JP3348019B2 - パルス波増幅装置 - Google Patents
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Description
の電力増幅に好適な、パルス波信号に変換して増幅する
パルス波増幅装置に関するものである。
号処理方法として、デルタシグマ変調が用いられてきて
おり、上記デルタシグマ変調は、特に、高レベルにある
電力を高効率で処理できるという利点を有している。従
来の高効率電力増幅器を目的としたデルタシグマ変調を
用いたパルス波増幅装置の信号処理方法は、例えば特開
平5−63457号公報に開示されている。
パルス波増幅装置の信号処理方法について説明する。図
5は、上記従来のパルス波増幅装置のブロック図を示す
ものである。上記パルス波増幅装置では、図5に示すよ
うに、アナログ信号用の入力端子23、差分積分器2
4、1ビット量子化器25、遅延器26、パルス増幅器
28、ローパスフィルター31、および出力端子32
が、この順のシリーズにて、互いに接続されて設けられ
ている。
器26にクロックを供給するクロック発振器27が設け
られ、さらに、パルス増幅器28の出力信号の一部を、
差分積分器24の入力部に帰還させる帰還回路33とが
設けられている。
上側、下側つまりパルス波信号の正側、負側をそれぞれ
増幅するためのFET(Field Effect Transistor)等の
スイッチング素子29、30をそれぞれ有している。ま
た、パルス増幅器28には、各スイッチング素子29、
30に対し、それぞれ正、負の二電源V+、V−がそれ
ぞれ供給されている。
について以下にその動作について説明する。入力端子2
3に、音響信号(オーディオ信号)が入力されると、音
響信号とパルス増幅器28の出力信号とにより差分積分
器24にて、二信号間の差分値を積分し、差分積分信号
を出力する。差分積分信号は、1ビット量子化器25に
入力され、1ビット量子化器25により、パルス密度変
調信号(PDM信号、PulseDensity Modulation信号)
である1ビットデジタル信号に変換される。
力され、クロック発振器27から供給されるクロックの
繰り返し周期に応じた時間分、遅延される。遅延処理さ
れたデジタル信号は、二値信号であり、パルス増幅器2
8により電力増幅される際、供給される電源電圧V+、
V−のレベルに基づいて、正側、負側のそれぞれのスイ
ッチング素子29、30にてスイッチングされて電力増
幅された出力信号として出力される。
部は、帰還回路33を介して、差分積分器24に入力さ
れる。また、パルス増幅器28の出力信号の他の部分
は、コイル、コンデンサー等からなるローパスフィルタ
ー31に入力され、かつ、積分されることによりパルス
波信号である出力信号をアナログ信号に変換して出力端
子32から出力される。
る信号が無信号つまりゼロの場合は、1ビット量子化器
25からの出力は、図3の無信号区間で示しているよう
に「1」と「0」が、交互に均等に、つまりパルス波信
号の密度が均等に発生している。
号と1ビット量子化された信号波形について説明する
と、1ビット量子化信号は、正の信号区間「1」のパル
スが多く、負の信号区間は「0」のパルスが多い。そし
て、無信号時は、「1」と「0」が交互に均等に発生し
ていることを示している。また、ここでの「0」は負電
圧V−に対応し、「1」は正電圧V+に対応しており、
「1」と「0」が交互に均等に発生していることは結果
的に出力が0になっていることである。
ィルター31を通過させることにより、入力されたアナ
ログ信号に対応した、増幅されたアナログ信号が再生さ
れて出力される。
では、パルス増幅器28への供給電圧は、出力端子32
から取り出せる最大出力レベルが設定されれば、設定さ
れた最大出力レベルを確保するために、それに見合った
正、負の電源電圧を供給しなければならない。ここで、
供給される正側および負側の電圧値は通常、まったく互
いに同一の電圧値ではなく、多少なりとも正側、負側の
それぞれに供給される電圧値には、互いの間にて差が生
じているのが一般的である。このことにより、パルス波
増幅装置の出力信号には、音響信号が入力されていない
状態で、すなわち無信号であるにもかかわらず、オフセ
ットが生じてしまうという問題を有していた〔図4
(a)参照〕。
側のパルス波信号を増幅するスイッチング素子29と、
負側のパルス波信号を増幅するスイッチング素子30の
それぞれのオン抵抗値も互いに同一値となることはあり
えず、一般的に無視できない若干の差を有している。そ
して、それぞれのスイッチング素子29、30自体での
オン抵抗で生じるドレイン−ソース間の残り電圧が必然
的に異なってしまい、その結果、パルス波増幅装置の出
力信号にオフセットが生じるという問題点も有していた
〔図4(b)参照〕。
チング周波数が高いことにより、パルス増幅器28を構
成している正側のスイッチング素子29、負側のスイッ
チング素子30の各入力容量自体が無視できなくなって
くる。そして、それぞれのスイッチング素子29、30
の各入力容量は前記のオン抵抗と同様に同一値になるこ
とはありえずいくらかの差が生じており、スイッチング
出力波形の上側パルス波形(正側パルス波形)と下側パ
ルス波形(負側パルス波形)とが互いに同一にならな
い。また、スイッチングスピードの差も生じており、各
スイッチング素子29、30間で貫通電流が流れなくす
るとさらに正側と負側のパルス波形に差が生じてしまう
ことになり、前記問題点と同様に、出力信号にオフセッ
トが生じるという不都合を有していた〔図4(c)参
照〕。
器28中の正側のスイッチング素子29、負側のスイッ
チング素子30等が設置されている周囲温度の変化によ
って、それぞれのスイッチング素子29、30の特性が
変化し、すなわち前記オン抵抗、入力容量等の特性が変
化することによって、出力信号にオフセットが生じると
いう不具合も有していた。
ットが生じた場合でも、デジタル処理の段階では上記D
Cオフセットのレベルは問題とならないため、一般的に
は無視できるレベルとして処理されてきた。しかしなが
ら、デジタル信号よりアナログ信号に変換され、負荷で
あるスピーカーに信号を供給する場合には、上記オフセ
ットが生じている場合、デジタル処理では問題ないレベ
ルであっても、アナログでの音響信号再生の場合は問題
となる。つまり、上記オフセットは負荷であるスピーカ
ーにオフセットを与えることになる。そして、音響信号
が入力されていない状態では、本来、中立位置であるこ
とが好ましいが、スピーカー自体が中立位置からのオフ
セット(変位)を生じることになる。
音楽信号などの音響信号が入力されると、スピーカー自
体が上記オフセットの影響により正常な動作を行えなく
なり、歪み等が増加することになる。そして、本来、ス
ピーカーは入力信号を忠実に再生することが要求されて
いるのに対し、オフセットの影響により、スピーカーか
らの再生音を歪ませてしまうという問題を生じている。
置内の帰還回路33と、図6に示したアナログ増幅回路
の帰還回路35とは目的、内容が異なっており、一義的
に扱えない。すなわち、アナログ増幅回路の帰還信号と
入力信号は同種のアナログ信号である一方、パルス波増
幅装置内の帰還信号はパルス波信号で、入力信号はアナ
ログ信号であることにより、パルス波増幅装置の出力信
号のオフセットをこの帰還ループで補正することはでき
ない。このことにより、パルス波増幅装置の場合は前述
したように、パルス増幅器28へそれぞれ印加する正、
負電圧のアンバランス、パルス増幅器28内のスイッチ
ング素子29、30のオン抵抗や入力容量のバラツキ等
による影響を受けやすく、そのオフセットを前記帰還回
路33で除去できないために、パルス波増幅装置の出力
信号にオフセットが残存するという問題を生じていた。
パルス波増幅装置は、以上の課題を解決するために、オ
ーディオ信号をPDM信号波形もしくはPMW信号波形
等の第一のパルス波信号に変換するパルス波信号生成手
段と、第一のパルス波信号の正側パルス部を増幅する第
一増幅手段と、第一のパルス波信号の負側パルス部を増
幅する第二増幅手段と、第一のパルス波信号を増幅して
第二のパルス波を出力するために、第一増幅手段に第一
電圧を可変可能に供給する第一電圧供給手段、および第
二増幅手段に第二電圧を可変可能に供給する第二電圧供
給手段と、第二のパルス波信号のオフセット量を検出す
るオフセット検出手段と、上記オフセット量に対応して
第一電圧供給手段および第二電圧供給手段を制御する電
圧制御手段とを有することを特徴としている。
タル処理手法では問題とならないオフセットがアナログ
処理では問題となるため、第一増幅手段および第二増幅
手段であるパルス増幅手段の出力信号に生じたオフセッ
ト量をオフセット検出手段により検出し、そのオフセッ
ト量に基づいて電圧値が可変可能な、第一電圧供給手段
および第二電圧供給手段からの第一電圧および第二電圧
によって、オフセットを調整することができる。
一電圧供給手段、第二増幅器に対し第二電圧供給手段を
対応させたことにより、第一電圧供給手段および第二電
圧供給手段から供給される第一電圧および第二電圧のバ
ラツキ、第一電圧供給手段および第二電圧供給手段並び
に第一増幅器および第二増幅器の経時変化等によって生
じるオフセットを補正することができる。
は、請求項1記載の構成に加えて、オフセット検出手段
は、第二のパルス波信号におけるオフセット量を直流
(DC)成分により検出するものであることを特徴とし
ている。
セット検出手段において、オフセット量をDC成分によ
り検出することにより、オフセットを補正することがで
きる。また、上記構成では、従来のように、オフセット
の検知を、電源電圧の電圧差と、増幅のための各増幅器
の内部で消費する電圧とを検知して、それらに基づいて
オフセット量を検知する従来の手法と、上記構成でのD
C成分にてオフセット量を検出する手法とを比較して、
オフセット検出手段の構成を簡素化できると共に、検出
値も従来と比べて複数でなく、処理も簡素化することが
できる。
は、請求項1記載の構成に加えて、第一電圧供給手段お
よび第二電圧供給手段は、スイッチング電源であること
を特徴としている。
増幅器および第二増幅器に供給する第一電圧および第二
電圧を発生する第一電圧供給手段および第二電圧供給手
段において、リップルの発生を抑制できるスイッチング
電源を用いたことにより、第一電圧および第二電圧に生
じるリップルを小さくできて、該リップルの悪影響によ
るオフセット量を微小とすることができる。
し、第一電圧および第二電圧を供給する第一電圧供給手
段および第二電圧供給手段にリップルがあると、該リッ
プルは、それぞれ第一電圧供給手段および第二電圧供給
手段では、位相、波高値も微妙に異なり、また、電源の
負荷変動によっても、さらに、該リップルにおける、位
相、波高値もそれぞれ微妙に変動することにより、第一
増幅器および第二増幅器からの第二のパルス波信号にお
いてオフセットが該リップルにより生じる。しかしなが
ら、上記構成では、該リップルの発生を抑制できるの
で、オフセット量を微小にできる。
は、前記の課題を解決するために、オーディオ信号を第
一のパルス波信号に変換するパルス波信号生成手段と、
第一のパルス波信号の正側パルス部を増幅する第一増幅
手段と、第一のパルス波信号の負側パルス部を増幅する
第二増幅手段と、第一のパルス波信号を増幅して第二の
パルス波信号を出力するために、第一増幅手段に第一電
圧を可変可能に供給する第一電圧供給手段、および第二
増幅手段に第二電圧を可変可能に供給する第二電圧供給
手段と、第一電圧および第二電圧における、第一増幅器
および第二増幅器からの最大出力を確保するための最低
電圧値を記憶する記憶手段と、第二のパルス波信号のオ
フセット量を検出するオフセット検出手段と、記憶手段
に記憶した最低電圧値と、上記オフセット量とに基づ
き、第一電圧および第二電圧の制御によって第二のパル
ス波信号のオフセットを調整する電圧制御手段とを有し
ていることを特徴としている。
電圧値を記憶する記憶手段を設けたことにより、電圧制
御手段によって、第一電圧供給手段および第二電圧供給
手段からの第一電圧および第二電圧を、上記最低電圧値
を少なくとも確保できるので、記憶された最低電圧値
と、検出された第二のパルス波信号のオフセット量とに
り、電圧制御手段は、最大出力を確保しながら、オフセ
ットを補正することができる。すなわち、上記構成で
は、オフセット調整と、最大出力の確保との双方を、一
括して同時にできる。
は、請求項1ないし4の何れか一つに記載の構成に加え
て、最新の、第一電圧および第二電圧を示す、第一電圧
供給手段および第二電圧供給手段への制御値を格納する
ための格納手段が設けられていることを特徴としてい
る。
オン時の電源供給である第一電圧および第二電圧を、前
回に電源をオンしているときのオフセットを微小化する
ように制御された制御値にて、即時に制御するため、オ
フセットは少なくとも前回と同様のレベルに設定でき
て、オフセット量が微小化された第二のパルス波信号か
ら得られる増幅されたオーディオ信号により駆動される
負荷(スピーカー)に与える、オフセットに起因する悪
影響を抑制することができる。
は、請求項1記載のパルス波増幅装置において、オフセ
ット検出手段は、第二のパルス波信号のレベルを調整す
るレベル調整手段と、該レベルに調整された第二のパル
ス波信号をデジタル化してデジタル信号を出力するアナ
ログ−デジタル変換手段(以下、A/D変換手段と略
す)と、該デジタル信号により、直流(DC)成分をオ
フセット量として検出して出力するデジタルフィルター
手段とを有していることを特徴としている。
のパルス波信号のオフセット量を検出するために、ま
ず、第二のパルス波信号を、A/D変換手段に入力可能
なレベルとなるようにレベル調整手段によりレベルを調
整し、続いて、レベル調整された第二のパルス波信号を
A/D変換手段に入力する。A/D変換手段に入力され
た第二のパルス波信号は、デジタル化されてデジタル信
号となる。デジタル信号からは、デジタルフィルター手
段によってDC成分が抽出される。
波信号をデジタル化することにより、コイル、コンデン
サー、抵抗で構成されるアナログ式のローパスフィルタ
ーを用いることを省ける。また、該アナログ式のローパ
スフィルターを用いる場合、そのカットオフ周波数を低
くする必要性から、構成している各素子を容量的に大き
な、つまり大型なものを使用せざるを得ない。
化された第二のパルス波信号により、ソフトウェアにて
ローパスフィルターを構成するデジタルフィルター手段
を用いるので、アナログ式のローパスフィルターを用い
るのに比較して、大型な構成部品点数や装着スペース等
を低減できると共に、コスト的にも有利にできる。
は、請求項1ないし6の何れか一つに記載の構成に加え
て、オフセット量の変化発生時間の間隔に基づいて、オ
フセット調整を実行するか否かを制御する判断手段を備
えていることを特徴としている。
成分の多い音楽信号や音声信号により、見掛け上のオフ
セットが発生することがあるが、そのような見掛け上の
オフセットによるオフセットの変化発生時間の間隔が短
いことから、判断手段により、見掛け上のオフセット
と、本来のオフセットとを判別できて、低域成分の多い
音楽信号や音声信号によるオフセット調整の誤動作を抑
制することができる。
波増幅装置に係る実施の形態1について図1に基づき説
明すれば、以下の通りである。本発明は、アナログ信号
であるオーディオ信号を、PDM信号やPWM信号とい
ったパルス波信号に変換してパルス増幅回路により電力
増幅し、電力増幅されたパルス波信号を電力増幅された
アナログ信号に復元して出力するパルス波増幅装置であ
って、上記パルス増幅回路からの出力信号のオフセット
を補正により抑制できる補正回路を含むパルス波増幅装
置(パルス変換式アナログ増幅装置)である。
示すブロック図である。上記パルス波増幅装置では、図
1に示すように、入力端子1と、その入力端子1に入力
された音響信号(オーディオ信号)と、後述するパルス
増幅回路4からの帰還信号とを入力として、これら二信
号の差分値を積分した差分積分信号を出力する差分積分
回路2とが設けられている。
積分信号を、零レベルとして設定されている基準電圧値
(アース電位またはシャーシー電位)に対し、例えば正
側を「1」、負側を「0」とするパルス波であるデジタ
ル信号(第一のパルス波信号)に変換する1ビット量子
化回路(パルス波信号生成手段)3と、1ビット量子化
回路3よりのデジタル信号を電力増幅して出力信号(第
二のパルス波信号)として出力するパルス増幅回路4と
が設けられている。
る正側の信号(正側のパルス波信号)を、供給される電
源電圧V+(第一電圧)に基づき、スイッチングにより
増幅する第一増幅器(第一増幅手段)5と、デジタル信
号における負側の信号(負側のパルス波信号)を、供給
される電源電圧V−(第二電圧)に基づき、スイッチン
グにより増幅する第二増幅器(第二増幅手段)6とを備
えている。
述する可変電源回路16内に設けられた、第一電源部
(第一電圧供給手段)17からの電源電圧V+と、第二
電源部(第二電圧供給手段)18からの電源電圧V−と
がそれぞれ供給されている。第一増幅器5および第二増
幅器6は、FET(Field Effect Transitor)等の高速
スイッチングが可能なスイッチング素子にて構成されて
いる。
ス増幅回路4の出力信号から高域部の不要な出力成分を
除去すると共に、上記出力信号から変換して電力増幅さ
れたアナログ信号であるスピーカー駆動信号を出力する
ためのローパスフィルターA7と、ローパスフィルター
A7からの出力としてのスピーカー駆動信号を外部に接
続するための出力端子8とが設けられている。ローパス
フィルターA7は、スピーカー駆動信号を出力するため
のものであるから、最大出力に基づいてフィルター構成
部品のそれぞれは電力定格の大きなものが設定されてい
る。
ス増幅回路4からの出力信号の一部を差分積分回路2に
対し加算器2aを介して負帰還せしめるための帰還回路
9が設けられている。
回路4の出力信号を用いていることにより、該帰還信号
を規定の信号レベルに設定する機能も有している。すな
わち、帰還回路9は、加算器2aに入力する信号レベル
を、入力された音響信号レベルと略同レベルにする必要
があるので、パルス増幅回路4での増幅分が例えば四倍
であれば、パルス増幅回路4からの出力信号を帰還回路
9で四分の一にして加算器2aへの帰還信号として設定
する機能を有している。
ス増幅回路4からの出力信号から直流(DC)成分を抽
出するための、ローパスフィルターB10が、後述する
ADコンバータ12に入力するための信号レベルを適正
レベルに調整するためのレベル調整機能も含むように設
けられている。ローパスフィルターB10に入力される
信号は、ローパスフィルターA7に入力される信号と異
なり、電力レベルの信号ではないが、上記目的のため、
ローパスフィルターB10の構成部品は、抵抗、コイル
およびコンデンサーである。
路16と、記憶回路(記憶手段、格納手段)15と、可
変電源回路16および記憶回路15を制御する制御回路
11とが設けられている。制御回路11は、後述するA
Dコンバータ12、検出部(オフセット検出手段)13
および制御部(電圧制御手段)14を有している。
ーB10からの出力信号をデジタル化するものである。
検出部13は、ADコンバータ12からのデジタル信号
により、前記基準電圧値に対するDCレベルをオフセッ
ト量として検出するものである。制御部14は、検出部
13で検出したDCレベルに基づいて、パルス増幅回路
4に供給する各電源電圧V+,V−を、それぞれ制御す
るものである。
ベルに基づいて、各電源電圧V+,V−について、それ
ぞれ制御するための最新の制御値を、記憶回路5に対し
更新しながら記憶させる。記憶回路5は、例えば不揮発
メモリーで構成されている。可変電源回路16は、制御
回路11内の制御部14よりの指令に基づきパルス増幅
回路4に供給するための第一電源部17から出力される
電源電圧V+、および第二電源部18から出力される電
源電圧V−を作成するものである。
+は、パルス増幅回路4内の正側の第一増幅器5に供給
される電圧値であり、第二電源部18からの電源電圧V
−は、パルス増幅回路4内の負側の第二増幅器6に供給
される電圧値である。上記電源電圧V+および電源電圧
V−は、出力端子8より外部に供給される最大出力を確
保できるように設定された最低電圧値から可変される電
圧値である。
係るパルス波増幅装置における、パルス増幅回路4から
の出力信号のオフセット補正機能について、以下、その
動作について説明する。
分積分回路2は、帰還回路9を介したパルス増幅回路4
の出力信号と上記音響信号とにより、差分積分回路2で
両信号間の差分値を積分し、差分積分信号を出力する。
差分積分信号は、1ビット量子化回路3により変換され
てデジタル信号(第一のパルス波信号)となる。上記デ
ジタル信号は、その正側、負側が、パルス増幅回路4内
の第一増幅器5および第二増幅器6によりそれぞれ電力
増幅される。つまり、図3に示す「1」の信号(正側の
信号)は第一増幅器5にて、「0」の信号(負側の信
号)は第二増幅器6にて、それぞれ増幅される。
出力(第二のパルス波信号)は、その一部が帰還回路9
を介して差分積分回路2に入力される。また、パルス増
幅回路4の出力信号は、コイル、コンデンサーからなる
ローパスフィルターA7に入力され、不要な信号成分、
例えば可聴帯域外の高域成分等が除去されて出力端子8
から出力される。ここまでは従来の動作とほとんど同一
である。
オフセット電圧を補正するための手法について説明す
る。該パルス増幅回路4からの出力信号からDC成分を
抽出するためにローパスフィルターB10を通過させ、
DC成分を抽出する。
11内のADコンバータ12に入力される。アナログ信
号であるDC成分はデジタルデータに変換される。この
ように変換されたデジタルデータについては、検出部1
3によって、零レベルより正、負のどちらに、かつ、ど
れだけの量にてオフセット電圧(オフセット量)が生じ
ているかをデジタル値として検出される。
ルス増幅回路4に供給する第一電源部17から出力され
る電源電圧V+、および、第二電源部18から出力され
る電源電圧V−を、それぞれ制御するための制御信号を
可変電源回路16に出力する一方、この制御信号に基づ
く制御値を以前に記憶された制御値に代えて記憶回路5
に対し更新して記憶させる。
回路4に供給する、電源電圧V+、および、電源電圧V
−について、出力端子8より出力される最大出力に基づ
いて、この最大出力を達成するための最低電圧値が記憶
されている。この最低電圧値は、パルス増幅回路4のオ
フセットを補正した後でも最大出力を確保するためには
必要な電圧値である。
ト量が算出され、この算出値に基づいて制御部14は、
制御値を設定し、該制御値に基づいて可変電源回路16
内の第一電源部17および第二電源部18より出力する
電源電圧V+、および、電源電圧V−を設定する。
および、電源電圧V−が記憶回路5に記憶されている最
低電圧値を満たしているか否かを判断する。制御部14
は、出力される電源電圧V+、および、電源電圧V−が
最低電圧値を満たしている場合には、該電源電圧V+、
および、電源電圧V−を採用し、また、該電源電圧V+
および電源電圧V−を出力させるための制御値を記憶回
路5に記憶する。
V+および電源電圧V−の少なくとも何れか一方が最低
電圧値を満たしていない場合には、電源電圧V+および
電源電圧V−の下回っている方を最低電圧値まで補正す
る。そして、補正した分、オフセットを生じることにな
るため、該補正分により電源電圧V+および電源電圧V
−の他方も補正するよう制御部14にて制御値を再設定
し、その再設定された制御値を記憶回路5に記憶する。
再投入されるとき、パルス増幅回路4に供給される電源
電圧V+および電源電圧V−を設定する際に、上記記憶
回路5に記憶された該制御値が用いられる。つまり、電
源を再投入したときには、制御部14は、前回の電源投
入時(オン時)において、オフセット量を微小化でき
た、制御値を記憶回路5から呼び出し、その制御値に基
づいて可変電源回路16を制御する。これにより、電源
を再投入するとき、前回用いたときの補正された制御値
にて電源電圧V+および電源電圧V−がそれぞれ設定さ
れることにより、パルス増幅回路4の出力信号のオフセ
ットを微小となるように抑制できる。
源回路16としては、第一電源部17から出力される電
源電圧V+、第二電源部18から出力される電源電圧V
−については、共にリップルを殆ど含まない直流電源で
あることが好ましい。つまり、パルス増幅回路4にそれ
ぞれ供給される電源電圧V+、電源電圧V−にリップル
が含まれていると、それらは互いに同一ではなく、すな
わち電源電圧V+、電源電圧V−の各整流回路の構成に
より、位相、波高値も微妙に相違することによってオフ
セットが生じることがある。また、該位相、波高値は、
電源の負荷の状態によっても、その都度変化している。
該リップルにより、パルス増幅回路4の出力信号のパル
ス波形は正側、負側で波形形状が互いに異なる。さらに
は時系列的にも、上記負荷変動により悪影響も加わり、
オフセットを正確に補正することが困難になる。
れから供給される電源電圧値も制御部14からの制御信
号によりコントロールが可能な、スイッチング電源であ
ることが望ましい。このようなスイッチング電源では、
制御部14からの制御信号に基づいて、内部にて各電源
電圧を制御しているため、各電源電圧に対し別個の制御
回路を設ける必要もなく、システムを構成でき、システ
ム全体としても軽量、小型、高効率なシステムが実現で
きる。
ギュレーターを用いた場合、出力端子8から出力される
最大出力にもよるが、前記スイッチング電源と比較し
て、システムの重量、および形状等が大型化するという
不都合を生じることがある。その上、電源のリップル抑
制のため、整流回路、定電圧回路およびリップルフィル
ター回路等の構成要素も意外と複雑になるという不具合
も生じる。
して、単一電源を用いると音響信号の無信号位置が、供
給される電源電圧の1/2の電圧値が基準となるため、
出力端子8と負荷(スピーカー)との間にはDCカット
が必要となり、構成部品の増加を招来し、コストアップ
が回避できないという問題を生じる。
を正電圧電源とし、第二電源部18を負電圧電源として
供給する正負の二電源とすると出力は零レベルの電位と
なるので、パルス増幅回路4の出力信号に対するDCカ
ット等の処理を省けて、回路構成自体も簡素化できる。
圧として検出するとき、DC成分を抽出するのが目的で
あるローパスフィルターB10のカットオフ周波数は、
音響信号の低域信号や音声信号等により誤動作を防ぐた
め、十分低い値にする必要がある。例えば、上記カット
オフ周波数を、数Hz以下に設定する必要がある。
時、検出されているが、オフセットの変化が短期間に発
生する値に対してはデータとして採用しないように制御
部(判断手段)14にて管理されている。よって、制御
部14では、内蔵のタイマーにより、オフセットの変化
する期間を、常時、計測するようになっている。
の異常がないかぎり生じることはない。すなわち、前記
問題点の項でも述べた、供給される電源電圧の差やパル
ス増幅回路4内の第一増幅器5、第二増幅器6のオン抵
抗、入力容量の差等によるオフセットが発生した場合
は、発生時間の長さが、かなり長くとも、その長さに関
係なくオフセットは発生したままとなる。
はオフセットに影響しないと判断し、よって、オフセッ
トの変化の発生時間(発生間隔)が、例えば0.5se
c以内といった、短期間にて発生するオフセット量の変
化を示す値のデータについては、一過性のものと判断
し、前記データを無視して、そのようなオフセットの変
動に基づくオフセットの調整を回避するように、オフセ
ットの調整を管理するように設定されている。
一例を上げたが、接続するスピーカーの能力等にもよる
ことにより、システム全体で最適値を選択すればよい。
すなわち、スピーカーの耐入力値が大きいものに関して
は、オフセットの発生時間が長くてもスピーカーに対し
ダメージを与える割合が低下するが、耐入力値の小さい
スピーカーに対しては,オフセットの発生時間が長くな
ると、スピーカーにダメージを与えてしまう。このこと
により、スピーカーにおける、例えば耐入力値によって
は、オフセットの発生時間の管理も重要となる。
ルス増幅回路4の出力信号をローパスフィルターB10
に入力して、該出力信号のDC成分を抽出し、制御回路
11内のADコンバータ12でデジタル化し、そのデジ
タル化されたデータから、検出部13によって出力信号
のDCレベルをオフセット量として計測する。
部14より出力し、該制御信号によって可変電源回路1
6からパルス増幅回路4に供給する電源電圧V+および
電源電圧V−を制御する。
路は、パルス増幅回路4への各電源電圧V+,V−、の
バラツキによるオフセット、パルス増幅回路4内の正
側、負側のそれぞれの第一および第二増幅器5、6の各
オン抵抗、入力容量のバラツキによるオフセット、さら
には、第一および第二増幅器5、6の各スイッチング素
子における、環境変化による特性変化から生じるオフセ
ットを、パルス増幅回路4の出力信号に生じた時点で瞬
時に補正することができる。
の制御値は、記憶回路5に記憶され、電源再投入時のオ
フセット電圧を前回の値で設定できるので、電源の再投
入時におけるオフセットの発生を防止でき、駆動するス
ピーカーに対する安全性を向上でき、かつ、駆動される
負荷(スピーカー)においてオフセットによる変位が軽
減できるので、負荷(スピーカー)からの再生音におけ
る歪みの発生を抑制できる。
の形態2に関し、図2に基づいて説明する。図2は、本
実施の形態2のブロック図である。本実施の形態2にお
いては、図2に示した部材番号1ないし8と、部材番号
11ないし18は、実施の形態1と同様の構成であるの
で、それらの説明を省略した。以下においては、本実施
の形態1との相違点を説明する。
は、パルス増幅回路4からの出力信号を制御回路11内
のADコンバータ(A/D変換手段)12において適正
となるレベルにて入力させるためのレベル調整回路(レ
ベル調整手段)19が設けられている。このレベル調整
回路19は、例えば抵抗で構成し、図1に示すローパス
フィルターB10のようにフィルター機能が不要なた
め、コイル、コンデンサーといった構成部品も不要とな
る。さらには、該ローパスフィルターB10のカットオ
フ周波数が低いことにより使用コンデンサー容量および
形状も大きいものが必要であったが、これら大容量のコ
ンデンサーも不要となる。
調整された出力信号はADコンバータ12に入力され、
DC成分を含んだ状態でデジタル信号に変換される。さ
らに、上記パルス波増幅装置では、制御回路11内部の
DSP(Degital Signal Processor)によって構成され
たデジタルローパスフィルター20が、上記デジタル信
号からスピーカー駆動信号に対応する方形波信号が除去
され、かつオフセットに対応するDC成分のみを抽出す
るように設けられている。
出部13に入力される。この検出部13に入力された以
降の処理については前記実施の形態1における記載と同
様であるので、その説明を省略する。
ルローパスフィルター20は、ソフトウエアにてフィル
ターを構成することとなり、ハード的なローパスフィル
ターB10と比べて、フィルター構成部品で大容量のコ
ンデンサー、コイル等が不要となり部品点数、部品装着
スペース、および装着工数などが減少し、コストメリッ
トを発揮できる。
負荷に供給するように電力を扱う必要がなく、小信号レ
ベルの扱いで対応できることにより、デジタルローパス
フィルター20での構成も可能となっている。つまり、
レベル調整回路19によってパルス増幅回路4の出力信
号を小信号レベルに適正化したことにより、1つのIC
(集積回路)で形成される制御回路11内でローパスフ
ィルター機能を備えることになり、実施の形態1でのロ
ーパスフィルターB10内で必要とした大きなスペース
を必要とするコンデンサー等を省けて、省スペース化等
が図れる。
いて言えることであるが、パルス増幅回路4に入力され
る信号に対し、パルス増幅回路4より前段階で発生した
DC成分を含んでいる場合、前記原因で発生したDC成
分と区別無しに、パルス増幅回路4の出力信号において
発生するオフセットに関しても同時に補正することがで
きる。
御の場合について記述したが、二値制御に限定されるこ
とはなく、例えば無信号部分を零電位「0」として扱う
三値制御であっても、上記オフセット補正手法は、二値
制御の正側パルスを三値制御の正側パルス「1」に、二
値制御の負側パルスを三値制御の負側パルス「−1」に
対応させれば同様に適応できる。
ーディオ信号をPDM信号に変換したパルス波信号につ
いて記述したが、PDM信号に代えて、パルス幅変調信
号(PWM信号、Pulse Width Modulation信号)を用い
た場合についても、PWM波信号生成手段が、異なるだ
けであり、基本的には二値制御であるから上記オフセッ
ト補正手法を同様に適用できる。
置は、以上のように、オーディオ信号を第一のパルス波
信号に変換するパルス波信号生成手段と、第一のパルス
波信号の正側パルス部を増幅する第一増幅手段と、第一
のパルス波信号の負側パルス部を増幅する第二増幅手段
と、第一のパルス波信号を増幅して第二のパルス波信号
を出力するために、第一増幅手段に第一電圧を可変可能
に供給する第一電圧供給手段、および第二増幅手段に第
二電圧を可変可能に供給する第二電圧供給手段と、第二
のパルス波信号のオフセット量を検出するオフセット検
出手段と、上記オフセット量に対応して第一電圧供給手
段の第一電圧および第二電圧供給手段の第二電圧を制御
する電圧制御手段とを有する構成である。
段によって検出された、第二のパルス波信号のオフセッ
ト量に基づいて、第一増幅器および第二増幅器にそれぞ
れ供給される第一電圧および第二電圧をそれぞれ制御す
る電圧制御手段により、上記オフセット量を調整でき
る。
調整は、オンの状態において、常時、調整可能となって
おり、環境変化、経時変化等での、増幅のための例えば
スイッチング素子の特性変化により生じるオフセットに
対しても有効に働くので、第二のパルス波信号から復元
されて、増幅されたオーディオ信号における歪みの発生
を抑制できるという効果を奏する。
は、さらに、オフセット検出手段が、第二のパルス波信
号のオフセット量の検出を、DC成分にて検出するもの
である構成である。
することによって、従来のように、供給される電源電圧
の差、第一増幅器、第二増幅器のオン抵抗での消費電圧
の差等を検知する回路構成等に比較し、オフセット検出
手段を構成し易くできるので、簡略化できるという効果
を奏する。
は、さらに、第一電圧供給手段および第二電圧供給手段
は、スイッチング電源である構成である。
がリップルの発生を抑制できるので、第一増幅器および
第二増幅器にそれぞれ供給される第一電圧および第二電
圧において生じるリップルも軽減できて、リップルの影
響による第二のパルス波信号におけるオフセット量を抑
制できる。
よび第二電圧供給手段については、定電圧電源で、か
つ、出力される第一電圧および第二電圧が可変可能であ
る必要があることから、第一電圧供給手段および第二電
圧供給手段が、スイッチング電源であることによって、
他の方式の電源方式に対して、第一電圧供給手段および
第二電圧供給手段から供給される電源電圧の制御を容易
化できる。この結果、上記構成では、オフセット量を抑
制しながら、構成を簡素化できるという効果を奏する。
は、さらに、第一電圧および第二電圧における、第一増
幅器および第二増幅器からの最大出力を確保するための
最低電圧値を記憶する記憶手段と、第二のパルス波信号
のオフセット量を検出するオフセット検出手段とを有
し、電圧制御手段は、記憶手段に記憶した最低電圧値
と、上記オフセット量とに基づき、第一電圧および第二
電圧の制御によって第二のパルス波信号のオフセットを
調整するようになっている構成である。
する記憶手段を設けたことにより、第一電圧供給手段お
よび第二電圧供給手段による、第一増幅器および第二増
幅器から取り出せる最大出力を確保できる。このことか
ら、上記構成では、記憶された最低電圧値と、第二のパ
ルス波信号のオフセット量とにより、最大出力を確保し
ながら、オフセットを補正することができる。言い換え
ると、上記構成では、オフセットを調整したのちに、最
大出力が確保されているか否かのチェックが不要とな
る。
よび電圧制御手段を設けたことにより、増幅されたオー
ディオ信号において、歪みを低減できると共に、最大出
力を確保できて、所定のダイナミックレンジを確保でき
るという効果を奏する。
は、さらに、最新の、第一電圧および第二電圧を示す、
第一電圧供給手段および第二電圧供給手段への制御値を
格納するための格納手段が設けられている構成である。
供給、つまり第一電圧および第二電圧を、前回の電源オ
ンしているときの微小化されたオフセット量となるよう
に制御された制御値にて、即時に制御できる。このた
め、第二のパルス波信号におけるオフセット量を、少な
くとも前回と同様のレベルに設定できることにより、負
荷(スピーカー)に対する悪影響を抑制することが可能
となるという効果を奏する。
は、請求項1記載のパルス波増幅装置において、オフセ
ット検出手段は、第二のパルス波信号のレベルを調整す
るレベル調整手段と、該レベルに調整された第二のパル
ス波信号をデジタル化してデジタル信号を出力するアナ
ログ−デジタル変換手段と、該デジタル信号により、直
流(DC)成分をオフセット量として検出して出力する
デジタルフィルター手段とを有している構成である。
より、第二のパルス波信号をレベル調整することによ
り、レベル調整された第二のパルス波信号を、アナログ
−デジタル変換手段により、デジタル化して上記第二の
パルス波信号に対応したデジタル信号が出力される。該
デジタル信号は、デジタルフィルター手段によって、直
流(DC)成分をオフセット量として検出して、上記直
流成分に基づいて、第一電圧および第二電圧を電圧制御
手段により制御できて、上記オフセット量を抑制でき
る。
を、デジタル化することにより、コイル、コンデンサ
ー、抵抗で構成されるアナログ式のローパスフィルター
を用いることを省くことができる。
ーを用いて直流(DC)成分のみを検出する場合、アナ
ログ式のローパスフィルターのカットオフ周波数を低く
設定必要性から、構成している各素子は用量的に大きな
ものを使用せざるを得ないので、構成の大型化を招来し
ている。
スフィルターを用いる場合と比べて、デジタル化された
デジタル信号により、ソフトウェアによてローパスフィ
ルターを構成するデジタルフィルターを用いたことによ
って、構成部品点数や装着スペース等が省略できる上、
コスト的にも有利となるという効果を奏する。
は、オフセット量の変化発生時間の間隔に基づいて、オ
フセット調整を実行するか否かを制御する判断手段を備
えている構成である。
て、オフセットの調整の誤動作を防止することができ
て、オフセットの調整を安定化できるという効果を奏す
る。
音楽信号や音声信号などがオーディオ信号として入力さ
れた場合、オフセットが見掛け上、発生したようにオフ
セット検出手段にて検出されることがあるが、そのよう
な見掛け上のオフセットの変化は、短期間にて、さらに
変化するものである。
おいて、オフセットの変化が見掛け上のオフセットの変
化か否かをオフセット量の変化発生時間の間隔に基づき
判別して、見掛け上のオフセットの変化のときにはオフ
セット調整の実行をしないようにできることから、オフ
セットの調整の誤動作を防止することができて、オフセ
ットの調整を安定化できる。
1を示すブロック図である。
2を示すブロック図である。
と、それに対応した1ビット量子化信号とを説明する説
明図であって、(a)はアナログ信号を、(b)は1ビ
ット量子化信号を示す。
波信号の出力波形におけるオフセットの発生を示す波形
図であって、(a)は第一電源部および第二電源部から
の電源電圧V+、V−がアンバランスな時の出力波形を
示す波形図であり、(b)は第一増幅器および第二増幅
器をそれぞれ構成している正側、負側の各スイッチング
素子のオン抵抗にバラツキがある場合の出力波形を示す
波形図であり、(c)は上記各スイッチング素子の入力
容量に相違がある場合の出力波形を示す波形図である。
Claims (7)
- 【請求項1】オーディオ信号を第一のパルス波信号に変
換するパルス波信号生成手段と、 第一のパルス波信号の正側パルス部を増幅する第一増幅
手段と、 第一のパルス波信号の負側パルス部を増幅する第二増幅
手段と、 第一のパルス波信号を増幅して第二のパルス波信号を出
力するために、第一増幅手段に第一電圧を可変可能に供
給する第一電圧供給手段、および第二増幅手段に第二電
圧を可変可能に供給する第二電圧供給手段と、 第二のパルス波信号のオフセット量を検出するオフセッ
ト検出手段と、 上記オフセット量に対応して第一電圧供給手段の第一電
圧および第二電圧供給手段の第二電圧を制御する電圧制
御手段とを有することを特徴とするパルス波増幅装置。 - 【請求項2】オフセット検出手段は、第二のパルス波信
号におけるオフセット量を直流(DC)成分により検出
するものであることを特徴とする請求項1記載のパルス
波増幅装置。 - 【請求項3】第一電圧供給手段および第二電圧供給手段
は、スイッチング電源であることを特徴とする請求項1
記載のパルス波増幅装置。 - 【請求項4】オーディオ信号を第一のパルス波信号に変
換するパルス波信号生成手段と、 第一のパルス波信号の正側パルス部を増幅する第一増幅
手段と、 第一のパルス波信号の負側パルス部を増幅する第二増幅
手段と、 第一のパルス波信号を増幅して第二のパルス波信号を出
力するために、第一増幅手段に第一電圧を可変可能に供
給する第一電圧供給手段、および第二増幅手段に第二電
圧を可変可能に供給する第二電圧供給手段と、 第一電圧および第二電圧における、第一増幅器および第
二増幅器からの最大出力を確保するための最低電圧値を
記憶する記憶手段と、 第二のパルス波信号のオフセット量を検出するオフセッ
ト検出手段と、 記憶手段に記憶した最低電圧値と、上記オフセット量と
に基づき、第一電圧および第二電圧の制御によって第二
のパルス波信号のオフセットを調整する電圧制御手段と
を有していることを特徴とするパルス波増幅装置。 - 【請求項5】最新の、第一電圧および第二電圧を示す、
第一電圧供給手段および第二電圧供給手段への制御値を
格納するための格納手段が設けられていることを特徴と
する請求項1ないし4の何れか一つに記載のパルス波増
幅装置。 - 【請求項6】オフセット検出手段は、第二のパルス波信
号のレベルを調整するレベル調整手段と、 該レベルに調整された第二のパルス波信号をデジタル化
してデジタル信号を出力するアナログ−デジタル変換手
段と、 該デジタル信号により、直流(DC)成分をオフセット
量として検出して出力するデジタルフィルター手段とを
有していることを特徴とする請求項1記載のパルス波増
幅装置。 - 【請求項7】オフセット量の変化発生時間の間隔に基づ
いて、オフセット調整を実行するか否かを制御する判断
手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし6の
何れか一つに記載のパルス波増幅装置。
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