JP3343101B2 - 地下構造物の出入口における補助梯子取付装置 - Google Patents

地下構造物の出入口における補助梯子取付装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は公共上下水道や通
信ケーブル,電力ケーブル,ガス配管などを収容する共
同溝などの地下構造物の出入口に設置される補助梯子の
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 地下構造物の出入口には、作業者が出
入する際に手掛かりや足掛かり手段として使用し、作業
者の出入り姿勢を安定なものとするために、補助梯子4
が蓋の下側に設備されている。この補助梯子4は作業者
の出入のときには起立させられるが、蓋を閉めるときに
は水平に配置され、何らかの原因で蓋が外れたときに通
行者らの転落を防止する手段にもなっている。
【0003】補助梯子4を蓋の受枠1に対して旋回可能
に取付けるための構造としては、既に種々のものが提案
されているが、受枠1に対する補助梯子4の装着作業や
拘束作業が煩雑なものや、補助梯子4の起立状態におけ
る姿勢安定性が良くないものや、補助梯子4を水平位置
に倒したときの受枠1に対する錠止操作が面倒なものが
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、補
助梯子を受枠に錠止するロック装置の解錠操作時におけ
る操作性に優れており、また、受枠の鋳造誤差や補助梯
子の製作誤差があっても的確に吸収することができる
助梯子取付装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の発明では、
地下構造物の出入口を開閉する蓋13の下方に配備され
る補助梯子4の基端部の一対の旋回アーム9にガイドロ
ッド6を第1水平軸5によって枢着し、蓋13を嵌め入
れる受枠1の内周面に一対の梯子受14を突設し、ガイ
ドロッド6と旋回アーム9が嵌挿されるガイド穴2を梯
子受14に形成し、ガイド穴2から上方に引き出された
第1水平軸5を中心に補助梯子4が水平位置まで旋回し
たとき、補助梯子4の先端部の係止部15が載せられる
受座部3を受枠1の内周面に設け、補助梯子4を水平位
置に錠止するラッチプレート26が組み込まれたロック
装置10を補助梯子4の先端部に装着し、ガイドロッド
6の下端部にストッパー8を第2水平軸7によって枢着
し、上方からガイドロッド6をガイド穴2に挿入すると
き、ストッパー8がガイドロッド6の外周輪郭内に退没
する一方、ガイドドロッド6がガイド穴2から下方に突
出したとき、ストッパー8の先端部が偏心荷重によって
ガイドロッド6の外周輪郭から張り出すように、第2水
平軸7をストッパー8の重心に対して偏位させて配置
し、水平位置に旋回して来たとき、先端部のカム斜面2
6aが受座部3の上面縁部に当接することによってラッ
チプレート26が一旦後退し、カム斜面26aが受座部
3を通過したときにラッチプレート26が復帰バネ27
の付勢によって前進して受座部3の下面側に係合するよ
うに配置し、復帰バネ27の付勢に抗してラッチプレー
ト26を解錠位置まで後退させる操作用摘み17をラッ
チプレート26に設けた補助梯子取付装置において、ロ
ック装置10の操作用摘み17にワイヤー18の基端部
を連結し、ワイヤー18を補助梯子4の格子11に掛け
渡し配置する。
【0006】請求項2の発明の補助梯子取付装置では、
請求項1の発明の前記構成に加えて、旋回アーム9が設
けられた補助梯子4の一対の枠体20,20を長格子2
1によって連結し、枠体20の貫通孔22に嵌挿した長
格子21の先端部に雄ねじ部23を形成し、該枠体20
を挟むようにして2個の調整ナット24,25を該雄ね
じ部23に螺合させ、該調整ナット24,25の螺合位
置を変更することによって一対の枠体20,20間の間
隔を変更する。
【0007】
【作用】 このように構成された請求項1の発明の補助
梯子取付装置では、ガイドロッド6の下端部に第2水平
軸7によって枢着してあるストッパー8は、ガイドロッ
ド6を上方から受枠1のガイド穴2に挿入するとき、ガ
イドロッド6の外周輪郭内に退没する一方、ガイドドロ
ッド6がガイド穴2の下側に突出したとき、ストッパー
8の先端部が偏心荷重によってガイドロッド6の外周輪
から自動的に張り出すため、受枠1に対する補助梯子
4の装着作業と拘束作業が、単なる抜き差しによって作
業性良く簡単になされる。
【0008】図1と図2に示したように蓋13が閉めら
れた状態では、旋回アーム9の全体が梯子受14のガイ
ド穴2から上方に抜け出ており、ガイド穴2にはガイド
ロッド6だけが係合している。補助梯子4は蓋13の開
放時における通行者等の転落防止のために、第1水平軸
5を中心に旋回して水平に配置され、地下構造物の出入
口28を閉塞している。補助梯子4の先端部の係止部1
5は受枠1の受座部3の上面に載せられ、ロック装置1
0のラッチプレート26が受座部3の下面に係合し、補
助梯子4を当該水平位置に錠止している。このロック装
置10と前記ストッパー8によって補助梯子4が受枠1
に対して的確に拘束保持されるため、地下構造物内の逆
流水圧などによって補助梯子4が外れることが無く、補
助梯子4はいかなる場合でも転落防止手段としての機能
を全うする。
【0009】ストッパー8は通常の状態では、偏心配置
の第2水平軸7を中心に回転して両端部がガイドロッド
6の外周輪郭から外側に突き出た状態にある。補助梯子
4を受枠1に装着する当初の段階でガイドロッド6を梯
子受け14のガイド穴2に挿入するとき、ストッパー8
は突出端部がガイド穴2の縁部で押されるため、第2水
平軸7を中心に所要角度回転し、ストッパー8の全体が
ガイドロッド6の外周輪郭内に退没させられる。ガイド
ロッド6がガイド穴2の下側に突き出たとき、ストッパ
ー8は図2に示したように偏心荷重によって自動的に回
転し、両端部がガイドロッド6の外周輪郭外に再び突出
する。
【0010】そのため、地下構造物への逆流水の圧力が
補助梯子4に作用しても、ストッパー8の突出端部が梯
子受14の下面部14bに押し付けられるだけであり、
ガイドロッド6がガイド穴2から上方に抜脱を阻止する
ことがない。したがって、水圧によって蓋13が吹き飛
ばされても、補助梯子4による転落防止機能は依然とし
て的確に維持されることになる。
【0011】作業者が追加工事や点検保守作業などのた
めに地下構造物に入るときには、蓋13を取り除いてか
ら、ロック装置10を操作してラッチプレート26によ
る補助梯子4の錠止を解除する。そして、第1水平軸7
を中心に補助梯子4を上方に起立させ、旋回アーム9の
基端部分をガイドロッド6と一直線上に整列させる。こ
の整列位置まで回転すると、旋回アーム9の基端部分は
ガイドロッド6と一緒にガイド穴2に落ち込み、第1水
平軸5はガイド穴2内に入り込む。そのため、ガイドロ
ッド6に対する旋回アーム9の回転運動は制止され、補
助梯子4は受枠1の梯子受14上に所要角度に起立させ
られる。
【0012】かくして、作業者は補助梯子4に手を掛け
てから、出入口28の内壁面のステップ29に足を掛
け、安定した姿勢を確保して出入口28に入り込むこと
ができる。作業者はステップ29を所要段数が降りたと
き、本人又は他の作業者らの転落防止のために補助梯子
4は、旋回アーム9の基端部分をガイド穴2から引き出
してから、再度水平位置に旋回配置され、ロック装置1
0によって受枠1に対して錠止される。工事作業を終了
した作業者は、ステップ29の上部まで登って来た段階
で、ロック装置10を自ら操作して錠止を解除し、第1
水平軸5を中心に補助梯子4を押し上げ開放することが
出来る。そして、出入口28から路上に出た作業者は補
助梯子4を水平位置に旋回させて錠止めした後、蓋13
を閉める。
【0013】ロック装置10の作動について更に説明す
ると、第1水平軸5を中心に補助梯子4が水平位置に旋
回して来たとき、ラッチプレート26のカム斜面26a
が受座部3の上面縁部に当接し、このカム作用によって
ラッチプレート26が一旦後退する。そして、カム斜面
26aが受座部3を通過したとき、ラッチプレート26
は復帰バネ27の付勢によって前進し、先端部が受座部
3の下面側に係合し、受枠1に対する補助梯子4の錠止
が自動的に成立する。この錠止の解除操作には、ラッチ
プレート26に連結した操作用摘み17が使用され、ラ
ッチプレート26は復帰バネ27の付勢に抗して解錠位
置まで後退させられる。
【0014】また、図4に示したように操作用摘み17
にワイヤー18の基端部を連結してあり、更にワイヤー
18を補助梯子4の桟部材11に掛け渡してあるから、
作業者がワイヤー18を掴んで牽引することによって、
ロック装置10が解錠される。ここでは、牽引用ワイヤ
ーで説明してあるが、ロッド棒等を使用しても効果は同
じである。なお、図4に示したようにワイヤー18の先
端部を補助梯子4の一部に連結してあるから、ワイヤー
18は補助梯子4にほぼ沿って配置されている。そのた
め、作業者は補助梯子4の下方に垂れ下がったワイヤー
18に手を伸ばして掴めばよい。ここでは片方であるが
両方に取り付けても効果は同じである。
【0015】請求項2の発明の補助梯子取付装置では、
受枠1の鋳造誤差や補助梯子4の製作誤差のために、梯
子受14,14に設けたガイド穴2,2の配置間隔と、
補助梯子4に設けたガイドロッド6,6の配置間隔との
間に製作誤差が存在し、ガイド穴2へのガイドロッド6
の嵌挿に支障があるとき、補助梯子4の長格子21の雄
ねじ部23に螺合してある2個の調整ナット24,25
の螺合位置を、長格子21の長さ方向に沿って適宜変更
する。これによって、補助梯子4の枠体20,20の一
方または双方が開き方向または閉じ方向に曲げ変形させ
られ、枠体20,20間の間隔が変更させられるため、
ガイドロッド6,6の間隔が調整されてガイド穴2への
嵌挿が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】 図1から図3に示した実施の形
態では、補助梯子4が起立して、第1水平軸5を含む旋
回アーム9の基端部分が梯子受14のガイド穴2内に入
り込んだとき、梯子受14の上面部14aに当接する安
定化座面9aを旋回アーム9に形成してある。このよう
に補助梯子4が起立したとき、第1水平軸5を含む旋回
アーム9の基端部分が梯子受14のガイド穴2内に入り
込み、以後の旋回アーム9の動きがガ イド穴2の内壁面
によって拘束されるため、補助梯子4は梯子受14の上
面部14aに旋回アーム9の安定化座面9aが当接した
当該起立状態に安定に保持されることになり、作業者が
路上からステップ29に移乗したり、ステップ29から
路上に戻るときに、手掛かりや足掛かりとしての補助梯
子4がぐらつくことがなく、作業員は姿勢を崩す恐れな
く安全に地下構造物に出入りできる。
【0017】また、補助梯子4が梯子受14の上方に垂
直に起立した位置より外側に傾斜して、水平位置からの
旋回角度が鈍角となるように旋回アーム9を屈曲形成す
る。このように補助梯子4の水平位置からの旋回角度が
鈍角となるように旋回アーム9の形状上が選択されてい
るため、補助梯子4は梯子受14の上方に垂直に起立し
た位置より外側に傾斜して配置されるため、作業者は補
助梯子4に邪魔されることなく、無理の無い自然な姿勢
でステップ29に体重を順次移していくことができ、労
働災害事故を防止する。
【0018】補助梯子4の枠体20は金属板を折り曲げ
ることによって構成され、格子11と長格子21は金属
パイプによって構成され、相互に溶接によって固定され
ている。旋回アーム9はベルクランク状の屈曲形状に切
断された金属板によって構成され、枠体20の基端部に
溶接されている。係止部15も金属板によって構成さ
れ、枠体20の先端部にオフセット状に溶接されてい
る。旋回アーム9には、補助梯子4が水平位置に旋回し
たとき、梯子受14の上面部14aに当接する座面部9
bが形成されている。
【0019】ロック装置10は、ボックス型の本体ケー
ス19にラッチプレート26の主体部分と圧縮コイルよ
りなる復帰バネ27を収容したものであり、ラッチプレ
ート26に固着された操作用摘み17は、本体ケース1
9の側面壁の長さ方向のスロット32から突出してい
る。本体ケース19は枠体20にビスによって固着され
ている。一対の梯子受14,14と一対の受座部3,3
は相対向した位置に設けられている。受枠1の内周面に
は、これら梯子受14と受座部3よりも上側の部位に蓋
受けテーパー12が形成されている。
【0020】図1から図3に示した上記実施例では、ガ
イドロッド6の下端部に割溝部16を形成して、ストッ
パー8を該割溝部16に転回自在に収納してあるが、ガ
イドロッド6の下端部の片面に段差部を形成し、該段差
部にストッパー8を転回可能に嵌め入れても良い。
【0021】
【発明の効果】 以上のように請求項1の発明の補助梯
子取付け装置では、ロック装置10の操作用摘み17に
ワイヤー18が連結され、ワイヤー18が補助梯子4に
取り付けられているため、作業員は分厚い作業手袋をは
めていても容易にワイヤー18を牽引して、ロック装置
10のラッチプレート26を解錠位置に後退させること
ができ、ロック装置10の解錠操作時における操作性に
優れている。
【0022】なお、ワイヤー18の先端部を補助梯子4
の一部に連結されており、ワイヤー18が補助梯子4の
下方空間に垂れ下がらないときには、作業者は必要に応
じて即座にワイヤー18を掴むことができ、操作性に優
れている。特に作業者が路上側からワイヤー18を牽引
操作しなくても、操作用摘み17を操作すれば良く、路
上側でも解錠操作時の安全性が高く確保される。
【0023】請求項2の発明の補助梯子取付け装置で
は、2個の調整ナット24,25を回すことによってガ
イドロッド6,6の配置間隔をある範囲まで簡単に調整
できるため、受枠1の鋳造誤差や補助梯子4の製作誤差
を的確に吸収することができ、受枠1のガイド穴2への
ガイドロッド6の嵌挿が支障なく行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る補助梯子取付装置を
適用した地下構造物の出入口部分の平面図であり、蓋は
取り外した状態にある。
【図2】 図1のA−A線断面図であり、蓋は嵌められ
た状態にある。
【図3】 蓋を取り外し、補助梯子の錠止を解除して上
方に旋回したときの断面図である。
【図4】 本発明の別の実施例に係る補助梯子取付装置
を適用した地下構造物の出入口部分の平面図であり、蓋
は取り外した状態にある。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【図6】 補助梯子を上方に旋回したときの要部縦断面
図である。
【符号の説明】
1 受枠 2 ガイド穴 3 受座部 4 補助梯子 5 第1水平軸 6 ガイドロッド 7 第2水平軸 8 ストッパー 9 旋回アーム 10 ロック装置 11 格子 12 蓋受け段部 13 蓋 14 梯子受 15 係止部 16 割溝部 17 操作用摘み 18 ワイヤー 19 ロック装置の本体ケース 20 補助梯子の枠体 21 長格子 22 貫通孔 23 雄ねじ部 24 調整ナット 25 調整ナット 26 ラッチプレート 27 復帰バネ 28 地下構造物の出入口 29 ステップ
フロントページの続き (72)発明者 多田 裕子 大阪府東大阪市御厨北ノ町12番地 新関 西ベアリング株式会社内 (72)発明者 高橋 宏行 東京都品川区西五反田1丁目24番4号 タキゲン製造株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−107303(JP,A) 実開 平3−79357(JP,U) 実開 昭63−112552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12 E06C 9/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下構造物の出入口を開閉する蓋13の
    下方に配備される補助梯子4の基端部の一対の旋回アー
    ム9にガイドロッド6を第1水平軸5によって枢着し、
    蓋13を嵌め入れる受枠1の内周面に一対の梯子受14
    を突設し、ガイドロッド6と旋回アーム9が嵌挿される
    ガイド穴2を梯子受14に形成し、ガイド穴2から上方
    に引き出された第1水平軸5を中心に補助梯子4が水平
    位置まで旋回したとき、補助梯子4の先端部の係止部1
    5が載せられる受座部3を受枠1の内周面に設け、補助
    梯子4を水平位置に錠止するラッチプレート26が組み
    込まれたロック装置10を補助梯子4の先端部に装着
    し、ガイドロッド6の下端部にストッパー8を第2水平
    軸7によって枢着し、上方からガイドロッド6をガイド
    穴2に挿入するとき、ストッパー8がガイドロッド6の
    外周輪郭内に退没する一方、ガイド穴2から下方に突出
    したとき、ストッパー8の先端部が偏心荷重によってガ
    イドロッド6の外周輪郭から張り出すように、第2水平
    軸7をストッパー8の重心に対して偏位させてなり、水
    平位置に旋回して来たとき、カム斜面26aが受座部3
    の上面縁部に当接することによってラッチプレート26
    が一旦後退し、カム斜面26aが受座部3を通過したと
    きにラッチプレート26が復帰バネ27の付勢によって
    前進して受座部3の下面側に係合するように配置し、復
    帰バネ27の付勢に抗してラッチプレート26を解錠位
    置まで後退させる操作用摘み17をラッチプレート26
    に設けた補助梯子取付装置において、 ロック装置10の操作用摘み17に牽引用ワイヤー18
    の基端部を連結し、ワイヤー18を補助梯子4に取り付
    けたことを特徴とする 地下構造物の出入口における補助
    梯子取付装置。
  2. 【請求項2】 旋回アーム9が設けられた補助梯子4の
    一対の枠体20,20を長格子21によって連結し、枠
    体20の貫通孔22に嵌挿した長格子21の先端部に雄
    ねじ部23を形成し、該枠体20を挟むようにして2個
    の調整ナット24,25を該雄ねじ部23に螺合させ、
    該調整ナット24,25の螺合位置を変更することによ
    って一対の枠体20,20間の間隔を変更するようにし
    請求項1に記載の補助梯子取付装置。
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