
    記発光手段の発光する光を一の直線と直交する平面に平
    行な照射光として照射する照射手段と、前記一の直線を
    回転軸線として該回転軸線の回りに前記照射光を回転さ
    せる回転手段と、前記回転軸線の鉛直方向からの傾き又
    は水平方向からの傾きのいずれか一方又は両方を検出し
    て表示する検出手段と、前記傾きを調節する調節手段と
    を保持させて成る基準平面設定装置において、 前記筺体は互いに交差する2つの取付基準面を備えてい
    ることを特徴とする基準平面設定装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの取付基準面の交角は直角であ
    ることを特徴とする請求項1記載の基準平面設定装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの取付基準面は、筺体を支持す
    る支持器具に固定する筺体側固定手段を各々備えている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の基準平面
    設定装置。
  4. 【請求項4】 前記筺体が防塵防水構造となっているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の基準平面設
    定装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一の側面に前記筺体の前記取
    付基準面を着座させる固定板と、前記筺体を前記固定板
    に固定する固定手段であって前記固定板に設けられた支
    持器具側固定手段と、該固定板を保持して静止させる保
    持手段とを備えた支持器具を有し、 前記筺体を前記一の側面に沿って固定板の長手方向に滑
    動自在とし、前記筺体を所望の位置で固定板に固定する
    ことができる様に前記支持器具側固定手段を構成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の基準平面設定装置。
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