JP3344820B2 - 軟質ポリウレタンフォームの製造法 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォームの製造法

Info

Publication number
JP3344820B2
JP3344820B2 JP08933294A JP8933294A JP3344820B2 JP 3344820 B2 JP3344820 B2 JP 3344820B2 JP 08933294 A JP08933294 A JP 08933294A JP 8933294 A JP8933294 A JP 8933294A JP 3344820 B2 JP3344820 B2 JP 3344820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
organic polyisocyanate
mdi
trinuclear
flexible polyurethane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08933294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07292065A (ja
Inventor
智 田村
誠二郎 境
薫 上野
裕吉 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP08933294A priority Critical patent/JP3344820B2/ja
Publication of JPH07292065A publication Critical patent/JPH07292065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3344820B2 publication Critical patent/JP3344820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/74Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic
    • C08G18/76Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic
    • C08G18/7607Compounds of C08G18/7614 and of C08G18/7657
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2110/00Foam properties
    • C08G2110/0008Foam properties flexible

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、家具等のシート
クッション、シートバック用クッション材として有用な
密度、硬度および強度を有する軟質ポリウレタンフォー
ムの製造法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来公知の軟質高弾性
ポリウレタンフォームは、少くとも2個以上の活性水素
を含有し、分子量400〜10000程度の高分子量ポ
リオール、発泡剤、整泡剤、架橋剤、触媒およびその他
の添加剤と、有機ポリイソシアネートの重付加反応によ
り製造されるが、有機ポリイソシアネートとしては主と
してトルエンジイソシアネート(以下TDIと略称)、
ジフェニルメタンジイソシアネート(以下MDIと略
称)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(以下
MDI−CRと略称)或いはこれらの変性品、誘導体等
が使用されている。
【0003】MDI−CRを使用する例として、モベイ
社、特開昭44−16674号公報には2核体/3核体
重量比が40〜60/20〜30、バイエル社、特開平
4−211417号公報には2核体が21〜95重量
%、三井東圧化学社、特開平4−8720号公報には2
核体65重量%以上のものが記載されているが、いずれ
の場合も近年要求されるコア密度35kg/m3 以下の
低密度域においてフォーム安定性と物性をバランス良く
両立させるための有機ポリイソシアネート組成物は得ら
れていなかった。すなわちMDI−CRにおいて一般式
(1)のn=2以上、即ち4核体以上の比率を高めると
フォームは安定化するが物性が低下し、2核体比率を高
めると物性は向上するがフォームは不安定になり製品不
良率が高くなる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは従来使用さ
れていたMDI−CRは2核体/3核体以上(以下、多
核体という)の比率が50/50重量%程度で、3核体
比率が30重量%以下であったことがフォーム安定性と
物性のバランスの取れない主な原因であることを知り、
3核体比率の大きいMDI−CRを使用し、これにTD
Iを併用することがフォーム安定性と物性の両立に極め
て有効であることを見出し本発明を完成するに至った。
【0005】市販のMDI−CRは、3核体比率が30
重量%以下と小さく、3核体が多核体中の70重量%を
超えるようなものは知られていなかった。これに対して
本発明に係るMDI−CRは3核体比率が31重量%以
上であり、3核体が多核体中の70重量%を超える、新
規な有機ポリイソシアネートである。
【0006】すなわち本発明は、次の通りである。 (1)高分子ポリオールと有機ポリイソシアネートとを
発泡剤、架橋剤、整泡剤、触媒、その他の添加剤の存在
下に反応させて軟質ポリウレタンフォームを製造する方
法において、有機ポリイソシアネートとして2,4−及
び2,6−TDIの混合物(A)、と下記式(1)(化
2)において、n=0であるMDI(2核体)65重量
%未満及びn=1である3核体31重量%以上を含有す
るMDI−CR(B)、とのA/B=21〜98/79
〜2(重量比)の混合物、を使用することを特徴とする
軟質ポリウレタンフォームの製造法。
【化2】 (2)(1)記載の有機ポリイソシアネートのプレポリ
マーを使用することを特徴とする軟質ポリウレタンフォ
ームの製造法。
【0007】TDI(A)は、2,4−TDI、2,6
−TDI又はこれらの混合物である。好ましくは2,4
−体/2,6−体=80/20の混合物(TDI−8
0)又は65/35の混合物(TDI−65)である。
MDI−CR(B)は2核体65重量%未満及び3核体
31重量%以上を含有するもので、その他に、4核体以
上の成分や、一般式(1)で表わされる以外の高沸点成
分等も含まれる。2核体含有率は65%重量未満、より
好ましくは50重量%以下である。また65重量%以上
では物性は向上するがフォームが不安定となり製品不良
率が高くなる。3核体含有率は31重量%以上、より好
ましくは40重量%以上である。31重量%未満ではフ
ォーム安定性と物性が両立しない。すなわち3核体が少
く2核体が多いとフォーム安定性が悪化し、そして逆に
3核体が少なく4核体以上が多い時は物性が悪化する。
【0008】有機ポリイソシアネートはTDI(A)と
MDI−CR(B)とのA/B=21〜98/79〜2
(重量比)の混合物である。Aの重量比が21未満では
発泡倍率が低く、低密度化が不足し、また98を超える
場合は物性面では特に重大な問題はないが、官能基数が
低下してフォームが不安定となり製品不良率が高くな
る。
【0009】本発明の有機ポリイソシアネートは、任意
の活性水素化合物例えば少くとも2個のイソシアネート
反応性水素原子を含有し、約400〜10000の範囲
の分子量を有する化合物と反応させてプレポリマー化し
て用いることもできる。例えば水酸基、アミノ基、チオ
ール基、カルボキシル基を有する化合物、より好ましく
は2〜6個の水酸基を有する分子量1000〜8000
の範囲の化合物である。
【0010】高分子ポリオールは少くとも2個のイソシ
アネート反応性水素原子を含有し、約400〜1000
0の範囲の分子量を有する化合物であり、より好ましく
は2〜6個の水酸基を有する分子量1000〜8000
のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、
ポリカーボネート、ポリアミド等公知のものである。
【0011】高分子ポリオールはアクリロニトリルやス
チレンのようなエチレン性不飽和単量体で変性されてい
ても良い。好ましくはスチレンやp−メチルスチレンの
ようなスチレン誘導体、およびアクリレート、メチルメ
タクリレートのようなメタクリレート類、およびアクリ
ロニトリルやメタクリロニトリルのようなニトリル誘導
体、およびビニリデンクロライドなどである。より好ま
しくはスチレンとアクリロニトリルとの混合物またはス
チレンとアクリロニトリルとビニリデンクロライドとの
混合物である。
【0012】発泡剤は公知のものが使用できる。好まし
くは水、フルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、
ハイドロクロロフルオロカーボン、メチレンジクロライ
ドのようなハロゲン化炭化水素、ペンタンのようなアル
カン類、あるいはN,N’−ジメチル−N,N’−ジニ
トロソ−テレフタルアミド、アミンフォーメイト、蟻酸
などのような加熱するとガスを発生する熱的に不安定な
化学発泡剤類等があるが、特に好ましくは地球環境およ
び作業環境面への配慮から水が良い。水の使用量は高分
子ポリオール100重量部に対して2.5〜7重量部の
範囲であり、好ましくは3.5〜5.5重量部の範囲で
ある。使用量が2.5重量部未満ではフォームが高密度
化してしまい好ましくない。また使用量が7重量部を超
えるとフォーム安定性が顕著に悪化して良好な製品が得
られない。
【0013】架橋剤は分子内に2級もしくは3級アミン
を少なくとも1個含有し、かつ水酸基を少なくとも2個
以上含有する化合物であり、例えばジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン
などである。その使用量は高分子量ポリオール100重
量部に対して0.2〜6重量部の範囲であり、好ましく
は0.5〜4.0重量部の範囲である。使用量が0.2
重量部未満では物性が悪化し、6重量部を越えるとフォ
ーム安定性が顕著に悪化して良好な製品が得られない。
また独立気泡や硬度調整のためエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ショ糖な
どの低分子多官能ポリオールや、エチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン、アニリン等の活性水素含有アミン
化合物を開始剤としてエチレンオキサイドやプロピレン
オキサイドなどのアルキレンオキサイドを付加重合して
得られた水酸基価200〜1200mgKOH/g の架橋剤を
必要に応じて使用しても良い。
【0014】整泡剤は公知のものが用いられるが、好ま
しくは一般的にシリコーンオイルと称されるポリシロキ
サン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体であり、
加水分解型と非加水分解型に大別される。後者の部類の
共重合体はポリシロキサン部分が炭素−酸素−珪素結合
を通してではなく、直接炭素−珪素結合を通してポリオ
キシ−アルキレン部分に結合している点において前者の
共重合体とは区別される。
【0015】触媒は公知のものが用いられるが、好まし
くはトリエチレンジアミン、ビス(2,2’−ジメチル
アミノ)エチルエーテル、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルフォリン、N−エチルモルフ
ォリンのような第3級アミン触媒、アルカリ金属、アル
カリ土類金属の水酸化物、アルコキシド、フェノキシド
のような強塩基類、第二塩化鉄、第一塩化スズ、三酸化
アンチモン、硝酸ビスマス、塩化ビスマスのような強酸
の酸性金属塩類、アセチルアセトン、ベンゾイルアセト
ン、トリフルオロアセチルアセトン、エチルアセテー
ト、サリチルアルデヒド、シクロペンタン−2−カルボ
キシレート、アセチルアセトンイミン、ビス−アセチル
アセトン−アルキレンジイミン、サリチルアルデヒドイ
ミンなどとBe、Mg、Zn、Cd、Pb、Ti、Z
r、Sn、As、Bi、Cr、Mo、Mn、Fe、C
o、Niのような金属塩またはMo2++ 、UO2++ のよ
うなイオン類とから得られる金属キレート類、Ti(O
R) 4 、Sn(OR)4 、Sn(OR)2 、Al(O
R)3 (式中Rはアルキルまたはアリールである)など
のような金属のアルコラートまたはフェノラート、ナト
リウムアセテート、カリウムラウレート、カルシウムヘ
キサノエート、スズアセテート、スズオクトエート、ス
ズオレエート、鉛オクトエート、金属乾燥剤などを含む
有機酸とアルカリ金属、アルカリ土類金属との塩類、四
価のスズ、三価あるいは五価のAs、Sb、Biの有機
金属誘導体ならびに鉄、コバルトの金属カルボニル、そ
れらの酸ブロック型触媒等である。
【0016】その他の添加剤としては、例えば顔料、染
料、トリス(クロロエチル)ホスフェート、トリクレジ
ルホスフェート、メラミン粉末のような公知の難燃剤、
老化や屋外暴露に対する安定剤、硫酸バリウム、珪藻
土、カーボンブラック、白亜などの充填剤、可塑剤、抗
菌剤などが用いられる。
【0017】軟質ポリウレタンフォームの製造法は、公
知のワンショット法、セミプレポリマー法、プレポリマ
ー法により行うことができる。実際の製造は当業界にお
いて汎用されている低圧あるいは高圧発泡機を使用して
行われる。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。例
中、特に記載がない限り、部、%は重量基準である。実
施例、比較例に使用した原料は以下の通りである。
【0019】(a) ポリオールA EP−330N;グリセリンにプロピレンオキサイドを
付加させ、続いてエチレンオキサイドを付加させた水酸
基価34mgKOH/g の高分子ポリオール。官能基数は3で
エチレンオキサイド含量は14%(三井東圧化学社
品)。 (b) ポリオールB POP−34/28;ポリオールAにアクリロニトリル
およびスチレンをグラフト重合させた水酸基価28mgKO
H/g のポリマーポリオール(三井東圧化学社品)。
【0020】(c) 架橋剤 ジエタノールアミン(三井東圧化学社品) (d) 発泡剤 脱イオン水 (e) 整泡剤 L−5309(ポリエーテル/ポリシロキサン重合体、
日本ユニカー社品) (f) 触媒A ミニコL−1020(トリエチレンジアミンの33%ジ
プロピレングリコール溶液、活材ケミカル社品) (g) 触媒B ミニコTMDA(ビスジメチルアミノエチルエーテルの
70%ジプロピレングリコール溶液、活材ケミカル社
品)
【0021】(h) 有機ポリイソシアネートA TDI−80(コスモネートT−80、三井東圧化学社
品)。 (i) 有機ポリイソシアネートB TDI−80/MDI−CR(重量比)が60/40
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が70/20/10である有機ポリイソシアネート
組成物。 (j) 有機ポリイソシアネートC TDI−80/MDI−CR(重量比)が60/40
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が60/30/10である有機ポリイソシアネート
組成物。 (k) 有機ポリイソシアネートD TDI−80/MDI−CR(重量比)が60/40
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が50/40/10である有機ポリイソシアネート
組成物。 (l) 有機ポリイソシアネートE TDI−80/MDI−CR(重量比)が60/40
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が30/60/10である有機ポリイソシアネート
組成物。 (m) 有機ポリイソシアネートF TDI−80/MDI−CR(重量比)が60/40
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が30/40/30である有機ポリイソシアネート
組成物。
【0022】(n) 有機ポリイソシアネートG 有機ポリイソシアネートDの全イソシアネート基の4モ
ル%をポリオールAによりプレポリマー変性した有機ポ
リイソシアネート組成物。 (o) 有機ポリイソシアネートH TDI−80/MDI−CR(重量比)が95/5で、
MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重量比
が50/40/10である有機ポリイソシアネート組成
物。 (p) 有機ポリイソシアネートI TDI−80/MDI−CR(重量比)が25/75
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が50/40/10である有機ポリイソシアネート
組成物。 (q) 有機ポリイソシアネートJ TDI−80/MDI−CR(重量比)が60/40
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が30/30/40である有機ポリイソシアネート
組成物。 (r) 有機ポリイソシアネートK TDI−80/MDI−CR(重量比)が15/85
で、MDI−CR中の2核体/3核体/4核体以上の重
量比が50/40/10である有機ポリイソシアネート
組成物。
【0023】前述の原料を使用して下記の条件でハンド
発泡により軟質ポリウレタンフォームを成形した。 ・成形条件 液温 25℃ テスト型サイズ 400×400×100mm 注入時型温 62〜65℃ キュアー時間 5分間 ハンド発泡による本発明の製造方法の一般的な実施態様
は次の通りである。すなわち高分子ポリオール、発泡
剤、架橋剤、整泡剤、触媒その他添加剤を十分に混合
し、液温を所定の温度(例えば25℃)に調製する。続
いて得られた混合液に温調された所定量の有機ポリイソ
シアネートを加えラボミキサーにより素早くかつ十分に
混合する。この反応液をあらかじめ離型剤を塗布し温調
した(例えば62〜65℃)テスト型に注入して蓋を閉
じ、そのままもしくは熱風オーブン内で所定の時間(例
えば5分間)キュアーさせる。続いて型より脱形しクラ
ッシングロールによる圧縮(例えば80%圧縮)を数回
繰り返して、目的とする軟質ポリウレタンフォームを得
る。原料配合処方および得られた軟質ポリウレタンフォ
ームの成形不良および物性値は別紙の第1表に示した通
りである。なお一般物性はJIS K−6301もしく
は6401に準拠して測定した。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明によれば良好な成形性および優れ
た物性を有する軟質ポリウレタンフォームが得られる。
特に従来技術ではクロロフルオロカーボン類の添加なし
には達成できなったコア密度35kg/m3 以下の低密
度フォームにおいて成形性と物性の良好なバランスが達
成される。本発明により得られる軟質ポリウレタンフォ
ームは種々のクッション材として用いることができる
が、特に低密度と高物性が同時に要求される自動車のシ
ートバック材として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−200829(JP,A) 特開 昭50−138095(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子ポリオールと有機ポリイソシアネー
    トとを発泡剤、架橋剤、整泡剤、触媒、その他の添加剤
    の存在下に反応させて軟質ポリウレタンフォームを製造
    する方法において、有機ポリイソシアネートとして2,
    4−および2,6−トルエンジイソシアネートの混合物
    (A)、と下記式(1)(化1)において、n=0であ
    るジフェニルメタンジイソシアネート(2核体)65重
    量%未満及びn=1であるジメチレントリフェニルイソ
    シアネート(3核体)31重量%以上を含有するポリメ
    チレンポリフェニルイソシアネート(B)、とのA/B
    =21〜98/79〜2(重量比)の混合物、を使用す
    ることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造
    法。 【化1】
  2. 【請求項2】請求項1記載の有機ポリイソシアネートの
    プレポリマーを使用することを特徴とする軟質ポリウレ
    タンフォームの製造法。
JP08933294A 1994-04-27 1994-04-27 軟質ポリウレタンフォームの製造法 Expired - Fee Related JP3344820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08933294A JP3344820B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 軟質ポリウレタンフォームの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08933294A JP3344820B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 軟質ポリウレタンフォームの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07292065A JPH07292065A (ja) 1995-11-07
JP3344820B2 true JP3344820B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=13967738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08933294A Expired - Fee Related JP3344820B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 軟質ポリウレタンフォームの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3344820B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4666898B2 (ja) * 2003-08-09 2011-04-06 雪ヶ谷化学工業株式会社 ポリウレタンフォーム及びその製造方法
WO2010043354A1 (fr) * 2008-10-13 2010-04-22 Bluestar Silicones France Nouveaux catalyseurs pour la reaction entre un isocyanate et un alcool
JP5936956B2 (ja) * 2012-08-31 2016-06-22 株式会社イノアックコーポレーション セル膜除去ポリウレタンフォーム
JP5948466B2 (ja) * 2015-06-05 2016-07-06 株式会社ブリヂストン ポリウレタンフォームおよびそれを用いたシール材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07292065A (ja) 1995-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5124369A (en) Process for preparing soft flexible polyurethane foams and a polyol composition useful in said process
KR101865980B1 (ko) 난연성 가요성 폴리우레탄 발포체
JP4128954B2 (ja) キャリヤーポリオールが第3級アミンをベースとするポリオールであるポリマーポリオールを使用するポリウレタン製品の製造方法
US20040242832A1 (en) Autocatalytic polyols with gelling characteristics and polyurethane products made therefrom
TWI242569B (en) Description composition for flame-retardant flexible polyurethane foam
EP2106415B1 (en) Tertiary amines blocked with polymer acids
JP2003522261A (ja) 自触媒ポリオールで製造された低エミッション・ポリウレタンポリマー
US5821275A (en) Flexible foams and flexible molded foams based on liquid isocyanate-terminated allophanate-modified MDI prepolymer blends and processes for the production of these foams
US20060135634A1 (en) Low amine emission polyurethane foam
CN107709405B (zh) 使用dmc催化剂和连续加入起始剂制备聚醚多元醇的方法
EP3044244B1 (en) Pipa polyol based conventional flexible foam
US5177119A (en) Polyurethane foams blown only with water
US7094811B2 (en) Energy absorbing flexible foams produced in part with a double metal cyanide catalyzed polyol
CN1898287B (zh) 含有亚胺键和叔胺的非短效催化剂以及用其制备的聚氨酯产品
EP0318242A2 (en) Polymer polyols with high solids content
JP3344820B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製造法
US20010023263A1 (en) Production of polyurethane foams
EP0523991A1 (en) High resiliency polyurethane foams with improved static fatigue
JPH11255858A (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製造方法
DE10105557A1 (de) Verfahren zur Herstellung von geruchsarmen Polyurethanweichschaumstoffen
JP3504789B2 (ja) 軟質高弾性ポリウレタン発泡体
JP3781530B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
JPH11310624A (ja) ポリウレタンフォームの製造法
KR20170069208A (ko) 폴리우레탄에 관한 개선
EP3617246A1 (en) Nco-terminated polyurethane prepolymer and preparation method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130830

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees