JP3347454B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP3347454B2
JP3347454B2 JP04777994A JP4777994A JP3347454B2 JP 3347454 B2 JP3347454 B2 JP 3347454B2 JP 04777994 A JP04777994 A JP 04777994A JP 4777994 A JP4777994 A JP 4777994A JP 3347454 B2 JP3347454 B2 JP 3347454B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用カメラやビデオカ
メラ、そしてSVカメラ等に好適なズームレンズに関
し、特に負の屈折力のレンズ群が先行する全体として2
つのレンズ群を有し、これら2つのレンズ群のレンズ構
成を適切に設定することによりレンズ系全体の小型化を
図った撮影画角58°〜33°、変倍比2程度のズーム
レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より負の屈折力のレンズ群が先行す
る所謂ネガティブリード型のズームレンズは長いバック
フォーカスが容易に得られ、しかも広画角化が比較的容
易であるため一眼レフカメラ用の標準型のズームレンズ
に多く用いられている。
【0003】例えば特公昭49−29146号公報や特
開昭52−20018号公報、特開昭57−20713
号公報、特開昭59−64811号公報等では、物体側
より順に負の屈折力の第1群と正の屈折力の第2群の2
つのレンズ群を有し、双方のレンズ群間隔を変えて変倍
を行ったズームレンズが提案されている。このうち特開
昭57−20713号公報では、第1群を負レンズと正
レンズの2枚のレンズと1つの非球面を用いることによ
り、標準ズームレンズとして全変倍範囲にわたり高い光
学性能を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にネガティブリー
ド型のズームレンズは広画角化が比較的容易であり、ま
た所定のバックフォーカスが容易に得られるという特長
がある。しかしながら、レンズ系全体を5〜6枚程度の
少ないレンズ枚数で構成し、かつ良好なる光学性能を得
るには、各レンズ群の屈折力配置やレンズ形状等を適切
に設定する必要がある。各レンズ群の屈折力配置やレン
ズ構成が不適切であるとレンズ枚数を増加させても変倍
に伴う収差変動が大きくなり、全変倍範囲にわたり高い
光学性能を得るのが難しくなってくる。
【0005】例えば所定の変倍比を確保しつつレンズ全
長の短縮化を図るために、各レンズ群の屈折力を強める
と広角側での画面周辺部の劣化、即ち収差で言い換える
と像面弯曲、非点隔差、及び歪曲の発生が著しく多くな
ってくる。
【0006】本発明は負の屈折力のレンズ群が先行する
ネガティブリード型の2つのレンズ群より成るズームレ
ンズにおいて、各レンズ群のレンズ構成を適切に設定す
ることにより、全体として6枚という少ないレンズ枚数
で所定のバックフォーカスを有しつつ、撮影画角58°
〜33°、Fナンバー4.3〜5.8、変倍比2程度の
全変倍範囲にわたり高い光学性能を有し、レンズ系全体
の小型化を図ったズームレンズの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のズームレンズ
は、物体側より順に負の屈折力の第1群と正の屈折力の
第2群の2つのレンズ群より成り、双方のレンズ群の空
気間隔を変えて変倍を行うズームレンズにおいて、該第
1群は物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第11
レンズと物体側に凸面を向けたメニスカス状の正の第1
2レンズより成り、該第2群は正の第21レンズ、正の
第22レンズ、負の第23レンズそして像面側に凸面を
向けたメニスカス状の正の第24レンズより成り、該第
24レンズの物体側と像面側のレンズ面の曲率半径を各
々R24a,R24bとしたとき
【0008】
【数5】 なる条件を満足することを特徴としている。
【0009】
【実施例】図1〜図6は各々本発明の数値実施例1〜6
のレンズ断面図である。レンズ断面図において、(A)
は広角端、(B)は中間、(C)は望遠端のズーム位置
を示している。図中、L1は負の屈折力の第1群、L2
は正の屈折力の第2群、SPは絞り、FPはフレアーカ
ット絞り、IPは像面である。矢印は広角端から望遠端
への変倍における各レンズ群の移動軌跡を示しており、
同図では両レンズ群の間隔を変化させながら第1群L1
は像面側へ凸状の軌跡を有しつつ、第2群L2は物体側
へ各々移動している。第1群は変倍に伴う像面変動を補
正しており、第2群は変倍作用を有している。
【0010】本実施例ではフレアーカット絞りFPは変
倍に際して固定にしているが、第2群と一体的に又は独
立に移動させても良い。これによれば収差補正の自由度
を増加させることができる。尚、フォーカスは第1群又
は第2群又は全系を移動させて行っている。
【0011】次に各レンズ群のレンズ構成の特徴につい
て説明する。
【0012】本発明に係る負の屈折力のレンズ群が先行
する2群ズームレンズにおいては、第1群を負の第11
レンズと正の第12レンズの2つのレンズより構成して
いる。このため2群ズームレンズの第1群を負、負そし
て正レンズの3つのレンズより構成した場合に比べて負
の第11レンズの負担が多くなり、広角端での負の歪曲
収差の発生が多くなってくる。
【0013】一般には第11レンズを物体側に凸面を向
けたメニスカス状の負レンズとし、軸外収差、特に広角
側における負の歪曲収差の発生量を少なくしているが、
無理に歪曲収差を良好に補正しようとすると、球面収差
及び倍率色収差等に悪影響を及ぼす。そこで本発明では
第2群の最も像面側の正の第24レンズを条件式(1)
を満足させるようなレンズ形状にして、このときの歪曲
収差を良好に補正している。
【0014】一般に歪曲収差は軸外光束が光軸から離れ
た位置を通過するレンズにおいて多く発生しやすい。本
発明のレンズタイプの場合、第2群の最も像面側の第2
4レンズにおいて軸外光束が最も光軸から離れた位置を
通過する。この第24レンズを条件式(1)を満足する
形状の正レンズとして第1群で補正不足となった歪曲収
差を良好に補正している。条件式(1)の上限値を越え
ると負の歪曲収差が補正不足となり、また下限値を越え
ると球面収差が補正過剰となってくるので良くない。
【0015】本発明では以上のように第1群と第2群の
レンズ構成を適切に設定することにより、変倍比2程度
の広画角を含む簡易な構成のズームレンズを得ている
が、更に全変倍範囲にわたり、かつ画面全体にわたり高
い光学性能を有したズームレンズを得るには、次の項目
のうち少なくとも1つを満足させるのが良い。
【0016】(1−1)前記第i群の焦点距離をfi、
全系の広角端と望遠端の焦点距離を各々fw,fT、前
記第12レンズの物体側と像面側のレンズ面の曲率半径
を各々R12a,R12bとしたとき
【0017】
【数6】 なる条件を満足することである。
【0018】条件式(2)は第1群の屈折力に関し、主
に広角側における歪曲収差を良好に補正するためのもの
である。条件式(2)の上限値を越えると負の歪曲収差
の発生は小さくなるが、前玉径が大型化してくる。また
下限値を越えると負の歪曲収差が増大してくるので良く
ない。
【0019】条件式(3)は第1群と第2群の屈折力の
比に関し、主に前玉レンズ径の小型化を図りつつ、像面
特性を良好に補正するためのものである。条件式(3)
の上限値を越えると広角側において第1群と第2群の間
隔を長くしなければならなくなり、前玉径の大型化や変
倍のための各レンズ群の移動量が増加しレンズ全長が長
くなってくる。また下限値を越えると広角側での像面弯
曲や望遠側での球面収差の補正が困難となる。
【0020】条件式(4)は第12レンズのレンズ形状
(シェイプファクター)に関し、主に球面収差と歪曲収
差をバランス良く補正するためのものである。条件式
(4)の上限値を越えると負の歪曲収差は小さくなる
が、望遠側で正の球面収差が多く発生してくる。また下
限値を越えると負の歪曲収差が多く発生し、これを補正
するのが難しくなってくる。
【0021】(1−2)前記第21レンズと第22レン
ズとの間に絞りを有し、該第21レンズと第22レンズ
との間隔をDL21−22としたとき
【0022】
【数7】 なる条件を満足することである。
【0023】これによりレンズ系全体の小型化を図りつ
つ、全変倍範囲における光学性能を良好に維持してい
る。特に絞りを第21レンズと第22レンズとの間に配
置し、絞りと第22レンズ以降のレンズとの間隔及び望
遠側での第12レンズと第21レンズとの間隔を適切に
し、望遠側での全系の屈折力配置をバランス良く配置す
るようにして、これより良好なる光学性能を得ている。
【0024】条件式(5)はこのときの第21レンズと
第22レンズとの間隔に関し、主に双方のレンズの間に
絞りを配置しつつ、望遠側での像面特性を良好に保つた
めのものである。条件式(5)の上限値を越えると望遠
側で像面特性が補正過剰となり、また下限値を越えると
絞りを配置するのが難しくなってくる。
【0025】(1−3)前記第22レンズの中心厚をD
L22、該第23レンズと第24レンズとの間隔をDL
23−24としたとき
【0026】
【数8】 なる条件を満足することである。
【0027】条件式(6)は第22レンズのレンズ厚に
関し、条件式(6)を外れてレンズ厚が薄くなりすぎて
も、また厚くなりすぎても、レンズ全長を短くしつつ望
遠側における球面収差を良好に補正するのが難しくなっ
てくる。
【0028】条件式(7)は第23レンズと第24レン
ズとの間隔に関し、上限値を越えると広角側において負
の歪曲収差が増大し、また下限値を越えると望遠側で倍
率色収差が多く発生すると共に、広角側での球面収差を
良好に補正するのが難しくなってくる。
【0029】
【0030】(1−4)前記第11レンズの材質のアッ
ベ数をν11、前記第21レンズの材質の屈折率をN21
したとき 50<ν11 ・・・・・・・・(8) 1.6<N21 ・・・・・・・・(9) なる条件を満足することである。
【0031】条件式(8)は第11レンズの材質のアッ
ベ数を適切に設定し、変倍に伴う軸上及び倍率色収差を
良好に補正するためのものであり、条件式(8)を外れ
るとこれらの色収差を良好に補正するのが難しくなって
くる。
【0032】条件式(9)は第21レンズの材質の屈折
率を適切に設定し、主に変倍範囲中の像面弯曲を良好に
補正するためのものである。条件式(9)を外れるとペ
ッツバール和が大きくなり、中間から望遠端への変倍範
囲において像面弯曲が増大すると共に望遠側での非点隔
差が大きくなってくるので良くない。
【0033】(1−5)前述の条件式(1)〜(9)の
数値範囲を次の如く設定すれば、全変倍範囲にわたり高
い光学性能が容易に得られる。
【0034】
【数9】 52<ν11 1.65<N21 (1−6)更に、前述の条件式(1)〜(9)の数値範
囲を次の如く設定すれば、全変倍範囲にわたり高い光学
性能が容易に得られる。
【0035】
【数10】 53.5<ν11 1.66<N21 次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例においてR
iは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、D
iは物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Ni
とνiは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラス
の屈折率とアッベ数である。
【0036】又、前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表−1に示す。 (数値実施例1) F= 39.33〜73.34 FNO= 1:4.32〜5.88 2ω= 57.6°〜32.9° R 1= 116.40 D 1= 1.50 N 1=1.638539 ν 1= 55.4 R 2= 19.42 D 2= 6.63 R 3= 21.34 D 3= 2.20 N 2=1.740769 ν 2= 27.8 R 4= 27.44 D 4=可変 R 5= 28.72 D 5= 2.35 N 3=1.719995 ν 3= 50.3 R 6= -144.60 D 6= 1.85 R 7= 絞り D 7= 3.27 R 8= 26.03 D 8= 2.69 N 4=1.622992 ν 4= 58.1 R 9= -400.64 D 9= 0.50 R10= -41.11 D10= 2.88 N 5=1.805181 ν 5= 25.4 R11= 22.80 D11= 3.69 R12= -65.52 D12= 1.65 N 6=1.761821 ν 6= 26.5 R13= -23.40 D13=可変 R14= ∞(フレアーカット 絞り)
【0037】
【表1】 (数値実施例2) F= 39.33〜73.34 FNO= 1:4.32〜5.88 2ω= 57.6°〜32.9° R 1= 140.29 D 1= 1.50 N 1=1.622992 ν 1= 58.1 R 2= 19.35 D 2= 6.31 R 3= 21.43 D 3= 2.20 N 2=1.761819 ν 2= 26.6 R 4= 27.74 D 4=可変 R 5= 27.90 D 5= 2.35 N 3=1.712995 ν 3= 53.8 R 6= -131.57 D 6= 1.85 R 7= 絞り D 7= 2.74 R 8= 24.97 D 8= 2.43 N 4=1.622992 ν 4= 58.1 R 9=-70659.34 D 9= 0.51 R10= -44.71 D10= 2.89 N 5=1.805181 ν 5= 25.4 R11= 21.74 D11= 4.01 R12= -66.78 D12= 1.65 N 6=1.784718 ν 6= 25.7 R13= -24.32 D13=可変 R14= ∞(フレアーカット 絞り)
【0038】
【表2】 (数値実施例3) F= 39.33〜73.34 FNO= 1:4.32〜5.88 2ω= 57.6°〜32.9° R 1= 147.18 D 1= 1.50 N 1=1.603112 ν 1= 60.7 R 2= 19.43 D 2= 6.66 R 3= 21.33 D 3= 2.20 N 2=1.728249 ν 2= 28.5 R 4= 27.32 D 4=可変 R 5= 28.40 D 5= 2.40 N 3=1.712995 ν 3= 53.8 R 6= -126.88 D 6= 1.90 R 7= 絞り D 7= 1.81 R 8= 22.94 D 8= 2.85 N 4=1.605620 ν 4= 43.7 R 9= 2446.23 D 9= 0.46 R10= -51.41 D10= 2.95 N 5=1.805181 ν 5= 25.4 R11= 20.09 D11= 4.60 R12= -76.64 D12= 1.65 N 6=1.698947 ν 6= 30.1 R13= -24.23 D13=可変 R14= ∞(フレアーカット 絞り)
【0039】
【表3】 (数値実施例4) F= 39.33〜73.45 FNO= 1:4.31〜5.88 2ω= 57.6°〜32.8° R 1= 137.26 D 1= 1.50 N 1=1.603112 ν 1= 60.7 R 2= 19.86 D 2= 7.76 R 3= 21.47 D 3= 2.20 N 2=1.639799 ν 2= 34.5 R 4= 27.20 D 4=可変 R 5= 28.40 D 5= 2.45 N 3=1.701536 ν 3= 41.2 R 6= -116.31 D 6= 2.00 R 7= 絞り D 7= 3.38 R 8= 25.40 D 8= 2.20 N 4=1.622992 ν 4= 58.1 R 9= -122.99 D 9= 0.43 R10= -37.93 D10= 2.60 N 5=1.805181 ν 5= 25.4 R11= 22.03 D11= 4.70 R12= -47.70 D12= 1.65 N 6=1.740769 ν 6= 27.8 R13= -21.56 D13=可変 R14= ∞(フレアーカット 絞り)
【0040】
【表4】 (数値実施例5) F= 39.30〜73.70 FNO= 1:4.27〜5.88 2ω= 57.7°〜32.7° R 1= 136.35 D 1= 1.50 N 1=1.603112 ν 1= 60.7 R 2= 19.56 D 2= 7.58 R 3= 21.26 D 3= 2.20 N 2=1.672700 ν 2= 32.1 R 4= 26.90 D 4=可変 R 5= 27.79 D 5= 2.50 N 3=1.701536 ν 3= 41.2 R 6= -115.11 D 6= 1.39 R 7= 絞り D 7= 1.25 R 8= 21.89 D 8= 3.00 N 4=1.603112 ν 4= 60.7 R 9= -239.55 D 9= 0.44 R10= -48.88 D10= 3.00 N 5=1.761821 ν 5= 26.5 R11= 17.82 D11= 4.64 R12= -48.06 D12= 1.80 N 6=1.698947 ν 6= 30.1 R13= -22.42 D13=可変 R14= ∞(フレアーカット 絞り)
【0041】
【表5】 (数値実施例6) F= 36.23〜67.63 FNO= 1:4.34〜5.88 2ω= 61.7°〜35.5° R 1= 91.53 D 1= 1.50 N 1=1.712995 ν 1= 53.8 R 2= 20.02 D 2= 7.90 R 3= 22.33 D 3= 2.40 N 2=1.740769 ν 2= 27.8 R 4= 28.58 D 4=可変 R 5= 29.73 D 5= 2.40 N 3=1.670029 ν 3= 47.3 R 6= -67.18 D 6= 1.35 R 7= 絞り D 7= 1.40 R 8= 41.30 D 8= 4.30 N 4=1.712995 ν 4= 53.8 R 9= -135.70 D 9= 0.59 R10= -28.15 D10= 6.60 N 5=1.805177 ν 5= 25.4 R11= 28.10 D11= 1.51 R12= -51.33 D12= 2.40 N 6=1.688930 ν 6= 31.1 R13= -18.22 D13=可変 R14= ∞(フレアーカット 絞り)
【0042】
【表6】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、負の屈折
力のレンズ群が先行するネガティブブリード型の2つの
レンズ群より成るズームレンズにおいて、各レンズ群の
レンズ構成を適切に設定することにより、全体として6
枚という少ないレンズ枚数で所定のバックフォーカスを
有しつつ、撮影画角58°〜33°、Fナンバー4.3
〜5.8、変倍比2程度の全変倍範囲にわたり高い光学
性能を有し、レンズ系全体の小型化を図ったズームレン
ズを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図3】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図4】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図5】 本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図6】 本発明の数値実施例6のレンズ断面図
【図7】 本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図8】 本発明の数値実施例1の中間の収差図
【図9】 本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図10】 本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図11】 本発明の数値実施例2の中間の収差図
【図12】 本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図13】 本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図14】 本発明の数値実施例3の中間の収差図
【図15】 本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図16】 本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図17】 本発明の数値実施例4の中間の収差図
【図18】 本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図19】 本発明の数値実施例5の広角端の収差図
【図20】 本発明の数値実施例5の中間の収差図
【図21】 本発明の数値実施例5の望遠端の収差図
【図22】 本発明の数値実施例6の広角端の収差図
【図23】 本発明の数値実施例6の中間の収差図
【図24】 本発明の数値実施例6の望遠端の収差図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 SP 絞り FP フレアーカット絞り IP 像面 d d線 g g線 S サジタル像面 M メリディオナル像面 S.C 正弦条件
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に負の屈折力の第1群と正
    の屈折力の第2群の2つのレンズ群より成り、双方のレ
    ンズ群の空気間隔を変えて変倍を行うズームレンズにお
    いて、該第1群は物体側に凸面を向けたメニスカス状の
    負の第11レンズと物体側に凸面を向けたメニスカス状
    の正の第12レンズより成り、該第2群は正の第21レ
    ンズ、正の第22レンズ、負の第23レンズそして像面
    側に凸面を向けたメニスカス状の正の第24レンズより
    成り、該第24レンズの物体側と像面側のレンズ面の曲
    率半径を各々R24a,R24bとしたとき 【数1】 なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第i群の焦点距離をfi、全系の広
    角端と望遠端の焦点距離を各々fw,fT、前記第12
    レンズの物体側と像面側のレンズ面の曲率半径を各々R
    12a,R12bとしたとき 【数2】 なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズーム
    レンズ。
  3. 【請求項3】 前記第21レンズと第22レンズとの間
    に絞りを有し、該第21レンズと第22レンズとの間隔
    をDL21−22としたとき 【数3】 なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2の
    ズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第22レンズの中心厚をDL22、
    該第23レンズと第24レンズとの間隔をDL23−2
    4としたとき 【数4】 なる条件を満足することを特徴とする請求項3のズーム
    レンズ。
  5. 【請求項5】 前記第11レンズの材質のアッベ数をν
    11、前記第21レンズの材質の屈折率をN21としたとき 50<ν11 1.6<N21 なる条件を満足することを特徴とする請求項4のズーム
    レンズ。
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