JP3346517B2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JP3346517B2 JP3346517B2 JP06536895A JP6536895A JP3346517B2 JP 3346517 B2 JP3346517 B2 JP 3346517B2 JP 06536895 A JP06536895 A JP 06536895A JP 6536895 A JP6536895 A JP 6536895A JP 3346517 B2 JP3346517 B2 JP 3346517B2
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- voltage
- switch
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- control means
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置、特にカメラ
部と制御ユニットが分離された拡大鏡ビデオカメラなど
の撮像装置に関する。
部と制御ユニットが分離された拡大鏡ビデオカメラなど
の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】拡大鏡ビデオカメラにおいて、特にズー
ムレンズを有しているものは、拡大する部分が体積的に
も重量的にも大きくなる傾向がある。そのような条件の
中でこのズームレンズを駆動するために駆動回路、映像
回路、電源回路等が必要となってくる。
ムレンズを有しているものは、拡大する部分が体積的に
も重量的にも大きくなる傾向がある。そのような条件の
中でこのズームレンズを駆動するために駆動回路、映像
回路、電源回路等が必要となってくる。
【0003】したがって、機構構成・回路構成にもよる
が、ある部分を区切り、2分割してカメラ部の重量を減
らすことが行われる。この分割方法には、2分割された
それぞれを電気的・機構的に分離する方法をとることが
保守性や保管性をたかめるために一般的に行われてい
る。この場合、分割点の接合方法が問題となり、機構的
接合と電気的接合の信頼性をいかに高めるかが課題とな
る。
が、ある部分を区切り、2分割してカメラ部の重量を減
らすことが行われる。この分割方法には、2分割された
それぞれを電気的・機構的に分離する方法をとることが
保守性や保管性をたかめるために一般的に行われてい
る。この場合、分割点の接合方法が問題となり、機構的
接合と電気的接合の信頼性をいかに高めるかが課題とな
る。
【0004】このような仕様方法の一例としてカメラの
構成で見ると、例えばレンズが装着されたことを検出す
るスイッチを設ける方法(例えば特開昭58−8382
4号公報等)がある。この場合は、接合部には何らかの
スイッチを設ける必要があり、接合部の機構的制約が発
生する。
構成で見ると、例えばレンズが装着されたことを検出す
るスイッチを設ける方法(例えば特開昭58−8382
4号公報等)がある。この場合は、接合部には何らかの
スイッチを設ける必要があり、接合部の機構的制約が発
生する。
【0005】また、レンズ側に制御回路(例えばマイク
ロコンピュータ等に内蔵し、何らかの制御手段を持ち合
わせているもの)が内蔵されているもの(例えば特公平
4−1554号公報など)は、双方が通信手段を持ち合
わせていることにより、相手側が何を接続されたかが検
出できたり、接続された種別を判断できる等の利点があ
る。
ロコンピュータ等に内蔵し、何らかの制御手段を持ち合
わせているもの)が内蔵されているもの(例えば特公平
4−1554号公報など)は、双方が通信手段を持ち合
わせていることにより、相手側が何を接続されたかが検
出できたり、接続された種別を判断できる等の利点があ
る。
【0006】また、マイクロコンピュータの他にも認識
手段としてROM(Read Only Memory)を搭載した方式
(例えば特開昭59−46634号公報など)も同様に
ROMの内容を読むことにより同様に相手側の判断や種
別の判断が可能である。
手段としてROM(Read Only Memory)を搭載した方式
(例えば特開昭59−46634号公報など)も同様に
ROMの内容を読むことにより同様に相手側の判断や種
別の判断が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような装置において、マイクロコンピュータやROMを
搭載した場合、接続する相手が複数ある場合はこのよう
な方式でもコスト以外のメリットがあるが、接続する相
手が1対1である場合は、接続状態の確実性のみが問題
となるのである。したがって、前述のスイッチを用いる
方法は1対1では有効であるが機構的にスイッチを付加
しなければならないという問題点がある。しかも誤って
スイッチが押されて誤動作する問題点もある。
ような装置において、マイクロコンピュータやROMを
搭載した場合、接続する相手が複数ある場合はこのよう
な方式でもコスト以外のメリットがあるが、接続する相
手が1対1である場合は、接続状態の確実性のみが問題
となるのである。したがって、前述のスイッチを用いる
方法は1対1では有効であるが機構的にスイッチを付加
しなければならないという問題点がある。しかも誤って
スイッチが押されて誤動作する問題点もある。
【0008】また、機構的に接続されてスイッチが入っ
たのにもかかわらず、電気的には接続不完全な状態も想
像できる。従って、この状態の時、電源が入力されたと
すれば破壊や故障につながるという問題点がある。
たのにもかかわらず、電気的には接続不完全な状態も想
像できる。従って、この状態の時、電源が入力されたと
すれば破壊や故障につながるという問題点がある。
【0009】また、接続する相手と専用の信号線で接続
することで、その導通で接続状態を判断してもよいが、
この方法では専用線を付加したことにより、接続点の電
気的接点の増加や接続線の増加が考えられ、コストアッ
プと、接続点が大きくなりデザイン性が劣って接続しに
くいなどの問題点がある。
することで、その導通で接続状態を判断してもよいが、
この方法では専用線を付加したことにより、接続点の電
気的接点の増加や接続線の増加が考えられ、コストアッ
プと、接続点が大きくなりデザイン性が劣って接続しに
くいなどの問題点がある。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み成されたもの
であり、不完全な接続状態では電源を供給せず、しかも
そのことを使用者に報知し、かつ専用の信号線を付加し
ない撮像装置を提供することを目的とする。
であり、不完全な接続状態では電源を供給せず、しかも
そのことを使用者に報知し、かつ専用の信号線を付加し
ない撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の撮像装置は、ズーム倍率が所定の範囲で可
変のズームレンズを有するカメラ本体と、電源及び制御
手段を有する制御ユニットと、が互いに別体に形成され
互いを接続してなる撮像装置において、上記カメラ本体
は、上記電源の電源電圧と接地電位との間に直列接続さ
れる少なくとも3個の抵抗と、上記抵抗のうち所定の1
個を動/不動制御し、上記ズームレンズのズームアップ
を司る第1のスイッチと、上記抵抗のうち他の1個を動
/不動制御し、上記ズームレンズのズームダウンを司る
第2のスイッチと、上記第1、第2のスイッチを接続し
その接続点から出力を取り出し上記制御手段に接続され
る出力線路と、を備えており、上記制御手段は、上記出
力線路の電圧値に基づいて、ズームアップ、ズームダウ
ン、電源線不備を判定し、その判定結果に応じた所定の
制御を行うことを特徴とするものである。
に、本発明の撮像装置は、ズーム倍率が所定の範囲で可
変のズームレンズを有するカメラ本体と、電源及び制御
手段を有する制御ユニットと、が互いに別体に形成され
互いを接続してなる撮像装置において、上記カメラ本体
は、上記電源の電源電圧と接地電位との間に直列接続さ
れる少なくとも3個の抵抗と、上記抵抗のうち所定の1
個を動/不動制御し、上記ズームレンズのズームアップ
を司る第1のスイッチと、上記抵抗のうち他の1個を動
/不動制御し、上記ズームレンズのズームダウンを司る
第2のスイッチと、上記第1、第2のスイッチを接続し
その接続点から出力を取り出し上記制御手段に接続され
る出力線路と、を備えており、上記制御手段は、上記出
力線路の電圧値に基づいて、ズームアップ、ズームダウ
ン、電源線不備を判定し、その判定結果に応じた所定の
制御を行うことを特徴とするものである。
【0012】
【0013】また、上記制御手段は、上記カメラ本体と
上記制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態で
あることを使用者に知らせる報知手段を備えることを特
徴とするものである。
上記制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態で
あることを使用者に知らせる報知手段を備えることを特
徴とするものである。
【0014】
【作用】上記した構成により、ズーム倍率が所定の範囲
で可変のズームレンズを有するカメラ本体と、電源及び
制御手段を有する制御ユニットと、が互いに別体に形成
され互いを接続してなる撮像装置において、上記カメラ
本体は、上記電源の電源電圧と接地電位との間に直列接
続される少なくとも3個の抵抗と、上記抵抗のうち所定
の1個を動/不動制御し、上記ズームレンズのズームア
ップを司る第1のスイッチと、上記抵抗のうち他の1個
を動/不動制御し、上記ズームレンズのズームダウンを
司る第2のスイッチと、上記第1、第2のスイッチを接
続しその接続点から出力を取り出し上記制御手段に接続
される出力線路と、を備えており、上記制御手段は、上
記出力線路の電圧値に基づいて、ズームアップ、ズーム
ダウン、電源線不備を判定し、その判定結果に応じた所
定の制御を行うので、不完全な接続状態では電源を供給
せず、かつ専用の信号線を付加しないこととなる。
で可変のズームレンズを有するカメラ本体と、電源及び
制御手段を有する制御ユニットと、が互いに別体に形成
され互いを接続してなる撮像装置において、上記カメラ
本体は、上記電源の電源電圧と接地電位との間に直列接
続される少なくとも3個の抵抗と、上記抵抗のうち所定
の1個を動/不動制御し、上記ズームレンズのズームア
ップを司る第1のスイッチと、上記抵抗のうち他の1個
を動/不動制御し、上記ズームレンズのズームダウンを
司る第2のスイッチと、上記第1、第2のスイッチを接
続しその接続点から出力を取り出し上記制御手段に接続
される出力線路と、を備えており、上記制御手段は、上
記出力線路の電圧値に基づいて、ズームアップ、ズーム
ダウン、電源線不備を判定し、その判定結果に応じた所
定の制御を行うので、不完全な接続状態では電源を供給
せず、かつ専用の信号線を付加しないこととなる。
【0015】
【0016】また、上記制御手段は、上記カメラ本体と
上記制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態で
あることを使用者に知らせる報知手段を備えるので、不
完全な接続状態では電源を供給せず、しかもそのことを
使用者に報知し、かつ専用の信号線を付加しないことと
なる。
上記制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態で
あることを使用者に知らせる報知手段を備えるので、不
完全な接続状態では電源を供給せず、しかもそのことを
使用者に報知し、かつ専用の信号線を付加しないことと
なる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の撮像装
置につき説明する。図1は本発明の一実施例における撮
像装置の構成を示すブロック図である。同図において、
1はズームレンズ、2は撮像素子、3はズームレンズ駆
動部、4はズームカメラユニット、5は映像処理部、6
は第3のスイッチ、7は第4のスイッチ、8は映像処理
回路、9は制御部、10は電源部、11は映像信号出
力、12は電源入力、13は電源回路、14はズームレ
ンズ駆動回路、15はアナログ・デジタル(以下「A/
D」と略す)、16は制御回路、18は制御ユニット、
19は警報ブザー、20は操作スイッチである。
置につき説明する。図1は本発明の一実施例における撮
像装置の構成を示すブロック図である。同図において、
1はズームレンズ、2は撮像素子、3はズームレンズ駆
動部、4はズームカメラユニット、5は映像処理部、6
は第3のスイッチ、7は第4のスイッチ、8は映像処理
回路、9は制御部、10は電源部、11は映像信号出
力、12は電源入力、13は電源回路、14はズームレ
ンズ駆動回路、15はアナログ・デジタル(以下「A/
D」と略す)、16は制御回路、18は制御ユニット、
19は警報ブザー、20は操作スイッチである。
【0018】以上のように構成された本発明の撮像装置
に付き、以下にその動作を説明する。ズームレンズ1に
はズーミングするためのズームレンズ駆動部3があり、
制御ユニット18からの信号により、所定のズーム倍率
を得るようにズームレンズ1を動作させる。
に付き、以下にその動作を説明する。ズームレンズ1に
はズーミングするためのズームレンズ駆動部3があり、
制御ユニット18からの信号により、所定のズーム倍率
を得るようにズームレンズ1を動作させる。
【0019】また、ズームレンズ1後方には撮像素子2
があり、撮像を電気信号に変換する。撮像素子2にはさ
らに映像処理部5と8が接続され、撮影された映像を映
像信号出力11として出力する。
があり、撮像を電気信号に変換する。撮像素子2にはさ
らに映像処理部5と8が接続され、撮影された映像を映
像信号出力11として出力する。
【0020】ズームカメラユニット4にはズームレンズ
1を所定の倍率に設定するための操作スイッチ20aと
20bがあり、操作スイッチ20aを押せばズームレン
ズ1の倍率を上げ、操作スイッチ20bを押せばズーム
レンズ1の倍率をさげることができる。
1を所定の倍率に設定するための操作スイッチ20aと
20bがあり、操作スイッチ20aを押せばズームレン
ズ1の倍率を上げ、操作スイッチ20bを押せばズーム
レンズ1の倍率をさげることができる。
【0021】操作スイッチ20aと20bは制御ユニッ
ト18からの電源線(電源VccとGND電位)を抵抗
分圧した両端に接続されており、その中点を制御ユニッ
ト18の制御部9のA/D変換回路15に接続される。
ズームカメラユニット4は、制御ユニット18に着脱可
能であり、ケーブルで電気的に接続されており、図上の
イ点〜ヘ点は、その接続点である。
ト18からの電源線(電源VccとGND電位)を抵抗
分圧した両端に接続されており、その中点を制御ユニッ
ト18の制御部9のA/D変換回路15に接続される。
ズームカメラユニット4は、制御ユニット18に着脱可
能であり、ケーブルで電気的に接続されており、図上の
イ点〜ヘ点は、その接続点である。
【0022】接続部は図3に示すような構造であり、前
述のズームレンズユニット4に必要な電源・映像信号な
どは信号線27を通り、接触子25に接続される。接触
子25は、固定枠26で固定されており、接触子25は
接続される相手側の接触子22に電気的に接続可能であ
る。接触子25は図4に示すように、相手側接触子22
に電気的に確実に接続するためにバネ性29を持たせて
ある。接触子22は固定枠21で固定され、信号線28
に接続されている。
述のズームレンズユニット4に必要な電源・映像信号な
どは信号線27を通り、接触子25に接続される。接触
子25は、固定枠26で固定されており、接触子25は
接続される相手側の接触子22に電気的に接続可能であ
る。接触子25は図4に示すように、相手側接触子22
に電気的に確実に接続するためにバネ性29を持たせて
ある。接触子22は固定枠21で固定され、信号線28
に接続されている。
【0023】固定枠21と26は、機械的に着脱可能で
あり、各固定枠21と26はそれぞれ凹部23と凸部2
4が設けられ、バネ性20で確実に固定される。図4と
図5は固定枠26の外観図の一例である。
あり、各固定枠21と26はそれぞれ凹部23と凸部2
4が設けられ、バネ性20で確実に固定される。図4と
図5は固定枠26の外観図の一例である。
【0024】制御ユニット18には、各部に電源を供給
するための電源部10があり、外部より電源入力12を
通じて電源が与えられる。また、制御部9は各部を制御
するためのマイクロコンピュータを搭載し、ROMに書
かれた制御ソフトに従い各部を制御する。
するための電源部10があり、外部より電源入力12を
通じて電源が与えられる。また、制御部9は各部を制御
するためのマイクロコンピュータを搭載し、ROMに書
かれた制御ソフトに従い各部を制御する。
【0025】このような撮像装置につき、以下図2の流
れ図を参照しながら説明する。本願では接続点Aの電圧
(接続線ハのb側から検出した電圧)によってその接続
状態を検出する。接続点ハの電圧は正常に接続され、か
つ操作スイッチ20aと20bが押されていなければハ
点の電圧はVcc/2となる。ここで、抵抗器20c〜
20fの抵抗値をR1〜R4とおき、R1=1kΩ、R2=
2.2kΩ、R3=1kΩ、R4=2.2kΩとする。こ
のとき2.5Vとなる。
れ図を参照しながら説明する。本願では接続点Aの電圧
(接続線ハのb側から検出した電圧)によってその接続
状態を検出する。接続点ハの電圧は正常に接続され、か
つ操作スイッチ20aと20bが押されていなければハ
点の電圧はVcc/2となる。ここで、抵抗器20c〜
