JP3316208B2 - 断熱スリーブ及びそれらの使用 - Google Patents
断熱スリーブ及びそれらの使用Info
- Publication number
- JP3316208B2 JP3316208B2 JP2000527377A JP2000527377A JP3316208B2 JP 3316208 B2 JP3316208 B2 JP 3316208B2 JP 2000527377 A JP2000527377 A JP 2000527377A JP 2000527377 A JP2000527377 A JP 2000527377A JP 3316208 B2 JP3316208 B2 JP 3316208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- binder
- weight
- amount
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/08—Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C1/00—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C1/00—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
- B22C1/16—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
- B22C1/167—Mixtures of inorganic and organic binding agents
Description
【0001】
【産業の利用分野】この発明は、断熱スリーブ配合物及
びスリーブ調製におけるそれらの使用に関する。それら
の断熱スリーブ配合物は、中空のアルミノケイ酸塩、有
機結合剤、及びホウ酸及び/又はリン酸塩ガラスから成
る。また、本発明は、スリーブ配合物で調製されたスリ
ーブ、及び金属部品を製造する鋳造アセンブリにおける
スリーブの用法に関する。
びスリーブ調製におけるそれらの使用に関する。それら
の断熱スリーブ配合物は、中空のアルミノケイ酸塩、有
機結合剤、及びホウ酸及び/又はリン酸塩ガラスから成
る。また、本発明は、スリーブ配合物で調製されたスリ
ーブ、及び金属部品を製造する鋳造アセンブリにおける
スリーブの用法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳造アセンブリは、受け口、湯口系(ダ
ウンスプール、チョーク、及び湯道を含む)、押湯、ス
リーブ、鋳型、中子、及び他の構成要素から成る。金属
鋳物を製造するために、金属は鋳造アセンブリの受口に
注入され、湯口系を通って鋳型及び/または中子アセン
ブリに行って、そこで冷却し凝固する。
ウンスプール、チョーク、及び湯道を含む)、押湯、ス
リーブ、鋳型、中子、及び他の構成要素から成る。金属
鋳物を製造するために、金属は鋳造アセンブリの受口に
注入され、湯口系を通って鋳型及び/または中子アセン
ブリに行って、そこで冷却し凝固する。
【0003】押湯は、鋳造プロセス中に生じる金属の収
縮又はボイドを補うのに必要な過剰の溶湯を含有する溜
めである。押湯からの金属は、長時間液体のままにさ
れ、それによって金属が冷却及び凝固する際に金属を鋳
物にする。スリーブは、鋳造アセンブリの押湯及び他の
部品を囲む又は封入して、押湯の溶湯を熱く保って液状
に保つために使用される。溶湯の温度及び押湯の金属が
溶融状態のままである時間量は、他の因子と共にスリー
ブの組成及びスリーブ壁の熱さの関数である。
縮又はボイドを補うのに必要な過剰の溶湯を含有する溜
めである。押湯からの金属は、長時間液体のままにさ
れ、それによって金属が冷却及び凝固する際に金属を鋳
物にする。スリーブは、鋳造アセンブリの押湯及び他の
部品を囲む又は封入して、押湯の溶湯を熱く保って液状
に保つために使用される。溶湯の温度及び押湯の金属が
溶融状態のままである時間量は、他の因子と共にスリー
ブの組成及びスリーブ壁の熱さの関数である。
【0004】それらの関数を役立たせるため、スリーブ
は、発熱性及び/又は断熱性でなければならない。発熱
スリーブは、熱を放出することによって金属をより熱く
しかつ液状をより長く保つ作用をする。一方、断熱スリ
ーブは、溶湯を周囲の鋳型アセンブリから断熱すること
によって金属を溶融状態に保つ。
は、発熱性及び/又は断熱性でなければならない。発熱
スリーブは、熱を放出することによって金属をより熱く
しかつ液状をより長く保つ作用をする。一方、断熱スリ
ーブは、溶湯を周囲の鋳型アセンブリから断熱すること
によって金属を溶融状態に保つ。
【0005】断熱スリーブの製造にアルミノケイ酸塩繊
維が伝統的に使用されているけれども、最近、断熱材料
としてアルミノケイ酸塩微小球及び有機結合剤を使用す
る断熱スリーブの製造に関心が集まっている。
維が伝統的に使用されているけれども、最近、断熱材料
としてアルミノケイ酸塩微小球及び有機結合剤を使用す
る断熱スリーブの製造に関心が集まっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】中空のアルミノケイ酸
塩微小球使用の利点は、スリーブがアルミノケイ酸塩繊
維で作ったものより寸法精度がよくできることである。
しかし、中空アルミノケイ酸塩微小球及び結合剤で作っ
たスリーブは、有機結合剤が金属の鋳造工程中に達する
高温(500℃以上)で完全に劣化するので、再利用で
きない。一旦、その結合した有機結合剤が劣化すると、
中空のアルミノケイ酸塩微小球を一緒にそのままにする
しかなく、スリーブは駄目になる。
塩微小球使用の利点は、スリーブがアルミノケイ酸塩繊
維で作ったものより寸法精度がよくできることである。
しかし、中空アルミノケイ酸塩微小球及び結合剤で作っ
たスリーブは、有機結合剤が金属の鋳造工程中に達する
高温(500℃以上)で完全に劣化するので、再利用で
きない。一旦、その結合した有機結合剤が劣化すると、
中空のアルミノケイ酸塩微小球を一緒にそのままにする
しかなく、スリーブは駄目になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の成分
(A)〜(C)からなる断熱スリーブ配合物に関する: (A) 中空のアルミノケイ酸塩微小球からなる主量の
断熱耐火材料; (B) 成分(A)の重量を基準にして少なくとも5重
量%の化学反応性有機結合剤;及び (C) ホウ酸、リン酸塩ガラス及びそれらの混合物か
ら選択する熱間強度を増大する量の無機結合剤。
(A)〜(C)からなる断熱スリーブ配合物に関する: (A) 中空のアルミノケイ酸塩微小球からなる主量の
断熱耐火材料; (B) 成分(A)の重量を基準にして少なくとも5重
量%の化学反応性有機結合剤;及び (C) ホウ酸、リン酸塩ガラス及びそれらの混合物か
ら選択する熱間強度を増大する量の無機結合剤。
【0008】その無機結合剤は、鋳造中に溶融金属の熱
によって活性化され、かつ有機結合剤が燃えた後に中空
のアルミノケイ酸塩微小球を化学的に結合させることに
よってスリーブに強度を与える。ホウ酸及びリン酸塩ガ
ラスは、室温及び金属を鋳造するときに達する温度で有
機結合剤及びアルミノケイ酸塩微小球と混和性である。
によって活性化され、かつ有機結合剤が燃えた後に中空
のアルミノケイ酸塩微小球を化学的に結合させることに
よってスリーブに強度を与える。ホウ酸及びリン酸塩ガ
ラスは、室温及び金属を鋳造するときに達する温度で有
機結合剤及びアルミノケイ酸塩微小球と混和性である。
【0009】また、本発明は、スリーブ配合物で製造さ
れた断熱スリーブに関する。断熱スリーブは、ホットボ
ックス法、無ベーク法及びコールドボックス法によって
調製できる。また、本発明は、鉄及び望ましくは非鉄
(アルミニウム)金属部品の鋳造、及びこの鋳造法によ
って作られる部品に関する。
れた断熱スリーブに関する。断熱スリーブは、ホットボ
ックス法、無ベーク法及びコールドボックス法によって
調製できる。また、本発明は、鉄及び望ましくは非鉄
(アルミニウム)金属部品の鋳造、及びこの鋳造法によ
って作られる部品に関する。
【0010】本願明細書及び特許請求の範囲における用
語の定義は次の通りである: 鋳造アセンブリ: 受口、湯口系(ダウンスプール、湯
道、チョーク)、鋳型、中子、押湯、スリーブ等(それ
らは、溶融金属を鋳造アセンブリに注入し、そこで溶融
金属が鋳型アセンブリに流れて冷却して金属部品を形成
する)のような鋳造構成要素のアセンブリ。
語の定義は次の通りである: 鋳造アセンブリ: 受口、湯口系(ダウンスプール、湯
道、チョーク)、鋳型、中子、押湯、スリーブ等(それ
らは、溶融金属を鋳造アセンブリに注入し、そこで溶融
金属が鋳型アセンブリに流れて冷却して金属部品を形成
する)のような鋳造構成要素のアセンブリ。
【0011】コールドボックス法: 蒸気質の触媒を利
用して鋳型又は中子を硬化させる鋳型又は中子の製造
法。
用して鋳型又は中子を硬化させる鋳型又は中子の製造
法。
【0012】EXACTCASTTM 結合剤: 二液型のポリウレタン生成コールドボックス
結合剤であって、I部は米国特許第3、485、797
号に記載されているものに類似のフェノール樹脂であ
る。その樹脂は、芳香族、エステル、及び脂肪族の溶
媒、及びシランの混合物に溶解する。II部は、ポリイ
ソシアネート成分であって、ポリメチレン・ポリフェニ
ル・イソシアネート、主に芳香族溶媒及び少量の脂肪族
溶媒からなる溶媒混合体、及び可使時間延長剤からな
る。I部/II部の重量比は約55:45である。
結合剤であって、I部は米国特許第3、485、797
号に記載されているものに類似のフェノール樹脂であ
る。その樹脂は、芳香族、エステル、及び脂肪族の溶
媒、及びシランの混合物に溶解する。II部は、ポリイ
ソシアネート成分であって、ポリメチレン・ポリフェニ
ル・イソシアネート、主に芳香族溶媒及び少量の脂肪族
溶媒からなる溶媒混合体、及び可使時間延長剤からな
る。I部/II部の重量比は約55:45である。
【0013】EXTENDOSPHERES SG: PQ社から販売されている中空のアルミノケイ
酸塩微小球であって、10〜350ミクロンの粒度と微
小球の重量を基準にして38重量%のアルミナ含量を有
する。
酸塩微小球であって、10〜350ミクロンの粒度と微
小球の重量を基準にして38重量%のアルミナ含量を有
する。
【0014】EXTENDOSPHERES SLG: PQ社から販売されている中空のアルミノケ
イ酸塩微小球であって、10〜300ミクロンの粒度と
微小球の重量を基準にして少なくとも40重量%のアル
ミナ含量を有する。
イ酸塩微小球であって、10〜300ミクロンの粒度と
微小球の重量を基準にして少なくとも40重量%のアル
ミナ含量を有する。
【0015】ホットボックス法: 有機結合剤を使用す
るが、スリーブ配合物が触媒よりむしろ熱によって硬化
される鋳型又は中子を製造する方法。 断熱スリーブ: スリーブを挿入する鋳型/中子アセン
ブリよりも優れた断熱性を有するスリーブ。
るが、スリーブ配合物が触媒よりむしろ熱によって硬化
される鋳型又は中子を製造する方法。 断熱スリーブ: スリーブを挿入する鋳型/中子アセン
ブリよりも優れた断熱性を有するスリーブ。
【0016】無ベーク法: 液体触媒を利用して鋳型又
は中子を硬化させる鋳型又は中子製造法、また、コール
ド硬化法として知られる。
は中子を硬化させる鋳型又は中子製造法、また、コール
ド硬化法として知られる。
【0017】押湯: 鋳造アセンブリの鋳型または中子
キャビティに接続されて、過剰溶融金属の溜めとして作
用して、溶融金属が凝固時に収縮する際に鋳物における
