JP3342810B2 - 虹彩画像取得装置 - Google Patents

虹彩画像取得装置

Info

Publication number
JP3342810B2
JP3342810B2 JP30065796A JP30065796A JP3342810B2 JP 3342810 B2 JP3342810 B2 JP 3342810B2 JP 30065796 A JP30065796 A JP 30065796A JP 30065796 A JP30065796 A JP 30065796A JP 3342810 B2 JP3342810 B2 JP 3342810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
camera
image
person
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30065796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10137219A (ja
Inventor
恭祐 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP30065796A priority Critical patent/JP3342810B2/ja
Publication of JPH10137219A publication Critical patent/JPH10137219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3342810B2 publication Critical patent/JP3342810B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人識別システム
に用いられる虹彩画像取得装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金融機関で自動取引装置により
取引操作を行う場合、あるいはコンピュータ等により秘
守性のあるデータにアクセスする場合、更には特定の人
間のみが入れる施設等への入場の際等に、その資格の有
無をチェックするための個人識別が行われる。
【0003】この個人識別の技術として、現在種々のも
のが考えられ、あるいは実施されているが、その1つと
して人間の眼球の一部である虹彩(アイリス)を利用し
て個人を識別するシステムがある。虹彩は幼児期に完成
され、一生を通じて殆ど変化せず、また太る、痩せると
いう体格の変化の影響も受けにくいという特徴があるの
で、この虹彩を利用した個人識別システムは識別精度が
高く、そのため将来的に多方面での応用が期待されてい
る。
【0004】この個人識別システムでは、前記資格を与
える人物を撮影し、その画像から画像処理技術により虹
彩画像を取得してパターン化することで虹彩パターンを
生成した後、この虹彩パターンを登録し、識別時に被識
別者の画像から同様に虹彩パターンを生成して、その虹
彩パターンを登録されている虹彩パターンと照合するこ
とで被識別者の画像から取得した虹彩パターンが登録さ
れている虹彩パターンと同一人物のものかどうかを判定
するようにしている。
【0005】従って、この個人識別システムでは登録時
及び識別時に人物撮影を行って虹彩画像を取得する装置
が用いられることになる。図7はこのような個人識別シ
ステムにおいて使用される従来の虹彩画像取得装置の撮
影部を示す斜視図である。図において101と102は
上半身(例えば胸部から上の部分)撮影用の第1のカメ
ラで、通常、広角レンズ付きのカメラが用いられる。
【0006】103と104はこの第1のカメラ101
と102の撮影範囲を照明する照明器で、照明器103
は第1のカメラ101に対応して設けられ、照明器10
4は第1のカメラ102に対応して設けられている。1
05は眼部撮影用の第2のカメラで、望遠レンズ付きの
カメラであり、図示しない可動機構により撮影光軸(レ
ンズの光軸)が水平方向及び垂直方向に変化し得るよう
に回動するものとなっている。
【0007】106は第2のカメラ105の撮影範囲を
照明する照明器で、同じく図示しない可動機構により第
2のカメラ105と連動して光軸の向きが水平方向及び
垂直方向に変化できるようになっている。次に、このよ
うな撮影部を有する従来の装置による虹彩の取得動作に
ついて説明する。
【0008】まず、撮影すべき人物を照明器103と1
04で照明して第1のカメラ101と102により上半
身を撮影し、その両上半身の画像から三角測距により前
記人物迄の距離を算出すると共に、上半身の画像の中か
ら頭部の位置を特定し、更にこの頭部の画像から眼部の
位置を特定する。続いて、第2のカメラ105をその撮
影光軸が眼部に向くように回動させると共に、照明器1
06で照明を行って眼部の拡大画像を撮影し、その画像
から虹彩を切り出して虹彩画像を取得する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術では、以下の問題を有している。すなわち、
個人識別システムの設置環境は必ずしも人物の撮影に適
した場所に限らず、人物の撮影に不利な環境に設置され
ることがある。例えば、金融機関の店舗等に設置される
自動取引装置に個人識別システムが適用される場合、自
動取引装置の正面が面積の広いガラス窓に向いている
と、この個人識別システムに組み込まれる虹彩画像取得
装置のカメラはそのガラス窓の方向に撮影光軸が向くこ
とになり、そのためカメラの前に立つ人物は天井側から
蛍光灯等の室内照明光を受けても、背景はその照明より
明るいので、相対的に人物は暗くなり、所謂逆光撮影と
なって人物はシルエットとなる。
【0010】このような条件で撮影する場合、眼部の位
置を特定出来る画像を得るには人物の正面を背景に負け
ないように明るく照射する必要があるが、その照明に可
視光線を用いると、照明を受ける人物は眩しくなるの
で、それを避けるために従来は第1のカメラに赤外線カ
メラを使用し、照明器も赤外線を照射するものを使用し
ており、そのため装置が高価になり、しかも第1のカメ
ラ101,102のそれぞれに対応した照明器103,
104が必要であるために装置が大型化するという問題
があった。
【0011】尚、照明器106は人物の背景の明るさい
かんに係わらず必ず直接眼部を照明するため、眩しさを
与えないように赤外線を用いる必要があり、従って第2
のカメラ105も赤外線カメラが使用される。本発明は
このような問題を解決するためになされたもので、装置
の低価格化、及び小型化を図ることを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、人
物の上半身を撮影する可視光用の第1カメラと、人物の
眼部を撮影する赤外線用の第2のカメラ及びこのカメラ
の撮影範囲を赤外線により照明する照明器を有し、かつ
第2のカメラの撮影光軸を水平方向及び垂直方向に可変
可能とした眼部撮影部と、前記第1のカメラが撮影した
上半身画像を処理し、その上半身の画像から人物の眼部
の位置が特定できたときは、その位置情報を眼部撮影部
に与えて、第2のカメラにより人物の眼部を撮影させ、
前記上半身の画像から人物の眼部の位置が特定できない
ときは、人物のシルエットのエリアの情報を眼部撮影部
に与えて、第2のカメラにより前記エリア内を撮影さ
せ、その画像から眼部の位置を探索して、その探索によ
り得られた眼部の位置情報を眼部撮影部に与えて、前記
第2のカメラにより人物の眼部を撮影させ、これらの撮
影により得られた眼部の拡大画像から虹彩画像を取得す
る画像処理部を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明による虹彩画像取得
装置の実施の形態を示すブロック図、図2は図1におけ
る眼部撮影部の斜視図である。図において1と2は人物
の上半身(例えば胸部から上の部分)撮影用の第1のカ
メラ(ビデオカメラ)で、広角レンズ付きの一般的な可
視光用カメラを使用している。
【0014】3は眼部撮影用の第2のカメラ(ビデオカ
メラ)で、望遠レンズ付きの赤外線カメラを使用してお
り、この第2のカメラ3は第1のカメラ1,2と共に画
像を撮影画像を処理する画像処理部4に接続されてい
る。5は可動機構で、この可動機構5は第2のカメラ3
をその後部側を水平及び垂直方向に回動させて撮影光軸
(レンズの光軸)を水平方向及び垂直方向に変化させる
ものとなっている。
【0015】6は可動制御部で、この可動制御部6は画
像処理部4から送られてくる位置情報により可動機構5
を制御するものである。7は赤外線を照射する照明器
で、図2に示したように第2のカメラ3のレンズ部の周
囲を囲むようにリング状に形成されされており、照明光
の光軸が第2のカメラ3の撮影光軸と同軸になるように
設定されていて、第2のカメラ3の撮影範囲をスポット
照明するようになっている。
【0016】8は赤外光のみを透過するフィルタで、円
板状に形成されており、第2のカメラ3のレンズ部及び
照明器7と対向するように配置されている。このフィル
タ8と照明器7は第2のカメラ3と一体に組み付けられ
ており、従って可動機構5により第2のカメラ3が動く
と、照明器7とフィルタ8もその動きに追従するものと
なっており、これら第2のカメラ3、可動機構5、可動
制御部6、照明器7、及びフィルタ8により眼部撮影部
が構成されている。
【0017】次に上述した構成の作用について説明す
る。まず、装置の前にきた人物の上半身が第1のカメラ
1と2で同時に撮影し、その撮影された上半身の画像を
画像処理部4に送る。図3と図4は撮影された人物画像
例を示す図で、図3は人物の背景が暗く、天井等からの
蛍光灯等による室内照明により顔の眼や鼻及び口等の各
部位がはっきりと確認できる場合、図4は人物の背景が
明るく、人物がシルエットになっている場合である。
【0018】図3のように顔の眼や鼻及び口等の各部位
がはっきりと確認できる場合、画像処理部4は固定カメ
ラ1と2の両方の上半身の画像から三角測距により前記
人物までの距離を算出すると共に、一方の画像の中から
頭部の位置を特定し、更にこの頭部の画像から眼部の位
置を特定して、その位置情報を可動制御部6に出力す
る。
【0019】可動制御部6はこの位置情報により指定さ
れた距離と座標に基づいて、第2のカメラ3をその撮影
光軸が眼部を向くように可動機構5を駆動する。このと
き、照明器7及びフィルタ8も第2のカメラ3と共に回
動して眼部に向くので、照明器7によりフィルタ8を介
して赤外光により眼部を照明し、第2のカメラ3で眼部
の拡大画像を撮影する。
【0020】撮影された眼部の拡大画像は画像処理部4
に送られ、この画像処理部4で眼部の拡大画像から虹彩
が切り取られて虹彩画像が取得される。一方、図4のよ
うに人物がシルエットになっている場合、画像処理部4
は第1のカメラ1と2の両方の上半身の画像から三角測
距により前記人物迄の距離を算出するが、眼や鼻及び口
等の各部位は判らないことが多いので、このような場合
は可動制御部6に対してシルエットエリアの情報とその
エリアの上部から撮影する指示を出力する。
【0021】これにより可動制御部6はシルエットエリ
アの情報に基づいて、第2のカメラ3の撮影光軸がシル
エットエリアの上部に向くように可動機構5を駆動す
る。その後、照明器7によりフィルタ8を介して照明を
行い、そして可動機構5により第2のカメラ3を撮影光
軸がシルエットエリアの上部から下部に向かって変化す
るように動かしながら撮影する。
【0022】このとき可動機構5は、例えば第2のカメ
ラ3を撮影光軸が縦あるいは横方向ジグザグの軌跡を描
くように動かす。第2のカメラ3で撮影された画像は画
像処理部4に送られ、この画像処理部4で画像の中の眼
部を探索する。この場合の画像は、第2のカメラ3のレ
ンズが望遠レンズで画角が狭く、しかも撮影範囲は照明
器7により照射されていて、像が暗くなることはないの
で、眼部の探索は、眼の表面で発生する照明の反射が一
番明るい箇所であるということを手掛かりに、その明る
いポイントを見つけるか、または眼の形状の特徴、例え
ば虹彩の周りには白目が存在するとか、眼は横に長い形
状である等の形状認識を用いて行うことができる。
【0023】眼部が探索されると、画像処理部4はその
眼部の位置情報を可動制御部6に出力する。可動制御部
6はこの位置情報により指定された距離と座標に基づい
て、第2のカメラ3をその撮影光軸が眼部に向くように
可動機構5を駆動し、そして第2のカメラ3で眼部の拡
大画像を撮影する。
【0024】撮影された眼部の拡大画像は画像処理部4
に送られ、この画像処理部4で眼部の拡大画像から虹彩
が切り出されて虹彩画像が取得される。上述した実施の
形態では、人物がシルエットになっている場合、第2の
カメラの撮影光軸と照明器の光軸を移動させながら人物
のシルエットエリアを上部から順に撮影して眼部を探索
し、探索した眼部の画像から虹彩を取得するようにして
いるため、第1のカメラに対して照明器を設ける必要が
なく、また第1のカメラとして一般的な可視光用カメラ
を使用できるため装置の低価格化、及び小型化を図るこ
とができる。
【0025】また、第2のカメラの撮影光軸に対して照
明器の光軸を一致させると共に、照明器を第2のカメラ
に組み付けているため、第2のカメラと照明器のコント
ロールを共通化することができ、しかも第2のカメラで
撮影した画像から眼部の位置の探索と、虹彩の切り出し
を行うので処理の簡素化、高速化を実現することが可能
になる。
【0026】次に、別の実施の形態について説明する。
上述した実施の形態では、人物がシルエットになってい
る場合、第2のカメラ7のレンズと照明器の光軸を移動
させながら人物のシルエットエリアを上部から順に撮影
して眼部を探索し、虹彩画像を取得したが、画像処理部
4により第2のカメラ7で撮影するエリアを特定するこ
とも可能であり、その場合の実施の形態について説明す
る。
【0027】図4のように第1のカメラ1,2で撮影し
た画像の人物がシルエットになっている場合、この実施
形態では、画像処理部4でシルエットになっている人物
の頭部、首部、肩部を検出し、頭部のうちの眼部が含ま
れるエリアを特定する。図5はそのエリアを特定した場
合を示す図で、Aで示した斜線の部分が眼部が含まれる
エリアを示している。
【0028】このように眼部が含まれるエリアAを特定
した後、画像処理部4は可動制御部6に対してエリアA
の情報とそのエリアA内を撮影する指示を出力する。こ
れにより可動制御部6は、第2のカメラ3をその撮影光
軸がエリアAに向くように可動機構5を駆動する。その
後、照明器7によりフィルタ8を介して照明を行い、そ
して駆動機構5により第2のカメラ3を撮影光軸がエリ
ア内を例えばジグザグの軌跡を描くように動かし、その
動きに伴って第2のカメラ3がエリア内を撮影する。
【0029】第2のカメラ3で撮影された画像は画像処
理部4に送られ、この画像処理部4で画像の中の眼部を
前記の場合と同様に探索する。眼部が探索されると、画
像処理部4はその眼部の位置情報を可動制御部6に出力
する。可動制御部6はこの位置情報により指定された距
離と座標に基づいて、第2のカメラ3をその撮影光軸が
眼部に向くように可動機構5を駆動し、そして第2のカ
メラ3で眼部の拡大画像を撮影する。
【0030】撮影された眼部の拡大画像は画像処理部4
に送られ、この画像処理部4で眼部の拡大画像から虹彩
が切り出されて虹彩画像が取得される。以上説明した実
施の形態によれば、第1のカメラで撮影した上半身の画
像の人物のシルエットから頭部を検出し、その頭部の部
分における眼部が含まれるエリアを特定して、このエリ
ア内を第2のカメラで撮影し、その撮影した画像から眼
部を探索するために第2のカメラで撮影するエリアが前
記の実施の形態に比べて狭いため、探索時間を短縮する
ことができ、より速く虹彩画像の取得が可能になる。
【0031】尚、上述した各実施の形態による装置が金
融機関の自動取引装置に組み込まれる個人識別システム
に適用される場合は、自動取引装置利用時の利用者の識
別において、虹彩画像取得装置により特定した眼部の位
置情報を利用者のカードあるいはセンタシステムに記録
し、次回の利用時にこのカードあるいはセンタシステム
に記録しための位置情報に基づいて眼部の探索を行うよ
うにすれば、探索エリアはさらに小さくなるので、更に
高速度の虹彩画像の取得が可能になる。
【0032】また、上述した各実施の形態では、第2の
カメラ3をそのレンズの光軸が水平方向及び垂直方向に
可変するよう可動機構5により回動させるものとした
が、図6のように構成することも可能である。すなわ
ち、図6は眼部撮影部の別の例を示す斜視図であり、こ
の眼部撮影部は第2のカメラ3と可視光カット用のフィ
ルタ9との間に反射ミラー10,11を配し、反射ミラ
ー11を図1に示した可変制御部6により制御される図
示しない可動機構で水平方向及び垂直方向に回動させる
ことにより撮影光軸及び照明器7の光軸を変化させて眼
部の撮影を行うようにしたもので、このような眼部撮影
部を使用しても上述した各実施の形態と同様に虹彩画像
を取得することが可能である。
【0033】更にこの他にも、構成を変更することが可
能である。例えば、上述した各実施の形態では、三角測
距のために2台の第1のカメラ1と2を用いているが、
赤外線等による測距手段を用いれば第1のカメラ1と2
の一方を省略して1台とすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1のカ
メラで撮影した画像の人物がシルエットになっている場
合、第2のカメラの撮影光軸と照明器の光軸を移動させ
ながら人物のシルエットエリアまたは頭部の特定エリア
を順に撮影して眼部を探索し、探索した眼部の画像から
虹彩画像を取得するようにしているため、第1のカメラ
に対して照明器を設ける必要がなく、また第1のカメラ
として一般的な可視光用カメラを使用できるため装置の
低価格化、及び小型化を図ることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】実施の形態における眼部撮影部を示す斜視図で
ある。
【図3】人物を撮影したときの画像例を示す図である。
【図4】人物を撮影したときの画像例を示す図である。
【図5】人物画像中のエリアを特定した図である。
【図6】眼部撮影部の別の例を示す斜視図である。
【図7】従来技術の斜視図である。
【符号の説明】
1,2 第1のカメラ 3 第2のカメラ 4 画像処理部 5 可動機構 6 可動制御部 7 照明器 8,9 フィルタ 10,11 反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61B 5/10 320Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/117 G06T 1/00 G06T 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物の上半身を撮影する可視光用の第1
    カメラと、 人物の眼部を撮影する赤外線用の第2のカメラ及びこの
    カメラの撮影範囲を赤外線により照明する照明器を有
    し、かつ第2のカメラの撮影光軸を水平方向及び垂直方
    向に可変可能とした眼部撮影部と、 前記第1のカメラが撮影した上半身の画像を処理し、そ
    の上半身の画像から人物の眼部の位置が特定できたとき
    は、その位置情報を眼部撮影部に与えて、第2のカメラ
    により人物の眼部を撮影させ、前記上半身画像から人物
    の眼部の位置が特定できないときは、前記上半身の画像
    内の人物のシルエットのエリアの情報を眼部撮影部に与
    えて、第2のカメラにより前記エリア内を撮影させ、そ
    の画像から眼部の位置を探索して、その探索により得ら
    れた眼部の位置情報を眼部撮影部に与えて、前記第2の
    カメラにより人物の眼部を撮影させ、これらの撮影によ
    り得られた眼部の拡大画像から虹彩画像を取得する画像
    処理部を備えたことを特徴とする虹彩画像取得装置。
  2. 【請求項2】 人物の上半身を撮影する可視光用の第1
    カメラと、 人物の眼部を撮影する赤外線用の第2のカメラ及びこの
    カメラの撮影範囲を赤外線により照明する照明器を有
    し、かつ第2のカメラの撮影光軸と照明器の光軸を水平
    方向及び垂直方向に可変可能とした眼部撮影部と、 前記第1のカメラが撮影した上半身の画像を処理し、そ
    の上半身の画像から人物の眼部の位置が特定できたとき
    は、その位置情報を眼部撮影部に与えて、第2のカメラ
    により人物の眼部を撮影させ、前記上半身の画像から人
    物の眼部の位置が特定できないときは、前記上半身の画
    像内の人物の頭部のシルエットを検出して、検出した頭
    部のうちの眼部が含まれるエリアを特定し、その特定し
    たエリアの情報を眼部撮影部に与えて、第2のカメラに
    より前記エリア内を撮影させ、その画像から眼部の位置
    を探索して、その探索により得られた眼部の位置情報を
    眼部撮影部に与えて、前記第2のカメラにより人物の眼
    部を撮影させ、これらの撮影により得られた眼部の拡大
    画像から虹彩画像を取得する画像処理部を備えたことを
    特徴とする虹彩画像取得装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の虹彩画像
    取得装置において、 第2カメラの撮影光軸と照明器の光軸を同軸になるよう
    に設定し、かつ照明器を第2カメラに組み付けたことを
    特徴とする虹彩画像取得装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の虹彩画像取得装置におい
    て、 第2のカメラを水平方向及び垂直方向に回動させて、第
    2のカメラの撮影光軸と照明器の光軸を水平方向及び垂
    直方向に可変させることを特徴とする虹彩画像取得装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の虹彩画像取得装置におい
    て、 第2のカメラの前方に反射ミラーを配し、この反射ミラ
    ーを水平方向及び垂直方向に回動させて、第2のカメラ
    の撮影光軸と照明器の光軸を水平方向及び垂直方向に可
    変させることを特徴とする虹彩画像取得装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載の虹彩画像
    取得装置において、 金融機関の自動取引装置に組み込みまれた個人識別シス
    テムに当該虹彩画像取得装置を設け、 自動取引装置利用時に、利用者の画像から取得した虹彩
    画像の位置情報を利用者のカードと自動取引装置と接続
    したセンタシステムのいずれか一方に記録し、 次回の自動取引装置利用時に前記の登録した位置情報に
    より第2のカメラで眼部を撮影することを特徴とする虹
    彩画像取得装置。
JP30065796A 1996-11-12 1996-11-12 虹彩画像取得装置 Expired - Fee Related JP3342810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30065796A JP3342810B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 虹彩画像取得装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30065796A JP3342810B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 虹彩画像取得装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10137219A JPH10137219A (ja) 1998-05-26
JP3342810B2 true JP3342810B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=17887506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30065796A Expired - Fee Related JP3342810B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 虹彩画像取得装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3342810B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3212952B2 (ja) 1998-10-26 2001-09-25 沖電気工業株式会社 アイリスパターン入力装置
KR100404929B1 (ko) * 2001-05-09 2003-11-07 정하철 안구의 홍채 및 안면 촬영장치
FR2864290B1 (fr) * 2003-12-18 2006-05-26 Sagem Procede et dispositif de reconnaissance d'iris
JP4976156B2 (ja) * 2007-02-08 2012-07-18 富山県 画像識別方法
WO2014182769A1 (en) * 2013-05-07 2014-11-13 The Johns Hopkins University Automated and non-mydriatic fundus-perimetry camera for irreversible eye diseases
CN106558269B (zh) * 2017-01-23 2023-08-29 营口巨成教学科技开发有限公司 虹膜、仿真眼、瞳孔能缩放的教学模拟人及使仿真眼瞳孔缩放的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10137219A (ja) 1998-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100342159B1 (ko) 홍채영상 포착장치 및 홍채영상 포착방법
KR100320465B1 (ko) 홍채 인식 시스템
US5956122A (en) Iris recognition apparatus and method
US20050084137A1 (en) System and method for iris identification using stereoscopic face recognition
US6134339A (en) Method and apparatus for determining the position of eyes and for correcting eye-defects in a captured frame
US20090041309A1 (en) System And Method For Iris Identification Using Stereoscopic Face Recognition
EP0596868A2 (en) Eye tracking method using an image pickup apparatus
US20030012413A1 (en) Iris identification apparatus and iris image pickup apparatus
JPH0782539B2 (ja) 瞳孔画像撮影装置
JP2002352235A (ja) 虹彩認識システムの焦点距離を合わせる装置及び方法
JPH11203452A (ja) 個人特徴パターン検出装置及びそれを用いた個人識別装置
WO2003054777A1 (en) Iris registration and recognition system
US11882354B2 (en) System for acquisiting iris image for enlarging iris acquisition range
JP3342810B2 (ja) 虹彩画像取得装置
KR100293468B1 (ko) 광학이미저
JP2688527B2 (ja) 視線方向検出方法
JP3185522B2 (ja) 車両用視線方向計測装置
CN2508306Y (zh) 活体虹膜图像采集装置
JPH08297019A (ja) 車両用視線方向計測装置
KR100434370B1 (ko) 홍채 인식 시스템의 거리 측정방법과 장치
JPH1147117A (ja) アイリス撮影装置およびアイリスパターン認識装置
KR100443674B1 (ko) 홍채 인식 시스템의 거리 측정방법과 장치
KR100410972B1 (ko) 홍채 인식 시스템의 촛점 거리 지시 장치
CN111207690A (zh) 一种可调整的虹膜3d信息采集测量设备
JPH07156712A (ja) 運転者撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070823

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees