JP3347666B2 - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルの内部配線は、図4に示
すようにガラス基板7に複数の映像信号配線2と走査信
号配線3をマトリクス状に形成され、このマトリクスの
各交点に画素電極6が形成されている。
【0003】映像信号配線2と走査信号配線3は、柔ら
かく、シート抵抗が0.2Ω/□ぐらいである低抵抗金
属なAlまたは、Alに3%程度のTa(タンタル)、
Ti(チタン)などの高融点金属を含有させたAl系合
金で形成されている。透明導電膜(ITO)で形成され
た画素電極6の一つ一つの液晶セルには、TFTトラン
ジスタによって印加する電圧を制御して画像表示を行っ
ている。1は共通バス配線、4はゲートドライバ、5は
ソースドライバ、8は液晶画面領域を示している。
【0004】このような液晶表示パネルの製造工程で
は、ダストによるパターニング異常や静電気などによる
素子破壊など様々な原因で不良が発生するため、液晶駆
動用LSIに実装する電極の全数に検査用プローブ電極
を接触させて、製造工程で複数回の検査を実施し、製造
を行っている。
【0005】近年、表示品位の向上のため高精細化が進
んでおり、画素数が増加する傾向がある。そのため液晶
駆動用LSIの実装電極間隔は狭くなり、上記で述べた
製造過程で複数回の検査をするための検査用プローブ電
極の接触間隔も狭くなり、映像信号配線や走査信号配線
の一本一本にプローブ電極を接触することは、その作製
費用が非常に高価なものとなり作製期間も長くなる上、
プローブ電極の接触の安定性やプローブ電極の保守など
が大変困難である。
【0006】特に、液晶駆動用LSIドライバを直接に
ガラス基板上に実装するチップオングラス工法を用いた
液晶表示パネルは、電極パッドへの直接のコンタクトは
不可能である。そのため、プローブなどの開発費の抑
制、開発期間の短縮、簡易な信号かつ簡易なプローブで
検査できることが望まれている。
【0007】そこで、簡易検査方法として図4に示した
ように映像信号配線2,走査信号配線3を接続配線10
を介して共通バス配線1に接続し、この共通バス配線1
に検査用電極端子9を形成し、この端子に検査用プロー
ブを立てて検査用信号13を供給して液晶表示パネルの
検査を行い良否の判定を行っている。その後に、液晶画
面領域8より外側の実装されていない部分において切断
部分11をレーザー光で切断することによって液晶表示
パネルの最終形態を得ている。12は共通バス配線1と
配線2,3との接続部を示している。
【0008】このような構成は、共通バス配線と前記信
号配線とのクロス容量や配線抵抗がさほど大きくない小
型液晶表示パネルに用いられている。このように液晶表
示パネルの共通バス配線をレーザー光で切断する工程は
一番最後であり、画像表示検査を行った後で行う特に重
要な部分である。しかし、ここで、不良パネルを出さな
いことがロスコストの削減、生産性向上のため不可欠で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この液晶表示パネルは
低価格化、高精細、狭額縁化が加速し、大型パネルにお
いてもチップオングラス工法が用いられるようになって
きた。しかし、従来の方法で行えば、共通バス配線1と
映像信号配線2あるいは走査信号配線3のクロス容量や
配線抵抗がとても大きくなり、検査用信号波形がなまっ
てしまい、検査ができないし、画面サイズの拡大に伴い
レーザーで切断する部分が多くなりレーザー不良の発生
率が多くなるという問題を有している。
【0010】また、接続配線10は、配線2,3と同じ
AlまたはAl系合金で形成されているので、レーザー
光で切断を実施したときに切断されたAlが飛び散り、
他の配線と隣接ショートすることがある。
【0011】また、Alは非常に腐食しやすいためレー
ザー光で切断した端面から容易に腐食が進行するという
問題がある。また、画面内部の配線2,3にショートが
あった場合は、抵抗が低いため共通バス配線1が直接リ
ークすることにより画面全体の表示異常となり、ショー
トした配線部分を特定することができないという問題も
有している。
【0012】さらに、このAlは抵抗が低いため、液晶
画面領域8より外側で発生したサージ電圧がそのまま液
晶画面領域8内に進入し、絶縁破壊が起こるという問題
も有していた。
【0013】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、配線抵抗と容量アップによる検査用信号波形のな
まりや画面サイズの拡大に伴ったレーザーカットの不良
発生率を低減することができる液晶表示パネル製造方法
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液晶表示
パネルの製造方法は、画面領域内の複数の映像信号配線
または走査信号配線と画面領域外に配設された共通バス
配線とを接続配線を介して接続し、前記共通バス配線を
介して電気検査を行った後に、レーザ光を照射して前記
接続配線を切断する液晶表示パネルの製造方法であっ
て、ガラス基板に前記映像信号配線と前記走査信号配線
と前記共通バス配線と駆動用集積回路の実装部とを形成
し、前記共通バス配線を前記駆動用集積回路の実装部の
入力端子と出力端子との間を通過するようパターニング
し、かつ、前記共通バス配線の隣接する前記駆動用集積
回路の間の部分を共通バス配線のその他の部分より線幅
を太く形成し、その形成した部分を検査用端子として用
いて電気検査を行うことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項1において、映像信号配線または走査信号配
線をAlまたはAl系合金で形成し、接続配線を、Al
またはAl系合金より硬度が高く高融点で高抵抗である
導電体により形成したことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項2において、接続配線を、透明導電膜(IT
O)により形成したことを特徴とする。請求項4記載の
液晶表示パネルの製造方法は、請求項2と請求項3にお
いて、接続配線を、そのシート抵抗が10Ω/□以上に
形成することを特徴とする。
【0017】請求項5記載の液晶表示パネルの製造方法
、請求項1〜請求項4において、ガラス基板の映像信
号配線と走査信号配線と接続配線が形成されている表面
を下側に向けた状態でガラス基板の裏面からレーザー光
を照射して接続配線を切断することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項5において、接続配線を幅が50〜100μ
mのレーザー光で切断することを特徴とする。請求項7
記載の液晶表示パネルの製造方法は、請求項1〜請求項
6において、前記共通バス配線の一部の線幅を、共通バ
ス配線のその他の部分の線幅の5倍〜16倍の線幅とす
ることを特徴とする
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図3に基づいて説明する。なお、従来例を示す図4
と同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明す
る。
【0020】(実施の形態1)図1と図2は(実施の形
態1)を示す。図1は全体を示し、図2は図1の要部a
の拡大図で配線2,3と共通バス電極1との間の接続配
線10を切断部分11で分離する前の前製品を示してい
る。
【0021】この液晶表示パネルは、アクティブ駆動方
式の液晶表示パネルであり、この一対のガラス基板間に
液晶が封入された液晶表示パネルは、一方のガラス基板
の側に設けられた対向電極(図示せず)と、他方のガラ
ス基板の側に設けた複数の走査信号配線3および複数の
映像信号配線2と、複数の走査信号配線3と映像信号配
線2が交差する部分に設けた画素電極6と、映像信号配
線2または走査信号配線3と共通バス配線1とを接続す
る接続配線10とを備えたものである。
【0022】共通バス配線1と映像信号配線2と走査信
号配線3などを液晶が充填される液晶セルの側(表面
側)に形成されているガラス基板7を説明する。映像信
号配線2は、ガラス基板に実装する駆動集積回路16の
出力端子14と接続し、さらにその映像信号配線2は出
力端子14より外側まで形成し、駆動集積回路入力端子
15と駆動集積回路出力端子14の間にある共通バス配
線1はそれぞれが赤(R),緑(G),青(B)の画素
配列をもつ映像信号配線2と直接に接続されている。す
なわち、3本毎に同じ共通バス配線に映像信号配線2を
接続されている。
【0023】それぞれの共通バス配線1は、駆動集積回
路16の実装位置の間の中間部分で線幅が大きい区間1
aが形成されている。その太くした中間部分1aは、駆
動集積回路の入力端子と出力端子の共通バス配線の線幅
より約5倍から約16倍ぐらいの大きさ形成すると抵抗
値は幅に比例して小さくなる。また、これ以上太く形成
すると隣合う配線と隣接ショートを起こす。
【0024】この中間部分1aを検査用電極端子9に用
いれば、複数本のブロックに分割でき、複数本のプロー
ブをたてることによって、画像表示の検査を容易に行う
ことができる。
【0025】また、このままの状態では最終の液晶表示
パネルにはならないので、図1,図2に示す切断部分1
1をレーザー光で切断することで一本一本の映像信号配
線2が分離した最終の液晶表示パネルになる。
【0026】このレーザー光による切断作業はガラス基
板7の表面側または裏面側の何れからでも実施できる。
特に、ガラス基板7の映像信号配線2と走査信号配線3
と接続配線10が形成されている表面を下側に向けた状
態でガラス基板7の裏面からレーザー光を照射して接続
配線10を切断する場合には、レーザー光で切断されて
発生した飛散物が下方に飛び散りガラス基板7の上には
飛び散らないので、飛散物による隣接ショートによる不
良の発生を防止できる。
【0027】なお、上述では映像信号配線2についての
み説明したが、走査信号配線3についても基本的には同
様である。すなわち、上記の液晶表示パネルにおいて、
映像信号配線2と同じ材質で形成された複数の走査信号
配線3は、駆動用集積回路出力端子14に接続しさらに
その外側まで形成し、入力端子15との間に共通バス配
線1を形成する。このときも画像検査終了しパネル工程
完成後レーザー光で切断する部分11を切断することに
よって最終形態の液晶表示パネルが得られる。
【0028】このように共通バス配線1を部分的に太く
することによって配線抵抗を減らすことができ、この太
く形成した部分を検査用端子に用いれば複数本をブロッ
クにして複数本のプローブを立てることによって信号配
線と共通バス配線との容量を削減することができる。よ
って,配線抵抗,クロス容量の削減ができ,検査用信号
波形のなまりがなく確実に検査が可能となり歩留まりの
向上につながる。
【0029】(実施の形態2)図3は(実施の形態2)
の液晶表示パネルを示す。(実施の形態1)では共通バ
ス配線1の途中に複数本のプローブをたてることができ
る太い中間部分1aを設けただけであったが、この(実
施の形態2)では更に、(実施の形態1)の接続配線1
0の抵抗値を高くしている。
【0030】複数の映像信号配線2はガラス基板に実装
する駆動用集積回路16の出力端子14に接続されてい
る。この映像信号配線2は低抵抗金属であるAl、また
は前記Alに3%程度のTa(タンタル)やTi(チタ
ン)などの高融点金属を含有させたAl系合金で形成さ
れている。
【0031】また、駆動用集積回路16の出力端子14
と共通バス配線1とを接続配線10を用いて接続する。
(実施の形態2)における接続配線10は高抵抗値で、
硬度が高く、高融点な導電体材料で形成されている。
【0032】これらの配線は直接に接続することはでき
ないので接続部12aを設けて接続し、映像信号配線2
と同じ材質で形成された共通バス配線1も接続部12a
を通じて接続配線10に接続されている。
【0033】この接続配線10をパネル検査終了後レー
ザー光で切断部分11を切断することによって最終形態
の液晶表示パネルを得ている。この際、幅が50〜10
0μmのレーザー光で接続配線の一番端から反対側の端
まで連続して切断する。
【0034】このようにレーザー光を用いてガラス基板
7の裏面側から接続配線10のみを切断することによっ
て簡単かつ容易に液晶表示パネルを形成することができ
る。この(実施の形態2)によれば、Al系合金より高
抵抗で硬度が高く且つ高融点で良好な耐腐食性を有する
接続配線10にすることで接続配線の高抵抗という特性
を利用して、液晶画面より外側で発生したサージ電圧を
その液晶画面内への侵入を防止して、周りに逃がすとと
もに、画像検査における線欠陥の検出が容易になる。ま
た、レーザー光で切断するときに金属の飛び散りを抑制
することができ、隣接ショートを防ぐことができる。そ
の他の構成効果は(実施の形態1)と同様である。
【0035】接続配線の材料の一つとして硬度が高く、
高抵抗で高融点材料の一つである透明導電膜(ITO)
を用いれば、プロセス上容易に形成でき、コスト削減に
もつながり生産性の向上になる。もし線幅6μmで線の
長さが600μmならば、膜厚1500Åでシート抵抗
が10Ω/□の透明導電膜(ITO)は1KΩの抵抗に
なるけど、膜厚3500Åでシート抵抗が0.1Ω/□
のAlは10Ωの抵抗にしかならない。
【0036】また、AlにTa(タンタル),Ti(チ
タン)などを含有させたAl系合金の場合はシート抵抗
がAlの場合の約1.56倍になるので、抵抗も約2倍
ぐらいにしかならず、高抵抗にはならない。画像検査工
程で線欠陥を見つけるためには、数KΩ必要なので、透
明導電膜(ITO)にすれば、線欠陥などを容易に見つ
けられることが期待できる。
【0037】また、透明導電膜(ITO)を用いれば、
隣接不良率は非常に低いけれど、AlやAl系合金を用
いた場合は約90%以上が隣接ショート不良になってし
まい、もう一度レーザーカットをしないといけない。こ
のことから透明導電膜(ITO)を用いれば生産性の向
上につながるし、画素電極と同じ材料を用いているので
プロセス上容易に形成できる。
【0038】上記の各実施の形態において、同一のガラ
ス基板上に映像信号配線と走査信号配線を形成する薄膜
トランジスタなどを利用したアクティブ駆動方式を用い
ているが、これらの配線を別々に形成する単純マトリク
ス駆動方式においても同様に適用することができる。
【0039】上記の各実施の形態では、ガラス基板7の
辺に沿って配列して実装された複数の駆動用集積回路1
6の隣接する集積回路16の間に、共通バス配線1の中
間部分で線幅が大きい区間1aを形成したが、その線幅
が大きい区間1aの配設位置は、複数の駆動用集積回路
16の列の長手方向の端部に設けて構成することもでき
る。
【0040】上記の各実施の形態では映像信号配線2と
走査信号配線3の何れについても同じように本発明を実
施したが、一方の配線について本発明を実施した場合で
あっても従来の方法に比べて良好な結果が得られる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の液晶表示パネルの製造方
法は、画面領域内の複数の映像信号配線または走査信号
配線と画面領域外に配設された共通バス配線とを接続配
線を介して接続し、前記共通バス配線を介して電気検査
を行った後に、レーザ光を照射して前記接続配線を切断
する液晶表示パネルの製造方法であって、ガラス基板に
前記映像信号配線と前記走査信号配線と前記共通バス
線と駆動用集積回路の実装部とを形成し、前記共通バス
配線を前記駆動用集積回路の実装部の入力端子と出力端
子との間を通過するようパターニングし、かつ、前記共
通バス配線の隣接する前記駆動用集積回路の間の部分
共通バス配線のその他の部分より線幅を太く形成し、そ
の形成した部分を検査用端子として用いて電気検査を行
うので、共通バス配線の配線抵抗を抑えることができる
し、この太くした線幅を検査用端子として活用すれば、
複数のブロックに分割でき、数本の検査用プローブを立
てることが可能となり信号配線と共通バス配線とのクロ
ス容量を減らし検査用信号波形のなまりを抑えることが
でき、検査を確実に行うことができ、歩留まりの向上に
つながる。
【0042】請求項2記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項1において、映像信号配線または走査信号配
線をAlまたはAl系合金で形成し、接続配線を、Al
またはAl系合金より硬度が高く高融点で高抵抗である
導電体により形成するので、静電気による絶縁破壊防
止、検査での線欠陥を確実に判別することができる。
【0043】請求項3記載の液晶表示パネルの製造方法
は請求項2において接続配線を、透明導電膜(ITO)
により形成するので、接続配線をプロセス上容易に形成
できコスト削減につながるとともに、切断面の腐食を従
来に比べて低減できる。
【0044】請求項4記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項2または請求項3において、接続配線を、そ
のシート抵抗が10Ω/□以上に形成するので、静電気
による絶縁破壊防止、検査での線欠陥の判別をより確実
にできる。
【0045】請求項5記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項2〜請求項4において、接続配線をレーザー
光により切断し、さらに接続配線をレーザー光で切断す
る際の金属の飛び散りによる隣接ショート不良を防ぐこ
とができ生産性の向上にもつながる。
【0046】請求項記載の液晶表示パネルの製造方法
は、請求項において、接続配線を幅が50〜100μ
mのレーザー光で切断するので、連続した切断を実施で
き生産性の向上につながる。請求項7記載の液晶表示パ
ネルの製造方法は、共通バス配線の一部の線幅を、共通
バス配線のその他の部分の線幅の5倍〜16倍の線幅と
するので、共通バス配線を配線抵抗を抑えることがで
き、また信号配線と共通バス配線とのクロス容量を減ら
し検査用信号波形のなまりを抑えることができるため検
査を確実に行うことができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)の液晶表示パネルの
前製品の平面図
【図2】同実施の形態の実装端子部分の拡大図
【図3】本発明の(実施の形態2)の実装端子部分の拡
大図
【図4】従来の液晶表示パネルの前製品の平面図
【符号の説明】
1 共通バス配線 1a 共通バス配線の中間部分で線幅が大きい区間 2 映像信号配線 3 走査信号配線 4 ゲートドライバ 5 ソースドライバ 6 画素電極 7 ガラス基板 8 液晶画面領域 9 検査電極端子 10 接続配線 11 レーザー光で切断する部分 12a 接続部 13 検査用信号 14 駆動用集積回路出力端子 15 駆動用集積回路入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−307192(JP,A) 特開 平3−29925(JP,A) 特開 平2−251931(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1345 G02F 1/13 101

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面領域内の複数の映像信号配線または
    走査信号配線と画面領域外に配設された共通バス配線と
    を接続配線を介して接続し、前記共通バス配線を介して
    電気検査を行った後に、レーザ光を照射して前記接続配
    線を切断する液晶表示パネルの製造方法であって、 ガラス基板に前記映像信号配線と前記走査信号配線と前
    記共通バス配線と駆動用集積回路の実装部とを形成し、 前記共通バス配線を前記駆動用集積回路の実装部の入力
    端子と出力端子との間を通過するようパターニングし、
    かつ、前記共通バス配線の隣接する前記駆動用集積回路
    の間の部分を共通バス配線のその他の部分より線幅を太
    く形成し、その形成した部分を検査用端子として用いて
    電気検査を行う液晶表示パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 映像信号配線または走査信号配線をAl
    またはAl系合金で形成し、接続配線を、前記Alまた
    はAl系合金より硬度が高く高融点で高抵抗である導電
    体により形成した請求項1記載の液晶表示パネルの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 接続配線を、透明導電膜(ITO)によ
    り形成した請求項2記載の液晶表示パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 接続配線を、そのシート抵抗が10Ω/
    □以上に形成する請求項2または請求項3記載の液晶表
    示パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 ガラス基板の映像信号配線と走査信号配
    線と接続配線が形成されている表面を下側に向けた状態
    で前記ガラス基板の裏面からレーザー光を照射して前記
    接続配線を切断する請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の液晶表示パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 接続配線を幅が50〜100μmのレー
    ザー光で切断する請求項5記載の液晶表示パネルの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 共通バス配線の一部の線幅を、前記共通
    バス配線のその他の部分の線幅の5倍〜16倍の線幅と
    する請求項1〜請求項6のいずれかに記載の液晶表示パ
    ネルの製造方法。
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