JP3342950B2 - 信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式 - Google Patents
信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式Info
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Description
装置間の情報伝送のために用いる信号伝送装置のバッフ
ァメモリ受渡し方式に関する。
伝送すべき系統設備機器(しゃ断器,断路器,継電器
等)の状態や系統の各電気量を表す系統安定化装置に必
要な外部入力情報、2は前記入力情報を入力する送信装
置(信号伝送装置)、3は伝送路4を介して接続された
受信装置である。そして送信装置2は入力情報をロジッ
クレベルに変換するレベル変換器21と、入力情報の内容
により変化する検定ビット(検定符号)を作成する検定
ビット作成部22と、入力情報及び検定ビットを記憶し、
書き込みクロック端子23-2の信号に応じ周期的にその記
憶を更新するバッファメモリ23と、並列したバッファメ
モリの内容をシリアルに変換するため書き移し記憶し、
伝送完了の毎にリセット信号を出力するシフトレジスタ
24と、ロジック信号を伝送信号に変換するためのモデム
部25と、装置が動作するための発振器26と、バッファメ
モリの内容を更新するタイミングをとるためシフトレジ
スタ24から伝送完了の信号を受けると発振器のクロック
信号をバッファメモリの書き込みクロック端子に出力す
る論理部27とからなる。
ル変換器21でロジックレベル変換し、これに検定ビット
作成部22で作成された検定ビットデータ(例えばCRC
方式として知られるもの)と合わせて1ワードとしてバ
ッファメモリ23に記憶させる。その記憶させる動作は、
シフトレジスタ24で1ワードの情報を送信した直後に発
振器26及び論理部27で作成された更新信号で行なわれ
る。この動作が送信装置で繰り返し行なわれ常に外部入
力情報1はモデム部25及び伝送路4を介し、受信装置3
へと伝達される。
24による1ワード情報の伝送後に、次の時点の入力情報
をバッファメモリ23に上書き更新し、順次モデム部25を
介して受信装置3に送信する方式としている。即ち、バ
ッファメモリ23は前回記憶したロジック信号の内容のま
まの状態で、今回レベル変換器21及び検定ビット作成部
22からのロジック信号を上書きして更新するものであ
る。
て、例えば発振器26,論理部27の回路に異常が発生した
場合は、バッファメモリ23が更新されず、たとえ外部入
力情報1が変化しても上書きされずデータは同一のまま
である。このため、これを受けた送信装置2側では同一
のデータが継続するのはバッファメモリの異常なのか入
力情報が変化なしなのか判断できず、バッファメモリの
異常判断ができない欠点がある。したがってこれらは定
期点検でチェックをしなければならなかった。特に、系
統安定化装置用の信号伝送の入力情報は系統事故時変化
するものであり、常時は情報変化せず異常判断できな
い。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、送
受信間の装置で受渡しした情報が最新の情報であること
を保証する信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式を
提供することを目的としている。
信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式は、送信する
情報を取り込む入力部と、前記入力部からの入力情報,
伝送誤りを検出するための検定符号及び装置異常符号を
一時記憶すると共に、更新信号を入力すると記憶内容を
更新する書き込みクロック端子及びリセット信号を入力
すると記憶内容を消去するリセット端子を有するバッフ
ァメモリと、前記バッファメモリの内容を伝送用に並列
/直列変換するために設けられ、メモリ内容の送信後に
リセット信号を出力するシフトレジスタと、前記バッフ
ァメモリのリセット端子に前記シフトレジスタからのリ
セット信号が入力された後に前記書き込みクロック端子
に更新信号を出力する第1の論理部と、前記リセット信
号が入力された後に前記更新信号が出力される毎に
「1」と「0」を交互に変化する前記装置異常符号を出
力する第2の論理部とから構成した。
ッファメモリ受渡し方式は、送信する情報を取り込む入
力部と、前記入力部からの入力情報及び伝送誤りを検出
するための検定符号を一時記憶すると共に、更新信号を
入力すると記憶内容を更新する書き込みクロック端子及
びリセット信号を入力すると記憶内容を全て「0」とす
るリセット端子を有するバッファメモリと、前記バッフ
ァメモリの内容を伝送データに並列/直列変換するため
に設けられ、メモリ内容の送信後にリセット信号を出力
するシフトレジスタと、前記バッファメモリのリセット
端子に前記シフトレジスタからのリセット信号が入力さ
れた後に前記書き込みクロック端子に更新信号を出力す
る第1の論理部とから構成した。
ッファメモリ受渡し方式は、請求項1あるいは請求項2
において、受信側で送信された伝送データのパターンを
監視し不良検出するようにした。
ァメモリ受渡し方式は、装置が正常に動作している限
り、リセット信号の後に更新信号が出力されるため、論
理部からは特定信号が例えば「1」→「0」→「1」→
「0」…となって出力されているため、受信装置側でこ
の信号を受信する限り、送信装置は正常であることが理
解されるが、装置異常は前記信号の変化がなくなる。
ッファメモリ受渡し方式は、バッファメモリが更新され
ない異常が発生すると、検定ビットを含めて全てのデー
タが「0」状態となるため、これを受信装置側で検定不
良(装置異常)を検出できる。
ッファメモリ受渡し方式は、受信側で送信された伝送デ
ータのパターンを監視するだけで不良検出が可能とな
る。
メモリ受渡し方式の実施例を以下に説明する。図1は請
求項1に係る信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式
の実施例図である。図1において図7と同一部分につい
ては同一符号を付して説明を省略する。本実施例の特徴
部分はバッファメモリにリセット端子(CR)23-1を設
けたことと、リセット信号と更新信号とで動作する論理
部28を設け、バッファメモリ23に格納された入力情報
(検定ビットを含んだもの)をリセットされた後、更新
された場合に論理部28からその旨の信号(装置異常符
号)をバッファメモリに出力するようにしている。この
論理部28の一実施例として、図2にJ−Kフリップ・フ
ロップ回路を用いたものを示す。図3はこの論理部28の
動作信号タイムチャートである。
1をレベル変換器21で変換し、これに検定ビット作成部
22で作成されたデータ及び論理部28の出力データ(装置
異常ビット)と合わせて1ワードとして、バッファメモ
リ23に記憶させる。この時、装置異常ビット(装置異常
符号)、即ち論理部28の出力を例えば「1」としてお
く。その記憶させる動作はシフトレジスタ24で1ワード
の情報を送信した直後に、まずバッファメモリ23のリセ
ット端子(CR)に全ての出力データが「0」になるよ
うにリセット信号を入力する。
及び論理部27で作成された更新信号によって行なわれ、
入力情報1,検定ビット及び装置異常ビットを再びバッ
ファメモリ23に書き込む動作を行なう。このように、送
信する毎に一旦リセットしデータ更新する動作が繰り返
し行なわれる。そして更新動作が行なわれた場合は、論
理部28の出力を「0」とする。したがって受信装置3側
で装置異常ビットが「1」→「0」→「1」→「0」…
であれば、入力情報の更新されたことを判断できる。
しした情報が最新の内容であることを保証しているのに
加え、装置異常ビットを付加することにより入力情報及
び検定ビットの多い情報量としたシステムであっても、
更新されたか否かが特定の装置異常ビットを監視するだ
けで即判断でき、受信装置での処理速度を格段に向上さ
せることができる。
ッファメモリ受渡し方式の実施例を以下に説明する。図
4は請求項2に係る信号伝送装置のバッファメモリ受渡
し方式の実施例図である。図4において図1と同一部分
については同一符号を付して説明を省略する。本実施例
の特徴部分は、バッファメモリ23にリセット端子(C
R)23-1を設けたことと、検定ビット作成部によりデー
タが全て「0」とならないように構成した点である。図
5にこの検定ビット作成部の一実施例の構成図を示し、
図6にデータ構造を示す。つまり、どのデータのパター
ンも少なくとも1つを「1」にしている。
ベル変換器21で変換し、これに検定ビット作成部22で作
成されたデータと合わせて1ワードとして、バッファメ
モリ23に記憶させる。その記憶させる動作は、シフトレ
ジスタ24で1ワードの情報を送信した直後にバッファメ
モリ23のリセット端子(CR)23-1にリセット信号が入
力し、一旦全ての出力データを「0」にし、その後に発
振器26及び論理部28で作成された書き込み信号CLKに
て行なわれる。このように、送信する毎にデータは一旦
リセットされ更新されることになる。受信装置側でリセ
ット端子(CR)23-1への入力があった後に書き込みク
ロック端子(CLK)23-2への入力があったことを検出
することにより、送信装置側のバッファメモリの異常を
検出できる。
トさせてからデータ更新させるので、バッファメモリが
更新されない異常が発生した場合、検定ビットを含めて
全てのデータが「0」状態となるため、受信側装置にお
いて検定不良となり送信側の異常を受信側で検出でき
る。したがって、送受信間の装置で受渡しした情報が最
新の内容であることを保証できる。
力信号に対して検定符号を付してバッファメモリに格納
し、シフトレジスタを介して1ワード分の伝送終了直後
にバッファメモリの内容を一旦リセットさせてからデー
タ更新するよう構成したので、受信装置側でバッファメ
モリの異常を検出できる。
ァメモリ受渡し方式の実施例図。
ト。
ァメモリ受渡し方式の実施例図。
図。
タ構造図。
Claims (3)
- 【請求項1】 送信する情報を取り込む入力部と、前記
入力部からの入力情報,伝送誤りを検出するための検定
符号及び装置異常符号を一時記憶すると共に、更新信号
を入力すると記憶内容を更新する書き込みクロック端子
及びリセット信号を入力すると記憶内容を消去するリセ
ット端子を有するバッファメモリと、前記バッファメモ
リの内容を伝送用に並列/直列変換するために設けら
れ、メモリ内容の送信後にリセット信号を出力するシフ
トレジスタと、前記バッファメモリのリセット端子に前
記シフトレジスタからのリセット信号が入力された後に
前記書き込みクロック端子に更新信号を出力する第1の
論理部と、前記リセット信号が入力された後に前記更新
信号が出力される毎に「1」と「0」を交互に変化する
前記装置異常符号を出力する第2の論理部とを具備する
ことを特徴とする系統安定化装置用信号伝送装置のバッ
ファメモリ受渡し方式。 - 【請求項2】 送信する情報を取り込む入力部と、前記
入力部からの入力情報及び伝送誤りを検出するための検
定符号を一時記憶すると共に、更新信号を入力すると記
憶内容を更新する書き込みクロック端子及びリセット信
号を入力すると記憶内容を全て「0」とするリセット端
子を有するバッファメモリと、前記バッファメモリの内
容を伝送データに並列/直列変換するために設けられ、
メモリ内容の送信後にリセット信号を出力するシフトレ
ジスタと、前記バッファメモリのリセット端子に前記シ
フトレジスタからのリセット信号が入力された後に前記
書き込みクロック端子に更新信号を出力する第1の論理
部とを具備することを特徴とする系統安定化装置用信号
伝送装置のバッファメモリ受渡し方式。 - 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2において、受
信側で送信された伝送データのパターンを監視し不良検
出することを特徴とする系統安定化装置用信号伝送装置
のバッファメモリ受渡し方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09933194A JP3342950B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09933194A JP3342950B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284171A JPH07284171A (ja) | 1995-10-27 |
JP3342950B2 true JP3342950B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14244659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09933194A Expired - Lifetime JP3342950B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 信号伝送装置のバッファメモリ受渡し方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3342950B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP09933194A patent/JP3342950B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07284171A (ja) | 1995-10-27 |
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