JP3341607B2 - 信号識別装置および情報識別回路 - Google Patents

信号識別装置および情報識別回路

Info

Publication number
JP3341607B2
JP3341607B2 JP33606496A JP33606496A JP3341607B2 JP 3341607 B2 JP3341607 B2 JP 3341607B2 JP 33606496 A JP33606496 A JP 33606496A JP 33606496 A JP33606496 A JP 33606496A JP 3341607 B2 JP3341607 B2 JP 3341607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
peak
output
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33606496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10178456A (ja
Inventor
彰彦 戸田
正夫 野呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP33606496A priority Critical patent/JP3341607B2/ja
Priority to US08/989,572 priority patent/US5982204A/en
Publication of JPH10178456A publication Critical patent/JPH10178456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3341607B2 publication Critical patent/JP3341607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
    • H04L25/062Setting decision thresholds using feedforward techniques only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/003Changing the DC level
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/08Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDNのインタ
ーフェースとして好適な信号識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会の進展に伴い、大容量の
情報を伝送することが求められている。ISDN(Inte
grated Services Digital Network)はこのような要求
に応えるものであり、加入者宅には64kbpsのチャ
ンネルが2本と16kbpsのチャンネルが1本配設さ
れるのが標準である。この場合、情報は電話回線等の通
信回線を介して加入者宅へ伝送される。そして、各加入
者宅では外部からの情報を一旦受信した後、さらに、
値の信号で情報をファクシミリ装置等の端末に伝送す
る。したがって、加入者宅の端末では、3値の信号から
情報を識別するために情報識別回路を備える必要があ
る。
【0003】ところで、端末に供給される3値の信号
、各種の伝送路を介して伝送される。このため、伝送
経路の特性によって、入力信号の振幅が相違する。この
ような場合、入力信号を固定の閾値と比較して情報を識
別したのでは、ノイズマージンを最良にすることができ
ず誤り率が増加してしまう。そこで、情報識別回路で
は、入力信号の振幅に応じて閾値を切り換えることが行
われる。
【0004】ここで、従来の情報識別回路を図面を参照
しつつ説明する。図4は従来の情報識別回路の回路図で
ある。図において、トランスTの2次側の出力端子t3
は、抵抗13と抵抗14の接続点P3と接続されてい
る。また、抵抗11〜16は、電源とグランドとの間に
設けられており、電源電圧を分圧している。この場合、
抵抗11〜16の抵抗値は、抵抗13と抵抗14の接続
点P3を中心として上下対称となるように設定される。
具体的には、抵抗11,16の抵抗値はR1、抵抗1
2,15の抵抗値はR2、抵抗13,14の抵抗値はR
3に選ばれている。なお、コンデンサCは交流成分を除
去し電圧の安定化を図るバイパスコンデンサとして機能
する。この場合、セレクタ21のA入力端子の電圧はV
c+V2、セレクタ22のA入力端子の電圧はVc−V
2となる。一方、セレクタ21のB入力端子の電圧はV
c+V3、セレクタ22のB入力端子の電圧はVc−V
3となる。
【0005】いまトランスTの入力端子t1,t2に入
力信号Vinが供給されると、トランスTによって直流成
分が除去された後、トランスTの出力端子t4から入力
信号Vinが入力レベル検出回路30に供給される。入力
レベル検出回路30は入力信号Vinの振幅値(以下、入
力レベルと称する)を検出し、その検出結果を予め定め
られた所定値と比較して制御信号を生成する。この制御
信号によってセレクタ21,22は制御される。この例
にあっては、入力レベルが所定値を上回る場合にはセレ
クタ21,22のA入力端子が選択され、入力レベルが
所定値を下回る場合にはそれらのB入力端子が各々選択
されるようになっている。また、セレクタ21の出力電
圧はコンパレータ41の負入力端子に、セレクタ22の
出力電圧はコンパレータ42の正入力端子に各々供給さ
れ、情報を識別するための閾値として用いられる。
【0006】次に、入力レベルが小さく所定値を下回る
場合の識別動作を図5に示すタイミングチャートを用い
て説明する。図5(a)は、コンパレータ41,42に
供給される入力信号Vinの波形であり、電圧Vcを中心
として上下に振れている。この場合、コンパレータ4
1,42はVc+V3とVc−V3を閾値として各々用
いる。この結果、コンパレータ41,42の出力電圧V
(+),V(-)は、図5(b),(c)に示すものとなる。
【0007】また、入力レベルが大きく所定値を上回る
場合の識別動作を図6に示すタイミングチャートを用い
て説明する。図6(a)は、コンパレータ41,42に
供給される入力信号Vinの波形であり、電圧Vcを中心
として上下に振れている。この場合、コンパレータ4
1,42はVc+V2とVc−V2を閾値として各々用
いる。この結果、コンパレータ41,42の出力電圧V
(+),V(-)は、図6(b),(c)に示すものとなる。
【0008】このように、従来の情報識別回路にあって
は、入力レベルに応じて閾値をステップ的に切り換える
ことによって、ノイズマージンを改善している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の情報識別回路では、コンパレータ41,42の閾値
は抵抗11〜16で設定される。このため、抵抗の数を
増やしても閾値はステップ的にしか設定できない。した
がって、従来の情報識別回路には、原理的にノイズマー
ジンを最良の状態にすることができないという問題があ
る。また、ノイズマージンをより改善するには、閾値の
数を増やす必要がある。この場合には、入力レベル検出
回路30の制御信号を生成する処理が複雑となり、か
つ、セレクタ21,22の入力端子を増加させなければ
ならず、部品点数が増大するという問題がある。
【0010】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、簡易な構成でノイズマージンを最良の状態に
する情報識別回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明にあっては、入力信号にバイ
アス電圧を重畳させるバイアス手段と、前記バイアス手
段の出力信号を閾値と比較して情報を識別する比較手段
と、前記入力信号の振幅が変動すると、ノイズマージン
が大きくなるように前記バイアス電圧と前記閾値との差
分を連続的に調整する制御手段とを備えた信号識別装置
であって、前記制御手段は、前記バイアス手段の出力信
号のピークレベルを検出し、当該ピークレベルの立上り
に対しては短い時定数で、その立下がりに対しては長い
時定数で当該ピークレベルをホールドするピークホール
ド回路と、前記ピークホールド回路によってホールドさ
れた前記ピークレベルと予め定められた前記閾値との差
に応じて前記バイアス電圧を連続的に可変する制御回路
とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明にあっては、
前記ピークホールド回路は、前記バイアス手段の出力信
号のピークレベルが予め定められた所定値を上回った場
合に当該ピークレベルをホールドすることを特徴とす
る。
【0013】また、請求項3に記載の発明にあっては、
3値の入力信号から情報を識別する情報識別回路であっ
て、入力信号が1次側に供給され、2次側に一対の出力
端子と中間端子を備えた入力トランスと、前記入力トラ
ンスの中間端子にバイアス電圧を給電するバイアス手段
と、前記入力トランスの一方の出力端子から出力される
前記入力信号を予め定められた閾値と比較して情報を識
別する第1の比較回路と、前記入力トランスの他方の出
力端子から出力される反転された前記入力信号を前記閾
値と比較して情報を識別する第2の比較回路と、前記バ
イアス回路の出力信号のピークレベルを検出し、当該ピ
ークレベルの立上りに対しては短い時定数で、その立下
がりに対しては長い時定数で当該ピークレベルをホール
ドするピークホールド回路と、前記ピークホールド回路
によってホールドされた前記ピークレベルと前記閾値と
の差に応じて前記バイアス電圧を制御する制御回路とを
備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
1.実施形態の構成 以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係わる情報
識別回路の構成を説明する。図1は、本実施形態に係わ
る情報識別回路の回路図である。図において、Tはトラ
ンスであって、その一次側には入力端子t1,t2を備
えており、また、その2次側には出力端子t3,t4と
中間端子t5を備えている。ここで、出力端子t3と中
間端子t5の巻線数をK1、出力端子t4と中間端子t
5の巻線数をK2とすれば、K1:K2=1:1になる
ように中間端子t5の引き出し位置が選ばれる。このト
ランスTによって同相ノイズが除去される。また、Mは
入力レベルに応じて制御を行う制御回路であって、P型
のFETm1〜m4とN型のFETm5〜m7、および
定電流源m8から構成される。この制御回路Mにおい
て、FETm1,m2と定電流源m8はカレントミラー
回路として機能する。このため、定電流源m8の電流値
とFETm2の電流値は一致する。また、FETm5,
m6は、FETm3,m4の能動負荷であり、FETm
3,m4は差動入力素子として機能する。さらにFET
m7は出力回路であって、そのゲート電圧Vbに応じて
電流を吸引する。
【0015】また、制御回路Mは、抵抗51を介して抵
抗52,53およびコンデンサC1の接続点Aと接続さ
れる。なお、接続点Aの電圧をVaで表すことにする。
コンデンサC1はホールドコンデンサであって、抵抗5
2,53とともに時定数回路を構成する。
【0016】また、60はオペアンプであって、その出
力端子と負入力端子との間にはフィードバック抵抗とし
て抵抗54が介挿される。また、その正入力端子は、抵
抗55と抵抗56の接続点Rに接続される。接続点Rの
電圧をVrで表すと、電圧Vrは電源とグランド間に設
けられる抵抗55と抵抗56の抵抗値の比によって定ま
る。また、接続点Rとグランドの間にはコンデンサC2
が設けられているので、接続点Rにノイズが混入したと
してもコンデンサC2によって除去される。このため、
電圧Vrは安定したものになる。
【0017】また、70,71はコンパレータであっ
て、それらの負入力端子には電圧Vrが供給され、ま
た、それらの正入力端子には出力端子t3,t4を介し
て入力信号Vinが各々供給される。この場合、コンパレ
ータ70,71は、電圧Vrを閾値として入力信号Vin
と各々比較する。そして、コンパレータ70,71の出
力電圧はインバータ72,73によって反転された後、
出力電圧V(-),V(+)として後段の回路(図示せず)に
供給される。
【0018】2.実施形態の動作 次に、図面を参照しつつ、本実施形態の動作を説明す
る。まず、入力信号Vinが比較的小振幅であって、Vin
(-)>Vaの場合を考える。この場合における入力信号
Vinと出力電圧V(+),V(-)の関係を図2に示す。同図
(a)にはVin(+)の波形を、同図(b)にはVin(-)の
波形を、同図(c)にはV(+)の波形を、また同図
(d)にはV(-)の波形を各々図示する。
【0019】この場合には、Vin(-)がVaよりも常に
大きいので、FETm7のゲート電圧Vbは低電圧とな
り、FETm7はオフ状態となる。したがって、制御回
路Mの出力側はハイインピーダンス状態となり、制御回
路Mは、電圧Vaに影響を与えない。
【0020】ところで、オペアンプ60の正入力端子と
負入力端子との間にはイマジナリーショートが成立する
ため、負入力端子の電圧は電圧Vrと一致する。また、
電圧Vrは上述したように安定したものである。このた
め、この例における電圧Vaは、抵抗52と抵抗53の
抵抗値の比によって定まる。また、オペアンプ60の出
力電圧Vcは、抵抗54、抵抗53および抵抗52の抵
抗値の比によって定まる。
【0021】したがって、Vin(-)>Vaの場合には、
電圧Vaおよび電圧Vcは固定となる。このため、Vin
(+)およびVin(-)は、図2(a),(b)に示すよう
に、固定の電圧Vcを中心として上下に振れる。このよ
うなVin(+)およびVin(-)がコンパレータ70,71に
供給されると、図に示す電圧Vrを閾値として比較が各
々行われ、最終的に図2(c),(d)に示す出力電圧
V(+),V(-)が各々生成される。
【0022】次に、入力信号Vinが比較的大振幅であっ
て、Vin(-)<Vaの場合を考える。この場合における
入力信号Vinと出力電圧V(+),V(-)の関係を図3に示
す。同図(a)にはVin(+)の波形を、同図(b)には
Vin(-)の波形を、同図(c)にはV(+)の波形を、また
同図(d)にはV(-)の波形を各々図示する。
【0023】Vin(-)Vaとなるような入力信号Vin
が供給されると、同図(b)に示す期間X1,X3,X
5においてVin(-)がVaを下回る。まず、期間X1の
動作を考える。Vin(-),Vaは各々FETm3,m4
のゲート電圧であるから、当該期間においてFETm7
のゲート電圧Vbが上昇してFETm7がオン状態とな
る。このとき、FETm7は、抵抗51を介して電流を
吸い込むため、電圧Vaは、Va1からVa2に下降す
る。この場合、電圧Vrは一定であるから、電圧Vaが
下降するとオペアンプ60の出力電圧Vcは上昇する。
また、出力電圧Vcは、Vin(+)およびVin(-)のバイア
ス電圧として作用するので、電圧Vcの上昇に伴ってV
in(+)およびVin(-)が上昇する。
【0024】次に、期間X2においては、上述したVin
(-)>Vaの場合と同様に、電圧Vbが下降してFET
m7がオフ状態となるので、制御回路Mは電圧Vaに影
響を与えない。この際、ホールドコンデンサC1には、
抵抗53を介して電荷が所定の時定数に従って充電され
る。時定数は抵抗52,53およびホールドコンデンサ
C1の値によって定まるが、この例における時定数は、
入力信号Vinの1周期で電圧Vaが上昇しないように十
分長い時間に設定される。したがって、期間X2におい
て電圧VaはVa2を維持する。
【0025】そして、期間X2に続く期間X3,X4,
X5…においては、上述した期間X1および期間X2の
動作が同様に繰り返される。この結果、電圧Vaが次第
に下降する共に電圧Vcが次第に上昇する。そして、電
圧VaがVin(-)の下側のピーク電圧と一致すると、電
圧Vaの下降および電圧Vcの上昇が停止する。これに
よって、電圧Vrと電圧Vcの電位差および電圧Vrと
Vin(-)の下側のピーク電圧(電圧Va)の電位差が大
きくなり、ノイズマージンが改善される。
【0026】
【0027】3.まとめ 上述したように本実施形態によれば、入力レベルに応じ
て入力信号Vinに重畳させる電圧Vcを連続して可変す
るようにしたので、電圧Vc(バイアス電圧)と電圧V
r(閾値)の関係を相対的に調整してノイズマージンを
大きくすることができる
【0028】また、制御回路Mは、Vin(-)が電圧Va
を下回る場合、すなわちピークレベルの立上り時に抵抗
51を介して電流を吸い込み、Vin(-)が電圧Vaを上
回る場合には、すなわちピークレベルの立下がり時には
電流を出力しないようにしたので、ピークレベルの立上
り時とその立下がり時において時定数を異ならせること
ができる。この例では、ピークレベルの立下がり時の時
定数を十分大きくしたので、あるピークから次のピーク
までの期間中、ピークレベルをホールドコンデンサC1
に保持することができる。この結果、簡易な構成で入力
レベルに応じて電圧Va,Vcを調整することができ
る。
【0029】また、ホールドコンデンサC1を、電圧V
rの分割抵抗として作用する抵抗53と抵抗52の接続
点Aに設けたので、Vin(-)が比較的小振幅でVin(-)>
Vaとなる場合に電圧Vcを一定とすることができる。
すなわち、入力信号Vinの振幅がある値を越えた場合に
のみ電圧Vcの可変動作を行うことができる。これによ
り、小振幅のノイズによって電圧Vcが変動することが
なくなり、有効な入力信号Vinからのみ情報を検出する
ことができる。
【0030】4.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば、以下に述べる各種の変形が可能である。 上述した実施形態において、制御回路MはVin(-)に
基づいて電圧Vaを制御したが、Vin(-)の波形はVin
(+)の波形を反転したものであるから、Vin(-)の替わり
にVin(+)に基づいて電圧Vaを制御してもよいことは
勿論である。
【0031】上述した実施形態においては、入力レベ
ルに応じて電圧Vc(バイアス電圧)と電圧Vr(閾
値)の関係を相対的に調整する回路の一例として、電圧
Vcを可変する場合を説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、入力レベルに応じてコンパレータ
70,71の閾値を各々可変するようにしても良い。ま
た、前記閾値と電圧Vcを同時に可変してもよい。
【0032】また、上述した実施形態から以下の発明
が把握される。3値の入力信号から情報を識別する情報
識別回路であって、入力信号が1次側に供給され、2次
側に一対の出力端子と中間端子を備えた入力トランス
と、前記入力トランスの中間端子にバイアス電圧を給電
するバイアス手段と、前記入力トランスの一方の出力端
子から出力される前記入力信号を予め定められた閾値と
比較して情報を識別する第1の比較回路と、前記入力ト
ランスの他方の出力端子から出力される反転された前記
入力信号を前記閾値と比較して情報を識別する第2の比
較回路と、前記バイアス手段の出力信号のピークレベル
を検出し、当該ピークレベルの立上りに対しては短い時
定数で、その立下がりに対しては長い時定数で当該ピー
クレベルをホールドするピークホールド回路と、前記ピ
ークホールド回路によってホールドされた前記ピークレ
ベルと前記閾値との差に応じて前記バイアス電圧を制御
する制御回路とを備えたことを特徴とする信号識別装
置。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の発明特定事
項によれば、入力レベルに応じてバイアス電圧と閾値の
関係を調整したので、入力レベルに追従して制御を行い
ノイズマージンを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる情報識別回路の
回路図である。
【図2】 同実施形態において、Vin(-)>Vaの場合
の入力信号Vinと出力電圧V(+),V(-)の関係を示した
タイミングチャートである。
【図3】 同実施形態において、Vin(-)<Vaの場合
の入力信号Vinと出力電圧V(+),V(-)の関係を示した
タイミングチャートである。
【図4】 従来の情報識別回路の回路図である。
【図5】 従来の情報識別回路において、入力レベルが
小さく所定値を下回る場合の識別動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図6】 従来の情報識別回路において、入力レベルが
大きく所定値を上回る場合の識別動作を説明するための
タイミングチャートである。
【符号の説明】
52〜56…抵抗(制御手段、ピークホールド回路)6
0…オペアンプ(制御手段、ピークホールド回路)、7
0,71…コンパレータ(比較手段)、C2…ホールド
コンデンサ(制御手段、ピークホールド回路)、Vin…
入力信号、Vb…バイアス電圧、T…トランス(バイア
ス手段)、Vr…閾値、M…制御回路(制御手段、ピー
クホールド回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/03 H04L 25/49 H03K 5/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号にバイアス電圧を重畳させるバ
    イアス手段と、 前記バイアス手段の出力信号を閾値と比較して情報を識
    別する比較手段と、 前記入力信号の振幅が変動すると、ノイズマージンが大
    きくなるように前記バイアス電圧と前記閾値との差分を
    連続的に調整する制御手段とを備えた信号識別装置であ
    って、 前記制御手段は、前記バイアス手段の出力信号のピーク
    レベルを検出し、当該ピークレベルの立上りに対しては
    短い時定数で、その立下がりに対しては長い時定数で当
    該ピークレベルをホールドするピークホールド回路と、
    前記ピークホールド回路によってホールドされた前記ピ
    ークレベルと予め定められた前記閾値との差に応じて前
    記バイアス電圧を連続的に可変する制御回路とを備えた
    ことを特徴とする 信号識別装置。
  2. 【請求項2】 前記ピークホールド回路は、前記バイア
    ス手段の出力信号のピークレベルが予め定められた所定
    値を上回った場合に当該ピークレベルをホールドするこ
    を特徴とする請求項1に記載の信号識別装置。
  3. 【請求項3】 3値の入力信号から情報を識別する情報
    識別回路であって、 入力信号が1次側に供給され、2次側に一対の出力端子
    と中間端子を備えた入力トランスと、 前記入力トランスの中間端子にバイアス電圧を給電する
    バイアス回路と、 前記入力トランスの一方の出力端子から出力される前記
    入力信号を予め定められた閾値と比較して情報を識別す
    る第1の比較回路と、 前記入力トランスの他方の出力端子から出力される反転
    された前記入力信号を前記閾値と比較して情報を識別す
    る第2の比較回路と、 前記バイアス回路の出力信号のピークレベルを検出し、
    当該ピークレベルの立上りに対しては短い時定数で、そ
    の立下がりに対しては長い時定数で当該ピークレベルを
    ホールドするピークホールド回路と、 前記ピークホールド回路によってホールドされた前記ピ
    ークレベルと前記閾値との差に応じて前記バイアス電圧
    を制御する制御回路と を備えたことを特徴とする情報識別回路。
JP33606496A 1996-12-16 1996-12-16 信号識別装置および情報識別回路 Expired - Fee Related JP3341607B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33606496A JP3341607B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 信号識別装置および情報識別回路
US08/989,572 US5982204A (en) 1996-12-16 1997-12-12 Information-discriminating circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33606496A JP3341607B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 信号識別装置および情報識別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10178456A JPH10178456A (ja) 1998-06-30
JP3341607B2 true JP3341607B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=18295327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33606496A Expired - Fee Related JP3341607B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 信号識別装置および情報識別回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5982204A (ja)
JP (1) JP3341607B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1203290A (en) * 1982-04-28 1986-04-15 Yoshio Shimizu Signal comparing circuit
EP0738041B1 (en) * 1995-04-13 1998-06-24 Hewlett-Packard GmbH Electronic circuit comprising a comparator
US5844439A (en) * 1996-03-13 1998-12-01 Integrated Circuit Systems, Inc. DC restoration circuit for multi-level transmission signals
US5821790A (en) * 1996-04-24 1998-10-13 Paragon Electric Company, Inc. Power line synchronization conditioner

Also Published As

Publication number Publication date
US5982204A (en) 1999-11-09
JPH10178456A (ja) 1998-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0611059B1 (en) A system for DC restoration of serially transmitted binary signals
EP0063443A2 (en) A digital waveform conditioning circuit
GB2151377A (en) Load voltage control switching circuits
US6885177B2 (en) Switching regulator and slope correcting circuit
JPH04212570A (ja) クランプ回路
US4071781A (en) Pulse duration correction circuit
US4590394A (en) Signal processing circuit with voltage clamped input
US5050190A (en) Signal detection circuit not affected by minute voltage fluctuations contained in input signal and operation method therefor
US4728815A (en) Data shaping circuit
US4893036A (en) Differential signal delay circuit
KR102220013B1 (ko) 신호 수신 회로 및 방법, 및 신호 검출 회로
JP3341607B2 (ja) 信号識別装置および情報識別回路
JPH0356486B2 (ja)
US6445246B1 (en) Signal compensator circuit and demodulator circuit
CA1048184A (en) Pulse duration correction circuit
US5502746A (en) Dual stage differential adaptive peak detector for data communications receivers
US4754477A (en) Key telephone system
US5365120A (en) Data slicer with hold
JPH0824310B2 (ja) データ信号補正回路
JPH07193437A (ja) 利得切り替え型光受信増幅回路
JP3301889B2 (ja) バースト光受信回路
JP2930794B2 (ja) 伝送線給電方式の伝送端末器
JP3268350B2 (ja) バイポーラ・ユニポーラ変換回路
JPH01147943A (ja) データ受信回路
US6775527B2 (en) Squelch circuit with adjustable reference level

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070823

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees