JP2930794B2 - 伝送線給電方式の伝送端末器 - Google Patents

伝送線給電方式の伝送端末器

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JP2930794B2
JP2930794B2 JP4005180A JP518092A JP2930794B2 JP 2930794 B2 JP2930794 B2 JP 2930794B2 JP 4005180 A JP4005180 A JP 4005180A JP 518092 A JP518092 A JP 518092A JP 2930794 B2 JP2930794 B2 JP 2930794B2
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修 池田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送電源、伝送線、
伝送端末器からなる伝送システムにおける伝送線給電方
式の伝送端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の伝送システムの構成を図4、図5
及び図6を参照しながら説明する。図4は従来の伝送端
末器を使用した伝送システムを示すブロック図、図5及
び図6は従来の伝送電源を示すブロック図及び回路図で
ある。
【0003】図4において、1は交流電源、2はこの交
流電源1に接続された伝送電源、3a及び3bは伝送電
源2に接続された伝送線、4はこの伝送線3a、3bに
接続された伝送端末器である。
【0004】図5において、5及び6は交流電源1に接
続される入力端子、7は入力端子5、6に接続された電
源回路、8は電源回路7に接続された制御部、9は電源
回路7及び制御部8に接続された出力切替部、10及び
11は出力切替部9と伝送線3a、3bとを接続する出
力端子である。
【0005】図6において、制御部8は、電源回路7に
接続された制御回路12と、この制御回路12に接続さ
れたバッファ回路13、14と、出力側が制御回路12
に接続されたコンパレータ15と、このコンパレータ1
5の入力側に接続された抵抗16(R1)とから構成さ
れている。
【0006】また、出力切替部9は、4個のトランジス
タ17、18、19及び20から構成されている。トラ
ンジスタ17及び19のコレクタは電源回路7に接続さ
れ、トランジスタ17及び18のエミッタ同士の接続点
は伝送線3aに接続され、かつ、トランジスタ19及び
20のエミッタ同士の接続点は伝送線3bに接続されて
いる。また、トランジスタ17及び18のベース同士の
接続点はバッファ回路13の出力側に接続され、トラン
ジスタ19及び20のベース同士の接続点はバッファ回
路14の出力側に接続され、かつ、トランジスタ18の
コレクタは接地され、トランジスタ20のコレクタはコ
ンパレータ15の入力側に接続されている。
【0007】さらに、従来の伝送線給電方式の伝送端末
器4の構成を図7を参照しながら説明する。図7は、従
来の伝送線給電方式の伝送端末器を一部ブロック図で示
す回路図である。
【0008】図7において、21及び22は伝送線3
a、3bに接続される入出力端子、23は入出力端子2
1、22に接続されたダイオードブリッジ回路、24は
ダイオードブリッジ回路23に接続されたトランジス
タ、25はレギュレータなどからなる電源回路、26は
平滑コンデンサ、27は制御部、28は入出力端子22
に接続されたダイオード、29は抵抗(R2)である。
なお、トランジスタ24のベースは制御部27に接続さ
れ、ダイオード28と抵抗29の接続点は制御部27に
接続されている。
【0009】伝送電源2は、出力切替部9により、伝送
符号に対して、「1」の場合は「+」極性、「0」の場
合には「−」極性に切り替える。この切替は、制御部8
により伝送端末器4の定常電流と線路短絡電流とにより
弁別する。なお、短絡時は「0」、他は「1」の符号と
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
伝送システムでは、「+」極性で伝送端末器4の負荷変
動が大きいと短絡電流との弁別が難しい。このため、変
動分を含め短絡電流の弁別値を高い位置(大きい電流
値)に設定すると線路遅延により伝送電源2による短絡
電流の検出に時間を要し遅延が大きくなる。また、伝送
端末器4は線路を短絡されているため、この間は内部の
平滑コンデンサ26の充電エネルギーで動作を継続する
必要がある。従って、次の充電時には充電電流が大きく
なり、線路電流の変動が大きくなって短絡電流との差が
小さくなり、伝送端末器4の伝送信号(電流)と伝送端
末器4の負荷変動、電源部(平滑コンデンサ26)への
充電電流を確実に弁別することができないという問題点
があった。
【0011】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、伝送信号と伝送端末器の負荷変
動、電源部への充電電流を確実に弁別することができる
伝送線給電方式の伝送端末器を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る伝送線給
電方式の伝送端末器は、一対の伝送線に接続される一対
の入出力端子と、一対の入力端子が前記一対の入出力端
子に接続されたダイオードブリッジ回路と、前記ダイオ
ードブリッジ回路の一対の出力端子に接続され、レギュ
レータからなる電源回路と、前記電源回路の正負出力端
子間に接続された平滑コンデンサと、前記電源回路の正
負出力端子間に接続され、前記ダイオードブリッジ回路
の一対の出力端子の間に挿入された第1のトランジスタ
のベースに接続され、かつ前記一対の入出力端子の一方
と前記電源回路の正出力端子との間に挿入されたダイオ
ード及び第1の抵抗からなる直列回路の両者の接続点に
接続された制御部とを備え、前記一対の伝送線から給電
を受ける伝送端末器において、前記ダイオードブリッジ
回路の一対の出力端子の一方と前記電源回路との間に挿
入された第2の抵抗と、前記第2の抵抗の両端にコレク
タ及びエミッタが接続されかつ前記制御部にベースが接
続された第2のトランジスタとからなる電流制限回路を
さらに備え、前記制御部は、前記ダイオードと前記第1
の抵抗の接続点の電位により伝送線の極性を弁別し、前
記電流制限回路により、前記伝送線に接続される伝送電
源が伝送符号「1」から「0」への変化を検出すること
が必要な極性の場合のみ自己の定常電流に見合った電流
制限を加えるものである
【0013】
【作用】この発明においては、制御部は、ダイオードと
第1の抵抗の接続点の電位により伝送線の極性を弁別
し、電流制限回路により、前記伝送線に接続される伝送
電源が伝送符号「1」から「0」への変化を検出するこ
とが必要な極性の場合のみ自己の定常電流に見合った電
流制限を加える
【0014】
【実施例】実施例1.この発明の実施例1を使用した伝
送システムの構成を図1を参照しながら説明する。図1
は、この発明の実施例1を使用した伝送システムを示す
ブロック図であり、交流電源1、伝送電源2及び伝送線
3a、3bは上述した従来システムのものと同様であ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0015】図1において、4Aは伝送線3a、3bを
通じて伝送電源2に接続された複数の伝送端末器であ
る。
【0016】この発明の実施例1の構成を図2を参照し
ながら説明する。図2は、この発明の実施例1を一部ブ
ロック図で示す回路図であり、入出力端子21〜抵抗2
9は上述した従来機器のものと同様である。
【0017】図2において、30は電流制限回路であ
り、ダイオードブリッジ回路23と電源回路25との間
に挿入された抵抗31(R3)及びコレクタ−エミッタ
間が抵抗31に並列接続されたトランジスタ32から構
成されている。なお、トランジスタ32のベースは制御
部27に接続されている。
【0018】つぎに、前述した実施例1の動作を図3を
参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例1に
よる伝送信号電圧を示す図である。
【0019】伝送電源2、伝送線3a、3b、伝送端末
器4Aから構成され、伝送端末器4Aが伝送線3a、3
bを通じて給電を受ける伝送システムにおいて、伝送端
末器4Aの伝送信号(電流)と伝送端末器4Aの負荷変
動、電源部の充電電流を確実に弁別することを目的とす
る。また、伝送端末器4Aの電源電圧の変動を押さえ安
定化を図ることを目的とする。
【0020】基本的な動作は、従来の伝送端末器4と同
様である。伝送端末器4Aの制御部27は、ダイオード
28と抵抗29の接続点の電位により線路の極性を弁別
し、また電流制限回路30により伝送電源2が伝送符号
「1」から「0」への変化を検出することが必要な極性
の場合のみ自己の定常電流に見合った電流制限を加え
る。すなわち、伝送電源2が伝送符号の検出不要な
「−」極性の場合には上記電流制限を解除し急速充電を
行い、伝送端末器4Aの電源変動を押さえる。
【0021】この発明の実施例1は、前述したように、
電流制限回路30を備えているので、伝送線3a、3b
上の定常電流と短絡電流の差を小さく設定できるため、
検出遅延を小さくでき、ひいては電流信号と負荷変動、
電源部の充電電流を確実に弁別することができ、また電
源変動を押さえることができるという効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、一対
の伝送線に接続される一対の入出力端子と、一対の入力
端子が前記一対の入出力端子に接続されたダイオードブ
リッジ回路と、前記ダイオードブリッジ回路の一対の出
力端子に接続され、レギュレータからなる電源回路と、
前記電源回路の正負出力端子間に接続された平滑コンデ
ンサと、前記電源回路の正負出力端子間に接続され、前
記ダイオードブリッジ回路の一対の出力端子の間に挿入
された第1のトランジスタのベースに接続され、かつ前
記一対の入出力端子の一方と前記電源回路の正出力端子
との間に挿入されたダイオード及び第1の抵抗からなる
直列回路の両者の接続点に接続された制御部とを備え、
前記一対の伝送線から給電を受ける伝送端末器におい
て、前記ダイオードブリッジ回路の一対の出力端子の一
方と前記電源回路との間に挿入された第2の抵抗と、前
記第2の抵抗の両端にコレクタ及びエミッタが接続され
かつ前記制御部にベースが接続された第2のトランジス
タとからなる電流制限回路をさらに備え、前記制御部
は、前記ダイオードと前記第1の抵抗の接続点の電位に
より伝送線の極性を弁別し、前記電流制限回路により、
前記伝送線に接続される伝送電源が伝送符号「1」から
「0」への変化を検出することが必要な極性の場合のみ
自己の定常電流に見合った電流制限を加えるので、伝送
信号と伝送端末器の負荷変動、電源部への充電電流を確
実に弁別することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を使用した伝送システムを
示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1を示す回路図である。
【図3】この発明の実施例1による伝送信号電圧を示す
図である。
【図4】従来の伝送線給電方式の伝送端末器を使用した
伝送システムを示すブロック図である。
【図5】従来の伝送システムにおける伝送電源を示すブ
ロック図である。
【図6】従来の伝送システムにおける伝送電源を示す回
路図である。
【図7】従来の伝送線給電方式の伝送端末器を示す回路
図である。
【符号の説明】
2 伝送電源 3a、3b 伝送線 4A 伝送端末器 24 トランジスタ 25 電源回路 26 平滑コンデンサ 27 制御部 30 電流制限回路 31 抵抗 32 トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の伝送線に接続される一対の入出力
    端子と、 一対の入力端子が前記一対の入出力端子に接続されたダ
    イオードブリッジ回路と、 前記ダイオードブリッジ回路の一対の出力端子に接続さ
    れ、レギュレータからなる電源回路と、 前記電源回路の正負出力端子間に接続された平滑コンデ
    ンサと、 前記電源回路の正負出力端子間に接続され、前記ダイオ
    ードブリッジ回路の一対の出力端子の間に挿入された第
    1のトランジスタのベースに接続され、かつ前記一対の
    入出力端子の一方と前記電源回路の正出力端子との間に
    挿入されたダイオード及び第1の抵抗からなる直列回路
    の両者の接続点に接続された制御部と を備え、前記一対
    伝送線から給電を受ける伝送端末器において、前記ダイオードブリッジ回路の一対の出力端子の一方と
    前記電源回路との間に挿入された第2の抵抗と、前記第
    2の抵抗の両端にコレクタ及びエミッタが接続されかつ
    前記制御部にベースが接続された第2のトランジスタと
    からなる電流制限回路をさらに備え、 前記制御部は、前記ダイオードと前記第1の抵抗の接続
    点の電位により伝送線の極性を弁別し、前記電流制限回
    路により、前記伝送線に接続される伝送電源が伝送符号
    「1」から「0」への変化を検出することが必要な極性
    の場合のみ自己の定常電流に見合った電流制限を加える
    ことを特徴とする伝送線給電方式の伝送端末器。
JP4005180A 1992-01-14 1992-01-14 伝送線給電方式の伝送端末器 Expired - Lifetime JP2930794B2 (ja)

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