JP3343893B2 - シールド電線配列検査装置 - Google Patents

シールド電線配列検査装置

Info

Publication number
JP3343893B2
JP3343893B2 JP09949998A JP9949998A JP3343893B2 JP 3343893 B2 JP3343893 B2 JP 3343893B2 JP 09949998 A JP09949998 A JP 09949998A JP 9949998 A JP9949998 A JP 9949998A JP 3343893 B2 JP3343893 B2 JP 3343893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
shielded
connector
shield
shield wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09949998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11295374A (ja
Inventor
孝芳 箕浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP09949998A priority Critical patent/JP3343893B2/ja
Publication of JPH11295374A publication Critical patent/JPH11295374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3343893B2 publication Critical patent/JP3343893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールド電線の芯線
およびシールド線のコネクタ端子に接続された配列を検
査するシールド電線配列検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両等のエンジン室内の電装品の
接続やオーディオ機器の接続には雑音の混入を防止する
ために、図2(A)に示されるように、シールド電線が
使用されていた。図2(A)において、1はシールド電
線で、3はシールド電線1を構成する芯線、2は芯線3
をシールドするシールド線である。
【0003】シールド電線1には機器等と接続させるた
めのコネクタ4および5が両端に接続され、それぞれ端
子番号Bとシールド線2が、また端子番号Cと芯線3が
接続されている。シールド電線1がコネクタ4および5
と接続しているか否かの検査は、接続されている端子間
に導通があるか否かで検査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コネクタ4お
よび5への端子挿入を図2(B)に示されるように、誤
って端子番号Bに芯線3が端子番号Cにシールド線2が
接続されるよう端子配列がなされた場合は、両端子間で
導通があり、正常と判定されるが、このように配列され
た場合は機器とは接続されるがシールド効果がなく雑音
が混入する。したがって、従来は、端子間の導通検査に
加えて、シールド線2および芯線3に接続されている端
子のコネクタ4および5の収納位置を検査員が正常であ
るか否かを目視確認するようにしていた。本発明は目視
によらず、容易にシールド電線の誤配列を検査できるよ
うにしたシールド電線配列検査装置を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、シールド電線の芯線
およびシールド線のコネクタ端子への接続配列を検査す
るシールド電線配列検査装置において、発振器と、前記
発振器の出力と前記シールド電線の芯線が接続されたコ
ネクタ端子間を接続する接続線および前記発振器の接地
と前記シールド電線のシールド線が接続されたコネクタ
端子間を接続する接続線を備えたケーブルと、前記発振
器の接地と前記シールド電線のシールド線が接続された
コネクタ端子間を接続する前記接続線を分断して設けら
れたスイッチと、前記シールド電線より放出される電波
をピックアップするプローブと、を備える。
【0006】発振器よりの出力と、シールド電線の芯線
が接続されているコネクタ端子およびシールド電線のシ
ールド線が接続されている端子との間をケーブルで接続
し、ケーブルのシールド線とを接続している接続線を分
断してスイッチを設け、スイッチをオンオフしてプロー
ブによってシールド電線より電波が放出されているか否
かによって配列誤りを検査するようにしたので、目視に
よらず正確に容易に配列誤りを検査することができる。
【0007】また請求項2においては、前記ケーブルが
同軸ケーブルとする。発振出力をコネクタの端子に伝送
するためのケーブルを同軸ケーブルにするようにしたの
で、電波の放出が無くなり、プローブによるシールド線
よりの電波の検出を正確に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1を参
照して説明する。図1は本発明の実施例の構成図であ
る。図1において、1はシールド電線、2はシールド
線、3は芯線、4および5はコネクタで、コネクタ4お
よび5の端子番号BおよびCに、それぞれシールド線2
および芯線3が接続されている。
【0009】10は発振器、11は発振器10の出力を
導出する同軸ケーブル、12および13はコネクタ、1
4は同軸ケーブルである。11Cは芯線である。同軸ケ
ーブル11のシールド線は11Aおよび11Bに分断さ
れて、その間に両者を接続するためのスイッチ15が設
けられ、スイッチの開閉は駆動コイル15Aへ供給する
駆動電流のオンオフによって行われる。また、シールド
線11Aは接地され、シールド線11Bは開放状態とな
っている。
【0010】コネクタ13はシールド電線1が接続され
ているコネクタ5と嵌合し、コネクタ5の端子番号Bに
対応するコネクタ13の端子番号Gには同軸ケーブル1
4のシールド線14Aが、またコネクタの端子番号Cに
対応するコネクタ13の端子番号Sには同軸ケーブル1
4の芯線14Bが接続されている。16は発振器10の
発振する周波数の電波をピックアップするプローブで、
プローブ16の出力ケーブル17を介して増幅器18に
接続される。19は増幅器18で増幅された信号のレベ
ルを検出するレベル検出部、20は制御部、21は警報
部である。
【0011】つぎに実施例の動作を説明する。制御部2
0に設けられているスイッチ20Aをオンすると動作が
開始され、制御部20はリレー15の駆動コイル15A
に駆動電流を供給してリレー15を閉状態にする。リレ
ー15を閉じると、シールド電線1のシールド線2は、
同軸ケーブル14のシールド線14A、同軸ケーブル1
1のシールド線11B、リレー15およびシールド線1
1Aを介して接地され、シールド電線1より電波の放
出が殆ど無に近い微小状態となる。したがって、このよ
うな状態でプローブ16をシールド電線1に近づけても
電波をピックアップすることができない。
【0012】また、リレー15を開にすると、シールド
電線1のシールド線2の接地が開放され、芯線3とシー
ルド線2間の静電容量により、芯線3とシールド線2が
電磁的に結合し、シールド電線1より電波が放出され
る。したがって、このような状態ではプローブ16は放
出された電波をピックアップすることができる。制御部
20は、リレー15が開状態でのレベル検出部19が検
出するレベルが設定値H以上であるか否かを検出し、設
定値H以上であれば良好とし、設定値以下ならば芯線3
およびその接続に何らかの不具合があるとして警報部2
1で警報を発する。
【0013】また、制御部20は、リレー15が閉じら
れた状態でレベル検出部19が検出するレベルが設定値
L以下であるか否かを検出し、設定値L以下の場合は正
常とし、設定値L以上の場合は誤配列、すなわち、図2
(B)に基づいて説明したように、芯線3とシールド線
2のコネクタ5に対する配列誤りがあると判定して警報
部21より警報を発する。なおプローブ16とリレー1
5との間にコネクタ12を設けた理由は、各種のコネク
タ付シールド電線を試験する場合、これに対応するコネ
クタ13を予め用意しておき、コネクタ12を介して接
続することによって容易に試験を行うことができるため
である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果が得られる。発振器よりの出力と、シールド電線の
芯線が接続されているコネクタ端子およびシールド電線
のシールド線が接続されている端子との間をケーブルで
接続し、ケーブルのシールド線とを接続している接続線
を分断してスイッチを設け、スイッチをオンオフしてプ
ローブによってシールド電線より電波が放出されている
か否かによって配列誤りを検査するようにしたので、目
視によらず正確に容易に配列誤りを検査することができ
る。
【0015】また発振出力をコネクタの端子に伝送する
ためのケーブルを同軸ケーブルにするようにしたので、
電波の放出が無くなり、プローブによるシールド線より
の電波の検出を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 シールド電線 2,11A,11B,14A シールド線 3,11C,14B 芯線 4,5,12,13 コネクタ 10 発振器 11,14 同軸ケーブル 15 リレー 15A 駆動コイル 16 プローブ 17 出力ケーブル 19 レベル検出部 20 制御部 21 警報部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線の芯線およびシールド線の
    コネクタ端子への接続配列を検査するシールド電線配列
    検査装置において、 発振器と、 前記発振器の出力と前記シールド電線の芯線が接続され
    たコネクタ端子間を接続する接続線および前記発振器の
    接地と前記シールド電線のシールド線が接続されたコネ
    クタ端子間を接続する接続線を備えたケーブルと、前記 発振器の接地と前記シールド電線のシールド線が接
    続されたコネクタ端子間を接続する前記接続線を分断し
    て設けられたスイッチと、 前記シールド電線より放出される電波をピックアップす
    るプローブと、 を備えたことを特徴とするシールド電線配列検査装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルが同軸ケーブルであること
    を特徴とする請求項1記載のシールド電線配列検査装
    置。
JP09949998A 1998-04-10 1998-04-10 シールド電線配列検査装置 Expired - Fee Related JP3343893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09949998A JP3343893B2 (ja) 1998-04-10 1998-04-10 シールド電線配列検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09949998A JP3343893B2 (ja) 1998-04-10 1998-04-10 シールド電線配列検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11295374A JPH11295374A (ja) 1999-10-29
JP3343893B2 true JP3343893B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=14248984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09949998A Expired - Fee Related JP3343893B2 (ja) 1998-04-10 1998-04-10 シールド電線配列検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3343893B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2492699B1 (en) * 2011-02-22 2013-07-31 Research In Motion Limited Automatic detection of ground line in a video cable
CN104698369B (zh) * 2015-03-19 2017-10-17 西电通用电气自动化有限公司 一种模拟链路硬件失效检测电路及方法
CN110057494B (zh) * 2019-05-05 2021-03-26 大连理工大学 一种面向电测法的传感器快速连线与故障识别系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11295374A (ja) 1999-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0629866B1 (en) Method for locating faults in an electric power cable line
US4553085A (en) Coaxial cable tester device
EP0784210B1 (en) Apparatus for detecting trouble location in wire harnesses
CA2765194C (en) On-line time domain reflectometer system
US7915898B1 (en) Integrated cable/connector shielding surveillance system
CN112698251B (zh) 磁场无源探头和磁场探测装置
JP3343893B2 (ja) シールド電線配列検査装置
US6351114B1 (en) High frequency current detecting apparatus
US6118281A (en) Method for determining the shielding effect of a shielded cabling path
Sinai et al. Multi-Physical sensor fusion approach for partial discharge detection on medium voltage cable connectors
US6876183B2 (en) Systems and methods for making a high-bandwidth coaxial cable connection
JPS6140571A (ja) 活線ケーブルの部分放電測定法
JPH04370673A (ja) コネクタ検査装置
JP2000241473A (ja) 電磁波検出器、電磁波検出装置およびその方法
US7183776B1 (en) System and method for performing online partial discharge testing
JP2978718B2 (ja) 電力ケーブルの普通接続部
US5055828A (en) Parasitic-ground current indicator for electrical system
JPH04335170A (ja) ワイヤハーネスの検査方法および装置
JP2657025B2 (ja) 電力ケーブル線路の活線部分放電測定法
JP2941961B2 (ja) ロードブレーク用エルボーの部分放電検出方法及び装置
JP2978573B2 (ja) モールド母線の部分放電検出方法及び装置
JPH0357425B2 (ja)
JP2006064461A (ja) 回転電機の部分放電検出装置および方法
JPH0339670A (ja) 部分放電測定方法
JPH0572257A (ja) ケーブルの部分放電測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130830

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees