JP3344671B2 - 汚水排水装置 - Google Patents

汚水排水装置

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JP3344671B2 JP22771694A JP22771694A JP3344671B2 JP 3344671 B2 JP3344671 B2 JP 3344671B2 JP 22771694 A JP22771694 A JP 22771694A JP 22771694 A JP22771694 A JP 22771694A JP 3344671 B2 JP3344671 B2 JP 3344671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚水槽の中に、汚水の
流入管及び排出管と、水中ポンプ及びフロートスイッチ
等とを配設した汚水排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、汚水槽1Aの内部
に、汚水の流入管2A及び排出管3と、水中ポンプ4及
びフロートスイッチ5(図1)とを備えた汚水排水装置
において、従来、流入管2Aは下方に垂直に向けられて
いた。そして、汚水の水面Lが所定水準に達すると、フ
ロートスイッチ5が閉じ、水中ポンプ4が作動して排水
管3から排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、排出時以
外は汚水は停留しており、水面Lの付近に浮遊する汚物
が、汚水槽1Aの周壁1aに付着する不具合がある。更
に、垂直に落下する汚水Wが飛散し、周壁1aへの付着
がひどくなると共に、臭気が発散する。また、汚水Wの
落下により空気の巻き込みが発生し、水中ポンプ4が空
気を吸い込んでエアロックすることがある。
【0004】本発明は、汚物が汚水槽の周壁に付着する
のを防止すると共に、臭気の発散を抑え、水中ポンプの
エアロックを防止する汚水排水装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、汚水槽
(1)の内部に汚水の流入管(11a〜11c)と排出
管(3)と水中ポンプ(4)とフロートスイッチ(5)
とを備えた汚水排水装置において、前記汚水槽(1)に
は複数の流入口(10a、10b、10c)が設けら
れ、そして前記流入口(10a、10b、10c)には
それぞれ汚水槽の内部に延びる流入管(11a、11
b、11c)が接続され、それらの流入管(11a、1
1b、11c)は汚水槽(1)の周壁(1a)に対して
同一方向(A)周りに隣接方向に向けられかつ下傾され
ており、もって流入管(11a、11b、11c)から
流入した汚水(W1〜W3)は汚水槽(1)の周壁(1
a)に沿って旋回流(w1〜w3)となってスパイラル
状に流下するようになっている。
【0006】
【作用】上記のように構成された汚水排水装置において
は、流入管が汚水槽の周壁に対し接線方向に向けられて
いるので、流入した汚水は周壁に沿って流れて旋回流が
発生し、スパイラル状に流下する。したがって、汚物が
汚水槽の周壁へ付着するのが防止され、臭気の発散が抑
えられる。また、汚水による空気の巻き込みが発生しな
いので、水中モータのエアロックが防止される。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、図1及び図2において図3に対応する部分に
ついては、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0008】図1及び図2において、汚水層1には、複
数(図示の例では3個)の流入口10a、10b及び1
0cが排水管3の軸線方向及び軸線に直交する方向に配
設されている。そして、流入口10a〜10cには、そ
れぞれ汚水層1の内部に延びる流入管11a、11b及
び11cが接続されている。これら流入管11a〜11
cは、汚水層1の周壁1aに対し同一方向A周りに接線
方向へ向けられ、かつ、下傾されている。
【0009】したがって、流入管11a〜11cから流
入した汚水W1〜W3は、周壁1aに沿って旋回流w1
〜w3となってスパイラル状に流下する。したがって、
そのスパイラル状に流下する旋回流w1〜w3により、
周壁1aに汚物が付着するのが防止される。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 汚物が汚水層の周壁に付着するのを防止するこ
とができる。 (2) したがって、臭気の発散を抑えることができ
る。 (3) 旋回流により空気の巻き込みの発生をなくし、
水中ポンプのエアロックを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図。
【図2】一部を破断して示した図1の上面図。
【図3】従来装置を示す側断面図。
【符号の説明】
L・・・水面 W、W1〜W3・・・汚水 w1〜w3・・・旋回流 1、1A・・・汚水層 1a・・・周壁 2、11a〜11c・・・流入管 3・・・排出管 4・・・水中ポンプ 5・・・フロートスイッチ 10a〜10c・・・流入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−175496(JP,A) 特開 平3−169934(JP,A) 特開 平4−250891(JP,A) 特開 昭64−39430(JP,A) 特開 昭53−85955(JP,A) 特開 昭53−10173(JP,A) 実開 昭53−129779(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 21/00 - 21/34 E03F 1/00 - 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水槽(1)の内部に汚水の流入管(1
    1a〜11c)と排出管(3)と水中ポンプ(4)とフ
    ロートスイッチ(5)とを備えた汚水排水装置におい
    て、前記汚水槽(1)には複数の流入口(10a、10
    b、10c)が設けられ、そして前記流入口(10a、
    10b、10c)にはそれぞれ汚水槽の内部に延びる流
    入管(11a、11b、11c)が接続され、それらの
    流入管(11a、11b、11c)は汚水槽(1)の周
    壁(1a)に対して同一方向(A)周りに隣接方向に向
    けられかつ下傾されており、もって流入管(11a、1
    1b、11c)から流入した汚水(W1〜W3)は汚水
    槽(1)の周壁(1a)に沿って旋回流(w1〜w3)
    となってスパイラル状に流下することを特徴とする汚水
    排水装置。
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