JP3344515B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP3344515B2
JP3344515B2 JP00180194A JP180194A JP3344515B2 JP 3344515 B2 JP3344515 B2 JP 3344515B2 JP 00180194 A JP00180194 A JP 00180194A JP 180194 A JP180194 A JP 180194A JP 3344515 B2 JP3344515 B2 JP 3344515B2
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用のコンピュータ
のキーボードなどに用いて好適な入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えば携帯用コンピュータなど
においては、その小型化のため、キートップのピッチを
極端に狭めたキーボードが設けられている。また、表示
画面上にキーボードを表示して選択させたり、あるいは
手書きによって、情報やコマンドを入力させるものなど
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピッチを狭
めたキーボードや画面上に表示されたキーボードでは、
いわゆるブラインドタッチを行うことが困難なため、入
力に時間がかかる課題があった。さらに、このようなキ
ーボードは、ほとんどの場合、指1本で操作しなければ
ならず、使用者に煩わしさを感じさせる課題があった。
【0004】また、このようなキーボードは、キースト
ロークが小さかったり、場合によっては無かったりする
ので、入力ミスが多発する課題があった。
【0005】さらに、手書きによる場合も、ピッチを狭
めたキーボードや画面上に表示されたキーボードと同様
に、入力に時間がかかる課題があった。また、この場
合、入力された文字などは認識されて、例えばエコーバ
ックされるが、その認識結果が常に正しいとは限らず、
従って使用者に煩わしさを感じさせる課題があった。
【0006】そして、認識精度は、CPUやソフトウェ
アに依存するため、これを向上させるには、高価なCP
Uなどを用いなければならず、従って装置が高コスト化
する課題があった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、操作性の高い、小型の装置を、低コスト
で提供することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の入力装
置は、回転操作および押下操作が可能な操作キーと、操
作キーの回転角を検出する検出手段と、回転角毎に複数
個、設定されたキーコードの中から、検出手段により検
出された回転角に対応する所定のキーコードを選択する
選択手段と、操作キーが押下操作されたとき、選択手段
により選択されたキーコードを確定する確定手段と、確
定手段により確定されたキーコードを表示する第1の表
示手段とを備え、操作キーは、回転操作から開放された
場合、予め設定された所定の角度に原点復帰することを
特徴とする。
【0009】請求項2に記載の入力装置は、前記操作キ
ーが、両手の親指を除く8つの指に対応して8つ備えら
れ、8つの前記操作キーは、4つずつ左右に分けて配置
されることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の入力装置は、前記操作キ
ーが配置された面の反対側の面に、前記選択手段により
選択された前記キーコードを表示する第2の表示手段
を、左右に分けて配置された前記操作キーに対応して、
左右にそれぞれ1つずつさらに設けることを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の入力装置は、8つの前記
操作キーのそれぞれには、フルキーボードにおいて各指
で操作される所定の複数の前記キーコードが割り当てら
れ、前記原点復帰した場合、前記選択手段により選択さ
れる前記キーコードは、前記フルキーボードにおいて、
ホームポジションのときの前記キーコードであるように
することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の入力装置は、回転軸を対
称にして、2方向への傾斜操作および押下操作が可能な
シーソー型操作キーと、シーソー型操作キーの傾斜方向
を検出する検出手段と、傾斜方向毎に複数個、設定され
たキーコードの中から、検出手段により検出された傾斜
方向に対応する所定のキーコードを選択する選択手段
と、シーソー型操作キーが押下操作されたとき、選択手
段により選択されたキーコードを確定する確定手段と、
確定手段により確定されたキーコードを表示する表示手
段とを備えることを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】請求項1に記載の入力装置においては、操作キ
ーの回転角が検出され、回転角毎に複数個、設定された
キーコードの中から、検出された回転角に対応する所定
のキーコードが選択され、操作キーが押下操作されたと
き、選択されたキーコードが確定され、確定されたキー
コードが表示され、操作キーは、回転操作から開放され
た場合、予め設定された所定の角度に原点復帰する
【0021】請求項2に記載の入力装置においては、操
作キーが、両手の親指を除く8つの指に対応して8つ備
えられ、8つの操作キーは、4つずつ左右に分けて配置
される。
【0022】請求項3に記載の入力装置においては、操
作キーが配置された面の反対側の面に、選択されたキー
コードが、左右に分けて配置された前記操作キーに対応
して表示される。
【0023】請求項4に記載の入力装置においては、8
つの操作キーのそれぞれには、フルキーボードにおいて
各指で操作される所定の複数のキーコードが割り当てら
れ、原点復帰した場合、選択されるキーコードは、フル
キーボードにおいて、ホームポジションのときのキーコ
ードであるようにされる。
【0024】請求項5に記載の入力装置においては、シ
ーソー型操作キーの傾斜方向が検出され、傾斜方向毎に
複数個、設定されたキーコードの中から、検出された傾
斜方向に対応する所定のキーコードが選択され、シーソ
ー型操作キーが押下操作されたとき、選択されたキーコ
ードが確定され、確定されたキーコードが表示される。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【実施例】図1は、本発明のキーボード装置を適用した
ワードプロセッサの一実施例の構成を示す平面図であ
り、図2は、その底面の構成を示している。底面には、
複数のキーコードとしての、例えば文字コードが割り当
てられたロータリキートップ11Rb乃至14Rbと、1
1Lb乃至14Lbとが右左対称に、それぞれ円弧形状に
配置されている。ロータリキートップ11Rb乃至14
b,11Lb乃至14Lbは、図2において矢印で示す
方向に回転操作することができるようになされており、
割り当てられている複数のキーコードのうち、回転角に
応じたものがLCD2R,2Lにそれぞれ表示されるよ
うになされている。
【0030】さらに、ロータリキートップ11Rb乃至
14Rb,11Lb乃至14Lbは、後述するタクトスイ
ッチ11Ra乃至14Ra,11La乃至14La(図4)
とともに、操作部6R乃至9R,6L乃至9Lをそれぞ
れ構成している。そして、ロータリキートップ11Rb
乃至14Rb,11Lb乃至14Lbは、装置の内部側に
押し込むことができるようになされており、これにより
タクトスイッチ11Ra乃至14Ra,11La乃至14
a(図4)を、それぞれ操作することができるように
なされている(詳細は、後述する)。
【0031】タクトスイッチ11Ra乃至14Ra,11
a乃至14La(図4)が操作されると、LCD2R,
2Lに表示されていたキーコードが確定されるようにな
されており、LCD1は、この確定されたキーコードを
表示するようになされている。
【0032】図1のタクトスイッチ3R,3L,4R,
4Lには、制御コードや特殊コード(通常のフルキーボ
ードにおけるシフトキーや改行キー、スペースキー、フ
ァンクションキーなどに対応するコード)が割り当てら
れている。即ち、タクトスイッチ3R,3L,4R,4
Lが操作されると、例えば改行(リターン)や、モード
の切り換え、スペースの入力などが行われるようになさ
れている。
【0033】タクトスイッチ3Rと4Rとの間、または
3Lと4Lとの間には、切欠き5Rまたは5Lがそれぞ
れ設けられている。この切欠き5Rまたは5Lの位置
は、円弧形状に配置されたロータリキートップ11Rb
乃至14Rbまたは11Lb乃至14Lb(図2)それぞ
れのほぼ中心付近の位置に対応している。
【0034】以上のように構成されるワードプロセッサ
は、図3に示すように、左右の親指の腹を切欠き5Lま
たは5Rにそれぞれあてて操作される。この場合、ロー
タリキートップ11Lb乃至14Lbまたは11Rb乃至
14Rbは、左右の人差し指、中指、薬指、小指でそれ
ぞれ操作される。また、タクトスイッチ3Lおよび4
L、または3Rおよび4Rは、左右の親指でそれぞれ操
作される。
【0035】なお、ロータリキートップ11Rb乃至1
4Rb,11Lb乃至14Lbは、底面より装置内部に窪
んだ位置に設けられており、これにより、底面を下にし
て置いた場合に、誤ったキー入力が行われることを防止
することができるようになされている。
【0036】また、ロータリキートップ11Rb乃至1
4Rb,11Lb乃至14Lbを、底面より装置内部に窪
んだ位置に設けるのではなく、底面に、例えばいわゆる
足などの凸部を設けることによっても、誤ったキー入力
が行われることを防止するようにすることができる。
【0037】次に、図4は、このワードプロセッサの電
気的構成例を示している。ロータリキートップ11Rb
は、タクトスイッチ11Raとともに操作部6Rを構成
している。操作部6Rは、例えば図5に示すように構成
されている。
【0038】即ち、ロータリキートップ11Rbには、
回転軸45が固定されており、回転軸45の両端は、三
角形状の保持板43aまたは43bの重心付近に設けら
れた穴に通されている。そして、ロータリキートップ1
1Rbは、回転軸45を中心として、それとともに回転
することができるようになされている。
【0039】なお、ロータリキートップ11Rbは、ほ
ぼ円柱形状をしており、その側面は、指にフィットする
ように、凹形状にされている。さらに、その側面には、
ロータリキートップ11Rbを指で回転操作するとき
に、適当な摩擦が得られるように細かな凹凸が形成され
ている。
【0040】三角形状の保持板43aまたは43bそれ
ぞれは、その1つの頂点付近に穴が空けられ、そこに固
定軸41が通されている。固定軸41の両端は、固定板
42aおよび42bに固定されている。また、保持板4
3bの下方(装置の内部側)には、タクトスイッチ11
aが設けられている。
【0041】保持板43aおよび43bは、通常は(力
が加えられていない場合は)、図5に示すように、保持
板43bがタクトスイッチ11Raに触れるか触れない
かの状態になるようなところに位置している。そして、
ロータリキートップ11Rbが、装置の内部側に押し込
められると(図中、下側に押されると)(以下、適宜、
クリックされるという)、保持板43aおよび43b
は、回転軸45とともに、固定軸41を回転中心とし
て、図中矢印で示す方向に回転するようになされてい
る。これにより、タクトスイッチ11Raは、保持板4
3bの1つの頂点部分によって操作されるようになされ
ている。
【0042】なお、この場合、ロータリキートップ11
bに加えられている力が排除されると、保持板43a
および43bは、回転軸45とともに、図5に示す通常
の状態に戻るようになされている。これは、例えば図示
せぬ弾性体(例えば、バネやゴムベルトなど)によって
行われる。
【0043】ロータリキートップ11Rbが固定されて
いる回転軸45には、プーリ44も固定されている。ロ
ータリキートップ11Rbが回転すると、プーリ44も
回転し、これによりプーリ44とベルト46で接続され
ているプーリ47も回転するようになされている。
【0044】プーリ47は、回転軸48に固定されてお
り、回転軸48の一端には、プーリ50が固定されてい
る。プーリ50には、両端に、例えばバネなどの弾性体
が設けられたベルト49が巻回されている。ベルト49
の両端、即ちバネの部分は、装置の筐体、あるいは回路
基板などに固定されている。
【0045】回転軸48の他端は、エンコーダ15Rに
固定されており、プーリ47が回転すると、回転軸48
も回転し、その回転角は、エンコーダ15Rに伝達され
るようになされている。
【0046】従って、ロータリキートップ11Rbが回
転操作されると、その回転角は、回転軸45、プーリ4
4、ベルト46、プーリ47、および回転軸48を介し
てエンコーダ15Rに伝達されることになる。
【0047】エンコーダ15Rは、回転角に応じたキー
コードを発生し、I/Oマイコン21Rに出力するよう
になされている。即ち、上述したように、基本的には右
手の人差し指で操作されるロータリキートップ11Rb
には、複数のキーコードとして、例えばフルキーボード
において右手の人差し指で操作されるキーコードである
「7」、「U」、「J」、および「M」などが割り当て
られており、その回転角が0度のとき、エンコーダ15
Rは、例えばフルキーボードにおいて右手の人差し指の
ホームポジションにおけるキーコードである「J」を発
生するようになされている。また、ロータリキートップ
11Rbが、一方の方向に所定の角度αだけ回転される
と、エンコーダ15Rは、例えばキーコード「U」を発
生し、さらに同方向に、ロータリキートップ11Rb
回転されると、エンコーダ15Rは、例えばキーコード
「7」を発生するようになされている。また、エンコー
ダ15Rは、ロータリキートップ11Rbが他方の方向
に回転されると、例えばキーコード「M」を発生するよ
うになされている。
【0048】なお、回転操作されているロータリキート
ップ11Rbから指が離されると、ベルト49の両端に
設けられているバネによって、プーリ50が、元の状態
に戻る方向に回転され、これにより回転軸48が原点復
帰するようになされている。この回転軸48が原点復帰
しようとする力は、プーリ47、ベルト46、プーリ4
4、および回転軸45を介してロータリキートップ11
bに伝達され、これによりロータリキートップ11Rb
も原点復帰するようになされている。
【0049】図4に戻り、他の操作部7R乃至9Rおよ
び6L乃至9Lも、図5で説明した操作部6Rと同様に
構成される。なお、これらの操作部7R乃至9R,6L
乃至9Lを構成するロータリキートップ12Rb乃至1
4Rb,11Lb乃至14Lb(エンコーダ16R乃至1
8R,15L乃至18L)には、複数のキーコードとし
て、例えばフルキーボードにおいて右手の中指乃至小
指、左手の人差し指乃至小指で操作されるキーコードが
割り当てられている。
【0050】即ち、例えばフルキーボードにおいて左手
の小指で操作されるロータリキートップ14Lb(エン
コーダ18L)には、複数のキーコードとして、キーコ
ード「1」、「Q」、「A」、および「Z」が割り当て
られている。また、例えばフルキーボードにおいて左手
の薬指で操作されるロータリキートップ13Lb(エン
コーダ17L)には、複数のキーコードとして、キーコ
ード「2」(または「3」)、「W」、「S」、および
「X」が割り当てられている。
【0051】以下、同様にして複数のキーコードが割り
当てられており、従ってロータリキートップ12Rb
至14Rb,11Lb乃至14Lbが原点状態にあると
き、即ちその回転角が0度のとき、エンコーダ16R乃
至18R,15L乃至18Lは、フルキーボードにおい
て各指のホームポジションにおけるキーコードである
「K」、「L」、「;」、「F」、「D」、「S」、
「A」をそれぞれ発生するようになされている。
【0052】スイッチ3R,4R、タクトスイッチ11
a乃至14Raが操作されることにより出力される操作
信号は、I/Oマイコン21Rに入力されるようになさ
れている。また、ロータリキートップ11Rb乃至14
bの操作に応じて、エンコーダ15R乃至18Rより
出力されるキーコードも、I/Oマイコン21Rに入力
されるようになされている。
【0053】一方、スイッチ3L,4L、タクトスイッ
チ11La乃至14Laが操作されることにより出力され
る操作信号は、I/Oマイコン21Lに入力されるよう
になされている。また、ロータリキートップ11Lb
至14Lbの操作に応じて、エンコーダ15L乃至18
Lより出力されるキーコードも、I/Oマイコン21L
に入力されるようになされている。
【0054】ここで、LCD2L、スイッチ3L,4
L、操作部6L乃至9L(タクトスイッチ11La乃至
14Laおよびロータリキートップ11Lb乃至14
b)、エンコーダ(E)15L乃至18L,I/Oマ
イコン21L(CPU22L,ROM23L、およびR
AM24L),LCDコントローラ25L、またはI/
F26L(以下L側部分という)と、LCD2R、スイ
ッチ3R,4R、操作部6R乃至9R(タクトスイッチ
11Ra乃至14Raおよびロータリキートップ11Rb
乃至14Rb)、エンコーダ(E)15R乃至18R,
I/Oマイコン21R(CPU22R,ROM23R、
およびRAM24R),LCDコントローラ25R、ま
たはI/F26R(以下、R側部分という)とは、それ
ぞれ同様に構成されるものなので、以下R側部分につい
て説明し、L側部分の説明は省略する。
【0055】I/Oマイコン21Rは、CPU22R,
ROM23R、およびRAM24Rから構成され、スイ
ッチ3R,4R、スイッチ11Ra乃至14Ra、エンコ
ーダ15R乃至18R,LCDコントローラ25R,I
/F26それぞれの間の入出力制御を行う。
【0056】ここで、CPU22Rは、ROM23Rに
記憶されたプログラムにしたがって処理を行うようにな
されている。また、ROM23Rには、CPU22R、
スイッチ3R,4R、スイッチ11Ra乃至14Ra、エ
ンコーダ15R乃至18R、LCDコントローラ25
R,I/F26それぞれの間の入出力制御を行うための
プログラムが記憶されている。さらに、RAM24R
は、CPU22Rの動作上必要なデータを記憶するよう
になされている。
【0057】即ち、I/Oマイコン21Rは、スイッチ
3Rまたは4Rが操作され、そこから操作信号が入力さ
れると、その操作信号を、I/F26Rに出力する。I
/F26Rは、外部ブロックとCPU31との間の入出
力を管理し、スイッチ3Rまたは4Rの操作に対応する
操作信号を受信すると、それをCPU31に送信する。
【0058】また、I/Oマイコン21Rは、エンコー
ダ15R乃至18Rによって発生されたキーコードを受
信し、それをLCDコントローラ25Rに出力する。L
CDコントローラ25Rは、I/Oマイコン21Rから
のキーコードをLCD2Rに出力して表示させる。従っ
て、ロータリキートップ11Rb乃至14Rbが操作され
ていない場合は、フルキーボードにおいて右手の人差し
指乃至小指のホームポジションにおけるキーコードであ
る「J」、「K」、「L」、「;」それぞれが、LCD
2Rに表示されることになる。
【0059】使用者は、ロータリキートップ11Rb
至14Rbのいずれかを回転操作し、これにより所望す
るキーコードをエンコーダ15R乃至18Rのいずれか
から発生させて、LCD2Rに表示させる。即ち、例え
ばいま、キーコード「U」を入力することを考えた場
合、上述したように、ロータリキートップ11Rbを、
一方の方向に所定の角度αだけ回転操作し、エンコーダ
15Rに、キーコード「U」を発生させて、LCD2R
に表示させる。
【0060】そして、LCD2Rにキーコード「U」が
表示された状態で、ロータリキートップ11Rbをクリ
ックすることにより、図5で説明したように、タクトス
イッチ11Laを操作する。
【0061】タクトスイッチ11Laが操作されると、
その操作に対応する操作信号(以下、確定信号という)
が、そこからI/Oマイコン21Rに出力される。I/
Oマイコン21Rは、タクトスイッチ11Laからの確
定信号を受信すると、いま、エンコーダ15Rが発生し
ているキーコード「U」を、I/F26Rに出力する。
I/F26Rは、キーコード「U」を受信すると、それ
をCPU31に送信する。
【0062】CPU31は、ROM33に記憶されてい
るプログラムにしたがって、例えばワードプロセッサの
処理を行うようになされている。RAM32は、CPU
31の動作状必要なデータを記憶するようになされてい
る。ROM33には、例えばワードプロセッサのプログ
ラムが記憶されている。
【0063】CPU31は、スイッチ3Rまたは4Rの
操作に対応する操作信号を受信すると、その操作信号に
応じた処理を行う。即ち、スイッチ3Rに、例えば改行
コードが割り当てられており、スイッチ3Rの操作に対
応する操作信号を受信した場合には、LCD1におい
て、いまカーソルが表示されている位置に改行マークを
表示させ、カーソルを次の行の先頭に移動するように、
LCDコントローラ34を制御する。また、スイッチ4
Rに、例えばシフトコードが割り当てられており、スイ
ッチ4Rの操作に対応する操作信号を受信した場合に
は、LCD2Rに、小文字のキーコードを表示させよう
に、I/F26を介して、I/Oマイコン21Rを制御
する。
【0064】さらに、CPU31は、文字コードである
キーコードを受信した場合には、その文字を、LCD1
に表示させるように、LDCコントローラ34を制御す
る。
【0065】従って、ロータリキートップ11Rb乃至
14Rb,11Lb乃至14Lbが回転操作され、ロータ
リキートップ11Rb乃至14Rb,11Lb乃至14Lb
がクリックされて、タクトスイッチ11Ra乃至14
a,11La乃至14Laが操作されることにより、所
望するキーコードが、LCD1に表示され、これが繰り
返されることによって、文章の作成、編集が行われる。
【0066】次に、図6のフローチャートを参照して、
その動作についてさらに説明する。まず最初に、ステッ
プS1において、ロータリキートップ11Rb乃至14
b,11Lb乃至14Lbが回転操作され、所望するキ
ーコードが、LCD2R,2Lに表示されたか否かが、
使用者によって判定される。ステップS1において、所
望するキーコードが、LCD2R,2Lに表示されてい
ないと判定された場合、ステップS1に戻る。
【0067】また、ステップS1において、所望するキ
ーコードが、LCD2R,2Lに表示されたと判定され
た場合、ステップS2に進み、そのキーコードに対応す
るロータリキートップ(ロータリキートップ11Rb
至14Rb,11Lb乃至14Lbのうちのいずれか)が
クリックされる。
【0068】ステップS2でロータリキートップがクリ
ックされると、それに対応するタクトスイッチ(タクト
スイッチ11Ra乃至14Raおよび11La乃至14La
のうちのいずれか)が操作され、これによりキーコード
が確定され、ステップS3に進む。ステップS3では、
上述したようにして確定されたキーコードがLCD1に
表示され、ステップS1に戻り、以下ステップ1からの
処理を繰り返す。
【0069】以上のように、このワードプロセッサによ
れば、フルキーボードにより構成されているものと同様
のキー入力を、8個のロータリキートップ11Rb乃至
14Rbおよび11Lb乃至14Lb、並びに4個のタク
トスイッチ3R,3L,4R、および4Lの合計12個
のキートップにより行うことができるので、即ちキート
ップの数を、通常のフルキーボードのほぼ1/6程度に
することができるので、装置のコンパクト化、低コスト
化を図ることができる。
【0070】また、指をキートップから離すことなく、
キー入力を行うことができるので、ブラインドタッチに
よる正確、且つ迅速なタイプを行うことができる。
【0071】さらに、このワードプロセッサにおいて
は、各指で操作されるロータリキートップ11Rb乃至
14Rb、11Lb乃至14Lbに、フルキーボードを操
作する場合と同様のキーコードを割り当てるようにした
ので、フルキーボードの操作に慣れた使用者は、違和感
を感じることなく操作を行うことができる。
【0072】以上、本発明のキーボード装置をワードプ
ロセッサに適用した場合について説明したが、本発明の
キーボード装置は、ワードプロセッサの他、例えば携帯
用コンピュータなどの情報機器、あるいはゲーム機器な
どに適用することができる。即ち、例えば図4に示した
ワードプロセッサは、ROM33に記憶させるプログラ
ムを変えることによって、情報機器やゲーム機器とする
ことができる。
【0073】また、本発明のキーボード装置は、例えば
デスクトップ型コンピュータのフルキーボードや、ゲー
ム機器の入力装置としてのジョイスティックなどに代え
て用いるようにすることもできる。
【0074】なお、本実施例においては、LCD2Rま
たは2Lに表示されたキーコードを確認後、所望するキ
ーコードに対応するロータリキートップをクリックする
ことにより、そのキーコードを確定するようにしたが、
例えば所望するキーコードを、直接確定するようにする
こともできる。即ち、例えばロータリキートップをクリ
ックするだけで、ホームポジションにおけるキーコード
をLCD1に表示させ、またロータリキートップを、一
方または他方に回転するだけでその他のキーコードをL
CD1に表示させるようにすることができる。
【0075】さらには、キートップを、図5に示したロ
ータリキートップ(ロータリキートップ11Rb)では
なく、例えば図7に示すようなシーソー型のキートップ
とすることで、所望するキーコードを直接確定するよう
にしても良い。なお、図7(a)または図7(b)は、
シーソー型キートップの側面図または平面図を、それぞ
れ示している。この場合、Bの部分を押し込むと、回転
軸45が回転角0度で、図中、下方向に下げられ、これ
により図5に示したタクトスイッチ11Raが操作され
るので、上述したように、ホームポジションにおけるキ
ーコードをLCD1に表示させるようにすることができ
る。また、AまたはCの部分を押し込むと、回転角45
が所定の回転角をもった状態で、図中、下方向に下げら
れ、これにより図5に示したタクトスイッチ11Ra
操作されるので、上述したように、それぞれ他のキーコ
ードをLCD1に表示させるようにすることができる。
なお、図7のスイッチ表面に設けられた凸部(凹部とし
ても良い)としてのリブは、スイッチのA乃至Cそれぞ
れの部分を、操作者に認識させるためのものである。
【0076】また、本実施例では、複数のキーコードを
割り当てるキートップに、ロータリキートップ11Rb
乃至14Rb,11Lb乃至14Lbを用いるようにした
が、この他、例えばスライドキートップなどを用いるよ
うにすることもできる。
【0077】さらに、ロータリキートップ11Rb乃至
14Rb,11Lb乃至14Lbに割り当てる複数のキー
コードは、上述したようなフルキーボードに対応するも
のに限定されるものではない。
【0078】また、キーコードを確定するタクトスイッ
チ11Ra乃至14Raおよび11La乃至14Laは、直
接操作することのできる位置に設けるようにすることが
できる。
【0079】
【発明の効果】請求項1に記載の入力装置によれば、回
転操作および押下操作が可能な操作キーの回転角を検出
し、回転角毎に複数個、設定されたキーコードの中か
ら、検出された回転角に対応する所定のキーコードを選
択し、操作キーが押下操作されたとき、選択されたキー
コードを確定し、確定されたキーコードを表示するよう
にし、操作キーは、回転操作から開放された場合、予め
設定された所定の角度に原点復帰するようにしたので、
操作キーの数が少なくて済み、装置を小型に構成するこ
とができる。
【0080】請求項2に記載の入力装置によれば、操作
キーが、両手の親指を除く8つの指に対応して8つ備え
られ、8つの操作キーは、4つずつ左右に分けて配置さ
れるようにしたので、例えば各操作キーを左右の人差し
指、中指、薬指、小指で操作することにより、迅速なキ
ー入力が可能となる。
【0081】請求項3に記載の入力装置によれば、操作
キーが配置された面の反対側の面に、選択されたキーコ
ードを、左右に分けて配置された操作キーに対応して表
示するようにしたので、回転角に応じたキーコードを確
認することができる。
【0082】請求項4に記載の入力装置によれば、8つ
の操作キーのそれぞれには、フルキーボードにおいて各
指で操作される所定の複数のキーコードを割り当て、原
点復帰した場合、選択されるキーコードは、フルキーボ
ードにおいて、ホームポジションのときのキーコードで
あるようにしたので、フルキーボードの操作に慣れた使
用者は、違和感なく、キーコードの入力を行うことがで
きる。
【0083】請求項5に記載の入力装置によれば、回転
軸を対称にして、2方向への傾斜操作および押下操作が
可能なシーソー型操作キーの傾斜方向を検出し、傾斜方
向毎に複数個、設定されたキーコードの中から、検出さ
れた傾斜方向に対応する所定のキーコードを選択し、シ
ーソー型操作キーが押下操作されたとき、選択されたキ
ーコードを確定し、確定されたキーコードを表示するよ
うにしたので、所望するキーコードを直接確定すること
ができる。
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーボード装置を適用したワードプロ
セッサの一実施例の構成を示す平面図である。
【図2】図1の実施例の底面図である。
【図3】図1のワードプロセッサが操作されているとき
の様子を示す図である。
【図4】図1の実施例の電気的構成例を示すブロック図
である。
【図5】図4の操作部6Rの詳細構成を示す図である。
【図6】図4の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図7】シーソー型のキートップの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2L,2R LCD 3L,3R,4L,4R タクトスイッチ 5L,5R 切欠き 6L乃至9L,6R乃至9R 操作部 11La乃至14La,11Ra乃至14Ra タクトスイ
ッチ 11Lb乃至14Lb,11Rb乃至14Rb ロータリキ
ートップ 15L乃至18L,15R乃至18R エンコーダ 21L,21R I/Oマイコン 22L,22R CPU 23L,23R ROM 24L,24R RAM 25L,25R LCDコントローラ 26L,26R I/F 31 CPU 32 RAM 33 ROM 34 LCDコントローラ 41 固定軸 42a,42b 固定板 43a,43b 保持板 44 プーリ 45 回転軸 46 ベルト 47 プーリ 48 回転軸 49 ベルト 50 プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−182562(JP,A) 実開 平2−6354(JP,U) 実開 平2−149431(JP,U) 実開 昭63−167629(JP,U) 実開 平2−14736(JP,U) 実開 昭57−136136(JP,U) 実願 昭63−22195号(実開 平1− 127021号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 G06F 3/023 A63F 13/06 H01H 21/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転操作および押下操作が可能な操作キ
    ーと、 前記操作キーの回転角を検出する検出手段と、 回転角毎に複数個、設定されたキーコードの中から、前
    記検出手段により検出された前記回転角に対応する所定
    の前記キーコードを選択する選択手段と、 前記操作キーが押下操作されたとき、前記選択手段によ
    り選択された前記キーコードを確定する確定手段と、 前記確定手段により確定された前記キーコードを表示す
    る第1の表示手段と を備え、 前記操作キーは、前記回転操作から開放された場合、予
    め設定された所定の角度に原点復帰する ことを特徴とす
    る入力装置。
  2. 【請求項2】 前記操作キーは、両手の親指を除く8つ
    の指に対応して8つ備えられ、 8つの前記操作キーは、4つずつ左右に分けて配置され
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記操作キーが配置された面の反対側の
    面に、前記選択手段により選択された前記キーコードを
    表示する第2の表示手段を、左右に分けて配置された前
    記操作キーに対応して、左右にそれぞれ1つずつさらに
    備える ことを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 8つの前記操作キーのそれぞれには、フ
    ルキーボードにおいて各指で操作される所定の複数の前
    記キーコードが割り当てられ、 前記原点復帰した場合、前記選択手段により選択される
    前記キーコードは、前記フルキーボードにおいて、ホー
    ムポジションのときの前記キーコードである ことを特徴
    とする請求項2に記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 回転軸を対称にして、2方向への傾斜操
    作および押下操作が可能なシーソー型操作キーと、 前記シーソー型操作キーの傾斜方向を検出する検出手段
    と、 前記傾斜方向毎に複数個、設定されたキーコードの中か
    ら、前記検出手段によ り検出された前記傾斜方向に対応
    する所定の前記キーコードを選択する選択手段と、 前記シーソー型操作キーが押下操作されたとき、前記選
    択手段により選択された前記キーコードを確定する確定
    手段と、 前記確定手段により確定された前記キーコードを表示す
    る表示手段と を備えることを特徴とする入力装置。
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