巣を防止する。押湯は開口又はめくらにできる。また、
押湯は、フィーダー又はヘッドとして知られる。
キャビティに接続されて、過剰溶融金属の溜めとして作
用して、溶融金属が凝固時に収縮する際に鋳物における
巣を防止する。押湯は開口又はめくらにできる。また、
押湯は、フィーダー又はヘッドとして知られる。
【0018】スリーブ: スリーブ組成物から作られる
発熱及び/又は断熱性を有する成形可能な全ての成形物
であって、押湯、湯道、受口、湯口、等のような鋳造ア
センブリの構成要素の全体又は部分的にカバーする、又
は鋳造アセンブリの一部として使用される。スリーブは
種々の形状、例えば、円筒形、ドーム、コップ、ボー
ド、コアの形状を持ち得る。
発熱及び/又は断熱性を有する成形可能な全ての成形物
であって、押湯、湯道、受口、湯口、等のような鋳造ア
センブリの構成要素の全体又は部分的にカバーする、又
は鋳造アセンブリの一部として使用される。スリーブは
種々の形状、例えば、円筒形、ドーム、コップ、ボー
ド、コアの形状を持ち得る。
【0019】
【望ましい実施態様の詳細な説明】スリーブの断熱性
は、中空アルミノケイ酸塩微小球によって提供される。
その中空アルミノケイ酸塩微小球で作られたスリーブ
は、低密度、低熱伝導率、及び優れた断熱性を有する。
スリーブに望まれる断熱性の度合に依存して、スリーブ
における中空アルミノケイ酸塩微小球の量は、スリーブ
組成物の重量を基準にして65重量%〜98重量%、典
型的に80重量%〜90重量%の範囲にある。
は、中空アルミノケイ酸塩微小球によって提供される。
その中空アルミノケイ酸塩微小球で作られたスリーブ
は、低密度、低熱伝導率、及び優れた断熱性を有する。
スリーブに望まれる断熱性の度合に依存して、スリーブ
における中空アルミノケイ酸塩微小球の量は、スリーブ
組成物の重量を基準にして65重量%〜98重量%、典
型的に80重量%〜90重量%の範囲にある。
【0020】中空アルミノケイ酸塩微小球は、典型的に
全ての壁厚において約200〜300ミクロンの粒度を
有する。断熱性を有するアルミノケイ酸塩以外の材料で
作った中空微小球も、中空アルミノケイ酸塩微小球の代
りに又はそれと組み合わせて使用できる。中空アルミノ
ケイ酸塩微小球を使用する場合、中空アルミノケイ酸塩
微小球におけるシリカ(SiO2として)に対するアル
ミナの重量%は、用途に応じて、例えば、25:75〜
75〜25,典型的に33:67〜50:50と広範囲
に変え得る(この場合の重量%は中空微小球の全流量を
基準にしている)。
全ての壁厚において約200〜300ミクロンの粒度を
有する。断熱性を有するアルミノケイ酸塩以外の材料で
作った中空微小球も、中空アルミノケイ酸塩微小球の代
りに又はそれと組み合わせて使用できる。中空アルミノ
ケイ酸塩微小球を使用する場合、中空アルミノケイ酸塩
微小球におけるシリカ(SiO2として)に対するアル
ミナの重量%は、用途に応じて、例えば、25:75〜
75〜25,典型的に33:67〜50:50と広範囲
に変え得る(この場合の重量%は中空微小球の全流量を
基準にしている)。
【0021】無機結合剤は、ホウ酸、リン酸塩ガラス、
又はそれらの混合物である。無機結合剤は、スリーブ配
合物の重量%を基準にして、一般に1〜15重量%、望
ましくは3〜8重量%の量で使用される。
又はそれらの混合物である。無機結合剤は、スリーブ配
合物の重量%を基準にして、一般に1〜15重量%、望
ましくは3〜8重量%の量で使用される。
【0022】スリーブ組成物と混合してスリーブ配合物
を形成する有機結合剤は技術的に周知である。全ての有
機ホットボックス、無ベーク、又はコールドボックス結
合剤が、スリーブ配合物をスリーブの形に十分保持でき
る。かかる結合剤の例は、フェノール樹脂、フェノール
ウレタン結合剤、フラン結合剤、アルカリ性フェノール
レゾール結合剤、及びエポキシ−アクリル結合剤、等で
ある。アシュランド・ケミカル社販売のEXACTCA
STTMコールドボックス結合剤として知られているエポ
キシ−アクリル及びフェノールウレタン結合剤が特に望
ましい。そのフェノールウレタン結合剤は米国特許第
3、485、497号及び第3、409、579号に記
載されている。これらの結合剤は、二液系をベースに
し、第I部はフェノール樹脂成分であって、他の部がポ
リイソシアネート成分である。酸化剤の存在下で二酸化
硫黄で硬化されるエポキシ−アクリル結合剤は米国特許
第4、526、219号に記載されている。
を形成する有機結合剤は技術的に周知である。全ての有
機ホットボックス、無ベーク、又はコールドボックス結
合剤が、スリーブ配合物をスリーブの形に十分保持でき
る。かかる結合剤の例は、フェノール樹脂、フェノール
ウレタン結合剤、フラン結合剤、アルカリ性フェノール
レゾール結合剤、及びエポキシ−アクリル結合剤、等で
ある。アシュランド・ケミカル社販売のEXACTCA
STTMコールドボックス結合剤として知られているエポ
キシ−アクリル及びフェノールウレタン結合剤が特に望
ましい。そのフェノールウレタン結合剤は米国特許第
3、485、497号及び第3、409、579号に記
載されている。これらの結合剤は、二液系をベースに
し、第I部はフェノール樹脂成分であって、他の部がポ
リイソシアネート成分である。酸化剤の存在下で二酸化
硫黄で硬化されるエポキシ−アクリル結合剤は米国特許
第4、526、219号に記載されている。
【0023】必要な結合剤の量は、スリーブの形状を維
持しかつ有効な硬化をさせる、即ち、硬化後に取り扱う
ことができる又は自立できるスリーブを製造する有効な
量である。結合剤の有効量は、スリーブ組成物の重量を
基準にして約4重量%以上である。結合剤の量は、約5
〜15重量%が望ましく、約6〜12重量%がさらに望
ましい。
持しかつ有効な硬化をさせる、即ち、硬化後に取り扱う
ことができる又は自立できるスリーブを製造する有効な
量である。結合剤の有効量は、スリーブ組成物の重量を
基準にして約4重量%以上である。結合剤の量は、約5
〜15重量%が望ましく、約6〜12重量%がさらに望
ましい。
【0024】無ベーク法によるスリーブの硬化は、液体
硬化触媒とスリーブ配合物を混合(あるいは、液体硬化
触媒とスリーブ組成物を最初に混合)し、その触媒を含
有するスリーブ配合物を成形し、典型的に熱を与えるこ
となく環境温度で成形されたスリーブを硬化させること
によって起こる。好適な液体硬化触媒は、第三級アミン
である。そして好適な無ベーク硬化法は米国特許第3、
485、797号に記載されている。かかる液体硬化触
媒の特定例は、4−アルキルピリジン(そのアルキル基
の炭素原子数は1〜4である)、イソキノリン、フェニ
ルピリジンのようなアリールピリジン、ピリジン、アク
リジン、2−メトキシピリジン、ピリダジン、3−クロ
ロピリジン、キノリン、N−メチルイミダゾール、N−
エチルイミダゾール、4、4′−ジピリジン、4−フェ
ニルプロピルピリジン、1−メチルベンズイミダゾー
ル、及び1、4−チアジンを含む。
硬化触媒とスリーブ配合物を混合(あるいは、液体硬化
触媒とスリーブ組成物を最初に混合)し、その触媒を含
有するスリーブ配合物を成形し、典型的に熱を与えるこ
となく環境温度で成形されたスリーブを硬化させること
によって起こる。好適な液体硬化触媒は、第三級アミン
である。そして好適な無ベーク硬化法は米国特許第3、
485、797号に記載されている。かかる液体硬化触
媒の特定例は、4−アルキルピリジン(そのアルキル基
の炭素原子数は1〜4である)、イソキノリン、フェニ
ルピリジンのようなアリールピリジン、ピリジン、アク
リジン、2−メトキシピリジン、ピリダジン、3−クロ
ロピリジン、キノリン、N−メチルイミダゾール、N−
エチルイミダゾール、4、4′−ジピリジン、4−フェ
ニルプロピルピリジン、1−メチルベンズイミダゾー
ル、及び1、4−チアジンを含む。
【0025】コールドボックス法によるスリーブの硬化
は、スリーブ配合物を型に吹き込む又は押し込み、スリ
ーブに蒸気質又はガス状触媒を接触させることによって
起こる。選択する化学結合剤に依存して、第三級アミ
ン、二酸化炭素、メチルホルメート及び二酸化硫黄のよ
うな種々の蒸気又は蒸気/ガス混合体又はガスを使用で
きる、例えば、アミン蒸気/ガス混合体はフェノール−
ウレタン樹脂と併用される。二酸化硫黄(酸化剤と共
に)は、エポキシ−アクリル樹脂と併用される(米国特
許第4、526、219号参照)。二酸化炭素(米国特
許第4、985、489号参照)又はメチルエステル
(米国特許第4、750、716号参照)は、アルカリ
性フェノールレゾール樹脂と併用される。また、二酸化
炭素はケイ酸塩をベースにした結合剤と併用される(米
国特許第4、391、642号参照)。
は、スリーブ配合物を型に吹き込む又は押し込み、スリ
ーブに蒸気質又はガス状触媒を接触させることによって
起こる。選択する化学結合剤に依存して、第三級アミ
ン、二酸化炭素、メチルホルメート及び二酸化硫黄のよ
うな種々の蒸気又は蒸気/ガス混合体又はガスを使用で
きる、例えば、アミン蒸気/ガス混合体はフェノール−
ウレタン樹脂と併用される。二酸化硫黄(酸化剤と共
に)は、エポキシ−アクリル樹脂と併用される(米国特
許第4、526、219号参照)。二酸化炭素(米国特
許第4、985、489号参照)又はメチルエステル
(米国特許第4、750、716号参照)は、アルカリ
性フェノールレゾール樹脂と併用される。また、二酸化
炭素はケイ酸塩をベースにした結合剤と併用される(米
国特許第4、391、642号参照)。
【0026】結合剤は、米国特許第3、409、579
号に記載されているようにトリエチルアミンのような第
三級アミンガスを成形されたスリーブ配合物に通すこと
によって硬化されるEXACTCASTTMコールドボッ
クスフェノールウレタン結合剤、又は米国特許第4、5
26、219号に記載されているように酸化剤の存在下
で二酸化硫黄で硬化されるエポキシ−アクリル結合剤が
望ましい。典型的なガスの通し時間は、0.5〜3.0
秒、望ましくは0.5〜2.0秒である。
号に記載されているようにトリエチルアミンのような第
三級アミンガスを成形されたスリーブ配合物に通すこと
によって硬化されるEXACTCASTTMコールドボッ
クスフェノールウレタン結合剤、又は米国特許第4、5
26、219号に記載されているように酸化剤の存在下
で二酸化硫黄で硬化されるエポキシ−アクリル結合剤が
望ましい。典型的なガスの通し時間は、0.5〜3.0
秒、望ましくは0.5〜2.0秒である。
【0027】スリーブ配合物は、ケイ酸ナトリウム、充
てん剤及び耐火物のような任意成分を含有する。耐火物
は、断熱スリーブ組成物に使用してスリーブ混合物の融
点を高めるので、スリーブは鋳造工程中に溶融金属と接
触したときに劣化しない。かかる耐火物の例は、シリ
カ、マグネシア、アルミナ、かんらん石、クロマイト、
アルミノケイ酸塩、及び炭化ケイ素、等を含む。これら
耐火物は、スリーブ組成物の重量を基準にして50重量
%以下、さらに望ましくは25重量%以下の量で使用す
るのが望ましい。
てん剤及び耐火物のような任意成分を含有する。耐火物
は、断熱スリーブ組成物に使用してスリーブ混合物の融
点を高めるので、スリーブは鋳造工程中に溶融金属と接
触したときに劣化しない。かかる耐火物の例は、シリ
カ、マグネシア、アルミナ、かんらん石、クロマイト、
アルミノケイ酸塩、及び炭化ケイ素、等を含む。これら
耐火物は、スリーブ組成物の重量を基準にして50重量
%以下、さらに望ましくは25重量%以下の量で使用す
るのが望ましい。
【0028】
【実施例】次の実施例の全てにおいて、使用した結合剤
はEXACTCASTフェノール−ウレタン結合剤であ
って、I部とII部の割合は55/45であった。断熱
スリーブ配合物は、100部の中空アルミノケイ酸塩微
小球、無機結合剤及び8.8%のEXACTCSTTM結
合剤を混合して断熱スリーブ配合物を生成することによ
って調製した。そのスリーブ配合物はHoartN−5
0ミキサーで約2〜4時間混合した。その混合物をスリ
ーブの型に注入した。断熱スリーブ配合物は挿入可能な
スリーブの形状を有する型に吹き込み、米国特許第3、
409、579号に記載されている既知方法に従って窒
素中でトリエチルアミンのガスを1.7kg/cm2の
圧力で送った。ガスの送り時間は1秒であり、次に空気
で2.8kg/cm2の圧力で30秒間パージした。得
られたスリーブは内径が60mm、外形が80mm,高
さが100mmのインサート可能スリーブであった。
はEXACTCASTフェノール−ウレタン結合剤であ
って、I部とII部の割合は55/45であった。断熱
スリーブ配合物は、100部の中空アルミノケイ酸塩微
小球、無機結合剤及び8.8%のEXACTCSTTM結
合剤を混合して断熱スリーブ配合物を生成することによ
って調製した。そのスリーブ配合物はHoartN−5
0ミキサーで約2〜4時間混合した。その混合物をスリ
ーブの型に注入した。断熱スリーブ配合物は挿入可能な
スリーブの形状を有する型に吹き込み、米国特許第3、
409、579号に記載されている既知方法に従って窒
素中でトリエチルアミンのガスを1.7kg/cm2の
圧力で送った。ガスの送り時間は1秒であり、次に空気
で2.8kg/cm2の圧力で30秒間パージした。得
られたスリーブは内径が60mm、外形が80mm,高
さが100mmのインサート可能スリーブであった。
【0029】硬化したスリーブの引張り強さは、箱型か
ら取出した直後及び24時間後に測定した。試験スリー
ブをオーブン内で700℃で6分間(鋳造条件に類似)
ベーキング後に熱間引張り強さも測定した。無機結合剤
の量及びスリーブの引張り強さを表1に示す。それらの
スリーブは、内外共寸法的に正確である。
ら取出した直後及び24時間後に測定した。試験スリー
ブをオーブン内で700℃で6分間(鋳造条件に類似)
ベーキング後に熱間引張り強さも測定した。無機結合剤
の量及びスリーブの引張り強さを表1に示す。それらの
スリーブは、内外共寸法的に正確である。
【0030】全ての文字入り実施例(A)は対照例であ
って、断熱スリーブ組成物に無機結合剤を含有しない。
部は全て重量表示であって、全ての%は、特に断らない
限りスリーブ組成物の重量を基準にした重量%である。
表1には次の略語を使用した: IMM = 直後 BA = ホウ酸 PG = リン酸塩ガラス SS = ケイ酸ナトリウム TS = 引張り強さ
って、断熱スリーブ組成物に無機結合剤を含有しない。
部は全て重量表示であって、全ての%は、特に断らない
限りスリーブ組成物の重量を基準にした重量%である。
表1には次の略語を使用した: IMM = 直後 BA = ホウ酸 PG = リン酸塩ガラス SS = ケイ酸ナトリウム TS = 引張り強さ
【表1】 (断熱スリーブの引張り強さ) 実施例 無機結合剤 無機結合剤 IMM 24時間 TS % TS TS 700 ℃X6分後 A 0 0 96 134 0 1 BA 3 81 171 43 2 BA 5 67 147 63 3 BA 7 54 166 109 4 PG 3 148 168 7 5 PG 5 145 174 8 6 BA/SS 5.0/0.5 77 142 73
【0031】表1は、ホウ酸及びリン酸塩を含有する配
合物から作ったスリーブの直後及び24時間後の引張り
強さが使用条件に適当であり、少量のケイ酸ナトリウム
をスリーブ配合物に添加すると改善できることを示す。
しかしながら、無機結合剤の添加は、鋳造温度で有機結
合剤が劣化するときに必要な熱間強度を改善する。熱間
強度は冷間強度より低いけれども、スリーブが再利用さ
れない場合に鋳型からの取出しが容易になるので、断熱
スリーブの再利用に適する。
合物から作ったスリーブの直後及び24時間後の引張り
強さが使用条件に適当であり、少量のケイ酸ナトリウム
をスリーブ配合物に添加すると改善できることを示す。
しかしながら、無機結合剤の添加は、鋳造温度で有機結
合剤が劣化するときに必要な熱間強度を改善する。熱間
強度は冷間強度より低いけれども、スリーブが再利用さ
れない場合に鋳型からの取出しが容易になるので、断熱
スリーブの再利用に適する。
【0032】6.35cmx9.52cmのインサート
可能スリーブを使用してアルミニウム試験鋳物を作っ
た。それらの鋳物は、約730℃の温度を有し広範囲の
凝固範囲を有するアルミニウム合金である溶融アルミニ
ウム919を逆さまに配置したインサート可能スタイル
の押湯スリーブに注入することによって作った。その逆
さまのインサート可能押湯スリーブは、溶融金属を満た
すことができるコップを作った。そのスリーブは、その
溶融金属にさらしたときに劣化せず、再利用できた。無
機添加物のないスリーブは注入後数秒以内で壊れ、金属
を凝固完了まで保持しなかった。
可能スリーブを使用してアルミニウム試験鋳物を作っ
た。それらの鋳物は、約730℃の温度を有し広範囲の
凝固範囲を有するアルミニウム合金である溶融アルミニ
ウム919を逆さまに配置したインサート可能スタイル
の押湯スリーブに注入することによって作った。その逆
さまのインサート可能押湯スリーブは、溶融金属を満た
すことができるコップを作った。そのスリーブは、その
溶融金属にさらしたときに劣化せず、再利用できた。無
機添加物のないスリーブは注入後数秒以内で壊れ、金属
を凝固完了まで保持しなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ショーマン、ラルフ イー アメリカ合衆国オハイオ州43026 ヒリ アード クリスタル レイク ドライブ 4680 (56)参考文献 特開 昭57−98641(JP,A) 特開 平8−117925(JP,A) 特表 平8−511730(JP,A) 特表2000−501028(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22C 1/00 - 9/30
Claims (11)
- 【請求項1】 下記の成分(A)〜(C)からなること
を特徴とする断熱スリーブ配合物: (A) 中空のアルミノケイ酸塩微小球からなる主量の
断熱耐火材料; (B) 成分(A)の重量を基準にして少なくとも5重
量%の化学反応性有機結合剤;及び (C) ホウ酸、リン酸塩ガラス及びそれらの混合物か
ら選択する熱間強度を増大する量の無機結合剤。 - 【請求項2】 前記無機結合剤がホウ酸であることを特
徴とする請求項1記載の断熱スリーブ配合物。 - 【請求項3】 前記ホウ酸の量が、前記スリーブ配合物
の重量を基準にして3〜10重量%であることを特徴と
する請求項1記載の断熱スリーブ配合物。 - 【請求項4】 下記の(A)〜(D)から成る工程によ
って調製されることを特徴とする断熱スリーブ: (A) 請求項1、2又は3の断熱スリーブ配合物をス
リーブの型に導入して未硬化のスリーブを調製する工
程; (B) 前記工程(A)によって調製された未硬化スリ
ーブに硬化触媒を接触させる工程; (C) 前記工程(B)から得られたスリーブを取扱い
可能になるまで硬化させる工程;及び (D) 前記スリーブを前記スリーブの型から取出す工
程。 - 【請求項5】 前記有機結合剤は、フェノール−ウレタ
ン結合剤及びエポキシ−アクリル結合剤からなる群から
選択することを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記結合剤の量は、スリーブ組成物の重
量を基準にして4〜12重量%であることを特徴とする
請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記スリーブ組成物における中空のアル
ミノケイ酸塩微小球の量は、スリーブ組成物の重量を基
準にして60〜95重量%であることを特徴とする請求
項6記載の方法。 - 【請求項8】 化学結合剤がエポキシ−アクリル結合剤
であり、硬化触媒が蒸気質の第三級アミンであることを
特徴とする請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記化学結合剤がエポキシ−アクリル結
合剤であり、硬化触媒が二酸化硫黄であることを特徴と
する請求項7記載の方法。 - 【請求項10】 前記化学結合剤がフェノールウレタン
結合剤であり、硬化触媒が液体第三級アミ触媒であるこ
とを特徴とする請求項7記載の方法。 - 【請求項11】 下記の工程(1)〜(4)からなるこ
とを特徴とする金属部品の鋳造法: (1) 請求項1〜10の断熱スリーブを鋳型アセンブ
リを有する鋳造アセンブリ(該鋳型アセンブリの熱伝導
率は前記断熱スリーブの熱伝導率より高い)に挿入する
工程; (2) 金属を液体状態にある間に前記鋳造アセンブリ
に注入する工程; (3) 前記金属を冷却させて凝固させる工程;及び (4) 次に、鋳造金属部品を前記鋳造アセンブリから
分離する工程。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/005,769 | 1998-01-12 | ||
US09/005,769 US5983984A (en) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | Insulating sleeve compositions and their uses |
PCT/US1998/020856 WO1999034944A1 (en) | 1998-01-12 | 1998-10-05 | Insulating sleeve compositions and their uses |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002500107A JP2002500107A (ja) | 2002-01-08 |
JP3316208B2 true JP3316208B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=21717658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000527377A Expired - Fee Related JP3316208B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-10-05 | 断熱スリーブ及びそれらの使用 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5983984A (ja) |
EP (1) | EP1047514A1 (ja) |
JP (1) | JP3316208B2 (ja) |
AU (1) | AU737500B2 (ja) |
CA (1) | CA2317468C (ja) |
WO (1) | WO1999034944A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6676783B1 (en) * | 1998-03-27 | 2004-01-13 | Siemens Westinghouse Power Corporation | High temperature insulation for ceramic matrix composites |
JP3374242B2 (ja) * | 1998-10-09 | 2003-02-04 | 正光 三木 | 鋳物用発熱性アセンブリ |
US6286585B1 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-11 | Ashland Inc. | Sleeve mixes containing stabilized microspheres and their use in making riser sleeves |
US6335387B1 (en) * | 2000-03-21 | 2002-01-01 | Ashland Inc. | Insulating sleeve compositions containing fine silica and their use |
US7331374B2 (en) | 2001-05-09 | 2008-02-19 | Consolidated Engineering Company, Inc. | Method and apparatus for assisting removal of sand moldings from castings |
AU2003270542A1 (en) * | 2002-09-11 | 2004-04-30 | Alotech Ltd. Llc. | Chemically bonded aggregate mold |
US20060091070A1 (en) * | 2004-10-28 | 2006-05-04 | Aufderheide Ronald C | Filters made from chemical binders and microspheres |
DE102007012489A1 (de) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | AS Lüngen GmbH | Zusammensetzung zur Herstellung von Speisern |
US20090239429A1 (en) | 2007-03-21 | 2009-09-24 | Kipp Michael D | Sound Attenuation Building Material And System |
US8445101B2 (en) | 2007-03-21 | 2013-05-21 | Ashtech Industries, Llc | Sound attenuation building material and system |
ES2738525T3 (es) | 2007-03-21 | 2020-01-23 | Ash Tech Ind L L C | Materiales de uso general que incorporan una matriz de micropartículas |
US8591677B2 (en) | 2008-11-04 | 2013-11-26 | Ashtech Industries, Llc | Utility materials incorporating a microparticle matrix formed with a setting agent |
DE102008058205A1 (de) * | 2008-11-20 | 2010-07-22 | AS Lüngen GmbH | Formstoffmischung und Speiser für den Aluminiumguss |
KR101316345B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2013-10-18 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 우수한 강도 및 단열성능을 갖는 불소성 팽창질석계 세라믹스 |
US9849528B2 (en) | 2015-09-15 | 2017-12-26 | General Electric Company | Electrical discharge machining system having independent electrodes |
US10307846B2 (en) | 2015-09-15 | 2019-06-04 | General Electric Company | Electrical discharge machining system having independent electrodes, related control system and method |
US20180056373A1 (en) | 2016-08-29 | 2018-03-01 | Charles Earl Bates | Anti-Veining Additive for Silica Sand Mold |
US10953483B2 (en) | 2017-11-15 | 2021-03-23 | General Electric Company | Tool electrode for and methods of electrical discharge machining |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB922505A (en) * | 1961-02-16 | 1963-04-03 | Distillers Co Yeast Ltd | Production of foundry moulding shapes |
US3485797A (en) * | 1966-03-14 | 1969-12-23 | Ashland Oil Inc | Phenolic resins containing benzylic ether linkages and unsubstituted para positions |
GB1283692A (en) * | 1968-09-25 | 1972-08-02 | Foseco Int | Refractory heat insulating materials |
GB1279096A (en) * | 1969-02-08 | 1972-06-21 | Resil Processes Ltd | Improvements in or relating to refractory compositions |
SU865119A3 (ru) * | 1977-07-28 | 1981-09-15 | Хута Косьцюшко Пшедсембиоратво Паньствове (Инопредприятие) | Теплоизол ционна смесь дл изготовлени плит в прибыльных надставках сталеразливочных изложниц |
US4574869A (en) * | 1981-01-22 | 1986-03-11 | Foseco International Limited | Casting mould, and cavity former and sleeve for use therewith |
GB2096928A (en) * | 1981-04-16 | 1982-10-27 | Aurora Ind Inc | Method of casting grey iron |
GB9308363D0 (en) * | 1993-04-22 | 1993-06-09 | Foseco Int | Refractory compositions for use in the casting of metals |
-
1998
- 1998-01-12 US US09/005,769 patent/US5983984A/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-05 WO PCT/US1998/020856 patent/WO1999034944A1/en not_active Application Discontinuation
- 1998-10-05 AU AU97846/98A patent/AU737500B2/en not_active Ceased
- 1998-10-05 JP JP2000527377A patent/JP3316208B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-05 EP EP98952053A patent/EP1047514A1/en not_active Withdrawn
- 1998-10-05 CA CA002317468A patent/CA2317468C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1047514A1 (en) | 2000-11-02 |
AU737500B2 (en) | 2001-08-23 |
CA2317468C (en) | 2005-08-23 |
WO1999034944A1 (en) | 1999-07-15 |
AU9784698A (en) | 1999-07-26 |
US5983984A (en) | 1999-11-16 |
CA2317468A1 (en) | 1999-07-15 |
JP2002500107A (ja) | 2002-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3316208B2 (ja) | 断熱スリーブ及びそれらの使用 | |
JP3278168B2 (ja) | スリーブ、その製造法及び用途 | |
EP2513005B1 (en) | Foundry mixes containing sulfate and/or nitrate salts and their uses | |
JP4610679B2 (ja) | 鋳型用のフェルールと他のフィーディングヘッドと供給要素との製造手順、及び前記フェルールと要素の作製のための組成物 | |
KR100369887B1 (ko) | 주물용 발열성 어셈블리 | |
US6133340A (en) | Sleeves, their preparation, and use | |
US5915450A (en) | Riser sleeves for custom sizing and firm gripping | |
US6286585B1 (en) | Sleeve mixes containing stabilized microspheres and their use in making riser sleeves | |
JP4413780B2 (ja) | スリーブ、その製造方法、およびそれを製造するための混合物 | |
US6335387B1 (en) | Insulating sleeve compositions containing fine silica and their use | |
KR100495289B1 (ko) | 발열및(또는)단열특성을갖는슬리브의제조방법,상기방법으로제조된슬리브,상기슬리브를사용하여주조물을제조하는방법,상기방법으로제조된주조물 | |
US6360808B1 (en) | Exothermic sleeve compositions containing aluminum dross | |
US20010022999A1 (en) | Exothermic sleeve mixes containing fine aluminum | |
AU756600B2 (en) | Sleeves, their preparation, and use | |
KR100890310B1 (ko) | 슬리브, 슬리브의 제조 공정 및 상기 슬리브를 생성하기 위한 혼합물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |