JP3341306B2 - 傾斜磁場コイル及びこれを用いる核磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

傾斜磁場コイル及びこれを用いる核磁気共鳴撮影装置

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JP3341306B2 JP21006592A JP21006592A JP3341306B2 JP 3341306 B2 JP3341306 B2 JP 3341306B2 JP 21006592 A JP21006592 A JP 21006592A JP 21006592 A JP21006592 A JP 21006592A JP 3341306 B2 JP3341306 B2 JP 3341306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核磁気共鳴撮影装置(以
下、MRI撮影装置と略記する)に用いられる傾斜磁場
コイル、および傾斜磁場コイルを保持するボビンに関
し、MRI撮影装置への被検者のセッティングが容易で
あり、かつMRI撮影装置への着脱を簡便に行うことが
可能な傾斜磁場コイルおよび傾斜磁場コイルのボビンの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、核磁気共鳴を利用し、対象物体の
プロトン密度イメージングなどの断層像を得る技術が開
発されている。この従来技術において、断層像の撮影を
高速化或いは高分解能化する場合、撮影対象に強い傾斜
磁場を印加する必要性から、傾斜磁場コイルと被検者の
距離を小さくし、傾斜磁場コイルに最大数100A程度
の大電流を流している。傾斜磁場コイルに電流が流れる
と、傾斜磁場コイルは静磁場からローレンツ力を受け振
動する。傾斜磁場コイルを保持するボビンは、傾斜磁場
コイルの振動を抑止するよう保持するため強固に作られ
重量が増加する傾向にあり、MRI撮影装置への着脱が
困難になっている。このため一定の条件で製作された傾
斜磁場コイルがボビンに保持された状態で、MRI撮影
装置に固定して取り付けられていることが多い。本発明
に関連する従来例を次に挙げる。傾斜磁場コイルを保持
するボビンの大きさは不変とし、傾斜磁場コイルを保持
するボビンを被検者の撮影部位毎に分けて使用し、傾斜
磁場コイルと被検者の間隔を小さくする方法として、
(a)特開平2−1238号公報に記載の方法、(b)
実開平3−36606号公報に記載の方法がある。
(a)特開平2−1238号公報に記載の方法では、少
なくとも一つの傾斜磁場コイルセットを被検者の体によ
り近く近接させ、傾斜磁場コイルセットに所定の電流を
流し、被検者の体内に、より強い傾斜磁場を生成する。
【0003】(b)実開平3−36606号公報に記載
の方法では、傾斜磁場コイルをエアバック上に搭載し、
このエアバックに圧縮空気を導入または排出することに
より、傾斜磁場コイルをMRI撮影装置から着脱する。
高周波磁場発生コイルに関して、撮影部位もしくは被検
者の体格に応じて形状可変にする方法が、(c)特開昭
59−32855号公報、(d)特表昭63−5013
36号公報に記載されている。高周波磁場コイルのボビ
ンは傾斜磁場コイルのボビンと比較し、小型かつ軽量で
着脱の扱いが容易である。この理由は、高周波磁場発生
コイルが発生する磁場強度は数μTから10数μTであ
り、高速撮影時に傾斜磁場コイルが発生する磁場強度の
1万分の1程度と非常に小さく、高周波磁場発生コイル
に大電流を流す必要がないためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例(a)の
方法では、傾斜磁場コイルの大きさが不変で、かつコイ
ルセットが被検者に近接しており、被検者のMRI撮影
装置へのセッティングが困難であるという問題があっ
た。従来例(b)の方法では、コイルセットのMRI撮
影装置への着脱は容易になるものの、被検者の撮影部位
を変更すると、被検者と傾斜磁場コイルとの距離が大き
くなり、被検者体内に生成する傾斜磁場の強度が低下し
た。傾斜磁場コイルの大きさが不変の場合、複数のコイ
ルセットを用意し、被検者の撮影部位の大きさに適した
コイルセットを使用し、被検者体内に生成する磁場強度
の低下を防止した。このように、従来(a)(b)の方
法では、被検者を傾斜磁場コイルを保持するボビン内に
挿入しMRI撮影装置にセッティングするのが困難であ
った。また、被検者の撮影部位毎にコイルセットを変更
する必要があった。傾斜磁場コイルが数100Hz程度
の傾斜磁場の切替を行うのに対し、高周波磁場コイルは
800KHzから170MHz程度の高周波磁場を扱っ
ている。高周波磁場コイルのボビン分割に伴い線材を切
断する必要が生じた場合も、高周波領域の周波数特性を
利用し、線材間の容量結合により電気的に接続すること
が可能である。このように、高周波磁場と傾斜磁場の性
質は大きく異なり、高周波磁場コイルのボビン分割と、
傾斜磁場コイルのボビン分割を同一に扱うことはできな
い。また、ボビンを分割することにより強度の低下が生
じる可能性があり、傾斜磁場コイルのボビン分割につい
て言及したものは過去になかった。本発明の目的は、上
記従来の問題を解決し、MRI撮影装置への被検者のセ
ッティングが容易であり、かつMRI撮影装置への傾斜
磁場コイルの着脱を簡便に行うことが可能な傾斜磁場コ
イル及びこれを用いるMRI撮影装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明では、傾斜磁場コイルを保持するボビンの形
状を可変とし、傾斜磁場コイルセットを複数の部分に分
割して構成し、ボビンの大きさ、形状を可変として組立
て可能にする。
【0006】即ち、分割された傾斜磁場コイルのそれぞ
れは、コイル支持体に保持されコイルセット構成体を形
成し、これら複数のコイルセット構成体のうちの少なく
とも一部が組み合わせられて分割コイルセットが形成さ
れる。コイルセット構成体のうちの少なくとも一部がベ
ッドに固定あるいは内蔵され、このコイルセット構成体
が、検査対象の撮影部位に応じて異なるようにする。ま
た、ベッドに対向する方向のコイル支持体の少なくとも
一部を透明にするか、ベッドに対向する方向のコイル支
持体の少なくとも一部を欠き、ボビンに開口部分を持た
せる。
【0007】さらに、傾斜磁場の中心に対してボビンの
形状を非対称とし、ボビンの形状を検出して、検査対象
の撮影条件を決定する手段を有し、傾斜磁場コイルの非
直線性に基づく画像歪を補正する。
【0008】
【作用】傾斜磁場コイル、及び傾斜磁場コイルを保持す
るボビンを、複数のコイル支持体に分割して組立て、分
割ボビンの形状を可変とすることにより、被検者を容易
に傾斜磁場コイル内にセッティングすることが出来る。
即ち、被検者をセッティングする際は、傾斜磁場コイル
を保持するボビンの断面積を、撮影時のボビンの断面積
に比較し大きな状態にし、被検者が余裕を持ってボビン
内に入ることが出来るようにする。被検者をコイルセッ
ト内にセッティングした後、ボビンの形状を変化させる
ので、傾斜磁場コイルと被検者の距離を小さくすること
ができ、被検者のMRI撮影装置へのセッティングが容
易になる。
【0009】また、分割コイルセットは複数のコイルセ
ット構成体を組み立てて構成するので、コイルセット構
成体の組合せにより、様々な大きさの分割コイルセット
を実現することが可能となる。これにより、被検者の撮
影部位毎に傾斜磁場コイル全体をMRI撮影装置から着
脱する手間を省くことができる。着脱する場合も、高重
量であるボビンを複数部分に分割し、部品単位で着脱す
ることが可能である。さらに、傾斜磁場コイルの大きさ
を被検者の体格に合わせて微調整することも可能であ
る。ボビンに開口部分を持たせるので、この開口部分よ
り被検者をベッドにセッティングでき、被検者はベッド
の上で圧迫感を感じることはない。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。図14は本発明が適用される撮影装置の概略構成
図である。図14において、13は静磁場H0 を発生す
る磁石、14は被検者等の対象物体、15は被検者を載
せるベッド、16は高周波磁場を発生させると同時に、
対象物体14から生じる信号を検出するためのコイル、
10、11、12はそれぞれX方向、Y方向およびZ方
向の各傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コイル
である。17、18、19はそれぞれ上記各傾斜磁場発
生コイル7、8、9に電流を供給するためのコイル駆動
装置である。20は計測されたデータの演算を行うため
の計算機、21は計算機20での演算結果を表示するた
めのCRTディスプレイである。図14では、ベッド1
5の進行方向がZ方向にとられている。 次に本撮影装
置の動作の概要を説明する。対象物体14の核スピンを
励起する高周波磁場H1 は、シンセサイザ22により発
生させた高周波を変調装置23で波形整形、電力増幅
し、コイル16に電流を供給することにより発生させ
る。対象物体14からの信号はコイル16により受信さ
れ、増幅器24で増幅、検波装置25で検波された後、
計算機20に入力される。計算機20は演算後、演算結
果をCRTディスプレイ21で表示する。26は演算途
中のデータまたは最終データを格納するメモリである。
このような装置で本発明にかかわる傾斜磁場コイルの実
施例を以下に説明する。
【0011】図1は大きさ、形状が可変である傾斜磁場
コイルを保持するボビン(分割ボビン)を、複数部分に
分割されたボビン(コイル支持体)を組み合わせて構成
した場合の構造を示している。分割ボビンは、天井部分
1、底面部分2、及び一組の側面部分3、4のコイル支
持体から構成されている。分割ボビンを構成するコイル
支持体のうち、側面部分3、4には、それぞれ少なくと
も二本以上の非磁性の支持棒5を取り付け、天井部分
1、底面部分2には、支持棒5が挿入可能な大きさの穴
を開けておく。支持棒5を天井部分1と底面部分2に挿
入する長さを調整し、両側面部分3、4の間の長さd1
を可変にすることが出来る。
【0012】傾斜磁場コイルを保持するボビンを形状可
変である分割ボビンとした場合、傾斜磁場コイルの配線
が問題となる。図2において、10、11、12はそれ
ぞれ、X方向傾斜磁場発生用コイル、Y方向傾斜磁場発
生用コイル、Z方向傾斜磁場発生用コイルである。分割
ボビンを構成するコイル支持体1から4のうち、少なく
とも二つ以上のコイル支持体を経由する場合があるX方
向傾斜磁場コイル及びZ方向傾斜磁場コイルは、それぞ
れコイルの線材の端の部分に端子6及び端子8を装着す
る。端子の例として、コネクタや圧着端子等が挙げられ
る。結合するコイル支持体の、対応する傾斜磁場コイル
の端子を接続することにより、傾斜磁場コイルに傾斜磁
場電流を流すことが可能になる。端子6、8を接続して
いない状態では、傾斜磁場コイルの線材は各コイル支持
体毎に分離しているため、断面形状がX方向に可変であ
る分割ボビンを実現できる。また、側面部分3、4に取
り付けた支持棒5の間のY方向の距離d2が異なるコイ
ル支持体を複数用意し、天井部分1、及び底面部分2と
組み合わせることにより、大きさ、形状がY方向に可変
である分割ボビンを実現できる。このような分割ボビン
を用いた場合、被検者を撮影装置にセッティングする際
は、端子を接続していない状態にし、側面部分3、4を
図3の矢印方向にそれぞれ移動し、被検者がボビン内に
入る際の入り口を広くする。被検者を所定の位置にセッ
ティングした後、側面部分3、4を矢印と逆の方向に移
動し傾斜磁場コイルを被検者に近付け、端子で接続す
る。以上記載したごとく、大きさ、形状可変の分割ボビ
ンを用いることにより、被検者は傾斜磁場コイルを保持
するボビン内に容易にアクセスすることが出来る。
【0013】加えて、補助用の部品を用いて、被検者の
体格に合わせて被検者と傾斜磁場コイルとの距離を調整
することも可能である。例えば、端子として圧着端子を
用いた場合は、二つの圧着端子を、非磁性の導体で接続
し、この非磁性の導体の長さを調整することにより被検
者と傾斜磁場コイルとの距離を調整することが可能であ
る。また、図4に示すように、分割ボビンを構成するコ
イル支持体の天井部分1及び底面部分2の傾斜磁場コイ
ルの線材の端の部分を、例えば円柱状の非磁性の導体2
7と接続する。一方、コイル支持体の側面部分3、4の
傾斜磁場コイルの線材の端の部分は、導体27の円柱の
半径より大きな中空断面を少なくとも一部に有する導体
28に接続する。導体28に非磁性体の固定用のねじ2
9を取り付け、導体28の中空部分に導体27を挿入す
る。ねじ29をゆるめ、導体27を支柱として、導体2
8をコイル支持体の側面部分3、4を伴って移動し、被
検者と傾斜磁場コイルを近付けた後、ねじ29を締め、
導体27上の所定の位置に導体28を固定する。以上に
述べたごとく、分割ボビンにおいて傾斜磁場コイルと被
検者の距離を調整することが出来る。分割ボビンを構成
するコイル支持体1、2、3、4を支持棒5にて連結
し、大きさ、形状が可変である分割ボビンを実現する例
について記したが、高周波磁場発生用及び信号検出用コ
イルにて既に知られている方法を、分割ボビンに応用す
ることができる。即ち、傾斜磁場コイルを保持する分割
ボビンを、分割ボビンを構成するコイル支持体のそれぞ
れを結合せずに、実現する方法である。図5にその一例
を示す。静磁場発生用磁石13に、サスペンション手段
30を介して分割ボビン支持調節バー31(以下、支持
調節バーとする)を取り付ける。支持調節バー31には
異なる方向に伸びる複数の螺旋ねじが設けられており、
案内部材32がその螺旋ねじに対して対に取り付けられ
ている。支持調節バー31が時計方向に回転されると案
内部材32は相互に近付き、反時計方向に回転されると
案内部材32は相互に離れる。支持調節バー31の回転
はギアシフト33を介し、ステッピングモータ34を用
いて行う。ステッピングモータ34の制御は、例えばマ
イクロプロセッサによって行う。案内部材32の相互の
距離に応じ、分割ボビンは上下に移動し、大きさ、形状
を変化させることが出来る。分割ボビンの移動距離は、
ギア比とステッピングモータ34の回転数から知ること
が出来る。本図では、コイル支持体の天井部分1と底面
部分2について行った例のみであるが、側面部分3、4
に対しても同様に行うことが出来る。尚、傾斜磁場コイ
ルの線材の接続は、図2と同様に端子などを用いて接続
可能である。
【0014】大きさ、形状が可変である分割ボビンの構
造について記述したが、分割ボビンの使用により、他に
も多数の利点が生じる。以下、上記以外の利点について
記述する。分割された傾斜磁場コイルがコイル支持体に
保持されコイル構成体を形成して、これらコイル構成体
が組み合わせられて形成された分割コイルセットの使用
により、異なる撮影部位に対しても、傾斜磁場のコイル
セット全体を取り替える手間を省くことができる。即
ち、分割コイルセットを構成するコイルセット構成体の
組合せを変更し、異なる大きさのコイルセット構成体を
用いて、撮影部位に適切な大きさの分割コイルセットを
組み立てることにより、撮影部位の変更に対処すること
ができる。また、前記部品の組合せの変更を迅速に行う
ために、図6に示すように、分割された傾斜磁場コイル
がコイル支持体に保持されたコイルセット構成体の底面
部分2をベッド15に固定或いは埋め込み、両者を一体
化しても良い。その際、底面部分2の傾斜磁場コイルの
線材は分割ボビンを構成するコイル支持体の内部に完全
に埋め込み、端子9のみを表面に出しておくことが望ま
しい。コイルの線材を分割ボビンを構成するコイル支持
体の内部に埋め込むことにより、傾斜磁場電流を流した
時の線材の振動が低減され、ベッド15に振動の影響が
伝わらない。また、図7に示すように、大きさの異なる
幾つかの底面部分2をベッド15に埋め込んでおくこと
により、底面部分2の部品変更の必要がなくなる。部品
変更の手間が減るだけでなく、被検者のベッド上の位置
は変わらず、再度セッティングする必要がないため、被
検者の負担も軽減される。図8に示すように、分割ボビ
ンを構成するコイル支持体の天井部分1と底面部分2の
部品のX方向の長さを変え、分割ボビンの形状を磁場の
中心に対して非対称にすることができる。対になる傾斜
磁場コイルが非対称であるため、局所的に高傾斜で均一
な磁場の発生を実現できる。図8に示した例では、天井
部分1の横方向の長さは底面部分2と比較し短く、天井
部分1は横方向に関して余裕を持った状態にある。つま
り、分割ボビンを形成するコイル支持体の長さが異なる
ものを対にして組み合わせ、長さの短いコイル支持体を
移動可能にし、傾斜磁場の中心位置を可変にすることが
できる。
【0015】また、分割ボビンの組み立てに使用するコ
イル支持体の個数を減らして使用することもできる。例
えば図9に示すように、コイル支持体の天井部分1を外
した状態で撮影を行う。天井部分が開放されているた
め、被検者が分割ボビン内へアクセスしやすくなるだけ
でなく、分割ボビンの組立時間の短縮、被検者に圧迫感
を与えない等の利点がある。尚、この場合、コイル支持
体の天井部分1以外の部分、つまり底面部分2と側面部
分3、4は、それぞれがコイル支持体であっても、ある
いは両者が一体化してコイル支持体を形成していてもよ
い。分割ボビンの強度が不足する場合には、図10のご
とく、天井部分1の代わりに補強用の部品9を使用す
る。補強用の部品9は、非磁性体の支持棒5と同様の性
質を有する材料を用い、加えて、被検者に圧迫感を与え
ないように天井部分の空間を広くとる補強方法が好まし
い。例えば、補強用の部品9として棒状の材料を用いた
場合は、被検者は、補強がない場合とほぼ同様に分割ボ
ビン内にアクセスできる。補強用の部品9としてアクリ
ル板等の透明材質を用いる場合は、被検者を撮影装置に
セッティングする際は天井部分1を外した状態にし、所
定の位置にセッティングした天井部分1の代わりに補強
用の部品9を用いて分割ボビンを組み立てる。全部品数
は減らないものの、透明部品を用いることにより被検者
に及ぼす圧迫感は低減される。傾斜磁場発生手段とし
て、形状固定のコイルセットと形状可変の分割コイルセ
ットを有する場合は、両コイルを併用して撮影を行うこ
とが出来る。例えば、X方向のみに強い傾斜磁場が要求
される場合、X方向は分割コイルセットを被検者に近付
けて駆動し、Y、Z方向は形状固定のコイルセットで駆
動する。両コイルセットを併用することにより、分割ボ
ビンの組立て個数を減らすことができ、同時に、被検者
に与える圧迫感も低減される。
【0016】なお、例えば図11に示すように、図1に
おいてコイル支持体の底面部分2と側面部分3、4に該
当する部分を一体化したコイル支持体の35の一部に非
磁性体の蝶番36を施し、天井部分1と一体化したコイ
ル支持体35を結合し、再度の分割、組み立てを行わな
い場合も、蝶番36を除いた際のボビンは分割されてい
ることから、文中で用いられている分割ボビンに含まれ
るものとする。また、傾斜磁場コイルのボビンの断面は
図1の形状に限定されない。円柱や楕円体、または図1
2に示すように、分割ボビンの一部が湾曲していてもよ
い。図1にて示した天井部分1及び底面部分2と、側面
部分3、4を結合する非磁性体の支持棒5は、撮影環境
に悪影響を及ぼさずに、コイル支持体の各部分1、2、
3、4を強固に結び付けるという必要条件を満たす組合
せの一例である。形状は棒状の物に限定されず、ステン
レス、真鍮、アルミニウムなどの金属、あるいは強化プ
ラスチック、セラミックスなどの非金属など、非磁性の
材料を用いて強固にコイル支持体を結び付けることがで
きれば良い。傾斜磁場コイルセットを形状が可変な分割
コイルセットにすることにより、撮影環境が変化し、そ
の結果、撮影条件を変更する必要が生じる可能性があ
る。以下、その対処方法について記す。まず、コイル支
持体の位置、即ち磁場の中心等の基準点からのコイル支
持体の距離を測定する必要がある。これには、例えば光
ビームを用いる。光ビームを用いたコイル支持体の位置
検出法の原理を図13に示す。所定の位置に固定された
光ビーム源37からコイル支持体3の表面(実線)上の
測定点に細い平行光ビームを照射すると、コイル支持体
の表面に散乱性の光スポットが生じる。散乱光はレンズ
38を用いて集光され、半導体位置検出素子39上に光
点として結像される。コイル支持体3が矢印方向(光ビ
ーム方向)に移動し、その表面が破線の位置まで変位し
た場合、半導体位置検出素子39上の光点位置が変化す
る。この位置変化を電流変化として検出し、コイル支持
体の位置を正確に把握することができる。光ビーム源3
7を置く位置としては、例えば、静磁場発生コイルの被
検者側の表面であり、かつZ方向傾斜磁場に関しては磁
場の中心である位置が適している。光ビーム源37は撮
影装置外に置いてもよい。また、光ビーム源37の個数
は1個以上置くものとする。
【0017】その他、コイル支持体の位置を検出する簡
便な方法として傾斜磁場コイルの抵抗値の変化を利用す
ることが可能である。図3において、分割ボビンを構成
するコイル支持体の側面部分3、4のみが位置の変化を
示している。側面部分3、4の位置が変化することによ
り、Z方向の傾斜磁場コイルの抵抗値も変化する。この
値を用いて側面部分3、4の間の距離を求めることが可
能である。傾斜磁場コイルのボビンを分割ボビンにし、
その形状を変化させることにより、発生する磁場強度も
変化する。これに対しては、それぞれのボビン形状で最
適な傾斜磁場強度や傾斜磁場印加時間、撮影視野等の撮
影条件を事前に求め、テーブルとしてメモリに保管して
おく。上記手順などでボビンの形状を検出した後、テー
ブルを参照し撮影条件を決定する。また、コイル装置に
例えば磁界の強度を測定するためのサーチコイルなどの
測定装置を設け、基準となる撮影条件で試験的に測定を
行う。この測定結果を利用し、最適な撮影条件を決定し
てもよい。分割ボビンを磁場中心に関して非対称、或い
は、分割ボビンを構成するコイル支持体の一部を使用せ
ずに撮影を行った場合、傾斜磁場強度の非線形性に起因
する画像歪が生じる可能性がある。これに関しては、特
許公開昭63−19138に示される如く、画像処理を
行う際に傾斜磁場強度の分布をもとに補正を施すことで
対処できる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたごとく、本発明によれば傾
斜磁場コイルのボビンを複数のコイル支持体に分割し、
これらのコイル支持体を組み立てて、形状可変な分割ボ
ビンを実現可能で、これにより被検体のボビン内へのセ
ッティングを容易に行うことが出来る。また、MRI撮
影装置からの傾斜磁場コイルを保持するボビンの着脱を
簡便に行うことが出来る。被検者と傾斜磁場の距離を小
さくすることができるため、従来より少ない傾斜磁場電
流で目的の傾斜磁場強度を達成することが可能である。
また、分割ボビンの組み合わせを工夫し磁場の中心を移
動させること、傾斜磁場コイルの一部をベッドに固定し
ボビンの着脱の手間を少なくすることが出来る。傾斜磁
場発生手段として撮影装置に固定された形状不変の傾斜
磁場コイルを有する場合は、両コイルを併用し、強い傾
斜磁場強度が必要とされる方向の分割コイルセットのみ
をセッティングすればよい。分割されていない従来のボ
ビンと比較し、少ない労力でセッティングすることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】大きさ、形状可変である分割ボビンの構成図。
【図2】大きさ、形状可変である分割ボビンにおけるコ
イル線材の結合を示す平面図(A)、正面図(B)。
【図3】大きさ、形状可変である分割ボビンの断面図。
【図4】被検者の体格に合わせて大きさの調整が可能で
ある分割ボビンにおけるコイル線材の接続部分の構成
図。
【図5】大きさ、形状可変である分割ボビンにおいて、
コイル支持体のそれぞれを結合せずに撮影可能なMRI
撮影装置の構成図。
【図6】分割コイルセットを構成するコイルセット構成
体の一部をベッドに固定した様子を示す断面図。
【図7】大きさの異なる二つのコイルセット構成体をベ
ッドに固定した様子を示す平面図。
【図8】磁場の中心に対して形状が非対称な分割ボビン
の構成を示す断面図。
【図9】分割ボビンを構成するコイル支持体の天井部分
を着脱可能とした例を示す断面図。
【図10】分割ボビンの強度を補強した例を示す断面
図。
【図11】分割ボビンの結合部分に蝶番を施した様子を
示す構成図。
【図12】コイル支持体の側面部分が湾曲している分割
ボビンの断面図。
【図13】光ビームを用いたコイル支持体の位置検出方
法に原理を示す図。
【図14】本発明が適用される核磁気共鳴撮影装置の構
成を示す図。
【符号の説明】
1…分割ボビンを構成するコイル支持体の天井部分、2
…分割ボビンを構成するコイル支持体の底面部分、3…
分割ボビンを構成するコイル支持体の側面部分(被検者
の入り口から見て右側)、4…分割ボビンを構成するコ
イル支持体の側面部分(被検者の入り口から見て左
側)、5…非磁性体の支持棒、6…X方向傾斜磁場コイ
ル接続用端子、7…Y方向傾斜磁場コイル接続用端子、
8…Z方向傾斜磁場コイル接続用端子、9…非磁性体の
補強用部品、10…X方向傾斜磁場発生用コイル、11
…Y方向傾斜磁場発生用コイル、12…Z方向傾斜磁場
発生用コイル、13…静磁場発生用磁石、14…対象物
体、15…ベッド、16…高周波磁場発生および信号検
出用コイル、17…X方向傾斜磁場電源、18…Y方向
傾斜磁場電源、19…Z方向傾斜磁場電源、20…計算
機、21…CRTディスプレイ、22…シンセサイザ、
23…変調装置、24…増幅器、25…検波装置、26
…メモリ、27…円柱状の非磁性の導体、28…中空断
面を一部に有する非磁性の導体、29…非磁性体の固定
用ねじ、30…サスペンション手段、31…分割ボビン
支持調節レバー、32…案内部材、33…ギアシフト、
34…ステッピングモータ、35…図1コイル支持体の
底面部分と側面部分が一体化したコイル支持体、36…
非磁性体の蝶番、37…光ビーム源、38…レンズ、3
9…半導体位置検出素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 賢治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山本 悦治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 平5−56947(JP,A) 実開 平3−21304(JP,U) 特許3156088(JP,B2) 米国特許5465719(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルを保持
    するボビンが,天井部分,底面部分,及び一組の側面部
    分に分割されて構成され,前記一組の側面部分に複数の
    非磁性の支持棒が取り付けられ,前記天井部分及び前記
    底面部分に,前記支持棒が挿入可能な大きさの穴が開け
    られ,前記支持棒が前記天井部分及び前記底面部分の前
    記穴に挿入される長さを調整して,前記一組の側面部分
    の間の長さを可変にすることを特徴とする傾斜磁場コイ
    ル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の傾斜磁場コイルを用いる
    ことを特徴とする核磁気共鳴撮影装置。
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