JP3346868B2 - 合成樹脂製蛇腹製品の製造方法 - Google Patents

合成樹脂製蛇腹製品の製造方法

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂製蛇腹製品の製
造方法に関する。更に詳述すると、本発明は、射出成形
によって合成樹脂製蛇腹製品を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】凹凸の差が大きな蛇腹製品例えば等速ジ
ョイント用ブーツやステアリングブーツなどを合成樹脂
で成形する場合、一般にはブロー成形若しくはインジェ
クションブロー成形が多く用いられている。これは蛇腹
部分の凹凸あるいは両端の装着部との間の段差などが大
きいため、射出成形では成形後にコア型が取り出せなく
なることから成形が困難となるからである。そこで、従
来はダイレクトブローあるいはインジェクションブロー
によってブーツなどの蛇腹製品を成形するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロー
成形は筒状のパリソンを膨らませて外型に押しつけるこ
とによって製品の外側の形状だけを形成するため、蛇腹
部肉厚と内径寸法精度が低い欠点がある。また、インジ
ェクションブロー成形は、ある程度製品形状に近いパリ
ソンを射出成形で成形した後にこのパリソンを膨らませ
て最終製品形状を得るため、ダイレクトブロー成形より
も精度は向上するものの蛇腹の山部と谷部のブローアッ
プ比の関係から蛇腹部肉厚の寸法精度は製品機能を満足
すべき値には達していない。更に、インジェクションブ
ロー成形の場合、パリソンを成形する型とブロー成形を
行う型とを必要とすることから金型製作費が割高にな
る。
【0004】本発明は射出成形によって合成樹脂製蛇腹
製品を製造し得る方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の合成樹脂製蛇腹製品の製造方法は、製品の
軸断面形状と同じ輪郭形状を有しかつ円周方向には製品
の内側の形状の一部しか有さないコア型とこれを囲撓し
製品の外側の形状を形成する外型とで製品の円周方向に
部分的にキャビティを形成する一方、該キャビティに前
記コア型あるいは外型から溶融樹脂を噴出しながら前記
コア型あるいは外型のいずれか一方を回転させ、円周方
向に移動するキャビテイに射出される溶融樹脂を円周方
向に連続させるようにしてる。
【0006】
【作用】したがって、相対的に回転するコア型と外型と
の間に形成される部分的なキャビティに噴出された溶融
樹脂は外型とコア型との間のキャビティで固められる。
このとき、コア型は円周方向には製品の内側の形状の一
部分のみが形成されているため、外型との間で形成され
るキャビティは円周方向には完全でないが、外型内を相
対的に回転することによって実質的に連続したキャビテ
ィを形成し円周方向に連続した製品を成形する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0008】図1に本発明の合成樹脂製蛇腹製品の製造
方法を実施する金型の一実施例を示す。この金型は、少
なくとも2つに分割される外型1と、この外型1の内部
の空間2で回転するコア型3とから構成されている。コ
ア型3は、成形しようとする製品Wの軸断面形状と同じ
輪郭形状を有しかつ円周方向には製品Wの内側の形状の
一部しか構成していない。即ち、コア型3は、製品Wを
円周方向に何分割かしたときの1つの形状の内側の形状
に対応する外側形状を成している。例えば、本実施例の
場合、円筒形の製品Wを6分割(60°)した程度の形
状を有している。したがって、コア型3と外型1との間
で形成される空間4は製品Wを6分割したピースの1つ
と同一のキャビティを構成する。
【0009】また、コア型3の外周面5には中央部に軸
方向に延びるスリット状の溶融樹脂噴出口6が形成され
ている。噴出口6は製品Wたるブーツの蛇腹部は勿論の
こと小径側装着部から大径側の装着部に至る全域に形成
され、コア型の中央に設けられている樹脂注入口7と連
通されている。樹脂注入口7は樹脂噴出口6の長さがあ
まり変わらないようにするため型中心に対し傾斜するよ
うに形成されているが、射出ノズル8と連通される端部
においてはコア型3の中央に配置されている。コア型3
は外型1の外では円形を成し、コア型支持ブロック9に
回転自在に支持されている。コア型支持ブロック9に
は、コア型3の温度を調整するための流体例えば温水を
循環させるための流路10が形成されている。この流路
10はコア型3内を通過する流路11に接続され温水を
循環させるコア型温度調節回路を構成している。本実施
例の場合、コア型温度調節回路のコア支持ブロック9内
の流路10は、回転中心Oを中心としてコア型3の内径
側と外径側とにそれぞれ設けられ回転するコア型3と常
時接続されコア型3が回転している間にも温水を循環さ
せ得るように設けられている。コア型3には、例えばウ
ォームホイルギア12が装着され、これと噛合するウォ
ーム(図示省略)をモータ13で駆動することによって
回転可能に設けられている。コア型3は、一端がコア支
持ブロック9に回転自在に支持されると共に他端側の軸
部15が外型1によって回転自在に支持されている。
尚、図中符号14はコア型3を型中心Oを中心として回
転自在に支持するためのラジアルベアリングである。
【0010】以上のように構成された射出成形金型を用
いて合成樹脂製蛇腹製品は次のようにして射出成形され
る。
【0011】即ち、射出ノズル8から一定量の溶融樹脂
材料が噴出されると、樹脂注入口7を通って樹脂噴出口
6から膜状に溶融樹脂が相対的に回転するコア型3と外
型1との間の空間(キャビティ)4に噴出される。樹脂
噴出口6から噴出された溶融樹脂は外型1とコア型3と
の間のキャビティ4で固められる。このとき、コア型3
は円周方向には製品Wの内側の形状の一部分のみが形成
されているため、外型1との間で形成されるキャビティ
4は円周方向には完全でないが、外型1内を相対的に回
転することによって実質的に連続したキャビティを形成
し円周方向に連続した製品Wを成形する。ここで、コア
型3は好ましくは一定速度で、より好ましくは射出され
る樹脂が外型1との間で形成されるキャビティ4からは
み出ずかつ外型1に沿って樹脂がある程度固まる程度の
速さで回転される。例えば、20rpm〜100rpm
程度で回転させることが好ましい。そして、噴出された
溶融樹脂材料はコア型3の外周面5で外型1に押しつけ
られる。この間コア型3は回転しており、順次上記工程
が進められ最終的にキャビティ4を充填して完了する。
勿論、噴出溶融樹脂量については、必要に応じて設けた
コントローラーにて管理されている。次いで、成形完了
後、外型1を分割して製品Wを開放する。この状態にお
いて、製品Wをコア型3との間の隙間を利用して一方に
ずらしコア型3から取り出す。即ち、図3に示すよう
に、製品Wをxだけ移動させて取り出す。製品取り出し
はその移動範囲(x)内(蛇腹部の山谷寸法差)であれ
ば可能である。
【0012】<実施例1>ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマーの一種であるペルプレン(P50D)を材料と
して等速ジョイント用ブーツを射出成形した。このとき
の溶融材料は200℃で射出し、金型温度(外型)を約
80℃(硬化温度)に保って硬化させた。このときの1
回の射出量は50gで10秒間に亙って射出した。ま
た、コア型は60rpmの速度で20秒間回転させた
(樹脂射出後の10秒回転を含む)。これによって、完
全な環状のブーツを得た。
【0013】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例ではコア型を回転させるようにし
たが、外型を回転させコア型を固定させても良い。この
場合、コア型は下向きに配置され樹脂の重力落下の影響
を低減させることが好ましい。また、コア型は製品が成
形後に移動できる程度の隙間を設定できる大きさの部分
的形状を有しておれば足り、本実施例の如く60°の範
囲の形状に限定されない。更に、溶融樹脂を噴出する噴
射口6は本実施例の場合、製品の軸方向に長いスリット
状の1本の噴射口を形成しているが、これに特に限定さ
れず蛇腹の各山毎に噴射口を互いに独立させて外型1側
にあるいはコア型3側にいずれに形成しても良い。
【0014】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の合成樹脂製蛇腹製品の製造方法によると、製品の軸断
面形状と同じ輪郭形状を有しかつ円周方向には製品の内
側の形状の一部しか有さないコア型とこれを囲撓し製品
の外側の形状を形成する外型とで製品の円周方向に部分
的にキャビティを形成する一方、該キャビティにコア型
あるいは外型から溶融樹脂を噴出しながらコア型あるい
は外型のいずれか一方を回転させ、円周方向に移動する
キャビテイに射出される溶融樹脂を円周方向に連続させ
るようにしたので、回転するコア型と外型との間でキャ
ビティを形成しながらそれが円周方向に移動しつつその
空間に溶融樹脂を継続射出するため、蛇腹状製品が円周
方向に連続して形成される。しかも、成形後は、コア型
が製品形状の円周の一部の輪郭形状しか有さないため、
成形品をコア型の中央に移動させるようにして成形品を
取り出すことができる。このため、ブーツのように凹凸
が大きな樹脂製品であっても射出成形後にコア型から取
り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂製蛇腹製品の製造方法を実施
する金型の一例を示す断面図である。
【図2】図1の金型のコア型を示す正面図である。
【図3】外型を外した状態の成形品とコア型との関係を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 外型 3 コア型 4 部分的なキャビティ 5 コア型の外周面 6 樹脂噴出口 9 コア型を回転自在に支持するブロック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の軸断面形状と同じ輪郭形状を有し
    かつ円周方向には製品の内側の形状の一部しか有さない
    コア型とこれを囲撓し製品の外側の形状を形成する外型
    とで製品の円周方向に部分的にキャビティを形成する一
    方、該キャビティに前記コア型あるいは外型から溶融樹
    脂を噴出しながら前記コア型あるいは外型のいずれか一
    方を回転させ、円周方向に移動するキャビテイに射出さ
    れる溶融樹脂を円周方向に連続させることを特徴とする
    合成樹脂製蛇腹製品の製造方法。
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FR2881982B1 (fr) * 2004-11-03 2009-04-03 Rz Engineering Soc Par Actions Dispositif de fabrication par moulage d'une enveloppe a soufflets comprenant des moyens de maintien d'un noyau devissable et procede correspondant.
FR2877258A1 (fr) * 2004-11-03 2006-05-05 Rz Engineering Soc Par Actions Dispositif de fabrication par moulage d'une enveloppe a soufflets comprenant des moyens de maintien d'un noyau devissable et procede correspondant

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