JP3343154B2 - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JP3343154B2
JP3343154B2 JP12844493A JP12844493A JP3343154B2 JP 3343154 B2 JP3343154 B2 JP 3343154B2 JP 12844493 A JP12844493 A JP 12844493A JP 12844493 A JP12844493 A JP 12844493A JP 3343154 B2 JP3343154 B2 JP 3343154B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形装置に関し、特
に、プリフォームの温調時、プリフォームの内壁面に接
触可能な温度調整手段の駆動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二軸延伸ブロー成形容器と称さ
れる合成樹脂製の薄肉の容器(以下、成形品という)
は、例えば射出成形によって得られたプリフォームをブ
ロー型のキャビティ内に位置させ、容器の軸方向に延伸
させるとともに内部に吹き込んだ気体の圧力によって軸
方向と直角な方向に膨張させることで得られる。
【0003】このような成形品の成形装置としては、例
えば1ステージ方式あるいはホットパリソン方式と称さ
れる構造がある。この方式で実施される工程で良く知ら
れているものとしては、第1工程において射出成形によ
りプリフォームを成形し、第2工程においてプリフォー
ムを加熱してその温度調整を行ない、第3の工程におい
て延伸ブローを行ない、第4の工程において成形品の取
り出しを行ない、これらの工程を連続的に実施してい
る。
【0004】ところで、上記第2の工程で実施される温
度調整は、最終成形品での肉厚分布を得るための延伸適
温を設定するために実行される。これは、最終成形品で
の耐内圧性および耐衝撃強度、さらには、把持した場合
の耐把持強度等を備えるためである。そして、第2の工
程を実施するための構造には、一例として、特開平3ー
290225号公報に記載された構造がある。
【0005】上記公報によれば、搬送されてくるプリフ
ォームを温調ポット内に挿入し、温調ポット内で縦軸方
向にて温度分布を有する加熱面に対して、流体、この場
合にはエアのブロー圧によって上記プリフォームを接触
させて熱伝導による温度調整を行なう構造を備えてい
る。このようなエアの吹込は、延伸ブローの前に行なわ
れる関係で、予備ブローと称されている。
【0006】また、この公報記載の構造では、延伸ブロ
ー成形時に最も早くブローキャビティ面に接触すること
で延伸されにくくなる箇所であるリップ部直下に対し、
所定の延伸率を確保することを目的として加熱を行な
い、プリフォームの内側層の温度を調整するための構造
が設けられている。具体的には、エアのブローを行なう
ためのコア(以下、予備ブローコアという)とこの内部
からリップ部直下に向け突出している加熱ピースとを有
する温度調整手段を設け、この加熱ピースを上記リップ
部直下の内壁面に対向させている。なお、上記予備ブロ
ーは、単に上述した1ステージ方式に限らず、射出成形
工程後のプリフォームを、射出成形部とは別のステージ
において延伸ブロー成形する方式のコールドパリソン方
式、所謂、2ステージ方式においても採用することが可
能である。
【0007】また、上記第2の工程での温度調整構造と
しては、予備ブローしない構造もある。すなわち、この
場合の構造は、図示しないが、プリフォームの内壁、特
に、保有熱量を高く維持させる必要があるリップ部直下
を除く胴部の内壁面に接触可能なコアを備えた温度調整
手段を有し、このコアにより、一例として、プリフォー
ムの内側層を加熱ポットによって加熱されているプリフ
ォームの外側層よりも低い温度に温度調整する構造であ
る。この場合には、プリフォームの外壁面と温調ポット
の内周面とは接触しておらず、所謂、温調ポットからの
輻射熱によってプリフォームが加熱されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1ステージ
および2ステージ方式に拘らず、射出成形により得られ
たプリフォームは、射出成形後、リップ部をリップキャ
ビテイ型によって保持された状態で第2の工程である温
調工程を実施するステーションに搬送される。
【0009】そして、温調工程では、例えば、その工程
を実行するための構造のひとつである予備ブローを実施
する構造でいうと、プリフォームの内部に挿脱可能な温
度調整手段の予備ブローコアが設けられており、この予
備ブローコアの先端に位置するシール部をプリフォーム
のリップ部に挿入することで、リップ部がリップキャビ
ティ型とともに挟持される。従って、予備ブローが行な
われた場合には、シール部がリップ部に密着しているこ
とで内部からのブローエアの漏洩が阻止されている。
【0010】一方、温調工程を実施するための構造の他
の例である予備ブローを実施しない構造でいうと、温度
調整手段をなすコアがプリフォームの内部に挿入されて
胴部内壁面に接触し、この状態でプリフォームと温調ポ
ットとの間の間隔が適正化され輻射熱を均等に供給する
ようになっている。
【0011】しかしながら、プリフォームのリップ部内
壁面あるいは胴部内壁面は、温度調整手段の予備ブロー
コアあるいは温調コアに吸熱されることによって熱収縮
を起こしやすい。このため、プリフォームは予備ブロー
コアあるいは温調コアに対して嵌合時よりもさらに高い
圧力で密着しやすくなる。従って、温調後、予備ブロー
コアあるいは温調コアを離脱させる際には密着力が抵抗
力として作用し、上記コアを円滑に抜取ることができな
い場合がある。殊に、生産効率の点から1回の成形によ
って成形品の多数取りを行なう同時成形個数が多い場合
には、それぞれのコアでの密着力が均一であるとは限ら
ず、抵抗力が増大しやすい傾向がある。従って、温調工
程終了後、上記コアの駆動部では、上記密着力による抵
抗力に抗した駆動力が必要になり、結果として、多大な
駆動力を要することになる。このような大きな駆動力を
必要とする時期としては、予備ブローを用いる構造の場
合、リップ部から予備ブローコアのシール部が離脱する
までの間であり、また予備ブローを行なわない構造の場
合、温調コアの外形がテーパ形状とされていることが多
いことから、温調コアの外壁面とプリフォームの内壁面
との間に隙間ができてその間に空気が侵入するまでの間
である。
【0012】一方、上記コアの挿脱駆動源としては、圧
縮性流体を用いた油圧シリンダやエアシリンダが用いら
れる。しかし、油圧シリンダの場合には、装置が高価で
あったり、配管の取り回し等の設置構造が複雑かつ大型
になりやすいという問題がある。そこで、油圧シリンダ
に代えてエアシリンダが多用される。ところが、エアシ
リンダによって離脱の際の大きな駆動力を設定するため
には、シリンダの径を大きくしなければならない。しか
し、単に、上記した時期のみのためにこのような構造と
することは、エアの吸排制御が面倒であること、さらに
はエアの使用効率の点からいっても無駄が生じやすい。
【0013】しかも、エアシリンダを用いた場合には、
駆動力が得られる圧力に昇圧するまでに遅延時間が発生
する。特に、大きな駆動力を必要とする場合にはこの遅
延時間も長くなる傾向がある。また、このような遅延時
間の発生に加えて、同時成形個数内でのプリフォーム毎
でコアに対する密着状態が常に同じであるとはいえない
こと、さらには、温調工程に搬送される同時成形個数の
ブロック毎でも密着状態が同じでないことがある等の要
因によって、プリフォームからコアを離脱させる場合に
は、駆動源での所定圧力への昇圧途中でコアの離脱動作
が開始されてしまったり、あるいは逆に、所定圧力に昇
圧してもコアが離脱動作が開始されないこともある。
【0014】このため、プリフォームとコアとの密着状
態が解除されるまでの時間がプリフォームの全てにおい
て均一であるとは限らない。従って、プリフォームとコ
アとの密着が解除される時期が異なってしまうと、プリ
フォームに対する温調時間もバラツクことになり、プリ
フォームが過加熱状態や過冷却状態を招くことになる。
このため、プリフォームの延伸適温が変化してしまい、
ブロー成形後の成形品での肉厚分布が所定の条件から外
れてしまうことになる。
【0015】そこで、本発明の目的とするところは、上
記従来の成形装置における問題に鑑み、簡単な構造でプ
リフォームと温度調整手段との密着を解除される時間を
均一化してプリフォームの温度分布の変化を防止するこ
とができる成形装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、プリフォームを延伸ブロー
成形する前に温調ポット内に配置し、上記プリフォーム
の軸方向での温度分布を延伸適温に温調する構造を備え
た成形装置において、上記温調ポット内に配置される上
記プリフォームに対して挿脱可能に設けられ、挿入時、
上記プリフォームの内壁に接触可能であって、上記プリ
フォームの内側から温度調整を行なう手段と、上記温度
調整手段を挿脱させる主駆動手段と補助駆動手段とを有
し、 上記主駆動手段は、エアシリンダと、機台に固定さ
れた昇降案内部とからなり、 上記昇降案内部は、複数の
ガイド軸と、上記ガイド軸の上端を固定するシリンダ台
と、上記エアシリンダのシリンダ軸の先端に上記温度調
整手段と一体化して取りつけられると共に上記ガイド軸
に案内される可動板とを有し、上記補助駆動手段は、少
なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動時
であって、上記プリフォームの内壁より離脱されるとき
に上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させる補助駆動
部を有し、 上記補助駆動部は、上記温度調整手段の挿入
駆動時に弾性変形され、離脱駆動時の初期時に弾性変形
力を開放して上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させ
るリターンバネで構成されており、上記リターンバネは
上記機台と上記可動板の間であって上記ガイド軸に配置
されていることを特徴としている。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項記載の発明は、プリフォームを延
伸ブロー成形する前に温調ポット内に配置し、上記プリ
フォームの軸方向での温度分布を延伸適温に温調する構
造を備えた成形装置において、 上記温調ポット内に配置
される上記プリフォームに対して挿脱可能に設けられ、
挿入時、上記プリフォームの内壁に接触可能であって、
上記プリフォームの内側から温度調整を行なう手段と、
上記温度調整手段を挿脱方向に駆動する主駆動手段と、
少なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動
時であって、上記プリフォームの内壁より離脱されると
きに上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させる補助駆
動手段とを有し、上記主駆動手段は、上記補助駆動手段
が固定されているプレートを往復駆動させるものであ
り、上記補助駆動手段は、上記温度調整手段をショート
ストロークで往復させるものであり、少なくとも、上記
温度調整手段が離脱駆動される初期駆動時、上記主駆動
手段および補助駆動手段を同時に駆動させることを特徴
としている。
【0022】請求項記載の発明は、プリフォームを延
伸ブロー成形する前に温調ポット内に配置し、上記プリ
フォームの軸方向での温度分布を延伸適温に温調する構
造を備えた成形装置において、 上記温調ポット内に配置
される上記プリフォームに対して挿脱可能に設けられ、
挿入時、上記プリフォームの内壁に接触可能であって、
上記プリフォームの内側から温度調整を行なう手段と、
上記温度調整手段を挿脱方向に駆動する主駆動手段と、
少なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動
時であって、上記プリフォームの内壁より離脱されると
きに上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させる補助駆
動手段とを有し、上記主駆動手段および補助駆動手段は
共にエアシリンダで構成され、上記温度調整手段を挿脱
駆動する単一のロッドと、このロッドが移動する隔離さ
れた複数の空間を有するシリンダと、上記各空間に配置
された位置にて上記ロッドに固定された複数のピストン
と、を有し、少なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動
する初期駆動時に、複数のピストンを同時に駆動するた
めのエアを上記複数の空間に導入することを特徴として
いる。
【0023】
【作用】本発明では、プリフォーム内に挿脱可能な温度
調整手段が、少なくとも、プリフォームの内部から離脱
駆動される初期駆動時、離脱駆動力を増加される。従っ
て、プリフォームの内壁面が温度調整手段に対して熱収
縮により強固に密着し、温度調整手段の抜取り抵抗が増
加した場合であっても、短時間で温度調整手段とプリフ
ォームとの密着を解除して温度調整手段を抜取ることが
できる。このため、温度調整手段とプリフォームとが
つも一定時間でバラツキ無く密着状態を解除されるの
で、プリフォームの温度分布が崩れてしまうのを未然に
防止して成形品の肉厚分布がバラツクのを防止すること
ができる。
【0024】また本発明では、温度調整手段を上記挿脱
方向に駆動する主駆動手段と、少なくとも、主駆動手段
により上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動時に、
温度調整手段の離脱駆動力を増加させる補助駆動手段と
を備えている。従って、温度調整手段を変更することな
く、補助駆動手段を付設するだけで温度調整手段とプリ
フォームとの密着状態を均一化された時間内で解除する
ことが可能になる。
【0025】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。
【0026】図1は、本発明による成形装置の一例とし
て、ブロー成形装置10示す平面図である。
【0027】そして、このブロー成形機10には回転盤
22が設けられている。
【0028】回転盤22は、欠回転可能に設けられて
おり、その回転方向に沿って各成形プロセスを実行する
ためのステーションが設置されている。本実施例は1ス
テージ方式を対象としており、このため、回転盤22の
周方向には、プリフォームの射出成形を行なう射出成形
ステーション12と、プリフォームをブロー成形に適し
た温度に調整する温調ステーション14と、プリフォー
ムのブロー成形を行なって所定形状の成形品の形状に成
形する延伸ブロー成形ステーション16およびリップ型
を型開きして成形品を取り出すイジェクトステーション
18とが設置されている。
【0029】上記各ステーションに対応して回転盤22
には、4つのリップ型移送プレート24がそれぞれ設け
られている。各リップ型移送プレート24には、リップ
型支持プレート26が取付けられ、このリップ型支持プ
レート26に同時成形個数に見合う数のリップキャビテ
ィ型28が取付けられている。従って、これらリップキ
ャビティ型28によってプリフォームのネック部が保持
される。このため、リップ型支持プレート26は、同時
成形個数に相当する数のリップキャビティ型28を取付
けることができる分割プレートによって構成され、これ
ら分割プレートのそれぞれにリップキャビティ型28が
割型として取付けられている。そして、このリップ型支
持プレート26は、通常、閉じる方向の移動習性が与え
られており、図示しない開閉手段によって開閉すること
ができ、閉じているときにリップキャビティ型28によ
ってプリフォームのネック部を挟持することができる。
【0030】一方、上記温調ステーション14には、図
2に示す構造からなる温度調整手段の昇降駆動部が設け
られている。なお、図2に示した温度調整手段は、予備
ブローコアと加熱ピースとを備えて予備ブローが行なえ
る構成とされているものを対象としている。
【0031】すなわち、昇降駆動部30は、予備ブロー
コアをプリフォームPに対して挿脱させる駆動部をな
し、この駆動部は、主駆動部と補助駆動部とから構成さ
れている。
【0032】主駆動部は予備ブローコアの昇降案内部と
駆動源とを備えている。そして、予備ブローコアの昇降
案内部は、複数のガイド軸32によって構成されてお
り、このガイド軸32は、基盤34をはさんで回転板2
2と対向して配置されている基台36に下端が固定され
ている。また、このガイド軸32の上端にはシリンダ台
38が固定され、このシリンダ台38にはシリンダ軸4
0Aを下方に向け突出させた状態で主駆動部の要部をな
すエアシリンダ40が固定されている。
【0033】そして、シリンダ軸40Aの先端には、予
備ブローコア固定板42と一体化されている可動板44
が取り付けられている。予備ブローコア固定板42に
は、同時成形個数に相当する数の予備ブローコア46が
取り付けられており、この予備ブローコア46の先端に
位置するシール部46Aの内部に加熱ピースが位置して
いる。従って、エアシリンダ40によるシリンダ軸40
Aの昇降動作に連動して予備ブローコア固定板42が移
動することで、予備ブローコア46のシール部46Aを
プリフォームPのリップ部に対して挿脱させることがで
き、また、予備ブローコア46の先端からはプリフォー
ムを予備ブローするためのエアが吹出される。
【0034】一方、ガイド軸32には、基台36と予備
ブローコア固定板42との間に補助駆動部をなすリター
ンバネ48が配置されている。このリターンバネ48
は、予備ブローコア46をプリフォームPのリップ部か
ら離脱させる際、少なくとも、予備ブローコア46を離
脱駆動する初期段階に、予備ブローコア46の離脱駆動
力を増加させる。このため、リターンバネ48は、予備
ブローコア46がプリフォームP内に挿入されるときに
弾性変形され、離脱駆動時の初期段階に弾性変形力を開
放して離脱駆動力を増加させるようになっている。リタ
ーンバネ48は、予備ブローコア46の離脱駆動初期段
階で弾性変形力を作用させればよいことを考慮して巻数
やバネ長さを設定されている。
【0035】このような駆動力の増加は、プリフォーム
Pのリップ部が熱収縮することで予備ブローコア46の
シール部46Aに密着してしまっているような場合、そ
の密着力による抜取り抵抗に打ち勝って予備ブローコア
46を短時間でリップ部から抜取るために実施される。
従って、予備ブローコア46が離脱する初期段階での駆
動力は、通常、予備ブローコア46の重量のみを対象と
した場合、プリフォームPのリップ部から予備ブローコ
ア46を離脱させるために必要なエアシリンダ40の駆
動力に加えて弾性変形したリターンバネ48の蓄勢弾性
力を加えた値に設定されている。図3は、このリターン
バネ48の弾性力を加えた離脱駆動力と、通常設定され
ている離脱駆動力との関係を示しており、符号Aで示す
状態(二点鎖線)が本実施例での離脱駆動力である。図
3において、符号Sで示す駆動力がリターンバネ48に
よるものであり、プリフォームPのリップ部から予備ブ
ローコア46が離脱駆動を開始される初期段階に最も大
きな復帰力が設定される。
【0036】次に作用について説明する。
【0037】温調ステーション14では、エアシリンダ
40が上昇している状態を初期状態とされる。従って、
エアシリンダ40によって駆動される予備ブローコア固
定板42および可動板44は、図2に示すように、予備
ブローコア46をリップ型支持プレート26から離脱さ
せた位置で待機する。
【0038】一方、回転板22が回転することでリップ
型支持プレート26が温調ステーション14に達すると
温調工程が実施される。この工程では、エアシリンダ4
0のシリンダ軸40Aが下降し、これに連動して予備ブ
ローコア固定板42および可動板44が下降する。この
とき、リターンバネ48は、図4に示すように、弾性変
形することで弾性力が蓄勢される。従って、図5に示す
ように、予備ブローコア46のシール部46Aは、リッ
プ型支持プレート26に保持されているプリフォームP
のリップ部P1内に挿入され、リップ部P1の内壁面が
シール部46Aの外壁面に密着することでプリフォーム
P内からのブローエアのシールが行なわれる。
【0039】そして、温調工程が終了すると、エアシリ
ンダ40が初期状態に復帰する。このとき、エアシリン
ダ40の上昇復帰駆動力に加えてリターンバネ48の蓄
勢弾性力が開放されるので、図3において説明したよう
に、通常設定されている離脱のための駆動力よりも大き
い駆動力を以って予備ブローコア46が上記リップ部P
1から抜取られる。従って、プリフォームPのリップ部
P1から予備ブローコア46のシール部46Aが離脱す
る速度は、エアシリンダ40のみの駆動力を用いた場合
に比べて高速化されることになる。
【0040】本実施例によれば、単に既存の構成にリタ
ーンバネ48を加えるだけの簡単な構成によって、リッ
プ部P1と予備ブローコア46のシール部46Aとの密
着を解除して離脱させる時間を短くすることが可能にな
る。
【0041】一方、図6は、他の実施例を示しており、
この実施例では、補助駆動部の構造として、予備ブロー
コア46の離脱開始初期段階で、主駆動部をなすエアシ
リンダ40と同じ方向に動作する補助シリンダ50によ
って構成したことを特徴としている。
【0042】すなわち、本実施例では、予備ブローコア
固定板42が補助シリンダ50のシリンダ軸50Aに取
り付けられている。そして、この補助シリンダ50は、
少なくとも、予備ブローコア46の離脱駆動初期段階に
エアシリンダ40とともに駆動される。このため、補助
シリンダ50は、エアシリンダ40のシリンダ軸40A
に固定されている可動板44に取り付けられてエアシリ
ンダ40と連動することができるようになっている。
【0043】従って、補助シリンダ50は、図2に示し
た実施例と同様に、少なくとも、予備ブローコア46が
離脱駆動される初期段階で、エアシリンダ40の駆動力
に加えて離脱駆動力を増加させることができる。この結
果、予備ブローコア46の離脱駆動初期段階での駆動力
は、エアシリンダ40の駆動力と補助シリンダ50の駆
動力との総和によって得られるので、予備ブローコア4
6のシール部46AとプリフォームPのリップ部P1と
の密着が解除されるまでの時間が短縮化される。
【0044】また、図7は、別の実施例を示しており、
この実施例では、予備ブローコア46をプリフォームP
のリップ部から離脱させるための駆動力をエアシリンダ
自体の構造によって設定できるようになっている。な
お、このエアシリンダ40は、シリンダ軸40Aに取付
けられている可動板44が図2に示した構造であること
を前提とする。
【0045】すなわち、エアシリンダ40の内部には、
複数、この場合には2室に隔離された第1の空間40B
および第2の空間40Cが構成されており、各空間に
は、ピストン52、54が設けられている。また、これ
らピストンのうち、第1の空間内に位置するピストン5
2は予備ブローコア46を挿脱駆動するエアシリンダ4
0側の単一のシリンダ軸40Aと一体化され、さらに、
第2の空間40C内に位置するピストン54は、その上
面をシリンダ軸40Aに一体とされたフランジ部40A
1に対向当接させている。従って、シリンダ軸40A
は、第1の空間40B内でのエア給排制御によって、さ
らに、第2の空間内でのピストン54の移動に応じて図
において上下に移動することができる。なお、第2の空
間40C側でのピストン54は、通常時、つまり、予備
ブローコア46がプリフォームPのリップ部P1から離
脱する時期でない場合に第2の空間40Cの底面に着座
している。また、フランジ40A1との組合せは、シリ
ンダ軸40Aの上昇移動に対して、その移動が開始され
る初期段階でのみシリンダ軸40Aを駆動するためであ
る。
【0046】一方、第1の空間40Bは、可動板44を
昇降させるため駆動力を設定するための空間である。こ
のため、第1の空間40Bには、エアの給排口40B
1、40B2が形成され、この給排口には、電磁方式に
よる方向切り換え弁56に接続されたエア通路58、6
0が連結されている。
【0047】また、第2の空間40Cは、予備ブローコ
ア46がプリフォームPのリップ部から離脱する際、初
期駆動時にのみピストン54を上昇させるためのエアが
導入される空間である。このため、第2の空間40Cに
は、通常、排気状態を設定される給排口40C1が形成
されており、この給排口40C1には、電磁方式による
方向切り換え弁62に接続されたエア通路64が連結さ
れている。
【0048】上記方向切り換え弁56は、予備ブローコ
ア46の挿脱方向に応じてエアの導入方向を切り換える
ものである。また、方向切り換え弁62は、予備ブロー
コア46がプリフォームPのリップ部から離脱させる際
の初期駆動時のみにエアを導入することでピストン54
を上昇させるためのものである。そして、これら方向切
り換え弁56、62に供給されるエアは、同一のポンプ
66から供給される。
【0049】従って、第1および第2の空間40B、4
0Cにおいてシリンダ軸40Aを上昇させて予備ブロー
コア46のシール部をプリフォームPのリップ部から抜
取るときには、第1の空間40Bでのピストン52の受
圧面積に対して第2の空間40Cでのピストン54の受
圧面積を加えた受圧面積が設定されることになる。これ
により、第2の空間40Cでエアが導入された場合に
は、シリンダ軸40Aを上昇させるための圧力が倍加さ
れるので、シリンダ軸40Aの移動速度が早められるこ
とになる。
【0050】本実施例においては、予備ブローコア46
をプリフォームPのリップ部に挿入する場合、シリンダ
軸40Aが下降することになる。このため、第1の空間
40Bでは、方向切り換え弁56を介してピストン52
の移動方向が設定される。これに対し、第2の空間40
Cでは、方向切り換え弁62が動作態位になく、これに
よってピストン54が着座したままである。
【0051】一方、シリンダ軸40Aが下降することで
予備ブローコア46が上記リップ部に挿入され、温調工
程が終了したときには、予備ブローコア46がリップ部
から離脱することになる。そこで、第1の空間40Bに
対しては、予備ブローコア46のシール部46Aをプリ
フォームPのリップ部から離脱させるために、方向切り
換え弁56を介してシリンダ軸40Aを上昇させる方向
にピストン52が駆動され、またこれと同時に第2の空
間40Cに対しても、方向切り換え弁62を介してシリ
ンダ軸40Aのフランジ40A1を上昇させる方向にピ
ストン54が駆動される。
【0052】以上のように、本実施例によれば、例え
ば、駆動力を増加するためのシリンダの増設ができない
場合には、複数段の空間部を形成するだけで増設した場
合と同じ結果が得られる。
【0053】なお、本発明においては、上記実施例で説
明した構造に加えて、例えば、主駆動部のみで圧力を変
化させる構造としてもよい。この場合には、当然のこと
ではあるが、上記実施例と同様に、予備ブローコアがプ
リフォームのリップ部から離脱駆動されるときの初期駆
動時にのみ、主駆動部をなすエアシリンダの離脱駆動力
を増加させることが必要である。このためには、予備ブ
ローコア46をプリフォームのリップ部から離脱させる
初期駆動時にのみエアシリンダの駆動力を変化させる流
量制御機構を設ける等の処置を施せばよい。また、これ
に代えて、離脱初期時のみでなく、離脱時期全般に亘っ
て、挿入時の駆動力よりも増加された圧力を設定するよ
うにしてもよい。要は、離脱する初期駆動時に駆動力が
増加されればよいので、適宜、この要求に即した構造の
変更を行なえばよい。
【0054】なお、上記実施例は、予備ブローを行なう
ことでプリフォームの温調を行なう構造を対象として説
明したが、本発明は、この構造に限らない。一例とし
て、予備ブローを行なわない温調構造のひとつである、
温調コアをプリフォームの胴部内壁面に接触させる構造
を対象とすることも可能であり、この場合においても、
先の実施例と同様に、温調コアの離脱駆動初期段階に、
駆動力を増加させる構成を設けることが勿論可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リフォームの内部に挿脱可能な温度調整手段をそのプリ
フォームから離脱させる初期段階での駆動力を増加させ
てプリフォームと温度調整手段との密着が解除されるま
での時間を均一化することができる。従って、プリフォ
ームの温調時間のバラツキをなくしてプリフォームに過
加熱や過冷却の状態を招くことがなく、これにより、成
形品での肉厚分布を所定条件に設定することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形装置に用いられる基台の全体
構成を説明するための平面図である。
【図2】図1に示した成形装置の温調ステーションでの
温度調整手段の昇降駆動部を示す正面図である。
【図3】図2に示した昇降駆動部での駆動力の設定状態
を説明するための線図である。
【図4】図2に示した昇降駆動部の動作を一態様を示す
正面図である。
【図5】図4に示した態様での温度調整手段側とプリフ
ォーム側との接触状態の一例を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を説明するための図2相当
の正面図である。
【図7】本発明の別実施例を説明するための模式的な断
面図である。
【符号の説明】
10 成形装置 14 温調ステーション 30 昇降駆動部 32 ガイド軸 40 エアシリンダ 40A アクチュエータをなすシリンダ軸 40B 第1の空間 40C 第2の空間 40C1 給排口 46 温度調整手段の一例をなす予備ブローコア 46A シール部 48 リターンバネ 50 補助シリンダ 52、54 ピストン 56、62 方向切り換え弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−290225(JP,A) 特開 昭54−36368(JP,A) 特開 平4−138214(JP,A) 特開 昭62−128708(JP,A) 特開 平5−131443(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォームを延伸ブロー成形する前に
    温調ポット内に配置し、上記プリフォームの軸方向での
    温度分布を延伸適温に温調する構造を備えた成形装置に
    おいて、 上記温調ポット内に配置される上記プリフォームに対し
    て挿脱可能に設けられ、挿入時、上記プリフォームの内
    壁に接触可能であって、上記プリフォームの内側から温
    度調整を行なう手段と、 上記温度調整手段を挿脱させる主駆動手段と補助駆動手
    段とを有し、 上記主駆動手段は、エアシリンダと、機台に固定された
    昇降案内部とからなり、 上記昇降案内部は、複数のガイド軸と、上記ガイド軸の
    上端を固定するシリンダ台と、上記エアシリンダのシリ
    ンダ軸の先端に上記温度調整手段と一体化して取りつけ
    られると共に上記ガイド軸に案内される可動板とを有
    し、 上記補助駆動手段は、少なくとも、上記温度調整手段を
    離脱駆動する初期駆動時であって、上記プリフォームの
    内壁より離脱されるときに上記温度調整手段の離脱駆動
    力を増加させる補助駆動部を有し、 上記補助駆動部は、上記温度調整手段の挿入駆動時に弾
    性変形され、離脱駆動時の初期時に弾性変形力を開放し
    て上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させるリターン
    バネで構成されており、上記リターンバネは上記機台と
    上記可動板の間であって上記ガイド軸に配置されている
    ことを特徴とする成形装置。
  2. 【請求項2】 プリフォームを延伸ブロー成形する前に
    温調ポット内に配置し、上記プリフォームの軸方向での
    温度分布を延伸適温に温調する構造を備えた成形装置に
    おいて、 上記温調ポット内に配置される上記プリフォームに対し
    て挿脱可能に設けられ、挿入時、上記プリフォームの内
    壁に接触可能であって、上記プリフォームの内側から温
    度調整を行なう手段と、 上記温度調整手段を挿脱方向に駆動する主駆動手段と、 少なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動
    時であって、上記プリフォームの内壁より離脱されると
    きに上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させ る補助駆
    動手段とを有し、 上記主駆動手段は、上記補助駆動手段が固定されている
    プレートを往復駆動させるものであり、 上記補助駆動手段は、上記温度調整手段をショートスト
    ロークで往復させるものであり、 少なくとも、上記温度調整手段が離脱駆動される初期駆
    動時、上記主駆動手段および補助駆動手段を同時に駆動
    させることを特徴とする成形装置。
  3. 【請求項3】 プリフォームを延伸ブロー成形する前に
    温調ポット内に配置し、上記プリフォームの軸方向での
    温度分布を延伸適温に温調する構造を備えた成形装置に
    おいて、 上記温調ポット内に配置される上記プリフォームに対し
    て挿脱可能に設けられ、挿入時、上記プリフォームの内
    壁に接触可能であって、上記プリフォームの内側から温
    度調整を行なう手段と、 上記温度調整手段を挿脱方向に駆動する主駆動手段と、 少なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動
    時であって、上記プリフォームの内壁より離脱されると
    きに上記温度調整手段の離脱駆動力を増加させる補助駆
    動手段とを有し、 上記主駆動手段および補助駆動手段は共にエアシリンダ
    で構成され、上記温度調整手段を挿脱駆動する単一のロ
    ッドと、このロッドが移動する隔離された複数の空間を
    有するシリンダと、上記各空間に配置された位置にて上
    記ロッドに固定された複数のピストンと、を有し、 少なくとも、上記温度調整手段を離脱駆動する初期駆動
    時に、複数のピストンを同時に駆動するためのエアを上
    記複数の空間に導入することを特徴とする成形装置。
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