JP3341100B2 - プリント基板固定具 - Google Patents
プリント基板固定具Info
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- JP3341100B2 JP3341100B2 JP03789295A JP3789295A JP3341100B2 JP 3341100 B2 JP3341100 B2 JP 3341100B2 JP 03789295 A JP03789295 A JP 03789295A JP 3789295 A JP3789295 A JP 3789295A JP 3341100 B2 JP3341100 B2 JP 3341100B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- leaf spring
- rotating member
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板固定具に
関し、特に、耐震、耐衝撃性を要求される電子機器用筐
体にプリント基板を固定するためのプリント基板固定具
に関する。
関し、特に、耐震、耐衝撃性を要求される電子機器用筐
体にプリント基板を固定するためのプリント基板固定具
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のプリント基板固定具とし
ては、図３に示すように、電子機器筐体３１の内壁に固
定されて使用される板バネ型カードガイド３２が知られ
ている。この板バネ型カードガイド３２では、プリント
基板３１の両側部を挿入するための挿入部の幅をプリン
ト基板３１の板厚よりも狭く成形し、プリント基板３１
が挿入されたときの変形によって生じる復元力によっ
て、プリント基板３１を保持固定するものである。
ては、図３に示すように、電子機器筐体３１の内壁に固
定されて使用される板バネ型カードガイド３２が知られ
ている。この板バネ型カードガイド３２では、プリント
基板３１の両側部を挿入するための挿入部の幅をプリン
ト基板３１の板厚よりも狭く成形し、プリント基板３１
が挿入されたときの変形によって生じる復元力によっ
て、プリント基板３１を保持固定するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の板バネ型カード
ガイドは、プリント基板の板厚よりも狭い幅の挿入部を
有し、プリント基板の挿入により生じる変形の復元力に
よりプリント基板を保持する。したがって、プリント基
板の抜き差しを行う際にもプリント基板は板バネ型カー
ドガイドによって押圧され、抜き差しを行うときに多大
な力を必要とする。また、このとき、プリント基板に傷
が付きやすいという問題点もある。
ガイドは、プリント基板の板厚よりも狭い幅の挿入部を
有し、プリント基板の挿入により生じる変形の復元力に
よりプリント基板を保持する。したがって、プリント基
板の抜き差しを行う際にもプリント基板は板バネ型カー
ドガイドによって押圧され、抜き差しを行うときに多大
な力を必要とする。また、このとき、プリント基板に傷
が付きやすいという問題点もある。
【０００４】さらに、従来の板バネ型カードガイドは、
プリント基板に密着して隙間がないので、プリント基板
の位置は一意に決まる。したがって、プリント基板のコ
ネクタをマザーボードのコネクタに正しく嵌合させるた
めには、作製上の寸法精度を高く設定する必要がある。
プリント基板に密着して隙間がないので、プリント基板
の位置は一意に決まる。したがって、プリント基板のコ
ネクタをマザーボードのコネクタに正しく嵌合させるた
めには、作製上の寸法精度を高く設定する必要がある。
【０００５】本発明は、プリント基板の抜き差しが容易
で、プリント基板に傷を付けにくく、作製精度に余裕を
持たせることができるプリント基板固定具を提供するこ
とを目的とする。
で、プリント基板に傷を付けにくく、作製精度に余裕を
持たせることができるプリント基板固定具を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、筐体内
にプリント基板を固定するためのプリント基板固定具に
おいて、前記筐体に固着され、前記プリント基板の両側
部が挿入される所定幅の溝を有するガイド部材と、前記
プリント基板に回転自在に固定された回転部材と、該回
転部材に固定され、前記回転部材の回転によって前記プ
リント基板の縁に衝突し、前記回転部材の回転を阻止す
るアーム部と、一端が前記プリント基板に回転自在に固
定され、他端が前記回転部材に回転可能に固定され、少
なくとも一部が前記溝の側面に対向するよう配置された
板バネとを有し、前記回転部材を所定方向に回転させて
前記板バネを伸長させたとき、前記板バネと前記側面と
の間に隙間が生じ、前記回転部材を前記所定方向と逆方
向に回転させて前記板バネを湾曲させたとき、前記板バ
ネが前記溝の側面を押圧するとともに、前記アーム部が
前記プリント基板の縁に衝突して前記板バネの復元を阻
止するようにしたことを特徴とするプリント基板固定具
が得られる。
にプリント基板を固定するためのプリント基板固定具に
おいて、前記筐体に固着され、前記プリント基板の両側
部が挿入される所定幅の溝を有するガイド部材と、前記
プリント基板に回転自在に固定された回転部材と、該回
転部材に固定され、前記回転部材の回転によって前記プ
リント基板の縁に衝突し、前記回転部材の回転を阻止す
るアーム部と、一端が前記プリント基板に回転自在に固
定され、他端が前記回転部材に回転可能に固定され、少
なくとも一部が前記溝の側面に対向するよう配置された
板バネとを有し、前記回転部材を所定方向に回転させて
前記板バネを伸長させたとき、前記板バネと前記側面と
の間に隙間が生じ、前記回転部材を前記所定方向と逆方
向に回転させて前記板バネを湾曲させたとき、前記板バ
ネが前記溝の側面を押圧するとともに、前記アーム部が
前記プリント基板の縁に衝突して前記板バネの復元を阻
止するようにしたことを特徴とするプリント基板固定具
が得られる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１に本発明の一実施例を示す。本実施例のプリ
ント基板固定具は、電子機器筐体１１の内壁に固着され
たカードガイド１２と、プリント基板１３に回転自在に
固定されたカードプラ１４と、一端がカードプラ１４に
回転可能に取り付けられ、他端がプリント基板１３に回
転可能に固定された板バネ１５とを有している。なお、
筐体１１内にはマザーボード１６が配置されており、マ
ザーボード１６のコネクタ１７と、プリント基板１３の
コネクタ１８とは互いに嵌合する。
する。図１に本発明の一実施例を示す。本実施例のプリ
ント基板固定具は、電子機器筐体１１の内壁に固着され
たカードガイド１２と、プリント基板１３に回転自在に
固定されたカードプラ１４と、一端がカードプラ１４に
回転可能に取り付けられ、他端がプリント基板１３に回
転可能に固定された板バネ１５とを有している。なお、
筐体１１内にはマザーボード１６が配置されており、マ
ザーボード１６のコネクタ１７と、プリント基板１３の
コネクタ１８とは互いに嵌合する。
【０００８】図１（ａ）は、プリント基板１３を抜き差
しするときの状態を示しており、カードプラ１４は、板
バネ１５が常態（変形のない状態）となるまでピン１９
を中心にして半時計回りに回転させてある。このときの
ＡＡ線断面図を図１（ｂ）に示す。図１（ｂ）から明ら
かなように、カードガイド１２の溝の幅は、プリント基
板１３の板厚より広く、しかも、溝の側面と板バネ１５
との間に隙間ができるような広さとしている。このよう
に、カードガイド１２の溝の幅を大きくすることにより
プリント基板の抜き差しを容易に行うことができ、また
プリント基板１３に傷が付くようなこともない。さら
に、プリント基板の位置をわずかではあるが変更するこ
とができるので、作製精度に余裕を持たせることができ
る。なお、プリント基板１３の抜き差しは、カードプラ
１４を半時計回りに回転させる力を加え、板バネ１５に
引張り力を加えた状態で行うようにするとよい。
しするときの状態を示しており、カードプラ１４は、板
バネ１５が常態（変形のない状態）となるまでピン１９
を中心にして半時計回りに回転させてある。このときの
ＡＡ線断面図を図１（ｂ）に示す。図１（ｂ）から明ら
かなように、カードガイド１２の溝の幅は、プリント基
板１３の板厚より広く、しかも、溝の側面と板バネ１５
との間に隙間ができるような広さとしている。このよう
に、カードガイド１２の溝の幅を大きくすることにより
プリント基板の抜き差しを容易に行うことができ、また
プリント基板１３に傷が付くようなこともない。さら
に、プリント基板の位置をわずかではあるが変更するこ
とができるので、作製精度に余裕を持たせることができ
る。なお、プリント基板１３の抜き差しは、カードプラ
１４を半時計回りに回転させる力を加え、板バネ１５に
引張り力を加えた状態で行うようにするとよい。
【０００９】さて、図１の状態では、プリント基板１３
は筐体１１に知して固定されていない。本実施例のプリ
ント基板固定具で、プリント基板１３を筐体１１に固定
するには、図２（ａ）に示す状態となるまでカードプラ
１４を時計回り方向に回転させる。すると、板バネ１５
は、カードプラ１４の回転に伴って圧縮されて湾曲し、
図２（ｂ）に示すように、その一部が溝の側壁に押しつ
けられる。これにより、プリント基板１３はカードガイ
ド１２に押しつけられ、筐体１１に対して固定される。
また、このとき、板バネ１５の復元力によりカードプラ
１４は時計回り方向の力を受けるが、カードプラ１４の
アーム部２０がプリント基板の縁に衝突するので、カー
ドプラ１４の回転は阻止され、プリント基板１３は安定
にカードガイド１２に保持固定される。
は筐体１１に知して固定されていない。本実施例のプリ
ント基板固定具で、プリント基板１３を筐体１１に固定
するには、図２（ａ）に示す状態となるまでカードプラ
１４を時計回り方向に回転させる。すると、板バネ１５
は、カードプラ１４の回転に伴って圧縮されて湾曲し、
図２（ｂ）に示すように、その一部が溝の側壁に押しつ
けられる。これにより、プリント基板１３はカードガイ
ド１２に押しつけられ、筐体１１に対して固定される。
また、このとき、板バネ１５の復元力によりカードプラ
１４は時計回り方向の力を受けるが、カードプラ１４の
アーム部２０がプリント基板の縁に衝突するので、カー
ドプラ１４の回転は阻止され、プリント基板１３は安定
にカードガイド１２に保持固定される。
【００１０】なお、プリント基板１３を安定してカード
ガイドに押圧するためには、板バネのほぼ中央部が対向
する溝の壁面を押圧するように、予め板バネ１５を弓形
（図１（ｂ）に示すように）に成形しておく方がよい。
ガイドに押圧するためには、板バネのほぼ中央部が対向
する溝の壁面を押圧するように、予め板バネ１５を弓形
（図１（ｂ）に示すように）に成形しておく方がよい。
【００１１】また、板バネの形状、板厚、及び素材、あ
るいは、カードプラの形状、板バネとカードプラとの結
合位置など適宜変更することによりプリント基板を保持
固定する力を調整、変更することができる。
るいは、カードプラの形状、板バネとカードプラとの結
合位置など適宜変更することによりプリント基板を保持
固定する力を調整、変更することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、筐体内にプリント基板
を固定するプリント基板固定具において、プリント基板
に回転可能に固定された回転部材と、一端が回転部材
に、他端がプリント基板に回転可能に取り付けられた板
バネと、プリント基板の板厚よりも幅が広く、常態の板
バネとの間にすきまが生じる溝を有するガイド部材とを
備えたことで、筐体に対するプリント基板の抜き差しを
容易にし、プリント基板に傷を付け難くすることができ
る。また、作製上の精度に余裕を持たせることもでき
る。
を固定するプリント基板固定具において、プリント基板
に回転可能に固定された回転部材と、一端が回転部材
に、他端がプリント基板に回転可能に取り付けられた板
バネと、プリント基板の板厚よりも幅が広く、常態の板
バネとの間にすきまが生じる溝を有するガイド部材とを
備えたことで、筐体に対するプリント基板の抜き差しを
容易にし、プリント基板に傷を付け難くすることができ
る。また、作製上の精度に余裕を持たせることもでき
る。
【図１】本発明の一実施例を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）はＡＡ線断面図である。
（ｂ）はＡＡ線断面図である。
【図２】図１のプリント基板を筐体に固定した状態を示
し、（ａ）は正面図、（ｂ）はＡＡ線断面図である。
し、（ａ）は正面図、（ｂ）はＡＡ線断面図である。
【図３】従来のプリント基板固定具の側面図である。
１１ 電子機器筐体 １２ カードガイド １３ プリント基板 １４ カードプラ １５ 板バネ １６ マザーボード １７ コネクタ １８ コネクタ １９ ピン ２０ アーム部 ３１ 電子機器筐体 ３２ 板バネ型カードガイド
Claims (2)
- 【請求項１】 筐体内にプリント基板を固定するための
プリント基板固定具において、前記筐体に固着され、前
記プリント基板両側部の板厚以上の溝幅を有するガイド
部材と、前記プリント基板に回転自在に軸支された回転
部材と、一端が前記プリント基板に、他端は前記回転部
材に、前記回転部材の回転軸を跨ぎ互いが反対側に位置
するようにして回転自在に係止され、少なくとも一部が
前記溝の内壁に対向するように配置された長尺の板バネ
と、少なくとも前記プリント基板の縁辺とで形成する角
度が前記板バネの前記回転部材側の係止端が前記回転部
材の回転軸を越えて前記プリント基板側の係止端と同じ
側に位置するだけの回転角となるような前記回転部材上
の部位に、該回転部材と一体的に形成されるアーム部と
により構成され、 前記板バネが変形してない状態のとき、前記板バネと前
記溝の内壁との間に間隙が形成され、前記板バネを縮小
させる方向に前記回転部材を回転させた際、前記板バネ
が前記溝の内壁を押圧するように変形し、前記板バネの
前記回転部材側の係止端が前記回転部材の回転軸を越え
て前記プリント基板側の係止端と同じ側に位置するまで
前記回転部材を回転させた後は、前記板バネの復元力が
前記板バネを縮小させる方向と同じ向きに前記回転部材
を付勢し、前記アーム部が前記プリント基板の縁辺に押
し当てられることで、前記板バネの復元力による前記回
転部材の回転が規制され、前記板バネが前記溝の内壁を
押圧する力の反作用が持続的に生じ、前記プリント基板
を前記溝の逆の内壁に押しつける方向に付勢する ことを
特徴とするプリント基板固定具。 - 【請求項２】 前記板バネが予め前記溝の内壁を押圧す
るような向きに撓む弓形形状に形成されていることを特
徴とする請求項１記載のプリント基板固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03789295A JP3341100B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | プリント基板固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03789295A JP3341100B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | プリント基板固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08236967A JPH08236967A (ja) | 1996-09-13 |
| JP3341100B2 true JP3341100B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=12510201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03789295A Expired - Fee Related JP3341100B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | プリント基板固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341100B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5363138B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2013-12-11 | ミネベア株式会社 | ファン装置 |
| CN112804834B (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-25 | 四川英创力电子科技股份有限公司 | 一种工装定位印制电路板的高精密治具及工作方法 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP03789295A patent/JP3341100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08236967A (ja) | 1996-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020319 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020702 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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