JP3340869B2 - 熱収縮性フイルムの弧状溶断シール方法及び弧状溶断シール装置 - Google Patents

熱収縮性フイルムの弧状溶断シール方法及び弧状溶断シール装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱収縮性フイルムの弧
状溶断シール方法及び弧状溶断シール装置に関する。さ
らに詳しくは、本発明は、容器を熱収縮性フイルムによ
りシュリンク包装する際に、容器にスリーブ状の熱収縮
性フイルムを装着後、容器頭部の形状に合わせた弧状溶
断シールを行うことにより、熱収縮後のフイルムが容器
に完全にフィットし、美麗な外観を有する包装容器とす
ることができる熱収縮性フイルムの弧状溶断シール方法
及び弧状溶断シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、包装技術の進歩に伴い、熱収縮性
フイルムが食品の包装、雑貨玩具類などの包装、工業製
品の包装などに広く使用されるようになり、特に、容器
の外周に熱収縮性フイルムを装着して包装することは広
く行われている。これは、容器の塵埃による汚れを防い
だり、印刷した熱収縮性フイルムをラベルとして利用し
たり、フイルムの装着により容器が開封されていないこ
とを保証したり、あるいは、容器の蓋を固定して内容物
の漏出を防止するためである。このようなシュリンクラ
ベルやキャップシールは、ラベルの貼り付けなどに比べ
て、大幅に工程を合理化することができるために普及し
ている。容器を熱収縮性フイルムでシュリンク包装する
ためには、筒状熱収縮性フイルムを直線状に溶断シール
し、一辺のみを開口部とした長方形の袋状の熱収縮性フ
イルムを容器に装着して加熱収縮せしめるか、あるい
は、筒状熱収縮性フイルムを容器頭部の形状に合わせて
弧状に溶断シールした袋状の熱収縮性フイルムを容器に
装着して加熱収縮せしめていた。直線状に溶断シールし
た長方形の袋状の熱収縮性フイルムを用いた場合は、収
縮したフイルムと容器頭部の密着性が十分でなく、フイ
ルムの収縮後長方形の角が小さい突起となって残り、容
器の美的外観を損なうという問題が生ずる。そのため、
次第に、容器頭部の形状に合わせた弧状溶断シールを有
する熱収縮性フイルムが多く採用されるようになってい
る。従来は、筒状熱収縮性フイルムの容器頭部の形状に
合わせた弧状溶断シールは、シュリンク包装ラインとは
別の工程で行われていた。容器に装着する袋状の熱収縮
性フイルムの寸法が容器の外周寸法に比べて大きいと、
加熱収縮率が大きくなり、熱収縮性フイルムに印刷が施
されている場合には、印刷に大きな歪みを生ずることに
なって、容器の美的外観を著しく損ね商品価値を落とす
という欠点がある。さらに、容器の寸法に比して大きい
熱収縮性フイルムを使用すると、フイルム資材費も嵩む
という問題がある。そのため、袋状の熱収縮性フイルム
の寸法を容器の外周寸法にできるだけ近づけ、熱収縮性
フイルムの熱収縮率をできるだけ小さくすることが必要
である。しかし、袋状の熱収縮性フイルムと容器のクリ
アランスが小さいと、容器に袋状の熱収縮性フイルムを
装着するとき中の空気が抜けがたく、装着が非常に困難
で高速化することもできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容器を筒状
熱収縮性フイルムを用いてシュリンク包装する際に、容
器の外周寸法との寸法差の小さい熱収縮性フイルムを用
いても、装着のための困難がなく高速処理が可能であ
り、美的外観にすぐれた包装体を得ることのできる熱収
縮性フイルムの弧状溶断シール方法及び弧状溶断シール
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、熱収縮性フイル
ムをスリーブ状にて容器に装着した後、弧状溶断シール
することにより、容器の外周寸法と寸法差の小さい筒状
熱収縮性フイルムを高速で装着し得ることを見いだし、
この知見に基づいて本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明は、 1.スリーブ状の熱収縮性フイルムを弧状溶断シールす
る方法であって、 (1)横方向の熱収縮率が20〜70%で縦方向の熱収
縮率が0〜30%であって、次工程でスリーブ状の熱収
縮性フイルムを容器からはずすことなく、弧状溶断シー
ルができる位置まで引き上げたときに、スリーブ状の熱
収縮性フイルムがずり落ちない程度に、容器の外周寸法
との寸法差が小さく形成されたスリーブ状の熱収縮性フ
イルムを容器に装着する工程、 (2)前工程で一旦装着された該フイルムを容器からは
ずすことなく、弧状溶断シールができる位置まで引き上
げる工程、 (3)フイルム押さえ板及びこれに対向する受け板にて
該フイルムを挟持し、該フイルムを容器頭部の形状に合
わせた弧状の溶断シール刃により溶断シールする工程、
からなるスリーブ状の熱収縮性フイルムを、その収縮特
性を損なうことなく、容器頭部の形状に合わせて溶断シ
ールすることを特徴とする熱収縮性フイルムの弧状溶断
シール方法、 2.フイルムを溶断シールすると同時に、溶断シールさ
れた外側のスクラップ片を引き取り装置によりクランプ
して引き取り、吸引又はエアーブローにて取除く、第1
項記載の熱収縮性フイルムの弧状溶断シール方法、 3.スリーブ状の熱収縮性フイルムを弧状溶断シールす
る装置であって、 (1)横方向の熱収縮率が20〜70%で縦方向の熱収
縮率が0〜30%であって、次工程でスリーブ状の熱収
縮性フイルムを容器からはずすことなく、弧状溶断シー
ルができる位置まで引き上げたときに、スリーブ状の熱
収縮性フイルムがずり落ちない程度に、容器の外周寸法
との寸法差が小さく形成されたスリーブ状の熱収縮性フ
イルムを容器に装着する機構、 (2)前工程で一旦装着された該フイルムを容器からは
ずすことなく、弧状溶断シールができる位置まで引き上
げる機構、 (3)フイルム押さえ板及びこれに対向する受け板にて
該フイルムを挟持し、該フイルムを容器頭部の形状に合
わせた弧状の溶断シール刃により溶断シールする機構、
からなるスリーブ状の熱収縮性フイルムを、その収縮特
性を損なうことなく、容器頭部の形状に合わせて溶断シ
ールすることを特徴とする熱収縮性フイルムの弧状溶断
シール装置、 4.熱収縮性フイルムを挟持するためのフイルム押さえ
板及び溶断シール刃がシリンダーにより移動する同一基
板上に設置されてなる第3項記載の熱収縮性フイルムの
弧状溶断シール装置、 5.溶断シール刃が支持ブロックに固定され、支持ブロ
ック中に溶断シール刃を加熱するためのヒーターが埋め
込まれてなる第3項又は第4項記載の熱収縮性フイルム
の弧状溶断シール装置、及び 6.フイルム押さえ板が冷却装置を有する第3項、第4
項又は第5項記載の熱収縮性フイルムの弧状溶断シール
装置、を提供するものである。
【0005】本発明により熱収縮性フイルムを装着する
ことができる容器の材質及び形状には特に制限はなく、
材質については、ガラス製、金属製、木製、陶磁器製、
プラスチック製などの容器を使用することができ、ま
た、形状については、円筒状、楕円筒状、角柱状、チュ
ーブ状などの容器を使用することができる。容器の内容
物についても特に制限はなく、液体、粘稠液状体、ペー
スト、粉末、顆粒、粒状物などを充填した容器を用いる
ことができる。本発明に用いる熱収縮性フイルムには特
に制限はなく、例えば、Tダイでフイルムを押し出した
のち同時又は逐次二軸延伸を行ったフイルム、一軸延伸
フイルム、あるいは、インフレーション加工装置により
延伸したフイルムなどを用いることができる。熱収縮性
フイルムの材質にも特に制限はなく、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリアミドなどのほか、異なった樹脂を積層
した多層フイルムも使用することができる。本発明に用
いる熱収縮性フイルムは、横方向の熱収縮率が縦方向の
熱収縮率より大きいアンバランスドフイルムであること
が好ましく、特に横方向の熱収縮率が20〜70%、縦
方向の熱収縮率が0〜30%のものが好ましい。本発明
に用いる熱収縮性フイルムの厚さは、特に制限はなく、
通常10〜200μm、好ましくは10〜100μmの
フイルムを使用することができる。
【0006】以下、図面により本発明を説明する。図1
は、本発明方法及び装置の一例を示す工程図である。本
発明において、筒状熱収縮性フイルムを切断し、開口し
た両端を有するスリーブ状の熱収縮性フイルム1を容器
2に装着する。スリーブ状の熱収縮性フイルムを容器に
装着する方法には制限はなく、例えば、直立して静置し
た容器に上方よりスリーブ状の熱収縮性フイルムを装着
することができ、あるいは、本図の点線で示すように下
端が開いたスリーブ状の熱収縮性フイルムに、プランジ
ャー3などにより容器を押し上げて装着することができ
る。スリーブ状の熱収縮性フイルムは両端が開口してい
るので、容器の外周寸法と筒状熱収縮性フイルムの寸法
差が小さくても、空気は自由に出入し、抵抗なく高速度
でスリーブ状の熱収縮性フイルムを容器に装着すること
ができる。次いで、スリーブ状の熱収縮性フイルムを装
着した容器より、フイルムを容器からはずすことなく、
弧状溶断シールができるまで引き上げる。フイルムを引
き上げる方法には特に制限はなく、例えば、スリーブ状
の熱収縮性フイルムの上端部をフイルム引き上げチャッ
ク4により挟持し、所定の位置まで引き上げることがで
きる。容器の外周寸法とスリーブ状の熱収縮性フイルム
の寸法の差は小さいので、引き上げたスリーブ状の熱収
縮性フイルムはその位置にとどまり、ずり落ちることは
ない。引き上げたスリーブ状の熱収縮性フイルムは、そ
の上端部を容器頭部の形状に合わせた弧状の溶断シール
刃により溶断シールする。図2は、溶断シール装置の一
態様の部分断面図である。容器2は、容器クランプ装置
5により、両側より下部を支持し位置を固定する。引き
上げたスリーブ状の熱収縮性フイルム1は、フイルムク
ランプ装置6により、両側より下部を容器表面に押し付
け、位置を固定する。容器クランプ装置及びフイルムク
ランプ装置には、圧着ばね7を取り付けることができ
る。引き上げたスリーブ状の熱収縮性フイルムの上部
は、フイルムを挟んで一方にフイルム押さえ板8及び弧
状の溶断シール刃9が位置し、他方に受け板10が位置
する。フイルム押さえ板及び弧状の溶断シール刃は、同
一の基板11上に設置することができる。フイルム押さ
え板及び弧状の溶断シール刃を設置した基板は、例え
ば、シリンダー12により往復運動をすることができ
る。受け板は、固定位置にあってもよく、あるいは、シ
リンダーなどにより往復運動をすることもできるが、通
常は受け板を固定せしめ、フイルム押さえ板及び溶断シ
ール刃を移動せしめることにより、本発明の目的を達成
することができる。弧状の溶断シール刃は支持ブロック
13に取り付け、支持ブロックにはヒーター14を埋め
込み溶断シール刃を加熱する。必要に応じて、フイルム
押さえ板には冷却装置を設けることができる。
【0007】図3は、フイルム押さえ板及び溶断シール
刃の一態様の正面図である。弧状の溶断シール刃9を、
弧状の下縁を有する支持ブロック13に取り付ける。支
持ブロックには、点線で示すヒーター14を埋め込み、
溶断シール刃を加熱する。溶断シール刃の下方には、フ
イルム押さえ板8を設ける。フイルム押さえ板は、上縁
が弧状をなし、熱収縮性フイルムの溶断シール線15の
近傍までを押圧する。フイルム押さえ板には、点線で示
す冷却水出入口16及び冷却水溝17を設け、スリーブ
状の熱収縮性フイルムをクランプしたとき、該熱収縮性
フイルムが収縮しないように冷却する機構になってい
る。溶断シール刃9を取り付けた支持ブロック13及び
フイルム押さえ板8は、同一の基板11に取り付け、溶
断シール刃とフイルム押さえ板を一体とすることができ
る。一体とした溶断シール刃とフイルム押さえ板を、シ
リンダーにより熱収縮性フイルム方向に押し出し、フイ
ルム押さえ板を圧着ばね18により受け板に押圧し、フ
イルム押さえ板と受け板で熱収縮性フイルムを挟持し、
同時に押し出した弧状の溶断シール刃により溶断シール
する。溶断シールのための加熱は部分的に行われるの
で、スリーブ状の熱収縮性フイルム収縮特性を損なうこ
とがなく、美麗な容器のシュリンク包装を行うことがで
きる。本発明において、フイルム押さえ板及び溶断シー
ル刃に対向する受け板の表面には、ゴム、紙又はテフロ
ンなどの比較的高弾性率の弾性体を装着し、そのクッシ
ョン効果により、熱収縮性フイルムの挟持と溶断を確実
なものとすることができる。本発明に用いる弧状の溶断
シール刃の形状は、容器頭部の形状に合わせて任意に選
ぶことができ、例えば、円弧状であってもよく、なめら
かな弧状であってもよく、あるいは容器頭部の形状に合
わせた複数の弧を組み合わせた形状であってもよい。溶
断シールにより発生した外側のスクラップ片19は、引
き取り装置20によりクランプして引き取り、吸引又は
エアーブローにて取り除くことができる。上部を弧状に
溶断し、発生したスクラップ片を取り除いた筒状熱収縮
性フイルムは、フイルム引き下げローラー21などによ
り、溶断シール部が容器の頭部に接するまで引き下げる
ことができる。
【0008】
【発明の効果】本発明方法及び装置によれば、容器に両
端が開口したスリーブ状の熱収縮性フイルムを装着した
のち、その上部を弧状に溶断シールするので、容器の外
周寸法と寸法差の小さい筒状熱収縮性フイルムを高速で
装着することができ、加熱収縮する際の収縮率が小さ
く、フイルムに印刷したデザインや文字がずれることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明方法及び装置の一例を示す工程
図である。
【図2】図2は、溶断シール装置の一態様の部分断面図
である。
【図3】図3は、フイルム押さえ板及び溶断シール刃の
一態様の正面図である。
【符号の説明】
1 スリーブ状の熱収縮性フイルム 2 容器 3 プランジャー 4 フイルム引き上げチャック 5 容器クランプ装置 6 フイルムクランプ装置 7 圧着ばね 8 フイルム押さえ板 9 溶断シール刃 10 受け板 11 基板 12 シリンダー 13 支持ブロック 14 ヒーター 15 溶断シール線 16 冷却水出入口 17 冷却水溝 18 圧着ばね 19 スクラップ片 20 引き取り装置 21 フイルム引き下げローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−289422(JP,A) 実開 平6−57806(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 53/00 - 53/06 B65B 51/10 - 51/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブ状の熱収縮性フイルムを弧状溶断
    シールする方法であって、 (1)横方向の熱収縮率が20〜70%で縦方向の熱収
    縮率が0〜30%であって、次工程でスリーブ状の熱収
    縮性フイルムを容器からはずすことなく、弧状溶断シー
    ルができる位置まで引き上げたときに、スリーブ状の熱
    収縮性フイルムがずり落ちない程度に、容器の外周寸法
    との寸法差が小さく形成されたスリーブ状の熱収縮性フ
    イルムを容器に装着する工程、 (2)前工程で一旦装着された該フイルムを容器からは
    ずすことなく、弧状溶断シールができる位置まで引き上
    げる工程、 (3)フイルム押さえ板及びこれに対向する受け板にて
    該フイルムを挟持し、該フイルムを容器頭部の形状に合
    わせた弧状の溶断シール刃により溶断シールする工程、 からなるスリーブ状の熱収縮性フイルムを、その収縮特
    性を損なうことなく、容器頭部の形状に合わせて溶断シ
    ールすることを特徴とする熱収縮性フイルムの弧状溶断
    シール方法。
  2. 【請求項2】フイルムを溶断シールすると同時に、溶断
    シールされた外側のスクラップ片を引き取り装置により
    クランプして引き取り、吸引又はエアーブローにて取除
    く、請求項1記載の熱収縮性フイルムの弧状溶断シール
    方法。
  3. 【請求項3】スリーブ状の熱収縮性フイルムを弧状溶断
    シールする装置であって、 (1)横方向の熱収縮率が20〜70%で縦方向の熱収
    縮率が0〜30%であって、次工程でスリーブ状の熱収
    縮性フイルムを容器からはずすことなく、弧状溶断シー
    ルができる位置まで引き上げたときに、スリーブ状の熱
    収縮性フイルムがずり落ちない程度に、容器の外周寸法
    との寸法差が小さく形成されたスリーブ状の熱収縮性フ
    イルムを容器に装着する機構、 (2)前工程で一旦装着された該フイルムを容器からは
    ずすことなく、弧状溶断シールができる位置まで引き上
    げる機構、 (3)フイルム押さえ板及びこれに対向する受け板にて
    該フイルムを挟持し、該フイルムを容器頭部の形状に合
    わせた弧状の溶断シール刃により溶断シールする機構、 からなるスリーブ状の熱収縮性フイルムを、その収縮特
    性を損なうことなく、容器頭部の形状に合わせて溶断シ
    ールすることを特徴とする熱収縮性フイルムの弧状溶断
    シール装置。
  4. 【請求項4】熱収縮性フイルムを挟持するためのフイル
    ム押さえ板及び溶断シール刃がシリンダーにより移動す
    る同一基板上に設置されてなる請求項3記載の熱収縮性
    フイルムの弧状溶断シール装置。
  5. 【請求項5】溶断シール刃が支持ブロックに固定され、
    支持ブロック中に溶断シール刃を加熱するためのヒータ
    ーが埋め込まれてなる請求項3又は4記載の熱収縮性フ
    イルムの弧状溶断シール装置。
  6. 【請求項6】フイルム押さえ板が冷却装置を有する請求
    項3、4又は5記載の熱収縮性フイルムの弧状溶断シー
    ル装置。
JP31246394A 1994-06-27 1994-11-22 熱収縮性フイルムの弧状溶断シール方法及び弧状溶断シール装置 Expired - Lifetime JP3340869B2 (ja)

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