JP3346959B2 - 電力変換装置の通電試験装置、エレベータ制御装置における電力変換装置の通電試験装置及びその通電試験方法 - Google Patents

電力変換装置の通電試験装置、エレベータ制御装置における電力変換装置の通電試験装置及びその通電試験方法

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JP3346959B2
JP3346959B2 JP20612695A JP20612695A JP3346959B2 JP 3346959 B2 JP3346959 B2 JP 3346959B2 JP 20612695 A JP20612695 A JP 20612695A JP 20612695 A JP20612695 A JP 20612695A JP 3346959 B2 JP3346959 B2 JP 3346959B2
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厚 飯島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負荷に対する交流出
力電流のベクトル制御を行う電力変換装置に対する通電
試験装置、またエレベータ制御装置における電力変換装
置の通電試験装置及びその通電試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベータ制御装置は図6に示す
ような構成を備えている。この従来のエレベータ制御装
置では、速度指令発生部1がかご2の速度指令信号1a
を出力して速度制御増幅器3に与える。速度制御増幅器
3は、かご駆動用の誘導電動機4に結合された位置検出
器5からの位置信号5aが位置/速度変換器6によって
速度変換された速度信号6aと、速度指令発生部1から
の速度指令信号1aとを比較し、その差に対応した電流
指令3aを出力して電流制御増幅器7に与える。
【0003】電流制御増幅器7は、この電流指令3a
と、誘導電動機4の電流を検出する電流検出器8の電流
信号8aとの偏差を演算すると共に、この偏差分に不平
衡トルク指令装置9からの荷重信号9aを加えて電力制
御信号7aとして出力して電力変換装置10に与え、電
力変換装置10がこの電力制御信号7aに基づいて誘導
電動機4への供給電力を制御する。
【0004】誘導電動機4はその回転力によりシーブ1
1を正逆回転駆動し、シーブ11に巻きかけられている
ロープ12に結合されているかご2と釣合重り13とを
釣瓶式に昇降させる。
【0005】かご2には着床装置14が取付けられてい
て、エレベータ昇降路の各階床に設けられた着床検出板
15A,15B,…を検出して着床信号14aを速度指
令発生部1に送込み、速度指令発生部1はこの着床信号
14aの入力によって速度指令信号1aを出力する。
【0006】またかご2には、荷重検出器16が設けら
れていて、荷重検出信号16aを不平衡トルク指令装置
9に与え、不平衡トルク指令装置9が釣合重り13との
不平衡トルク分を補正する信号を発生して電流制御増幅
器7に与えるようになっている。
【0007】ところで近年は、マイクロコンピュータ技
術の発達に伴ってエレベータ制御にもマイクロコンピュ
ータによるディジタル制御が広く採用されており、図6
に示した従来のエレベータ制御装置でも、破線で囲んだ
部分の要素、すなわち、速度指令発生部1、速度制御増
幅器3、位置/速度変換器6及び電流制御増幅器7を除
去し、代りにマイクロコンピュータ17によってそれら
の機能を行わせるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエレ
ベータ制御装置では、特に重要なのは電力変換装置10
の要素であり、電力変換装置10は一般に、GTOやI
GBTといった強制消弧可能な電力半導体素子によって
構成されているが、エレベータ駆動中にこの半導体素子
が破損すると電動機4に電力を供給することができなく
なり、エレベータ乗りかご内の乗客が閉込められてしま
う事故につながることがある。したがって電力変換装置
10には高い信頼性が要求される。
【0009】そこで従来から、このような電力変換装置
10に対しては、他の構成要素の試験に加えてエレベー
タを駆動するのに必要な電流を実際に通電し、半導体素
子の不良や配線、構造の不良をあらかじめ排除する試験
が実施されている。
【0010】この通電試験方法としては、実際にエレベ
ータを駆動し、電力変換装置に電流を通電する方法と、
制御装置のみに交流リアクトルなどの負荷を接続し、エ
レベータの使用勝手に合った任意の電流を通電する方法
がある。前者の試験方法は、電力変換装置の通電試験と
しては大がかりなものとなり、エレベータ設置現場で試
験作業を行う必要があって労力と時間がかかり過ぎる問
題点がある。
【0011】そこで後者の試験方法が一般的に用いられ
ているが、この試験を実施するために従来は、制御装置
の外部に電流の指令値を変化させることができる発振器
などの試験用の機器を接続して電力変換装置の通電試験
を実施しており、やはり試験作業に手間がかかり過ぎる
問題点がある。
【0012】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ベクトル制御手段の外部に特別な装置
を接続することなく電力変換装置の通電試験を実施する
ことができる電力変換装置の通電試験装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】本発明はまた、エレベータ制御装置に搭載
した電力変換装置について外部に特別の試験機器を接続
することなく通電試験を行うことができるエレベータ制
御装置における電力変換装置の通電試験装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】さらに本発明は、エレベータ制御装置に搭
載された電力変換装置に対して、エレベータが異常停止
して階間の途中で停止しているような場合にも電力変換
装置の通電試験を行い、安全性を確認して運転再開する
ことができるエレベータ制御装置における電力変換装置
の通電試験方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の電力変換装置
の通電試験装置は、負荷に可変電圧、可変周波数の交流
を供給するための電力変換装置と、前記負荷に前記電力
変換装置から供給すべき交流出力電流のベクトル制御を
行うベクトル制御手段と、前記電力変換装置の通電試験
を指示する通電試験指令手段と、前記通電試験指令手段
が通電試験を指示する時に、前記ベクトル制御手段が前
記電力変換装置に与える指令出力電流の振幅を所定の値
に制限する振幅制限手段と、前記通電試験指令手段が通
電試験を指示する時に、前記ベクトル制御手段が前記電
力変換装置に与える指令出力電流の周波数を所定の値に
設定する周波数設定手段とを備えている。
【0016】この請求項1の電力変換装置の通電試験装
置では、ベクトル制御手段によって電力変換装置を制御
することにより、電力変換装置から負荷に出力される交
流電流を励磁電流成分とトルク電流成分に分離してそれ
ぞれを制御する。そして電力変換装置の通電試験に際し
ては、通電試験指令手段によって通電試験指令を入力す
ることにより、振幅制限手段がベクトル制御手段から電
力変換装置に与えられる指令出力電流の振幅を所定の振
幅になるように制限し、また周波数設定手段がベクトル
制御手段から電力変換装置に与えられる指令出力電流の
周波数を所定の値になるように設定する。したがって、
通電試験においては電力変換装置の出力電流の振幅、周
波数を計測し、あらかじめ設定されている振幅、周波数
と比較することによって電力変換装置の異常を判断する
ことができる。そこで電力変換装置の通電試験を、電力
変換装置を現場に設置して本来の負荷、例えばエレベー
タ駆動用の誘導電動機などに接続してから行うのではな
く、工場出荷時に電力変換装置単独で通電試験を実施す
ることができる。
【0017】さらに請求項1の発明の電力変換装置の通
電試験装置は、前記電流振幅制限手段が、前記ベクトル
制御手段にその励磁電流成分を0とし、トルク電流成分
を一定の振幅に制限した電流指令を与え、前記周波数設
定手段が、前記ベクトル制御手段に一定の周波数指令を
与えるようにしたものである。
【0018】このように、請求項1の発明の電力変換装
置の通電試験装置では、通電試験時には電流振幅制限手
段がベクトル制御手段に励磁電流成分が0となり、トル
ク電流成分が一定の振幅になるように制限した電流指令
を与え、また周波数設定手段がベクトル制御手段に一定
の周波数指令を与え、ベクトル制御手段はこれらの電流
指令、周波数指令に応じた交流電流指令を電力変換装置
に与える。したがって、通電試験時には単純な波形の電
流指令に対する電力変換装置の電力変換特性を見ること
ができ、電力変換装置の正常、異常を容易に判断するこ
とができるようになる。
【0019】請求項2の発明は、請求項1の電力変換装
置の通電試験装置において、前記負荷として誘導電動機
を接続し、前記通電試験指令手段が通電試験を指示する
時に前記誘導電動機にブレーキをかけるブレーキ制御手
段を備えたものである。
【0020】この請求項2の電力変換装置の通電試験装
置では、誘導電動機にブレーキをかけた状態で通電試験
を実施することにより、負荷としての誘導電動機の回転
角位置、回転速度を0にした状態で電力変換装置の通電
試験を実施することができ、電流振幅制限手段からベク
トル制御手段に与える電流指令の設定、また周波数設定
手段からベクトル制御手段に与える周波数指令の設定が
容易であり、電力変換装置の通電試験作業がしやすい。
【0021】請求項3の発明のエレベータ制御装置にお
ける電力変換装置の通電試験装置は、誘導電動機に可変
電圧、可変周波数の交流を供給するための電力変換装置
と、前記負荷に前記電力変換装置から供給すべき交流出
力電流のベクトル制御を行うベクトル制御手段と、前記
電力変換装置の通電試験を指示する通電試験指令手段
と、前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、
前記誘導電動機にブレーキをかけるブレーキ制御手段
と、前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、
前記ベクトル制御手段が前記電力変換装置に与える指令
出力電流の振幅を所定の値に制限する振幅制限手段と、
前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
ベクトル制御手段が前記電力変換装置に与える指令出力
電流の周波数を所定の値に設定する周波数設定手段とを
備えている。
【0022】この請求項3の発明のエレベータ制御装置
の電力変換装置の通電試験装置では、エレベータ制御装
置に用いる電力変換装置の通電試験を、通電試験指令手
段によって通電試験指令を入力するだけで、電力変換装
置に外部の特別な試験機器を接続することになく行うこ
とができる。
【0023】さらに、請求項3の発明のエレベータ制御
装置における電力変換装置の通電試験装置は、前記電流
振幅制限手段が、前記ベクトル制御手段にその励磁電流
成分を0とし、トルク電流成分を一定の振幅に制限した
電流指令を与え、前記周波数設定手段が、前記ベクトル
制御手段に一定の周波数指令を与えるようにしたもので
ある。
【0024】この請求項3の発明のエレベータ制御装置
における電力変換装置の通電試験装置では、通電試験時
には電流振幅制限手段がベクトル制御手段に励磁電流成
分が0となり、トルク電流成分が一定の振幅になるよう
に制限した電流指令を与え、また周波数設定手段がベク
トル制御手段に一定の周波数指令を与え、ベクトル制御
手段はこれらの電流指令、周波数指令に応じた交流電流
指令を電力変換装置に与える。したがって、通電試験時
には単純な波形の電流指令に対する電力変換装置の電力
変換特性を見ることができ、電力変換装置の正常、異常
を容易に判断することができる。しかも通電試験時に誘
導電動機にブレーキをかけるのでその回転位置、速度を
0にした状態で電力変換装置の通電試験を実施すること
ができ、電流振幅制限手段からベクトル制御手段に与え
る電流指令の設定、また周波数設定手段からベクトル制
御手段に与える周波数指令の設定が容易であり、電力変
換装置の通電試験作業がしやすい。
【0025】請求項4の発明のエレベータ制御装置の電
力変換装置の通電試験方法は、エレベータが保護動作に
よって階間の途中に停止している時に、前記誘導電動機
にブレーキをかけ、前記通電試験装置によって通電試験
を実行し、異常がない場合に前記誘導電動機を再起動し
て最寄階までエレベータを移動させるものである。
【0026】この請求項4の発明のエレベータ制御装置
の電力変換装置の通電試験方法では、特にエレベータが
何らかの異常によって階間の途中で停止し、かご内に乗
客が閉込められているような事故が発生した場合、電力
変換装置の異常の有無についてその場で通電試験を行っ
て確認し、異常がなければ最寄階まで運転をして乗客を
降ろすという救出運転を行うことができ、閉じ込め事故
への安全かつ迅速な対応が可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に基づいて詳説
する。図1は本発明の1つの実施の形態を示しており、
図6に示した従来のエレベータ装置と共通する要素につ
いては同一の符号を付して示してある。この実施の形態
の特徴はマイクロコンピュータを搭載したエレベータ制
御装置20にあり、エレベータ制御装置20は、エレベ
ータ制御のための種々の演算制御処理を実行するマイク
ロコンピュータ21と、このマイクロコンピュータ21
が実行するプログラムを格納するROM22と、演算の
ために必要な各種の調整データを格納するEEPROM
23と、演算結果の内容を一時的に格納するためのRA
M24と、入力信号を読込むための入力インタフェース
(I/F)25と、出力信号を出力させるための出力イ
ンタフェース(I/F)26とを備え、これら各部をデ
ータバスライン27を介して互いに接続した構成であ
る。
【0028】このエレベータ制御装置20によって可変
電圧可変周波数(VVVF)の電力変換装置10を制御
してエレベータ駆動用の誘導電動機4を制御し、エレベ
ータ運転制御を行う。そしてこのために、誘導電動機4
の位置検出器5から位置信号5a、電力変換装置10か
ら誘導電動機4に供給される一次電流を検出する電流検
出器8から電流信号8a、かご2の着床装置14から着
床検出信号14a、荷重検出器16から荷重信号16a
を不平衡トルク指令部9に入力して得られた不平衡トル
ク指令をエレベータ制御装置20に入力インタフェース
25を通じて入力し、後述するベクトル制御演算処理に
よって得られた電流変換指令41aを電力変換装置10
に出力インタフェース26を通じて出力するようにして
ある。
【0029】尚、外部からの通電試験指令を入力するた
めに、通電試験スイッチ18が設置され、また誘導電動
機4に対するブレーキ制御部19に対してブレーキ動作
指令42aを出力するように設定してある。
【0030】エレベータ制御装置20のマイクロコンピ
ュータ21が実行する電力変換装置10のすべり周波数
ベクトル制御処理機能は図2に示す構成である。エレベ
ータ制御装置20は演算処理機能ブロックとして、エレ
ベータ位置検出信号5a、着床信号14aを受けてエレ
ベータ位置に応じた速度指令30aを算出する速度指令
演算部30と、通電試験のために外部から技術者が通電
試験指令を入力することによって通電指令信号31aを
出力する通電実行識別演算部31と、外部よりあらかじ
め設定されている信号IΦ1,IΦ2を通電指令信号3
1aによって切換えて励磁電流成分の信号Id* として出
力する励磁電流演算部32と、位置検出器5が検出する
回転角位置信号θr(図1における位置信号5aに相当
する)を速度信号34aに変換する位置/速度変換演算
部34と、速度指令30aと実速度34aとの偏差を比
例積分演算してトルク電流成分に相当する信号33aを
出力する速度制御演算部33を有している。
【0031】エレベータ制御装置20は演算処理機能ブ
ロックとしてさらに、通電試験指令31aによりトルク
電流成分信号33aを信号IqLIMT にリミット処理して
トルク電流成分信号Iq* を出力するリミット処理演算部
35と、励磁電流成分Id* とトルク電流成分Iq* と外部
より設定される電動機の二次時定数信号T2によりすべ
り周波数ωs1を算出するすべり周波数演算部36と、こ
のすべり周波数信号ωs1と外部より任意に設定される通
電試験時のすべり周波数指令信号ωs2とを通電試験信号
31aによって切換えてすべり周波数指令ωとして出
力するすべり周波数選択演算部37と、このすべり周波
数指令ωを積分してすべり回転角θsを算出する積分
演算部38と、すべり回転角θsと位置検出器5からの
回転角位置信号θrとを加算して回転角信号θ(これ
は、ベクトル制御上は二次磁束の回転角である)として
出力する加算演算部39とを有している。
【0032】エレベータ制御装置20は演算処理機能ブ
ロックとしてさらに、励磁電流演算部32からの励磁電
流成分Id* とリミット処理演算部35からのトルク電流
成分Iq* と加算演算部39からの回転角信号θとを入力
し、誘導電動機4の一次電流指令信号I1* (ここでは、
U,V,W相の各電流指令値I1U * ,I1V * ,I1W *
総称してI1* と称している)を演算するベクトル演算部
40と、この一次電流指令信号I1* と電流検出器8から
の電流検出信号8aとの偏差を比例積分演算処理して電
力変換装置10に電力変換指令41aとして出力する電
流制御演算部41とを有している。
【0033】次に、上記構成のエレベータ装置における
エレベータ制御装置20の電力変換制御処理について説
明する。
【0034】通常運転時 エレベータの通常運転時には通電実行識別演算部31に
通電試験指令が入力されていないので、そこから通電試
験信号31aが出力されず、速度指令演算部30は正規
のエレベータ速度指令30aを出力する。励磁電流演算
部32は通電試験信号31aが入力されないので、外部
からあらかじめ設定されている信号IΦ をそのまま励
磁電流成分Id* として出力する。
【0035】速度制御演算部33は速度指令信号30a
と速度信号34aとの偏差を比例積分演算して誘導電動
機4のトルク指令値に相当する信号33aを出力する。
すなわち図3に示したように、同図(a)に示す速度指
令31aに対して実速度信号34aが同図(b)に示す
ものであると、速度制御演算部33はそれらの偏差を比
例積分演算して同図(c)に示すようなトルク指令信号
33aを生成して出力する。これはエレベータが平衡負
荷の時の例である。
【0036】リミット処理演算部35は通電試験信号3
1aがないので速度制御演算部33で求められたトルク
指令信号33aをそのままトルク電流成分Iq* として出
力する。すべり周波数演算部36は、励磁電流演算部3
2からの励磁電流成分Id* とリミット処理演算部35か
らのトルク電流成分Iq* と誘導電動機4ごとに外部より
あらかじめ設定される二次時定数T2を入力として、次
の数1の式によりすべり周波数指令ωs1を算出して出力
する。
【0037】
【数1】 すべり周波数選択演算部37は通電試験信号31aがな
いので、すべり周波数指令ωs1をそのまますべり周波数
指令ωとして出力する。
【0038】積分演算部38は次の数2の式のようにす
べり周波数指令ωを積分してすべり回転角θsを出力
する。
【0039】
【数2】 そこで加算演算部39は位置検出器5からの回転角位置
信号θrと積分演算部38からのすべり回転角θsとを
加算して回転角θを出力する。
【0040】
【数3】θ=θr+θs 以上の各要素の演算処理結果を受けて、ベクトル演算部
40では励磁電流成分Id* と、トルク電流成分Iq* と、
回転角θとを入力し、電動機一次電流指令値I1* のU,
V,W各相の電流指令値I1U * ,I1V * ,I1W * を次の
数4の式に基づいて演算し、電流制御演算部41に出力
する。
【0041】
【数4】 以上の関係を図示すると図4に示すようになる。
【0042】電流制御演算部41では、ベクトル演算部
40から出力される電動機一次電流指令値I1* と誘導電
動機4の一次電流を検出する電流検出器8からの電流検
出信号8aとの偏差を比例積分演算して電力変換装置1
0に電力変換指令信号41aとして出力する。したがっ
て電力変換装置10はこの電力変換指令信号41aに見
合った電力を誘導電動機4に供給し、エレベータは速度
指令30から出力される図3(a)に示すような所定の
速度基準パターンに従って加速、定速、減速運転してあ
る階から目的階まで移動して停止する動きをする。
【0043】通電試験時 通電試験を実施する場合には、技術者が外部から通電試
験スイッチ18を操作して通電実行識別演算部31に対
して通電試験指令を入力する。これを受けて通電実行識
別演算部31は、通電試験指令31aを速度指令演算部
30、励磁電流演算部32、リミット処理演算部35、
すべり周波数選択演算部37に与える。また通電試験指
令の入力によって電動機4に対するブレーキ制御部19
に対してブレーキは閉じたままにする指令42aを出力
する。
【0044】速度指令演算部30は通電試験指令31a
を受けて、通常の運転速度指令よりもずっと低速のエレ
ベータの点検速度指令を速度指令30aとして出力す
る。速度制御演算部33はこの速度指令30aと電動機
4の位置検出器5から位置/速度変換演算部34を経て
フィードバックされて来る実速度信号34aとの偏差に
対して比例積分演算を行う。この速度制御演算部33が
実行する比例積分演算では、通電試験の場合には電動機
4にブレーキがかかっているために回転角位置信号θr
が0であり、それから求められる速度信号34aも0で
あるので、比例積分演算の出力33aは片側に一定の傾
き(この傾きは積分の時定数で決定されるものである)
でスイングしていく。
【0045】リミット処理演算部35は通電試験指令3
1aを受けているので、この速度制御演算部33の出力
33aに対して、外部から設定されている信号IqLIMT
の値でリミット処理を行い、一定値IqLIMT をトルク電
流成分Iq* として出力する。
【0046】一方、励磁電流演算部32は通電試験指令
31aを受けると、外部から設定されている信号IΦ2
を励磁電流成分Id* として出力する。ここで、あらかじ
めIΦ2=0となるように設定しておけば、励磁電流成
分Id* =0とすることができる。
【0047】すべり周波数選択演算部37は通電試験指
令31aを受けると、すべり周波数演算部36からの信
号ωs1ではなく、外部から与えられる信号ωs2をすべり
周波数ωとして出力し、積分演算部38がこのすべり
周波数ωを積分演算してすべり回転角θsを出力し、
加算演算部39は積分演算部38からのすべり回転角θ
sに対して電動機4の回転角位置θrを加算し、θを得
てベクトル演算部40に与える。この場合にも、電動機
4はブレーキで停止したままであるので、回転角位置θ
rは0であり、θ=θsとなる。
【0048】ベクトル演算部40は以上の励磁電流演算
部32からの励磁電流成分Id* とリミット処理演算部3
5からのトルク電流成分Iq* と加算演算部39からのθ
とから上記数4の式に基づいて電動機の一次電流指令値
I1* を演算する。しかしながらいま、励磁電流成分Id*
=IΦ2=0、トルク電流成分Iq* =IqLIMT であるか
ら、|Iq* |=IqLIMT となり、θr=0,θ01=0な
のでθ* =θsとなり、上記数4の式は次の数5の式の
ように簡単になる。
【0049】
【数5】 これは通電試験時の一次電流指令値の振幅がIqLIMT
あり、周波数がωs2の値で制御できることを意味してい
て、この電流指令値にしたがって電力変換装置40の通
電試験を行うことができる。したがって、電力変換装置
40の出力波形を計測し、図5に示すような波形となる
かどうかによってその正常、異常を容易に判断できるこ
とになる。
【0050】尚、上記の実施の形態において外部から与
えるIΦ1,IΦ2,IqLIMT ,ωs2などの設定値はエ
レベータ制御装置20のEEPROM23に書込むよう
にすれば汎用性のあるものとすることができる。
【0051】また上記の実施の形態はエレベータ装置に
おける誘導電動機4に対する電力変換装置10の通電試
験装置であるが、この通電試験装置をエレベータに搭載
していれば、実際にエレベータが階間の途中で停止して
乗客の閉込め事故が発生した場合、電力変換装置の正
常、異常を判断して正常であればエレベータを再起動
し、低速で最寄り階まで救出運転して乗客を救出しよう
とする時に利用することができ、その場合にはまずブレ
ーキを閉じたままにして上記の通電試験装置によって電
力変換装置10の通電試験を行い、異常がなければ救出
運転を再開する方法をとることができる。
【0052】また逆にエレベータの実機に搭載せず、工
場出荷前に電力変換装置の通電試験を行おうとする場合
には、エレベータ制御装置20と電力変換装置10だけ
を用い、電力変換装置10の負荷として誘導電動機4に
代わるリアクトルを接続して同じように電力変換装置の
通電試験を実行することもできる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の電力変換装置の通電試験装置
によれば、ベクトル制御手段によって電力変換装置を制
御することにより、電力変換装置から負荷に出力される
交流電流を励磁電流成分とトルク電流成分に分離してそ
れぞれを制御し、電力変換装置の通電試験に際しては、
通電試験指令手段によって通電試験指令を入力すること
により、振幅制限手段がベクトル制御手段から電力変換
装置に与えられる指令出力電流の振幅を所定の振幅にな
るように制限し、また周波数設定手段がベクトル制御手
段から電力変換装置に与えられる指令出力電流の周波数
を所定の値になるように設定するようにしているので、
通電試験においては電力変換装置の出力電流の振幅、周
波数を計測し、あらかじめ設定されている振幅、周波数
と比較することによって電力変換装置の異常を判断する
ことができ、電力変換装置の通電試験を、電力変換装置
を現場に設置して本来の負荷、例えばエレベータ駆動用
の誘導電動機などに接続してから行うのではなく、工場
出荷時に電力変換装置単独で通電試験を実施することが
できる。
【0054】さらに請求項1の電力変換装置の通電試験
装置によれば、通電試験時には電流振幅制限手段がベク
トル制御手段に励磁電流成分が0となり、トルク電流成
分が一定の振幅になるように制限した電流指令を与え、
また周波数設定手段がベクトル制御手段に一定の周波数
指令を与え、ベクトル制御手段はこれらの電流指令、周
波数指令に応じた交流電流指令を電力変換装置に与える
ようにしているので、通電試験時には単純な波形の電流
指令に対する電力変換装置の電力変換特性を見ることが
でき、電力変換装置の正常、異常を容易に判断すること
ができる。
【0055】請求項2の電力変換装置の通電試験装置に
よれば、誘導電動機にブレーキをかけた状態で通電試験
を実施するようにしているので、負荷としての誘導電動
機の回転角位置、回転速度を0にした状態で電力変換装
置の通電試験を実施することができ、電流振幅制限手段
からベクトル制御手段に与える電流指令の設定、また周
波数設定手段からベクトル制御手段に与える周波数指令
の設定が容易であり、電力変換装置の通電試験作業がし
やすい。
【0056】請求項3のエレベータ制御装置における電
力変換装置の通電試験装置によれば、エレベータ制御装
置に用いる電力変換装置の通電試験を、電力変換装置に
外部の特別な試験機器を接続することになく、単に通電
試験指令手段によって通電試験指令を入力するだけで行
うことができる。
【0057】さらに、請求項3のエレベータ制御装置に
おける電力変換装置の通電試験装置によれば、通電試験
時には電流振幅制限手段がベクトル制御手段に励磁電流
成分が0となり、トルク電流成分が一定の振幅になるよ
うに制限した電流指令を与え、また周波数設定手段がベ
クトル制御手段に一定の周波数指令を与え、ベクトル制
御手段はこれらの電流指令、周波数指令に応じた交流電
流指令を電力変換装置に与えるようにしているので、通
電試験時には単純な波形の電流指令に対する電力変換装
置の電力変換特性を見ることができ、電力変換装置の正
常、異常を容易に判断することができ、しかも通電試験
時に誘導電動機にブレーキをかけるのでその回転位置、
速度を0にした状態で電力変換装置の通電試験を実施す
ることができ、電流振幅制限手段からベクトル制御手段
に与える電流指令の設定、また周波数設定手段からベク
トル制御手段に与える周波数指令の設定が容易であり、
電力変換装置の通電試験作業がしやすい。
【0058】請求項4のエレベータ制御装置の電力変換
装置の通電試験方法によれば、特にエレベータが何らか
の異常によって階間の途中で停止し、かご内に乗客が閉
込められているような事故が発生した場合、電力変換装
置の異常の有無についてその場で通電試験を行って確認
し、異常がなければ最寄階まで運転をして乗客を降ろす
という救出運転を行うことができ、閉じ込め事故への安
全かつ迅速な対応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のブロック図。
【図2】上記実施の形態のエレベータ制御装置部分の機
能ブロック図。
【図3】上記実施の形態の速度制御演算部の演算処理機
能を示す波形図。
【図4】上記実施の形態のベクトル演算部の演算処理機
能を示すグラフ。
【図5】上記実施の形態の通電試験時のベクトル演算部
の出力波形図。
【図6】従来例のブロック図。
【符号の説明】
2 かご 4 誘導電動機 5 位置検出器 8 電流検出器 9 不平衡トルク指令部 14 着床装置 16 荷重検出器 18 通電試験スイッチ 19 ブレーキ制御部 20 エレベータ制御装置 21 マイクロコンピュータ 22 ROM 23 EEPROM 24 RAM 25 入力インタフェース 26 出力インタフェース 27 データバスライン 30 速度指令演算部 31 通電実行識別演算部 32 励磁電流演算部 33 速度制御演算部 34 位置/速度変換演算部 35 リミット処理演算部 36 すべり周波数演算部 37 すべり周波数選択演算部 38 積分演算部 39 加算演算部 40 ベクトル演算部 41 電流制御演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−252194(JP,A) 特開 昭62−56275(JP,A) 特開 昭60−252577(JP,A) 特開 平8−43462(JP,A) 特開 昭64−75377(JP,A) 特開 昭60−128885(JP,A) 特開 平5−294575(JP,A) 特開 平6−351277(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 5/00 - 5/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に可変電圧、可変周波数の交流を供
    給するための電力変換装置と、 前記負荷に前記電力変換装置から供給すべき交流電力の
    ベクトル制御を行うベクトル制御手段と、 前記電力変換装置の通電試験を指示する通電試験指令手
    段と、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
    ベクトル制御手段が前記電力変換装置に与える指令出力
    電流の振幅を所定の値に制限する振幅制限手段と、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
    ベクトル制御手段が前記電力変換装置に与える指令出力
    電流の周波数を所定の値に設定する周波数設定手段とを
    備え、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
    電流振幅制限手段は前記ベクトル制御手段にその励磁電
    流成分を0とし、トルク電流成分を一定の振幅に制限し
    た電流指令を与え、かつ、前記周波数設定手段は前記ベ
    クトル制御手段に一定の周波数指令を与えることを特徴
    とする 電力変換装置の通電試験装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷として誘導電動機を前記電力変
    換装置に接続し、前記通電試験指令手段が通電試験を指
    示する時に前記誘導電動機にブレーキをかけるブレーキ
    制御手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載
    電力変換装置の通電試験装置。
  3. 【請求項3】 エレベータを駆動する誘導電動機と、 前記誘導電動機に可変電圧、可変周波数の交流を供給す
    るための電力変換装置と、 前記誘導電動機に前記電力変換装置から供給すべき交流
    出力電流のベクトル制御を行うベクトル制御手段と、前
    記電力変換装置の通電試験を指示する通電試験指令手段
    と、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に前記誘
    導電動機にブレーキをかけるブレーキ制御手段と、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
    ベクトル制御手段が前記電力変換装置に与える指令出力
    電流の振幅を所定の値に制限する振幅制限手段と、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
    ベクトル制御手段が前記電力変換装置に与える指令出力
    電流の周波数を所定の値に設定する周波数設定手段とを
    備え、 前記通電試験指令手段が通電試験を指示する時に、前記
    電流振幅制限手段は前記ベクトル制御手段にその励磁電
    流成分を0とし、トルク電流成分を一定の振幅に制限し
    た電流指令を与え、かつ、前記周波数設定手段は前記ベ
    クトル制御手段に一定の周波数指令を与えることを特徴
    とする エレベータ制御装置における電力変換装置の通電
    試験装置。
  4. 【請求項4】 エレベータが保護動作によって階間の途
    中に停止している時に、前記誘導電動機にブレーキをか
    け、請求項3記載の通電試験装置によって通電試験を実
    行し、異常がない場合に前記誘導電動機を再起動して最
    寄階までエレベータを移動させることを特徴とするエレ
    ベータ制御装置における電力変換装置の通電試験方法。
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