20fの抵抗値をR1〜R4とおき、R1=1kΩ、R2=
2.2kΩ、R3=1kΩ、R4=2.2kΩとする。こ
のとき2.5Vとなる。
【0026】このとき、ズームアップもしくはズームダ
ウンのために操作スイッチ20aあるいは20bを押せ
ば、それぞれ対応した抵抗器20dもしくは20eの両
端をショートしたことになり、ハ点の電圧はそれぞれ
(R3+R4)/(R1+R3+R4)×VccもしくはR4
/(R1+R2+R4)×Vccとなり、それぞれ3.8
V、2.1Vになる。
ウンのために操作スイッチ20aあるいは20bを押せ
ば、それぞれ対応した抵抗器20dもしくは20eの両
端をショートしたことになり、ハ点の電圧はそれぞれ
(R3+R4)/(R1+R3+R4)×VccもしくはR4
/(R1+R2+R4)×Vccとなり、それぞれ3.8
V、2.1Vになる。
【0027】また、同時に押された場合でも、ハ点の電
圧はR4/(R1+R4)×Vccとなり、3.43Vで
ある。従って、各操作スイッチ20a若しくは20bが
押された場合には、押されたスイッチによってハ点の電
圧が異なり、各操作スイッチ20a若しくは20bの操
作をハ点の電圧で区別することができる。
圧はR4/(R1+R4)×Vccとなり、3.43Vで
ある。従って、各操作スイッチ20a若しくは20bが
押された場合には、押されたスイッチによってハ点の電
圧が異なり、各操作スイッチ20a若しくは20bの操
作をハ点の電圧で区別することができる。
【0028】接続部でハ点が接続不完全の時は、ハ点の
電圧は不定な電圧になる。また、電源Vccの接続不完
全であれば、ハ点はGNDレベルになり、接地電位GN
Dの接続が不完全であれば、ハ点はVccレベルにな
る。このように接続状態が少なくとも何らかの異常があ
れば、ハ点の電圧を調べることにより異常を識別でき
る。
電圧は不定な電圧になる。また、電源Vccの接続不完
全であれば、ハ点はGNDレベルになり、接地電位GN
Dの接続が不完全であれば、ハ点はVccレベルにな
る。このように接続状態が少なくとも何らかの異常があ
れば、ハ点の電圧を調べることにより異常を識別でき
る。
【0029】接続部の構造が図5である場合は、不完全
接続としては端子全体が接続されない状態が考えられる
が、この場合、前述のハ点の電圧が不定になり、この電
圧を比較検出することにより、接続状態を把握できる。
また図6のように外形形状が長方形の場合には図7のよ
うな不完全接続が考えられる。
接続としては端子全体が接続されない状態が考えられる
が、この場合、前述のハ点の電圧が不定になり、この電
圧を比較検出することにより、接続状態を把握できる。
また図6のように外形形状が長方形の場合には図7のよ
うな不完全接続が考えられる。
【0030】端子配列を図7において、右から電源+
側、ズームスイッチ信号線、他の信号線、電源−側とい
うふうに配置すれば、電源が浮くという問題を未然に回
避することが出来る。
側、ズームスイッチ信号線、他の信号線、電源−側とい
うふうに配置すれば、電源が浮くという問題を未然に回
避することが出来る。
【0031】さて、制御ユニット18では、前述のハ点
の電圧をA/D変換回路15を介して数値化したのち、
制御回路16に含まれるマイクロコンピュータにより判
断する。この判断の様子を図2の流れ図に示す。まずス
テップ#5において、ハ点の電圧をA/D変換回路15
から読み込み、ステップ#10においてハ点の電圧が
2.5Vか否かを判定し、もし2.5Vであれば、操作
スイッチ20aと20bのいずれもおされていないもの
として処理を終了する。逆に2.5Vでなければ、処理
をステップ#15に移す。
の電圧をA/D変換回路15を介して数値化したのち、
制御回路16に含まれるマイクロコンピュータにより判
断する。この判断の様子を図2の流れ図に示す。まずス
テップ#5において、ハ点の電圧をA/D変換回路15
から読み込み、ステップ#10においてハ点の電圧が
2.5Vか否かを判定し、もし2.5Vであれば、操作
スイッチ20aと20bのいずれもおされていないもの
として処理を終了する。逆に2.5Vでなければ、処理
をステップ#15に移す。
【0032】ステップ#15では、ハ点の電圧が3.8
Vか否かを判定し、もし3.8Vであれば、ズームアッ
プのスイッチ20aが押されたものとして、ズームアッ
プの処理を行う。逆に3.8Vでなければ処理をステッ
プ#20に移す。ステップ#20ではハ点の電圧が2.
1Vか否かを判定し、もし2.1Vであれば操作スイッ
チ20bが押されたものとして、ズームダウンの処理を
行う。
Vか否かを判定し、もし3.8Vであれば、ズームアッ
プのスイッチ20aが押されたものとして、ズームアッ
プの処理を行う。逆に3.8Vでなければ処理をステッ
プ#20に移す。ステップ#20ではハ点の電圧が2.
1Vか否かを判定し、もし2.1Vであれば操作スイッ
チ20bが押されたものとして、ズームダウンの処理を
行う。
【0033】逆に2.1Vでなければ処理をステップ#
25に移し、ステップ#25においてハ点の電圧が3.
43Vか否かを判定し、もし3.43Vであれば、操作
スイッチ20aと20bが同時に押されたものとし、例
えば電源のシャットダウンなどの処理を行う。
25に移し、ステップ#25においてハ点の電圧が3.
43Vか否かを判定し、もし3.43Vであれば、操作
スイッチ20aと20bが同時に押されたものとし、例
えば電源のシャットダウンなどの処理を行う。
【0034】逆に3.43Vでなければ、処理をステッ
プ#30に移し、ステップ#30において検出電圧が5
Vか否かを判定し、もし5Vであれば、GND端子ヘが
接続不完全として処理をステップ#40に移す。逆に5
Vでなければ、ステップ#35を実行する。
プ#30に移し、ステップ#30において検出電圧が5
Vか否かを判定し、もし5Vであれば、GND端子ヘが
接続不完全として処理をステップ#40に移す。逆に5
Vでなければ、ステップ#35を実行する。
【0035】ステップ#35では、ハ点の電圧が0Vか
否かを判定し、もし0VであればVcc端子ニが接続不
完全とし、処理をステップ#40に移す。逆に0Vでな
ければ電圧不定として処理をステップ#45に移す。ス
テップ#40では、電源不接続として識別フラッグをた
てる。ステップ#45では電源回路13からの出力を制
御するためのスイッチ6と7をオフする処理を行う。
否かを判定し、もし0VであればVcc端子ニが接続不
完全とし、処理をステップ#40に移す。逆に0Vでな
ければ電圧不定として処理をステップ#45に移す。ス
テップ#40では、電源不接続として識別フラッグをた
てる。ステップ#45では電源回路13からの出力を制
御するためのスイッチ6と7をオフする処理を行う。
【0036】こののち、ステップ#50において警報ブ
ザーを鳴らし、ステップ#55において映像処理部8へ
警報メッセージの信号を出力し全処理を終える。これに
より、異常が生じた場合には音と映像で使用者に注意を
促すことができる。
ザーを鳴らし、ステップ#55において映像処理部8へ
警報メッセージの信号を出力し全処理を終える。これに
より、異常が生じた場合には音と映像で使用者に注意を
促すことができる。
【0037】以上のように本実施例によれば、ズームレ
ンズをズーミングするための操作スイッチの信号を用い
て接合部の不完全接続を検出することにより、検出のた
めの信号線を増やすことなく全ての状態に対応できるこ
とになる。
ンズをズーミングするための操作スイッチの信号を用い
て接合部の不完全接続を検出することにより、検出のた
めの信号線を増やすことなく全ての状態に対応できるこ
とになる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の撮像装置は、ズー
ム倍率が所定の範囲で可変のズームレンズを有するカメ
ラ本体と、電源及び制御手段を有する制御ユニットと、
が互いに別体に形成され互いを接続してなる撮像装置に
おいて、上記カメラ本体は、上記電源の電源電圧と接地
電位との間に直列接続される少なくとも3個の抵抗と、
上記抵抗のうち所定の1個を動/不動制御し、上記ズー
ムレンズのズームアップを司る第1のスイッチと、上記
抵抗のうち他の1個を動/不動制御し、上記ズームレン
ズのズームダウンを司る第2のスイッチと、上記第1、
第2のスイッチを接続しその接続点から出力を取り出し
上記制御手段に接続される出力線路と、を備えており、
上記制御手段は、上記出力線路の電圧値に基づいて、ズ
ームアップ、ズームダウン、電源線不備を判定し、その
判定結果に応じた所定の制御を行うので、不完全な接続
状態では電源を供給せず、かつ専用の信号線を付加する
必要がないという効果が得られる。
ム倍率が所定の範囲で可変のズームレンズを有するカメ
ラ本体と、電源及び制御手段を有する制御ユニットと、
が互いに別体に形成され互いを接続してなる撮像装置に
おいて、上記カメラ本体は、上記電源の電源電圧と接地
電位との間に直列接続される少なくとも3個の抵抗と、
上記抵抗のうち所定の1個を動/不動制御し、上記ズー
ムレンズのズームアップを司る第1のスイッチと、上記
抵抗のうち他の1個を動/不動制御し、上記ズームレン
ズのズームダウンを司る第2のスイッチと、上記第1、
第2のスイッチを接続しその接続点から出力を取り出し
上記制御手段に接続される出力線路と、を備えており、
上記制御手段は、上記出力線路の電圧値に基づいて、ズ
ームアップ、ズームダウン、電源線不備を判定し、その
判定結果に応じた所定の制御を行うので、不完全な接続
状態では電源を供給せず、かつ専用の信号線を付加する
必要がないという効果が得られる。
【0039】
【0040】また、上記制御手段は、上記カメラ本体と
上記制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態で
あることを使用者に知らせる報知手段を備えるので、不
完全な接続状態では電源を供給せず、しかもそのことを
使用者に報知し、かつ専用の信号線を付加しないでよい
という効果がえられる。
上記制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態で
あることを使用者に知らせる報知手段を備えるので、不
完全な接続状態では電源を供給せず、しかもそのことを
使用者に報知し、かつ専用の信号線を付加しないでよい
という効果がえられる。
【図1】 本発明の一実施例における撮像装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】 同実施例における撮像装置の動作を示す流れ
図である。
図である。
【図3】 同実施例における撮像装置の接続部の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】 同実施例における撮像装置の接続部の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】 同実施例における撮像装置の接続部の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】 同実施例における撮像装置の接続部の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】 同実施例における撮像装置の接続部の構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 ズームレンズ 2 撮像素子 3 ズームレンズ駆動部 4 ズームカメラユニット 5 映像処理部 6 第3のスイッチ 7 第4のスイッチ 8 映像処理回路 9 制御部 10 電源部 11 映像信号出力 12 電源入力 13 電源回路 14 ズームレンズ駆動回路 15 A/D変換回路 16 制御回路 18 制御ユニット 19 警報ブザー 20 操作スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 ズーム倍率が所定の範囲で可変のズーム
レンズを有するカメラ本体と、電源及び制御手段を有す
る制御ユニットと、が互いに別体に形成され互いを接続
してなる撮像装置において、上記カメラ本体は、上記電源の 電源電圧と接地電位との
間に直列接続される少なくとも3個の抵抗と、 上記抵抗のうち所定の1個を動/不動制御し、上記ズー
ムレンズのズームアップを司る第1のスイッチと、 上記抵抗のうち他の1個を動/不動制御し、上記ズーム
レンズのズームダウンを司る第2のスイッチと、上記第1、第2のスイッチを接続しその接続点から出力
を取り出し上記制御手段に接続される出力線路と、を備
えており、 上記制御手段は、上記出力線路の電圧値に基づいて、ズ
ームアップ、ズームダウン、電源線不備を判定し、その
判定結果に応じた所定の制御を行うことを特徴とする 撮
像装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記カメラ本体と上記
制御ユニットが不接続の場合に不完全な接続状態である
ことを使用者に知らせる報知手段を備えることを特徴と
する請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06536895A JP3346517B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06536895A JP3346517B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265613A JPH08265613A (ja) | 1996-10-11 |
JP3346517B2 true JP3346517B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=13284959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06536895A Expired - Fee Related JP3346517B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3346517B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP06536895A patent/JP3346517B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08265613A (ja) | 1996-10-11 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |