JP3343103B2 - 無線パケット伝送方法 - Google Patents
無線パケット伝送方法Info
- Publication number
- JP3343103B2 JP3343103B2 JP2000161740A JP2000161740A JP3343103B2 JP 3343103 B2 JP3343103 B2 JP 3343103B2 JP 2000161740 A JP2000161740 A JP 2000161740A JP 2000161740 A JP2000161740 A JP 2000161740A JP 3343103 B2 JP3343103 B2 JP 3343103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- packet
- transmitted
- receiving
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 148
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 32
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 3
- 108700026140 MAC combination Proteins 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
いてデータパケットを伝送する無線パケット伝送方法の
技術に関し、特に、IEEE 802.11標準規格の
MACプロトコルを、更に改良して、データパケットの
送受信の効率を向上させることの可能な無線パケット伝
送方法に係る。
線パケット伝送方法において、送信端末と受信端末がデ
ータパケットの送受信の前に送信予定の無線チャネルの
使用状況を見て、一定時間だけ継続して空いていること
を確認した場合に、データパケットを送受信する、衝突
回避型キャリアセンスマルチプルアクセス方法を採用し
た場合には、お互いに電波の届かない端末同士が送信す
るパケットが衝突する可能性が高くなり、チャネルの利
用効率が低下する。
データパケットを送信する前に、データ送信を要求する
ための制御パケット(以下RTSパケットともいう)と
受信準備完了を示す制御パケット(以下CTSパケット
ともいう)をやりとりし、受信端末がデータパケットを
正確に受信完了した場合、受信端末は送信端末に対して
受信確認のための制御パケット(以下ACKパケットと
もいう)を送信することにより、チャネル利用効率を向
上するようにしたキャリアセンスマルチプルアクセス方
法が知られている。
トまたはACKパケットまたはデータパケットを受信完
了した端末は、それぞれのパケットに記されている時間
の間送信を禁止することにより、“互いの送信信号を聞
くことができない端末同士が同時にパケットを送信する
ことにより、両方の端末の電波が届く範囲にある端末に
おいて、同時にパケットを受信することによりパケット
が衝突してしまう”隠れ端末問題を解決している。
ss LAN Medium Access Control(MAC)and Physical Laye
r(PHY)specificationに記されている通り、IEEE
802.11標準規格のMACプロトコルとして採用さ
れている。
ような無線パケット伝送システムでは、複数の送受信端
末が存在する場合、送信によりパケット衝突が生じない
にもかかわらず制御パケット、またはデータパケットに
より送信が禁止される端末が存在する場合を生ずること
がある。
送信端末(101)の送信先である受信端末(111)
と、送信端末(102)の送信先である受信端末(11
2)が存在する場合を考える。また、図2に示すよう
に、円(501)は送信端末(101)の電波が届く範
囲、円(502)は送信端末(102)の電波が届く範
囲、円(511)は受信端末(111)の電波が届く範
囲、円(512)は受信端末(112)の電波が届く範
囲を示している。
1)から受信端末(111)への伝送と、送信端末(1
02)から受信端末(112)への伝送は、お互いにパ
ケットが衝突することなく、同時に伝送することが可能
である。同様に、受信端末(111)から送信端末(1
01)への伝送と、受信端末(112)から送信端末
(102)への伝送は、お互いにパケットが衝突するこ
となく、同時に伝送することが可能である。
1)から受信端末(111)ヘパケットを伝送する際
に、送信端末(101)はデータパケット送信前にRT
Sパケットを送信し、送信端末(102)は送信端末
(101)のRTSパケットを受信完了することによ
り、送信端末(102)は送信端末(101)のRTS
パケットに記されている時間の間通信を行なうことがで
きなかった。
11)から送信端末(101)への伝送と、受信端末
(112)から送信端末(102)への伝送は、お互い
にパケットが衝突することなく、同時に伝送することが
できるのであるから、上述の通信の規制は無意味であ
り、単にチャネルの利用効率を損なうものであるという
問題があった。本発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、複数の端末が同時に送
信することを可能にして、高い効率で無線チャネルを利
用することのできる方法を提供することを目的とする。
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって解決
される。すなわち、請求項1の発明は、複数の端末間に
おいて、データパケットを伝送する無線パケット伝送方
法であって、送信端末Aにおいて受信端末Bに対するパ
ケット送信要求が発生した場合に、送信予定の無線チャ
ネルを一定時間連続して他の端末が利用していないこと
を確認した後、受信端末Bに対して“送信端末Aの識別
子”と“受信端末Bの識別子”と“受信端末B以外の他
の端末の送信を禁止する時間”が記されているデータ送
信を要求するための制御パケットを送信し、
ータ送信を要求するための制御パケットを受信完了した
場合に、一定時間だけ待機した後、送信端末Aに対して
“送信端末Aの識別子”と“送信端末A以外の端末の送
信を禁止する時間”が記されている受信準備完了を示す
制御パケットを送信し、送信端末Aは受信端末Bが送信
した前記受信準備完了を示す制御パケットを受信完了し
た場合に、一定時間だけ待機した後、受信端末Bに対し
て、“送信端末Aの識別子”と“受信端末Bの識別子”
と“受信端末B以外の他の端末の送信を禁止する時間”
と“データ”が記されているデータパケットを送信し、
ータパケットを受信完了した場合、一定時間だけ待機し
た後に、送信端末Aに対して“送信端末Aの識別子”と
“送信端末A以外の端末の送信を禁止する時間”が記さ
れている受信確認のための制御パケットを送信し、送信
端末Aは受信端末Bが送信した前記受信確認のための制
御パケットを受信完了した場合、引き続き送信するデー
タパケットが存在する場合には、“送信端末Aは一定時
間だけ待機した後、次のデータパケットを送信し、
ータパケットを受信完了した場合に、一定時間だけ待機
した後、送信端末Aに対して受信確認のための制御パケ
ットを送信する”ことを、送信するデータパケットがな
くなるまで繰り返し、連続して送信するパケットが存在
しない場合にデータパケットの送受信が完了する、衝突
回避型キャリアセンスマルチプルアクセス方法におい
て、送信端末Aとは異なる送信端末Cが“送信端末Aが
受信端末Bに送信したデータ送信を要求するための制御
パケット”を受信完了し、“受信端末Bが送信端末Aに
送信した受信準備完了を示す制御パケット”を受信せ
ず、受信端末Bとは異なる受信端末Dが“送信端末Aが
受信端末Bに送信したデータ送信を要求するための制御
パケット”を受信しなかった場合に、
ケットを送信完了するまでに、送信端末Cにおいて受信
端末Dに対するパケット送信要求が発生した場合、送信
端末Cは、送信端末Aが受信端末Bにデータパケットを
送信完了してから受信端末Bが送信端末Aに受信確認の
ための制御パケットを送信開始する間に、データ送信を
要求するための制御パケットを受信端末Dに送信し、
ータ送信を要求するための制御パケットを受信完了した
場合、一定時間だけ待機した後、送信端末Cに対して受
信準備完了を示す制御パケットを送信し、受信端末Bは
送信端末Aが送信した前記データパケットを受信完了し
た場合、一定時間だけ待機した後、送信端末Aに対して
受信確認のための制御パケットを送信し、
信確認のための制御パケットを受信完了した場合、一定
時間だけ待機した後、受信端末Bに対してデータパケッ
トを送信し、送信端末Cは受信端末Dが送信した前記受
信準備完了を示す制御パケットを受信完了した場合、一
定時間だけ待機した後、受信端末Dに対してデータパケ
ットを送信することにより、複数の端末が同時にデータ
パケットの送受信を行なう無線パケット伝送方法であ
る。
て、データパケットを伝送する無線パケット伝送方法で
あって、送信端末Aにおいて受信端末Bに対するパケッ
ト送信要求が発生した場合に、送信予定の無線チャネル
を一定時間連続して他の端末が利用していないことを確
認した後、受信端末Bに対して”送信端末Aの識別子”
と“受信端末Bの識別子”と“受信端末B以外の他の端
末の送信を禁止する時間”が記されているデータ送信を
要求するための制御パケットを送信し、
ータ送信を要求するための制御パケットを受信完了した
場合に、一定時間だけ待機した後、送信端末Aに対して
“送信端末Aの識別子”と“送信端末A以外の端末の送
信を禁止する時間”が記されている受信準備完了を示す
制御パケットを送信し、送信端末Aは受信端末Bが送信
した前記受信準備完了を示す制御パケットを受信完了し
た場合に、一定時間だけ待機した後、受信端末Bに対し
て、“送信端末Aの識別子”と“受信端末Bの識別子”
と“受信端末B以外の他の端末の送信を禁止する時間”
と“データ”が記されているデータパケットを送信し、
ータパケットを受信完了した場合、一定時間だけ待機し
た後に、送信端末Aに対して“送信端末Aの識別子”と
“送信端末A以外の端末の送信を禁止する時間”が記さ
れている受信確認のための制御パケットを送信し、送信
端末Aは受信端末Bが送信した前記受信確認のための制
御パケットを受信完了した場合、引き続き送信するデー
タパケットが存在する場合には、“送信端末Aは一定時
間だけ待機した後、次のデータパケットを送信し、
ータパケットを受信完了した場合に、一定時間だけ待機
した後、送信端末Aに対して受信確認のための制御パケ
ットを送信する”ことを、送信するデータパケットがな
くなるまで繰り返し、連続して送信するパケットが存在
しない場合にデータパケットの送受信が完了する、衝突
回避型キャリアセンスマルチプルアクセス方法におい
て、
端末Bが送信端末Aに送信した受信準備完了を示す制御
パケット”を受信せず、受信端末Bとは異なる受信端末
Fが“送信端末Aが受信端末Bに送信したデータ送信を
要求するための制御パケット”を受信せず、“受信端末
Bが送信端末Aに送信した受信準備完了を示す制御パケ
ット”を受信した場合に、
ケットを送信完了するまでに、送信端末Eにおいて受信
端末Fに対するパケット送信要求が発生した場合に、送
信端末Eが送信予定の無線チャネルを一定時間連続して
他の端末が利用していないことを確認した後、受信端末
Fに対してデータ送信を要求するための制御パケットを
送信し、
データ送信を要求するための制御パケットを受信完了し
た場合、受信端末Bから受信した前記受信準備完了を示
す制御パケットに記されている前記送信を禁止する時間
の終了時に送信が完了するように、送信端末Eに対して
受信準備完了を示す制御パケットを送信し、受信端末B
は、送信端末Aが送信したデータパケットを受信完了し
た場合、一定時間だけ待機した後、送信端末Aに対して
受信確認のための制御パケットを送信し、
受信準備完了を示す制御パケットを受信完了した場合、
一定時間だけ待機した後、受信端末Fに対してデータパ
ケットを送信し、送信端末Aは、受信端末Bが送信した
前記受信確認のための制御パケットを受信完了した場
合、一定時間だけ待機した後、受信端末Bに対してデー
タパケットを送信することにより、複数の端末が同時に
データパケットの送受信を行なう無線パケット伝送方法
である。
端末間においてデータパケットの前にRTS/CTSパ
ケットを送信する衝突回避型キャリアセンスマルチプル
アクセス方法を用いて伝送する無線パケット伝送方法で
あって、他の端末が送信したRTSパケットを受信完了
し、前記RTSパケットに対するCTSパケットを受信
しなかった端末においてパケット送信要求が発生した場
合、前記RTSパケットに記されている送信予定時間を
用いることにより前記他の端末のパケットと衝突しない
タイミングを計算し、そのタイミングにおいてRTSパ
ケットを送信することにより、複数の端末で衝突するこ
となくパケットを同時に送信することを可能にするよう
にしたものである。
おいてデータパケットの前にRTS/CTSパケットを
送信する衝突回避型キャリアセンスマルチプルアクセス
方法を用いて伝送する無線パケット伝送方法であって、
他の端末が送信したRTSパケットを受信せず、前記R
TSパケットに対するCTSパケットを受信完了した端
末において、パケット送信要求が発生した端末から前記
RTSパケットを受信した場合、前記CTSパケットに
記されている送信予定時間を用いることにより前記他の
端末のパケットと衝突しないタイミングを計算し、その
タイミングにおいて前記CTSパケットを送信すること
により、複数の端末で衝突することなくパケットを同時
に送信することを可能にするようにしたものである。
施の形態の例について、複数端末のパケット同時伝送の
方法を実施例として説明する。なお、本実施例では同時
通信端末数の組が2つの場合について説明しているが、
本発明における同時通信端末数の組は複数であり、2つ
に限るものではない。まず、図1〜図3を用いて本発明
の実施の形態の第1の例について説明する。
ット送信要求発生後、一定時間T1だけ連続して送信予
定の無線チャネルが使用されていないことを確認した
後、RTSパケット201を送信する。RTSパケット
201には、“送信端末(101)の識別子”と“受信
端末(111)の識別子”と“受信端末(111)以外
の端末に対し送信を禁止する時間T10”が記されてい
る。
211を送信するのにかかる時間とT2とデータパケッ
ト301を送信するのにかかる時間とT2とACKパケ
ット221を送信するのにかかる時間を足した時間”と
する。
1)が送信したRTSパケット201を受信完了する
と、自分宛のパケットであることを確認し、一定時間T
2だけ待機した後、送信端末(101)に対してCTS
パケット211を送信する。送信端末(102)は送信
端末(101)が送信したRTSパケット201を受信
完了した場合、自分宛のパケットではないことを確認
し、ACKパケット221が送信完了されるまでのT1
0の間送信を禁止する。
2)は、受信端末(111)からの電波が届かない範囲
に存在するため、受信端末(111)が送信したCTS
パケット211を受信することができない。このような
状況において、送信端末(102)において受信端末
(112)に対するパケット送信要求が発生した場合を
考える。
うに、送信端末(102)は送信端末(101)のRT
Sパケット201を受信しているため、ACKパケット
221の送信が完了するまでの間送信できず、データパ
ケット301には、データパケット301を受信完了し
てからACKパケット222の送信が完了されるまでに
要する時間T11が記されており、データパケット30
1を受信完了後は、送信端末(102)はT11の間送
信を禁止することにより、送信端末(102)は、送信
端末(101)が連続するすべてのデータパケットの送
信を完了するまで送信することができなかった。
RTSパケット201に記されている送信禁止時間T1
2を、“T10とRTSパケットを送信するのにかかる
時間とT2を足した時間”とすることにより、送信端末
(101)がデータパケット301を送信完了してから
受信端末(111)がACKパケット221を送信開始
するまでの間において、送信端末(102)は受信端末
(112)に対しRTSパケット202を送信する。
パケット201を受信し、CTSパケット211を受信
しなかった場合、現在の時刻とRTSパケット202に
記されている送信禁止時間T12から、ACKパケット
221が送信完了される時刻がわかるため、その時刻か
ら“RTSパケットを送信するのにかかる時間とACK
パケットを送信するのにかかる時間とT2の合計”を引
いた時刻を計算し、その時刻に受信端末(112)に対
しRTSパケット202を送信する。
02)が送信したRTSパケット202を受信完了した
場合、一定時間T2だけ待機した後、送信端末(10
2)に対しCTSパケット212を送信し、受信端末
(111)は送信端末(101)が送信したデータパケ
ット301を受信完了した場合、一定時間T3だけ待機
した後、送信端末(101)に対しACKパケット22
1を送信する。
が送信したACKパケット221を受信完了した場合、
一定時間T2だけ待機した後、受信端末(111)に対
しデータパケット302を送信し、送信端末(102)
は受信端末(112)が送信したCTSパケット212
を受信完了した場合、一定時間T2だけ待機した後、受
信端末(112)に対しデータパケット303を送信す
る。このように、本発明の方法では、従来の方法で送信
を禁止されている送信端末(102)の通信が可能とな
る。
態の第2の例について説明する。図6は従来のパケット
処理シーケンスの例を示す図である。同図において、送
信端末(103)はパケット送信要求発生後、一定時間
T1だけ連続して送信予定の無線チャネルが使用されて
いないことを確認した後、RTSパケット205を送信
する。受信端末(113)は送信端末(103)が送信
したRTSパケット205を受信完了すると、自分宛の
パケットであることを確認し、一定時間T2だけ待機し
た後、送信端末(103)に対しCTSパケット215
を送信する。
(103)の識別子”と“受信端末(113)以外の端
末に対し送信を禁止する時間T13”が記されている。
ここでT13は“T2とデータパケット305を送信す
るのにかかる時間とT2とACKパケット225を送信
するのにかかる時間を足した時間”とする。受信端末
(114)は、受信端末(113)から送信されたCT
Sパケット215を受信完了した場合、自分宛のパケッ
トではないことを確認し、ACKパケット225の送信
が完了されるまでのT13の間送信を禁止する。
送信端末(103)からの電波の届かない範囲に存在す
るため、送信端末(103)が送信したRTSパケット
205を受信することができない。このような状況にお
いて、送信端末(104)において受信端末(114)
に対するパケット送信要求が発生した場合を考える。
端末(104)は、一定時間Tlだけ送信予定の無線チ
ャネルを他の端末が利用していないことを確認した後、
受信端末(114)に対しRTSパケット206を送信
し、受信端末(114)は受信端末(113)が送信し
たCTSパケット215を受信完了した場合、T13の
間送信を禁止しているため、送信端末(104)が送信
したRTSパケット206に対しCTSパケットを送信
することができない。
5の間、CTSパケットが返ってこない場合、さらに一
定時間T1だけ連続して送信予定の無線チャネルが使用
されていないことを確認した後、RTSパケット207
を送信するが、その間に受信端末(113)が送信端末
(103)に対し送信したACKパケット225を受信
端末(114)が受信完了した場合、ACKパケット2
25に記されているACKパケット226の送信が完了
するまでのT14の間、再び送信を禁止するため、受信
端末(114)は、送信端末(104)にCTSパケッ
トを送信することができず、送信端末(104)は、送
信端末(103)が連続するすべてのデータパケットの
送信が完了するまでデータパケットを送信することがで
きない。
うに、CTSパケット215に記されている送信禁止時
間T15を“T13とT2とRTSパケット207を送
信するのにかかる時間を足した時間”とすることによ
り、受信端末(114)は、受信端末(113)から受
信完了したCTSパケット215に記されているT14
終了時にパケット送信が終了するように、送信端末(1
04)に対しCTSパケット216を送信する。
パケット205を受信せず、CTSパケット215を受
信した場合、現在の時刻とCTSパケット215に記さ
れている送信禁止時間T15から、ACKパケット22
5が送信完了される時刻がわかるため、その時刻からA
CKパケットを送信するのにかかる時間を引いた時刻を
計算し、その時刻に送信端末(104)に対しCTSパ
ケット216を送信する。また、受信端末(113)は
送信端末(103)が送信したデータパケット305を
受信完了した場合、一定時間T3だけ待機した後、送信
端末(103)に対しACKパケット225を送信す
る。
が送信したACKパケット225を受信完了した場合、
一定時間T2だけ待機した後、受信端末(113)に対
しデータパケット306を送信し、送信端末(104)
は受信端末(114)が送信したCTSパケット216
を受信完了した場合、一定時間T2だけ待機した後、受
信端末(114)に対しデータパケット307を送信す
る。このように、従来の方法ではデータパケットの送信
が不可能な送信端末(104)の通信が可能となる。
ット伝送方法として方法の発明として説明しているが、
このような伝送方法を適用したシステム(系)あるい
は、本発明の無線パケット伝送方法を制御手段として内
蔵する無線送受信端末装置も本発明に含まれるものであ
ることはいうまでもない。
なリアルタイム性が要求されるアプリケーションを用い
る場合、一つの端末がキャリアを占有することが問題と
なるが、本発明によれば複数の端末が同時に送信するこ
とが可能となるので、一つの端末がキャリアを占有する
ことがない。
禁止されていた端末からの送信はできなかったが、本発
明によれば、それが同時送信の形で可能となる。本発明
による無線パケット伝送方法を用いれば、トラフィック
が集中した場合でも、端末が、効率よくデータパケット
の送受信を行なうことが可能になり、無線回線の回線使
用効率が向上する利点がある。
シーケンスを示す図である。
ある。
シーケンスを示す図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の端末間において、データパケット
を伝送する無線パケット伝送方法であって、 送信端末Aにおいて受信端末Bに対するパケット送信要
求が発生した場合に、送信予定の無線チャネルを一定時
間連続して他の端末が利用していないことを確認した
後、受信端末Bに対して“送信端末Aの識別子”と“受
信端末Bの識別子”と“受信端末B以外の他の端末の送
信を禁止する時間”が記されているデータ送信を要求す
るための制御パケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データ送信を要
求するための制御パケットを受信完了した場合に、一定
時間だけ待機した後、送信端末Aに対して“送信端末A
の識別子”と“送信端末A以外の端末の送信を禁止する
時間”が記されている受信準備完了を示す制御パケット
を送信し、 送信端末Aは受信端末Bが送信した前記受信準備完了を
示す制御パケットを受信完了した場合に、一定時間だけ
待機した後、受信端末Bに対して、“送信端末Aの識別
子”と“受信端末Bの識別子”と“受信端末B以外の他
の端末の送信を禁止する時間”と“データ”が記されて
いるデータパケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データパケット
を受信完了した場合、一定時間だけ待機した後に、送信
端末Aに対して“送信端末Aの識別子”と“送信端末A
以外の端末の送信を禁止する時間”が記されている受信
確認のための制御パケットを送信し、 送信端末Aは受信端末Bが送信した前記受信確認のため
の制御パケットを受信完了した場合、引き続き送信する
データパケットが存在する場合には、“送信端末Aは一
定時間だけ待機した後、次のデータパケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データパケット
を受信完了した場合に、一定時間だけ待機した後、送信
端末Aに対して受信確認のための制御パケットを送信す
る”ことを、送信するデータパケットがなくなるまで繰
り返し、 連続して送信するパケットが存在しない場合にデータパ
ケットの送受信が完了する、衝突回避型キャリアセンス
マルチプルアクセス方法において、 送信端末Aとは異なる送信端末Cが“送信端末Aが受信
端末Bに送信したデータ送信を要求するための制御パケ
ット”を受信完了し、“受信端末Bが送信端末Aに送信
した受信準備完了を示す制御パケット”を受信せず、 受信端末Bとは異なる受信端末Dが“送信端末Aが受信
端末Bに送信したデータ送信を要求するための制御パケ
ット”を受信しなかった場合に、 送信端末Aが受信端末Bに対してデータパケットを送信
完了するまでに、送信端末Cにおいて受信端末Dに対す
るパケット送信要求が発生した場合、送信端末Cは、送
信端末Aが受信端末Bにデータパケットを送信完了して
から受信端末Bが送信端末Aに受信確認のための制御パ
ケットを送信開始する間に、データ送信を要求するため
の制御パケットを受信端末Dに送信し、 受信端末Dは送信端末Cが送信した前記データ送信を要
求するための制御パケットを受信完了した場合、一定時
間だけ待機した後、送信端末Cに対して受信準備完了を
示す制御パケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データパケット
を受信完了した場合、一定時間だけ待機した後、送信端
末Aに対して受信確認のための制御パケットを送信し、 送信端末Aは受信端末Bが送信した前記受信確認のため
の制御パケットを受信完了した場合、一定時間だけ待機
した後、受信端末Bに対してデータパケットを送信し、 送信端末Cは受信端末Dが送信した前記受信準備完了を
示す制御パケットを受信完了した場合、一定時間だけ待
機した後、受信端末Dに対してデータパケットを送信す
ることにより、複数の端末が同時にデータパケットの送
受信を行なうことを特徴とする無線パケット伝送方法。 - 【請求項2】 複数の端末間において、データパケット
を伝送する無線パケット伝送方法であって、 送信端末Aにおいて受信端末Bに対するパケット送信要
求が発生した場合に、送信予定の無線チャネルを一定時
間連続して他の端末が利用していないことを確認した
後、受信端末Bに対して”送信端末Aの識別子”と“受
信端末Bの識別子”と“受信端末B以外の他の端末の送
信を禁止する時間”が記されているデータ送信を要求す
るための制御パケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データ送信を要
求するための制御パケットを受信完了した場合に、一定
時間だけ待機した後、送信端末Aに対して“送信端末A
の識別子”と“送信端末A以外の端末の送信を禁止する
時間”が記されている受信準備完了を示す制御パケット
を送信し、 送信端末Aは受信端末Bが送信した前記受信準備完了を
示す制御パケットを受信完了した場合に、一定時間だけ
待機した後、受信端末Bに対して、“送信端末Aの識別
子”と“受信端末Bの識別子”と“受信端末B以外の他
の端末の送信を禁止する時間”と“データ”が記されて
いるデータパケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データパケット
を受信完了した場合、一定時間だけ待機した後に、送信
端末Aに対して“送信端末Aの識別子”と“送信端末A
以外の端末の送信を禁止する時間”が記されている受信
確認のための制御パケットを送信し、 送信端末Aは受信端末Bが送信した前記受信確認のため
の制御パケットを受信完了した場合、引き続き送信する
データパケットが存在する場合には、“送信端末Aは一
定時間だけ待機した後、次のデータパケットを送信し、 受信端末Bは送信端末Aが送信した前記データパケット
を受信完了した場合に、一定時間だけ待機した後、送信
端末Aに対して受信確認のための制御パケットを送信す
る”ことを、送信するデータパケットがなくなるまで繰
り返し、 連続して送信するパケットが存在しない場合にデータパ
ケットの送受信が完了する、衝突回避型キャリアセンス
マルチプルアクセス方法において、 送信端末Aとは異なる送信端末Eが“受信端末Bが送信
端末Aに送信した受信準備完了を示す制御パケット”を
受信せず、 受信端末Bとは異なる受信端末Fが“送信端末Aが受信
端末Bに送信したデータ送信を要求するための制御パケ
ット”を受信せず、“受信端末Bが送信端末Aに送信し
た受信準備完了を示す制御パケット”を受信した場合
に、 送信端末Aが受信端末Bに対してデータパケットを送信
完了するまでに、送信端末Eにおいて受信端末Fに対す
るパケット送信要求が発生した場合に、送信端末Eが送
信予定の無線チャネルを一定時間連続して他の端末が利
用していないことを確認した後、受信端末Fに対してデ
ータ送信を要求するための制御パケットを送信し、 受信端末Fが、送信端末Eが送信した前記データ送信を
要求するための制御パケットを受信完了した場合、受信
端末Bから受信した前記受信準備完了を示す制御パケッ
トに記されている前記送信を禁止する時間の終了時に送
信が完了するように、送信端末Eに対して受信準備完了
を示す制御パケットを送信し、 受信端末Bは、送信端末Aが送信したデータパケットを
受信完了した場合、一定時間だけ待機した後、送信端末
Aに対して受信確認のための制御パケットを送信し、 送信端末Eは、受信端末Fが送信した前記受信準備完了
を示す制御パケットを受信完了した場合、一定時間だけ
待機した後、受信端末Fに対してデータパケットを送信
し、 送信端末Aは、受信端末Bが送信した前記受信確認のた
めの制御パケットを受信完了した場合、一定時間だけ待
機した後、受信端末Bに対してデータパケットを送信す
ることにより、複数の端末が同時にデータパケットの送
受信を行なうことを特徴とする無線パケット伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161740A JP3343103B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 無線パケット伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161740A JP3343103B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 無線パケット伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001345809A JP2001345809A (ja) | 2001-12-14 |
JP3343103B2 true JP3343103B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=18665723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000161740A Expired - Fee Related JP3343103B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 無線パケット伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3343103B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100630192B1 (ko) * | 2003-03-19 | 2006-09-29 | 삼성전자주식회사 | 모바일 애드 혹 네트워크에서 이동 단말기의 매체 액세스제어 프로토콜 계층 모듈 및 매체 액세스 제어 프로토콜계층 모듈의 프레임 송수신 방법 |
KR20060007009A (ko) | 2003-05-07 | 2006-01-23 | 소니 가부시끼 가이샤 | 무선통신 시스템, 무선통신장치 및 무선통신방법과컴퓨터·프로그램 |
CN1784862A (zh) * | 2003-05-15 | 2006-06-07 | 三菱电机株式会社 | 通信方法、无线终端和基站 |
KR100574041B1 (ko) * | 2003-10-27 | 2006-04-26 | 삼성전자주식회사 | 애드호크 네트워크 무선통신 시스템 및 그 무선통신방법 |
CN1871816A (zh) * | 2004-06-29 | 2006-11-29 | 三菱电机株式会社 | 无线终端站和无线通信系统 |
CN100477613C (zh) * | 2004-11-25 | 2009-04-08 | 都科摩(北京)通信技术研究中心有限公司 | 基于网络分配矢量表的分布式无线接入方法和设备 |
US8040837B2 (en) | 2005-06-10 | 2011-10-18 | Panasonic Corporation | Wireless communication apparatus and wireless communication method |
JP4604916B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-01-05 | パナソニック株式会社 | 無線ネットワークシステム、無線通信方法及び無線通信装置 |
US8064370B2 (en) | 2006-03-02 | 2011-11-22 | Panasonic Corporation | Transmitting device, wireless communication system and transmitting method |
KR100821722B1 (ko) | 2006-08-24 | 2008-04-15 | 엔에이치엔(주) | 다중 접속 온라인 게임에서 p2p 메시지 전송 시스템 방법 |
JP4518155B2 (ja) * | 2008-01-25 | 2010-08-04 | 株式会社豊田中央研究所 | 通信装置 |
JP6070774B2 (ja) * | 2015-06-19 | 2017-02-01 | 富士通株式会社 | 無線局、通信システム、及び通信方法 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000161740A patent/JP3343103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001345809A (ja) | 2001-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2439697C (en) | Interference suppression methods for 802.11 | |
KR101213850B1 (ko) | 무선 네트워크에서의 제어 및 데이터의 분리 방법 | |
US7046690B2 (en) | Interference suppression methods for 802.11 | |
CN110932996B (zh) | 用于同时数据传送和接收的无线通信方法及装置 | |
US7305004B2 (en) | Interference suppression methods for 802.11 | |
EP1768441B1 (en) | Coordinating adjacent channel transmissions on multiple radio nodes | |
EP0615365B1 (en) | A method of accessing a communication medium | |
US5721725A (en) | Protocol for channel access in wireless or network data communication | |
KR101853820B1 (ko) | 오디오/비디오 네트워크에서 컨텐츠 보호를 위한 대기 시간을 최소화 하기 위한 방법 및 시스템 | |
JP3343103B2 (ja) | 無線パケット伝送方法 | |
JP2007533173A (ja) | 無線通信システムにおける周波数帯の最適な再利用のための改良型ネットワークアロケーションベクトル機構 | |
JP2002271340A (ja) | 無線lanシステム及び無線lanシステムの信号衝突回避方法 | |
TWI262680B (en) | Improved direct link transmission method and system for wireless LAN | |
JP2919293B2 (ja) | パケット通信方式 | |
JP6785453B2 (ja) | 基地局装置、無線端末装置および無線通信方法 | |
JP4482433B2 (ja) | 無線通信装置およびその通信方法 | |
WO2015106417A1 (zh) | 预留信道的方法及通信设备 | |
JP2002064503A (ja) | 無線パケット中継方法 | |
JP2002124953A (ja) | 無線パケット中継方法、無線パケット中継システム及び無線局 | |
US20050013325A1 (en) | Method for transmitting multimedia data in wireless network | |
JP4042901B2 (ja) | 無線端末およびその無線アクセス制御方法 | |
JP2005244840A (ja) | 無線通信装置及び無線通信方法 | |
CN110611547B (zh) | 一种全双工中继信道接入方法 | |
JP4059135B2 (ja) | スペクトラム拡散通信方式、及びスペクトラム拡散通信装置 | |
RamMohan et al. | A new protocol to mitigate the unheard RTS/CTS problem in networks with switched beam antennas |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130823 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |