JP3342091B2 - 置換又は非置換クロルメチルシクロプロパン及びブロムメチルシクロプロパンの製法 - Google Patents

置換又は非置換クロルメチルシクロプロパン及びブロムメチルシクロプロパンの製法

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/16Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydroxyl groups
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるワンポット反
応として、ヒドロキシメチルシクロプロパン(2)又は
対応する置換化合物をメタンスルホン酸クロリド又は -
ブロミド──以下メシルクロリド又はメシルブロミドと
称する──と第三アルキルアミンの存在下に反応させて
一般式(1)のクロル- 又はブロム- メチルシクロプロ
パン並びに環において置換されたそれらの生成物を製造
する方法に関する:
【0002】
【化2】
【0003】
【従来の技術】2の場合における様に異性化しやすいア
ルコールからのクロルアルカンの合成は、特別な手段を
必要とする。例えば塩化水素との2の反応の場合クロル
シクロブテン- 4が主生成物として良好な収率で生成す
る:
【0004】
【化3】 (Lee.C.C.及びCessna A.J.Ca
n.J.Chem.58(1980)11,1075-
79参照) この異性化を抑制するために、文献においていわゆるト
シレート法が推奨される(Weygand/Hilge
tag,Organisch- ChemischeEx
perimentierkunst,第4版、197
0,J.Ambrosius Barth,Leipz
ig,第232頁参照)。中間体としてスルフィネート
又はリン酸エステル- 誘導体を介して導く他の方法とは
異なり、トシレート法は2段階式である。まずアルコー
ルのトルエンスルホン酸エステル(「トシレート」)又
はメタンスルホン酸エステル(「メシレート」)を製造
しそしてこれを第二段階において他の溶剤(例えば2-
エトキシエタノール又はアセトン)中でアルカリ- 又は
アルカリ土類金属ハロゲン化物と反応させる。
【0005】トシレート及びメシレートの製造は、公知
の方法でアルコールをトシル- 又はメシルクロリドと強
塩基、例えばピリジン又はピリジン誘導体の存在下に反
応させて行われる(上記の文献及びここで挙げられた引
用文参照)。後処理は、液状トシレート及びメシレート
の場合氷水- 洗浄、抽出及び蒸留により行われる。大過
剰で溶剤として使用されるピリジンは、水により、場合
により予め酸性にした後に完全に洗去されそして水性溶
液として廃棄される。水溶性ピリジンを回収するための
この廃水の後処理は、非常に経費がかかる。
【0006】トシレート又はメシレートとアルカリ- 又
はアルカリ土類ハロゲン化物との反応の第二段階におい
て、同様に極性の水溶性溶剤が必要になる。生成した、
トルエン- 又はメタンスルホン酸のアルカリ- 又はアル
カリ土類塩からのその分離は、又経費のかかる工業的手
段によってしか可能でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】全ての公知なトシレー
ト及びメシレート- 法は、化学薬剤の高い消耗を有し、
技術的に経費がかかりそして時間をとりそして廃棄物処
理における問題に導く。それゆえ、例えばヒドロキシメ
チルシクロプロパンをメシルクロリド又は- ブロミドと
共にクロル- 又はブロム- メチルシクロプロパンに変え
ることができそしてこの場合使用した溶剤を容易に回収
することができる方法が望ましい。技術的に経費があま
りかからずそして環境にとって有害な薬剤、例えばピリ
ジン及びアルキルグリコールエーテルの消耗なしに、例
えばヒドロキシメチルシクロプロパンからクロル- 及び
/又はブロム- メチルシクロプロパンを製造することが
でき、しかも85%以上、好ましくは90%以上の純度
をもって製造することができる、この様な方法に大なる
興味がある。何となればこれら生成物は医薬用の重要な
原料であるからである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これから与えられる課題
は、驚くべきことにヒドロキシメチルシクロプロパンを
メシルハロゲニドと反応させる際水溶性ピリジンを有利
にわずかな又はその上水不溶性トリアルキルアミンに替
えることができることを見出したことにより解決され
る。さらに、驚くべきことに、メシルハロゲニドの添加
の厳密に選択された時間と組み合わせた適当な温度管理
においてこの反応の場合クロル- 又はブロム- メチルシ
クロプロパンを直接良好な収率で生成し、すなわち生成
するメシレートが単離されてはならず、ただちにさらに
目的生成物に反応することを見出した。
【0009】本発明の対象は、一般式
【0010】
【化4】 (式RはHであるか又は1乃至2個のRは又1乃至10
個のC- 原子を有するアルキル又はフェニルを意味する
ことができる)で示されるヒドロキシメチルシクロプロ
パンをメタンスルホン酸クロリド又は-ブロミドと反応
させて、85%以上、特に90%以上の純度を有する置
換又は非置換クロル- 又はブロム- メチルシクロプロパ
ンを製造する方法において、反応をトリアルキルアミン
及び場合によりO- 含有有機溶剤の存在下にメチレート
を単離せずに -20℃乃至+30℃の温度において数時
間以内に+40乃至+80℃又は還流温度への引き続い
ての温度の上昇下に実施することを特徴とする方法であ
る。
【0011】この本発明による解決は、アルコールとト
シル- 及びメシルクロリドとの反応の際なるほど他の化
合物のほかにハロゲン化合物も生成することができる
が、しかし純ハロゲン化合物を製造するためにまずトシ
レート又はメシレートを製造しなければならずそしてこ
れを第二段階において酸素含有極性溶剤中でアルカリ-
又はアルカリ土類ハロゲニドと反応させることを述べて
いる、上記の文献と著しく異なっている。
【0012】要するにこの本発明による方法の長所は、
就中驚くほど両方の段階に良好に使用できる溶剤の容易
な回収である。適当な溶剤は、例えば炭化水素、n- ペ
ンタン、n- ヘキサン又はエーテル、例えばジエチルエ
ーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル
及び、殊にメチル- 第三ブチルエーテルである。溶剤量
は、使用したアルコールの量の2- 乃至10倍、好まし
くは1.1- 乃至1.3倍である。
【0013】トリアルキルアミンは、対称又は非対称で
あることができそして単独で又は混合して使用すること
ができる。好ましいトリアルキルアミンは、経済的理由
から通常の、市販されている短鎖アミン、例えばトリエ
チル- 、トリプロピル- 、トリブチル- 、トリペンチル
- 、トリヘキシル- 、トリヘプチル- 及びトリオクチル
アミンである。その好都合な沸点及びそのわずかな水溶
性のためにトリブチルアミンが殊に使用される。使用さ
れることができる非対称トリアルキルアミンは、一般式
【0014】
【化5】 (式中R1 及びR2 はCH3 、 -C2 5 であり、R3
はC3 7 でありそして、R1 =R2 =CH3 又はC2
5 の場合、R3 は又 -C4 9 、 -C5 11、 -C6
13、 -C7 15、 -C8 17、 -C1021、 -C12
25を意味することができる)に相当する。
【0015】実際的実施は、例えば次の様にして行われ
る:ヒドロキシメチルシクロプロパン(HMCP)、溶
剤、例えばメチル- 第三ブチルエーテル及びトリブチル
アミンを仕込み、その際HMCP対アミンのモル比が
1:1乃至1:10、好ましくは1:1乃至1:2及
び、殊に1:1.1乃至1.3である。溶剤の重量は、
HMCPの重量の2- 乃至10倍、殊に1.1- 乃至
1.3倍である。反応混合物の温度は、 -10℃乃至+
30℃、殊に -5℃乃至0℃に調整される。3乃至30
時間以内にメシルハロゲニドが滴加されそして温度は冷
却により保たれる。HMCP対メシルハロゲニドのモル
比は1:1乃至1:2、好ましくは1:1.01乃至
1:1.1である。アミンは仕込むか又はメシルクロリ
ドと同時に反応混合物に配量することができる。
【0016】反応混合物の温度は、 -20℃乃至+30
℃、殊に -10℃乃至+20℃、特に -5℃乃至0℃に
調整される。殊にメシルハロゲニドは、1乃至3時間以
内に -5℃乃至 -20℃で又は3乃至10時間以内に -
5℃乃至+5℃で又は10乃至20時間以内に+5℃乃
至15℃で又は20乃至30時間において+20℃乃至
+30℃で添加され、純粋な、すなわち85乃至90%
のクロル- 又はブロム- メチルシクロプロパンを得そし
てこの添加後生成物混合物は約65℃の還流温度まで加
温される。
【0017】メシルハロゲニドの滴加時間は、本発明の
目的である、純粋な、85乃至90%のクロル- 又はブ
ロム- メチルシクロプロパンを製造しようとする場合に
は、選択される反応温度に左右され、温度を低く選択す
るほど、メシルハロゲニドを一層早く添加することがで
きる。 -10℃において3時間の滴加時間は約93%の
純度に導き、他方25℃においては、この純度を得るた
めに、滴加時間を23時間に延期せねばならない。
【0018】メシルハロゲニドの添加後、低い反応温度
を選択する場合には、反応混合物を冷却の除去により1
乃至2時間以内に室温にする。次に、還流が現れるま
で、1乃至2時間以内に温度を徐々に高める。2時間還
流下に加熱し沸とうさせそして引き続いて0乃至10℃
に冷却する。
【0019】引き続いて反応混合物は、塩基性剤、例え
ば苛性ソーダ液、苛性カリ液、水酸化カルシウム及び他
の水酸化物により又はアルコレート、例えばナトリウム
メチレート、カリウムメチレート、ナトリウムエチレー
ト等によりアルカリ性に調整される。塩基性剤は、固体
として又は溶液として使用することができる。
【0020】中和のために金属水酸化物の水性溶液を使
用し、混合物は二相に分離し、そのうち水性相を廃棄し
そして油相を蒸留により後処理する。この蒸留は、所望
のクロル- 又はブロム- メチルシクロプロパンを75乃
至80%の収率でそして90%以上の純度で与えそして
高沸点の留分として、使用したトリアルキルアミンを返
送する。
【0021】
【実施例】次の例により、別の多数の材料を示し、本発
明による方法を詳細に説明する。 例 1 攪拌器、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を有する三つ
口フラスコからなるガラス装置を使用する。
【0022】144g(1.97モル)のヒドロキシメ
チルシクロプロパン(98.6%) 411g(2.2モル)のトリブチルアミン(99%) 300gの メチル- 第三ブチルエーテルを溶
剤として使用する。
【0023】この使用生成物を仕込みそして攪拌下に -
10℃に冷却する。次に3時間以内にメシルクロリド
(99%)232g(2.0モル)を強冷下 -10℃乃
至 -5℃において滴加する。引き続いて温度を1時間以
内に -5℃乃至+3℃に上昇する。さらに1時間以内に
30℃に、その後30分以内に64℃である還流温度に
加温する。2時間還流下に加熱して沸騰させそして引き
続いて10℃に冷却する。
【0024】トリブチルアミンのメタンスルホン酸塩を
中和させるために10℃において苛性ソーダ液(20
%)430g(2.15モル)を反応混合物に加え、そ
の後相を分離する。水性相610gを廃棄しそして油相
865gを蒸留して後処理する。83乃至93℃の沸騰
範囲において常圧で93%の純度を有するクロルメチル
シクロプロパン154gが得られる。収率は、使用物に
対し、理論値の80.5%である。
【0025】100乃至104℃の沸騰範囲において3
3mバールで99.2%の純度を有するトリブチルアミ
ン388gが得られ、これは直接再び使用することがで
きる。蒸留残留物24gから中和後25%苛性ソーダ液
を過剰で用いてさらにトリブチルアミン10gが得られ
る。 例 2 例1において記載した装置を使用し、そこで挙げた生成
物を使用するが、しかし混合物を冷却せずに、20℃の
温度に調整しそしてメシルクロリドを9時間で滴加す
る。例1の場合と同様にさらに後処理する場合純度89
%を有するクロルメチルシクロプロパンが、使用物に対
し理論値の79%の収率で得られる。 例 3及び4 例1において記載した装置を使用し、そこで挙げた生成
物を使用しそして、例2における様に、20℃の温度に
調整する。滴加時間は、例3の場合2時間でありそして
例4の場合23時間である。例1及び2の場合と同様に
さらに後処理する場合純度73%又は93%を有するク
ロルメチルシクロプロパンが得られる。収率は、使用物
に対し理論値の約78%又は81%の収率である。 例 5 例1において記載した装置を使用する。
【0026】65g(0.9モル)のヒドロキシメチル
シクロプロパン(98.6%) 216g(1.15モル)のトリブチルアミン(99
%) 200gの メチル- 第三ブチルエーテルを溶
剤として使用する。
【0027】この使用生成物を仕込みそして攪拌下に -
10℃に冷却する。次に2.5時間以内に -10℃乃至
-5℃においてメシルブロミド(86%)169g
(0.9モル)を滴加する。引き続いて1時間 -5℃に
おいて攪拌しそして次に1時間以内に還流下に沸騰する
まで加温する。半時間還流──温度は約64℃である─
─下に沸騰させた後、10℃に冷却しそして20%苛性
ソーダ液215gを用いて混合物をアルカリ性に調整す
る。
【0028】相分離の結果次のことが確認される: 油 相 531g 水性相 325g ガスクロマトグラフィー分析は若干の非公知の化合物の
ほかに次の含有率を示す: メチル- 第三ブチルエーテル 36.1% ブロムメチルシクロプロパン 15.6% トリブチルアミン 45.0% これから、使用物に対し、理論値の約68%の収率が算
出される。
【0029】後処理後ブロムメチルプロパンの純度は8
9.0%である。 例 6 例1において記載した装置を使用し、そこで挙げた生成
物を使用するが、この場合トリブチルアミン2.2モル
の代わりにメチル- 、ブチル- 、オクチルアミン2.2
モルを使用する。例1の場合と同様にさらに実施した後
純度91%を有するクロルメチルシクロプロパンが、理
論値の81%の収率で得られる。 例 7 例6において記載した様に実施するが、しかしこの場合
メチル- 、ブチル- 、オクチルアミンの代わりにジメチ
ル- ドデシルアミン2.2モルを使用する。同様にさら
に実施した後純度93%を有するクロルメチルシクロプ
ロパンが、理論値の78%の収率で得られる。 例 8 例1において記載した装置を使用し、そこで挙げた生成
物を使用するが、しかしこの場合ヒドロキシメチルシク
ロプロパンの代わりに2,2- ジメチル- ヒドロイシメ
チルシクロプロパンを使用する。例1の場合と同様にさ
らに実施した後純度89%を有する2,2- ジメチル-
クロルメチルシクロプロパンが、理論値の81%の収率
で得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した様に、全ての公知な、いわ
ゆるトシレート及びメシレート- 法は、化学薬剤の高い
消耗を有し、工業的に経費がかかりそして時間をとりそ
して廃棄物処理における問題に導くがこれに対し本発明
による方法は、例えばヒドロキシメチルシクロプロパン
をメシルクロリド又は- ブロミドと共にクロル- 又はブ
ロム- メチルシクロプロパンに変えることができそして
この場合使用した溶剤を容易に回収することができ、工
業的に経費があまりかからずそして環境にとって有害な
薬剤、例えばピリジン及びアルキルグリコールエーテル
の消耗なしに、例えばヒドロキシメチルシクロプロパン
からクロル- 及び/又はブロム- メチルシクロプロパン
を製造することができ、しかも85%、好ましくは90
%以上の純度をもって製造することができるという長所
を有する。
【0031】本発明は、特許請求の範囲に記載の請求項
1乃至4項に関するものであるが、以下に記載の発明を
実施の態様として包含している: (1)対称又は非対称トリアルキルアミンを使用するこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 (2)トリアルキルアミンとしてトリエチル- 、 -プロ
ピル又はn- 又はイソブチルアミンを使用することを特
徴とする請求項1及び上記事項(1)記載の方法。 (3)溶剤が炭化水素又はエーテルでありそして使用し
たHMCPに対する2-乃至10倍重量であることを特
徴とする請求項1記載の方法。 (4)溶剤がn- ペンタン、n- ヘキサン、ジエチルエ
ーテル、ジプロピルエーテル及びメチル- 第三ブチルエ
ーテルであることを特徴とする請求項1及び上記事項
(3)記載の方法。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤中で一般式 【化1】 (式RはHであるか又は1乃至2個のRは又1乃至10
    個のC- 原子を有するアルキル又はフェニルを意味する
    ことができる)で示されるヒドロキシメチルシクロプロ
    パンをメタンスルホン酸クロリド又は-ブロミドと反応
    させて、85%以上の純度を有する置換又は非置換クロ
    ル- 又はブロム- メチルシクロプロパンを製造する方法
    において、反応をトリアルキルアミン及び場合によりO
    - 含有有機溶剤の存在下に、メチレートを単離せずに数
    時間 -20℃〜+30℃の温度で引き続いて40〜80
    ℃又は還流温度への温度の上昇下に実施することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 対称又は非対称トリアルキルアミンを使
    用することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 トリアルキルアミンとしてトリエチル-
    、 -プロピル又はn- 又はイソブチルアミンを使用す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ヒドロキシメシルシクロプロパン(HM
    CP)をアミンに対し1:1〜1:10のモル比で使用
    することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 HMCPをメシルハロゲニドに対し1:
    1〜1:2なるモル比で使用することを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 溶剤が炭化水素又はエーテルでありそし
    て使用したHMCPに対して2〜10倍の重量であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 溶剤がn- ペンタン、n- ヘキサン、ジ
    エチルエーテル、ジプロピルエーテル及びメチル- 第三
    ブチルエーテルであることを特徴とする請求項1または
    6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 メシルハロゲニドを1〜3時間以内に -
    5℃〜- 20℃で又は3〜10時間以内に -5℃〜+5
    ℃で又は10〜20時間以内に+5℃〜15℃で又は2
    0〜30時間において+20℃〜+30℃で添加しそし
    てこの添加後生成物混合物を約65℃の還流温度まで加
    温することを特徴とする請求項1に記載の方法。
JP08751993A 1992-04-16 1993-04-14 置換又は非置換クロルメチルシクロプロパン及びブロムメチルシクロプロパンの製法 Expired - Fee Related JP3342091B2 (ja)

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JPH069451A JPH069451A (ja) 1994-01-18
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JPH069451A (ja) 1994-01-18
EP0565826A1 (de) 1993-10-20
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