JP3344966B2 - 押湯用スリーブの製造方法 - Google Patents
押湯用スリーブの製造方法Info
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Description
湯を保温あるいは加熱して収容するための、押湯誘導口
と押湯収容部とを備えたスリーブを製造する方法に関す
る。
型)に流し込んだ溶融金属の冷却工程においてその収縮
により内部に引け巣が生じないように、冷却工程の間じ
ゅう常に引け巣の体積に相当する量の溶融金属(以下、
押湯という。)を補給している。余分な押湯は製品が冷
えて型ばらしされた後に切断除去されるものであるた
め、製品の歩止まりを向上させるには、押湯は引け巣の
体積をわずかにこえる程度の量が最適である。そのため
従来、製品の鋳型(生型)4の上部に、押湯を保温ある
いは加熱して鋳型(生型)中に常に補給しうるように、
スリーブを設けてその中に押湯を収容している。このよ
うなスリーブとして種々の内部形状のものが提案されて
いるが、例えば、押湯収容部1aの内部が円筒形で押湯
誘導口1bにネックダウンコア3の設けられた押湯用ス
リーブが一般に広く知られている(図7参照)。また、
押湯誘導口を備えた押湯収容部が球状の二つ割れの押湯
用スリーブも公知である。これらの押湯用スリーブは、
押湯を保温あるいは加熱できるように、断熱保温材料あ
るいは発熱材料でつくられている。具体的には、断熱保
温材料としては繊維やアルミナ粉末が用いられ、発熱材
料としてはアルミニウム粉末と酸化鉄と酸化剤が耐火骨
材と共に用いられ、これらを水ガラスやシェルモールド
用ノボラック型又はレゾール型フェノール樹脂などの粘
結剤と混練し成形して硬化させている。
水ガラスを粘結剤として使用した場合には、炭酸ガスを
通気して成形品を硬化させた後、硬化したスリーブを乾
燥炉中で更に約200℃で4時間ほど乾燥させなけれ
ば、実用的な強度の押湯用スリーブが得られない。ま
た、粘結剤としてシェルモールド用ノボラック型又はレ
ゾール型フェノール樹脂を使用した場合にも、成形した
のち乾燥炉中で約200℃で4時間ほど乾燥させなけれ
ば、実用的な強度の押湯用スリーブを得ることができな
い。樹脂発泡成形体は約200℃で加熱すると変形など
するため、従来の押湯用スリーブの製造には樹脂発泡成
形体を使用することができなかった。
程を行わなくても実用的な性能を有する一体的な押湯用
のスリーブを簡易に製造する方法を提供することであ
る。
に、本発明は、樹脂発泡成形体の全表面に耐火物粉末と
ウレタン系粘結剤とを含有する混合物を被覆し硬化させ
て押湯を内部に収容する断熱保温壁を形成し、次いで前
記断熱保温壁の一部を取り除いて押湯誘導口を形成す
る、押湯用スリーブの製造方法であって、前記耐火物粉
末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は真珠岩の発泡
中空微小球であること、を特徴とする前記方法である。
ミニウム粉末及び/又はマグネシウム粉末と酸化鉄と酸
化剤と助燃剤と耐火物粉末とウレタン系粘結剤とを含有
する混合物を被覆し硬化させて押湯を内部に収容する発
熱壁を形成し、次いで前記発熱壁の一部を取り除いて押
湯誘導口を形成する、押湯用スリーブの製造方法であっ
て、前記耐火物粉末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/
又は真珠岩の発泡中空微小球であること、を特徴とする
前記方法である。
構成すべき表面を除く全表面に、耐火物粉末とウレタン
系粘結剤とを含有する混合物を被覆し硬化させて、押湯
誘導口と押湯収容部とを構成する断熱保温壁を形成す
る、押湯用スリーブの製造方法であって、前記耐火物粉
末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は真珠岩の発泡
中空微小球であること、を特徴とする前記方法である。
構成すべき表面を除く全表面に、アルミニウム粉末及び
/又はマグネシウム粉末と酸化鉄と酸化剤と助燃剤と耐
火物粉末とウレタン系粘結剤とを含有する混合物を被覆
し硬化させて、押湯誘導口と押湯収容部とを構成する発
熱壁を形成する、押湯用スリーブの製造方法であって、
前記耐火物粉末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は
真珠岩の発泡中空微小球であること、を特徴とする前記
方法である。
クダウンコアを設ける、前記の各押湯用スリーブの製造
方法である。
は、溶融金属の熱で溶融あるいは消失する樹脂を発泡、
成形して押湯収容部と押湯誘導口とをそれぞれなす部分
を備えた成形体である。このような樹脂としては、ポリ
スチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレン等の
熱可塑性樹脂が好適である。更に、熱可塑性樹脂中に発
泡剤を内包した微小体を所望の形状、大きさの型内で発
泡、膨張させ相互に融着させた樹脂発泡成形体が最適で
ある。
形、コップ形、円柱形、球形などの種々の形状であって
よいが、同一体積のうちで最も熱拡散面積が小さい、す
なわち、体積と表面積の比で示されるモジュラスが最も
大きくなる球形(但し、押湯誘導口を構成すべき部分を
除く。)が最も好ましい。溶湯金属が同じ場合には、そ
の凝固時間はモジュラスによって定まるからである。
は、耐火物粉末とウレタン系粘結剤(例えば好適には、
フェノール樹脂とイソシアネート硬化剤とからなるフェ
ノールウレタン系粘結剤)とからなる場合には押湯を断
熱保温し、これらに更にアルミニウム粉末及び/又はマ
グネシウム粉末(好適にはアルミニウム粉末)と酸化鉄
と酸化剤(例えば硝酸ナトリウム)と助燃剤(例えばフ
ッ化ナトリウム)とからなる場合にはスリーブ自体がテ
ルミット反応により発熱して溶湯を加熱して、スリーブ
内に押湯を収容することができる。
中空微小球及び/又は真珠岩の発泡中空微小球であり、
高強度で断熱性が高く軽量の断熱保温壁又は発熱壁を安
価に形成することができる。本発明において使用される
黒曜岩、真珠岩の発泡中空微小球は独立気泡であり、熱
伝導率が低く断熱性の向上したスリーブを得ることがで
きる。この黒曜岩、真珠岩の発泡中空微小球としては、
平均粒径10μm〜7.0mmの範囲のもの、更に平均
粒径0.3〜2.5mmのもの、特に平均粒径0.3〜
1.5mmのものがスリーブの成形速度を高めることが
でき、生産性が向上するので好ましい。
の(押湯誘導口を構成すべき部分を除いた)一部又は全
部の表面に、前記混合物を好適には型内で被覆し、更に
好適には第3級アミン等の触媒を添加あるいはガス化し
て通気し硬化させて、断熱保温壁又は発熱壁を形成す
る。樹脂発泡成形体の全表面に壁を形成した場合には、
その一部を切断などして取り除き、押湯誘導口を形成す
る。押湯誘導口には、製品鋳型への設置の容易化と、型
ばらし後に冷えた押湯(部分)を切断しやすいように、
更にネックダウンコアを接着などにより設けることが好
ましい。形成された断熱保温壁、発熱壁は通気性があ
り、押湯がスリーブ内に入ったとき、樹脂発泡成形体の
燃焼ガスや空気は速やかにスリーブ外に排出される。
形するための二つ割れ型の側断面図である。図2は、本
発明の実施例1の押湯用スリーブを製造するための二つ
割れ型に樹脂発泡成形体を設置した場合の側断面図であ
る。図3は、本発明の実施例1の押湯用スリーブの側断
面図である。発泡性ポリスチレンビーズ(三菱油化バデ
ィシュ(株)製FMC−250)3.5gを図1の型6
のキャビティー7に充填し115℃で加熱して、直径7
cmの球形の押湯収容部を構成すべき部分(容積19
8.7cm3 、表面積175.9cm2 、密度0.0
19g/cm3 )1aと押湯誘導口を構成すべき部分
1bからなる熱可塑性樹脂発泡成形体1を製造した。次
に、樹脂発泡成形体1の押湯誘導口1bを構成すべき表
面に空隙が存在しないように、この熱可塑性樹脂発泡成
形体1をスリーブ製造用の型8のキャビティー(容積2
50cm3 )9に設置した(図2参照)。このキャビ
ティー9は前記成形体1より一まわり大きく、キャビテ
ィー9の空隙に発熱壁を構成すべき混合物を充填した。
この混合物は、アルミニウム粉末5gと酸化鉄1gと硝
酸ナトリウム1gとフッ化ナトリウム1gと黒曜岩の発
泡中空微小球(芙蓉パーライト(株)製フヨーライト1
号)65gとをよく混合し、この中に更にフェノール樹
脂1.5gとイソシアネート硬化剤1.5gとを加えて
充分に混合したものである。そして、このキャビティー
9内に充填した混合物にトリエチルアミンの蒸気を常温
で通気して、この充填した混合物を常温で硬化させ、押
湯用スリーブを製造した。更に、このスリーブの押湯誘
導口に、中心に押湯誘導口とほぼ同じ大きさの円形の穴
を設けたネックダウンコア3を接着した。このネックダ
ウンコア3は、黒曜岩の発泡中空微小球とフェノール樹
脂とイソシアネート硬化剤との混合物を型中でトリエチ
ルアミンの蒸気を通気して硬化させたものである。得ら
れたネックダウンコア付き押湯用スリーブを使用して、
各種物性試験及び注湯試験を行った。なお、熱伝導率は
京都電子(株)製の熱伝導率測定機を用いて測定した。
発熱壁を形成する混合物の組成、押湯用スリーブの成形
結果、製造した押湯用スリーブの性状、物性試験及び注
湯試験結果をまとめて表1に示す。
ネックダウンコア3付き押湯用スリーブを設置し、押湯
が発熱壁2内を満たすように生型4内に1620℃の溶
融金属(鋳鋼SCW480)を注湯して、押湯用スリー
ブの内部の溶融金属が1493℃以下に冷えて凝固する
までの時間を測定した(図6参照)。
微小球(三井金属(株)製ネニサンソ)を用いたことを
除いて、実施例1と同様にして押湯用スリーブを製造
し、これを使用して各種物性試験及び注湯試験を行っ
た。発熱壁を形成する混合物の組成、押湯用スリーブの
成形結果、製造した押湯用スリーブの性状、物性試験及
び注湯試験結果をまとめて表1に示す。
すべき混合物の組成を表1に示すように変更したことを
除いて、実施例1と同様にして押湯用スリーブを製造
し、これを使用して注湯試験を行った。発熱壁を形成す
る混合物の組成、製造した押湯用スリーブの性状及び注
湯試験結果をまとめて表1に示す。
製FMC−250)3.5gを球形キャビティーを有す
る型内に充填し115℃で加熱して、直径7cmの球形
の熱可塑性樹脂発泡成形体1(体積179.5cm
3 、表面積153.9cm2 、密度0.019g/c
m3 )を製造した。次に、この熱可塑性樹脂発泡成形
体1をこれより大きい球形キャビティーを有するスリー
ブ製造用の型内に設置した。このキャビティーの空隙に
発熱壁を構成すべき混合物を充填した。この混合物は、
アルミニウム粉末15gと酸化鉄3gと硝酸ナトリウム
1gとフッ化ナトリウム1gと黒曜岩の発泡中空微小球
57gとをよく混合し、この中に更にフェノール樹脂
1.5gとイソシアネート硬化剤1.5gとを加えて充
分に混合したものである。そして、キャビティーの空隙
にトリエチルアミンの蒸気を常温で通気して、この充填
した混合物を常温で硬化させ、(内部)熱可塑性樹脂発
泡成形体1と(外部)発熱壁2からなる球状体を製造し
た。この球状体の一部を切断し(外部)発熱壁2の一部
を取り除いて、押湯誘導口(を構成すべき部分)を形成
して、押湯用スリーブを製造した。図4は、製造した押
湯用スリーブの側断面図である。この押湯用スリーブを
使用して注湯試験を行った。発熱壁を形成する混合物の
組成、製造した押湯用スリーブの性状及び注湯試験結果
をまとめて表1に示す。
更したことを除いて実施例6と同様にして製造した押湯
用スリーブに、実施例1と同様にしてネックダウンコア
を取り付けて、押湯用スリーブを製造した。図5は、製
造した押湯用スリーブの側断面図である。この押湯用ス
リーブを使用して注湯試験を行った。発熱壁を形成する
混合物の組成、製造した押湯用スリーブの性状及び注湯
試験結果をまとめて表1に示す。
製FMC−250)4.0gを型内の頭部が半球状の円
筒形のキャビティーに充填し115℃で加熱して、直径
7cm、長さ10.3cmの頭部が半球状の円柱形の熱
可塑性樹脂発泡成形体1(体積198.7cm3 、表
面積176.9cm2 、密度0.020g/cm3 )
を製造した。次に、樹脂発泡成形体1の押湯誘導口1b
を構成すべき表面(円柱底面)に空隙が存在しないよう
に、この熱可塑性樹脂発泡成形体1をスリーブ製造用の
型の内部のキャビティーに設置した。このキャビティー
は前記成形体1より一まわり大きく、キャビティーの空
隙に断熱保温壁2′を構成すべき混合物を充填した。こ
の混合物は、黒曜岩の発泡中空微小球71gとフェノー
ル樹脂1.5gとイソシアネート硬化剤1.5gとを加
えて充分に混合したものである。そして、キャビティー
の空隙にトリエチルアミンの蒸気を常温で通気して、こ
の充填した混合物を常温で硬化させ、押湯用スリーブを
製造した。更に、このスリーブの押湯誘導口に、中心に
押湯誘導口とほぼ同じ大きさの円形の穴を設けたネック
ダウンコアを接着した。このネックダウンコアは、黒曜
岩の発泡中空微小球とフェノール樹脂とイソシアネート
硬化剤との混合物を型中でトリエチルアミンの蒸気を通
気して硬化させたものである。得られたネックダウンコ
ア付き押湯用スリーブを使用して、注湯試験を行った。
断熱保温壁を形成する混合物の組成、製造した押湯用ス
リーブの性状及び注湯試験結果をまとめて表1に示す。
造した体積198.7cm3 の球形熱可塑性樹脂発泡
成形体1を埋め込んで、注湯試験を行った。注湯試験結
果などをまとめて表1に示す。
樹脂発泡成形体の表面に、黒曜岩の発泡中空微小球及び
/又は真珠岩の発泡中空微小球の耐火物粉末などをウレ
タン系粘結剤で高温で長時間加熱することなく硬化させ
ているので、変形などすることなく通気性があり高強度
で断熱性の高い断熱保温壁又は発熱壁を(樹脂発泡成形
体と)一体的かつ簡易、迅速に形成することができる。
そして、本発明により製造される押湯用スリーブを製品
の鋳型(生型)の上部に設置して使用すると、溶融金属
(押湯)により樹脂発泡成形体が消失して、断熱保温壁
又は発熱壁内に押湯を収容し保温又は加熱することがで
きるので、鋳物製品に引け巣が生じないように、その体
積をわずかにこえる程度の量の押湯を使用してこれを収
容し生型に供給することができ経済的である。
成形するための二つ割れ型の側断面図である。
るための二つ割れ型に樹脂発泡成形体を設置した場合の
側断面図である。
図である。
図である。
図である。
た注湯試験における製品鋳型及び押湯用スリーブの側断
面図である。
スリーブの側断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 樹脂発泡成形体の全表面に耐火物粉末と
ウレタン系粘結剤とを含有する混合物を被覆し硬化させ
て押湯を内部に収容する断熱保温壁を形成し、次いで前
記断熱保温壁の一部を取り除いて押湯誘導口を形成す
る、押湯用スリーブの製造方法であって、 前記耐火物粉末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は
真珠岩の発泡中空微小球であること、を特徴とする前記
方法。 - 【請求項2】 樹脂発泡成形体の全表面にアルミニウム
粉末及び/又はマグネシウム粉末と酸化鉄と酸化剤と助
燃剤と耐火物粉末とウレタン系粘結剤とを含有する混合
物を被覆し硬化させて押湯を内部に収容する発熱壁を形
成し、次いで前記発熱壁の一部を取り除いて押湯誘導口
を形成する、押湯用スリーブの製造方法であって、 前記耐火物粉末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は
真珠岩の発泡中空微小球であること、を特徴とする前記
方法。 - 【請求項3】 樹脂発泡成形体の押湯誘導口を構成すべ
き表面を除く全表面に、耐火物粉末とウレタン系粘結剤
とを含有する混合物を被覆し硬化させて、押湯誘導口と
押湯収容部とを構成する断熱保温壁を形成する、押湯用
スリーブの製造方法であって、 前記耐火物粉末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は
真珠岩の発泡中空微小球であること、を特徴とする前記
方法。 - 【請求項4】 樹脂発泡成形体の押湯誘導口を構成すべ
き表面を除く全表面に、アルミニウム粉末及び/又はマ
グネシウム粉末と酸化鉄と酸化剤と助燃剤と耐火物粉末
とウレタン系粘結剤とを含有する混合物を被覆し硬化さ
せて、押湯誘導口と押湯収容部とを構成する発熱壁を形
成する、押湯用スリーブの製造方法であって、 前記耐火物粉末が、黒曜岩の発泡中空微小球及び/又は
真珠岩の発泡中空微小球であること、を特徴とする前記
方法。 - 【請求項5】 前記樹脂発泡成形体が、発泡剤を内包し
た熱可塑性樹脂微小体を型内で膨張させ相互に融着させ
た熱可塑性樹脂発泡成形体である、請求項1〜4のいず
れか一項に記載の押湯用スリーブの製造方法。 - 【請求項6】 前記ウレタン系粘結剤が、フェノール樹
脂とイソシアネート硬化剤とを含有するフェノールウレ
タン系粘結剤である、請求項1〜5のいずれか一項に記
載の押湯用スリーブの製造方法。 - 【請求項7】 前記硬化を第3級アミンの添加あるいは
通気により行う、請求項1〜6のいずれか一項に記載の
押湯用スリーブの製造方法。 - 【請求項8】 押湯収容部を構成する前記樹脂発泡成形
体の外部形状が、押湯誘導口を構成すべき部分を除いて
球形である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の押湯
用スリーブの製造方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の押
湯用スリーブの製造方法であって、前記押湯誘導口に更
にネックダウンコアを設ける、前記方法。
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JP10413799A JP3344966B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 押湯用スリーブの製造方法 |
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JP2000288685A JP2000288685A (ja) | 2000-10-17 |
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CN108290206A (zh) * | 2015-09-14 | 2018-07-17 | 浇铸工艺产品有限责任公司 | 在型芯喷射机中制造给料器的方法和实施该方法的合适的芯盒 |
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1999
- 1999-04-12 JP JP10413799A patent/JP3344966B2/ja not_active Expired - Fee Related
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