JP3343571B2 - 内燃機関のキャニスタ構造 - Google Patents

内燃機関のキャニスタ構造

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幸司 広瀬
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弘 斉藤
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関のキャニ
スタ構造に係り、特に、キャニスタの組付作業を容易と
し得て、内燃機関及び変速機からなる組立体の搭載と同
時に車両に搭載し得て、ダッシュパネルへの配管用パイ
プの取付けを不要とし得る内燃機関のキャニスタ構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される内燃機関には、供給さ
れる燃料の蒸気が大気に放出されることを防止するため
に、キャニスタを設けている。キャニスタは、車両のエ
ンジンルーム内に取付けられている。
【0003】従来の内燃機関のキャニスタ構造として
は、図3に示すものがある。図3において、102は車
両、104はエンジンルーム、106はエンジンルーム
104を車室(図示せず)から仕切るダッシュパネル、
108は車両102両側のフェンダパネルである。
【0004】車両102のエンジンルーム104には、
内燃機関110及び変速機112からなる組立体114
を搭載している。内燃機関110には、吸気ダクト11
6とエアクリーナ118と吸気管120とスロットルボ
ディ122とサージタンク124と吸気マニホルド12
6とを順次に連結して接続し、排気マニホルド128と
図示しない排気管と触媒とマフラ等とを順次に連結して
接続している。
【0005】また、エンジンルーム104には、一側の
フェンダパネル108にバッテリトレイ130を取付
け、このバッテリトレイ130にバッテリ132を搭載
している。
【0006】内燃機関110には、キャニスタ134を
設けている。キャニスタ134は、実線で示すようにダ
ッシュパネル106に取付けられている。キャニスタ1
34は、パージ用ホース136により吸気系のサージタ
ンク124に接続されるとともに、エバポ用ホース13
8により図示しない燃料タンクに接続されている。
【0007】あるいは、キャニスタ134は、破線で示
すようにバッテリトレイ130に取付けられ、パージ用
ホース136によりサージタンク124に接続されると
ともに、エバポ用ホース138により図示しない燃料タ
ンクに接続されている。
【0008】このような内燃機関のキャニスタ構造とし
ては、特開平7−103086号公報に開示されるもの
がある。この公報に開示されるキャニスタは、内燃機関
と変速機とを結合してその近傍にブレーキ倍力装置を配
設した自動車において、内燃機関の側部に突出されたデ
ィストリビュータと変速機とブレーキ倍力装置とに囲ま
れる部分にキャニスタを配設し、このキャニスタをダッ
シュパネルに取付けたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の前記
図3に示す内燃機関110のキャニスタ134の構造に
おいては、内燃機関110及び変速機112の組立体1
14をエンジンルーム104に搭載した後に、車体側の
所定位置であるダッシュパネル106やバッテリトレイ
130に取付けているため、狭いスペースで組付作業を
行わなければならず、組付作業が困難になる不都合があ
る。
【0010】また、キャニスタ134は、パージ用ホー
ス136やエバポ用ホース138により内燃機関102
のサージタンク124や燃料タンクに接続しているが、
これらホース136・138の配管のために、ダッシュ
パネル106に配管用パイプを取付ける必要があり、組
付作業が増加する不都合があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、キャニスタを内燃機関及
びこの内燃機関に組付けられた変速機からなる組立体の
平面視における外周形成線よりも内側に位置させて、前
記組立体の上方に設置されるエアクリーナに取付けて設
けるとともにこのエアクリーナはゴムブッシュを介して
前記内燃機関に取付けて設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の内燃機関のキャニスタ
構造は、キャニスタを内燃機関及び変速機からなる組立
体の平面視における外周形成線よりも内側に位置させ
て、前記組立体の上方に設置されるエアクリーナに取付
けて設けるとともにこのエアクリーナは緩衝材を介して
前記内燃機関に取付けて設けたことにより、組立体を車
両に搭載した後の狭いスペースでの組付作業がなくな
り、内燃機関及び変速機からなる組立体の組立工程にお
いて予めキャニスタを取付けておくことができ、キャニ
スタを組立体から突出させることなく取付けることがで
き、組立体の搭載によってキャニスタを車両に搭載する
ことができ、キャニスタを内燃機関の吸気系近傍に取付
けることができる。また、この発明の内燃機関のキャニ
スタ構造は、ゴムブッシュを介して内燃機関に取付けら
れているエアクリーナに取付けているため、振動を遮断
するためのゴムブッシュ等の緩衝材を要することなく、
キャニスタを直接的にエアクリーナに取付けることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図2は、この発明の実施例を示すもので
ある。図1において、2は車両、4はエンジンルーム、
6はエンジンルーム4を車室(図示せず)から仕切るダ
ッシュパネル、8は車両2のエンジンルーム4両側のフ
ェンダパネルである。
【0014】車両2のエンジンルーム4には、内燃機関
10及びこの内燃機関10に組付けられた変速機12か
らなる組立体14を搭載している。内燃機関10には、
吸気ダクト16とエアクリーナ18と吸気管20とスロ
ットルボディ22とサージタンク24と吸気マニホルド
26とを順次に連結して接続し、排気マニホルド28と
図示しない排気管と触媒とマフラと等を順次に連結して
接続している。また、エンジンルーム4には、一側のフ
ェンダパネル8にバッテリトレイ30を取付け、このバ
ッテリトレイ30にバッテリ32を搭載している。
【0015】前記内燃機関10には、キャニスタ34を
設けている。このキャニスタ34は、内燃機関10及び
この内燃機関10に組付けられた変速機12からなる組
立体14に取付けて設けている。キャニスタ34は、組
立体14の平面視における外周縁を結ぶことにより形成
される外周形成線Aよりも内側に位置させて、組付体1
4に取付けて設けている。
【0016】また、キャニスタ34は、内燃機関10及
び変速機12からなる組立体14の平面視における外周
形成線Aよりも内側に位置させて、図2に示す如く、組
立体14の上方に設置されるエアクリーナ18に取付け
て設けている。エアクリーナ14は、ゴムブッシュ36
を介して取付ボルト38により内燃機関10に取付けら
れている。このキャニスタ34は、パージ用ホース40
により吸気系のサージタンク24に接続されるととも
に、エバポ用ホース42により図示しない燃料タンクに
接続されている。
【0017】このように、キャニスタ34は、内燃機関
10及び変速機12からなる組立体14の平面視におけ
る外周形成線Aよりも内側に位置させて組立体14に取
付けて設けている。
【0018】これにより、このキャニスタ34は、従来
のように組立体14を車両2に搭載した後の狭いスペー
スでの組付作業がなくなり、内燃機関10及び変速機1
2からなる組立体14の組立工程において予め取付けて
おくことができ、しかも組立体14から突出させること
なく取付けることができ、組立体14の搭載によって車
両2に搭載することができ、内燃機関2の吸気系近傍で
あるエアクリーナ18に取付けることができる。
【0019】このため、このキャニスタ34は、内燃機
関10及び変速機12の組立工程において予め組立体1
4に取付けていることにより、従来のように狭いスペー
スで組付作業を行う必要がなく、組付作業を容易とする
ことができる。
【0020】また、このキャニスタ34は、内燃機関1
0及び変速機12からなる組立体14を車両2に搭載す
ることにより、組立体14の搭載と同時に車両2に搭載
することができ、作業性を向上し得る。さらに、キャニ
スタ34は、内燃機関10の吸気系近傍であるエアクリ
ーナ18に取付けていることにより、ダッシュパネル6
への配管用パイプの取付けを不要とし得て、パイプ取付
作業やホース組付作業を不要とし得て、作業の削減を果
たすことができる。
【0021】また、キャニスタ34は、内部に吸着材で
ある粒状の活性炭(図示せず)を充填している。このよ
うなキャニスタ34を内燃機関10に取付けると、内燃
機関10の振動により活性炭が微粒化し、性能低下を招
く不都合がある。したがって、キャニスタ34を内燃機
関10に取付ける場合は、振動を遮断するために、ゴム
ブッシュ等の緩衝材を介して取付ける必要がある。
【0022】しかし、この発明のキャニスタ34の構造
は、組立体14の上方に設置されるエアクリーナ18に
取付けて設けている。エアクリーナ18は、ゴムブッシ
ュ36を介して取付ボルト38により内燃機関10に取
付けられている。
【0023】このため、キャニスタ34は、ゴムブッシ
ュ36を介して内燃機関10に取付けられているエアク
リーナ18に取付けているため、振動を遮断するための
ゴムブッシュ等の緩衝材を要することなく、直接的に取
付ボルト44及び取付ナット46によってエアクリーナ
18に取付けることができ、部品点数の削減に寄与し得
る。
【0024】
【発明の効果】このように、この発明の内燃機関のキャ
ニスタ構造は、車両に搭載する前の内燃機関及び変速機
からなる組立体の組立工程においてキャニスタを取付け
ておくことができ、キャニスタを組立体の搭載によって
車両に搭載することができ、キャニスタを内燃機関の吸
気系近傍に取付けることができる。また、この発明の内
燃機関のキャニスタ構造は、ゴムブッシュを介して内燃
機関に取付けられているエアクリーナに取付けているた
め、振動を遮断するためのゴムブッシュ等の緩衝材を要
することなく、キャニスタを直接的にエアクリーナに取
付けることができる。
【0025】このため、この内燃機関のキャニスタ構造
は、内燃機関及び変速機の組立工程においてキャニスタ
を組立体に取付けていることにより、従来の狭いスペー
スでの組付作業を行う必要がなく、キャニスタの組付作
業を容易とし得て、キャニスタを取付けた内燃機関及び
変速機からなる組立体を車両に搭載することにより、内
燃機関及び変速機からなる組立体の搭載と同時に車両に
搭載し得て、作業性を向上し得て、キャニスタを内燃機
関の吸気系近傍に取付けていることにより、ダッシュパ
ネルへの配管用パイプの取付けを不要とし得て、作業の
削減を果すことができ、また、振動を遮断するためのゴ
ムブッシュ等の緩衝材を要することなく、キャニスタを
直接的にエアクリーナに取付けることができることによ
り、部品点数の削減に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による内燃機関のキャニスタ構造の実
施例を示す車両のエンジンルームの平面図である。
【図2】キャニスタのエアクリーナへの取付状態を示す
斜視図である。
【図3】内燃機関のキャニスタ構造の従来例を示す車両
のエンジンルームの平面図である。
【符号の説明】
2 車両 4 エンジンルーム 6 ダッシュパネル 8 フェンダパネル 10 内燃機関 12 変速機 14 組立体 18 エアクリーナ 26 吸気マニホルド 28 排気マニホルド 32 バッテリ 34 キャニスタ 36 ゴムブッシュ 38 取付ボルト 40 パージ用ホース 42 エバポ用ホース 44 取付ボルト 46 取付ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 弘 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (72)発明者 星野 淳一 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平7−103086(JP,A) 特開 平5−86994(JP,A) 実開 平3−127072(JP,U) 実開 昭58−56154(JP,U) 実開 平3−50527(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08 B60K 15/077

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャニスタを内燃機関及びこの内燃機関
    に組付けられた変速機からなる組立体の平面視における
    外周形成線よりも内側に位置させて前記組立体の上方
    に設置されるエアクリーナに取付けて設けるとともにこ
    のエアクリーナはゴムブッシュを介して前記内燃機関に
    取付けて設けたことを特徴とする内燃機関のキャニスタ
    構造。
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